書籍版「従魔とつくる異世界ダンジョン」全三巻、発売されています。
ひょんなことからマンションの自室に異世界への門を発見した主人公は、好奇心から門をくぐってみる。着いた先は異世界の洞窟。そこで瀕死の小動物たち(モフモフにあらず)を見つけた彼
は、動物たちに救いの手を差し伸べる。そうこうするうちに、自分がいつの間にやらダンジョンマスター(?)になっているのに気づいた主人公は、従魔となった小動物たちとの目立たず静かな引き籠もり生活を守るために孤軍奮闘する。ところが、この世界の異分子である主人公の行動は、本人が予想もしない方面に影響を及ぼし始める。挙げ句にはどこで間違えたのか、黒幕として亡国の陰謀を巡らす始末。引き籠もる予定はどこへいった。
自重を捨てた、あるいは熟慮を捨てた主人公の行動を誤解して振り回される王国首脳ほかのお偉方。そして、お偉方の反応に逆に困惑させられる主人公。両者が紡ぎ出す誤解と勘違いのスパイラルは、この世界の歴史に斜め方向のベクトルを与えてゆく。
主人公は可能な限り人との関わりを避けようとします。
ダンジョンコアは少し遅れて登場します。
一話の長さは基本的に短めです。
R15と残酷描写は保険です。
書籍版のストーリーも基本的にはWeb版と変わりませんが、新たに二名の女性キャラが追加になっています。カバーイラストおよび詳細情報については活動報告をご覧下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 19:00:00
2766375文字
会話率:60%
大陸地図において山脈に囲われ隔離された世界。
この世界は外界では扱われなくなった魔法や姿を消した精霊の類が未だに存在する。
精霊と獣が住まう木国《スレイス》
神霊鬼族が住まう火国《アイラック》
地鉱種族が住まう土国《アスガルド
》
有翼種族が住まう金国《ブルタニア》
水棲種族が住まう水国《ウルネル》
この五国をもって五行世界《ごぎょうせかい》と言う。
太古の昔、この五国は自国以外の存在を認めず、お互いに干渉はせず、時には争いを繰り返していた。
そんな中、異世界から迷い込んだ一人の勇者によって五行連合が成立する。
勇者は五芒星のように五国を結んだ中央に街を作り各国の代表を集め住まわせた。
文明の発達に差があった状態ではあったが、各国の長所を共有することにより連合の技術力と文化度は一気に上昇した。
いつしか街は拡大を続け、国と見紛うほど大きくなった。
大きくなればなるほど各国は利権を争うようになり、連合内の関係は悪化していった。
戦を恐れた五国の王達はこの地を勇者に治めさせることに同意した。
名前のなかったこの国は闇魔法を操る勇者の功績を称えられ人々に呼ばれるようになった。
『大いなる闇の加護』を受けた国『レイオン』と。
栄華極まれば衰退のみ
万事築き難く壊し易し
人は往々に至高を求め
己の無知無能を解せず
他者の意見を受入れず
破滅への道を歩み行く
幾度も幾度も歴史は形を変えて繰り返す
果して終焉へと歩み始めたこの国で
愚者達は連鎖を阻めるのだろうか…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 17:04:01
162511文字
会話率:48%
これは遥かな世界で、一人の騎士の物語である。
国は滅亡し、裏切り者に育てられた。自分の存在も歪められ、王女から仮面をかぶった騎士へと変わりました。前世の記憶を持ちながら、彼は波乱に満ちた異世界でどのような物語を紡ぎ出すのでしょうか?
最終更新:2025-02-16 16:40:00
784029文字
会話率:4%
〈彷徨える戦姫〉
それは、英雄ユリア・ジークリンデの現代における異名のひとつである。
かつて世界を脅かす怪物〈黒きもの〉を倒し、混沌としていた世を鎮めた亡国ヴァルブルクの姫君。
その名は歴史に刻まれ、今でも多くの国々で語り継がれて
いる。
しかし、彼女に関する歴史には、多くの謎が残されている。
時には功績や、その存在すらも疑われることもある。
どれが史実で、どれが創作なのか、人々の判断を惑わす──ゆえに〈彷徨える戦姫〉と呼ばれるようになった。
だが、彼女は生きている。約千年の時を超えた現代に。
今となっては少数となった、多種多様な姿をした種族──星霊とともに。
そんな彼女の心にあるのは、英雄としての栄光と、久遠の『星』。
そして、永遠に消えぬ心の闇と感情の淀み。
彼女は、その闇と淀みを抱えながら、過去を生き、今を彷徨い続けている。
手に届かない過去の『星』を求めて──。
かつて世界を襲った〈黒きもの〉の正体については、千年ほどの時が過ぎた現在でも未だに解明されていない。
それと戦った彼女であっても、詳細はわからないという。
だが、〈黒きもの〉は、それから一度も現れていない。
過去のようなことは起きないと予測していいだろう。
──そうだといいのだが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 16:02:16
103884文字
会話率:50%
舞台は異世界。
この世界の南部の辺境。
ハルキ(10歳)の世界は施設の中だけだった。
外に違う世界があることに気づき、塀を越えて脱出する。
砂漠で動けなくなったところでラクシュ(19歳)に助けられるが、ラクシュは村で起きた殺人に関わって
いて追われていた最中だった。
しかし、ハルキを村に連れて行ってくれるというラクシュ。
そこで、殺人をしていないことを証明すると、裁判を願い出て……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 13:36:41
477980文字
会話率:27%
「勇者が生まれるらしい」
そんな噂に魔王を戴くフェーゲ王国は騒然となった。どうにかして、勇者を防がないと、また亡国の憂き目に合う。
異世界人なら、勇者の力に対抗出来るかもしれない!そんな一縷の望みにかけて、彼らが召喚したのはとある女子高生
だった。
平穏な日常に飽き飽きしていたとある女子高生、笑理は、乙女ゲーム「虹色の聖女」の世界に召喚されてしまう。
聖女役で呼ばれたのかと思いきや、召喚術を使ったのはまさかの魔王。
「その方が面白いじゃない!」
勇者の対抗策として魔王の嫁として召喚された彼女は女王として迎え入れられるが、彼女思ったより悪い女で・・・。
無事に魔王は生き残れるのか。聖女は平穏に勇者と結ばれることができるのか。魔法アリな異世界を舞台にした物語。
※主人公が悪女なために胸糞展開があります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 08:35:21
13146文字
会話率:47%
少年は守るべきものを得て大人になる。少女は愛を知り大人になる。
英雄の子供達の成長を描いた青春群像劇。
剣と魔法の中世と、スチームパンクな魔法科学が芽吹き始め、飛空艇や飛行船が大空を駆り、竜やアンデッド、エルフやドワーフもいるファン
タジー世界。
一夫多妻制のアスカニア大陸での暴力革命による動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
本編の主人公、アスカニア大陸最強の超大国バレンシュテット帝国の第二王子アレキサンダー・ヘーゲル・フォン・バレンシュテット(愛称アレク)は、周囲から優秀な兄である皇太子ジークフリートと常に比較される日々にうんざりしながら、悪戯を繰り返して母親である皇妃ナナイの手を焼かせていた。
ある日、遂に父親である皇帝ラインハルトからその悪戯を咎められ、罰として平民のアレキサンダー・ヘーゲルとしてバレンシュテット帝国軍士官学校平民組へ入学することとなった。
本編のヒロイン、ルイーゼ・エスターライヒは、準貴族である騎士爵家の娘で、アレクと同い年の幼馴染。
貧しい実家の口減らしのため、幼い頃に皇宮にメイドとして奉公に出されていた。
ルイーゼは、自分を実の娘のように可愛がってくれた皇妃ナナイを慕っており、その命により、片想いしているアレクの護衛 兼 目付役として、士官学校に入学する。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民扱いとなった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の皇子二人を軸に進んでいきます。
創作共有配信所様が本作紹介動画を作って下さいました!
ありがとうございます!!
創作共有配信所様
https://x.com/sousaku_haisin/status/1837689380795981944
関連作品
アスカニア大陸戦記 黒衣の剣士と氷の魔女【R-15】
https://ncode.syosetu.com/n3547in/
アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子【R-15】
https://ncode.syosetu.com/n7933gj/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 01:05:08
1295995文字
会話率:38%
アルファポリス様、カクヨム様、エブリスタ様、ノベルアップ+様にも登録させて頂きました。
最終更新:2020-06-24 21:26:28
916文字
会話率:0%
「君との婚約は破棄させてもらおう」
初めてお目にかかった彼が告げた言葉でした。
『どうして私が』……考える間もなく進んだ政略結婚でしたが、かの強国、クレイン王国の第二王子ゼラハルトは【死神に憑かれた】第二王女エミネイラの噂をお聞きになり、こ
の縁談こそが我がクラーラ王国の謀略だと判断されたご様子。すべてを失い国を追われたエミネイラは広大な平原で、ある男に出会ったことで生きる意味を見出すのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 22:55:00
36883文字
会話率:47%
「私がシス様の剣となり、すべてを斬り開く――」
王の死により王国は混乱し、第一王子アレクシスは新王派による粛清の対象となった。
しかし、王子には一人の"騎士"がいた。
かつて貴族だった少女、ミレクシア・アルノー。
あ
る日、彼女の家は襲撃され、一族は滅びた。
すべてを失った彼女は、サーディスと名乗り、王子に仕え、"剣"となる道を選ぶ。
「私はあなたの騎士です。何があろうとも、決して離れません」
しかし、サーディスが誓う忠誠の裏には、消えることのない"復讐"の炎が燃えていた。
王子を守り抜くこと――それが彼女にとって、"過去を清算する唯一の道"だった。
王座奪還を目指す亡国の王子と、滅びの貴族の騎士。
裏切り渦巻く戦乱の中で、二人の戦いが今、始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 21:00:00
81261文字
会話率:23%
【簡単なあらすじ】
竜に育てられた少女が旅に出て、なんやかんや巻き込まれたり悪者を倒したりお宝を探したりする話。
【ちゃんとしたあらすじ】
帝国によって亡国の危機に瀕したクレイリア王国王妃は、生後三か月のマリーネール第二王女を筆頭魔術師に
託し「黒竜の森」に避難させた。そこで偶然黒竜に発見された赤子は「プルクラ」と名付けられた。
王族を生かしておきたくない帝国の追撃を退け、黒竜と筆頭魔術師は協力してプルクラを育てていく。
黒竜が父代わりになり、赤子の時から傍にいることで、プルクラは人間としては規格外の身体強化を自然と覚え、本来人間には聞き取れない「竜の聲」を発話出来るようになっていた。また、魔力密度の高い「黒竜の森」にいることで、成長と共に体内魔力量が激増していく。
増え過ぎた魔力と、人間との接触が殆どないことを危惧されたプルクラは、十五歳で森から出ることになった。
旅の一番の目的は、「至竜石」を見付けること。
竜の娘は人の世界に出る。そこでどんな人と出会い、何を思うのか。人間の常識を知らず、人外の力を持つ少女の旅が、今始まる。
※カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 19:05:23
326884文字
会話率:55%
かつて栄華を極めた星間国家、そして紛争の絶えない星間国家
決して交わることがないと思われた2つの国家が交わるとき、新たな境地が生まれる・・・
国家間の戦争に駆り出される一人の兵士と、亡国の希望が織りなす一つのストーリ
・・・向かう先は希望
か、はたまた悪夢の再来か。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 17:00:00
341151文字
会話率:54%
悪政を布く神聖ヴェルサリヤ帝国に反旗を翻し、反乱軍の指導者となった赤毛の女剣士ミーシャ。救国の聖女と呼ばれた彼女は、帝国に滅ぼされた亡国の王子セレスタンと恋仲になる。しかし反乱軍に荷担したヴェルサリヤ帝国の女聖騎士アリシアは、反乱によって滅
んだ帝国の国民感情を理由に、新王国の王妃に相応しいのは田舎者のミーシャではなく名門貴族の自分だと主張。正義と民意を盾に新王セレスタンと結婚し、敵情視察任務の名目でミーシャを国外に追放する。追放先はセリオン教国。不正な侵入をした者は二度と生きては戻れないと言われている国だった。
※自分を陥れた悪女に自分の手で復讐するヒロインが好きな人向け。ミーシャは戦場でアリシアと対決し、その場でアリシアを殺します。ザマァ要素は少な目。アリシアへの罵倒はそれなりに。※更新頻度は低めです。気長にお付き合いください。※R15は保険です。※複数アカウントの所持は規約違反なのでこちらに統合しました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 14:31:47
12659文字
会話率:34%
「変わり者」アッシュの住む、大陸北西の辺境にほど近い山中の森で自給自足で生活しているエルフ族の里「ソウジュ」に旅人が訪れた。
一見ヒト族に見える旅人はドワーフ族の少年(?)で名はガラン。
最北の大森林で発生した魔物の大量発生で壊滅的な被害
を受け瓦解した亡国、セミュエン王国西の国境「大ウラルス山脈」を越えて来たという。
ー「北部の竜脈が枯れるかもしれない」ー
ガランの話は他種族と交流を断っているエルフ族も無関係とは言えず……。
初投稿作品です。
遅筆&ノープラン、ぬるい構成になると思います……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 11:35:56
299001文字
会話率:46%
亡国の姫 × 敵国の王子――裏切りと陰謀が渦巻く、禁断の恋。
王城が炎に包まれ、誇り高きエスティリア王国は滅びた。
唯一生き残った王女・エレノアは、名を偽り、敵国で舞姫として生き延びる。
だがある日、彼女の前に「カイン」と名乗る貴族が現れ
る。
「……どこかで、お会いしたことが?」
彼の琥珀色の瞳が、鋭く光る――エレノアの過去を暴くかのように。
亡国の姫と偽りの王子。二人の出会いは、運命を変えるのか――それとも?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-15 10:57:15
7111文字
会話率:15%
乙女ゲーム『亡国のレガリアと王国の秘宝』の世界に転生したカイザー・フォン・ルクセンブルク。そんなカイザーの役回りは『無能』かつ攻略対象者と悪役令嬢を弟妹に持つ出番すらないモブである!念願の弟妹の誕生に見事ブラコン・シスコン化したお兄ちゃんは
悪役令嬢ルート阻止に励みつつ、モブの壁を愛と努力でぶち破る。超絶美形かつハイスペックなカイザーが優雅でミステリアスな外面とテンション高めな怒涛の内面を使い分けながら、色々勘違いされたり、隠しキャラじゃないかと疑われたりしながら総愛され(not恋愛)する話。料理をしたり、お店を開いたり、乙女ゲームものですが主人公の恋愛要素は只今遠足中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 21:00:00
555613文字
会話率:25%
スキルとは才能であり称号であり力であった。にも関わらずスキル【無能】が発現した第三王子ジェイクはつまり、無能であり無能であり無能と烙印されたのだ。そんな存在を父王が、兄達が許すはずもなく疎まれ王宮から追放されてしまう。一方で忌み嫌われるスキ
ルもある。それが国を亡ぼす【傾国】【傾城】、男を惑わす【奸婦】【毒婦】【悪婦】【妖婦】などである。彼らが交わる時、国は滅びの道をひた走るのだろうか。そしてついに王都からすらも追放される無能王子と亡国を招く女達……だが……そもそも……世界は耐えられるのだろうか。世界を亡ぼすスキル【無能】の力に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 14:58:06
605932文字
会話率:40%
こちらは「滅亡国家のやり直し!今日から始める軍師生活。」のSS集となります。
本編を先にご覧いただいた方がお楽しみいただけると思います。
時系列は特に気にせず、書きたいキャラのエピソードを順次書いて参ります。
お楽しみいただけると嬉しいで
す!
本編は下記よりご覧くださいませ。
https://ncode.syosetu.com/n7120hp/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-14 00:00:00
918164文字
会話率:42%
40年前に滅んだ国、ルデク王国。
ルデク王国の平文官だったロアは、奇跡的に炎に包まれた城から生き延びる。
失意のまま年重ねたロアがある日目が覚ますと、国が滅びる42年前に戻っていた!
自分の記憶と未来の経験をの武器に、祖国の滅びの運命を
、仲間達の命を守るため、運命にあがらう為の戦いが始まる!
果たしてロアは滅びの運命を覆すことができるのか!?
初めましての方は初めまして! 前作よりお付き合いいただきております方はどうもです!
ひろした よだかでございます。
定期更新作品としては4作品目となります。
今回も行けるところまでは毎日更新で続けていこうと思っておりますので、よろしければお付き合いくださいませ。
ひろしたよだかの前作はこちら
●普通の少女が世界を救う! 異世界冒険お仕事ファンタジー●
【完結】案内ギルドの新人さん~時の聖女と世界の秘密~
https://ncode.syosetu.com/n4486hi/
●一発の弾丸が世界を変える!? 狙撃系学園ファンタジー●
【完結】オーラン騎士軍事学園 1- C ルクスの狙撃にっき
https://ncode.syosetu.com/n1988gz/
●トラブルは向こうからやってくる! 巻き込まれ系トラベルファンタジー●
【完結】エドラックは通りかかった「だけ」なのに!?
https://ncode.syosetu.com/n0642gr/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 00:00:00
920837文字
会話率:33%
世暦2000年。
惑星アルンは、30年前の大災害により水位が20m上昇し、世界人口の半数が消え去るという絶望の淵に立たされていた。
そんな混沌の中、大災害のさなかに世界各地で謎の生命体【ビースト】が出現。
ビーストには現代
の火器や兵器では太刀打ちできず、わずか5年でおぞましいほどほど数の命が奪われる惨劇を引き起こした。
滅亡の危機に瀕した人類は、大災害を起因とした地殻変動によって地球奥深くから露出した謎の鉱石【魔石】を奇跡的に発見する。
そして魔石は従来の燃料や動力源をはるかに凌駕する出力を誇り、人類に新たな希望をもたらした。
その魔石を動力源とするエンジンを搭載した、世界初の二足歩行兵器【ウォーカー】を開発。
ウォーカーは人類の期待に応え、全世界を跋扈していたビーストの群れを撃破するという快挙を成し遂げ、人類に反撃の光をもたらしたのだ。
しかし、ウォーカーは特殊な魔導適性を持つ者、通称《ウィザード》のみが操縦できる兵器であった。
2020年、現代。
ウォーカーに搭乗できるウィザードは、世界人口25億人に対してせいぜい200人程度しか存在しなかった。
その大半は各国家の軍や機関に所属しているが、中には国家に属さず金さえ出せばどこへでも赴く傭兵ウィザード「ワンダラー」と呼ばれる者がいた。
そして世界にたった30人しかいないワンダラーは、個人で依頼を受け、ビースト狩りに身を投じるため、一部の国家からは危険視されている。
そんなワンダラーの一人が、クレインだった。
かつて凄腕のウォーカー乗りとして「荒鷲」と恐れられた彼だが、最低ランクの魔導適性者とも評される男。
ある物資護送中、クレインは謎のウォーカーに襲撃され、圧倒的な火力差に敗北。
燃え盛るコックピットの中で瀕死の状態で放置された彼は、後にオペレーターとなる謎の少女シオリに救われる。
そして復讐と報復の決意を胸に、クレインは再び操縦桿に手を伸ばし、己の宿命に立ち向かうのだった。
これは、かつて「荒鷲」と呼ばれた傭兵クレインが、復讐を果たし、ウィザードの頂点へと成り上がるまでの壮大な物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 12:32:25
1131文字
会話率:0%
「なんだマスター。お前、オレに『あんなこと』しといて意外と初心なのか?」
「か、揶揄わないで! わ、私だってあんなの初めてだったんだから……!」
——それは契約《キス》から始まる復讐譚
『機械の創造を禁ずる。破れば即座に全世界が敵国とみな
す』
シエンシア平和協定唯一禁忌条項
新暦五二五年。
帝国の陰謀によって亡国とされたレストアーデ王国。
王族の中で生き残ったのは第一王女たるソフィーリア・ヴァン・レストアーデただ一人。
彼女の能力は微力。仲間もごく僅か。
元王国を統治する帝国の力は世界最大。軍人一人一人の力は並みを遥かに上回り、覇権国家として世界に君臨している。
されど彼女は王国を取り戻すことを諦めない。ソフィア王女はどんなことをしてでも帝国を討ち、王国を取り戻すと誓っていた。
それがたとえ、人類を憎悪し殺戮を誓った禁忌の『人型兵器《エクステンド》』と手を組んだとしても….。
それぞれの復讐・野望・権謀術数・国家間の対立と同盟。
様々な思惑が大陸中を駆け巡る中、人型兵器と元王女は寄り添い同じ道を歩いていく。
全ては己が復讐を貫くために——
*『ネオページ』に続きを掲載しております
*亡国王女のリメイク作品となります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-13 07:50:00
74975文字
会話率:50%
どうやら、わたしはゼピウス国第二王女マヤに転生してしまったー!マヤ王女は魔女とよばれ、予言をする女性だったが、その予言はすべて憎しみにより嘘をついていたのだ。その嘘がバレて彼女は小説『亡国の皇子』の仇キャラであるニキアス=レオス将軍の婚約者
であったが途中で殺される運命だった。
しかも数行で終わるチョイ役だ。ーこうなったらニキアスを説得して殺されずにすむ道を捜すしかない。
そしてなんとか穏やかに暮らせる方法を見つけよう!ってそんな簡単にいかないよね…。
しかもニキアスに執着されて…はぁ…どうしよう!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-12 05:04:33
501564文字
会話率:33%