コンコルディア王国の王子、レナードが敵に捕らえられて半年が経とうとしていた。牢獄で見張りの兵士と交わす日に数回の会話だけを楽しみに余生を過ごす彼のもとに、ある日、敵国の王女であるソレイアが会いに来る。
自国の民を救う役目を諦めている彼に、ソ
レイアは彼の本心を問う。
それは、真の平和を願う2人の、始まりの一歩だった。
*他サイト(アルファポリス、カクヨム)にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 18:40:00
31703文字
会話率:58%
若くして宰相の座に就いたランドルフ。
拷問好きで罪人に対して情け容赦のない悪虐宰相と噂される彼の元に、敵国の王女であるアシュリーが囚われた。
長く続く冷戦に決着をつけるため情報を吐かせようと迫るランドルフ。
けれどアシュリーはまったく怯え
ないどころか、「痛い拷問は嫌なので幸せになる拷問と引き換えです」とワガママを言い出した。
ランドルフは戸惑いつつも好奇心を刺激され、その条件に乗ることにした。
※虜囚となってもマイペースを崩さない王女様と、それに振り回されながらもだんだん楽しくなってくる宰相が、拷問と称して美味しいものを食べたりデートしたりするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 11:20:00
87310文字
会話率:32%
小国の王女だったネモフィラは、自国を滅ぼした敵国に囚われた。
敵国の王女ドラセナの命令によって、軍人シオンに嫁がされる。
ドラセナは、ネモフィラの従兄ヘムロックに惚れていて、ネモフィラに嫉妬していたのだ。
ネモフィラを排除したドラセナは、ヘ
ムロックに求婚する。
何もかも失ったネモフィラだが、シオンは「生涯貴女の味方でいよう」と誓いネモフィラを深く愛する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 19:08:21
9467文字
会話率:29%
リンデンバーグ国の第5王女ロザリアは、王族でありながら兄弟姉妹から虐げられ、国王からも見捨てられ、半ば幽閉されているような生活を送っていた。
12歳の時、こっそり城を抜け出した先で自国と隣国の戦に巻き込まれた際、隣国の辺境伯テオドールに命
を助けられる。
その2年後…戦はリンデンバーグの敗戦で幕を閉じ、敗戦国の王女として辺境伯へと嫁ぐ事になったロザリア。
誰でもいい、ここから連れ出してくれるならーー
しかし嫁いだ先では想像もしていなかった、辺境伯から甘やかされる日々が待っていた。
このお方の為に生きたい。
敵国の王女だったのに溢れるほどの愛情を注いでくれる…旦那様を幸せにする為に日々奮闘するロザリア。
そんな妻をひたすら甘やかしたいテオドール。
しかしロザリアには彼女も知りえない秘密があって…?
不遇の人生を生きてきた王女が愛を知り、幸せな人生を掴む為に奮闘する異世界恋愛ファンタジーです。
※本文はだいたい10万文字程度で完結予定です。
※若干、戦の場面などで戦いの表現あり。
※ご都合主義の完全なる創作物なので、ゆるい目で読んでやってください。
※健気な主人公が大好きな方は応援よろしくお願いします。
※最後はハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-06 19:00:00
105782文字
会話率:48%
『私の恋は叶わない。平民が王子様を想っているのだから。せめて彼に一筋の光をーと願って生きていた。』
『幼い頃のたった一晩の出来事。それは僕にとって眩しい光だった。君と出逢えたから、僕はここまでこれた。』
小さい頃に母国の王子様に初恋した
平民の少女は、実は幼いころに拐われた敵国の王女様だということが明らかになった。
そして少女は故国に戻った先で、人質として送還されていた敵国の王子様と再会する。
二人は親密に接触し紆余曲折の末結ばれるが、二国間の戦争は始まってしまう。
二人に待ち受ける恋の結末はー。
たくさんのお気に入り登録ありがとうございます☺︎三幕構成、番外編含め全44話です。完結していますのでタイムリーに更新していきます!感想受け付けますがすみませんお手柔らかにお願いします。笑折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 19:59:23
141833文字
会話率:35%
血濡れた剣と共に突如現れた敵国の王女トゥーアナは、ケーアンリーブ国王ガーレリデスを前にして語った。
国は滅びた。
戦争はもう必要ない。
そして、自分あなたを慕っていたのだ、と。
戸惑うガーレリデスを前に、トゥーアナは父王と兄王子の首を差
し出す。
「すべてはあなたのため。嬉しくはないのですか?」
血を纏いながらも清廉に微笑むトゥーアナを不気味に感じたガーレリデスは、臣下の諫言に従い王女を捕らえ牢塔に閉じ込めた。
しかし、やがて牢塔から美しく楽しげな歌が響きはじめ、ガーレリデスは歌をやめるよう命じるべくトゥーアナの元を訪れる。
これは、自国を滅ぼした王女が歌となり、遠く遠く離れた国まで語り継がれるまでの物語。
※自サイトにも掲載しています。
※R15程度の残酷描写、暴力描写、性描写、人の死が前触れなく入ります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-12 22:29:03
62235文字
会話率:32%
輿入れ前になり、冷酷王の国と、その婚約者の国とで戦争になってしまった。
そのため、婚約は反故になったと思われていたのだが……。
婚約は生きており、戦後、冷酷王の元へ嫁いだ年若い王女の運命はどうなってしまうのか?
先頃ま
での敵国の王女として、愛される事もなく、華やかな宮廷で影も薄く、侘しく生きる事になってしまうのだろうか?
だが、戦中、王女の母国で捕虜になっていた者たちは口々に言う。
「敵である私たちに十分な食べ物と、医者と、薬と、服をいつも下さいました。
あんなに優しい姫君はおられません」と。
「春の野の花のような、たおやかで愛らしい姫君です。きっと、陛下もお気に召されます」と。
冷酷王は種族も違う、わたくしの事をお好きになって下さるかしら……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-15 11:52:21
4224文字
会話率:52%
「最期に……言い残すことはないかしら?」
「すぐ……殺して下さって結構ですよ……おれはもう、疲れました……」
記憶のない奴隷の少年シンは異国人として虐げられながらも生命体を成長、創造する『聖痕』(スティグマ)を用いてセスペンデス共和国の食
料自給に貢献していた。
「この役立たずが!最後くらい死んで役に立ちやがれ!」
だが、錬金術による人工食物の生産可能になったことで用済みとされ、戦争中に所属していた奇襲隊の捨て駒として追放されてしまう。
しかし、追い詰められた時に聖痕(スティグマ)が覚醒、『身体強化』、『治癒』能力を獲得が発現、戦闘面でも有用な能力であることが判明する。
その後、敵国の王女であったアストレアによって救われ、家臣になると虐げられる奴隷ではなく、多くを助け、周囲から認められる王国の英雄として成り上がっていく。
一方、シンを追放した共和国は人工食物に深刻な問題があると発覚してしまい、凋落の一途を辿っていく。「おれは誓ったんです!貴方の力になると!だから……おれを信じて下さい!」
これは奴隷と王女の出会いから再び始まる英雄譚
この作品は「カクヨム」様でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 12:54:52
126786文字
会話率:34%
【カクヨムで9000PV突破! 富士見ファンタジア大賞2次選考進出!】
東西の大国間の戦争が激しくなっていくなか、その嵐は小さな村を次々と襲う。
故郷を失った少年・レオンは気付くと、とある国の王になっていた!?
自分の立場を受け入れら
れないなか、ある事件から彼は追放された敵国の王女ラミアとクロをかくまうことになる。彼女たちを守り抜くために、レオンは『破滅剣ルーイナー』を手に戦うことを決意する。
しかし、王女達が国を追放されたことには裏があった。その理由を突き止めようとするレオンだったが、彼は知らなかった。彼の持つ『破滅剣ルーイナー』、そして王女たちとの出会いが、大陸全土をまきこむ争いの火種となることを……
※王女との物語が本格的に展開されるのは2章の後半です
(追記)
『小説家になろう』では4月31日まで毎日18時ごろに12話ほど連続投稿をします。
(転載)この作品は以下の3つの投稿サイトでもとりあつかっています。
・カクヨム ・ノベルアッププラス ・小説家になろう
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 19:20:32
226871文字
会話率:43%
この世界の人間はスキルを授けられ平等に生きてきた。が、ある日魔王が復活し世界を守るため勇者のパーティーが作られる。その中の1人 俺ことレセルクは宝具と呼ばれる神々の武器を作ることができるスキル【宝具生成】が強いと判断されて勇者のパーティーに
入ることになる…
「レセルク!お前は使えない雑魚だから首だ!」
俺はある日勇者のパーティーからそう言われ追放されてしまう…原因は【宝具生成】のスキルのせいだった。が、どうやらこのスキルは信頼しているもの同士だと魔力0で使えるらしく…
悪かった…戻ってこい?そんなこと言われても、信頼できる仲間を見つけてしまったし敵国の王女様に独占されたし戻ってきませんけどね!
追放された少年が織りなす、戦闘多めで時々ラブコメありの物語…イチャイチャする時もあります
もし良かった面白いと思っていただけたら星を5つ、クソだと思ったら星三つつけてくだされば嬉しいです。
ブックマークも是非していってください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 17:32:47
18983文字
会話率:36%
桔梗院皇国という侵略国家の第十二王子として生まれたタツヤが持っていたスキルは”人形士”。魂無き人形の身体を石より生成するという無意味としか言いようのないゴミスキルだった。それに加えて生来の虚弱体質であることも災いし、家族からは”無能の恥さ
らし”と言われて生まれて間もなく地下牢に監禁され存在を抹消されてしまう。
そのまま薄暗い地下牢の中で過ごすこと二十年。
ある日スキルがレベルアップし、生き物の遺骸からも人形を生成出来るようになる。そしてそんな時、かつて神と言われた伝説の巨神の遺骸を手に入れ、彼は神の力を持つ身体を作りあげ、それを自分の身体に換装することを思いつく。
無敵の身体を手に入れ外界に飛び出した彼。
長年の幽閉による弊害で極度の世間知らずでありながら、タツヤは次々と活躍をし、敵国の王女に慕われ、聖女に崇拝されて、仲間が増え、自分だけの領土を手に入れる。
やがて侵略してくる祖国の奴ら。当然ながら俺は、この国を、そしてみんなを守る! 今さら帰ってこいなどと……! 跪け、泥水をすすれ、それでも許してはやらないが。
地下牢から始まるお気楽英雄無双生活。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-20 23:00:00
67276文字
会話率:39%
「約束……。俺は君を守るよ。たとえ、国を裏切る事になっても」
少年……ルーク・ヴァンスはとある一国の少女、フレイ・ザズと1つの約束をする。
それから10年の月日が経ち15歳になったルークは幼い頃から兵士になる為に改造を受けた体で戦場へ
と向かう。そこでフレイと思わぬ再会を果たす。物語はそこから動き出す。
敵国の王女と平民の少年が戦争を終わらせる為に共に力を合わせ戦う剣と魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 07:31:12
19651文字
会話率:40%
竜として生まれたことに実感を持てないフェイリットは、山奥に育ちながら約束の日を待っていた。<十六歳になったら王城へ戻り、父王と契約を結ぶ>その約束の日が、とうとう訪れる。普通の女の子としてただ幸せに暮らしたい――フェイリットは願う。だが愛す
る人から想いを否定され、フェイリットは迎えの使者からも逃げ出すことになる。それも竜の姿となって。自分はやっぱり竜だった――驚いて空から落ちたところを、一人の青年コンツェに救われる。コンツェは敵国の公子で、フェイリットを自分の国に連れ帰るという。
そこは暗い過去をもつ皇帝の国だった。皇帝ディアスは、斜に構えて本当の自分を見せようとしない。衝突を繰り返しながらも、フェイリットはディアスに惹かれていく。
そうして王女の身分も、竜であるという正体も秘密のまま、敵国での生活に溶け込んだ頃。平和な日常が脅かされる事件が起きる。使者たちがフェイリットを連れ戻しに来たのだ。敵国の王女であったことが露見し、フェイリットは慣れ親しんだ者たちと別れることになる。父王はついに痺れをきらし、戦争の口火を切ったのだ。
フェイリットは敵も味方も超えて「ディアスを守りたい」と願う。竜として契約したい相手は、敵国の皇帝だったのだ。フェイリットは離れ離れになったディアスを救う方法を模索する。だが、戦況は進みディアスは国もろとも追い詰められていくばかり。そんなフェイリットを助けるべく、新たな存在――千年前の伝説の竜が現れる。
*旧題:「忘れ去られし王への贈り名」「IcPal」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-03 17:05:15
586772文字
会話率:40%
異世界に転移して勇者と崇められた俺は、戦争状態の国を救って欲しいと美しい姫に頼まれる。
豪華絢爛な部屋に美味しい食事、そして身の回りの世話をしてくれる美しいメイドさん。
何不自由なくもてなされて悪い気のしない俺は、魅了の力を使って国を救う
手伝いをする。
しかし、残虐非道と聞いていた敵国は実は被害者だった。
敵国の王女を助けるために忍び込んだ牢にとらわれ、真実を知った勇者。
勇者は決意する。
もう二度と騙されない、利用されない。
そして今度は自分がすべてを利用する魔王になると。
かつて勇者だったものは、牢の扉が開くその時を待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-09 13:43:15
5188文字
会話率:43%
婚約を前に逃げ出した帝国の公爵令嬢は、自らの復讐のために敵国の王女を利用する。
たった1人の双子の弟を救うためならば、他の者達など彼女にとってはどうでもいいのである。
果たして彼女の進む先に未来はあるのだろうか?
亡国の王女との出会
いは、彼女の中の何かを変える……かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-03 00:35:28
4921文字
会話率:26%
東京に住む普通の
高校二年生だった速凪琴華。
でもある日起きたら、異世界転移していた!
なったのは憧れていたおとぎ話のお姫様で!
しかも魔法が使える世界だった。
喜んだのもつかの間、
お姫様というのは思っていたのと全然違って‥。
統治してい
る国が危機に!?
お姫様の教養に、自分の魔法の力、
敵国の王女に、政略結婚など‥。
そして異世界で出会う危なくも
甘い王子や騎士たち。運命の相手は一体‥?
気づけば姫である自分の命も危なくて‥‥。
このままでは、姫自身も国もなにもかもが
バッドエンドに。救えるのは姫だけ!?
初めての世界に沢山の出会い。
迷い、戸惑い、葛藤しながらも琴華は、
姫としての使命を全うしてバッドエンド回避に向かって突き進んでいきます!
そしてその先に待っているものは‥。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-01 02:51:01
1226文字
会話率:10%
12柱の神々を信仰する世界。各神々は己を進行する12の大国にギフトと呼ばれる兵器、そしてギフターと呼ばれる超人を授けた。
異世界から呼ばれたというギフターが神々の力を行使する戦争が勃発する中、一人のギフターが戦いの惨禍を忌避し敵国の王女と
恋をする。
二人の子はやがて成長し自ら戦いの渦へと身を投じ、新たなる歴史を作ろうとする。
力無きものは淘汰される世界でそのシステムの綻びに気づいた少女がいた。彼女もまた、仲間たちとともに歴史には残らない戦いを繰り広げながら人々を救おうとする。
似て非なる二人が紡ぐ物語の結末とはーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-25 13:18:54
47309文字
会話率:58%
異世界から召喚された勇者のなりそこないであるサイトーとシマムラは、仕事をしくじり、ドブさらいをしながら隠遁生活を送っていた。
敵国の王女がオークション会場で出品されるとの話を聞いて一山お金を作ろうとサイトーは企む。
彼らが作るのは屍の山か、
金の山か、あるいは、、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-29 00:12:24
6052文字
会話率:44%
「王女暗殺、それが今回の任務よ。イーグル」
甘い響きを伴って囁かれた内容は色気の欠片もない。
敵国の王女の暗殺、途轍もなく至難かつ困難な任務である。
しかしこれも戦争を終わらせるため。
この任務がイーグルの運命を変える契機をもたらす
ことは誰も知るよしもなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-09 22:46:50
8722文字
会話率:30%