金髪縦ロールお嬢様・『聖麗院 歩由美』は、その妹である『聖麗院 撫々花』の病室を訪れていた。撫々花は『異能制御不全症』を患っており、長い間病院の外に出られない生活が続いていた。しかし突然、彼女の異能である『転移』が暴走し――。
元の世界に帰
るため、最も活躍した者の願いが叶う戦いの祭典・『神獣祭』に向け、彼女たちは陰謀渦巻く異世界を往く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 19:00:00
32829文字
会話率:42%
「エスメラルダ、ただ今をもって、君との婚約を破棄する!」
「…………は?」
あまりにも仕事が忙しく9徹の真っ最中だった私は、オフィスで倒れてしまった。
が、気が付くと私の目の前には、妙にキラキラした金髪のイケメンが、ドヤ顔で立っていた
。
こ、こいつは……!
辺りを見渡すと、これまたキラキラした貴族風の男女に囲まれたキラキラ空間。
そして頭に伸し掛かる、ズッシリとした重み。
ふと触れると、そこにはケバブかよってくらいぶっとい、金髪縦ロールが。
――間違いない。
ここは私がやり込んでいた乙女ゲー、『あなたに捧げる悠久の唄』――通称『あな悠』の世界だわ!
私はあな悠の悪役令嬢である、エスメラルダになっているらしい。
――なるほど、さてはこれは夢ね!
流石に9徹が響いた私は、遂に寝落ちしてしまったに違いないわ。
ううむ、寄る年波には勝てないものね。
「オイ! 何とか言ったらどうなんだ、エスメラルダ!?」
「え? ああ、はいはい」
エスメラルダの婚約者である、王太子のヘルマンがギャンギャン喚いている。
ヘルマンは所謂メイン攻略対象キャラなので顔はいいのだが、如何せん性格がガキすぎて私の好みじゃないんだよなー。
――まあいいや。
ここが夢の中なら、またとないチャンス。
仕事で溜まった鬱憤を、存分に晴らさせてもらおうじゃないの!
「覚悟しろよエスメラルダ! 僕は絶対に貴様を――」
「セーーーイ!!!」
「ぶべらっ!?」
私はヘルマンの頬に、渾身のビンタを喰らわせてやった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:03:17
2988文字
会話率:30%
【第一部完結済】
低身長金髪ロリ魔女が暴れまくる老害小説。
元チート級魔女の、生き残りを賭けた戦いの記録。
212歳の魔女アニエスは、魔王討伐の最終決戦で深手を負って死にかける。
仲間を逃がすために自ら犠牲になった彼女は転生魔法で生き返り
を図るが、なぜか転生先は三歳の幼女だった!?
これまで魔法と王国のためだけに人生を捧げて来た、最強魔女が歩む第二の人生とは。
見た目は幼女、中身は212歳。
その魔女をめぐる様々な事件と策略、周囲の人間たちの思惑を描いていきます。
第一部「幼女期編」完結しました。
ありがとうございました。
第二部「少女期編」始まりました。
低身長童顔ロリ細身巨乳金髪縦ロールにクラスチェンジした老害リタの横暴ぶりを、引き続きお楽しみください。
300万PVありがとうございました。こうして書き続けられるのも、読者様のおかげです。
この作品は「カクヨム」にも同時投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 11:19:46
1918747文字
会話率:29%
金髪縦ロールにきつめの美人、派手なドレスを着こなす公爵令嬢のクレアは王太子ヴィンセントの婚約者候補の筆頭である。ある日クレアは鏡で自分の顔を見て前世を思い出す。どう見ても悪役令嬢。
しかも姉から婚約者候補の座をむりやり奪った過去がある。すで
にやらかした後だった。
ヴィンセントが大好きなクレアだが、ヒロインらしき人物を見つけてから、自分の心が醜い嫉妬に包まれると、これではいつか本当にヒロインに危害を加えて断罪されてしまうかもしれないと、婚約者候補の座を降りようと画策する。
……が、クレアの努力は虚しく、結局クレアとヴィンセントは婚約することに。
婚約後、ヒロインとヴィンセントの距離が急激に縮まる様を見て、限界を迎えたクレアはヴィンセントに告げる。
──婚約解消してください。
ヒロインに心惹かれているヴィンセントの応えは…………!?
(ムーンライトノベルズにてR18版同時投稿)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 20:00:00
65607文字
会話率:33%
私はある日、ハイプライド侯爵家の主催する社交会で、ご令嬢であるマリーアネット様の毒味役に指名されました。
貧乏な我が男爵家を救うため、私は命をかけて鴨肉のコンフィに挑みます……!
最終更新:2023-09-07 23:15:15
640文字
会話率:38%
私はある日、ハイプライド侯爵家の主催する社交会で、ご令嬢であるマリーアネット様の毒味役に指名されました。
貧乏な我が男爵家を救うため、私は命をかけて白身魚のソテーに挑みます……!
最終更新:2023-09-05 23:57:05
787文字
会話率:40%
私はある日、ハイプライド侯爵家の主催する社交会に参加しました。
その料理の美味しさに思わず声を上げると、侯爵家ご令嬢のマリーアネット様がやって来て、こう仰いました。
「そんなに我が家の料理が気に入ったのなら、毒見係として雇って差し上げますわ
」
貧乏な我が男爵家を救うため、私は命をかけて毒見係を引き受ける事にいたしました……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 07:00:00
857文字
会話率:34%
【1日1話更新・6/28完結】もう21歳だし年貢の納め時だと親族に詰められて婚約したばかりの公爵令嬢カタリナ。貴族学院の同級生だったジュリエットに頼まれて、「裏社交界の女王」と呼ばれる高級娼婦オランピアの私邸に、ジュリエットの義弟が出してし
まった手紙を取り返しに赴く。だが、私邸の様子はどうも妙で、思い切って踏み込んでみると、血まみれのオランピアが倒れている。そして「誰にやられたのか」と問われたオランピアは「カタリナ」と答えた──
「え!? カタリナ様、この人刺しちゃったんですか!?」
「ちょっと! わたくしがこの人を刺せるわけがないじゃない!」
金髪縦ロールの悪役令嬢風味なカタリナと、ピンク髪光属性持ちの元「野生の男爵令嬢」ジュリエットの凸凹コンビが、(見る人が見れば)不可能犯罪の謎に挑む──
※異世界恋愛ミステリ「公爵令嬢カタリナ」シリーズ5作目。「公爵令嬢カタリナの事件簿:泣かない赤ちゃん」(短編)「公爵令嬢カタリナの計略」(長編)の前日譚ですが、独立してご覧いただけます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-28 08:00:00
44313文字
会話率:20%
【ネトコン11一次通過】舞踏会の最中にクズ男との婚約破棄を堂々と宣言したことで名高い破天荒令嬢カタリナ25歳。結婚しろと迫る父やら求婚者を華麗に回避しつつ、今日も元気に高笑い。だが「三十年前、悪事を働いて婚約破棄されそうになった伯爵令嬢が、
腹いせに婚約者の姉や共犯者だった幼馴染達を毒殺した」とかいう金食い虫の超事故物件をうっかり相続してしまい、大ピンチ。こうなったら伯爵令嬢の冤罪を晴らすしか…!と、王太子の秘書官ノアルスイユ(別名チョロ眼鏡)を巻き込んで、金髪縦ロールの公爵令嬢カタリナの推理が炸裂する──
※誤字報告、ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-06 11:00:00
93744文字
会話率:22%
貧乳金髪タテロールで年上負け癖ツンツンお嬢様と共に騎乗バトルする短編。
最終更新:2023-05-20 20:00:00
21889文字
会話率:46%
目が覚めた私は今置かれた現状に絶望した。
なにせ牢屋に繋がれた金髪縦ロールの令嬢になっていたのだから。
元々は社畜で喪女。挙句にオタクで、恋をすることもないままの死亡エンドだったようで、この世界に転生をしてきてしあったらしい。
ただまったく転生前のこの令嬢の記憶がなく、ただ状況から断罪シーンと私は推測した。
いきなり生き返って死亡エンドはないでしょう。さすがにこれは神様恨みますとばかりに、私はその場で断罪を行おうとする王太子ルドと対峙する。
なんとしても回避したい。そう思い行動をした私は、なぜか回避するどころか王太子であるルドとのヤンデレルートに突入してしまう。
このままヤンデレルートでの死亡エンドなんて絶対に嫌だ。なんとしても、ヤンデレルートを溺愛ルートへ移行させようと模索する。
悪役令嬢は誰なのか。私は本当は誰なのか。
ルドの溺愛が加速するごとに、彼の愛する人が本当は誰なのかと、だんだん苦しくなっていく――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 16:09:56
93417文字
会話率:45%
伯爵令嬢レイラ・オパールは、劇の脚本家になりたくて日夜執筆活動に励んでいた。王立芸術学院の演劇コースに入学したいのだが、父親の反対で叶わない。
ある日レイラは、芸術に造詣の深い王妃主催のガーデンパーティーに列席したが、参加する同じ年頃の令
嬢たちの装いがどうにもおかしい。どうやら、王妃の実子である第二王子マリウスに関係があるようで……。
「どうしてみんな金髪縦ロールなの……? え、このパーティーがマリウス様の花嫁探しらしい? マリウス様が悪役令嬢好きって噂? へぇ、じゃあまるでこの光景は『量産型悪役令嬢』ってわけね。あ、この言葉、次の脚本で使えそう!」
「相変わらずだね、レイラ」
「マ、マリウス様?!」
寝ても覚めても脚本家になりたくてしょうがないオタク気質の伯爵令嬢と、噂に尾ひれがついて何故か悪役令嬢好きとされてしまった第二王子が、ひょんなことから役者や舞台を巡る事件に巻き込まれて、二人で探偵の真似事をしていく物語です。
※この作品は、たこす様主催の第二回だーれだ企画に参加しました。内容は少し変わっています。
※ふんわり異世界設定です。
※ふんわりミステリー風味で、主軸はラブコメです。
※劇やお芝居に関してズブの素人です。出てくる芝居内容や考えはほぼ想像です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-15 08:00:00
7085文字
会話率:54%
金髪縦ロール令嬢の右腕がパイルバンカーに換装されているお話。
――これは特級呪物、コンヤクトリバコですの。
最終更新:2022-04-16 20:13:46
3540文字
会話率:53%
【あらすじ】
「ゆうちゃん、Discordって分かるかな?」
隣の家に住んでいる幼馴染はちょっと機械音痴な箱入りお嬢様。
大好きな彼女に頼まれて、僕は彼女の部屋でソフトの設定をしていたんだ。
そしたら、彼女がいないタイミングで女
子会がはじまってしまった。
男の僕が顔を出したら大変なことになる。
幼馴染のフリをしてごまかそうとしたんだけれど――。
会議に入ってきたJKお嬢様たちが、なぜかみんな全裸だった。
最悪な出会いをしてしまった僕たち。
その日から、女子会で撮影したHな画像を巡る僕たちのちょっとHな交流が始まった。
【登場人物】
木津勇一 主人公(ゆうちゃん) 普通の男子高校生
小野原陽佳 ヒロイン お嬢様学校に通う女子高校生
藤崎美琴 金髪縦ロールのお嬢様 国民的アイドル
高月愛菜 褐色ショートの元気娘 男の子みたい
大聖寺幸姫 黒髪姫カットの大和撫子 催眠術の使い手
【注釈】
カクヨムにて先行連載中です。
https://kakuyomu.jp/works/16816700427595637778折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-17 22:03:07
103852文字
会話率:29%
超お嬢様学校『聖フレグラント学園』に入学した長谷川霊見は、入学早々『トイレの花子さん』に出逢い、一目惚れされ、結婚を申し込まれる。
しかも、その花子さんは金髪縦ロールにドレス姿のお嬢様。
そんな花子さんを霊見は『お花摘み畑のフラワー様』と命
名するのだった。
霊見は唯一の憩いの場であるトイレの個室を巡りフラワー様と対立。
徐々にボケと突っ込みの関係を構築していく。
しかし、その抗争もいつしか友情のようなものへと変化してゆき、二人は互いを認め合ってゆく……。
そんな二人にはある共通点があった。
それは、初代トイレの花子さんである長谷川花子から脈々と長谷川家に引き継がれていた呪い。
霊見はトイレの花子さんの本家である長谷川家の末裔であり、未熟ながら強い霊力を持っていたのだ。
そして、フラワー様も同じ長谷川家の出。
二人の出逢いは偶然か? それとも…………。
始まってしまった<お花摘み畑のフラワー様VS本家・トイレの花子さんの末裔>の対立。
その結末は、どうなってしまうのでしょうか?
どうぞお楽しみください。
※鳴田るな様主催の「純愛短編企画」参加作品となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 14:33:55
16575文字
会話率:59%
ある日、親の仕事の都合で霊峰院グループ財閥が管理・運営する偏差値が高いと評判の『私立霊峰院学園』に編入することになった御子柴 渉(みこしば わたる)。彼は同じクラスの『麗氷姫』と呼ばれる"金髪縦ロール"のクール系お嬢様
、霊峰院 明日香(れいほういん あすか)から自己紹介後のとある言葉が原因で目を付けられることになる。
学園内では成績トップで優秀な美少女である明日香。そんな凛とした美貌を持つ彼女だが塩対応・高飛車・クールなお嬢様の三拍子が揃っているせいで全校生徒から敬遠されていた。しかし観察眼が優れている渉は、彼女を後ろの席から見つめていたおかげである一つの疑問を抱く。『―――関わらない方が良いという程、本当に彼女の性格は冷たいのだろうか?』と。
そうして渉は、ひょんな出来事から明日香と放課後の時間だけ一緒に過ごす関係となる。
「無い無い尽くしでどこまでも失礼な貴方ですが―――それでも変わることは出来ます。その意思はありますか?」
「……あぁ、俺は変わりたい。上位の成績を維持するだけの力を、身に付けたい!」
始めは冷たい言葉と態度で渉に接していた明日香だったが、渉と一緒の時間を過ごすうちにその態度は次第に柔らかくなっていき……。
この物語はある事情を抱える平凡な男子高校生とクール系お嬢様が、二人だけの放課後を通して歩み寄る内に互いに惹かれていくお話。 ※この作品はギャルゲーをイメージして頂けると分かり易いかと思います。つまり序盤はまだ好感度は低い状態です……。話数を重ねるにつき少しずつデレていきますのでその変化を楽しんで頂ければと思います。
※『カクヨム』『ノベルアップ+』様でも公開しております。
※9/24(木)現実恋愛日間ランキング63位ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-22 13:21:18
43662文字
会話率:46%
皆もすなる異世界転生なるものを、私もしてみんとてしたら、本気で転生されました。
ある日突然、金髪縦ロールなつり目の侯爵令嬢シャルロット(幼女様)になった私。この容姿、スペック、魔法に溢れたファンタジー…!つまり、私は世界に『悪役令嬢』として
求められてる!
そうとわかれば、一人前の悪役令嬢を目指し、今日も今日とて頑張ります。
本書は、運命ではなく性能(ポンコツ)に翻弄され、ライバル(魔王)に餌付けし誑し込まれ、異世界で迷走する妹が記したお姉様への報告書です。
※脳みそを空っぽにして読んでください。よろしくお願いします。
※ただのぐだぐだな話です。ぐだぐだしたい時にお勧めです。
※最初の数話はどうしようもなくつまんないです。その続きはしょーもなーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-09 19:00:00
307606文字
会話率:45%
男装して男性をオトすのは、尋常な手腕では至極大変だ。当たり前である。……であればこそ、オトす側の心持ちを知り、オトされる側の心持ちを知り、そしてそれを利用できれば、一定の助けとなる。
女性をオトしてオトす側の心持ちを知り、オトした女性にオ
トされた側の心持ちを聞けば、完璧である。
──生来顔のいい女、嵐 結会。プレイヤー名、アラシェ。
得意の弓術、自爆術、ついでに顔で女性をオトす!
「あれ待て。私は何のために女の子をオトしまくったんだっけ?」
そして。主人公アラシェは、些か頭の軽い女であった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-14 08:42:23
113499文字
会話率:27%
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*ざまぁはございません。
*カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-21 12:00:00
72539文字
会話率:47%
「死亡フラグなんて八つ裂きにしてさしあげますわ!」
※『ハーメルン』にもマルチ投稿しています。
※主人公イラストは「027b」あとがきにあります。
最終更新:2020-05-22 22:19:27
236416文字
会話率:33%
「おい!まさや、いい加減にしろよ! 何度も同じこと言わせんな!」
日本から召喚させられてから約7ヶ月間、何度となく言われている言葉だ
俺の今いる場所はイスダルム王国って国
それでもって俺はここの国の奴らによって日本から召喚された
仕事中
、足元が光りだし、その光に包まれてからどのくらいたったかわからないが、次の瞬間、見たこともないだだっ広い石室の様な場所だった
ただ、召喚されたのは俺だけではなく、俺の周りには見ず知らずの日本にいたであろう17~20歳くらいの日本人の男女100人がいたわけだが、、
俺の名前は佐田まさや
(あーー、これ、ダメな召喚だ、、)って、
俺らの周りを剣や槍で武装した騎士達が囲み、
一段高い場所には杖を構えたローブ姿の奴らと見るからに高そうな服を着た駄目そうな貴族のおっさんども、
その真ん中には装飾品をゴテゴテ身につけた王様らしきおっさんと15.6歳くらいの金髪縦ロールの性格の悪そうな面した王女がニヤニヤしながら並んで立ってる。
ラノベを読んでる方々ならすぐにピン!とくるでしょ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-16 18:06:35
16822文字
会話率:27%
【三章 未公開部分開始】
ヒロインの朝は、夕方に始まる。
学校では、金髪縦ロールに流されたひどいデマのせいで居場所がない。実家の酒場で働く時間が唯一、彼女が彼女でいられる時間。
とうとう実害が出たその日、彼女は反撃に出る。
双方10才。本編
開始はまだ先だ。
本編開始前と題した三本の短編を拡大した連載版です。
いじめられる側、いじめる側の双方を書いています。ちょっとずつみんなが前進するお話。
●一章、ヒロイン視点
●二章、悪役令嬢、バイト開始
●三章、実行犯
●四章、傍観者
●五章、婚約志望者の秘密
●六章もあるかもしれません。
アルファポリス様でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 13:04:26
118650文字
会話率:16%
6.25描写を追加しました。主に後半です。
酒場の娘、現在10才。
彼女の朝は、夕方に始まる。学校ではいじめられて居場所がない。酒場の手伝いの時間が唯一、彼女が彼女でいられる時間。
常連のお客さんに意図せず励まされ、ある日彼女は反撃に出る。
実は彼女、クラスで一番強かった。力任せで解決を図る主人公を見かねて現れる男の子。なぜか金髪縦ロールのいじめ主犯。最後の最後で、いじめの本当に本当の理由が明らかになります。
※アルファポリス様にも加筆修正して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 15:16:22
17741文字
会話率:18%
ティファニー・クラインは、かつてエロゲ界で伝説と呼ばれたゲーム、「Herzog」の悪役系ヒロインだ。
金髪縦ロールにややつり上がった青い目は、まさに悪役令嬢。しかしその美しさは、八人の攻略対象であるヒロインの中でも随一だった。
そん
なことを思い出したのは、いよいよ私が大悪魔アイロス・バルバトスとの契約を終えようとしていた時のこと。
「え? え? え? 思い出したんですけど、思い出しちゃったんですけど! 私、前世で男だったんですけど! ていうか私がティファニー? まずいって、それまずいって! エロゲの攻略対象だもの! 私、何回触手の中に放り込まれましたっけ!?」
ええ、そりゃもう内心では大悪魔を前にして、めちゃくちゃ焦りましたとも。
しかも攻略されなきゃ悪役なんで、バッドエンドかデッドエンドしかありませんからね……。
「Herzog」とは、そもそも戦略シミュレーションゲーム。
主人公ラファエル・リットは各国の君主であるヒロイン達に軍師として仕え、戦乱のケーニヒス連邦を再び一つに纏め上げることが目的。そして私も君主の一人なのです。
ということは、私が君主にならなければ良いのではないかと考えました。
けれど、それは中々難しい。
何しろ大悪魔との契約上、人々に絶望を齎さなければいけないのです。
その上、来るべき日には悪魔の尖兵として、ケーニヒスを戦火の中へ突き落とすことが私の役目。
どうあっても君主になる必要はありそうです。
ああ、そうだ。
名案を思い付きました。
主人公であるラファエル・リットに出会わなければ良いのです。
そうすればきっと触手の中にブチ込まれることも、お風呂で愛を語られることも避けられるはず……。
ああ、良かった。
これできっと、すべてが上手くいくのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-29 17:06:45
539030文字
会話率:35%