1865年に岡本文平が樺太全島を海岸沿いに踏査したときの記録を現代語訳したもの。このとき歴史上初めて樺太が島であることが証明された。
全島踏査の行程と到達日を記したイラストを挿入しようとしましたが、画像が小さくなり文字が読めないため、挿入は
控えました。
みてみんには画像をアップいたしましたので、ご興味のある方は、サハリン島全島踏査図、あるいは五行 理(ゴギョウ サトル)で検索の上、ご確認ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 19:56:01
47953文字
会話率:0%
南海トラフ巨大地震により、日本はNATOと中露双方から復興支援を持ちかけられ、混乱の隙を突いて領土紛争が開幕した。
樺太、北海道がサハリン人民共和国として独立宣言し、ロシア軍が道内を南下。竹島は韓国に引き続き掌握され、尖閣諸島から沖縄へ
中国人民解放軍が侵攻した。米軍は沖縄米軍基地や横田基地、横須賀基地を拠点として反攻作戦を展開。中国人民解放軍は琉球パルチザンを指揮して、沖縄では苛烈な地上戦が展開された。
その結果、三つの勢力に再編される。
一、中国日本管理区域、通称赤日本
一、米軍占領下日本国、通称自由日本
一、京都に逃れた天皇と名士たちによる朝廷
日本の分断統治は未来永劫進むのかと国民が諦めた矢先、東北の米農家の青年が稲作を通じて日本国民のアイデンティティーを取り戻す旅に出る。彼の名前は──田中幸太。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 19:06:17
921文字
会話率:0%
昭和20年、かつては日本の領土であった北海道の北にある島「樺太」にソ連軍が押し寄せてきた。
日本の無条件降伏を無視して。
追い詰められた女性電話交換手たちは、敵兵に捕まり凌辱されることをよしとせず、次々と毒をあおって死んでいった。
彼女たちは「九人の乙女」と呼ばれた。
しかし、一人だけ死ぬことができなかった者がいた。
卑怯者の汚名を着せられた彼女は、その後の人生をどう生きたのか。
そして彼女の前に一人の男が現れる。
彼も「死ぬことができなかった10人目」だった。
人間の命が空気より軽い。
そんな時代をたった一人生き残ってしまった者の声に耳を傾けてください。
「小説家になろう」、「エブリスタ」の両方に同一タイトルで掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-05 06:00:00
23011文字
会話率:40%
これは、歴史に埋もれ、わずかな記録しか残っていない一人の日本人の話である。
1944年、ドイツ占領下のフランス、パリ。
平凡な一人の日本人青年が、戦争という大きな時代の波に呑み込まれていく。
彼はただ、この曇り空の時代が静かに終わる
ことだけを待ち望むような男だった。
しかし、ワルシャワ蜂起に身を投じた彼が、愛国心あふれる者たちとの交流を深めるうちに、自身の隠れていた部分に気づき始める。
斜に構えた皮肉屋でしかなかったはずの男が、スウェーデン、ポーランド、ソ連、シベリアでの流転や苦難の中でも祖国日本を目指し、長い旅を生き抜こうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 18:00:00
23125文字
会話率:25%
アントン・チェホフが1890年にサハリン島を訪れた日記みたいな長編から統計等あぶらっこいノートを我がままに省き市場のも白いエピソードを絞り出した単略サマリです。
最終更新:2022-12-04 06:27:38
3967文字
会話率:0%
安倍氏暗殺の真相は闇に包まれたまま幕引きされた。肩から入って心臓へ達したその弾丸も見つかっていない。犯人の動機はいいかげんなもので信憑性のかけらもない。暗殺現場に個人を超えた大きな力が働いていたと思うのが自然だ。
エネルギー問題が日本に
も迫り、当時の萩生田経産大臣はサハリン2から絶対抜けないと宣言し、安倍氏や岸氏がウクライナ問題の根底にはNATOの拡大があるとちらほら発言し始めたそのとき、暗殺事件は起こった。
7月下旬にドイツの元首相シュレーダー氏がモスクワでプーチン氏と会談している。日本からも特使をという話があってもおかしくない。
統一教会問題で萩生田氏はぶっ叩かれ、プーチンと親しい森喜朗氏も起訴されそうな状態に置かれている。五輪関係は安倍氏が蓋をしていて、その蓋が外れて一挙に噴出しているような、は。
妄想に基づく小話です。同じようなのツイッターに投稿済み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 03:26:07
1415文字
会話率:100%
死した永遠のライバル秋葉秀樹に託された彼の実娘『MARA』を救出すべく、エマは単独極東ロシアへと飛び立っていく。
エマの前に立ちはだかる巨大組織『ヴァローナ』......
気付けば『MARA』を巡って『ヴァローナ』との全面抗争に発展してい
た。
ユジノサハリンスクで幕を開けた両者の戦いは、サハリン最北の町『オア』を経て、海を渡り『カムチャッカ』『マガダン』『チュクチ』と戦いの場を北へ北へと進めていく。
エマが最初の地、ユジノサハリンスクで知り合った謎のロシア人通訳アレクは、『チュクチ』に存在する彼の故郷を『ヴァローナ』から守って欲しいとエマに懇願し、エマはその願いを受け入れる。
『MARA』を探し、『村』を守り、『ヴァローナ』と戦うエマの姿は正に『神』そのものだった。
圭一、美緒、ポールの3人も、日本における『ヴァローナ』との戦いを経て、次々とエマの元へと飛び立っていく。
笑いあり、涙あり、恋あり、別れあり......
『極神島の秘密』『樹海の怪』に続くシリーズ3作目は、正に集大成の大作に仕上がっています。
初めて同シリーズをお読みになる方でも、問題なく読み進められます。
※この小説に登場する人物、団体、地名、町等全てが架空であり、実在するそれらとは一切関係有りません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 00:00:00
779152文字
会話率:36%
2022年7月8日。
発生した痛ましい事件に関して、筆者は動揺を隠せなかった。
なぜならその1年近く前に相応の場所で自身が師事する方を通して「与党としてこんな政治を続けていたら、近い将来、都道府県首長クラスや大物政治家の誰かが殺害されても
おかしくない」なんて話をしてもらったからだ。
相応の年齢を生きる若者からの代弁を行ってもらった。
しかしそれはコロナと少子化対策等の次の世代を蔑ろにする政策方針を非難する形でのものであり、本事件件は明らかにそれらとは関係性が薄いと感じている。
だとしても、政治がそれを解決できずに悲劇が起きたという事は受け止めた方がいい。
そしてそれに巻き込まれる一般人も出てくる可能性がある以上、筆者は対応方法の1つを周知しておきたいと思ったのでここに書き綴る事にする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 12:00:00
8861文字
会話率:0%
政治・経済・安全保障の危機に直面した日本が起死回生の逆転劇を演じる近未来小説です。一部に実在する人物や団体が登場します。
最終更新:2022-05-19 02:46:57
16208文字
会話率:19%
西暦二〇三〇年。東ヨーロッパ・バルカン半島にて核弾頭が炸裂。日本国防陸軍は、国連の要請に基づき該当地域へPKF部隊を派遣する。それは失われた世界唯一の被爆国というブランドを取り戻す為の、政治的判断による派遣。その数、僅かに六〇〇余名。
現地で日本隊に保護された少女。名はアナベル・ミハエロブナ・サハリン十四歳。少女は故郷を焼き払い両親を殺し、弟さえも殺した大人たちを憎み殺しつくす為に、自ら進んで狙撃専門のチャイルドソルジャーとなった加害者であり、戦争被害者。
だが、少女は『蛇』に取り付かれていた。取り付いた蛇を独自の見解からサタンと認識した大天使(ガブリエル)は、その事を伏せたまま合衆国大統領に対し、全人類の抹殺を宣言。
天使の介入を受けた戦場は混乱の一途を辿り、余りの理不尽さに兵士達は神に助けをこうた。その呼び掛けに、日本の九十九神が戦場に舞い降りる。
大天使は戦場での蛇の覚醒を受け、腹心の天使に少女の抹殺を指示。その際、人間側に生き残るチャンスを与えるが、それに気が付ける人間はもういなかった。
落胆した大天使は人間に語り掛け、事実上少女を殺せと命令。
恐怖の中、正常な判断力を失った大人達は、守る者、殺す者に別れ無意味な戦闘を続ける。
九十九神は米ソ全面核戦争を回避する為に、全ての力を使い果たし消滅。
自身を助けてくれた大人たちの死を目に、少女は自力で蛇を押さえ込む事に成功。それを見届けた大天使は少女と誓いを交わす。
降りしきる雨は薬莢だった。
空気は硝煙で満たされ、歩を進める毎に肌を焦がす。
先の見えぬ混乱の中、我々は進む。ただその先に、平和が有ると信じ。
守る側に回った薙雲達は、大天使より「永遠に生きる少女を守れ」と指示された。
日本が得たものは一人の少女の命、ただそれだけだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 21:43:14
10844文字
会話率:18%
それは二ヶ月前のこと。
白く丸くあたかもSFの宇宙船『POD』が地球圏外から北極に落ちてきた。
世界中は騒然とするものの、人間ではない異種との対話、共存を人々は望んだ。
だが、PODの扉が開いた瞬間から宇宙人との対話や共存などというものはな
くなった。
中から出てきたのはこの世のあらゆるものをコピーし、破壊の限りを尽くす対話不可能の敵性地球外生命体だったのだ。
そして人類と敵性地球外生命体との戦いが始まり、自衛隊は敵性地球外生命体の侵攻地域で逃げ遅れた民間人の救助作戦を開始した。
侵略戦争が始まってから二ヶ月後のロシア、サハリン州。
日本に近い土地にも敵性地球外生命体の侵攻は始まっており、日本はサハリンにも自衛隊を派遣。
全ては失敗に終わり、一人の自衛官がホルムスクの地に取り残される。
最強とも言える敵性地球外生命体との熾烈な戦い。
絶対劣勢の状況下に自衛隊員一人、美少女に見える成人済み二人、メイド(ただのコスプレイヤー)一人という取り残された四人の抵抗が始まった。
敵は己の中にもいる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-06 02:31:08
304567文字
会話率:41%
俺、柳瀬は、樺太(サハリン)へ行くことに。
最終更新:2019-08-11 00:00:00
3964文字
会話率:39%