1984年8月、《積層学園都市(バビロン)》と化した名古屋。
その北に広がる"東春日井(ひがしかすがい)"と呼ばれる土地に、太古からある一族が住んでいた。
双子の高校生をその血は、どこに誘うのか?
テクノロジーの檻の
中で、呪われた血が膿み、零れてゆく……。
中世以降、われわれの歴史とは別の道を辿って辿り着いた《戦後》世界は、東西思想圏による緩やかな冷戦と、ヴィクトリア朝時代に誕生した英国 - 植民地間を結んだ官製電信から広がったインター・ネットワーク上のサイバー・スフィアでの抗争という複重構造の中で駆動していた。
1960年代には《インター・ネットワーク》が地球上を覆い、宇宙開発も格段に究められた"現在"。
これは神をめぐる物語。様々な《神》の対立が輻輳し、精神と理想が相克する。名古屋圏から始動する、《伝奇ロマン》というかつて聳えた〈バベルの塔〉の末裔――。
「あなたのSFコンテスト」参加作品(選外)。
ここでのSFは「ソノラマ文庫(っぽい雰囲気の)フィクション」(?)です。
※2016年6月30日、投稿していた「1.」「2.」を「1.」~「5.」(「1/-1」~「2/-3」)に分割しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 07:00:00
167820文字
会話率:24%
「ヴィクトリア・ゲレニカ・クラウス、貴様と婚約破棄する!!
貴様はミレナをいじめ、しこも毒を盛ったと聞いた!!これによってこの女を処刑する」
豪華で広いパーティー会場、そして煌びやかなドレスを着た貴族たちの中に青い髪の青年の罵声こと
により賑やかだったはずのパーティー会場が静まり返った。
青年の前にはヴィクトリアと呼ばれた月光のように輝く銀髪とまるで空の色を映したようなマリンブルーの瞳を持ったパーティー会場の中の貴族には比べ物にならないくらい美しい少女が床に崩れ落ちていた。
青年の横にはミレナと呼ばれた桃色のふんわりとした髪に茶色の瞳の少女がくっついていた。
「アレク殿下!!私のためにそこまでしてくれるなんて...でもいくら何でも処刑だなんて...」
と青年の横で泣くミレナ、そして心配そうにミレナを見つめるアレク。
いつもで続くだろう―
そうヴィクトリアは思った。
元々ミレナに毒を持っていなかった。ミレナの自演自作だ、だか婚約者のアレクはミレナにうつつを抜かしている。そして証拠も調べすこのザマだ。
「ミレナ...ヴィクトリア感謝しろ!ミレナはお前を気ずかっていたんだぞ!あの世で反省しろ!!」
そう言いながらアレクはヴィクトリアの首を剣で切った。
ゴトリ
ヴィクトリアの首がパーティー会場の床に落ちた。
もう疲れた、これが悪夢だったらいいのに―
1からまた始まられるので会ったら今度こそ幸せになりたかった―
こうしてヴィクトリア・ゲレニカ・クラウスの最初の人生は終わった。
処刑から始まるヴィクトリアのやり直し革命が今、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-12 20:32:34
22921文字
会話率:25%
朝倉凛、26歳。ブラック企業に勤めていた。
シングルマザーで育ててくれた母親、そして可愛い弟のために生きてきたものの、この度過労死してしまったよう。
気がつくと、私は見知らぬ美少女になっていた。
どうやらここは私の知る世界ではない。
そし
て衝撃的な事実が発覚した。どうやら私はこの世界に存在する【物語】の登場人物だったらしい。
この体の持ち主、ヴィクトリア・ブラウンの願いでそうなった。
私は私にできることをしたいと考えることに決めたのだ。
とりあえず「ヴィクトリアを幸せにする」ことにーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 14:49:07
20019文字
会話率:46%
フレデリック王子に婚約破棄を申し出られた、美しき蜂蜜色の髪の悪役令嬢ヴィクトリア。その彼女がめちゃくちゃ偉そうすぎるせいで開始一分で話が右斜め上にすっ飛ぶラブコメ。「婚約を破棄する!」「我は許しておらぬ」あれっ、悪役令嬢ってこんなんだったっ
け。雰囲気はさながら女帝にして覇王。世界一偉そう、私こそが世界みたいなヴィクトリア・ウィナー・グローリアご令嬢は王妃となり、今日もあちこちの人を陥落させながら覇道を行く。
女帝にして覇王みたいな雰囲気の王妃が、王様に溺愛されたり王様を壁ドンしたり、周りの人を惚れさせたりしながら俺さま何さま王妃さま街道を突っ走る話です。世界で一番偉そうな王妃様の物語、ここに開幕。
/短編、【ヴィクトリア・ウィナー・グローリア公爵令嬢は世界で一番偉そうである】の、短編連作連載版。1/20日、あらすじを変更、短編を本作の冒頭に収録。日刊異世界恋愛3位、総合13位ありがとうございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-24 21:00:00
186195文字
会話率:38%
王子に婚約破棄を申し出られた悪役令嬢が、めちゃくちゃ死ぬほど偉そうすぎて話が右斜め上にすっ飛ぶ。死ぬほど偉そう、私こそが世界みたいなヴィクトリア・ウィナー・グローリア令嬢に対して婚約破棄したフレデリック王子の行く末は。
最終更新:2020-01-13 15:29:35
3203文字
会話率:47%
高名な魔術師でもある巫女マカマカ・マーカの娘ヴィクトリア・マーカ。彼女は人為的に作られた心を持たない殺戮兵器ドーラ。獣人達には赤い月の天使とも呼ばれる。その中でももっとも最終型に近いψ(プサイ)型と呼ばれる試作型であり、マカマカにより心を与
えられて彼女の娘として育てられた。マカマカを実の母、マカマカの弟子達を実の姉兄のように慕って明るく元気に成長していく。しかし…、そんなヴィクトリアの正体に気づいた者たちにことあるごとに平穏が打ち破られる。そして同時期には魔王復活の気配も見え始めるが、そんな運命をヴィクトリアは母譲りの明るくポジティブな感性を発揮して乗り越えていく…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-22 12:21:21
4594文字
会話率:63%
ヴィクトリア朝のロンドンに住むカウガールのソレダード・ミラグロスは、神秘と人間の調和を守るブリティッシュ・ミスティカル・ユースに仕えているが、一連の出来事が彼女の邪魔をするとき、彼女は「恋人」と一緒にロシアに旅行しなければならない.未来の予
言を参照し、何が起こるか... すべての戦争を終わらせる戦争。
1880 年代の宇宙物語の一部。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-03 00:00:00
11836文字
会話率:6%
魔法が発展した異世界。そこでは絶え間無い戦争や略奪が続いていた。そんな争いの世に全ての魔法を“想像”するだけで扱える天才少年が誕生した。少年は様々な苦難を乗り越え、いつしか“チート使い”と呼ばれるようになる。しかし、とある少女との出会いによ
って彼の運命が変わる事になるのだが‥‥‥?これは“魔法(チート)使い”による壮大な“逆転劇(ヴィクトリア)”である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 00:00:00
2726文字
会話率:11%
学園内にヴィクトリア公爵令嬢を知らぬ者はいない。
第三王子の婚約者であり、
国内で最大の領地を持つ公爵家の令嬢であり、
学園随一の才女であり。
けれど、彼女を指すとき、生徒たちは必ずこう呼んだ。
美しくも非道なる追求者、『耽美令嬢』と―
―。
「美しいものは、わたくしのもの。それが当然でしょう?」
そんな彼女に反抗する者はいない。ただ一人を除いて。
「そんな理不尽なことは許されませんっ!」
平民育ちの男爵令嬢ポーラだけが、ヴィクトリアに堂々と意見する。
他の貴族たちが彼女に逆らわぬ理由を、理解しないままに。
そして、婚約者であるはずの王子までもが。
「君は心優しいポーラを見習うべきだよ、ヴィクトリア」
「そう。あなたたちのような醜いものは、存在する価値もありませんわね?」
耽美令嬢が好きなものは、もう一つある。
絶望に塗れ、虚ろに歪む人の顔を、見ることだ。
「でしたら、わたくしがとっておきの不幸をプレゼントいたしましょう。分かっているわね、リアム」
「仰せのままに、ヴィクトリアお嬢様」
陰鬱ながら美しい従者リアムを従え、ヴィクトリアは今日も微笑む。
※「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-31 21:47:15
194258文字
会話率:44%
世界的人気対戦ゲーム『ヴィクトリアス』
そのなかで前人未到の297連勝を記録したバケモノ級プレイヤー、比窟 那己(ヒクツ ナコ)。彼女は高校2年の女子高生。そして、やりたいことはただ一つ。
「いい加減友達と一緒にゲームがしたい……!!」
そう彼女は、ウッキウキでゲームを買うも遊ぶ友人がいなかったのだ。孤独にオンラインマッチをやり続けること5年……いつの間にかトップに上り詰めてしまった悲しみを背負う、ひとりぼっちなのだ。
新学期が始まり心機一転。コミュ障、陰キャ、根暗のスリーアウトだけど、それでも頑張ってゲーム友達を作ってみせ……
(あれ?なんか、すっごい不良な子と仲良くなっちゃった……うわ、学校のアイドルと因縁ができちゃったんだけど……げっ、謎の美少女にストーカーされてるぅ!?)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-26 20:00:00
40280文字
会話率:42%
宇宙を創造したとされるアーク神族のひとり、ヴィクトリアが自ら創った惑星『アーク』で人種や動植物、気候などといったありとあらゆるものを調査すべく惑星に降り立った。
そこではアーク神族というものはただの神話化されており、讃える者もいれば全く
相手にしない者もいた。しかし神であるヴィクトリアは気にも留めず永い永い調査を開始する。
アーク神族は不老不死だ。年も取らない、死ぬことも許されない。ただ宇宙を拡げ、生命を管理する。それだけに生まれてきたのだ。
そしてヴィクトリアは旅の途中で様々な人々に出逢うこととなる。これは、ひとりの神が旅の体験を記す物語なのである。
第1章:2015年10月より公開中!
第2章:2016年4月より公開中!
第3章:2017年12月11日より公開中!
(2020年末まで隔週にて連載。但し最終投稿予定日は12月28日7時)
※現在、前頁修正作業中。内容が以前と大きく異なる箇所があります。ご留意を※
※基本構成、1話あたり約8000字前後(第3章より、約4000字前後)です。時間に余裕を持ってご覧下さい。
※当作品は、pixiv 様(一部)にも投稿しております。
※現在、毎月第2月曜日の午前7時に投稿をさせていただいております。また、予告なく変更される場合がございます。何卒宜しくお願いします。
p.s.現在、休載中。理由、仕事が忙しく、趣味に没頭し、動画制作のため。というのは前置き。今は書くより妄想やら設定をしているほうが楽しいので。すみません。でもライフワークとしている作品です。復活までしばしお待ちを......。
(最終更新 2020/11/23/20:00頃)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 22:00:00
677943文字
会話率:52%
ヴィクトリア・バリソワは四歳年下の第三王子ジェイコブの婚約者だった。
彼女は感情の起伏が少なく完璧すぎることから『人形令嬢』と呼ばれていた。
そして妹のエルジーに惚れたジェイコブに『婚約を解消して欲しい』と言われた事で、己の前世を思い出す。
何を隠そう……ヴィクトリアに転生する前は『おじ様』が死ぬほど好きな枯れ専女子だったからだ。
一におじ様、二におじ様……全ての人生をイケおじに費やしてきた自分は、ついにイケおじしか出てこないという乙女ゲームの発売日に、呆気なくトラックに轢かれて死んだ。
しかし、駆け寄ってくれたトラックの運転手も香ばしいイケおじだった為、死に方としての悔いはない。
そして悪役令嬢エルジーの『姉』であり、モブだと気付いたヴィクトリアはシナリオ通りに進むつもりなど全くない。
目の前でキリッとした第三王子ジェイコブを見て思うことはただ一つ。
(ーーーーー全然ッ、足りねぇわ!!!)
●おじ様とのイチャイチャを楽しむ物語です
●あまり細かい事が気にならない方にオススメです
●貴族のルール等、都合のいいように捻じ曲げております
●ご都合主義満載です
●アルファポリス連載中です
●こちらは【短編版】悪役令嬢の姉に転生した枯れ専女子はイケおじにしか興味がない!を【長編版】です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-19 11:32:45
117963文字
会話率:46%
ヴィクトリア・ハミングバードとルーカス・クレインは、婚約者同士だ。同じく伯爵位を戴く二つの家の政略的な婚約で、幼い頃から共に過ごしていた。関係の始まり自体は政略であるが、相性は悪くなく問題もなく、まだ学生の二人は友人のような距離感で微笑ま
しいと評判である。
しかしそんな平和なある日、ルーカスがいきなりヴィクトリアに向かって「恋がしたい」と言う。動揺するヴィクトリアにルーカスは続けて「じゃあ、どれからやる!?」と言い出して――
恋愛小説好きの快活な伯爵令息ルーカスと、そんなルーカスに振り回されるちょっとだけ気の強い伯爵令嬢ヴィクトリアの話。R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-09 00:16:16
19571文字
会話率:69%
ちょっと待って!? これって夢でしょう? えっ、私の未来なの!? ここって乙女ゲームの世界? マジで!? どうにかしないと私の将来絶望的……。
※※※
転生したことに気がついたヴィクトリア。しかし、そこが乙女ゲームのような世界で自分が悪
役令嬢なポジションで……何もかも最悪な未来に愕然とした。
そんな未来を破綻させようとヴィクトリアは奮闘する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-15 06:00:00
63500文字
会話率:24%
ルミナス国王の一夜のお遊びで生まれた私生児の第四王女ルーチェは、正妻の子である異母兄妹達に虐げられて育った。
王家の血筋を持った娘には時折聖女の力が宿る。死ぬまで王家の飼い殺しにされたくないルーチェは、聖女の力が目覚めないよう必死に自身の
力を抑えていた。
そんなある時、隣国シェイド帝国との戦に敗戦したルミナス王国は、王女を一人花嫁として差し出さなければならなくなった。皇帝が直々に花嫁の選定を行うらしく、ルーチェの元に豪華なドレスと装飾品が届いた。
「これを着て、選定にヴィクトリア様として参加されるようにとのご命令が……」
それは、正妻の娘である第五王女の身代わりになれという命令だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 22:33:00
11682文字
会話率:52%
公爵令嬢ヴィクトリアは、異母妹パルミラの策略により謂れのない嫌疑をかけられ、王太子アルフレッドとの婚約を破棄させられた上に国外追放された。
……が、自由に生きたかったヴィクトリアにとっては渡りに船。
身に蓄えた膨大な知識を活かし新生活を始め
るも、アルフレッドの友人のロラン王子が現れて……。
「わたくしはわたくしの夢の為に生きるの!邪魔しないでちょうだい!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-28 18:58:11
6730文字
会話率:54%
侯爵令嬢であるヴィクトリア・フォーベルマンは、最愛の義弟レティスの手によって家族を殺されてしまう。自身もレティスにとらえられ、監禁される日々。「あの頃に戻ってもう一度やり直したい」ヴィクトリアはそう強く思うようになって…。
最終更新:2022-09-20 06:00:00
30403文字
会話率:45%
王家主催のパーティーで王太子殿下から婚約破棄を言い渡されたのは侯爵家のヴィクトリア・フローレス。
冤罪をかけられそうになるが、ヴィクトリアは冤罪である事を証明し、婚約誓約書通りに陛下の采配の権限を行使する事にした。
冤罪をかけようとするお二
人には社交界から退場してもらいましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-02 19:00:00
5072文字
会話率:34%
コナン・ドイルが世に生み出した名探偵シャーロック・ホームズ。今や探偵の代名詞となっているホームズのことを細かく記した大事典です。
これを読めば、シャーロキアンになること間違いなし!
※毎日投稿、毎日更新。ホームズのネタバレもあります。
最終更新:2022-08-12 15:16:14
134374文字
会話率:6%
第3皇子を育て上げたと自負するルアン。
オールディーシャ学院での生活に慣れ、気付けば卒業まであと一年となった時。
ひょんなことから卒業式に出席することになる。
そこでまさかの断罪劇が繰り広げられる。
しかも、第3皇子の婚約者候補であるヴィク
トリアが、何故か第1皇子に断罪され始める。
断罪劇の佳境で悲劇が起きる。しかし、悲劇はそれで終わらなかった。
ルクレティアナ=ロシェの華麗なる復讐の序曲の続編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 06:26:33
37111文字
会話率:21%
伯爵令嬢ヴィクトリアは転生者だ。前世の恋愛小説の世界に転生したヴィクトリアは、小説の中では16歳で処刑されるという役だった。
だったらその処刑までの時間、好きに使ってやるわ!とヴィクトリアは男装することにした。
しかし、うっかりいつも意地悪
な幼馴染カイルをヤンデレに目覚めさせてしまい・・・・?
ヴィクトリアは嫌いなカイルから逃げることができるのか・・・・!?
※性描写がR15程度にあります。媚薬、強引なキス、直接的な表現は避けていますが匂わせる表現があります。苦手な方はブラウザバックを願います。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-04 03:12:25
6766文字
会話率:40%