今、断罪劇が行われようとしている――。
アレグリア侯爵家に生まれたロズリーヌ・ジョゼット・ミオット。優秀で、家柄も良い彼女だったが、ここ数年は、自身の婚約者である第一王子エミール・イェルド・クリスティアン・オベールとの不仲が囁かれて
いた。
妃教育も大詰めに差し掛かっていたが、エミールが貴族学院を卒業するその日、事件は起きた。
ここ最近の「お気に入り」らしい男爵令嬢を伴って、エミールが突然ロズリーヌを糾弾し始めたのだ。
ロズリーヌは複雑な心境で、けれども強くあらんと、そんな二人に対峙する――。
n番煎じから始まる、やっぱりn番煎じかもしれないし、そうでないかもしれない物語。
※ざまぁ要素あり。
※一部ド・シリアスなので苦手な人は要注意。
※一部、人の死に関する表現が含まれています。
※なんかいろいろ可哀想。
※週に一回~更新予定(不定期)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 06:30:00
66539文字
会話率:39%
裏切った婚約者を捨て、自身を貶めた子爵令嬢を追いやり、現実を突きつけてきた公爵令息に愛を囁き――そして、拒絶した。
自らの手で家族に引導を渡した彼女は、いまやただのアリシア・ウォーグレンである。
もう何もない。
彼女の手には、何も。
※シリアス注意。
※前作「窓明かりの向こう側」の続編ですが、「これ(前作)で終わりでいい!」という方はスルーしてくださいませ。
※更新遅めになる予定。
※ヒロインは相変わらず情緒不安定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 08:00:00
1761文字
会話率:24%
ある日目が覚めたら、見ず知らずの青年が住む深い森の中の小屋にいた。
そこは日本でもなく、地球でもなく。そしてわたしは銀髪に緑の目の子供になっていた。
その世界には魔物がいて、魔法があった。
いわゆる、異世界転生・・・!
青年とわたしの魔
の森での小屋暮らし。
◇ヨーロッパ風、王制のある世界です。魔法があります。ゆるふわ設定、ご都合主義の恋愛物です。魔法はありますが、前世の記憶でのチートはありません。
ほのぼの系恋愛のつもりなのですが、魔物を殺すシーンはあります。ご注意くださいませ。
ご理解の上、お読みいただけますと幸いです。
完結まで登録済みです。
どうぞよろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-26 14:06:21
8548文字
会話率:22%
わたしは魅了の力を持っている。病で亡くなった母から受け継いだ魔法の力だ。母は『賢く使って幸せになりなさい』とわたしに言った。
わたしだって昔話にある、悪役の『魅了の魔女』みたいに処刑されたくない。
賢く使って完璧な男性と幸せな家庭を手に入れ
る!
魔法の力を持つ子爵令嬢が、貴族学園で結婚相手を探すお話です。
3話完結です。
ざまあはありません。ハッピーエンドです。
設定はゆるふわ西洋風異世界です。ご理解の上お読みいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 18:00:00
5831文字
会話率:42%
ある日気づいたら、男爵令嬢のわたしは王子の婚約者候補として王宮に住んでいた。そしてこの1年の記憶がすっぽりと抜け落ちていた。
一体わたしに何が起きたの?
王子には婚約者の公爵令嬢がいたはずなのに。
王子は優しいけれど、何かがおかしい……。
設定はゆるふわヨーロッパ風異世界です。ざまあはありません。
作者的にハッピーエンドです。
ご了承の上、お読みくださいませ。
R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-11 10:00:00
3184文字
会話率:23%
神の使いのコウノトリが、愛し合う二人のもとに愛の結晶を届ける。
そんな伝承の通り、愛し合っている二人が一緒に寝ると子宝が授けられる世界。
そんな世界で繰り広げられる、様々な恋愛模様。
その中で、百合色に彩られた世界の断片。
少しだけお節
介な神様が、背中を押す。
そんな世界の物語。
※共通の世界設定で女の子同士がいちゃいちゃする世界を書いてみよう、という企画から始まりました。
女の子同士が軽率に幸せになっちゃう、そんな世界を一緒に作ってみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 19:46:02
3314文字
会話率:33%
魔女は語り、語られる。彼女たちの唇は愛を歌い、双眸は宝石の如く輝いた。国の興亡の只中、五人の女と人々の奇譚。
[魔女を主題とした短編連作形式の作品を一章=一話で掲載。一話ごとに完結、全四話。一話ずつでも読めますが、通して読むと補完される部分
があります。]
一話「偉大なるマリヤ」(三人称・欧風)-最も偉大な魔女とされる女、マリヤ。ある時彼女の元を訪った〝国守り〟のエスタアルは、彼女に「何故魔女は土地を守護するのか」と問う。魔女が微笑み語る、婚礼から始まるその“生い立ち”と長い永い半生。
二話「エンドリカの息子」(一人称・欧風・残酷描写有)-嵐を呼ぶ、災いの魔女と称される伝承の気狂い女エンドリカ。彼女の息子と呼ばれた刑吏の男と彼の目付け役の王代候の仕事の大半は、王命による留まらぬ処刑。王は何故、三百人も殺すのか……分からぬままに処刑は続き、やがて――
三話「アルニは死んだ」(三人称・アジア風?)-宦官ジャンタームの主は絶世の美女、黄金姫アルニラット。州候を務める彼女は雨を退ける力をかつての巫女から受け継いだ、晴れの巫女でもあった。二人の女の間で執り行われた力の継承、彼女たちを崇拝した男と、州の行く末。
四話「女将アガーヴェの伝説」(一人称・南米風?・軽い食虫描写有)-伝説の残る魔女アガーヴェの調査の為に田舎町へと出向いた研究家タツマ。彼女が語り、語られた、女将の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-24 11:20:19
111373文字
会話率:32%