予言者は『死ぬ』ために人を救っていく。
「ああ、きみは女難の相が出ているね。――でもどうしよう。ぼくはきみを、助けてあげられない」
女に振り回されてばかりだったイケメンは、不思議な目を持つ予言者と出会い、ともに占い業で金を稼いでいくこと
に決める。
――予言者が死ぬ、その日まで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-14 18:00:00
34832文字
会話率:45%
二〇二九年一月七日、転生の日を迎えたことで世界は一変してしまった。
宇宙から降り立つ者によって地球生命は滅ぼされ、外来生物の練り歩く地獄と化してしまう。
生き残った一握りの人間たちは腕時計型デバイス「Gリスト」のパーソナルデータを回収し、そ
こから死滅した人類を外来生物由来のエーテルを用いた人工生命として復活させる計画「プロジェクト王冠」を発動させた。
目的は外来生物と戦う力を持った戦士を生み出すこと。
そのためにバトル要素のあるMMOゲームと紐づけしたゲームキャラと融合させた新人類を次々と生み出していった生き残りたちは、いつしか自分たちを神と称するようになった。
そんな神々の実験が始まってから幾星霜。
MMOゲーム「セカンド・ユートピア」のプレイヤーデータから復元された子羊たちは神の言葉を鵜呑みにし、元の世界に帰らんと神の居場所を求めた。
いま自分たちが立っている場所がかつての自分たちが暮らした大地の成れの果てとも知らされず、異世界にゲームキャラとして転移したと思い込まされて。
※2年前にのべプラに書いたものになります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-09 08:00:00
71383文字
会話率:35%
わたしの仕事は、聖書を片手に
迷える子羊たちを地獄へと突き落とすこと。
誕生日の朝に蛍光灯が寿命を迎えた。
そんな日であってもわたしは仕事をする。
母を亡くした日から、
わたしは普通を望まない。
嘘を塗り重ねる女のインスタノベル
――。
※注意書き
本作には自死を示唆する記述があります。
お悩みの場合は厚生労働省等の
サイトにてご相談ください。
厚生労働省:電話相談(外部サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/seikatsuhogo/jisatsu/soudan_tel.html
―――――――――――――――――
他サイトでも重複掲載。(外部サイト)
https://shimonomori.art.blog/2023/05/20/yaoi/
文字数:約7,000字(読了目安15~30分)
※読了目安は気にせず、
ごゆるりとお読みください。
※本作は横書き基準です。
1行20文字程度で改行しています。
その他の作品の案内。(外部サイト)
https://shimonomori.art.blog/2022/04/30/oshinagaki/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 07:00:00
9041文字
会話率:22%
昔から不注意だった。それが祟って、下半身が吹き飛ばされた。
目覚めた病院で医師に勧められた。
「もしよければ、食肉用として体を提供してみませんか」
私は頷いた。腰から下がない私は、二日間に分けて体を提供することになった。同じよう
に食肉用として体を提供することを決断したドナーたちが暮らす『子羊たちの家』で、私は考える。どうしたら、残り二日間で、悔いのない人生だったと思えるようなことができるだろう――?
これは、終わりを待つ人の物語。
※残酷な描写があります※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 02:15:09
7570文字
会話率:26%
凄腕姓名判断占い師の悲劇(*´−`)
最終更新:2022-11-08 20:00:00
2184文字
会話率:35%
スラムにひっそりと佇む一軒の教会には神父様とシスターが暮らしていました。
神父様は夜な夜な歓楽街へ、シスターは教会で修行の日々を送っていました。
夜遊びを繰り返す神父様の元にはさまざまな方が、運命に導かれてやって来ます。
神父様は迷える子羊
たちに手を差し伸べますが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 00:00:00
4913文字
会話率:59%
迷える子羊たちに女神の祝福を。
かつて世界を震撼させたウイルステロ。それはWHO(世界保健機構)が開発した対ウイルステロ用外骨格、アヴィスーツの活躍によって鎮圧された。だが発展を続けていった医療、生体工学技術はやがて人々を脅かし、犯罪と戦
争の苗床となりつつあった。
日本の首都、トーキョーの小学校に突如、シャコ型巨大生体兵器ハルマゲドンが出現し、児童や教師を次々と殺害、捕食し始める。警視庁のアヴィスーツ部隊が鎮圧をはかるものの、素早い動きと硬い甲殻に阻まれ、返り討ちにされていく。全滅は必至かと思われたその時、WHOに雇われた対生体兵器軍事会社スターライト・バレットのアンタレスが到着し、合体アヴィスーツ、ヴェネーノによってハルマゲドンの排除に成功する。
何故、WHOでも最上級危険種に指定されていたハルマゲドンが現れたのか? わざわざ学校で暴れだしたのか? 理由が定かにならないうちに、付近にハルマゲドンが産卵していた痕跡が見つかる。もしもこれが一斉に孵化すれば、トーキョー中の人間に危機が迫ることになる。
WHOから事態の収拾を依頼されたアンタレスは惨劇を生き延びた女教師、マリアの協力を得て事件の解決に挑む。
だがこれは、事件の幕開け、そしてアンタレスの心理的外傷(トラウマ)の再現の、ほんの始まりに過ぎなかった……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 19:03:07
216638文字
会話率:45%
未練を抱えたまま死んだ者が行きつく街、その名は"つつじの宮市"。
つつじの宮市では一部の市民が都市伝説上の化け物の能力を持つ"奇怪人"と化す現象が頻発し、一般市民は奇怪人の脅威に怯えながら暮らしていた
。
そんな市民を護るために力を振るう奇怪人も存在する。彼等が所属するのはつつじの宮市民の生活をサポートする"心霊ルポルタージュ"という名の組織。
其処では"口裂け女"の湊、"隙間女"のてね、"怪人アンサー"の光が、組織の最高責任者であるはゆまと共につつじの宮市民の生活を支えている。
ある日、主人公のアキラは記憶を失った状態で深夜のつつじの宮市の路上で目が覚める。"人面犬"に襲われかけていた彼は湊によって間一髪のところで助けられるが、目が覚めて暫く経っても自分が何者なのか、何故死んだのか、どうやってつつじの宮市に辿り着いたのか、何も思い出すことが出来なかった。
行く宛ても無いアキラは、心霊ルポルタージュのスタッフの一員として暮らす事になる。しかし、アキラがつつじの宮市に訪れた事によって彼に纏わる運命の歯車は一気に加速していく。
果たして、アキラの正体とは……失われた記憶の秘密は……そして奇怪人とは、つつじの宮市とは一体何なのか……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-09 21:00:00
540162文字
会話率:56%
それでは次のコーナーは恋愛相談室だ!
今回もいろんな恋の悩みを持つ子羊たちのメールがいっぱい来ているぞ!
では早速ご紹介。まず最初のメールはこれだ!
最終更新:2019-09-10 18:09:40
2729文字
会話率:9%
少年は悲しみのあまり寝込んでしまう。
そして恐ろしい夢にうなされる。
それは残虐な悪魔となった少年が、この牧場を破壊しつくす夢であった。
夢から覚めると少年は子羊たちが心配そうに見守る中で再び眠りについた。
彼の病気は子羊たちの厚い看病
によって回復に向かった。
最後の夢の中で、少年はあの、赤い首飾りの雌羊に出会った。
少年は自分が海に出て旅すれば、きっとどこかで出あえると告げる。
夢の中のあなたに。
・・・
やがて「海」をめざす少年の新しい旅が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 16:49:55
3807文字
会話率:11%
ある日、この牧場にたどりついた赤い首飾りの雌羊に出会う。
彼女は説明もしていないのに、少年の海へのあこがれを知っていた。
そして自らは瓦礫に囲まれた「中の泉」のほとりに住むようになった。
少年はこの不思議な雌羊に魅かれていった。
なぜわざ
わざ瓦礫や茨の中ですごすのか。
そして少年に伝えることもなくどこかへ立ち去ってしまい、また帰ってくる。
ある日、雌羊は少年に茨で傷つけた後、純白の花びらを触らせる。
そのとき少年は言葉を通じることなく花の悲しみを「感じる」ことができた。
雌羊は少年が「海」に出会えないのは彼のこころに茨もトゲもないからだと告げる。
やがて少年は眠りにつく前に子羊たちに心の中で語りかけることをやめる。
言葉や観念を介しなくても、「感覚」を通して心を共有することが可能だと気づいたのだ。
そのことを雌羊に伝えようとして、彼女に近づいた少年は、雌羊が眠りにつき夢を見ているところに来た。
どんな夢を見ているのだろう。少年は何げなく彼女のまぶたに手を触れる。
しかし彼女にとって、自分の夢の中の世界は何よりも大切で不可侵な場所であった。
彼女は怒り、少年を許さなかった。
数日後、彼女は羊たちの宴のなかにいた。
少年は羊たちの歌の意味は分からないけれど「感じることができる」。
それは彼女のおかげだ。
彼女は何事もなかったように彼と会話を交わす。
彼女は夢の中の世界こそが自分にとって真実の世界だと告げる。
しかし牧童の心には彼女とまた仲良く一緒に居たり語らったりする喜びしかなかった。
彼女は彼の前からしばらく姿を消す。
そうして再び出会ったとき、彼女は夢の中へ入っていたと告げる。
少年はどんな夢かと聞く。
しかしそれは彼女の大切な世界への侵略だ。
「無神経に耐えられない相手」と言い捨てられてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 16:44:52
4225文字
会話率:13%
この作品は「http://poem3011.jp/kaijin/」にも掲載しています。
「海」にあこがれながら自分のあこがれを満たす海にたどり着けない少年。
彼は牧場で牧童として子羊たちを仲間に新しい生活を始めることになった。
夜になると
少年はその日の羊たちのことを思い出し、言葉に出して語りかけながら眠りに入る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 16:35:46
3672文字
会話率:0%
町で神父を務める新堂仁太郎は夜は迷える子羊たちの懺悔を聞き、昼は高校生として過ごしていた。だがある時、教室に異世界の姫が現れ、自分たちの世界を魔王から救ってほしい願いにより、異世界へと召喚されてしまう。クラスのみんなが勇者や魔法使い、戦士に
聖女といったなかで仁太郎はそのまま神父の職業になったので、教会へ行くが悪魔憑きだと判明し、召喚した国からも追われてしまう。「てきとーに生きていこう」と決めた仁太郎だが本人の意思とは関係なく様つ々な出来事に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-23 07:00:00
5023文字
会話率:54%
人生に悩んだ時。進むべき道を見失った時。
ぜひ一度、魔導図書館にご来館ください。
あなたにぴったりの物語をご用意して、予言者である館主アルビが、お待ちしております。
解決策のない問題など、この世にはないのですから。
納得のいく解決法が、必ず
あるとは限りませんが…。
わたくしの名は、『NO TITLE』。
まだ何も書き込まれていない、白紙の本でございます。
世界中の魔術書が集まる魔導図書館にて、一人前の書物となるために、主人のアルビさまの下で、日々精進しております。
占い家業を営むアルビさまのところには、何人もの彷徨える子羊たちがやってきて、悩みを打ち明けます。
アルビさまは、その悩みを解決するために相応しい物語を提供するため、わたくしに書き込んでいくのです。
わたくしの体に綴られてゆく、迷い人との奇妙な対話と、人々の苦しみをぶち壊す怪話。
NO TITLEが一人前(一冊前?)の書物となるその時まで、ぜひご堪能ください。
「小説&まんが投稿屋」でも同じ内容を投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-30 00:34:07
153506文字
会話率:24%
ー焔に呑まれかけた城から、美しい姫を救い出すー
まるで童話の世界のようなロマンチックな響き
鳥井千奈は、夢を見ていた。
毎日毎日見続ける夢…見たことのない世界で繰り広げられる戦いの日々と、その世界を生き抜こうと足掻く彼らの姿。
引き摺られるように落ちる眠りの中で、千奈はその中のひとりとして、仲間達と生き残る術を模索していた。
「ま、しょせん夢の中の話だけどね」
そして、昼夜を問わず睡魔に襲われるようになった千奈の身体に、ある異変が。あれはただの夢ではないのか?そしてもっと気掛かりなのは…。
「私」は、誰だ?
やがて夢と現実が意外な接点で交わり出す。
「女子高生はヒマじゃないのに!」
千奈は戦いと恋の渦に巻き込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-27 10:17:54
10279文字
会話率:39%
数多く存在している都市伝説の一つ。
【ゲート】
そこは生まれてこなければよかったと後悔した者だけが入ることが出来る不思議な扉。
そして、心の闇が具現化されるその世界へと迷いこむ子羊を導く一人の青年。
彼はこう名乗った。
「俺は、ゲート
:キーパーのシン」
彼と出会う子羊たちの運命が、今大きく変わっていく————。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-05 14:15:49
17642文字
会話率:45%
主人公の山岡咲希(やまおかさき)は何事も上手くいかない人生に嫌気がさしていた。
ある日、ふと呟いた言葉が新たな世界への扉を開いた。
“本来の自分を取り戻すため”
そう咲希に告げた謎の声。
この世界で再び咲希が再会した人々たちにより、咲希は
笑顔を取り戻していく。
★うまくかけないかもしれません。
でも最後までお付き合いしてくださると幸いです。
よろしくおねがいします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-21 22:14:30
657文字
会話率:22%
少女が目が覚めると
不気味な森の中だった
ここはどこなのか?
どうして、ここに迷い込んだのか?
最終更新:2013-02-20 14:40:29
2580文字
会話率:26%
日常を求める少年、神藤巧。 非日常を求める少女、水嶋暁奈。 少年と少女は、お互いが違う物に憧れを抱いていた――。 高校生活が始まって一カ月が経った頃。突如として現れた異空間『鏡界』に飲み込まれ、異形の怪物が住む謎の空間へと落ちた巧と暁奈。
二人の前に現れた謎の青年『幻影の道化(ファントム・クラウン)』は、ただこう告げた。 「ようこそ。 愚かで哀れな子羊たち」 幻影の道化の言葉に導かれる様に、二人は怪物に立ち向かうための不思議な力に目覚める。その力を使い、巧は日常に戻るため、暁奈は非日常を生きるため、『災魔』と戦いながら、二人は異空間の謎を探っていく。 果たして二人は、無事に現実の世界へ帰る事が出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-12 23:54:24
88869文字
会話率:37%
田所さんはむちゃくちゃに性格が悪い。今日も僕は田所さんの命令でジョルトコーラを買いに行く(コカコーラでもペプシコーラでもなくジョルトコーラですよ)しかし、そんな田所さんであるが、意外な人望がある。なぜなら、恋愛相談に乗るのが異様にうまいから
だ。今日も、田所さんの元へは恋愛に悩んで、先っぽから我慢汁をしたたらせた子羊たちが足しげく通ってくる。そして、田所さんのアドバイスを受けて、股間をパンパンに膨らませて帰っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-09-26 16:50:47
5046文字
会話率:1%