鏡花一代の名作と讃えられる本作。
中世、近世の文学に深く根を下ろし、極度に切り詰められた文体で語られる能楽の芸道もの……といえば敷居が高いのですが、物語そのものは、数奇な運命で結ばれた若い男女の恋愛に、芸道の師弟の情愛がからむ、きわめて
シンプルな感動作です。
現代語訳となると、鏡花一流の華麗な修辞は犠牲にならざるをえませんが、ストーリーの面白さとみごとな構成美の概容は感じてもらえるのではないでしょうか。
原文は一から二十三の数字の章立てからなっていますが、全体は世阿弥以降の古典芸能の序(じょ)・破(は)・急(きゅう)五段の形式に、整然と整えられています。それをふまえて、各章を、序、破の序、破の破、破の急、急の五部にまとめることにしました。
難しい作品なので、掲載はゆっくりになると思います。各部ごとに(あとがき)と題して参考知識などをまとめていますが、読み飛ばしても、後からまとめて読んでくださってもかまいません。
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最終更新:2024-05-20 03:25:35
11221文字
会話率:47%
『きぬぎぬ川』は、明治三十五年(1902年)五月発表。同年一月に発表された『女仙前記(じょせんぜんき)』の続編にして完結編です。独立した短編ですが、先に『女仙前記』(前回UP済み)を読んでいないと事情がわからない部分もあります。
まずは全
十五節のうち、行方不明になった令室の捜索が再開される第四節まで。
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最終更新:2024-04-07 13:23:55
35080文字
会話率:43%
『女仙前記(にょせんぜんき)』は、明治三十五年(1902年)一月発表。同年五月に発表された『きぬぎぬ川(別題:女仙後記)』のプロローグにあたる短編です。
ストーリーはほとんど動かないのに、緻密に組み立てられた世界観を予感させる、なんともミ
ステリアスなムードに全編が覆(おお)われて、独立した短編としても秀逸です。精密な描写が命というべき作品なので、細部を読み逃さないことをお勧めします。
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13978文字
会話率:51%
この作品は古典『源氏物語』の現代語訳ではありません。
むしろ徹底した古典『源氏』離れに特徴があります。
実際の平安王朝時代に光源氏が実在していたら……そんな設定のもとに書かれています。
そういう意味では現代文学の歴史小説です。
登場人物
設定も、古典『源氏』とは大きく違います。
しかも登場人物の大部分は歴史上の実在の人物だったりします(実名は伏せてあります)。
また平安時代の「恋愛小説」でもありません。あくまで平安時代の「政治小説」です。
※ ※ ※
帝の皇子でありながら源の姓を賜って皇族から出され、一世の源氏となった彼は世に光源氏の通称で通っていた。
その父が雷に打たれたと聞いて宮中に駆けつけた時は父帝は瀕死の状態で、そこで自分を皇族から外した父帝の御真意を源氏は聞く。
それでも彼は、それから平安朝のどろどろととした権力争いの世界に巻き込まれていくのは避けられなかった。
この作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 21:00:00
545001文字
会話率:40%
ダンテは13世紀のイタリアに帰れるのか?
ルネッサンス初期のダンテ・アリギエーリが、現代日本にタイムスリップしてきた。
弱小出版社の編集者である有江たちと共に「神曲」を日本語に書き直しながら、元の世界に戻る手掛かりを探ります。
【登場人物
】
・ダンテ・アリギエーリ
48歳 男性 1265年のイタリア・フィレンチェ出身 「神曲」の作者
1313年のヴェローナから日本にタイムスリップ。その原因と戻る方法を探しながら、「神曲・地獄篇」を日本語訳している。
・栃辺 有江 (とちべ ありえ)
24歳 女性 梶沢出版の編集者
ダンテが日本に現れた場所に鉢合わせし、以降、行動を共にしている。ダンテの担当編集者でもある。
・任廷戸 愛永(じんていど まなえ)
27歳 女性 梶沢出版の編集者
有江の憧れの先輩。文学全般に詳しい。若干S気質。
・下根田 陽人(しもねだ はると)
26歳 男性 警察官
有江の住む街の駅前交番に勤務する巡査。爽やかだが、下ネタが好き。
・常磐道 勝清(じょうばんどう かつきよ)
42歳 男性 梶沢出版の編集部長
文豪への嗅覚が鋭く、ダンテに対しても何かを感じている様子。
・西藤 隆史 (さいとう たかし)
36歳 男性 職業不詳
ダンテが住む部屋の先の住民。2023年6月2日に謎の死を遂げている。
・船越川 瑠理香 (ふなこしがわ るりか)
公益財団法人 日本宗教調世会の事務員
西藤 隆史さんの調査を引き継いでいるのか?
この物語に登場する団体名・個人名は全て架空のものです。地名等が一致していても、その内容については創作であることをお断りしておきます。
なお、この作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:23:39
101507文字
会話率:45%
SF×ラブコメ×学園×アクション×推理×かぐや姫!
未来からやって来た美少女によって、普通?の男子高生がSF現象や超能力者、未来人の抗争に巻き込まれていく――
平凡な怠け者高校生の相田周太郎(シュータ)は、転校生の竹本美月と出逢う。美月
は金髪で美人の未来人。タイムマシンの実験で過去に来たと言う。実験の不手際のせいで超能力が身に付いてしまったシュータは美月に協力して、様々なトラブルを解決していくが、他の超能力者や敵の未来人のせいでますます世界は危険な方向に向かって行く。未来予知ができるエネルギッシュな美少女同級生のみよりんやテレポーターで従順な後輩くんのノエル、謎のおバカ敵スパイ、ルリ等々の力を借りながら、シュータは美月を守り、平穏な学校生活を取り戻せるのか……?
全6章で完結予定。
序章「竹取・石作篇」、二章「庫持篇」、三章「阿部篇」、四章「大伴篇」、五章「石上篇」、終章「帝篇」
ハルヒみたいなSFを自分なりに書いてみたい! と思い『みらいひめ』の構想を考えました(設定や文体がハルヒっぽいかもです。話の筋は違います)。『竹取物語』を下敷きにしています。原作を読み直したい方には、室伏『新版 竹取物語 現代語訳付き』(角川ソフィア)がオススメ。
※R15設定にしておきましたが、どの年齢の方でも楽しめる作品になってます。R15にしようと思ったのはひとえにルリが原因です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 13:00:00
891922文字
会話率:54%
恋の和歌のご紹介。「和歌なんて分からん! ワカだけにな!」とむやみに威張っている紳士にこそ、知って欲しい、美しい和歌の世界。「和歌ってアレでしょ、五・七・五でうまいこと言うヤツでしょ」と微妙に、というか、かなり誤解している淑女にこそ感じても
らいたい、おしゃれな和歌の世界。古語の知識やなんやは全く必要ありません。いざ、三十一文字が織りなす美しくおしゃれな和歌ワールドへ! ※なお本作品は和歌の現代語訳を紹介するものではなく、和歌のイメージを紹介するものです。あらかじめご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 22:00:00
76216文字
会話率:1%
古典の詩、歌詞や外国の歌のイメージとか、元が著作権が切れていても、日本語訳で著作権が問われるときがある。
ので、フリマジン用の超訳を保存することにした。
最終更新:2024-05-05 14:45:07
4999文字
会話率:7%
Ryosaku Takada meets an attractive girl when he is a boy.
高田良作は、少年時代にひとりの魅力的な少女と出会う。
Eventually, the two fall in love a
nd are enveloped in a happy time.
やがて恋に落ちた二人は、幸福な時間に包まれてゆく。
However, the "demon" was quietly creeping in.
しかし、「魔物」は静かに忍び寄っていた。
Eventually, the fate of the two of them struck in an unexpected way.
He begins to toying with fate.
それがやがて二人の運命に、思わぬ形で襲いかかり、二人の
運命を翻弄し始める。
Egoism, confusion, regret, loss, sadness, hatred... various emotions shake and anguish, but eventually Ryosaku comes to a conclusion.
エゴ、混乱、後悔、喪失感、悲しみ、憎しみ・・・さまざまな感情に揺さぶられ、苦悩しながらも、やがて良作はひとつの結論に到達する。
What is a truly happy form of love?
本当に幸せな恋の形とは・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 22:07:16
4408文字
会話率:0%
私の知っている源氏物語にまつわるウンチクを語る解説系エッセイです。とはいえ、私は源氏物語を現代語訳で読み通したことはなく、もっぱら漫画や解説本、解説動画からの知識になります。
参考書籍
「大掴源氏物語 まろ、ん?(小泉作・幻冬舎)」
「完
全版 あさきゆめみし(大和和紀作・講談社)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 17:00:00
266文字
会話率:34%
平安時代を舞台に頼政の詠んだ歌で作ったなんちゃって歌物語です。
歌から話を作っているので詠まれた順などは順不同です。
「俊恵、危機一髪!」は鴨長明の『無名抄』の現代語訳です。
カクヨム、アルファポリスにも投稿しています。
最終更新:2024-04-18 12:00:00
1210文字
会話率:24%
『平家物語』と『源平盛衰記』から源頼政の鵺退治と菖蒲の前の話を現代語訳しました。
ノベマ!、カクヨム、アルファポリスにも同じものを投稿しています。
最終更新:2024-01-01 12:00:00
3106文字
会話率:21%
chatGPTが現代訳した芥川龍之介の「悪魔」です。
原作とはニュアンスが若干異なりますが、原文を現代的に修正している為とても読みやすい作品となっています。
芥川龍之介を読んだことがない人は、是非読んでみてください。
大正時代の若干読み
にくい文体でも本作品を通して興味を持っていただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 20:28:36
1131文字
会話率:3%
かつて才媛と呼ばれた女(品子)は結婚後零落してしまい、夫と幼い子どもの三人で極貧の生活を送っている。そこへ女学校の後輩であった須賀子が訪れ、その窮状を目の当たりにし、品子の子どもを欲しいと申し出る。――明治29年12月~「江湖文学」に発表さ
れた作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 14:22:01
11925文字
会話率:50%
これまでのあらすじ
水野が一方的な想いを寄せる岩崎五十子は重症の腸チフスで伏せっており、その快癒を願う水野は浅草観音に願掛けのため足を運ぶ日々であった。
この様子を知って、島木、日方、羽勝ら友人達は心配し、恋に悩んで男の本懐を果たせなくな
っている水野をそれぞれの思いで救おうと考える。
一方、五十子の義母である三味線の師匠のお関は、そんな水野を利用し、取り入ろうと、妹分のお龍を水野の下宿先である吉右衛門宅に遣わした。
お龍が水野と会うべく汽車に乗った時、たまたま男の足を踏んでしまったが、その踏んだ男というのがまさに水野その人であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-21 07:42:07
143351文字
会話率:58%
野州(栃木県)の片田舎で生まれ育った7人の男たち、何時(いつ)となく知り合い、男子たるものいつか世に出て己(おのれ)の志を果たすぞと互いに誓い合った。
7年が経過し、男たちはそれぞれの志を果たすべく東京へ出て来た。
男たちとは、船員の
羽勝千造、相場師の島木萬五郎、新聞記者の山瀬荒吉、陸軍少尉の日方八郎、他に北海道にいる楢井某、病気療養中の名倉某、そして、小学校教師である水野静十郎である。
ある秋のこと、羽勝が遠洋漁業の長い航海から帰ったことで祝賀会が開催された。幹事である山瀬の音頭で、島木、日方が集まった。楢井と名倉は欠席したが、本来参加できるはずの水野は不参加であった。不参加の理由は水野が恋に悩んでいるせいだと知り皆は心配する。日方などは恋のために盟友の祝賀会に不参加とは何事だと憤慨する。
恋愛と男の志、恋愛と友情などが議論されるが、これを端緒として物語が展開して行く。
水野が想いを寄せる岩崎五十子(いそこ)、その継母のお関、お関の内弟子で娘分のお龍(りゅう)、水野を下宿させて世話をしている隠居の山路老人、その孫のお濱、強欲なお澤婆などさまざまな人物が登場し、水野を中心に話が進む。
明治36年9月21日から読売新聞に連載された青年小説とでもいうべき作品で、明治37年2月の日露戦争勃発により一時期掲載が中絶となった。その後再開されたが、結局未完のままに終わってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 08:21:52
118952文字
会話率:51%
「大雷音寺」、孫悟空と三蔵法師の西遊ご一行が目指す旅の終着点。ようやく着きましたが、しかしこの場所には人の世を救うお経はいなかった、あるのは旅の途中で一度倒したはずの妖魔達の奇襲だけだった。多勢に無勢、天の軍勢の援軍も間に合わず、孫悟空一人
だけじゃ三蔵法師と弟達を守りきれず、全員が妖魔の餌になってしまった。
「西遊」の旅は最初から仕組まれた陰謀だった。それは囮を使って、妖魔達を引き寄せて、一気に殲滅する作戦だった。囮に選ばれたのは三蔵法師、理由は彼の血肉は妖魔の力を高めることができるからだ。計画を実行するために釈迦如来と太上老君は三蔵法師を「西遊」に旅立たせるように仕向けた。しかしこの「西遊」計画は失敗に終わった。三蔵法師達は顔が孫悟空によく似た鬼将が率いる妖魔達の待ち伏せに遭い、三蔵法師は無惨に殺され、妖魔たちは滅ぶどころか、三蔵法師の肉を食って、さらに強くなってしまった。
この失敗を経て、釈迦如来は諦めず計画を立て直し、三蔵法師を何度も輪廻転生をさせて、生まれ変わるたびに三蔵法師の聖肉を貪る妖魔達を引き寄せ、引き寄せられた妖魔を孫悟空で倒す、そしていつか全部の妖魔達を皆殺しすることができるはずだ。これこそが「西遊補円計画」でした。
時は2018年、三蔵法師はすでに 100 回生まれ変わった。三蔵法師の肉を食ったことある妖魔の数はどんどん増え、ますます力をつけた、その力は神や仏の座を揺るがすほどになりつつある。それを鑑みて、釈迦如来は世界を破壊し作り直すことを決意しました。 今回の生まれ変わりが孫悟空にとって最後のチャンス。果たして悟空はこの輪廻転生から三蔵法師を救うことができるのでしょうか? 仏の光によって世界が滅びるのを止めることができるんのでしょうか?
みなさん、こんにちは。私は香港出身の作家です。日本のアニメ、漫画、小説文化がとても好きで、自分が書いた物語を日本の読者に届けたいと思い、この作品を翻訳してここに公開しました。応援していただければ幸いです。自分。
合計 50 章からなるこの物語の中国語版この作品は「https://www.shikoto.com/articles/149340.html,」にも掲載しています。資金が限られているため、翻訳者を雇って日本語訳は12章のみでしたが、皆様のご支援があれば必ず全章日本語訳をさせていただきます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 23:43:55
114481文字
会話率:2%
源氏物語の夕霧と雲居の雁のラブストーリーの二次創作(現代語訳)です。
最終更新:2024-01-07 20:00:00
39937文字
会話率:36%
『勢州軍記』をテキトーにゆるく現代語訳。誤訳があるかもごめんなさい。
勢州軍記の史料的価値とか信憑性とかムズカシイことは気にしないで、まずは読んでみようという試みです。
筆者は歴史小説は好きですけれど、専門的なことは知らないクソど素人です
。間違いもあろうかと思いますが、お手やわらかにお願いします。勉強しつつ訳していきたいと思っています。
また、現代文に訳した時、自然な文章にするために一部脚色を加えております。
私のニワカ知識によるトンデモ妄想が入った解説つき(あとで勉強しなおして改稿を繰り返したりしてます)。
☆ちゃんとしたことを知りたい人は研究者の方が書いた本を読んでくださいm(__)m
こんな方におすすめ(*´ω`*)
・伊勢国の戦国時代に興味がある
・なろうの歴史ジャンルで信長を主人公にした作品書きたいけどお隣の伊勢国についてよくわかってない人
・伊勢北畠に興味がある
あてはまった方はぜひ読んでみてくださいね♪( ´▽`)
感想欄はサイト登録していない人も書けるようにしてあります。ご意見ご感想気軽にどうぞ。
全部を訳すのではなく、私が面白いと思うところをピックアップしていきます。☆不定期更新☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 15:25:08
98764文字
会話率:10%
パブリック ドメインです。
法華経の現代語訳です。
「妙法蓮華経 : 冠註」
千九百十一年 一喝社 出版
国立国会図書館デジタルコレクション
を原文として、漢字の旧字体を新字体などに置換して現代語訳
誤字の修正などは、We
bなどを参照
「カクヨム」にも投稿していますが、「小説家になろう」版は縦書き表示対応版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 20:42:36
225085文字
会話率:3%
パブリック ドメインです。
ソクラテスの思い出
クセノフォン著
ヘンリー グラハム ダキンス(〜千九百十一)英訳
プロジェクト グーテンベルク所蔵
を英訳原文と共に日本語訳しています。
残念ながらヘンリー グラハム
ダキンスはギリシャ語原文の「神(ゼウス)にかけて」といった言い回しなどの多くを意訳で失くしてしまっています。
第四巻 第四章で「奇形児は災いである」とソクラテスとヒッピアスが話していますが、歴史的な物を考慮して、そのままにしております。
日本語訳者も足の骨の付き方が生まれつき奇形であるなどの障害を抱えておりますので、日本語訳者には障害を抱えている人を差別する意図は全く有りません。
不快に思う人は、どうか読まないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-06 13:34:30
220950文字
会話率:59%
パブリック ドメインです。
正法眼蔵の現代語訳です。
三十三祖の大鑑禅師と、道元による、法華経の解説である「法華転法華」。
肉体の死後についての記述が有る「道心」。
正しい葛藤が悪い物ではないという記述が有る「葛藤」。
「弁道話」。
「
摩訶般若波羅蜜」。
「神通」。
「坐禅箴」。
「坐禅儀」。
「深信因果」。
「大修行」。
「行持」。
「道得」。
「心不可得」。
「古鏡」。
「一顆明珠」。
「生死」。
「現成公案」。
「即心是仏」。
「洗浄」。
「礼拝得髄」。
「谿声山色」。
「諸悪莫作」。
「有時」。
「山水経」。
「仏祖」。
「嗣書」。
「看経」。
「仏性」。
「行仏威儀」。
「仏教」。
「大悟」。
「仏向上事」。
「恁麼」。
「海印三昧」。
「授記」。
「観音」。
「阿羅漢」。
「栢樹子」。
「光明」。
「身心学道」。
「夢中説夢」。
「画餅」。
「全機」。
「都機」。
「空華」。
「古仏心」。
「菩提薩埵四摂法」。
「三界唯心」。
「説心説性」。
「仏道」。
「諸法実相」。
「密語」。
「仏経」。
「無情説法」。
「法性」。
「陀羅尼」。
「面授」。
「梅華」。
「十方」。
「見仏」。
「遍参」。
「眼睛」。
「家常」。
「龍吟」。
「春秋」。
「祖師西来意」。
正法眼蔵
道元 著
1896年 国母社 発行
慶応義塾大学 所蔵
Googleブックス PDF化
を原文として、カタカナをひらがなに、旧漢字を新漢字にして現代語訳
破損部分などは、Webなどを参照折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 19:08:29
822680文字
会話率:1%
狭信教には現代に通ずる教えがあります。
狭信教の経典を、この度現代語訳させていただきました。
最終更新:2023-12-25 18:19:05
406文字
会話率:0%
世の中には、川端康成訳「現代語訳、竹取物語」(河出文庫)などという恐ろしげな本が存在していることをご存じでしょうか? あの、川端康成、ですよ! あの大作家が、大好きな少女を描くのです。当然、ロリコンエロオヤジ全開の美しい物語が展開すると思
うじゃないですか?!
ところが私が街の図書館で開いたその本は、普通の、どこかの大学教授が翻訳したものと大差のない、ごくありふれた竹取物語でした。
「現代語訳」ってそういうこと? 何か違くない?
--と、がっかりして本棚に本を戻しながら、ふと思いました。
じゃあ自分が期待していた「現代語訳、竹取物語」ってどんな内容だったんだろう、と。
そう思うと居てもたってもいられず、つい書き始めてしまったものが本作です。
今夜は十五夜です。
本当は全章書き上げてから投稿したかったのですが、中秋の名月に圧されて、全9章のうち6章までしか書けていないにも関わらず、つい投稿してしまいました。
できれば残り3章は楽しみながらゆっくり書いていきたいので、この後は週1ぐらいのペースで1章ずつ投稿していこうと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-15 14:40:23
29133文字
会話率:34%
セルバンテスによってスペイン語で書かれた『ドン・キホーテ』は、やがて英語に翻訳され、それが島村抱月と片山伸の手で日本語に訳された。大正時代のことである。令和の今、それをさらに現代調に「翻訳」し、現代の読者向けに読みやすく改変する。名づけて、
「重々変訳『ドン・キホーテ』」。固有名詞については岩波文庫の牛島信明訳などを適宜参考にする。不定期更新。ちょくちょく修正。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 14:27:52
5051文字
会話率:0%
修治は若い頃、警察の刑事になることを夢見ていました。しかし、彼には解決すべき本当のミステリーがなく、それはある日突然恐ろしい状況で目を覚ましました。修治を含む異なる高校の600人の生徒が誘拐され、地下都市に連れてこられました。彼らには、そこ
で365日間過ごさなければならないと告げられました。毎日、1人の生徒が処刑されます。処刑されるのは、システムが最も悲しいと判断した人です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-18 16:00:00
37957文字
会話率:46%
天竺はびしゃり国えんらの庄かたひんらの里に住まう長者、かんし兵衛夫婦はその慳貪な性格から仏罰を被り命を落とした。後に残された二人の姉弟、姉の天寿姫と弟のていれいは、流浪の身の上となる。やがて両親の七回忌を目前にした姉弟は、親の菩提を弔うため
に我が身を売ることを思い立つ。ちょうどそのころ、おきの郷ゆめの里の大まん長者は、長年病に臥せっている息子を治すために、八方手を尽くしていたが……
慶長年間に人気を博した説経浄瑠璃作品「阿弥陀胸割」を現代語に翻訳したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 22:22:26
14834文字
会話率:24%
子供のない松浦長者夫婦が初瀬の観音に祈願して授かった一人娘、さよ姫。しかし、父の長者が亡くなるや家は没落し、母と娘のただ二人が残された。
父の十三回忌の弔いの資金を得るために身を売ったさよ姫は、村の氏神である大蛇に捧げる生け贄の娘を買いに都
へやって来た商人、ごんがの太夫に買われ、はるか奥州安達郡の八郷八村へと旅立つ。
池の大蛇に捧げられる人身御供となったさよ姫は、父の形見の法華経を取り出すと……
室町時代から江戸初期頃の口承文芸である説経節のひとつ、「松浦長者」を現代語に翻訳したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 15:42:13
28008文字
会話率:25%