幼き日に生家を魔獣に襲われ、一人生き残った辺境伯令嬢のフェルシア。
時が経ち十八歳となった彼女は士官学院の最終年度を迎え、学内剣術トーナメントの四連覇を果たさんとしていた。そこへ突如思いがけない人物が来訪する。
それは己より先に目指
す栄光を打ち立てた秀才、王国陸軍少佐のライナス・オリヴィエであった。
―――…あの彼が、今更自分に何用だろう?と。
政敵でもある彼を前にし警戒心で張りつめる中、その話は突拍子もない提案へと転がっていく。
「私も機会がございましたら閣下のご指導を賜りたかったのですが…」
「君がそんな風に考えてくれているなんて光栄だ。私達はいつでも歓迎するよ」
会話の途中、何気なく社交辞令を返しただけだったのに。
いつの間にか決定していたのは……現場での特別実習…!?
慄くフェルシアは、断り切れずに一ヶ月かけて彼の待つ軍司令本部へと通うことになる。とある命を受け、自らも思惑を秘めながら。
そうして向かった先で彼女を待ち受ける運命とは…果たして?
※軍事風味ファンタジーです。恋愛的な進行はゆっくりめ
※三部構成予定
※三部目はムーンライト版でも投稿するかもしれません
《一部目について》2025/1/ ~ 公開中
・本編全十二章(全六十話)
・時々血肉表現があります(R15表記します)
・中世~近世前期ヨーロッパ風の令嬢ものですが、主人公は夜会等には一度も行かず、屋内や出先での描写が主となっております
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 15:25:19
295926文字
会話率:30%
動画投稿サイトで知り合った、中学生3人はネットで家族を作った、だがそれぞれの身内にバレてしまい。
いじめられた、3人が裏と表の間の世界 裏表に飛ばされる、そこから脱出するために彼らはどうするのか。
※なお、この作品には残酷ないじめ、シーンが
含まれます PTSDなどを引き起こす場合があるので視聴にら注意をしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 23:28:54
1258文字
会話率:39%
テンプレ的異世界に転生したルイス(旧 碧人)。
魔法や錬金術が生活に使われ、階級制度が根付いて獣人だって多く街を行き交っている。空は高く澄み、暖かく包み込む太陽に歓迎するように背中押す風はさながらゲームのオープニングのことだろう。
だがルイ
スは愕然とした。恐怖に慄いた。
みっともなく足が震え自身を抱いた腕に力を込めることもできず白目をむきそうな眼を瞼を見開くことでどうにか体面を保っている。
目の前の税を尽くしたような城に相反するスラム住のような子。既視感がある。知っている。知っているのだ。前世寝る間も惜しんで読んだフィクション小説の数々にゲーム。テンプレなこの世界。虐げられている子供。
このガキ悪役だろ!!!!!!!!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-22 18:52:39
6996文字
会話率:25%
同担拒否というのは、『このキャラ推しなんだ』と言ったら『推さないでくれる?』と睨まれるもんだと思っていた。
けれども世間ではそう言う意味ではないらしい。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意
事項2
今日、同担拒否の方々の心理を見たんですよ。
私もそんな気がしてきました。
聖域犯したくないだけなんです。
エデンの園を、雰囲気考えない服装で、お菓子ボリボリしながら『邪魔しまぁ〜す』って言いたくないだけなんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 19:54:37
1057文字
会話率:44%
妹のために尽くしてきた姉、妹の裏切りで幸せになる。
ナタリアはルリアに婚約者を取られる。しかしそのおかげで力を遺憾なく発揮できるようになる。周りはルリアから手のひらを返してナタリアを歓迎するようになる。
アルファポリス様でも投稿していま
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 08:03:16
2441文字
会話率:58%
オオカミ獣人のリリーは、同じオオカミ獣人の王太子の妃候補であった。彼のことが好きなリリーは、望んで後宮にいて彼と交流していた。
しかし、ある日。リリーの体質が突然変異してしまう。発情しやすい体質になったリリーは後宮を追放。施設へ行くことに
。
そこで出会ったのは同じ体質のシスター。彼女は敵相手に、銃を放つ勇猛なオオカミだった。
「弱くなったって銃はうてるし、自分の身ぐらい守れる。ここにきたリリーは、アタシの娘も同然だ。歓迎するよ」
シスターの指導を受け、リリーは自分の体質に慣れていく。
ところが施設にビーバーの獣人が助けを求めてきたことで、リリーの運命は急変。
ビーバー獣人を助けようと軍を率いてきたのは、恋した相手、グリードだった。
溺愛されると発情してしまうことに悩むリリーと、どうしても彼女が欲しいグリード。
オオカミ × オオカミのラブ・ロマンス。
※猫じゃらし様主催「獣人春の恋祭り」企画、参加作。出てくる獣人は、オオカミ、ビーバー、コヨーテ、カピバラ。
※オメガバース × オオカミのカースト制 × 悪役令嬢の世界観です。完結型の短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 09:40:10
19863文字
会話率:43%
「ようこそ、加美咲高校読書家倶楽部へ!ここは、本好きが自分の欲を満たすための秘密倶楽部さ!君の入部を歓迎するよ!」
学級図書に現れては、何故か所有者を選定する不思議な”本”。読書家倶楽部はその読破を目指し、周りを巻き込んでいく。
第一部
一巻 所有候補者 隈内明菜 完結済
第二部
(5月末公開予定)
(作者のやる気が続けば、、、)
ほぼ初投稿なので、お手柔らかにお願いいたします。誤字報告、いただけると嬉しいです。感想等もらえたらもっと嬉しいです。喜びます。更新も早くなります(多分)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 01:37:11
32877文字
会話率:62%
「君は愛されてるよ、今でも」
「おばあちゃんが貴方に遺したものは…」
天涯孤独になった私の前に現れた、人でない貴方の正体は?
金髪碧眼の店長(代理)とバイト(仮)の私が送る
日常ファンタジー
「天体雑貨Ciel、君を歓迎するよ」
最終更新:2022-04-16 10:50:33
1841文字
会話率:45%
21××年。魔力を持たない普通の人間、桜羽花陽(さくらば・はなび)は家族4人と仲睦まじく日々を過ごしていた。ある日、家に帰っても家族の声が聞こえない。不思議に思った彼女は、家のリビングに入ると鉄臭い臭いが漂った。倒れている家族の前に立つ銀髪
の女性に、左目に彼女の血を注がれた花陽。手に入れた禁忌魔法《蛇の刻印》の暴走により意識を失い、再び彼女が目を開けた先に広がっていたのは、
魔法を使える人が住む、【魔導師結界】の中だった。
花陽を救った眼鏡の男性は、情報が整理しきれず頭が混乱している彼女を、笑みを浮かべて暖かく出迎えた。
「ようこそ、魔導師学校へ。歓迎するよ、【蛇の刻印】を宿した少女ちゃん。」
困惑する彼女を他所に、結界内ではとある深刻な問題が起きていてーーー
これは禁忌の破壊魔法で人々を救い、学校の仲間と平和な魔導師の世界を取り戻そうと奮闘する、1人の少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-15 00:00:00
16314文字
会話率:66%
『君が芙蓉ちゃんじゃなくてもさ。俺は歓迎するよ』ー劉備玄徳
『芙蓉、そなたは私の婚約者だ。不自由はさせない』ー曹魏孟徳
『桜。俺は“お前がしたいこと”を応援してやる』ー孫策伯符
日本史歴女、桜の日常はある日、博物館で「芙蓉の首飾り」をみた
瞬間に一変。
過去なのか、別世界なのか、三国志時代のような世界に飛ばされて、実在しないとされる姫“芙蓉”になった。
博物館で聞いた女性の言葉を頼りに、現代日本への帰還を目指すが、どうやら芙蓉姫はこの時代の英雄達と深く関わりがあるようで…。
これは、三国志の英雄たちとの恋愛譚。
★三国志や日本史に詳しくなくてもお楽しみ頂けるよう意識しています。
⚠三国志時代を参考にしていますが、歴史考証はおかしい部分が多いですのでご容赦下さい。
⚠元々、乙女ゲームや分岐小説のネタとして考えていた物なので、分岐やIF外伝が入る可能性があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 19:00:00
78461文字
会話率:31%
「マンション広告みたいに実家が燃えてるわ…」
転生記憶を持つ『鶺鴒の巫女』サイは聖女に溺れた婚約者と聖騎士団によって処刑される所を、有翼の隣国皇帝・春果によって救出された。
「あの罪状信じるなんて、常識的に考えて馬鹿でしょ。僕の国においで、
歓迎するよ」
サイは斎の名を与えられ隣国宮廷の瑕疵空家物件(元後宮)で暮らすことに。最強魔力と知識と前世の記憶を駆使し、除霊!商品開発!神事!とのびのび活躍。幸せな生活を謳歌していくが…
「陛下。夜ごと『夜伽』を命じられますと、誤解を受ける気がするのですが。私は魔力でとろとろにしているだけで……」
・ど健全。
・途中TS(女体化)要素あり。変装目的でGLはありません。
・短編版(https://ncode.syosetu.com/n4267gs/)とは別の完全書き下ろしです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-17 18:02:56
318022文字
会話率:45%
めんどくさがりの狩人生活~俺の人生が狂い始めたのは周りの女がだいたい面倒くさいからだ~
人に害なす獣を狩る者、すなわち【狩人】を目指すシュアン少年はいわゆる落ちこぼれであった。
徐々に追い詰められる生活にも嫌気がさして逃げ出そうとしたその
日から、彼の人生は大きく動き出す。
……いや、動かなくていいんだよ!
俺は面倒くさいことは嫌いなんだよ!
楽して生きていければそれでいいんだっつーの!!!
「シュアンには才能があるから大丈夫。だから、昔のように頑張ろう?」
美少女幼馴染は何かにつけて過剰な期待と小言が面倒くさい。
「シュアン、あなたはまた特別補習です。あとで私の部屋に来るように」
ひたすら鬼しごきをしてくる美人女教官も面倒くさい。
「ようこそ、人類解放軍へ。リーダーとして君の入隊を心から歓迎するよ! くれぐれも、逃げようなんて考えないでね?」
国に歯向かう麗しの女剣聖はこちらの都合などお構いなしで面倒くさい。
「シュアン様! ああどうしてお逃げになるんですのシュアン様!!」
激重貴族令嬢の天然病みっぷりも面倒くさい。
どうして俺の周りにはまともな女がいなんだ。
早く金を稼いで、隠遁生活に入ってやる!!
そんなシュアン君の振り回され人生は、一体どうなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-09 19:00:00
93707文字
会話率:33%
やぁやぁいらっしゃい!こんな辺鄙な場所をよく見つけたね?
うん?私かい?私は辺境暮らしの世捨て人、或いは人っぽい何かかなぁ。
なんにせよ歓迎するよ!ようこそ私の箱庭、その残骸の日常へ!
・・・ま、所謂備忘録とか日記とかそんな感じの物だし気
軽に覗くと良いさ。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-12-01 03:07:59
4868文字
会話率:33%
無害、無味、無臭と三拍子揃った日陰を好む普通の男子高校生。程々のオタク気質な彼は日々を“無難”に生きていた。
そんなある日、通学途中に不運にも交通事故に巻き込まれてしまい、その短い人生に幕を閉じる。
閉じていく意識の最中、いつの日か
見た“異世界転生ラノベ”の設定を思い出し、呑気にもそれを願っていた。
──もしも生まれ変わったら人間以外になりたい、と。
あまりにも平々凡々な自分に辟易(へきえき)しての願いではあったが、どうせなら違う自分で生きてみたいと思った次第であった。
だが、そんな夢物語のような事は起きる筈もないと諦めていたが────。
「──じゃあ、その期待を裏切って転生しちゃう?」
まさかの女神降臨。
「──第二の人生へようこそ!私は君を歓迎するよ!」
これはありふれた展開を少しばかり逸脱した異世界転生物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-30 06:00:00
195739文字
会話率:51%
この世には、人間の知らない者の世界がある。
人間の目には見えない存在。だけれど、確かな自然界の一部。
本能だけで生きる者もいれば、人間が”妖怪”と呼ぶようなものもいる。
だけれど、人間がそれを目にすることはない…筈だった。
俺がここにやってくるまでは。
「ようこそ、山槙事務所へ。歓迎するよ、濱木尭はまぎたか君。」
俺の祖父の知り合いである山槙之仁やまきくにひとの探偵事務所に勤めてから、全ては変わった。
地方で天才新人探偵と言われていた濱木尭は、ある日祖父の知り合いである、山槙之仁の探偵事務所に
務めることになる。そこで出会った、晶宮廻奈子あきみやみなこという美しい女性探偵は、尭を不思議な世界へと誘っていく。そして尭は探偵事務所の秘密と、この世の隠された理を知ることになる。
目に見えない生き物達の作り出す世界。人に焦がれた狐と狸の少年。人魚と人間の少年。
そして、夏に閉じ込められたとある少女。
日常の中に潜む非日常達と人間の
怪しくも儚く、脆くて切ない
そんな美しい夕暮れのような物語が
ある夏の日から幕を開ける――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-05 02:01:12
357文字
会話率:77%
一目惚れと聞いて皆は何を思うだろうか?
信じられない、あるわけないそう思う人もいるだろうし、それは仕方のないことだと思う。実際に体験してみないとこれはわからないものだ。
斯く言う私も今まで一目惚れの存在を信じていなかった。そう、今まで。
なぜ過去形かと聞かれればそれは今、まさに今その一目惚れをしているからだろう。
その黒い髪は肩より少し長いくらいで内巻にカーブしており、前髪は眉の少し下で切り揃えられている。全体的にまとまっていて非常に綺麗だ。またその顔は小顔で整っており、本に落ちる目線は正に美人そのもの。
たまたま入った部室にこんな美人がいるとは思っていなかった私は取り乱した。いや、取り乱したは取り乱したのだが、実際はその驚きに平静を失ってその場に立ち尽くした。
ふと彼女の目線が私の顔へと向いた。綺麗。その一言に尽きるその顔が私を向いた。
「おや、すまない、本に集中して居て気付かなかった、ようこそ文芸部へ、歓迎するよ」
柔らかく微笑む彼女の笑顔は私のこれからの人生を大きく変えるものだった。
これが私と彼女の出会いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-22 02:25:35
88998文字
会話率:56%
血と灰色の日常に嫌気が差していた古賀流斗は玄関のドアから異世界に召喚されてしまう。
召喚された先は国同士の戦乱渦巻く時代で、各国自分たちを導いてくれる勇者を待ち望んでいた。
流斗はそこで勇者と期待されるが、同時に召喚された久慈宮夜刀に立場を
奪われてしまう。
しかし、日常から脱却出来た流斗は理不尽な重荷を背負わなくてすんだとばかりに、気楽に生きることを考える。
戦争の機運が高まる異世界で、果たして流斗は自分の望む生活を手に入れられるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-08 16:20:56
82659文字
会話率:40%
雷鳴轟く街中の教会で事件は起きた。
盗難事件に殺人事件。
そこへ偶然現れた探偵と助手。
街は2人を歓迎するように鐘が鳴り響いていた。
最終更新:2017-05-19 20:02:27
1233文字
会話率:24%
「歓迎するよお兄さん、ようこそ不死の館へ」
ただ普通に学校に通ったり、友人達と何気ない話をしたり、家でゲームをしたり漫画を読んだりして、ただ普通に日常を過ごしていた高校生『阿里谷 拓人』は気がつくと真っ白な部屋で横たわっていた。そこに現れ
る謎の少年『赤崎 翔』。翔に案内された場所で出会った二人の男女『御影 春奈』と『波多瀬 玲二』を加えて翔は軽々と説明をする。「この館にいる限り君達は不死身、でもこの部屋から出て行くと不死身な体に合わせた地獄のような拷問にあう」と……説明を聞かされても半信半疑な三人は脱出を試みる。その先に訪れる絶望がどれだけ恐ろしいものか知らずに……。不死になった体だからこそ味わえる恐ろしい体験。三人は果たして無事に館から脱出できるのか?脱出系ホラーサスペンスここに開幕!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-18 13:00:47
6982文字
会話率:45%
「有り体に言えば――世界を、壊す……かな!進んで協力してくれたまえ、才能有る殺人者君……私は君を歓迎するよ!」
……そんなイカレた男に、俺は雇われた。
世界を壊すなんてどうでもいい。ただ、俺は俺が生きる為だけに戦おう。
「殺人機械」
の過去編ですが、本編を読まなくても大丈夫です。
というか、こっちから読んだ方がいい気もします(多少のネタバレもありますが)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-21 17:55:56
4470文字
会話率:29%