【作品補足】
2012年執筆、第1作目。MF文庫Jライトノベル新人賞で1次選考落選。拙い内容ですが、ここに供養します。
【あらすじ】
女性恐怖症体質に悩ませられる高校生・佐村啓太は、ふとしたきっかけでつるむようになった二人のクラスメート
、日月キカとその幼馴染みである坂薙鈴乃の三人組で行動していた。
一見して美少女のように可愛い男の子のキカは、最近心の不調を訴えるようになり、その流れで三人はキカの身体に秘められた謎を知ってしまう。
なんとキカは鈴乃の血を吸う事で少女に変身し、逆に啓太のキスで元の少年に戻るという特異体質を持っていたのだ。
男二人と女一人、よくある三角関係。
そんなありがちな人物相関図に置かれた少年少女達の一人の性別が反転することで、彼らを巻き込んだ大きな歯車が回りはじめる!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 16:11:54
151999文字
会話率:40%
とある少年・群星剣義(むれぼしつるぎ)には、2人の幼馴染が居る。 月見涼海(つきみすずみ)と朝日結衣乃(あさひゆいの)の2人だ。 3人が高校2年生のゴールデンウィーク明け、剣義は涼海と結衣乃からとある秘密を打ち明けられる。 その秘密と
は、彼女達は異世界へと行き、そこで世界を救っているという事。 ひょんな事から異世界から帰還した直後の彼女達に遭遇した剣義に自分達の秘密を語る2人。 そして剣義も足した3人で異世界へと向かう。彼らの旅のその先に待つ物とは一体何なのか、運命が大きく動いた時、何が起こり、何処へ行き着くのか。 これは、そんな3人の幼馴染達の冒険と日常の物語。
※この作品はpixivでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-08 12:00:00
195701文字
会話率:60%
初めて担任を受け持った伊藤先生。残業でくたくただった時、窓の外を覗くと、変な生物がいた。鳥の様だったが、はちどりや、虫見たいにバタバタと飛んでいた。羽の質感では全くなさそうなつるつるしていいる外見、電線には乗っているが、圧倒的に重さでたるん
でいる。よく見ると足が四本。よくわからない生物はこっちに凄い形相で迫ってきて、、!?
よくわからない生物と、暑い伊藤先生が繰り広げる、ドタバタ系コメディ。
この作品は「カクヨム」でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-28 21:50:40
10828文字
会話率:86%
日本で最も天国に近い病院だと言われている、高山中央病院。
そこが、頭おかしなお調子者・|鶴喜亮《つるきりょう》の入院先である。両足を骨折しても、彼は笑顔を絶やすことはなかった。
それどころか、車椅子をゲットした日には奇声を上げながら廊下で全
力疾走、あろうことか危うく謎の美少女・ガラス姫とぶつかりそうになり……!?
そして、彼女が抱えているある秘密とは……?!
ハイテンションでハートフルな病院コメディー、開幕!
毎週月、木曜日朝6時に更新いたします!
この物語はフィクションです。登場する人物・団体・地名等は架空のものであり、実在する人物。団体等とは一切関係がありません。また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
この作品は「小説家になろう」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 16:02:43
108806文字
会話率:41%
時は大正。
古き良き日本を重んじる華族椿家の令嬢でありながら、女性の社会進出を信念に未来を切り開こうとする椿一華(いちか)。
しかし一華に下されたのは資産家である九条家の三男・英明との結婚。
味方だと思っていた弟・大志にも裏切られ家に押し込
められ、失意の中ついに家を飛び出した。
彷徨う一華が足を踏み入れたのは「黒田彩菓茶房」という洋菓子店。
マスターの黒田壱流(いつる)は客の持ち込む謎や悩みを紐解き心を癒し、そしてその人生をモチーフに彩り鮮やかで宝石のように美しい洋菓子を創り出していた。
壱流の洋菓子に魅了された一華は壱流に頼み、黒田彩菓茶房で働かせてもらうことになる。
しかし壱流は九条家の次男だった。壱流も一華と同じく、自由を求めて家を出ていたのだ。
運命的な出会いをした一華と壱流は共に客の持ち込む謎を解いていく中で互いに惹かれていく。
しかし平穏な日々は長くは続かず、大志が一華を迎えに来る。そして壱流の前に現れたのは失踪していた壱流の兄・九条誠一だった。
過去と現在、理想と現実、愛情と務め。
全てが交錯する中、二人が選んだ道は――。
花開く大正と洋菓子、謎解き、そして甘く切ない恋愛が紡ぎ出す大正浪漫のお仕事ミステリー。
彼らの闘いと成長、そして恋がつむぎ出す物語をご堪能あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-30 15:06:07
70548文字
会話率:54%
その昔令嬢だったアリアは、一人きりの小さな家のベッドの上で、六十五歳の生涯を終えようとしていた。
十六歳で家を出ることになってから色々なことがあったが、様々な国へ行き見聞きできた人生に満足していた。
しかし、お迎えの気配がない。目
を開けると、しわだらけの手はつるつるに、かさついていた白髪は美しいブロンドに、ベッドの横には、令嬢だった頃に学園で密かに会っていた「友人」が、そのころよりも幼い姿で立っていた。
その執着は、純愛か狂気か。
青春を取り戻せ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 12:11:37
137237文字
会話率:53%
※{ }は振り仮名です。
毛足の長い赤い絨毯の大広間の中央に、大きな丸いテーブルがあった。
黒く、一見すると黒曜石のようにも見えるが、分厚い縁に施された、つる草やつぼみを模した丁寧な彫り飾りに欠けやヒビはなく、黒曜石よりもずっと硬い岩の
削り出しのようだった。テーブルクロスや水差しやグラスはなく、花瓶の一つすらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 10:01:59
110794文字
会話率:46%
とある異世界の大陸、ティマオス大陸。
四つの王国に分かれたこの大陸には、魔法が溢れ、そして人語を解する魔物『聖獣』が、人々と共に暮らしていた。
しかし、平穏なティマオスに突如として現れた魔王軍が、人々を支配しようと進行を開始。
四大王国の
ひとつ、魔法の国リュコスは異世界召喚を行い、魔王軍に立ち向かう勇者を召喚する。
しかし、召喚された五人の勇者はいずれもクセ者揃い。
おっとりお嬢様、弓宮 琴羽(ゆみや ことは)。
男嫌いのインテリ眼鏡、槍木 蒼馬(うつぎ そうま)。
天才肌の純真少女、木丈 真魚(きだけ まお)。
体格に恵まれたビビリ少年、盾石 良彦(たていし よしひこ)。
そして、特撮オタクの熱血バカ、剣城龍也(つるぎ たつや)。
まとまりのない五人の現代人は「勇者戦隊」を名乗り、反抗期のツンデレ王女、リアを案内役に魔王軍を討伐する冒険を開始した。
旅の途中、生ける屍の軍勢に襲われる村を救った6人。
聖獣の棲む森を焼いた村長の裏には、魔王軍の影があった。
ホブゴブリンが率いる聖獣狩り部隊を追う勇者たち。
一足先に追いついた龍也は、人質に取られた聖獣たちを前に、大きな決断を強いられるのだった。
この作品はpixivにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 20:00:00
22587文字
会話率:44%
本作品はカクヨムとの重複投稿になります。
榎本界人は中学に上がりグレていた。親の離婚や環境の変化など様々な理由はあるが、最たるものは親友との離々かもしれない。中学二年になる頃には、信頼がおけるわけでもない『仲間』とつるみ、毎夜寄り集まっ
てはくだらない時間を過ごしていた。
ある時親友・薊京介と出会う。中学からはすっかり疎遠になっていた彼とよりを戻したいと思い、勇気を出して近寄ってみせた。
しかし、界人はその気持ちに正直になれなかったのだ。その為に二の足を踏むしかなかった。
夜のコンビニで出くわした彼は物憂げで、儚げで、無気力で、そして相変わらず――天使のような美少年だったから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 23:08:14
31944文字
会話率:47%
「殲滅せよ、この世界に巣食う化け物を」
地球外知的生命体、通称「レヴナント」
それは人類の敵。
対レヴナント決戦用二足歩行人型装甲兵器、通称「アーマード」
それはレヴナントに唯一対抗できる人類最後の希望。
今日から大学生となる三木 祥
(ミツギ ヒロ)
しかし目が覚めたらそこはいつもいる世界と酷似した全く別の世界だった。
目の前に現れるレヴナント、そして試作アーマード「幻月」。
それはまるでゲームの世界に迷い込んだようだった。
物語の鍵となるオンライン対応オープンワールド一人称視点アクション&ノベルVRゲーム「ARMORED」。
「この世界」と「あの世界」を行き来し主人公ヒロは「あの世界」の存亡をかけた戦いに挑む。
その果てにあるのは希望か絶望か。
転移モノ死に戻りロボットストーリー、「夜明けの騎士〜オルゲンロートリッター〜」今ここに開幕。
本作品はこんまが!の外伝作品にあたります。
当作品を見ていなくても楽しめる作品です。
こんまが!の敵キャラクターにあたる「レヴナント」の資料を元に再構築したストーリーになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 22:12:06
168350文字
会話率:36%
魔道学院成績トップの美少女レモと、龍王の力を手に入れあやかしの姿となった少年の物語。
子供の頃から勉強が得意だったレモは、王立魔道学院でも友達に囲まれ成績トップ。一見充実しているようで、どこか物足りない日々を過ごしていた。心の奥に秘めた
情熱を無視しているような、どこか空虚な毎日――。
一方、なにをやってもうまくいかず落ちこぼれだったジュキは、特別な存在になりたいと強く望んでいた。旅先で彼は偶然、美しい光を放つ古代の龍王の遺物をみつける。白い龍の水晶のようなツノや、真珠のように白いうろこを身体に埋め込んだことで、ジュキは水や天候をあやつる龍王の力と無尽蔵の魔力を手に入れた。
だがレモは彼の強さではなく、繊細な感性や彼のやさしい心に惹かれていた。そして何より、ちょっとおバカで無鉄砲なジュキと行動していると、次々と新しい経験ができて彼女の世界が広がってゆくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 18:11:43
199624文字
会話率:57%
溺れた子供を助けようとしたら自分が死んでしまった。
あの世に連れて行ってくれる者に案内され三途の川を渡ろうとしたが、トラブルが起きて三途の川に沈んでしまう。
三途の川の下って地獄? また水難ですか? 人を助けようとしただけなのになんだこの仕
打ち。
俺が沈む原因となった奴の足がつりますように! と願い、三途の川を沈んでいく。
エブリスタにも掲載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-15 18:00:00
5378文字
会話率:50%
隕石の飛来で突如発生した食人植物化ウィルスの蔓延により大混乱に陥ってしまう全世界と西日本。活性死者植物──ゾンピアンタの爆発的な増殖で自然界の食物連鎖が根底からひっくり返ってしまう。世界の3分の1を統治したステーティア帝国の軍人達も出動した
ようだが──。これが後にウェスト・ジャパン事件と呼ばれる出来事だった。
主人公のラファエル・サントス・シェファード。花園高校に通う高2の彼は外国人だからという理由で虐められており、陰鬱とした日々を送っていた。しかし初めて国民保護サイレンが街中で鳴り響くことで突然その日々は終わる。
テロリストが運転してたトラックで不老不死の女性と出会うことでフルーフを授けられて、彼の左目に宿った刻印。その『刻印』によってラファエルは、直接人の目を見ることで、何かしらのスイッチを『ON』や『OFF』に切り替えられる呪いの力に目覚め、それを武器に戦う力を得た。
しかしそれはまた、彼が背負った『災厄の暴君』の始まりの物語でもあった──。
※グロ注意
※この物語は、法律・法令・倫理観に反する行為を容認・推奨するものではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 11:05:37
3513文字
会話率:43%
令和4年 2月25日 22:17
大きい順 フィクション
キャラ 胸 サイズ 大きさ
名称 通称 など
私なりの考え 分類別
超乳
豊乳 ほう
爆乳
巨乳
美巨乳
普乳 (均乳) へいきん ふにゅう
美乳
貧乳
平乳 へいにゅ
う
無乳 つるぺた 板 む
メモから
ケニキス・キティ・ハーベット・
ロールスイート
エビルキャット
ヴィラン
ダークヒール
アンチダークヒロイン
イギリス ダラム
アメリカ
テネシー州 舞台
ジャン・ローランド
凶悪犯罪者 サイコパス
ヘルサバイバー=リデュース
レムレイネル=ルシッド
アマンダ・ダラス・ツーブロック
カーター・ハモンド・ツーブロック
武器商人
殺し屋
マーク・ジャンバー
シエル・スコートビー
ガンボール
アレックス・サンジェルマン
ジャン・マインドールー・メリアム・
ローランド
アンシー・スエル・ローランド
デミオーガ
ヴァンパイア
ホムンクルス
ハーフオーガ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 18:06:13
6019文字
会話率:1%
幼い頃から時代劇が好きだった青年、御剣刀悧(みつるぎとうり)。彼はブラック企業で働いていたことによる過労と睡眠不足でうつらうつらしていたところを、電車に撥ねられて死んでしまう。その後、真っ白い世界で女神と出会った刀悧は、【剣豪】の能力を与
えられて異世界に転移した。
気が付けば見知らぬ森の中にいた刀悧は、三日三晩さまよって行き倒れてしまう。そこに通りかかったのは巫女装束の少女と、忍者装束の少女の二人組。おにぎりを恵んでもらって生き返った刀悧は、彼女らと行動をともにすることになった。
二人は「浪人」という職業の、魔物退治などを請け負う何でも屋だという。二人とともに近くの村まで行った刀悧は、そこで小鬼と呼ばれる魔物を相手に薙刀や苦無を振るい、治癒の術や火遁の術を駆使して戦う少女たちの姿を目にすることとなる。
だがそんな折、想定外の事態が二人の少女を襲う。窮地に陥った少女たちを救ったのは、先刻彼女らの前で行き倒れていた青年だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-27 11:08:22
22151文字
会話率:30%
「いつでもお湯が出せる?」
「まさか、いつでもお風呂に入れるってこと!?」
「ええっ!? それ、最高じゃないですか!」
キラキラと輝くような三者三様の魅力を振りまく女の子たちに囲まれる。
その日、少年ロシュの人生は変わった。
天
恵。創造神に選ばれた者だけが持つ、歴史に名を刻んだ英雄たちを英雄たらしめた強大な力。だが、冒険者志望のロシュが得た天恵はただ自由に【お湯】をだせるだけという不遇なものだった。
そのせいでギルドのお茶汲みにされたロシュは、日々こき使われ冒険にも出られずクランも組めず、ただひとり鍛錬に励むしかなかった。そんなロシュを周囲は無能のお茶汲み野郎とせせら笑う。
だが、そんなある日。
「貴方をわたしたちのクランに迎え入れたい。貴方はわたしたちに足りないものを持っている。望むのならば、この手をとって」
偶然ギルドを訪れた、超有名A級美少女冒険者クランから差し出された手。
その手をとった日から、ロシュの世界は、運命は、大きく変わり始める。
「本当に冒険者向けの、最高の天恵」
「これは鍛えがいがあるかもね!」
「はあ。うっとりしてしまいます~」
戦闘の役に立たないはずの天恵が、なんと使い方次第で最強の武器に!?
あこがれのあの娘に追いつくために、あの手この手で強くなれ!
同じお茶汲みなら、可愛い女の子たちとの優雅なティータイムのために!
これは、やがてロシュが最強のS級冒険者となって、そして彼女たちと共に伝説の英雄とうたわれるまでの物語。
◇◇◇◇
「ん。いいお湯」
「は~。気持ちいいわね~」
「お肌つるっつるになっちゃいますね~。……あら? 貴方も早く入られては?」
※混浴はデフォルトです。
メンバーはこの先、もっと増えるかもしれません。
※「ざまあ」よりは意趣返し?(主人公を蔑んだ相手との対決の場はあります。わりと序盤に)
閉鎖的な環境で人間関係に恵まれず、くすぶっていた主人公が、新たな環境と理解者(しかも美少女)と一緒に進んでいくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-13 06:02:08
231501文字
会話率:43%
小さなころから音楽が好きで、当時は自分で作曲をした歌をネットに載せていた前野悠斗。
悠斗の曲は瞬く間に人気になり、多くの人が注目していた。
しかし、ある日を境に曲が載せられることはなかった。
そこから数年が経ち、高校生となった悠斗は作曲ど
ころか音楽からも離れていた。
自分でも物足りないと感じていた時、悠斗の目には「字幕のようなもの」がうつるように。
あまりに普通じゃないことに困惑していると、学校内のとあるトラブルを耳にしてしまう。
自分には関係ない、何とかする義務もない。と思いつつも、悠斗は突如得た力でトラブルを解決しに。
うつる言葉は果たして何をもたらすのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-27 16:10:55
586文字
会話率:27%
カラフ王国でメイドは特別な存在だった。知性だけでなく戦闘力も通常の人間を遥かに凌いでいたために、隣国のソーニャ連邦は、王国征服と同時にメイド禁止令を発令した。メイドの殺害は罪に問われない。しかしてメイド狩りが行われ街の中からメイドは消えた
。
孤児として生まれた南郷菜々子は、その才能が見込まれて戦闘系魔法少女として育てられた。
潜伏作戦中の警備会社で、特別なメイド服を着た髪の青いメイドの来訪に出くわした。菜々子はメイドを殲滅すべく行動にうつるが、相手は菜々子の目の前で黒い甲冑姿に変身する。王家直属の戦闘メイド「銀色の四姉妹」の一人だと気づいた菜々子は、その戦闘力の違いに恐れをなして逃げ出した。
研究所では、黄色い髪の戦闘メイドに、海軍基地の食堂では、赤い髪の戦闘メイドと遭遇して対戦となる。紗英はその強さに直面し、自らを囮にして菜々子を逃がしたが、捕まってしまう。
収監されていた牢屋に銀髪の戦闘メイドが現れ、菜々子は会議室に連れて行かれる。逃走は不可能だと諦めたが同僚の魔法少女である半田姉妹が助けに来てくれる。
戦闘メイドを相手に辛くも逃げ切った菜々子たちが、紗英を連れて事務所に戻ると、今度は霧島の襲撃を受けて仲間を一人失った。
王国独立のために手を組もうという霧島の提案を携えて、所長である大谷地八千代は菜々子とともに魔法少女協会へと足を運ぶ。王家独立に協力はするが女王復活は阻止すべきという協会の決定に従って、菜々子は特別な訓練を受けることになった。
メイドとともに連邦の駐屯地を制圧した魔法少女は、女王復活を阻止するためメイドと戦う。八千代は、黒い鎧を銀色と変化させた最終形態である戦闘メイドから王国の最終兵器としての戦乙女の記憶を返され、王家復活のために魔法少女協会に潜入していた作戦を思い出す。
菜々子は黄色の戦闘メイドと戦っていたが、負けを認め、女王を復活させる儀式の生贄にされる。
本来の女王たるユキから、菜々子は自分の生まれた理由を知り、ユキの記憶を引き継ぎ女王となった。
魔法少女としての記憶を消された紗英の前に現れた榛名が紗英の本当の名前を口にした時、紗英は自分が魔女であったことを思いだす。
★以前別名義にて投稿した作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 00:00:00
115682文字
会話率:39%
雨か……。
俺は空を見上げた。
金が無いからって理由で自炊を始めてはや十五年。
アラフォーと呼ばれる世代になる。
自炊はそれなりの給料をもらうようになっても続けていた。
そしてそれなりにできるようになっていた。
それが原因で、年下の彼女に
振られてはや一年。
振られたのはこんな雨の日だった。
ちょっとしたバースデープレゼントのサプライズのつもりで作ったケーキが、「私より上手い」という理由で振られたのだ。
そんなふうに言われてもなお、結局自炊をしているこの俺。
何でだろ……。
今日は珍しくスマホの目覚ましのセットを忘れていた。
遅刻を恐れ俺は走る。
雨の日いつもの駅の下り階段。
階段は雨に濡れて滑りやすくなっている場所。
いつもの時間の電車に遅れそうな俺はカバンを脇に挟み、傘を畳みながら小走りに階段を降りる。
つるん。
こんな言葉が正しいぐらいに見事に転んだ。
いつもなら手すりを持っている右手が傘に添えられており、足元が滑った瞬間体を支えることができなかったのだ。
背中をしこたま打ち、痛みで目を瞑る。
「イテテテテ」
痛みが落ち着いたところで目を開けると、そこにあるはずの地下へ向かう階段は無く、鬱蒼とした森の中に居た。
ひょんなことから異世界に転移した男の話です。
途中の作品もありますが、新規作品です。
気が向いたら読んでいただけると幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-08 01:00:00
115361文字
会話率:26%
元短距離走者の上條 充留(かみじょう みつる)は、突如失踪した婚約者・町村 密(まちむら ひそか)の足どりを追って、彼女の故郷、〆谷(しめたに)へ向かう。
〆谷は某県の紀伊山地を深く分け入った先にある山村。少子高齢化の著しい絶望的な限界集落
にすぎない。
折しも〆谷では夏祭りを二日後に控えており、住民たちはその準備に追われているようだった。
ところが上條は密を捜すも、〆谷の住民たちの陰謀にはめられてしまう。囚われ、村に隔離されたのだ。
この村は異常だ。誰も彼もが狂気に我を忘れていた。
連中は、夏祭りの際、18年ぶりに秘儀『異人担ぎ』とやらを行うため、上條をご神体として祭りあげるのだと息巻く。
このまま、おめおめと神輿にされてたまるか。必ずや奴らの暴走をとめ、そして密を取り戻してみせると、上條は誓うのだった――。
※これは遥彼方さま主催『夏祭りと君』企画、参加作品です。
※参考文献
『聴耳草紙』佐々木 喜善 筑摩叢書
『異人論序説』赤坂 憲雄 ちくま学芸文庫
『異人論 民俗社会の心性』小松 和彦 ちくま学芸文庫
『藪原検校』井上 ひさし 新潮文庫
『魔の系譜』谷川 健一 講談社学術文庫
『民俗宗教 タタリと民俗社会』監修・櫻井 徳太郎 東京堂出版折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 18:07:59
99367文字
会話率:18%