(第1部)
二十年前ロシア上空で発生した巨大火球の爆発は、実は二台のUFО同士の衝突事故の成れの果てであった。この事故で火球になったUFОを破壊し、命をかけてロシアの住民を救ったのがESО(地球治安維持隊)隊員の主人公アリサの父だった。
二
十年後アリサはエイリアンチャンネルQというTV番組のMCをやっていた。でも実はESОの調査官でもあった。エイリアンチャンネルQは過去に発生した宇宙人絡みの事故を取り上げて、それが起きないように啓蒙活動をする番組である。今回は二十年前のロシアの事故が取り上げられた。偶然その時事故を起こした片方のUFОが検問で宇宙麻薬密輸の疑いをかけられたが、決定打がないので、アリサが地球でその犯人のマジックショーに潜入捜査をして確証をつかむことになった。宇宙麻薬を積んだ小型UFОの気配を察知したアリサはUFОに乗り込んで、バトルとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-05 08:53:16
52348文字
会話率:68%
ある日の定食屋での出来事。
頼んだ主役は少々役不足だった。剥がれた衣のカツ。
それでもずっと楽しそうに、子供のような顔で食事をする。
脇役が優れていても、貶すことはせず。
添い遂げたくなる相手って、同じ釜の飯を笑顔で食ってくれる相手だと思
ってる。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
こんな子とご飯食べたい。
こんな風に理想の結婚相手を決める。
というのはある意味ファンタジーかも知れません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 12:26:03
787文字
会話率:42%
ニカイア帝国の辺境貴族の子息であるレオポルトは侵攻により、家族、友人の全てを失った。
侵攻による敗北の決定打となったのは王女の死。大国どうしの戦争だったこの侵攻戦争では開始数ヶ月で王女が死に、王が自殺したことで終結した。
王女の謎の死は敵軍
による暗殺として伝えられたものの実際はレオポルトが関わっていて……
その事実を知ったレオポルトは自害しようよするも何故か死ねなかった。自分の死に場所と王女への懺悔を胸に旅する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 08:00:00
1471文字
会話率:0%
アルノンテ大陸にて古くから続いてきたのが二つの大国による覇権争いだった。
ネリティーシス聖国とカールシェー=ルイーゼ統合国はお互いに違う価値観や宗教を持っていて、全くと言っていいほどに相いれない国同士ともいえる。
最初の戦争では決定打に欠
ける両国が渋々ながらも【ラウジャス和平条約】を115年の聖誕紀(ホリーバースヤー)にて締結することを余儀なくされるのであった。
何百年も冷戦状態を続いてきた両国だったが、ついに状況が変わろうとする瞬間になる。
アルノンテ大陸では【ペテライネス条約】にてサン・エドゥーノース王国という国は独立が保障されるべきだった。
だが、それを聖国軍が無慈悲にも蹂躙の限りを尽くそうとしたのだった。
救国処置として英傑女王アブリエール・フォン・エドゥーノースが考える策は突拍子もないものであった。
それを自分の娘である第一王女にして王太子妃であるオデット・フォン・エドゥーノースとエドゥーノイン教の最重要人物である大祭司にして若き女神官のルイージア・フォン・ベルグマンにこう命じることだった:「別の世界から救国の勇者を召喚しようね!」というとんでもない内容だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 17:08:31
10015文字
会話率:45%
※(この話はフィクションであり、食事中に見ると気分を害するシーンがあったりしますのでご注意ください。)
湿度の高い朝から会場に料理も用意して始まった学園集会は、校長の話が長くやり直しが積み重なり、朧月が浮かぶ夜になっていた。
だから性
格が悪い俺は、勝手に全智スキルを使って入手した怪談を始めた。
校長の話が長引くから笑ってはいけないし、寝てはいけないから、俺がお前に話すのは、全て心霊現象皆無で、幽霊も出て来ないある意味恐い話。
その話の最中に持ち上がる俺とお前のホモ疑惑。互いに否定しあうが、決定打に欠ける。
校長の話中にカットインされる婚約破棄も飽きるしで、早く帰宅して眠りたい。
影絵のように人物描写も名前もない集会ホールにいる可憐な美少女外見詐欺ゴリラ青年の国語の先生と、すごい美声の渋いおじ様用務員ってホモ不倫カップルだよな?
性癖が変な王族。居ない方がマシな騎士。国家滅亡フラグをのんきに語る俺は、因果応報に気づかずに朧月を見ていた。
(作中の歌の歌詞は著作権が切れてるはずだと思います)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 16:00:00
14696文字
会話率:15%
婚約者のベン様は幼馴染で公爵令嬢のアリッサ様に呼び出されるとアリッサ様の元に行ってしまう。
お茶会や誕生日パーティや婚約記念日や学園のパーティや王家主催のパーティでも、それは変わらない。
いくらアリッサ様がもうすぐ隣国の公爵家に嫁ぐ身で
、心身が不安定な状態だといってもやりすぎだわ。
そんなある日ベン様から、
「僕はアリッサについて隣国に行く!
お前は親が決めた婚約者だから仕方ないから結婚してやる!
結婚後は侯爵家のことはお前が一人で切り盛りしろ!
年に一回帰国して子作りはしてやるからありがたく思え!」
と言われました。
今まで色々と我慢してきましたがこの言葉が決定打となり、この瞬間私はベン様との婚約解消を決意したのです。
ベン様は好きなだけ幼馴染のアリッサ様の側にいてください、ただし私の婚約を解消したあとでですが。
ベン様も地味な私の顔を見なくてスッキリするでしょう。
なのに婚約解消した翌日ベン様が迫ってきて……。
私に婚約解消されたから、侯爵家の後継ぎから外された?
卒業後に実家から勘当される?
アリッサ様に「平民になった幼馴染がいるなんて他人に知られたくないの。二度と会いに来ないで!」と言われた?
私と再度婚約して侯爵家の後継者の座に戻りたい?
そんなこと今さら言われても知りません!
※他サイトにも投稿予定。小説家になろう先行投稿。
※百合っぽく見えますが百合要素はありません。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 18:20:03
13437文字
会話率:31%
妹と2人暮らしをしている男子高校生・多知川 優也は、彼女いない歴=年齢の、女の子とは縁遠い平穏な生活を送っていた……はずだった。
「なんだ……これ、は……?」
突如、視界に出現した人生の道筋を決定づける選択肢。
空腹の優也に菓子パンをくれた
銀髪翠瞳の帰国子女。
そして、平穏な生活を崩壊させる決定打になったのは、
「私はね、1人の男性として、お兄ちゃんを愛してるよ」
優也の最愛の妹・多知川 優梨だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-21 00:00:00
204411文字
会話率:63%
「ルミシア!お前とは婚約破棄だ!!」
突然の婚約破棄に訳もわからず実家に戻りましたが、いやこれ大変に拙い状況ですわね!?
色々と婚約破棄の理由を並べていましたが、決定打は相手の容姿。
婚約破棄と容姿否定のダブルパンチで流石に傷心の私が、傷
心旅行で隣国へ行ったらその国の皇太子に見染められ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 19:13:45
1407文字
会話率:37%
G.Z.(Great Zeus)1490年
フィールランド連合王国とアルスティン王国の間に3年にも渡る戦争があった。戦争はお互い決定打がないまま、こう着状態になると思われていたがフィールランド連合王国による新兵器、完全自立人型機械兵士「ヒュ
ーマノイドブレード」の登場により戦況は一変。首都目前まで前線を後退させ敗北を悟ったアルスティン王国側の和平交渉により戦争は終結を見せた。
終戦から20年……
フィールランド連合王国国立高等部に通う少年ノエル・クスガミは学校の放課後に謎の集団を目撃してしまい命を狙われることになってしまう。逃げる途中彼は学校の禁止区域に入ってしまい謎の地下室へと逃げるのであった。薄暗い地下室でノエルが見たものは大きな機械とその機械に眠っている謎の少女。機械に触れた瞬間、突然少女は目を覚ましこう言葉を放った。
「やっと…私を見つけてくれた……。」
果たしてこの2人の出会いがもたらす運命とは……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 16:05:53
291894文字
会話率:69%
舞台は現代とそう変わらない程度の近未来。
突如襲来した未確認物質生命体の攻撃により人類は人類同士の争いをやめ、国と国とが手を取り合い連合国家を立ち上げた。
また正体不明の敵に対する決定打として各国の技術力を集結させ搭乗型二足歩行兵器を開発し
、これに戦いを挑む。
そして物語の主人公は二足歩行兵器を華麗に乗りこなすパイロットでもなければ特殊な能力を持った超人でもなく、ましてや正体不明の敵でもない。
その主人公とはパイロット達が戦う表舞台の裏方として彼らが扱う二足歩行兵器を修理、開発する技術兵達の1人に過ぎない。
これは連合技術大佐リープ=ジ・エンドと、ひねくれ少女技師トードストールを中心に時に人間同士の争いが起こり、時に予期せぬ事態が起こり、それでも己の使命を果たすべく仲間達と協力しながら突き進み、戦場で戦うパイロットや国を作る政治家達とは違った目線で戦争を、政治を、そしてそれに関わる人々との日常を送るSFミリタリーヒューマンドラマである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-28 22:55:01
76381文字
会話率:30%
精密な魔力操作、深遠な魔法へ対する知識で類のない強さを発揮していた魔王。しかし魔王と勇者の決戦において、勇者は魔王のあまりの手ごたえの無さについ様子見に徹してしまう。この時間の猶予が決定打となり、魔王は今まで不可能とされていた時空間と精神
への干渉を必要とする転生魔法の発動を行う。しかし魔法は所々失敗していたようで、魔王が再び目を覚ますと・・・・。
※まったくの素人が勢いのみで書いてみました。温かい目でお願いいたします。
1話2000~3000程度でちょっと頑張ってみようと思います。ちょっと言い回しが変わってたりしますしばらく内容は一緒です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 21:45:19
41607文字
会話率:32%
現在より遡ること十年前、封印されし邪神クトゥルフが復活し、狂信者達と共に人類への侵略戦争を仕掛けた。しかし、戦争は決定打を見出せないまま膠着状態に陥り、人々は仮初の平穏を過ごしていた。旧埼玉県南西部にある市国・朱無市は人外種族の協力を得て
、戦前の状態にまで復興を果たしていたが―――異世界化した現実世界、クトゥルフ神話を題材にした異能バトルノベル!
※当作品は『CoC戦線』のリメイクです。先にあちらの作品を読むと、当作品のネタバレとなりますので御留意下さい。
※アルファポリスでも同時連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-11 09:00:00
244113文字
会話率:50%
千年前、人竜戦争と呼ばれる、人族と竜族の激しい戦いが起こった。
人族は、数で竜族を圧倒するものの、決定打に欠け、竜族もまた、圧倒的な個体の攻撃力は高いものの、その出生率の低さから、種の存亡の危機に追いやられていた。
人族が劣勢となって
いたものの、竜族が侵攻を止めたことから戦線は膠着し、長い休戦期間へと突入した。人族はなんとしてでも、竜族に勝つため、長い時をかけた壮大な計画を実行する。
計画のために、千年もの永い時を幽閉される少女。
その少女を守る役目を、後世に託していく千年騎士。
千年騎士を支えるために呪いを受け、その生涯を捧げる千年従者。
そして、盟約により千年騎士と戦う、紅い竜。
それぞれが交わったとき、物語は大きく動き出す。
人と竜の垣根を越え、大きな戦乱が再び始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-09 11:53:03
189545文字
会話率:40%
前世の記憶を持つ侯爵令嬢サンドラは、白紙となったはずの婚約の破棄を王太子ニールから宣言される。
この日の為に備えてきた彼女は動じることなく王太子の宣言を待ち、そんな彼女へとニールは決定打を宣言する―――。
※何十番煎じの婚約破棄ものですが、
主人公が恋愛していないのでハイファンタジーのカテゴリーとさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-09 00:00:00
5605文字
会話率:29%
転生モブ令嬢アレハンドリナは、王子セレドニオの婚約者ビビアナと、彼女をひそかに思う侯爵令息ルカのじれじれな恋を観察するのが日課だった。いつまで経っても決定打にかける二人に業を煮やし、セレドニオが男色家だと噂を流すべく、幼馴染の美少年イルデフ
ォンソをけしかけたのだが……。
令嬢らしからぬ主人公が、乙女ゲームの傍観者を気取っていたところ、なぜか巻き込まれていくお話です。主人公の独白が主です。「悪役令嬢ビビアナの恋」と同じキャラクターが出てきますが、読んでいなくても全く問題はありません。ヤンデレの病み具合は弱めです。あらすじはアレですが、BL要素はありません。
完結済み。最終話まで基本お昼指定で予約投稿しています。
見直し作業をしており、部分追加が予告なく入っております。
なろうさんのほか、アルファポリスさんでも投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-17 12:00:00
51216文字
会話率:39%
「ビュレチヒト -種の希望-」(しゅのきぼうと読みます)
2042年、世界各国の反政府勢力が勢いを増し、全世界的に戦争が始まる。第三次世界大戦の幕開けとなった決定打は、とある権力国家の化学兵器研究部である「ピュリファイ」が大型機導兵器【オ
ズ】の開発に成功してしまったが故だった。
2046年、日本政府は新たな兵器【ビュレチヒト】(種の希望)と言う対オズ用の「人間兵器」を開発した。
ビュレチヒトを投与された人間は三者三様の能力を得る。それは、過去のSF映画やアニメ等で言われる、フィクションのような産物だ。
日本が倫理概念を真っ向から否定する兵器を創り出した為、世界の崩壊は加速させた。世界は様々な核兵器など、殲滅武器の制作に取り掛かった。
42年、第一世代のオズが大暴走を起こし日本の自衛隊は状態維持の困難に、病院等の福祉施設は資材不足による経営持続の出来ない状態に置かれた。
2043年5月。とうとう戦力確保の為に、学徒出陣が行われた。
その際、身体増強薬として創られた『ビュレチヒト』であったが、18歳以下の子供に服用すると、5.82%の確率で何かしらの特異体質を持つことが確認された。
そして現在2078年。
銅 白也は一人。一人戦場に立っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-27 18:00:00
30562文字
会話率:27%
まだ魔法があり、人間と悪魔が争っていた時代。
遂に魔王の本拠地に到着した勇者はその単身で悪魔城を攻略していく。
その圧倒的な力を前に攻略を許してしまう悪魔達。
そしてとある部屋に着いた勇者は一体の悪魔と対峙することとなった。
その
実力はほぼ互角、お互いに決定打となる攻撃を入れられない状況が続く。
激しい攻防にキズだらけになっていく身体。
しかし今、正にその闘いに終止符が打たれようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 02:30:02
4796文字
会話率:61%
西暦2070年、人類は自らが利便性を追求するために産み出した感情を持つ機械、アンドロイドによって過去の歴史を顧みても類のない未曽有の危機に立たされていた。
先の第三次世界大戦、通称AI大戦で人類同士がアンドロイドを用いて殺し合いをしてい
たあの7年前より、人類は最悪の事態を迎えていた。
人類史上初めて人間と同じ感情を持ち、プログラムされた行動以外も自動で自己判断が可能になった人工知能ロボット、「アンドロイド」を発明した日本人発明家、黒岩ルイコウ。
そのルイコウ博士のアンドロイド技術が世界に流出したことが第三次世界大戦の各国家の主力兵器であった人工知能搭載型巨大ロボット、通称AIRを用いて繰り広げられた第三次世界大戦を加速させた。
人間をパイロットにする代わりにアンドロイドをAIRのパイロットにすることによって、戦争による人間の死亡率は激減した。このアンドロイドの発明が結果として戦争の早期終結に繋がった。
その後世界ではアンドロイドと人間の4年の共存が続いた。
しかし3年前、ルイコウ博士が新たに発明した喜び、幸せといったプラスの感情以外の怒り、悲しみ等のマイナスの感情もプログラムされた、より人間に近づいたアンドロイド、第二世代アンドロイドの出現がアンドロイド達の人間への反逆の引き金になった。
第2世代アンドロイドを司令塔にアンドロイド達は人類からの独立を宣言。
その際、産みの親であるルイコウ博士を第2世代アンドロイドが殺害。
そしてアンドロイドの独立国として日本を選んだ。
日本軍はアンドロイド軍と徹底抗戦。
しかし自分達と同じ知能、感情に加えて自分達を遥かに凌ぐ身体能力が戦力差の決定打となった。
その後日本軍、日本政府は壊滅。
日本人の半数以上がアンドロイドに殺された。
残された日本人の生き残り達は母国を捨て、海外に難民として移住するか、母国に残りレジスタンスとなり、密かにアンドロイドに抵抗するかのどちらかを選択させられた。
アンドロイドに手足と左脳の機能、そして家族を奪われた少年、機野コータは機械の両腕、機械の両脚、機械の左脳を体に取りつけ、アンドロイドから日本を取り返すため、アメリカ軍シアトル基地の兵士となる。彼のアンドロイド達との戦いが今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-30 12:05:45
85581文字
会話率:40%
世界は二つの勢力によって分かれていた。
魔界と呼ばれる世界の深淵から現れた魔族と、地上世界を支配している人類。この二種族間による争いは激化し、五百年経った今なお続いていた。
世界には魔族の魔術なる技により生み出された魔物が蠢き、魔族は
僕として魔物を使役して人類を苦しめ、人は数で押され徐々に劣勢になってきていた。しかし人類側の抵抗も激しく、魔族も決定打を持てずに攻めあぐね、両者は微々たる差を作りつつも拮抗する。
そんないつ終息するとも分からない先の見えない戦乱の時代に、一人の赤ん坊が産声を上げた。赤子の名はアイオン。彼は産まれながらにして、過酷な運命を背負うことになる。
数百年の時を経て、停止していた運命の歯車は彼が誕生したこの時をもって回り始めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 20:55:55
374499文字
会話率:59%
大国は強大化するテロリストに対して決定打を討てぬまま、錯綜した乱戦による負の泥沼に陥っていた。 それに対し大国は人工強化筋繊維(マッスルチューブ)を用いたパワードスーツ”GORILLA”という新たなる兵器を打ち出した。GORILLAはそのス
ピードとパワーでテロリストの制圧戦に大きな効果をもたらし、硬直した戦局を打開した。 ところが、熱帯地域でのゲリラとの戦闘の最中にGORILLA搭乗者の一人が精神に異常をきたす。 「女神の声が、『殺せ、殺せ』と囁くんだ。美しい声で。ああ、ビズィー…ネラ……」 それを受けてGORILLAは、稼動を一時中止し、搭乗者の精神異常との因果関係が追究される。だが、その間もそれぞれの搭乗者達に謎の声、女神”ビズィー・ネラ”の誘惑は降りかかっていた。 そして、GORILLA搭乗者達は調査されていたGORILLAを奪取し、 ITの摩天楼が林立する”新興商業都市サリヴァン”で武装蜂起する。 「我々はビズィー・ネラの声に従い、ここに千年王国の建国を宣言する!」 ビズィー・ネラの誘惑から逃げ続けた一人のGORILLA搭乗者フェリチコ・ライガンはロールアウト前であった新型のパワードスーツ”WHITE WOLF”を受領し、3機のGORILLAと謎の女神ビズィー・ネラに単身で戦いを挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-27 22:20:48
5189文字
会話率:14%