(次話、鋭意執筆中です。2018.12.6現在)
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親からその道を反対されているが、自他ともに認める天才ピアニストの音無背理は、ある日、廃校舎の音楽室で、昼寝をしていた男子生徒を起こしてしまう。その男子生徒は、学校で知らない者は
いない、札付きとの悪名高い不良だった。
ナルシストなピアニストと、外見と心根が不釣り合いな不良。ちぐはぐな二人だが、次第に心が通い始める。
互いの世界を変えるため、ピアニストが不良を誘った大きな賭けと、守り通してきた切実な願い。そして、不良がピアニストに寄り添う理由とは……?
孤独を抱えて生きる高校生たちの青春ブロマンスです。
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ひみゆりん様描き下ろしの美麗なイラストもご一緒にお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 23:48:10
87561文字
会話率:35%
高橋瑞希は、いつも文庫本を携帯している読書が好きな女子高生。
瑞希は、朝の通学駅の向かいのホームでいつも同じ位置に立ってウオークマンを聴いている男子高校生が気になっている。
或る日の下校中、駅の改札口で、瑞希は誰かとぶつかった。落とした本を
拾ってくれたのは、偶然にもその彼で……。
瑞希と彼の恋の行方は……?!
本作は、アンリさま企画【キスで結ぶ冬の恋】参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 10:15:31
5809文字
会話率:32%
曽和英介は、来日した友人・ユアンの演奏会のために編成されたオーケストラに参加するチェロ奏者である。
調律師として同行した親友・加納悦嗣の通訳でもあり、彼が調律する間、ユアンと一緒にステージ上にいたのだが…。
『愛シテル』シリーズ4話目。り
く也とユアンが出会って6年目のエピソード。
卯月屋文庫掲載作品の改稿版。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-07 09:27:48
6055文字
会話率:48%
一月吉日、悦嗣はホテルのロビーにいた。父方の伯母から来た見合いの話を断れなかったのだ。
一方、ウィーンのアパートでオフの朝寝坊を決め込んでいたさく也は、思わぬ来客によって起こされる。
卯月屋文庫掲載作品の改稿版。
最終更新:2017-06-01 22:34:58
18948文字
会話率:35%
悦嗣に名指しで調律の依頼がきた。
依頼主はショパン・コンクールの覇者であるユアン・グリフィス。
仙台で開かれる演奏会用の調律依頼だが、悦嗣は彼とまったく面識がなかった。
卯月屋文庫掲載作品の改稿版です。
最終更新:2017-03-22 22:13:40
19383文字
会話率:42%
「降伏文書に署名するだけの簡単なお仕事です」
日本の女子高生・郁(カオル)のもとに現れた王国の外交官は、そう言ったはずなのに…… 王国は、22世紀の世界の3分の2を支配する『帝国』と対立し、帝国の傘下に入るかどうかで国論が二分されていた。よ
くわからぬまま女王にされてしまった郁は、激動の情勢に揉まれていく。そんなとき彼女は、ひとりの帝国軍士官の青年と出会う。郁と友達になった王国の高校生セリア、王国内を拠点にする反帝国組織の少女ラトカ。時代の荒波に巻き込まれていく彼女たちは、少しでもマシな未来を掴み取ることができるのか?
(完結済)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-29 15:00:00
223930文字
会話率:51%
主人公の一ノ瀬かなでは憧れの大崎歩とのフルートのデュエットを望むが、1位が歩とのフルートのデュエット獲得権が一番の賞品であるフルートのコンクールでかなでが2位になり、1位のもう一人の主人公の宇佐美ありあが1位となり、歩とのデュエットをしたこ
とでかなでの鬼門となっていた。
かなでは密かにありあとのリベンジを誓うが、何の因果か音宮学園の高等部の入学式の後の「秘密の噴水の庭」で二人は再会する。
天然不思議ちゃんだがフルートは上手いありあと、フルートが学園一上手いがツンデレでプライドが高いかなで。Wヒロインの主人公の二人を含むそれぞれの人物が恋をしながら互いの才能に共鳴し合い、成長していく学園青春クラシック音楽コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-08 09:46:51
5360文字
会話率:60%
世界は静かに、誰も気がつかぬうちに、異変に巻き込まれた。それはどうやら僕が発信源となっているようだ。といっても、僕も知らぬうちに巻き込まれている一人に違いなかったのだけれど。
僕は駆け出しの指揮者だ。別に有名でもないし、期待の新人というわ
けでもなかったのだが。偶然に古くからある町の、古くからあるオーケストラの臨時指揮者に依頼されただけなのだが。ジタバタするうちに、僕のまわりが、そして世界が変わっていったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 09:00:00
121933文字
会話率:17%
世界に名立たる指揮者、柳哲雄は心臓発作で死んだ後、自称音楽の神ミューズによって|異世界《アナザステラ》に転生させられる。
デシャン家の次男、エミール・デシャンとして生まれ変わった哲雄は再び指揮者なるべく、邁進するのだった。
楽団員を集めるも
癖のある人物ばかり。エミールは四苦八苦しながらも優秀な音楽団を築き上げていく。
順風満帆に見えたエミールの人生。しかし、この世界には戦争という危険が至る所に転がっていた。
「戦争を起こす気がなくなるくらい、世界中を音楽に傾倒させようじゃないか」
かつての宣言通り、エミールは音楽の力で世界を変えるために動き出す。
クラシック音楽に狂った狂人が異世界という壇上に立つ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-12 08:39:35
60989文字
会話率:43%
不登校の音楽少年・日野剣太は、不思議な少女・シズカに出会い、徐々に狂気へと引きずり込まれてゆく。
切なさと不気味さが絡み合う、ダーク・ファンタジー短編です。
詩的技法で表現された「音楽の聴こえ
る小説」に、是非ご期待ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-23 22:27:40
12306文字
会話率:28%
フランツ・シューベルトが現代に生まれ変わったら?現代の音楽を、シューベルトはどう評価するだろう?
生涯をクラシック音楽に捧げた歌曲の王がアイドルグループのプロデューサーになったら、そんなふざけた発想から生まれた作品です。
更新頻度はかな
り遅め。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-01 02:33:55
1153文字
会話率:20%
現在(いま)を生きる、ハートフル人情音楽コメディ。
舞台は神奈川県、横浜市と鎌倉市の境目の街・大船。
平(たいら)ミノルは二十九歳。その生涯の半分以上をヨーロッパで過ごした経歴を持つ。
海外に永く暮らすが故に自分の居場所は日本にあ
ると確信した彼は、五年前、一念発起して故郷の商店街で『平音楽教室』を開くことを決意する。
家にはもう一人の人間――黒江さんという、常に和服姿の若い女性がいた。ふとした切っ掛けからミノルの家に居候することになった彼女は、弦楽を教える傍ら、ミノルの身の回りの世話や教室の運営に深く携わるようになっていた。
魚屋の銀蔵爺さん、警察官の室井、女子高生萌々香、インドネシアからの出稼ぎの黄戦士――
彼らはひょんなことからミノルと知り合ったり、その悩みを打ち明けたりしていくようになる。
時に教室で、時に商店街で、時に男性陣御用達の『スナック・永久(とわ)』で。
ミノルの飾らぬ人柄と触れる内に、徐々に変化して行く――
※カクヨムとの同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-21 21:58:18
165686文字
会話率:35%
高校入学から約一ヶ月のとある昼休み、クラシック音楽を愛する羽戸尊は天才音楽家の神垣麗衣に話しかけられた。「受験でずっと寝ていた人が合格している」という謎をめぐって二人は調査をし次第に事件に巻き込まれる。///スキマノベルにも上げてますという
かあっちの方がメイン……のはずが消えてしまった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-25 18:35:08
41240文字
会話率:61%
彼女は山梨のホールでソロのピアニストとしての初めての舞台に立つ。僕にできることはなんだろう。尋ねた僕に、彼女は答えた。「若宮八幡で、同じ曲を、同じ時間に弾いてくれない?」
最終更新:2016-09-15 20:44:23
4059文字
会話率:0%
調布市、京王線仙川駅前のカフェ。苦い別れを経て久しぶりに再会したチェリストの私と、バイオリニストの彼。再び共に音楽を奏でようという彼の申し出を必死に断る私。ぶつかり合う音楽への誠実と挫折。そして、二人に奇跡が訪れる。
最終更新:2016-09-05 21:34:03
9664文字
会話率:41%
世界最大の資産家、松村家の令嬢、松村弘子と、双子の妹道子。二人は世界から注目される音楽家だった。しかし、弘子には『本来存在しないにもかかわらず、この三次元空間では、あたかも存在しているかのように振る舞う』未知の何かが、取り憑いていた。『それ
』は、かつて金星をそれから火星を支配した後、地球にやって来ていた。滅亡した火星文明の再興を図る火星人、ダレル将軍と、火星のリリカは、火星の女王様に導かれ、ついに、地球征服に乗り出して行くのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-21 11:30:24
178429文字
会話率:50%
昼休みにいつも聴こえる、誰かの奏でるクラシック。
最終更新:2016-04-12 22:26:57
1418文字
会話率:11%
5500枚クラシックCDを持つ中堅クラヲタこれを著す。
全1幕の悲劇、あるいは喜劇。
(他サイトにも投稿)
最終更新:2016-01-28 01:59:58
21275文字
会話率:9%
「彼女は純粋であるように見えるが、けっして純粋というばかりではない。ひとの感情の、うつくしい部分も醜悪な部分も抱えながら、彼女はそれを音楽に織りあげていく。すべての作曲家が、彼女の指によって自分の曲が奏でられることを喜ぶだろう。世界にふたり
とないピアニストである。私は彼女とおなじ時代に居合わせたことを、幸運に思う」――ポール=セザンヌ――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-21 21:24:03
171095文字
会話率:47%
救急救命医をやめたばかりの結城翼は、親友の時司要と一緒に、ある地方の音楽フェスティバルへと出かけていく。だがその滞在中に殺人事件が起きて……!?
翼&要シリーズ、第一弾。
最終更新:2015-11-03 20:37:29
266139文字
会話率:54%
「ピアノはわたしのすべてです」。世界にその名を轟かせる天才ピアニストの娘は、そう言い切った。
真剣なまなざしと、凛とした口調で。
ぜひ、クラシック音楽を聴きながら読んでください。
※重複投稿です。
最終更新:2015-10-03 14:29:33
15505文字
会話率:38%
小説家初心者「竹千代」の自己紹介です。
皆様に読んでいただければ幸いです。
最終更新:2015-09-15 00:32:48
390文字
会話率:0%
ナナミ中古車販売の広報課長である私は、唯一の部下である才媛・冨士野恵子クンとともに、販促活動のためミャンマーへ渡航する。冨士野クンは一見古風な三二歳の独身女性だが、プライドを傷つけられると人前でも平気でもろ肌を脱いでしまうという一面が。そん
なふたりが向かった先で、失われた文明の発掘騒動が持ちあがる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-16 03:00:34
27595文字
会話率:40%