「魔力なしの出来損ない」――それが公爵令嬢リリアーナのすべてだった。
家族に虐げられ、婚約者の王子に蔑まれる彼女の唯一の心の支えは、愛猫の黒猫「ノワール」だけ。
だが、そのノワールも老衰で死に、彼女はすべてを失った。
さらに、偽りの罪
で断罪され、婚約破棄の末に待つのは処刑台。
人生詰んだと思ったその瞬間。
「迎えが遅くなってごめんね、僕のご主人様」
冷たい牢を溶かして現れたのは、死んだはずの愛猫が転生した、最強の闇魔法を操る絶世の美青年だった!?
「君を傷つけるすべてを、この闇で消し去ってあげるーーー」
元・愛猫(現・最強騎士)からの甘々で過保護な溺愛に戸惑いながら、自分を陥れた義妹に、理不尽の限りを尽くしたクズ王子に、最高に痛快なざまぁをお見舞いします!
猫の恩返しで始まる、どん底令嬢の逆転シンデレラストーリー、開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:00:00
52981文字
会話率:35%
《ミステリー》×《魔術ファンタジー》
祖国を失い、大帝国アルビオンに亡命したソフィアは、彼女の過去を知る大魔導師コンラートの弟子となり、彼に見守られながら新たな人生を歩んでいる。
ある日、魔法薬の納品に訪れたグラハム伯爵邸で、ソフィアは謎
の死を遂げた老伯爵の遺体と遭遇する。動揺する使用人たち、玄関ホールに赤黒く漂う魔術の痕跡。
なぜか行く先々で事件に巻き込まれるのにため息をつきつつ、ソフィアは政府嘱託の検屍官でもある顔を明かし解明に乗り出す。
これは悲劇か陰謀か? 老伯爵の死の裏に隠された、意外な真実とは――。
重要なのは事象そのもの、『なにが起きたか、または起きるか』を解き明かす、魔導検屍官ソフィアの謎解きが、幕を開ける。
==========================
第1話はお試しプロローグな単話完結の短編です。
以降は、数話で1事件完結の連作方式、更新は1事件毎に完結投稿で不定期になる予定です。(毎回事件解決まで読めるように書き終えてから投稿します)
カクヨムさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:00:00
11005文字
会話率:37%
婚約解消に向けて協力するはずが、王子の甘やかしが止まらない!?
神託で結ばれた仮初の関係から始まる、じわ甘ロイヤルラブ!
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
ノアティス王国の第一王子カイルと、他国の聖女のヨルミリア。
2人は神託によって婚約が決まったも
のの、どちらもこの結婚には全く乗り気ではなかった。
「円満な婚約解消を目指そう」
顔合わせが終わったあとにカイルにそう提案されたヨルミリアは、願ってもない申し出だとそれを受け入れ、婚約解消に向けてカイルと協力することを決める。
ところが公務を共にし素顔を知る度に、カイルの態度が「冷静沈着な仮初の婚約者」から「過保護な甘々王子様」に変化していってーーー?
これは仮初め? それとも本当?
第一王子の甘やかしに戸惑う聖女と、最初の約束をぶん投げて全力で囲いに来る王子のじわ甘ラブストーリー。
※8万字くらいの長編予定です。
※現在6万字くらい書き溜めたので、しばらくは毎日19時過ぎに投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 19:10:00
57459文字
会話率:38%
魔王を倒した勇者と、その幼馴染の村人A。本来なら旅立った瞬間に無関係になるはずの2人は、何故か魔王討伐後も親しかった。主に勇者の執着のせいで。それに嫉妬した王女によって殺された村娘は、現実世界に転生した。彼女を追いかけてきた元勇者と元魔王と
、彼らの仲間たちまで加わって、元村娘の学園生活は波乱万丈になっていく。
・登場人物
佐藤 陽葵(さとう ひまり)……元村娘。恋愛ごとには鈍い。お人好しでのんびり屋。過去の名前はアイルーズ・マゴット。記憶あり。
御門 樹(みかど いつき)……元勇者。殺された村娘を追いかけて自分も転生してきた。アイルーズ(結愛)にはものすごく甘いし溺愛しているが、その他の人間には興味もないしどうでもいい。文武両道で品行方正なイケメンなので、学校ではかなりの人気者。転生前にアイルーズの死を直接目撃しているので彼女に対しては過保護。たまにその時の悪夢を見ることがある。転生前の名前はアルトゥール・ラドフォード。記憶あり。
来間 玲央(くるま れお)……元魔王。勇者に殺されたことは気にしていないと言いながら、何故か結愛に絡んでくる。不良グループのリーダー。こちらもイケメンなので隠れファンが多い。イジワルなところもあるが面倒見の良い兄貴で、舎弟からは慕われている。転生前の名前はグラントリー・カーティス。記憶あり。
来間 春奈(くるま はるな)……玲央の姉。元魔法使い。記憶なし。
東雲 夏穂(しののめ かほ)……結愛の友達。元盗賊。記憶あり。
御門 千秋(みかど ちあき)……春樹の妹。元戦士。記憶あり。
聖 深冬(ひじり みふゆ)……帰国子女の転校生。元聖女。記憶なし。
在里 譲(ありさと ゆずる)……玲央の舎弟A。元四天王(地)。記憶あり。
佐藤 渚(さとう なぎさ)……結愛の姉。元四天王(水)。記憶なし。
燕谷 理仁(つばたに りひと)……無口で真面目な優等生。昔はいじめられっ子で、玲央に助けられたらしい。玲央以外は勉強ができない不良グループの頼みの綱。元四天王(火)。記憶なし。
東風 薫(こち かおる)……玲央の舎弟B。元四天王(風)。記憶あり。
王生 姫那(いくるみ ひな)……元お姫様。王子様のストーカーでヤンデレ。記憶あり。
石井 柚乃(いしい ゆの)……姫那の友達。玲央のガチファンでヤンデレ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 18:00:00
30265文字
会話率:54%
神話の時代、神に近い存在の怒りを買って呪いを受けた人間達は、呪いと共に手に入れた『特殊能力』を生かして新たな世界を築いていた。
時は流れ、誰もが一つは持っているはずの『特殊能力』を持たずに生まれてきたことで家族に疎まれ、勘当状態で家を
出た元伯爵令嬢エステリーナ・ルー・クレイデン(エステル)は、能力の有無を確かめるため強制的に旅に出ることに。さらに護衛も雇わなければならないと知り、渋々安い報酬で引き受けてくれる人を探してもらう。だがそこに現れたのは、とてもそんな安い報酬では雇えないだろうと思われる、明らかに能力の高そうなおじさん護衛で…
それぞれに重い過去を背負う二人が多くの出会いの中で、様々な騒動に、果ては大きな世界の闇に巻き込まれながらも惹かれ合い、時にすれ違い、それでも前に進んでいく、そんな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 12:50:00
58347文字
会話率:36%
一人の少年と一人の少女が、一つ屋根の下で共に暮らし、愛を育んでいく。
互いに互いの思いや気持ちを尊重し、干渉してもいいところとしてはいけない所を見極め、お互いにとって苦にならない空間、時間、日々を作り上げていく。
出会いは偶然だったかもし
れない。だが、こうなったのはきっと運命。
二人の愛は、誰にも止められない。
これは、少年の事が大好きな少女が、少年にひたすら優しくし、甘やかし、溺愛する物語。
これは、少女の事が大好きな少年が、照れながらも少女を大事にし、過保護なくらい優しくし、ひたすら愛していく物語。
二人の甘い恋の物語を、ご覧あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 21:26:36
5719文字
会話率:49%
「絶世の美女」を姉に持つ公爵令嬢・ショコラ。ほとんど屋敷の外に出ることがない彼女は、社交界で密かに噂になっていた。
「姉と違って美女ではない妹を公爵が恥じ、屋敷に軟禁しているのだ」と。
――しかしその実態は、過保護の末のもので…。
姉が絶
世の美女なので逆に身内に溺愛されて、
姉が絶世の美女なので人前に出ることもなく、
姉が絶世の美女なので悠々自適に生きていこう、
と思っていたのに…。
深窓のご令嬢、出番です⁉
〈関連小説『本編には入らないので、』始めました。〉
※人物紹介欄にはイラストが付いています。
不要な方は、右上の表示調整の「挿絵表示中」を押すと非表示になりますので、お手数ですが操作の上ご覧下さい。
なお、本編にはイラストはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 09:00:00
2543445文字
会話率:47%
〝男子校の姫〟……それは、男だらけのむさ苦しい学園生活に咲いた一輪の花として、周りに彩りと癒しを与えるアイドルのような存在。
オレ、日向 陽(ヒナタ ハル)がこの春入学した全寮制私立男子校は、その〝男子校の姫〟が役職として制度化されて
いるらしい。
けどまぁ、大衆に埋もれる平凡モブ(自認)のオレには、そんな姫制度なんて一切関係ない……と思っていたのに、あれよあれよという間に女装させられて、気が付いたら姫選抜会のステージに立たされて……まさかの、オレが姫に!?
周りの期待を裏切れず(あと、諸々の特権に多少揺らいで)仕方なく姫職を請け負うことにはしたものの、オレに付けられた護衛人が、何というか過保護過ぎて……。
オレを深窓の令嬢か何かと勘違いしているのか、荷物は持たせてくれないし、授業中も背後に立ってるし、あまつさえ皆がオレを(性的な意味で)狙っているなどと思い込んでいる始末。
警戒のし過ぎで周囲を威圧、排除してしまい……ああもうっ! これじゃあ、友達も出来やしない!
~無自覚可愛い系姫♂と執着美人護衛による、年の差学園主従BL!~
━━━━━━━━━━━━━━━
初日のみ3話更新。以後、ストックが尽きるまでは毎日1話更新(18:10頃)予定です。
没作『ハルくんは姫をやめたい。』のリメイク版です。
相手役の設定等、諸々変更して最初から全部書き直しました。前のよりは格段に良くなった……はず!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 18:10:00
159985文字
会話率:48%
冒険者歴15年、レベル12、スキル欄は完全に空欄。
万年Fランク冒険者のレオン・フォレスト(30歳)は、今日もパーティーの荷物持ちとして洞窟探索に参加していた。
案の定、モンスターが現れた瞬間に仲間に見捨てられ、死を覚悟したその時――
「あ
ら~、お昼ご飯の邪魔しないでよね~」
食材探しに来ていた伝説の女英雄メリル・スターアニス(見た目30代/実年齢400歳超)が、たまたま通りかかってモンスターを瞬殺。
勇気を出して「ありがとうございました!」とお礼を言った瞬間、彼の運命は激変する!
「きゃああ! 300年ぶりにお礼言われた! 嬉しい! レオンちゃん大好き!」
なぜか異常に気に入られ、その日から毎日一緒に食事をすることに。
そして食後には必ず――
「はい、今日のプレゼント♪ 【剣聖】スキルあげる~」
「え!? そんな簡単に!?」
「だってレオンちゃん、スキル欄が空っぽで可哀想なんだもん~」
【現実改変】という規格外の能力を持つメリルは、まるでお菓子を配るように最強スキルを付与してくる!
1日目:【剣聖LV99】【全属性魔法適性】
2日目:【竜殺し】【不死身】【瞬間移動】
3日目:【神の加護】【魔王特攻】【時間停止】
4日目:【創造】【破壊】【全知全能】←!?
「ちょっと待って! もう人間やめてるレベルなんですけど!」
「あら~、まだまだ弱いわよ~。もっと強くしてあげる~」
世界最強の過保護に愛されて、最弱冒険者は最強への道を爆走する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-28 17:35:31
107608文字
会話率:47%
塚原絢子、37歳。スーパーのレジ店員。
帰宅して玄関の扉を開けたら、そこは大浴場でした――
見てしまった裸体の人は、明らかに欧米系の男性。言葉がわかるかはわからないけど、見てしまってごめんなさい! 不可抗力だけど、不法侵入と覗きの罪は認めま
す!
――え? 私は罪人ではなく、聖女? アラフォーでなんのスキルもないオバチャンに、一体どんな需要が?!
私が異世界に招かれたのは、かつて魔竜を倒した英雄のためだった……?
持ち得るものはなにもない(はず!)アラフォー【聖女】アーヤの、異世界で前向きに生きようとしたら恋と溺愛と過保護に包まれてしまった物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-27 21:23:17
317326文字
会話率:50%
ものごころついた頃から母親の虐待を受けてきた少年。
家事をしても、勉強を頑張っても決して認められることはなく、中学生でありながら働かされ、理不尽な暴力を受けながら搾取され続ける。進学の希望も聞き届けられることなく、ただ虐げられていた。
それでも周囲の優しい人達に助けられながらなんとか命を繋いでいた、そんな少年の前に、ある日弁護士を名乗る若く美しい女性が訪ねてくる。
その日から少年の生活は一変していく。
ようやく会えた孫をどこまでも甘やかそうとする資産家の祖父。
幼く見える容姿に庇護欲をかき立てられて全力で甘えさせようとする使用人達。
やがて念願叶って入学できた高校でも同級生の女の子が、黒髪清楚な先輩が、同性の御曹司が、どこまでも優しく、時に甘やかし、時に溺愛し、時に堕落させようと奮闘する中、健気に、ひたむきに、一生懸命頑張る少年。
それを見て、より一層甘やかそうとする周囲の人々。
誰よりも辛い思いをしてきた少年が、180度変わった生活の中で過保護すぎる周囲に振り回されながらも幸せになっていく。
そんな学園ドタバタコメディをどうぞお楽しみください。
このお話は『カクヨム』『アルファポリス』『エブリスタ』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-25 16:00:00
972118文字
会話率:35%
※この作品は異世界BLファンタジーです。
異世界に召喚されたけど、即クビ!?
しかも壊した魔法陣を直せと無茶振りされ、住む場所として案内された場所も廃墟のような別邸。
帰還手段もなくどうやって生きていこうか悩んでいた千颯の前に現れたのは、
もふもふ癒し系のホワイトタイガーだった(のち超絶イケメンに変化)。
「名をくれたお前をこれから先ずっと守ると誓おう」
添い寝、首筋キス、過保護な抱っこ移動!?
溺愛MAXのもふもふイケメン精霊獣と、元の世界へ戻る為に旅をする事になった平凡社会人(無自覚チート精霊術師)の契約異世界BL!
※R15版。コメディよりのラブコメ。時にシリアス。
※あらすじのみChatGPTに作って貰いました。
※ざまあ展開にもなりそうな予感。
※想定文字数10〜13万文字くらい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-24 21:00:00
49350文字
会話率:46%
孤児院から公爵家へ引き取られ、公爵令嬢となったオルタンシア。
しかし家族には馴染めず使用人にはいじめられ、つらい日々を送っていた。
やがて王子の婚約者候補として宮廷に上がるも、別の婚約者候補の暗殺未遂の疑いを掛けられ……。
「公爵家の恥さら
しめ。俺は一度もお前を妹などと思ったことはない」
唯一の家族である義兄に見捨てられ、あっさりと冤罪で処刑されてしまう。
だが次に目覚めた時には、公爵家に引き取られた日まで時間が巻き戻っていた!
今度こそ絶対に、穏やかな人生を送りたい……!
生き残るためにお義兄さまに好かれようと頑張ったら……。
「どうしたシア、何故泣いている? 誰がお前を悲しませた。消してやるから言ってみろ」
何故か過保護に愛されて、こんなの想定外です!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 21:33:12
332626文字
会話率:29%
【エトゥールの魔導師続編】
大陸全土を襲った大災厄は、天から巨大な星が降ってくるという前代未聞の事態だったが、後の世に「エトゥールの魔導師」と称される一団とエトゥール王の賢明な行動により、被害は最小限に抑えられたと言われる――。
そん
な災厄後の世界で、10代半ばでエトゥールの敏腕商人として名が売れている少女リルは、日々を暮らしていた。リルには、ずっと後悔していることがある。
「大災厄」とよばれる災厄の前に、自分が原因で養い親であり導師(メレ・アイフェス)であるサイラスが命を落としたことだ。
彼の持っていた5体の小さな飛竜型の精霊獣(ウールヴェ)は、あの悲劇の日からずっと眠りについたままだった。サイラスが死んで、眠りについていたはずの精霊獣が、ある日突然目覚める。
――もしかして……。
リルは精霊獣の目覚めと導師(メレ・アイフェス)達の言葉に希望を持つが、期待は見事に粉砕されることになる。
自分を溺愛していた過保護な養い親が、地上での記憶を失ってちゃらんぽらんな脳筋男として戻ってきた。しかもリルの名前さえ覚えようとしない無関心な状態だ。
サイラスの師匠であるイーレは申し訳なさそうに、混乱するリルに言った。
「ごめんなさい。……昔のサイラスってあんな感じ」
原体(オリジナル)の記憶がない複製体(クローン)は、複製体(クローン)と言えるのか?複製体(クローン)の存在証明(アイデンティティ)の定義とは?
師匠であるイーレと似た問題を抱えることになったサイラスの取る行動は?
科学の発達した世界から来た研究馬鹿な傾向がある問題児達が、異星で遭遇する事件と、それに巻き込まれ振り回される養い子の恋心の明日はどっちだ? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-21 22:19:46
145674文字
会話率:50%
仕事帰りの白雪沙羅(しらゆきさら)は、聖女召喚され、魔王封印に行くことに。
勇者パーティーにいる魔法使いで、王弟殿下のハルトが「サラ、おんぶと抱っことお姫様抱っこ、どれがいいのかな?」とおかしい選択肢をいつもあげてくる。
恥ずかしくて断った
のだけど、過保護なハルトからの選択肢にドキドキが止まらなくてーー!?
過保護で甘やかな王弟殿下と、一途でちょっと鈍感な聖女のときめき恋愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-19 19:40:35
11179文字
会話率:58%
【本編、番外編完結済み】
【R2.11.14ハロウィンSS追加】
小春は樹木医になりたい大学生。実習中に倒れて目を覚ますと、なぜか異世界で少女リマニーナに転生していた。
幼馴染のラルクと出会い、異世界でも樹木医になることを決める。
小春
の知識を使い、再生した植物で回復薬を作成したらとんでもないことに……。
これは異世界に転生した少女の樹木医になるまでと幼馴染との甘い恋を描いたお話しです。
※甘やかなが題名に付いているのは、糖度の高いお話しですが、魔法学校に入学後は甘やかな表記がなくても糖度成分の配合がちょこちょこあります。
※王子が表題に付いているのは、ラルク視点のお話しです。
※年齢設定を変更しましたが、完結前に慌てて改稿したので色々と粗があるかと思います。直したいのですが、こんがらがっているので……。大目に見てもらえたら嬉しいです♪いつかちゃんと直したいけど、どうしたらいいのか悩んで止まってます(。-_-。)誰か教えてーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 09:38:43
301373文字
会話率:48%
ルミエール王国の第二王女エリスは、前世の記憶を持つ転生者でありながら、恋愛経験ゼロの18歳。
過保護な義兄ニールのせいで良縁に恵まれず悩む中、隣国オルシアの第二王子アルトとのお見合いが密かに進められる。
義兄の妨害を乗り越え、条約の調印式な
どの行事を通じてアルトとの絆を深めるエリス。
そんな中、二人は互いに「似た者同士」である事に気付く。
果たして二人は、義兄の妨害を超えて結婚できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:00:00
20623文字
会話率:48%
下町のパン屋の娘リリシアは、継母と義妹に虐げられ、さらに長年信じていた婚約者からは「パン屋の娘など不要だ」と義妹との婚約を理由に婚約破棄されてしまう。
不幸のどん底で「もう、こんな不幸な私でいるのはやめにします!」と固く決意し、全てを捨て
て家を飛び出したリリシア。
森で途方に暮れていた彼女が出会ったのは、お忍びで訪れていた一人の美しい青年だった。
彼が、リリシアが焼いた何の変哲もないパンを一口食べるなり、なぜか毎日彼女の元へ通い詰めてくるように!?
しかも驚くことに、彼の正体は「氷の王子」「冷酷非情」と噂されるこの国の第二王子ジークフリート様だったのだ!
「君の焼いたパンがなければ、私は駄目になりそうだ。……いや、君自身が、か」
胃袋をがっちり掴まれた(ついでに心も掴まれつつある?)王子様からの、予想だにしなかった熱烈なアプローチと、とろけるように甘い過保護な溺愛に戸惑うリリシア。
パンと優しさで運命を切り開いていく、ちょっぴり不運だったパン屋の娘の、心もお腹も満たされる、甘くて美味しいシンデレラストーリー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-03 12:01:40
13374文字
会話率:16%
婚約破棄で王都を追われた元王子妃リーゼは、山奥の空き家で“ひとりスローライフ”を始めるはずだった。
ところが初日の朝――扉を叩いたのは、破棄を告げた張本人・第二王子エルネスト。
「許されるまで、門前で待たせてほしい」
差し入れの食材、雨の日
の傘、苗木、手紙……玄関の外からそっと注がれる過保護すぎる溺愛。
拒みきれぬ優しさと、胸に残る傷の間で揺れるリーゼ。
そして嵐の夜、倒れた彼女を抱き留めた王子は「嘘」を告白する。
静寂を望む山小屋は、毎朝訪れる“押しかけ王子”のおかげで甘くも切ない再会の舞台へ。
二人が選ぶのは、もう一度手を取り合う未来か、それとも――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 10:17:13
5514文字
会話率:20%
夫であるリーフク・リリィ・オスーベリーに裏切られたオスーベリー公爵夫人のルシーナ・リリィ・オスーベリー。尤も、もう直ぐ離婚をする予定なためルシーナ・リリィ・エースロールになるのだが。
撫子色の瞳と、薄墨色の髪の持ち主の彼女は、政略結婚でリー
フクに嫁いだ。政略といってもルシーナはリーフクのことを異性として慕っていて、リーフクも己のことを異性として想ってると思っていた。
だが、ルシーナは信用出来る学園時代の親友から——。
『ねぇルシーナ様! 私見てしまったの! 貴女の旦那様が、違う女性を別宅に入れるのを!』
信じられない、という気持ちも無論あった。だが、どんどん証拠を掴んでいって、目撃者もたくさんいて、もう、信じないという真似は出来なくなった。
場面は変わり、ルシーナがリーフクを問い詰めている最中。
「ち、違う! 俺はそんなことしていない!」
「リーフク様……。わたくしだって、そう思いたいですわよ」
だが、どんどん問い詰めていくうちに……。
「もう一人の妻がいます!」
——と、白状したのだ。
離婚届にサインをしてもらい、慰謝料も近日中に貰うことになるだろう。
ルシーナは部屋を後にする時に、リーフクを冷たい目で見ていた。だが、その瞳の中には悲しさの色が映っていた。
真冬の時期はどの領地よりも寒い、オスーベリー領。
それをルシーナは約一時間、歩いていた。
(つら……い)
積雪に埋もれないように足に力を入れて進むルシーナは、もう限界を超えたと言っても良い。
そして、やっと、やっと暖かそうな土地が見えて、あそこがオスーベリー領の終わりなのだと分かった。
頑張って最後の力を振り絞ると、やっとオスーベリー領を抜けた。
だが、当たり前だがルシーナはその抜けたところで倒れる形で眠ってしまった。
〜〜***〜〜
ルシーナが倒れてしまって暫く経った頃。一人の男が通り掛かった。
「……?」
人影が見え、そこに行ってみると、そこには一人の女が倒れているではないか。慌てて息をしているか確認をすると、眠っているだけだと分かり胸を撫で下ろした。
『クゥン』
「……! なんだ、ベズか。すまない、この女性を助けるのに手を貸してくれるか?」
『クン』
「ありがたい」
——ルシーナは一匹の狼と一人の男によって、助けられた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 07:28:55
16784文字
会話率:44%
『あなたの名前、誰がくれたの?』
大学で民俗学を学ぶ春日詩織は、郊外にひっそりと佇む一軒の古びた家に惹かれる。
そこでは、毎年秋分の日の朝、「白い札に書かれた名前」が貼り出されるという。
調査を始めた彼女は、やがて「母さま」という存在と、
自らの過去――「結城柚」というもう一つの名前にたどり着く。
名前とは、記憶か。絆か。それとも呪いか。
過保護な兄。奪われた幼少期。名もなき母の囁き。
「わたし」は誰で、誰のために名を呼ぶのか――
日常の隙間に忍び寄る記憶と狂気が交差する、記憶のホラー。
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体、会社等とは一切関係はありません。
©相田ゆき Yuki Aida All Rights Reserved. Reproduction and translation are prohibited.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 13:50:00
10665文字
会話率:22%