魔力を生み出す力がないと生きられない世界で、双子のフィオナとセシルは不完全に生まれた。フィオナは魔法を使う力がない代わりに、魔力を生み出す力を二人分。セシルは魔法を使う力を二人分持つ代わりに、魔力を生み出す力を持たなかった。
セシルはフィ
オナに魔力を与えられて命を繋ぎ続け、一人前の人のように振る舞っている。しかし両親にセシルに魔力を与えるための道具として扱われているフィオナには、家の外に出る自由すら与えられなかった。母親に虐げられ、退屈と憂鬱を煮詰めたような日々を過ごす中、セシルだけがフィオナに優しかった。双子の弟と大切なものを奪い合って生まれてきたと思っているフィオナには、その理由が分からずにいる。
少しでも自立するために薬草を育て始めるフィオナと、それを手伝うセシル。薬草作りを通して少しずつ仲を深めていく二人。セシルはフィオナへの執着心を隠しつつも、彼女が心を開きつつあることに喜んでいたが、セシルが通う学園に彼を恋い慕う少女がやってくる……。
※ヤンデレ、近親愛
※若干の性描写と暴力描写あり
※フィオナを主人公として読むかセシルを主人公として読むかで、メリバかハピエンかが変わります。
全21話+番外編3話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:00:00
34143文字
会話率:48%
兄弟BLの2000字程度の短編です。弟→兄要素が強く、暴力的、性的な描写が含まれるものもあります。それぞれの話が独立しています。
最終更新:2024-03-20 22:42:23
8509文字
会話率:49%
姉妹百合の1000字程度の短編です。それぞれの話が独立しています。
最終更新:2023-07-12 06:51:17
17176文字
会話率:38%
兄弟BLの1000字程度の短編です。それぞれの話が独立してます。
最終更新:2023-07-03 19:48:24
36961文字
会話率:50%
どうということもない日常がほしい。
素朴なものがほしい。
未来を信じた決意が望んだ未来を遠ざけた。身近にあった手放せないものまで遠退いて闇に沈んだ。
同じテーブルで、ティーカップやオーバルプレートに向かえたら、それだけでよか
った。
たったそれだけのことに、手が届かない。
それでも手を伸ばしてゆく。
……あの決意は、間違いじゃなかった。
そう信じたから。
今もそうだと、信じているから。
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※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
更新:不定期の水曜から土曜に一頁ずつを予定。
完結:五頁を予定。
関連作品:前作「破綻の日常」「幸福の踏台」「冥姫の断凍」「破滅の怨恨(連載中)「水面の木の葉(連載中)」
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 06:00:00
91257文字
会話率:61%
陰の感動と尊敬を経て、思いもしない出逢いをした。
一際の輝きを包みたくて自分を棄ててしまった幼さ。愛するひとの奥底に届かない屈折。
踏み出すことのできなかった過去を背に、自ら作ってしまった別れがあった。
出逢いと別れを一つの
弾丸に込めて──。
受け止めてくれた大地から未来へ踏み出そう。
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※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
更新:不定期の水曜から土曜、一頁ずつを予定。
完結:七頁を予定。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 06:00:00
134083文字
会話率:64%
見上げるのも見下ろすのも、冷たくて温かい稜線の空気。
宮殿から視ていたのはなんだろうか。答の出ない問や過去に絡め取られた脚になんの意味があろうか。
優柔なる少女は、望みを確かとするなら長い冬を受け入れ、氷河と進む。
傷つけられ
、奪われた先は、対立か、協調か、それとも、成就か。
「──、聞かせてください」
怨念に歩み寄る幼い願いの物語を──。
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※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
更新:一四から二一日ごと、金曜日に一頁ずつを予定。
完結:一九頁を予定。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 18:54:07
401124文字
会話率:66%
桜 璃優、琥烏、璃乃は三つ子だった。
日々の高校生活の中で、ささやかな夢を追うコウ。
しかし、姉と妹はそれを望ましく思ってはいなかった。
加えて、きょうだいでありながら、二人は恋愛感情を持っていて……近親愛の果てにあるものはどんな結末を生
むのか……
この作品は10年以上前にGREEで執筆したものの、転載にらなります。
未熟な文ではありますが、加筆修正なくそのまま転載させていただきます。
また、この作品はGREEのリンクを利用したルート選択がありますが、
こちらではリンクを活用せず、全てのルートを載せようと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-18 15:00:00
90324文字
会話率:48%
絵を描くことが好きな内気な女子高校生が、一人を好むどこか浮世離れした男子高校生に恋をした。
恋をしているからこそ気づいた、彼の好きな人。
――彼の好きな人は、わたしじゃない。
彼女たちの想いは、一体どこへ辿り着くのか。
※本作は「カ
クヨム」にも投稿しています。
※近親愛の表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-27 19:40:33
32577文字
会話率:52%
ああいわあかたはなかあやなかたなあ
最終更新:2022-10-17 01:00:00
1893文字
会話率:12%
『転生王子の道中記 ~アラフィフ女という前世の記憶を持つ青年~』の主人公レンフィールドと特に関り合いのない同級生である転生男爵令嬢から見たグリース法王国の話。
恋愛要素なし。でも近親愛ありなので苦手な方は御注意です。
本編の世界観の補足要素
が強め。
地雷案件のある方はキーワードタグを参照の上でお読みください……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 14:00:00
4714文字
会話率:8%
前世の記憶があるが特に活用するつもりもない悪役令嬢・ヴィオレット。
前の生の記憶に振り回されるなんて煩わしい――そう思いながらも、どうにもそれは手強いらしく、なかなかどうしてうまく折り合いがつけられないでいる。
ガチめに性格が悪くて容赦の
ない弟と、ガチめに弟が嫌いな毒舌姉の、行き着く先とは。
※倫理観はないです。主軸は近親愛。R15は保険。
※話の構成上、現在と過去(あるいは幕間)を交互に投稿しているので、時系列にはお気を付けください。幕間の時系列は不透明で蛇足。
※全17話、20時更新予定。
※この作品はアルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-22 20:00:00
67763文字
会話率:42%
あの日から、俺の人生は狂い始めた。
最終更新:2021-10-26 23:29:36
6735文字
会話率:4%
僕が好きになった相手は、実の妹だった。
そして、妹が好きになった相手は、僕の……担任。既婚者である先生だった。
世間とは違う、普通じゃない、理解されない恋をした僕たち。諦めるのが普通だと分かっている。けど、それでも願わずにはいられない。手
に入れたいと、思ってしまう。これはそんな、普通じゃない、僕らの物語
*本作品は青春群像劇であり近親愛や略奪愛、同性愛など一般的ではない恋に加え、多数の人物の視点によって進行していきます。あらかじめご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 10:00:00
359543文字
会話率:35%
後の世に、エーデルロート一族虐殺事件と呼ばれる惨劇があった。
この陰惨な殺人事件は、名門貴族エーデルロート家に恨みを持つ男が起こしたと言われている。
――――兄に恋する少女。妹に恋する青年。婚約者の妹に恋した男。
罪と知りながらも望んで
破滅の道を歩んだ彼らの愛は、嘘で守られたまま誰にも踏み荒らされることはない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 01:39:50
30368文字
会話率:25%
うちの妹はかわいくて頭がよくて優しい。
まさしく自慢の妹だ。間違いない。
今年もバレンタインデーがやってきた。
妹は兄の自分に手作りチョコレートを毎年作ってくれる。
義理だから、と言って。
最終更新:2021-05-20 21:09:11
637文字
会話率:0%
『残念ながらお2人の人生は終わってしまいました』
なんてよくあるフレーズから始まった、狙撃手(アーチャー)のシスコン兄と狂信者(ヒーラー)のブラコン妹のまったり物語(ストーリー)。
女神の頼みを引き受け、出会っていく仲間…重装者(タンク)
のエルフ、魔導師(マジシャン)のハーフエルフ、鍛治師(スミス)の転生者と共に、時に王様や王様の夫人…更に女神や眷属まで巻き込みつつ旅先で料理を広めてゆく事に。
※主人公は妹の方です
※作中は以下の要素を含みます、苦手な方はご注意下さい
【近親愛・同性愛(主に百合)・クトゥルフな詠唱】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-10 00:00:01
414157文字
会話率:42%
普通の高校生として日々を過ごす殺人鬼、椿坂茉莉。彼女が冬の雨の日に一目惚れした男は、殺人鬼に姉を殺された刑事だった。
最終更新:2020-06-20 21:47:36
34067文字
会話率:63%
ルカヤには兄がいる。
足癖は悪いが金髪碧眼の美青年。口調は荒いが所作は優雅。短気だが面倒見がいい。
欠点すらも美点に見える大好きな兄だ。
ルカヤは、祖母が兄によく似た妹を期待していたために疎まれ、二人ささえあって生きてきた。
自
立を焦るルカヤは、やや心配性気味な兄と自らの不器用に悩みながらも、狭い世界でそれなりに幸せに暮らしていこうと望んでいたが……
ルカヤの知らぬうちに、兄は幼い頃からの歪みを育んでいたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 00:29:22
125587文字
会話率:28%
四葉 桜は主婦である。旦那は教師で、息子は20歳になっていた。桜は旦那も愛していたし、息子も愛している。そんな日常から始まる物語。
桜は思う。
真の意味での愛とは 他人の気持ちを顧みず、自らの気持ちを貫き通す事ではないだろうか。
最終更新:2019-05-03 00:26:00
9492文字
会話率:30%
元最強の英雄のアルファは一度平和な世界に住みたいと思い、日本のある男性に転生したが、そこでビル火災に巻き込まれてしまい皆を避難させていたら逃げ遅れてしまった。九のために自分という一を切り捨てたその男性は二十もの転生特典を貰い、再びアルファの
名を持って村人に転生した。そして、十五歳のある日、幼馴染で婚約者で聖女のセレナを勇者に連れて行かれてしまい、妹と一緒に取り返す旅に出た。そこで多くの仲間と出会い、ハーレムまでできてしまうハメに!?
そして、自身の元ある力に目覚めた時、運命が動く。
尚、ハーメルン様でも連載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-10 20:20:23
6526文字
会話率:52%
日本から転生してきた小説好きの少年はある日、本を買った帰りに通り魔に刺され死亡し、イリタリア王国のある家庭の赤子として転生した。そして、16歳になったアレン・リーデルシュタインは聖騎士団に入ることになった。
その聖騎士団の団長は厳格で有名で
アレンは入団後のことを憂いでいた。そんな中、家に団長直筆の手紙で召喚され、団長室に行くとそこにいたのはフルプレートメイルに身を包んだ人物で……
なお、この小説に掲載されている名前と容姿がほかの小説と被っている場合がございますが一切関係はありません。重ねて、本の題名として、CHIROLU様の『うちの娘の為ならば、俺はもしかしたら魔王も倒せるかもしれない。』が入っております。
基本的には主人公視点で書こうとは思っておりますが、その時々で視点は変化します。第三者はありません。
この小説は、ハーメルン様でも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-03 00:01:04
15029文字
会話率:57%
https://ncode.syosetu.com/n8465er/の続編です。
アンデシュダール戦記は三部構成で、こちらは第二部【青の王子に祝福を】となります。
まずは一部を読んでいただいてから、第二部へとお進みいただければ幸いです&l
t;(_ _*)>
【青の王子に祝福を~アンデシュダール戦記2~】あらすじ
簒奪者の手から国を奪還したノヴァーリス。失ったものも多かったが、彼女は新女王としてロサを導いていく運命にあった。
そんな時にノヴァーリスを訪ねてきたのは、森の民と呼ばれる獣人の二人。拐われた仲間を助けたいと話す彼女の言葉を聞いたノヴァーリスは。
また遂にムーンダストの野望が動き始めた。死んだはずの青のダリアは生きていて、名をセイリュウと呼ばれていたのだ。
相思相愛だと知った後に死んでしまったシウンと瓜二つの少年にノヴァーリスは動揺する。
またノヴァーリスとの結婚のためと彼が望む王族の姿になろうと、自国ハイドランジアに帰ろうとするオウミ。
大陸全土を舞台にする、陰謀渦巻く愛と裏切りの群像劇ファンタジー第二部開幕。
(以下敬称略)
【表紙】尚白
【挿絵】城崎紫苑
【地図】すずめの親玉
※挿絵があるページは★を付けることにしました。☆は四コマやオマケイラストがついております。◎には相関図。
※表紙絵、挿絵、地図はすべてこの小説の為に描いて貰ったモノです。無断転載などは止めてくださいね。
※また様々な思惑や考え方を持つ人物が登場する為、タグが足りません。同性愛や近親愛などの傾向を持っている人物も出てきます。さらっと触れるだけですが、苦手な方は申し訳ありません。
※マグネットにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-23 15:45:35
5234文字
会話率:14%
【陰謀渦巻く愛と裏切りの群像劇ファンタジー戦記(逆ハー風味)】
アンデシュダール大陸には幾つもの国や民族が存在する。そしてその中でも女を王として戴くのはロサだけだった。
そのロサで現女王に待望の世継ぎが生まれた。
彼女は青の薔薇と呼ばれる―
―国を滅ぼす不吉な姫と予言されたが、女王は我が子を殺さずに十五年間育てる。それは奇しくも三年前同じように国を滅ぼすと言われ殺された隣国ダリアの第三王子――青のダリアとは異なる運命となった。
そして十五歳になった王女――ノヴァーリスには初恋の相手によく似ていて現在片想いをしているシウンという執事兼護衛剣士がいた。だが彼女にはきちんとした隣国の第二王子という婚約者もいて、その恋は叶わないことをよく理解していた。
そして婚約者と初対面となる十五歳の祝賀会の夜、事件は起きたのだ。
ロサを覆う曇天。
会場を染める血飛沫。
阿鼻叫喚の城内からノヴァーリスはシウンと二人脱出する。
これが彼女の戦いの始まりだとは露知らず……。
――小さな淡い恋の秘密と蠢く強大な陰謀。
協会(魔法使いの巣)は敵か味方か。
徐々に大陸全土を巻き込む嵐は多くの出会いと別れを生み、残酷な運命は嘲笑うかのようにノヴァーリスの身に降り注ぐ。
様々な思惑や想いが交差し、濁流となって彼女を飲み込もうとするが、それに翻弄されまいと彼女は地に足をつけて前を向くのだ。
――これは運命に抗う彼女の戦いの記録――
(以下敬称略)
【表紙】尚白
【挿絵】城崎紫苑
【地図】すずめの親玉
※挿絵があるページは★を付けることにしました。☆は四コマやオマケイラストがついております。◎には相関図。
※表紙絵、挿絵、地図はすべてこの小説の為に描いて貰ったモノです。無断転載などは止めてくださいね。
※また様々な思惑や考え方を持つ人物が登場する為、タグが足りません。同性愛や近親愛などの傾向を持っている人物も出てきます。さらっと触れるだけですが、苦手な方は申し訳ありません。
※マグネットにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-21 23:49:24
282571文字
会話率:39%
私には好きな人がいますの。
とても、そうとても愛していますの。
彼の為なら私は…
最終更新:2018-09-08 00:52:21
9739文字
会話率:31%
ある日、母親が殺された。それも自分の父親に。
その日を境に安藤 志紀の人生は大きく変わった。暗殺代行会社に勤め、なくてはならない存在となったある日、ひとつの依頼が舞い込む。
最終更新:2018-02-27 12:10:52
4842文字
会話率:42%
もう長い間、大分考えているがさっぱりわからないことがある。
それはなぜ近親愛をタブー視する人がいるのか、ということだ。
近親間での恋愛というのは一般的に「タブー」として見られている。
いったい人々はどうやってその価値観を作ったのだろうか?
同性愛に関するイメージの改善に関しては色々な活動が行われているが、近親愛に関してはほぼ手つかずだ。
本稿では私の長い間考えてきた心情を書いていこうと思う。
※注意
本稿の内容が必ずしも正確とは限りません。どこかミスをしているかもしれません。
※作者への誹謗中傷はおやめください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-16 22:00:00
3238文字
会話率:3%