帝国「ヴァイツェン立憲帝国」の特別監察官である「私」は、帝国と「共和国」との国境地帯へ再び派遣される。三円前の戦争によって帝国に編入されたこの西部国境地帯では、住民の反発が根強く、帝国本土の人々と現地出身兵士との間に深い溝が生じていた。帝国
は軍縮と徴兵制廃止による人員不足から、現地の兵士を大量に採用していたが、彼らの忠誠は揺らぎ、本国から派遣された職員との軋轢が深刻化している。
私の任務は、現地兵士の中から反抗的な危険分子を特定し、本部へ報告すること。
国境地帯の運河では、密輸や闇市が横行し、戦後の混乱が依然として続いていた。
そんな中、帝都本部からの緊急電報が届く。それは、西部国境地帯における劇的な変化を示唆するものであった。明朝より旧国境が封鎖され、”入植者”の移送が開始される。西部国境地域は完全に封鎖され、更には共和国軍との共同警備が実施されるという。私の内偵任務は即時停止され、至急帝都に帰還するよう命じられる。
国境地帯の運命は、大きく揺らごうとしていた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-15 00:25:36
3514文字
会話率:50%
大学二年生の神谷スグルは、14歳になる妹の神谷アリスの世話をしている。妹のアリスは、特異体質を持っており、本来人間が使用できる脳が10~15%に対しアリスは100%自身の脳を使用することができる。この力に体が耐えられず延命装置なしでは生きて
はいけない。そのため兄のスグルが妹の世話をしている。しかし思考、情報処理能力、記憶力が異次元であったため、アリスは全世界の科学者に引く手あまたである。このせいで身を隠すためにとある研究所で身を隠している。一方の兄であるスグルは特に才能もなく誰からも評価されない人間であった。科学者である親には認識すらしてもらえず、過酷な幼少期を過ごす。妹が生まれてからは、唯一の家族であるかのように大切に思った。親が他界した後、兄妹二人で仲良くしていたが、自国の政府に危険分子として目をつけられてしまう。そして、二人に危機が迫る・・・
異世界転移後は、延命装置をつける必要がなく妹は正真正銘の天才かつ最強になる。しかし、兄であるスグルは・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 17:00:00
140289文字
会話率:65%
あまりの強さから神界の危険分子と判断され、地獄のさらに下層に位置する冥界に落とされた鬼、「天夜童子」。そこで出会った2人の魔物と共に神界へと討ち入りする!復讐の火蓋は今、切られた。
最終更新:2024-11-08 00:40:06
18016文字
会話率:33%
ひっそり生きたいと望むエリザベス・テレゼア公爵令嬢は、地味に目立たず生きてきた。
毎度毎度、必ず頭に飛んでくるものを最後に何度も生を繰り返すヘンテコな人生。回避、回避で今生は絶対長生きしてやると日々努力中。
王立学園に入らないためにも魔力が
そこそこあることを隠し、目立たず十五歳を過ぎることを目指していた矢先……。
ひっそりと言い聞かせてきた日々の中に、すでにキラキラ危険分子が混じっていたなんて悲しすぎて悲しすぎて認めたくない。
――ああ、詰んだ。
何、イベント目白押しって。国って何? そんなの回避に決まってる。私はひっそり、こっそり生きたいの!
※過去作を大幅に改稿したものになります。
第一部は毎日更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-14 20:30:00
360386文字
会話率:33%
アリアは光の魔法の才能を持つ男爵令嬢。公爵家の嫡男ヴィルヘルムと婚約していた。彼女は学園の魔法決闘トーナメントで、伯爵令嬢のイザベラと対戦。試合中にアリアが光の魔法を使った瞬間、イザベラは突然服を脱ぎ始める。これを見たヴィルヘルムは、アリア
が洗脳の禁呪を使ったと非難し、試合を中止させてしまった。
アリアは自分が禁呪を使ったことを否定するのだが、ヴィルヘルムは彼女を信じず、婚約を破棄してしまう。さらに、彼はアリアが所属する新魔法開発クラブを危険分子と非難し、クラブを解散させようとした。
アリアは学園から退学処分を受け、魔法資格も剥奪されてしまうのだが……絶望の最中、彼女に救いの手を差し伸べたのは、新魔法開発クラブの部長で美形だけど変人のフェリクスだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 18:11:01
22013文字
会話率:36%
私の母親は禁忌を犯し、『黒の災禍』と呼ばれる大悪魔ロキアの封印を解いた。
母によって封印が解かれたロキアは、私、アウル・ブラウンの体を器とし、
『なぁ~、アウル暇だし世界滅ぼそうゼェ』などと毎日話しかけ、ブーブー文句を垂れ流している。かつて
世界を危機に陥れた大悪魔よ、コンビニに誘う感じで世界を滅ぼそうとするな。
悪魔の器として生を謳歌している私は、世界を滅ぼす危険分子として教会と王国に厳重保護対象者として塔に幽閉させられている。
まぁ、その気になれば塔の結界なぞお茶の子さいさいで破壊出来るし、魔法を使わずとも塔の抜け道を知っている為、ちょちょいのちょいで脱走可能だ。これぞ、ガバガバセキュリティ。
しかし、私が塔の脱走を実行しないのは、この世界の秘密を知っているからである。
まず私は前世の記憶を持っている【転生者】だ。スタートラインが周りの人間と比べて、普通じゃない。そして転生先であるこの世界は、前世で愛読していたファンタジー小説『フォルトナ』と一緒であることに気が付いた。
小説でアウル・ブラウンが迎える最後は、悲惨なものだった。
彼女は自力で塔を脱走し、大悪魔ロキアに体を乗っ取られた挙句、破壊の衝動に抗えぬまま視界に入ったものを全て攻撃するとんでもない戦闘狂(バーサーカー)に陥った。
やがて主人公やヒロインたちと戦うことになったアウルは、彼らに完膚なきまでにボコボコにされて死を迎える。
前世で死を体験したからわかる。小説と同じ死に方をするなんて冗談じゃない。絶対痛いじゃん。
私は静かに過ごし、静かに死にたい。
自身の死に影響しているロキアをどうにかしようと考えたが、彼は私と運命共同体で繋がりを断つことは不可能だった。
つまり、ロキアが死ぬと私も死ぬ。私が死ねばロキアも死ぬ。
これがほんとのデッドロック状態か…と悟りを開いたのは言うまでもない。
まぁ長年一緒に過ごしたせいか、結局ロキアに情が移って彼を死なせるのに抵抗を覚えた。
かといってこのまま塔の中で一生を過ごすのも嫌だし…。
あ、そうだ。小説で主人公たちが活躍する当分の間は塔に引きこもって、ほとぼりが冷めたら脱出すればいいんじゃね?
…と考えた矢先、突然黒いフードを被った人達が塔の結界を壊しにやってきた。
え?何々、ロキア様あなたを救いに参りましたって!?
お引き取りを願いたいのですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-18 02:00:00
4055文字
会話率:20%
「魔「術」ならよし。だが、魔「法」?てめーは駄目だ(要約)」
なぜか何かをやらかしたらしく、結果、世界を乱す危険分子として禁忌領域に追放されてしまっていた魔法使い(仮)達。
自分達の現状に戸惑いながらも、追放上等!いつか目にもの見せてくれる
わ!!と闘争心をみなぎらせつつ、未知の世界を旅し、冒険を繰り広げていく少年少女達の物語。
いつか世界の秘密を暴く……気はあるのかな?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 23:06:29
140911文字
会話率:37%
平坦より、起伏を好むなら。
退屈より、混乱を愛すなら。
リスクとコストに、見合うだけの快楽を手に入れろ。
わざわざ、もめごとに首を突っ込む。この物好きめ。
最終更新:2022-07-11 07:00:00
381文字
会話率:0%
ティメイア王国の王女・リリアンヌは、ある日を境に「天使」から「悪魔」へと変貌する。王国にとって危険分子となった彼女は、貧乏領地、クレーレ領に左遷されてしまう。それは、彼女にとって己の運命を決める国王からの試練であった。
一年以内にクレー
レ領を復活させなければ国外追放!優秀な側近を従え、クレーレを舞台に奔走する王女・リリアンヌの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 15:00:00
49317文字
会話率:32%
無尽蔵の魔力と圧倒的な魔法を操る存在、『魔女』。その一人であるリザリーは、三百年前から王国を支え続けてきた。王都を守る結界の維持、新たな魔導具の開発、才能ある者たちへの指導など。それらを彼女一人が担い続けていた。全ては三百年前の王と交わした
約束のため。
しかし、ある日突然、彼女の日常は一変してしまう。
次期国王であるフレール殿下が国王へのクーデターを企て、その誘いを断ったことをきっかけに、魔女であるリザリーは危険分子だと判断された。殿下の策略に嵌り国家反逆罪の罪を被せられた彼女は国外へと逃走する。
逃げ続ける彼女を追う帝国の追手。来る日も来る日も逃げ続け、疲労が溜まる中で思い返すのは、王城に残してきた教え子のことだった。
十年の時を経て、魔女は教え子と再会を果たす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 12:03:56
55432文字
会話率:40%
無尽蔵の魔力と圧倒的な魔法を操る存在、『魔女』。その一人であるリザリ―は、三百年前から王国を支え続けてきた。王都を守る結界の維持、新たな魔導具の開発、才能ある者たちへの指導など。それらを彼女一人が担い続けていた。全ては三百年前の王と交わし
た約束のため。
しかし、ある日突然、彼女の日常は一変してしまう。
次期国王であるフレール殿下が国王へのクーデターを企て、その誘いを断ったことをきっかけに、魔女であるリナリーは危険分子だと判断された。殿下の策略に嵌り国家反逆罪の罪を被せられた彼女は国外へと逃走する。
逃げ続ける彼女を追う帝国の追手。来る日も来る日も逃げ続け、疲労が溜まる中で思い返すのは、王城に残してきた教え子のことだった。
十年の時を経て、魔女は教え子と再会を果たす。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-30 11:00:00
10799文字
会話率:38%
エバートン侯爵家の嫡男として生まれたルシフェルトは王国の守護神から【破壊の後の創造】という禍々しい名前のスキルを授かったという理由で王国から危険視され国外追放を言い渡されてしまう。
追放された先は王国と魔界との境にある魔獣の谷。
恐ろしい
魔獣が闊歩するこの地に足を踏み入れて無事に帰った者はおらず、事実上の危険分子の排除であった。
それでもルシフェルトはスキル【破壊の後の創造】を駆使して生き延び、その過程で救った魔族の親子に誘われて小さな集落で暮らす事になる。
やがて彼の持つ力に気付いた魔王やエルフ、そして王国の思惑が複雑に絡みあい大戦争へと発展していく。
鬱陶しいのでみんなぶっ壊して創り直してやります。
※アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 20:20:14
122837文字
会話率:40%
人間が生み出した「欲望」と「文化」が地球を食い尽くし、
同じ生き物である、人間すらも殺していることに気づいているだろうか。
ただ言えることは、私欲のために限られた資源を食い物にするべきではない。
人間だけが地球に存在しているわけではないのだ
。
いつかくるだろう。
人間が地球に食い殺される日が。
ある日、桂花という少女が予知夢を見る。
それはこれまでにもない奇妙で平和とは違った紛い物に溢れた世界だった。
自然はなくなり、近未来な世界。
野生動物はほとんど絶滅し、生き残った生物はペットとして飼育されている。
食物連鎖は崩れ、まるで人口で作られた地球となっていた。
その姿はなんともおぞましく、一見平和に見える世界だった。
そんな少女が成長するにつれ、予知夢のような世界に変化する社会に驚く。
主人公と仲間が作った再生組織、Olive(平和を願う)は活動を始めるが、危険分子として疑われてしまう。
どうしたら、人々の心を動かすことができるのか試行錯誤を繰り返す。
ある日、とある手段で、彼らの意志が大きく世界に広まることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 23:38:44
38675文字
会話率:17%
ラウラは姉の婚約者であるクラウディオ殿下にとある人と婚約して欲しいと頼まれた。だが、その人は殿下達の恩人であり、危険分子の可能性があり、また究極のお人好しの可能性もある人だった。
※「本当に現実を生きていないのは?」のラウラ編です。主人公
が周りからどう見られて居たのか、ヒロインの処遇はどうなったのかについての補足する話ですので、先にこちらをご覧頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-10 16:00:00
5480文字
会話率:40%
米軍からの首都圏最終返還地、N区旭ヶ丘の広大な森林地に、次世代のエネルギー開発を行なう‘ネオ・エネルギー総合研究所’が設立された。だが、実際にその施設内で何が行なわれているのか、世間にその詳細は一切明らかにはされなかった。
経済特区の指
定を受けた当地には、安価な分譲、賃貸の中高層住宅街と、最先端医療を行なう国立大学付属病院が併設され、新たな街造りの指針と目された。しかしTV、メディアの報道、討論番組で有識者達が、都内に謎の研究所の存在はテロの標的と成り得る社会的脅威だけを曖昧に流布して危険だ、と苦言を呈していた。その脅威からの監視の為に公安捜査官が偽装家族となって密かに配置された。早乙女慎司警部、江川冴子警部、沢渡香織警部補の三人が警視庁、各県警本部から徴集された。彼らは偽装家族として居住を始めるが、着任間もない早乙女に謎の情報屋から接触がある。機密に接しているその男は危険分子(テロリスト)の可能性があった。彼は接触を試みるが、何故か逃走され、カーチェイスの末に大事故を起して記憶喪失となってしまう。
一方で、妻に扮した冴子の毎夜の不審な行動に、半年ほど遅れて合流した娘役の香織が疑いの目を何故か光らせていた。そんな最中、とある深夜に、記憶を失したままの早乙女は偶然に彼女が病院に忍び込む訝しい動きを目にしてしまう。尾行した彼は冴子に問い質そうするが、監視を続けていた香織に諫められ思い止まった。香織は、冴子は偽物ではないか、という疑いを掛け続けていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-07 11:47:59
129033文字
会話率:41%
傭兵団に属する一人の青年がいる。彼は執行人。傭兵団を危険に晒す者を裏で狩る処刑人である。無能を装い、危険分子を始末する。どれほど他人に馬鹿にされても気にもしなかった。そして、そんな彼には秘密があった。闇の紋章――あってはならない紋章が彼には
宿っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-26 22:06:27
99932文字
会話率:29%
この世界には感情の高まりによって、自身の身体から魔力を帯びた特別な本を創り出せる存在が少数いた。
その者たちは、自分自身がその能力を持っていることに気づいていないことが多い。
あるとき、本を創り出せる可能性がある者たちを危険分子として、抹殺
する計画を立てた人物がいる。
果たして、本を創り出せる少数の者たちは、この世界で生き残れることができるのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-23 22:37:00
1115文字
会話率:67%
戦闘の為に生み出されたモノ
しかし其れは何の因果化アニメや漫画を知り毒され
そして危険分子と閉じ込められすやすやと寝た・・・・・
グロものである・・・・・
最終更新:2019-07-14 14:00:09
20240文字
会話率:99%
花を手折って、未だ散らぬように。春が過ぎても貴方が笑っていられますように。
“我々”の一員、加賀未散は宇宙人だ。“我々”は闘争と殲滅を本能に宇宙を暴れ回った挙句、母星を失い地球へと辿り着き、その思想を学ぶために外殻(ハードウェア)に思
考領域(ソフトウェア)を移植して地球へと降下した。
未散は、我々史上初の民主主義的意思決定方法、選挙にて地球人を滅ぼして星を征服すべきだと最後まで投票し続けた危険分子だった。
力を封じられた未散は無意味な情報収集の任を強制され、高校生活を繰り返し続けさせられる。そして二十年。7サイクル目に未散は不思議な少年、征木花折と出会う。
彼は捨てられたはずの我々の文字を所持し、その謎を解こうとしていた。
“我々”の情報は地球人には決して知られてはいけない。もし知られてしまったら、その人間は殺されても仕方ない――未散は持て余した殺意を抱いて花折に近づき、彼が真実に辿り着き抹殺対象となるように画策するが――?
日常系寄り宇宙人オカルトミステリ小説です。何者にもなれない宇宙人と少年があーでもないこーでもないと言いながら校内の謎を追ったり、宇宙人達の面倒ないざこざに巻き込まれたり、犬も食わない他人の恋愛のアシストしたりする話です。
<登場人物>
加賀未散(カガミチル) … 宇宙人。闘争と殲滅を本能とし、種が滅ぶまでそうあり続けるべきだと主張し続けていた超危険分子。現在は地球に降下させられて永遠の高校生となり、その苛烈な感情も鳴りを潜めているが…?
征木花折(マサキカオリ) … 未散のクラスメイトの不思議な少年。退屈に鬱屈し年頃のモラトリアムから脱出すべく、校内で口の端にも上らない『放課後の錬金術師』という謎を追っている。
珠洲さん(スズサン) … 未散が尊敬する『本の虫』の先輩。
南栄(ミナミサカエ) … 化学部の先輩。周囲に花弁が散り舞っているように見える程の美形。
高岡満(タカオカミチル) … 同じみちるだがこちらは女。未散のクラスの担任。長身でジャージで目つきが悪い。
春過(ハルカ) … 神隠しにあったとされる生徒。噂してはいけないという矛盾した噂の中心に立つ存在。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 13:04:37
99790文字
会話率:43%
ある日、残業から帰ってくると時間が少しだけ巻き戻せるようになっていた地味なサラリーマンこと凡庸な俺。この巻き戻しの能力を試してみると制限はあるもののとんでもない能力である事が分かった。そんな凄い能力を手に入れたのは良いんだが、頭の悪い俺が金
持ちになるような目立つ使い方をすれば世間に能力の事がバレてしまうであろうことは火を見るより明らかだ。更にそんな能力を有効活用したいと思っている世界の危険分子共から拉致監禁コースの刑に処される危険性が非常に高いだろうことも分かる。という訳で、凡庸な俺はバレないように地味~なところでのみ、この能力を使って日々の生活の役に立たせることにしたのであった。※これは鑑定サラリーマンこと『鑑定を覚えたけど、小市民な俺は目立つような有効活用はしない~冴えないサラリーマンの一日~』の番外編です。番外編とは言っていますが、前作を読んでいなくても問題はありません。それと、まだ読まれていないようでしたら、どうぞ前作もよろしくお願い致します。※本編は日常系を目指しましたが、今回は番外編ということで思い切ってヒーロー系を作成しました。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-24 23:02:31
8749文字
会話率:25%
ある日、残業から帰ってくると鑑定が使えるようになっていた冴えないサラリーマンこと小市民な俺。この鑑定の能力を試してみるとかなり万能な事が分かったのは良いが、頭の悪い俺が金持ちになるような目立つ使い方をすれば世間に能力の事がバレてしまうであろ
うことは火を見るより明らかだ。更にそんな能力を有効活用したいと思っている世界の危険分子共から拉致監禁コースの刑に処される危険性が非常に高いだろうことも分かる。という訳で、小市民な俺はバレないように地味~なところでのみ、この能力を使って日々の生活の役に立たせることにしたのであった………というサラリーマンの一日を描いた物語である。※続編もあります。短編ですが、そちらもよろしくお願いします(=゜ω゜)ノ※4月7日、更にレビューまで頂きました。本当にありがとうございます( ^ω^ )折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-24 03:55:04
4119文字
会話率:24%
20xx年、世界各地で戦争が頻発していく中、世界で数万人に一人の割合で超能力者が出現しだした。
サイコキネシス、発火能力、水流操作能力、瞬間移動etc……彼らの能力はどれも強力で、中には一人で軍隊1つ以上の戦闘力を有する者も多く、彼らは戦争
に積極的に投入され、その多くが大きな働きを見せた。
しかし、戦争終結後、彼らの扱いは一変する。戦争が無くなったことにより、彼らは反乱の危険分子であるとし、世界中で超能力者を取り締まる動きが活発になっていった。
そんな中、日本では『国に背く恐れのある超能力者は即刻処刑とする』という法律が施行された。
国内屈指の戦闘力を持った超能力者の青年、霧崎ヒジリも戦後、国によって捕えられ、今まさに処刑が行なわれようとしていた。
そして処刑直前、ヒジリは「私があなたの命を救いましょう。その代わりあなたは私のために戦っていただけますか?」という問いかけとともに異世界に召喚されてしまう。
「戦争は各国代表者のみで行われる」という代理戦争制度を採用している異世界・ヴィルドでヒジリは滅亡寸前の弱小国家・ブリッツ国王女・リネアに頼まれ、代理戦争に参戦することに……
異世界を舞台にした魔法vs超能力の異能バトル!!
元最強の超能力者でひねくれた性格のヒジリが弱小国・ブリッツを大国へと導いていく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-24 09:00:00
139567文字
会話率:49%