アラサーおじさんがクールダウナー系女子大生に懐かれた結果、毎週金曜日に立ち飲み居酒屋のカウンター席で飲むようになった二人の話。
最終更新:2024-05-04 19:11:16
101920文字
会話率:63%
「これは、成るべくしてなった事だと思う」
そう言った彼が口にしたのは豆乳だった。
「俺がのんびり筋トレに励む事が出来る環境を手に入れる事は!」
「何言っているんですか、貴方は」
引っ越しの途中に立ち寄った食堂にて。思わずツッコミを入れてきた
幼馴染みに笑う。
「だって、ずっと気にしてんじゃん。都から俺を引き離す事になったって」
「それはそうですが……。貴方はムキムキだろうが脳筋だろうが王族です。辺境の領地に移るとは」
「はいはい、止め!何か貶された気もするが、感謝してるんだ、ホント。俺だけだったら城から出られてないかもしれない」
それを聞いて彼女は溜め息をついた。本当、いつもほしい言葉をくれる。この男は。
「それにしても、よく彼女たちが着いてくる気になりましたね。自称執事はともかく」
彼女の視線の先には母親と2人の子供が和やかに料理を食べている。その横のテーブルに着いているのが、自称執事の美丈夫と彼らのもう1人の幼馴染みだ。
「そろそろ拠点変えようと思っていたから、丁度よかったんだって。俺の影響なくなるし。だから、成るべくしてなったって思ってる。王位継承権云々関係なくな。ともかく王都脱出お疲れ様」
「貴方こそ」
「俺は馬車の中で腕立てと腹筋していただけだからなぁ」
「そういえばそうでしたね。流石に引きました」
「仕様がないだろ、暇だったんだし。……ん、何かアイツ酔ってる?」
そう言って視線を向けた先は幼馴染みの男。何故か手から水を噴出させている。
「ちょっと!何でお酒飲んでいるのですか!?」
子供たちは喜んでいる。が、彼は普段ならこんな事しない。
「水芸しない!床が濡れる!自称執事、なぜ止めない!「無理」って、最初から諦めるなぁぁっ!」
布巾をひっ掴み、そちらに駆け寄る彼女。
それを見ながら平和だなー、と彼は思った。
--と、いうメンバーでお送り致します。やんごとなき筋肉アニキとその護衛で幼馴染みの筋肉ダルマと幼馴染みのインテリ令嬢、王子様な外見の美中年、母親な料理人とその子供のウサミミフードと義理の息子の辺境のんびり生活(ただし筋トレ重視)。恋愛なんてない!チートもない!あるのは楽しい筋肉生活だけだ!!
筋肉の筋肉による筋肉のための隠遁生活 (スローライフ)、開幕します。
「明日は俺、馬車に乗らずに走るから」
「止めて下さい!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 01:00:00
440527文字
会話率:37%
剣も魔法も勇者(?)も出てこない、人生逆行青春サッカー小説です。J3のサッカークラブ、八王子SCに所属するサッカー選手、鳴瀬神児(なるせしんじ)は、引退した翌日、小学6年生だった14年前の世界に戻っていた。2022年4月1日の深夜、神児は自
らの引退試合のお祝いを兼ねて、親友の北里とスポーツバーで飲んでいると、店内のモニターでは、2022FIFAカタールワールドカップの抽選会が行われていた。日本がドイツとスペインのいるE組を引きあてた途端、店内の空気が静まり返る。その様子を見て神児はつぶやく。「もしお前が代表にいたらドイツもスペインも怖くなんかなかった」と………実は北里司は将来を嘱望された天才サッカー少年だったのだが、15歳の時、試合中に負った怪我が原因でサッカーができない体になっていたのだ。神児の願いはたった一つ、もう一度、司と一緒にサッカーをすることだった。その夜、神児は生まれて初めて泥酔し、酔いつぶれてしまった。そして翌日、目が覚めたら…………神児は14年前の世界に戻っていた。その日は司と一緒に出場した全国小学生サッカー選手権東京都予選の決勝戦の朝。ワールドカップに向けて、鳴瀬神児と北里司の挑戦が始まった。
尚、こちらの小説は「カクヨム」にて発表中の作品の転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 19:35:14
1466229文字
会話率:18%
居酒屋でおじさん二人が酒を飲んでいる。
二人は今、岐路に立たされていた。
最終更新:2024-04-28 15:05:14
1025文字
会話率:50%
医科大学を卒業したばかりの主人公。
友人達と居酒屋で飲んでいる最中に爆発に巻き込まれて死んでしまう。
子供の頃から運が悪く、不幸な人生を歩んだ主人公は、目の前に現れた女神様に頼んでチート能力付きで魔法の存在する世界に転生させて貰う事に。
異
世界でどんな人生を歩むのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-26 00:00:00
549172文字
会話率:34%
ライトオタクの春日零(かすが・れい)は、周りの視線を気にすることもなく、仕事を定時で終割って帰宅し、いつもの日課でもあるネトゲのデイリークエストを消化していく毎日を送っていた。
ある日、いつものように仕事を定時で終え、帰ろうとすると、後輩の
女性社員である、湊明日香が追いかけてきた。
プロジェクトの納期がヤバいから助けて欲しい、というのが目的だったみたいだが、なんだかんだと食事をし、お酒を飲んでいるうちに、いい雰囲気になる。
しかし、日ごろの見慣れていないアルコールを摂取し過ぎたせいで、それ以上の関係に進むこともなく、二人とも寝入ってしまった。
夢の中で零は、女神を自称する少女に出会う。
少女は、ゲームのような世界で冒険してみないかと、誘い、キャラメイキングをすすめてくる。
言われるがままにキャラメイクを終えた零は再び意識を失い、目覚めたところは、「いかにも」なファンタジー世界だった。
夢か現実か?と疑う間もなく、零は一緒に召喚された二人と共に、領主の下へ連れて行かれ、そこで「この世界を救うために力を貸して欲しい」と頼まれる。
よくあるパターンだな、と零はおもっていたが、次に案内された場所でその考えを改める。
そこは、ファンタジーに合わない巨大な工場で、ファンタジーに喧嘩を売っているような巨大なメカが建造されていたのだ。
領主は、この機械……マギア・グレイヴを使って、世界を掌握しようとしている。
その事を知った零は自分がどうするか思い悩む。
世界がその領主のもとに統一されれば、争いは無くなる、という言葉には一理あると思うのだが……。
しかし、零が思い悩んでいる間にも、情勢は刻一刻と移り変わり、嫌が応にも世界の動乱へと巻き込まれていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 11:30:48
93306文字
会話率:32%
戦隊ヒーロージャスティファイブのグリーン担当、緑川純は、年齢やグリーンの人気のなさなど様々な理由でジャスティファイブを後先考えずに脱退。行きつけのスナックで飲んでいると、新人バイトの毒島レイを紹介される。その姿はヒーローとして活動していた時
によく目にしていたある人物の姿と酷似しており…!?
※不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 21:41:03
39002文字
会話率:76%
吉岡純斗は半年付き合っていた彼女がNTRれたことで大きなダメージを受けた。放心状態のまま続けていた仕事が終わった一週間後、高校時代の友人からのメッセージを受け取り、久しぶりに再会することになる。彼らは居酒屋で集まり、昔話に花を咲かせるのだが
、なぜか純斗は自分の失恋話をすることになってしまう……。
※カクヨムにも投稿してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-12 20:00:00
5092文字
会話率:53%
わたしは悩んでいる。浮気ばかりしている彼氏と同棲しているが別れて家を出たい。しかし新しい家が見つからずお金もないので別れることが出来ない。
そんななか会社の後輩(年齢は同じ)に街で偶然出会う。一緒にお酒を飲んでいるうちに彼氏との件を話してし
まうが、その後輩が自分の家に住まわせてくれるという。
後輩はとても気が利くしとてもスマートな男性。そんな彼にわたしは惹かれていくのだけれど。
カクヨムにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 19:00:00
13006文字
会話率:60%
俺、小杉俊作は毎週のように飲み会をしている。飲み会と言っても俺ともう一人、尾花菜々海の二人だけで飲んでいるんだけどな。
菜々海とは高校の二年生、三年生と二年連続の同級生だった。
高校時代はかなり仲が良くて、女子の中ではカノジョ以外じゃ一番
よく話したし、もしかしたらカノジョ以上に一緒に青春を謳歌した女友達かもしれない。
社会人になって偶然にカノジョと再会して……。
この話はカクヨムにも投稿してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 18:00:00
5013文字
会話率:48%
普段怠けてばかりレイズ、彼女は常に怠けて酒ばかり飲んでいる。
だが、彼女にも活動する時はある。それは……
最終更新:2024-04-05 17:07:39
2841文字
会話率:59%
小山井喜佐子さんは、どうでもいいことを考えがちな社会人である。
いつもの居酒屋で飲んでいると、席を詰めてくる男がいる。お近づきになりたいのだろうか。
どう転ぶにしろ、その勇気は報われなければならぬと、チョコを用意しようとする喜佐子さんだった
が……。
という調子の、他人事小説。
『小説家になろう Thanks 20th』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-11 17:36:55
8156文字
会話率:31%
主人公の、ヤマダタカシ、40歳、人生に疲れ果てて、浮浪者生活を、していた。
ある日、タカシはいつものように、テトラポットで、ぼんやりと、夜光虫の、淡い光を見ていた。
眩い光に包まれ、タカシはそのまま意識を無くした。
気が付くとそこは、真っ
白な空間に浮かぶ、4畳半の畳の上で、神様がちゃぶ台でお茶を飲んでいる。
「ヤマダタカシ君、君は儂が酒のあてを買いに、下界に降臨した時に、
次元震に、巻き込まれて、死んだのじゃ、この世界とわ違う世界で、
記憶を持ったまま、勇者にでもならないかね?」
「ん、ムリ~生き物を、殺すのも、殺されるのも、いやなので、輪廻の輪に、送ってください」
戦闘力はレベル1、その他はチートの、15歳、心の中は、40過ぎの、ヘタレオヤジ、
面白、可笑しい仲間たちとの、異世界の旅。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 12:00:51
939082文字
会話率:34%
吸血鬼と人間のハーフ、ダンピールの神宮寺旭はある日突然クラスメイトの佐藤ノエルに「私を噛んで!貴方達の仲間にして!」と懇願される。
いきなりそんなこと言われても出来ないものは出来ないと困惑する旭だったが……
吸血鬼の情報が政府によって吸血
鬼カード(通称Vカード)よって管理されている現代日本。
空を飛び、念動力を使い、催眠術を操り、コウモリに変身できるのは極一部の選ばれし尊き血の古の吸血鬼だけ。
人間への同意のない吸血行為は法律で禁止され、吸血鬼達は献血によって食用処理された血液パックを買って飲んでいる。
超現実的な世界で吸血鬼に生まれ変わることを夢見るノエルの運命は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 00:48:26
20883文字
会話率:56%
人よりも周囲から気づきを得るのが得意な女学生、鹿倉由美絵《しかくらゆみえ》は、ある日インターンシップの帰りに駅前の雑踏の端に座り込んだ男、新部高典《にべたかのり》に気を留めた。
上質なメンズスーツを身に着けた中で、シャツだけをしわだら
けにした高典に興味を覚えた由美絵は、高典の油断を誘って行きつけのバーラウンジへと連れ込む。レディススーツから色気のあるワンピースドレスへ着替えた由美絵に翻弄されつつ、高典はひとまず一杯を共にすることにした。
カウンターに並びでカクテルを飲んでいると、由美絵は高典のシャツのしわについて尋ねる。高典はその所以を喋ってみせるが、そこに嘘があることを由美絵は看破した。
シャツにしわをつけたのが他ならぬ高典自身であることを由美絵に指摘された高典は、逡巡を経て質問に答える条件を由美絵に持ちかける。ショットグラスに注がれた酒を一方が飲んだら質問ができて、もう一方は答えなければならない一問一答だ。由美絵がシャツのしわの”なぜ”を問うなら、由美絵も高典の質問に答えなければならない。由美絵は酒の余興を受け入れた。
お互いに飲んでは問い、問われては答えを交互に繰り返すうち、由美絵は自身の中で納得のいく答えに辿り着いた。その答えを示された高典は、回答を継いで自ら語る。シャツのしわは高典の新人時代の失敗と分不相応だった傲慢さの象徴だった。
秘密を語り合った2人はしばらくただの友人の様に酒を交わす。楽しい一時を過ごし終えると、由美絵は青シャツの襟を正してラウンジから去る高典を見送った。
---
本作はgithubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 22:36:45
10938文字
会話率:53%
襖を開け部屋に入ったら女の人に声を掛けられた。
なろうラジオ大賞5参加作品です。
「真冬の怪異」の「意味は?」を加筆修正した作品です。
(注)
お酒は20歳になってからですよ、作品の中で飲んでいる奴がいますが小説の中だからですからね。
酒を飲んだあと風呂(温泉含む)に入らないでくださいね、下手したら死にますよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 13:00:00
991文字
会話率:60%
大学生になったものの、学校と家を行きかうだけの冴えない生活を送る野山 浩太(のやま こうた)は、友達といえる者もほとんどいなかった。
当然、コンパなどのイベントに誘われることもほとんどなく、何の変哲もない一年間を、ただ費やしていた。
唯一できた友人も、冴えない感じの二人の男子だけで、その二人すら彼を友人と思っているかは疑わしかった。
そんな彼は、思い描いていた大学生活とは真逆の淋しい日々を送っていた。
しかし、彼が大学二年生となり、二〇歳を迎えると、講義でよく顔を合わす男子から、久々のコンパに誘われ、参加することにした。
そのコンパに参加したものの、両隣を一緒に参加した二人の友人に固められ、女の子どころか誰とも話すことなく、ただ、酒を飲んでいるだけとなってしまった。
そんな中、向かい側に座るイケイケな感じの男が隣の大人しそうな女の子にちょっかいを出したことで問題を起こすと、事態はおおごとになっていく。
このコンパを機に、野山 浩太は誘ってくれた男子と仲良くなったことで、自分には何故か友達ができなかったこと、周りから話しかけられたり、誘われることが少なかったことなど、自分では知る由もなかった様々な真実を知ていくこととなる。
そして、彼をそんな存在に貶めていた人物も判明する。
全てを知った彼は、コンパで新しく知り合った者たちのおかげで、今までの何の変哲もなかっ大学生活を一変させていき、充実した日々を送れるようになる。
女の子と話す機会も増え、仲良くしてくれる男女の友達に囲まれ、幸せを感じていた野山 浩太だったが、そんな日常も、『妬みのG』と噂される怪奇現象を体験することで、悩まされることとなってしまうのだった。
◇◇◇◇◇
軽めのホラーです。
前半部がラブコメ、後半部がホラーとなっています。
注)虫系ですので、苦手な方はご注意ください。
カクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-22 15:21:42
175084文字
会話率:41%
かつて「いつか一緒になれたらいいな」と思える恋人がいた。あれから20年以上の月日が経ち、すっかり彼のことは忘れていたが、ひょんなことから記憶の蓋が開き、懐かしさと切なさで独りキッチンでビールを飲んでいる。誰だって、こういう夜はあるよね。
※「小説家になろう」「エブリスタ」に投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 09:26:46
4281文字
会話率:24%
バーで飲んでいるとある男に絡まれ、ホテルに誘われる。その誘いにのったのは、理由がある。ワルを懲らしめるにはワルになる必要がある。そこまでしても、私には守りたいものがあった。
最終更新:2023-12-08 11:35:45
4155文字
会話率:63%
一人でコーヒーを飲んでいると妹にもよこせとせがまれる。
砂糖の入っていないコーヒーなのになぜか甘い。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。
最終更新:2023-12-03 20:42:08
1779文字
会話率:59%
とある居酒屋。男が一人で酒を飲んでいると、そっと隣の席に座り、話しかけてきた者が。
「あなた、もしかしてですけど先日の……」
「ああ、まあね、どうもー」
と、初対面の相手だったのだが、彼は慣れた様子。それもそのはず。彼がしたある事
により、最近こうして話しかけてくる者が多いのだ。
「いやはや、中々できることではないですよ。大変、素晴らしい」
「ははは、そうでもないですよ。まあ、当然のことというかね。まあ怪しいなとは思ったんだなぁ」
「この居酒屋で、でしたよね?」
「そうそう、ちょうどこのカウンター席で。件の男は三つ離れたその辺かな」と、彼は指で差し、ご機嫌にビールを飲む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 12:00:00
2954文字
会話率:52%
お酒を飲んでいるだけです
最終更新:2023-11-11 01:14:56
295文字
会話率:0%