「王よ、お待ちしておりました。そして世界に救済を」
目の前で頭を垂れる異形達が声を揃えて言った。
身長180cm強(ヒール含む)の巻き角美女に転生した主人公。
開口一番の言葉に混乱していると、試しと称して殺されかけた。
どうにか生き残
ったものの、どうやら今までも同じ様な事をしていたらしく、異形達が望むのは強い王様だけらしい。
それ以外はいらないから首チョンパしてたんだってさ、ははは笑える。
「王様をリセマラすんじゃねぇッ!!」
仕事の関係上、ゆ〜っくり更新していきます。
別作品もあります。
そちらもゆっくり投稿していくのでお時間があれば見ていって下さい。
応援よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-11 16:47:54
5392文字
会話率:24%
時は、王立学園の卒業パーティー。
わたくしの顔を見るなり、足早に近づき、片膝をついて頭を垂れる臣下の礼をとった青年は、コードネーム【シスコン】の我が義弟ケイレブ。
この義弟の溺愛の対象は彼の血のつながった双子の妹カイリーで、義姉の
わたくしではない。
わたくしは学園の寮に面会に行くたびに面会拒否されるほど嫌われているが、それはまあよい。
わたくしの文通相手からの情報では、この卒業パーティーで、【悪役令嬢】と【メインキャラの婚約者達】のグループが、【聖女】と【メインキャラ達】のグループと断罪合戦をして、潰しあうとのこと。
そして、意味不明な「断罪劇」が成功すれば、この国を担う権力者の次代達が悉く政治的に再起不能になって、文通相手がこの国を征服しやすくなるそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 07:00:00
34216文字
会話率:12%
ティティスはド辺境の男爵令嬢だった。しかし男爵領で大問題が起きてしまい、父親の男爵は爵位も領地も返上することにしたのだが。その手続きのために国王の前で父親とともに頭を垂れるティティスに一目惚れしたのは若き公爵で――――。
最終更新:2024-02-15 07:00:00
10023文字
会話率:31%
私は目を覚ましそれを眺めた。
一輪の花が朝の木漏れ日に頭を垂れるさまを。
雨滴を振り払い太陽を見上げる。
やがて花は天に花弁を広げる。
腕を拡げるように。踊るように。
見渡せば辺りには同じように空を目指し花たちが舞う。
色とりどりの花たちが
辺りを埋めていく。
虫、鳥、獣を取り込み苗床とする。
世界の一部になる。その中心に私はいる。
私がやっている。
花で作った大きな蕾。
枝の触覚がすべて知覚できる。
実に栄養をあげよう。
夕沈みまでに。森の全てを掌握する。
美しき花。花弁は開花しかけ。
西側の枝木が悲鳴を上げた。
針で刺されたような痛み。
「1匹、2匹か」
塵芥を排除する。
毒の荊棘で虫を排除する。
飛び回って命中しない。
イライラする。
今や森のすべてが私。私となった。
この花を開花させたい。
私は他に何も望まない。
森に生きとし生ける全ての生命を栄養にして。
2匹の虫が核に近づいてくる。
何をするつもりだ。
害虫が。殺してやる。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す。
肥大化させた猛毒の荊棘を鞭のように撓らせる。
害虫2匹を押し潰す。
毒の穴に落とし溶かす。
漸くくたばったか。クズが。
人間の死体は栄養が豊富…だがいらない。
遠く海に投げ捨てる。
日が沈む。黄昏の空に、鳴動する新たなる生命の鼓動。
刻一刻。整った。
満月が祝福する。
桜色に夜を照らす巨大な花弁。膨大な光の渦。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-29 14:17:19
1122文字
会話率:11%
その都市は、ひときわ賑やかだった。
月詠と呼ばれる大地の北西に位置する楽都、蒼鷹。
別名、白黒文明。
この都市は、他のどの村や街よりも音楽が盛んに行われており、昼夜問わず、あちらこちらから音が溢れ返っていた。
そんな都
市も、住民のほとんどが夢に落ちる時刻になれば、瞬く暇しじまに包まれ、都市は住民と共に眠りにつく。
齎された安寧は、等しく分け与えられる。
境遇に恵まれず、物心のついた頃から困窮に陥っていた浮浪者に。
罪を贖い、神の御霊の元に頭を垂れる罪人に。
世の喧騒に紛れ、なだらかな一生を過ごすであろう脇役に。
もしくは、生きとし生けるものへ須く供給される。
──これは、今を生きる、命という名の軌跡の物語だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 18:11:39
4284文字
会話率:20%
――願いを一つだけ叶えてあげる。死者を生前の姿で蘇らせるという願い以外なら、なんだって
子ども達に囁くのは、自由が欲しいと願う影法師。人に創られた、願いを叶える為だけの人外である。
影法師は言う。ただし願いを叶えるのは、自分達の願いを叶え
てくれた後だ、と。
――どうか、助けて
影法師を連れ戻そうとするモノから守ってくれと願われた子ども達。
戦う力を与えるから、痛みを肩代わりするから、どうか自分達に自由をくれと影法師は頭を垂れる。
子ども達は己の願いを叶えてもらう為、影法師の願いを叶えようと影の国へ飛び込んだ。
どうしようもない自分の願いを、想いを、歪を、叶えてもらう為だけに。
これは、自分の愛し方を知らない子ども達の話。
自由が欲しいと嘆いた影法師とお別れする為の物語。
***
土曜・水曜更新。
カクヨム様、ノベルアップ+様でも同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 18:00:02
581311文字
会話率:36%
卒業式にて婚約者の王子に婚約破棄され義妹を殺そうとしたとして国外追放にされた公爵令嬢のリネットは一人残された国境にて微笑む。
「さようなら、私が産まれた国。
私を自由にしてくれたお礼に『魅了』か今後この国には効かないようにしてあげるね」
リネットが居なくなった国でリネットを追い出した者たちは国王の前に頭を垂れる──
◇婚約破棄の“後”の話です。
◇転生チート。
◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。
◇アルファポリスにも上げる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-25 13:21:13
14570文字
会話率:33%
人は夢を見る。
その願いは様々だが彼もまた同じ夢を描いていた。
自身が作り上げたゲームで有名となりお金持ちになるという夢だ。
だが夢は夢…頭の中では簡単に行くのに現実ではそうはいかない。
彼もまた多くの一人…つまりは一般の人間。
夢を思い描きこの大きな社会と言う名の大海で生涯もがき消えるちっぽけな存在だ。
だが…ある時彼に転機が訪れる。
それは良くか悪くかは分からないが確かに彼の運命を変えた。
彼は自身の作り出したゲーム上の存在、大魔王ラミナとして異世界に降り立つ。
そこで出会った小さな少女。
見習い魔王と共に設定では無い真の大魔王への道を歩む。
そして周りの者達。
魔王、勇者、王を含めた全ての者達は彼を恐れ頭を垂れるのだ。
大魔王の名のもとに。
大魔王トーナメント
数奇な物語が織りなす伝説が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 00:12:17
13139文字
会話率:18%
レベル2になるまで5年もかかったクソステ冒険者。
たかが田舎の農民の娘上がりの低レベル冒険者に、宰相職にして公爵閣下が傅いていた。
魔力が低く1日1回が限界の下位魔法による治療を受けるため、もっとも貴き血筋の者たちが我も我もと頭を垂れる異様
な光景。
のちに世界中の男たちに聖女様とあがめられた娘のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 17:56:17
1733文字
会話率:35%
「仕事以外で余計なコミュニケーションは要らない」
「雇用主に頭を垂れる必要は無い」
「他人に迷惑をかける生き方はするな」
「この世の中に善意なんて存在しない、誰もが報酬が貰えるから人助けをするんだ」
「俺の場合はそれが金なだけだ」
独自の人生観を持つ傭兵、レイヴァー。
彼は今日も金の為に生き、仕事を全うする。
悪人とも善人とも言い切れないレイヴァーの生き方は、少なからず関わった人々に影響を与えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-21 05:10:48
225文字
会話率:63%
実るほど
頭を垂れる
稲穂かな
上手に言えないな
ドナドナと
神戸を歩く
子牛かな
上手に言えないな
最終更新:2019-03-13 22:00:00
5344文字
会話率:58%
男は生まれ、育ち、知を磨く。
そうして人を見て才覚を見抜く、故に男は出会う。
膝を着き頭を垂れるべき主を。
余り我侭言われるのは困るが、この心身を捧げて仕えましょうかね。
最終更新:2018-12-14 03:21:55
365894文字
会話率:41%
※現在休載中ですのでご注意ください!!
休載中ですよ!休載中!
人ではない異形の存在パンドラによって脅かされた人類。誰しもが今日の生を願ってパンドラに頭を垂れる。そんな中、スノーラはパンドラに復讐を誓っていた。
しかし、ある日訪れて
いた村がパンドラの襲撃を受ける。スノーラはパンドラとの戦いを決意するのだった。
現在休載中ですのでご注意ください!!
休載中ですよ!休載!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-01 14:07:47
18147文字
会話率:46%
物心のついたころから一度もジャンケンに負けたことのない以外に何の取り柄もない極々一般的な高校二年生男子の内藤春人《ナイトウハルト》と、その幼馴染みの結城冬馬《ユウキトウマ》と浅井千秋《アザイチアキ》、高校生になってからの友人である脇谷邦彦
《ワキヤクニヒコ》が所属するクラスに、転校生がやってきた。転校生は金髪碧眼の美少女で、クラス全員が外国人が留学してきたと荒肝を拉がれた。が、自己紹介で自分を神湯恵理夏《カミユエリカ》と流暢な日本語で語る彼女に、その場の全員が安堵する。
ハルトだけはその転校生に見覚えがあった。そしてエリカはハルトしか知らないはずのサインを投げ掛け、艶冶な微笑と共に彼を横切ってクラスの輪に揉まれることとなる。そのサインとは、彼が夢の世界でいつも護衛を務めるお城のお姫様が彼に送る「誰もいない時間帯にテラスでお会いしましょう」という意味のものだった。ハルトは眠るたびに、連続性のある同じ世界の夢を見る、ちょっとおかしな少年だった。夢の世界は剣と魔法とモンスターの世界。ファンタジー小説のような世界だった。
学校にテラスはないので屋上で一人エリカを待つハルトは、こんな馬鹿げた話があるはずがないと思いつつ、現れたエリカの語る話に耳を傾け、本当にお姫様が現実世界にやってきたのだと頭を垂れる。エリカはハルトの考えを否定し、自分が現実世界の人間であり、かつハルトと同じ夢を共有してきたのだと告げた。困惑するハルトにエリカはあるお願いをし、ハルトはそれを承諾する。王女であるエリカのお願いは、夢の世界から失われた神の遺産を取り戻し、世界を滅びから救う手助けをしてほしいというものだった。
だが、神の遺産を探していたのはエリカだけではなく、それを奪おうとする者達との壮絶な争いに、ハルトは否応なく巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-24 13:20:20
163215文字
会話率:52%
ぼくがなぜ頬杖をついているのか、きみはまだ分からない。
最終更新:2016-11-19 03:55:56
239文字
会話率:100%
次期王の座を狙うシグリア王国第2王子のカインは19歳の誕生日にある少女と出逢う。
少女は「生前はこの国の王だった」と名乗る。
王になるため人々を蹴落としたくさんのものを手に入れてきた王子と、かつて王であったがためにたくさんのものを失ったきた
孤独な女王の霊の時々涙ありの異世界ラブコメディー。
「人の上に立つなら、すべてを失う覚悟を持たなきゃいけないんだよ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 03:42:14
719文字
会話率:16%
人間×竜
十八の誕生日、竜の花嫁の証である聖痕が現れた環那。そんな環那の前に、頭を垂れる一柱の白竜。
「環那。僕の愛おしい花嫁。唯一無二の宝。」
環那は有無を言わさず、彼等の住処へと連れて来られる。そこで出会う数々の竜達。
彼等の行方は―
――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-23 22:11:19
23726文字
会話率:29%
あらすじでは御座いませんし。誰かに読んでもらいたいという欲求は、さほどありはしない個人的な話です。母と父と一つの俳句に纏わる俺のノンフィクションを残しておきたいと思いました。普段こういった非フィクションは、ブログのほうで書いてることなのです
。なのであれば、これもそうすりゃいいじゃんって話ですけれども、俺のブログはやや不安定なサーバーでやってるんで、こちら小説家になろうさんの最強サーバーで、置く場所の間借りをさしてもらいたかったのです。両親の思い出なんてもんは大事ですから、機器のご機嫌次第で消去されたくないし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-04 00:08:55
10066文字
会話率:2%
目が覚めた時、青年は廃屋の中に居た。
静かなその場所で、紫色の瞳をした女性が頭を垂れる。
「私の召喚に応じて下さりありがとうございます」
これは記憶を無くした青年と、青年を召喚したという女性の話。
※召喚と書いてありますが、召喚もの
ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-21 12:03:26
3968文字
会話率:37%
2012年2月1日夜、寒空の下、とある公園に、突然、一人の少女が現れた。
辺りを見回し、ブランコで頭を垂れる中年男に声をかけ、少女は50年後の世界からやって来たと言う。
中年男の今にも死にそうな顔を見て、魔法を使って、その願いを叶えてやろう
と言うのだが?!
(2ちゃんねる 創作文芸板「この三語で書け」スレ投稿作を手直ししました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-01 21:11:38
898文字
会話率:44%