今上帝の叔父にあたる時嵩は時折皇族に生まれると言う碧眼の持ち主。それは高い霊力を持つことを示していた。
先代の崩御に伴い伊勢の斎宮を退下した那子は本物の斎宮と呼ばれる力を持っていた。
二人はかつて同じ女性に養育された昔馴染み。養育者の女性は
時嵩と同じ碧眼の持ち主で、時の帝の代わりに呪術を受ける形代だった。二人よりもよほど強い霊力の持ち主であった彼女を死なせたのはだれか。
なんちゃって平安時代で、相変わらずのご都合主義です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 07:00:00
8947文字
会話率:54%
内親王尭子と、四季の名を持つ4人の女房が織りなす一年
最終更新:2024-11-21 02:47:03
19890文字
会話率:45%
<第1回アース・スターノベル大賞1次選考通過、最終選考落選しました。応援してくださった皆様、ありがとうございました。>
「上医は国を医(いや)す、中医は人を医す、下医は病を医す」――
日本史の教師になりたかった、城郭オタクの初期研修医、
半井梨花(なからいりか)(24歳、♀)。
当直明けに階段の最上段から転落し、目が覚めると、明治時代の内親王(5歳、美幼女)に転生していた。
元老(おっさん)だらけの逆ハーレムに放りこまれた彼女は、日本の城郭を戦火から救うため、そして、父と兄を病魔から守るため、奮闘するのだが……
まったりif近代史、開幕!
※残酷描写がある予定です。
※なるべく、史実関係の確認は取っていますが、通説と違う考え方をしているところもあります。ご了承ください。
※それなりにご都合主義が入っています。
※この小説はフィクションであり、登場する人物・団体・組織等は、完全な架空の存在です。
※感想・活動報告へのコメントへの返信は、作者の気力があるときに、部分ごとに活動報告でさせていただきます。レスが付かないことも結構ありますのでご了承ください。また、他の方の感想へのコメントはトラブルの元になりますのでお控えください。感想をメッセでいただいた場合も、返信できない可能性が高いのでご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-19 14:41:12
4203594文字
会話率:52%
齋院は、内親王が務めるもので、神聖な存在として重んじられる。齋院でなくなってからもそれは同じである。
最終更新:2024-09-05 00:00:00
294文字
会話率:0%
速記の道を究めた内親王は速記内親王ですよね。
最終更新:2023-09-08 17:45:32
380文字
会話率:0%
元陸上選手の東剣(あずま けん)=「アズケン」は、幼馴染みの皇族「ナナ」こと菜々子(ななこ)内親王に関する街頭インタビューに答えただけで、なぜか突然、公安警察から追われる身となってしまう。
混乱するばかりの彼に救いの手を差し伸べたのは、
なんとナナそっくりの声や性格をしたAIだった!
謎のAI「ナナ・アリー」とともに逃亡を続けるアズケンは、真相を解明して本物のナナに再会できるのか!? 数十年後の日本を舞台に、『世界で二番目に速い男』が走る!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 23:44:36
107852文字
会話率:49%
今は昔。美濃国、国司の娘に、菫野といふ幼き姫ありけり。
野に在りて、罠にかかりし狐を助けたまふ。狐、姫の優しき心に感じ入り、その恩義に報いんと、妖しの技を持って、姫に強力を授けん。
――それから数年後。
かつて菫野の母がお仕えして
いた桐壺更衣。その更衣の遺児である女二の宮、桜花内親王にお仕えしてみないかという誘いが菫野にかかる。
女二の宮は、十四歳。同母の兄、安積親王と仲良く暮らしておられるが、やはり母を恋しがっておられるとのこと。
年の近い菫野なら、姉のように接することでお慰めできるのではないか――という期待。
「絶対、ぜったいに、何があっても強力のこと、知られてはなりませんよ」
そう、母に強く念を圧されたのに。
「あなたも、十六。素敵な公達に見初められて、幸せな人生を掴み取るのです!」
なんて言われてきたのに。そのために、豪華な衣装を用意してもらったのに。
初出仕の日。「心配だから」とついてきた、狐の狐太を追いかけて木に登ってしまった宮の愛猫。それを助けるためにウッカリ強力を披露してしまい?
その上、イケメン安積親王にバッチリ見られて、笑われて?
内裏で働く女房として、美しい絵巻物のような世界で、ときめく物語のような恋をくり広げるはずだったのに! もしかしたら、素敵な公達が付け文なんか贈ってよこしてくれるかもって期待してたのに!
初っ端から、期待も希望もベッキリ圧し折られた菫野。
こんな強力女房、誰が好きになってくれるっていうのよ。
「まあまあ、ドンマイ、ドンマイ」
次があるさと、孤太が心のこもらない慰めをくれるけど。
わたしは、ここで幸せな恋をしたいの! こんな強力なんていらないのよ!
華やかな宮中でくり広げられる、平安「剛力」恋愛物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 17:00:00
115538文字
会話率:35%
千年ぶりに発動された魔法契約によって翠子(すいこ)内親王(ないしんのう)殿下の前に現れた四人の魔法使いたち
彼等が誘うゲートの先には遠い惑星の魔法の世界があると言う
皇統断絶の危機に自ら立ち上がった翠姫の大冒険!
最終更新:2024-04-24 17:47:57
54145文字
会話率:44%
玉ねぎ1個163円! ちょっと前まで3個100円だったはず。うおーっ、菓子パンが小さくなってるぞ! 俺の昼メシ、どうしてくれる!
ついにおとなしかった国民が立ち上がった。一揆は組織化され、革命へとなだれ込んでいく。
アオイ内親王は、国王ヤ
マト16世の娘。聖女である彼女は、海辺の神殿で、清らかな祈りの日々を送っていた。しかし革命は神を否定、国王夫妻は処刑され、ついに聖女アオイにも処刑の危機が迫る。
革命政府から首都に召喚されたアオイは、突如、軍の将校ノギにさらわれてしまう。強引なノギからアオイは、腹部に被弾したヨシツネ准将の命を救うよう命じられる。聖女の義務は、いやしと治癒。アオイは、白魔法を使ってヨシツネを生き返らせることに成功する。
いやみで意固地なノギ准将が、アオイは苦手だった。一方で、白魔法を用いて彼女が命を救ったヨシツネはアオイになつき、後をついてくるようになる。
1789年からの革命を、架空の国ジパングで起こしてみました。途中まではおおむね、本家フランスと同じ道筋を通って進展していきます。
※アルファポリスさんで短編が完結しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 09:38:59
66867文字
会話率:45%
季節季節の花に合わせて、お気に入りの和歌を紹介します。
最終更新:2021-07-07 15:00:00
10037文字
会話率:0%
桜の開花宣言に合わせて花の和歌十二首を2回に分けて紹介します。
最終更新:2021-03-19 08:28:47
1592文字
会話率:0%
春の初めにふさわしい和歌を七首ほど選んでみました。特に式子内親王と藤原定家の歌は深く考察しました。
最終更新:2021-03-10 19:00:00
2113文字
会話率:0%
「くれぐれも、兄弟仲良くな」
にこやかに言って頭を撫でる父帝(桓武帝)が、実の弟を無実の罪で殺したことを神野は知っていた。朗らかであでやかな母乙牟漏と、十二歳年長の兄で皇太子の安殿。彼らの愛情を信じてはいても、周囲で次々に起きる不吉な出来
事は、幼い神野の心に暗い影を落とす―――
☆
後の嵯峨天皇(神野親王)の幼少期からその死までを描く創作歴史小説です。兄である安殿(平城天皇)への複雑な想いや、臣下となる藤原冬嗣(北家)、良峰安世(異母兄)、藤原三守(南家)らとの友情がメイン。二部構成で長編ですが、お付き合い頂ければ幸いです。
【主な登場人物】
〇桓武天皇
冒頭時点では53歳。後に現在の京都、すなわち「平安京」への遷都を行なう。果断の人。
〇安殿親王
平城天皇。桓武の長男。冒頭時点では東宮(皇太子)で、年齢は十六歳。
子供っぽく手が焼けるところがあるが、同母の弟妹、神野、高志のことはとても可愛がっている。
〇神野親王
嵯峨天皇。安殿の同母の弟。冒頭時点では四歳。本作の主人公。
後に「三筆」の一人に数えられた能書家で、芸術家肌の人。
〇大伴親王
神野の異母兄弟で同い年。後の淳和天皇。神野の同母妹、高志内親王を妻とする。
〇良峰安世
神野よりも一歳年長の異母兄。第二章で登場する。神野の友人となり、
その生涯を支えた。
〇藤原冬嗣
安世の異父兄。藤原北家出身で、父内麿は桓武に、兄真夏は安殿に仕えている。
神野の第一の腹心となり、藤原北家繁栄の立役者に。
神野とは持ちつ持たれつの盟友のような関係。
〇藤原三守
安世の学友。祖父が反逆者藤原仲麻呂の弟で、乱に連座して処刑されており、
その影響もあり非常に謙虚な人柄。神野の最も忠実な臣下となる。
姉の美都子は冬嗣の妻。自分の妻は橘嘉智子の姉、安万子。
〇藤原薬子
安殿が寵愛する女官。「薬子の乱」で有名。
〇藤原仲成
薬子の兄。安殿の部下で野心家。
【第一部構成】
第一章 春霙哀歌 -相次ぐ死-
第二章 夏日逍遥 -友との出会い-
第三章 行春散華 -桓武帝の死-
第四章 新帝即位 -平城天皇-
第五章 登極 -嵯峨天皇-
第六章 野分前夜 -二所朝廷-
第七章 疾風迅雷 -薬子の変-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 21:31:57
146723文字
会話率:48%
嵐の夜に石室山で出会った少女は黒革の首輪をしていた。
「わたしは代々この山を守護する下総犬養家第七十七代当主。当家の始祖は不破内親王、松虫姫。わたしもまた、村人からは松虫姫、と呼ばれている」
松虫姫を名乗る少女は何者なのか。
石室山に隠され
た古代の宝の秘密とは。
◇◇◇
毎日更新。和風ファンタジーライトノベル。
千葉県北部の伝説のお姫様、松虫姫を題材としています。
伝奇、バトル、シリアスを軸に、SFや日常、学園ラブコメ的テイストもあり、のエンターテイメント小説です。
100話くらいで完結の予定ですが、1日1~3話くらいのペースでアップしたいと思います。
感想などいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 10:16:27
317377文字
会話率:54%
美しく、可愛いらしい、高貴な内親王ー玉宮。歌と書、学問に秀で、幼少の頃よりの許嫁ーー清河宮秋雅親王 という人もあり、幸福に過ごしていたがー。
どこまでも雅な宮の穏やかな生活は、どのように変わってゆくのかー。
最終更新:2018-05-02 21:13:26
788文字
会話率:60%
闇の帳が降り、人々が眠りに尽きし頃に起き出す者在りけり。ひとり、またひとりと、はぐれし者は闇に喰わるる。
闇に囚われし者たちを、此方側に戻す者ありけり。妖しものたちに魅入られし子らよ、いま、自らの刃を持って立ち向かえ。
美しき宵月に、
紅の花が咲き、螢が舞い躍る。
異能集団朱天に所属する少年・螢と、お頭の陽炎。彼岸に連れ去られし一般市民を守り通す少年の痛快妖怪青春ファンタジー!国を治めることは上手いが、私生活では泣き虫の帝に、内親王でありながら剣士でもある桜花姫に振り回されながらも、螢、日々精進しつつ妖怪退治を頑張ってます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-29 20:00:00
28469文字
会話率:58%
カクヨムより転載 新釈源氏物語サイドストーリー
野宮で光に別れを告げた綾子は、娘の晶子内親王の斎宮着任に同行します。京都から伊勢へ。斎宮群行の旅に寄せて、綾子の心に今までの日々の記憶が蘇ります。心を尽くした背の君。鮮やかな光との恋。そして
恋故にあやかしへと落ちてゆく日々。
異能やあやかしが当たり前の世界観で、斎宮群行の旅にのせて六条御息所を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 00:00:00
18449文字
会話率:5%
カクヨムより転載 新釈源氏物語サイドストーリー
他人の恋物語の続きを押し付けられたとき、ひとはどうすればいいのでしょうか。
藤壺に女御として迎えられた内親王輝子は、一人の少年と出会います。それは輝子の背の君となった帝の第二皇子でした。歳
の離れすぎた帝にはかつての寵姫の面影を求められ、その寵姫の忘れ形見である第二皇子にも執着されることで、輝子は奈落へと落ちていきます。
異能とあやかしの存在する世界観で藤壺の女御を描きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-25 00:00:00
20591文字
会話率:12%
近代の終焉にさしかかった時代、勃発した大戦によって世界は二分されていた。帝国陸軍の若き内親王、伏見宮音羽参謀総長とその幼馴染み、結城真琴は否応なく時代の奔流へと巻き込まれていく。命を削る消耗戦、史上初めての国家総力戦に対して帝国はどのような
歴史を描けるのだろうか。その中で、伏見宮音羽と結城真琴は何を考え、何を手に入れるのだろうか。1900年代初頭のような世界を舞台にした、架空歴史小説です。あと、ジャンルは良く分からないのでてきとうです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-07 22:11:02
51492文字
会話率:51%
柳川麻衣様主宰の百合詞華集「きみとダンスを」に掲載していただいた掌編です。
式子内親王の和歌にインスパイアされた、夢使いの出てくるお話しです。
自作品の転載です。
最終更新:2016-05-10 23:37:56
4005文字
会話率:2%
東堂悦は夜な夜な妙な夢を見る。
蔦に這いまわられた墓に閉じ込められる女が、助けてほしいと訴えるのである。
女を繋ぎ止める妄執と、救いのない愛憎の闇。
能楽「定家」をモチーフにしています。
*重複投稿です。
最終更新:2015-06-24 02:59:56
1437文字
会話率:23%
従姉である伊勢の斎宮と親しく文をかわしていたといち内親王であったが、定期的な文が突如途絶えたことを気に病んでいた。厳冬といえども街道も通じ、斎宮寮にもとりたてて異変が生じた訳ではない。斎宮を心配するといちの意を酌んだ紅蘭が、名代として伊勢の
斎宮寮に赴き、斎宮に直接会うことを決意する。一方、清涼殿では、斎宮より突然届けられた神託の内容に大層困惑した帝がひそかに薫を呼び出し、斎宮寮の調査をする様命じていた。神託の内容から、偶然来日していた渤海人の旧友である礼賛を訪れ協力を要請した薫は、楓を伴い伊勢へ下向する。野盗が出没する危険な道中をどうにか切り抜けた紅蘭が斎宮寮へ到着すると、斎宮は気鬱で臥せっており、男子禁制の内院で暮らしている為、様子が分からないという。意を決して紅蘭がひとり赴いた内院は、不気味な程静まり返っていた……。斎宮と再会したのも束の間、人質として囚われる事となった紅蘭。沈黙を守り続ける内院と姿の見えぬ敵に、斎宮寮に到着した薫と楓は、どう対処するのか……。不羈奔放の東宮も加わり、事態は思わぬ方向に展開していく……。過去の因縁より胎動を始めた悪意と、巧妙に仕掛けられた罠、漠然とした不安を抱かせる真の敵とは……。次作(シリーズ6作目)の前章となる今回は、伏線が随所に盛り込まれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-13 11:31:20
124951文字
会話率:37%
今上帝の内親王である当代一皇女(通称:といち皇女)は、幼馴染である紗霧の結婚を祝う会に出席するため、親友である橘右大臣の娘、紅蘭の屋敷を訪れる。連日入念な準備を重ね、膨大な祝いの品と共に到着した皇女は、悪天候をおして無理に出賀したため、借り
受けた帝の玉輦を台無しにしてしまう。真っ青になる紅蘭と紗霧に、偶然居合わせた東宮と薫が知恵を絞る。薫の機転により帝に無事許された皇女は、安心して眠ったのも束の間、突如として知らされた紗霧の訃報に愕然とする。紗霧の死に関わる謎と人々の交錯する思惑、あまりに純粋な皇女の思いと、紗霧が最後、皇女に残した香『柘榴』に秘められたメッセージとは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-18 12:25:54
101602文字
会話率:33%
後宮をめぐる、三人の姫たちの物語。第一章 蒼宮―中務卿宮家に生まれた姫は、両親の愛情を一身に受け、美しく聡明な少女へと成長した。そんな中、突如ふってわいた入内の話によって……。第二章 葉桜女御―蝶よ花よと育てられた姫は、帝の愛も自分に向けら
れて当たり前だと思っていた。だが、帝の心にはすでに……。第三章 ○宮―幼き頃に母を亡くした姫は、後宮の片隅で、ひっそりと暮らしていた。そんな彼女がただひたすらに欲していたものは……。 ※ ○の部分はその章が始まったときに名前が入ります。 ※ 次話投稿まで、時間がかかっても必ず完結させますので、それまで更新停止。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-28 19:00:00
12509文字
会話率:23%
真珠湾攻撃、
ではなく、『真珠湾侵略』が実行された別の世界、
異世界護衛艦隊奮戦録(仮)のスピンオフ第二弾!!
似ても似つかない別世界での天皇家内親王の奮戦記!!
最終更新:2013-05-04 02:20:25
3279文字
会話率:31%