《ミステリー》×《魔術ファンタジー》
祖国を失い、大帝国アルビオンに亡命したソフィアは、彼女の過去を知る大魔導師コンラートの弟子となり、彼に見守られながら新たな人生を歩んでいる。
ある日、魔法薬の納品に訪れたグラハム伯爵邸で、ソフィアは謎
の死を遂げた老伯爵の遺体と遭遇する。動揺する使用人たち、玄関ホールに赤黒く漂う魔術の痕跡。
なぜか行く先々で事件に巻き込まれるのにため息をつきつつ、ソフィアは政府嘱託の検屍官でもある顔を明かし解明に乗り出す。
これは悲劇か陰謀か? 老伯爵の死の裏に隠された、意外な真実とは――。
重要なのは事象そのもの、『なにが起きたか、または起きるか』を解き明かす、魔導検屍官ソフィアの謎解きが、幕を開ける。
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第1話はお試しプロローグな単話完結の短編です。
以降は、数話で1事件完結の連作方式、更新は1事件毎に完結投稿で不定期になる予定です。(毎回事件解決まで読めるように書き終えてから投稿します)
カクヨムさんにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-30 20:00:00
11005文字
会話率:37%
ある検屍官が出会ったある老人の遺体とその遺書の物語。
老人が綴った遺書に記されていたこの世界の秘密とは。
SF要素とミステリー要素がある1万字弱のSSです。
この彩りある世界に生きる者たち全てにエールを。
最終更新:2019-09-17 20:58:18
5265文字
会話率:0%
ネクロフィリア
それは死を誰よりも想い、誰よりも尊び、誰よりも愛している者を示す。
死が有り触れたものとして存在し、誰もが死者を仕方ないものと忘却していくこの世界で、主人公ヨシノは死と向き合い続ける。
少女リタと共に検屍官として、様々な死
に触れていく。
死者を忘れようと必死な者や死者の仇討ちに躍起な者。
時に死は生者を狂わせ、時に死は生者の背中を支える。
これは、魔物によって殺された死者とそれを取り巻く生者に流れるダークファンタジーチックな日常の物語。
万人受けするテーマではありません。
グロやリョナ表現が苦手な方はご注意ください。
週一更新を目標に細々と頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-29 17:45:36
43636文字
会話率:70%