秘書としてクランに尽くしてきたエクスは、ある日突然クビを言い渡された。
絶望している最中、出会ったのは一杯の美味いスープだった。
「世界にはこんなにも美味しい物がある」
その事実に心を打たれたエクスは、旅に出ることを決意する。
最終更新:2025-06-07 07:10:00
86396文字
会話率:47%
私はセレス子爵家令嬢アレキサンドライト。婚約者のトロイ・ブロウ伯爵子息が言いました。
「僕はお前との婚約を破棄する!」
ーその言葉、ずっと待ってました!!
それから11日後、トロイ様のご実家ブロウ伯爵家と、お相手のご実家ドロール男爵家が事
実上潰れることとなりました。
最初は恋愛色薄めですが、お付き合い頂けると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:05:24
86829文字
会話率:34%
ネットゲーム。それは、なりたい自分になれる場所。なりたい自分になり、リアルとは違うキャラクターを演じる事が出来る夢のような世界。
たとえばその世界では、男が女を演じて、女が男を演じるような事も出来てしまう。それが、ネットゲーム。
「馬鹿
な……!」と、近衛 鋼鉄は驚愕した。
ネトゲの夫が自分と同じ学校に通っている生徒であると言う事実に。
「そんなまさか……!」と、鹿謳院 氷美佳は驚愕した。
ネトゲの妻が自分と同じ学校に通っている生徒であると言う事実に。
二人は思った。
「知られるわけにはいかない。この俺が(この私が)、ネットゲーム内で女子(男子)を演じるである事を……!」と。
そして考えた。
「こちらのリアルが割られるより前に夫(妻)のリアルを暴き出して、弱みを握って黙らせよう」と。
斯くして、ネットと現実を舞台にした仲良し夫婦の『探り愛』と『騙し愛』の物語がここ開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 07:03:45
14577文字
会話率:22%
―― 治癒魔法がなければ、転生すればいい。
本名不明のヒスイは、かつて『最高位魔術師』と謳われていた死者の体に転生した。
とある世界の王国・フローレンタム研究所で、治癒魔法が存在しないゆえに秘密裏に行われていた実験があった
。それが、『死者を蘇生する転生魔法』。ヒスイはその実験の『実験体』であった。
研究所の所長から、ヒスイ自身は『死者の体に異世界人の魂を召喚された人形』と言われる。
人形のように反応の薄いヒスイは、果たして自分は人間なのかを疑問を抱え込むことになった。
しかしここで、ヒスイは研究者の知らない事実に気付く。
それは、『体』である『最高位魔術師 スグサ・ロッドの記憶』が、自分の中に存在しているということだった。
※カクヨム、小説家になろう、エブリスタ、ハーメルンにも同作品あります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 06:30:00
111767文字
会話率:28%
人類史上初の地球統一政府として成立した、神聖旭日連邦帝国は太陽系全域への進出を開始した。そして火星へと到達した人類は、衝撃の事実を知る事になるのであった。
紆余曲折を経て太陽系全域を統一し近隣の星系へと進出を開始した神聖旭日連邦帝国は、強大
な敵との争いに巻き込まれていく。
こうして人類の命運をかけた新世紀宇宙戦争が始まるのであった。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-07 06:00:00
60626文字
会話率:14%
DDV-1秋津洲。海上自衛隊に配備された航空機搭載型護衛艦。強襲揚陸艦以上、原子力空母未満の能力を有する事実上の正規空母は日本の守護神として生まれたのである。
最終更新:2016-05-21 23:03:00
1590文字
会話率:32%
生まれてからの記憶を全て保有し、小学生にして既に成熟した思考を持ち合わせている主人公・月下快。
文武両道、眉目秀麗、弱点など存在せず、たった数年の人生経験で既に自分の将来に死角が無いことを自覚していた。
「生まれる時代間違えたな」
何
でもできるが故の絶望。何をしても苦労はしないが、その代わり感動もなかった。ただ生まれてしまったからと惰性で生きる日々。
こんなつまらない世界なら、いっそ人の殺せる戦国の時代に生まれたかった…そう日常的に刺激を求めるくらいには狂っていた。
そんなある日、突如快の運命を変える大きなチャンスが訪れる。
きっかけは、日課のネットサーフィンをしている時に見かけた隕石の地上衝突事件。死傷者は無いが、墜落したとされる物体もなく、NASAですら事前に探知の出来ない異常性。
そして、違和感を感じ探って行くと発覚する驚愕の事実の数々。退屈な現実を覆すかもしれない可能性。
その存在に快は初めて心が震えた。
そして、遂には苦労の末にスキルという現実離れをした能力を手に入れる。
安穏とした世界に絶望していた少年が、超常の力を手に世界をおもちゃに遊び出す。
※主人公は決して善人ではありませんのでご容赦を。始まりは小学生ですが、徐々に成長して行く予定です。
※この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 06:00:00
198301文字
会話率:37%
奇異な死神がいる。
その死神は謎解きを欲としており、未解決事件解決に命を捧げ、叶う事が出来なかった魂を見つけては、自身の住処に呼び寄せる。
そこは数多くの死者達の記憶を本として置かれている図書館であり、死神にとっての謎を解くための探偵紛いの
事務所でもある。
死神は死者達の記憶や、神の力を使い、未解決事件の一冊の本として、擬似的な舞台を作り出す。そこに魂を参加させ、その魂の視点で謎解きを楽しむのだ。
その謎解きに失敗すれば、魂は消滅。成功したとしても、死者が生き返る事もなく、事実が変更される事はない。真相が明確になるだけ。
それでも魂達は事件の真相の解明を望み、死神の言葉を受け入れる。
今回、この死神探偵事務所に訪れたのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 05:55:11
456396文字
会話率:37%
やあ、初めまして。俺の名前はユウゴ。脳しか無いけど、よろしく。ん? 物語のネタバレをするな? 安心してくれ、脳しか無い人間って言うのはこの物語じゃ珍しくないんだ。何せ、戦争で生み出された武装機体兵と言う改造人間も出てくるし、癖が強い奴ばっか
りしか出てこない。電脳空間も出てくるけど、脳だけの人間が黒幕で操っていたなんてよくある展開は一切ない。しかも脳だけと言うのは不便だし、俺の雇い主は俺のスペックを無視して電脳空間じゃなくて現実世界の方の仕事ばっかりやらせる。俺の実力が一切活かされることが出来ないんだけど! そんなある日、【電脳疎開】と言う体験版が送られてきて、とあるご令嬢が戦争が終わっても【電脳疎開】に出られないという事実を知った。これはもう助けるしかないでしょう! 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 05:53:08
23032文字
会話率:52%
濡れ衣による婚約破棄、白い結婚の契約違反、魔女疑惑、そんな身に覚えのない事実を突きつけられた者達に決闘令嬢は、決闘裁判で決着を付けようとすすめる。決闘裁判とは己の主張を証明するために剣で戦う裁判である。決闘令嬢は【助太刀】と呼ばれる精霊を宿
した異国の剣で戦い、彼女たちの正当性を証明させようとする。だが、この剣の精霊を出すには条件があった。彼女の主張が真実であるか、証拠を見せたり訴えを聞かせないといけないのだ。現実のヨーロッパでも実際に行われた決闘裁判をなろう風にアレンジしたリーガルファンタジー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 06:37:34
139604文字
会話率:50%
周辺諸国に厚い信仰がある【聖十二神】教会の組織、異端審問は悪魔召喚に関わった人間を取り締まり、そして悪魔を元の世界に帰している。もちろん恐ろしく言葉が通じず、意思の疎通も出来ない上に暴れるだけの悪魔もいるが、その中には異世界から転生、およ
び召喚した普通の人間も含まれている。
不幸な令嬢のルナレナは異端審問にある事を告発します。その後、彼女の元婚約者ダリアがやってきてルナリアに会わせてほしいと異端審問にお願いします。だが異端審問は切ない事実を彼に伝えるのだった。
こちらは【一回目の人生で冤罪で火あぶりにされた私は三回目の人生で誰がループをしているのか? を調べます】の続編ですが、単発で読むことが可能です。初見の方もこのまま読んでも大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 06:20:16
7888文字
会話率:58%
彼を解放してあげてください!お金で縛り付けるなんて最低です!
そう、いきなり目の前の少女に叫ばれたルーナ。
婚約者がこの婚約に不満を感じているのは知っていた。
ルーナにはお金はあるが、婚約者への愛は無い。
その名前だけで黄金と同価値と言
われるほどのルーナの家との繋がりを切ってでも愛を選びたいと言うのなら、別に構わなかった。
彼をお金で買ったというのは、まあ事実と言えるだろう。だからルーナは買ってあげた婚約者を返品することにした。
※勢いだけでざまぁが書きたかっただけの話
ざまぁ要素薄め、恋愛要素も薄め
アルファポリス様にも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 00:38:40
7476文字
会話率:28%
俺は高学歴だ。昔から頭が良くて、学校ではいつも上位。高校進学も地元で一番偏差値の高い高校だった。
もちろん大学もそうだ。そうだったら良かった。第一志望に落ちて、第二志望にも落ちた。残されたのは、低学歴Fランの滑り止め。
こんな事実を、
俺は、受け止めきれなかった。能力は人並み以上にあると自負していた。だがそんな事は、主観でしかなくて、客観的に、俺は能力の高い人間じゃなかった。
そんな事を考えたくなくて、俺は引きこもった。いつか本気を出すと、自分の心に決めて、何年も引きこもった。
ある日気づいた。自分には何もない事に。
そこからは早かった。手紙を残して、近場の高層ビルを見つけて、そして飛び降りた。震える足は止めれなくて、俺は浮遊感の中で人生を振り返った。
自分より下の人間を見下して、本当に劣っていたのは自分なのに気づかないまま、大人になった自分を。
生まれ変われるのなら、誰かを愛せる人間になりたかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:51:19
26091文字
会話率:32%
「目覚めると、そこは牛舎だった。しかも、私は赤ん坊になっていた!?」
1995年静岡生まれ三重在住のアラサー提唱者鈴木信(すずきまこと)は、異世界の牧場で転生する。だが、ある日、大天使が現れ、彼に衝撃の事実を告げる――「あなたは天使であり、
地上では生きられません。」
天界の学園で魔術を学びながら、世界の終焉を目論む者の陰謀に巻き込まれていく提唱者。提唱者は“愛の哲学”と魔術を組み合わせた前代未聞の方法で異世界を生き抜いていく!果たして提唱者は異世界から無事に元の世界へ戻ることが出来るのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:26:10
196671文字
会話率:24%
魔力を持たない、ただひとりの貴族令嬢
――スフィア・フォレスター。
婚約者は王太子、未来は決められている。
それでもどこかで、心の奥では自由な恋に憧れていた。
そんな彼女の前に、名も知らぬ魔法使いの青年が現れる。
「その呪い、放ってお
けばすぐに死ぬぞ」
突きつけられた運命と、命を分け合う契約。
夜、疼く契約の印に眠れずにいたスフィアの前に、再び彼は姿を現す。
告げられる“自分が特異な存在”という事実、
不器用な手で施される治癒の魔法、
そして、去り際にぽつりと告げられた――彼の名前。
それは、彼女にとってはじまりの合図だった。
運命の、その続きを告げるような。
……あの夜を越えて、ふたりの距離はほんの少し、近づいたのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 23:00:00
31779文字
会話率:31%
魔力を持たない、ただひとりの貴族令嬢――スフィア・フォレスター。
婚約者は王太子、未来は決められている。
それでもどこかで、心の奥では自由な恋に憧れていた。
そんな彼女の前に、名も知らぬ魔法使いの青年が現れる。
「その呪い、放っておけ
ばすぐに死ぬぞ」
突きつけられた運命と、命を分け合う契約。
夜、疼く契約の印に眠れずにいたスフィアの前に、再び彼は姿を現す。
告げられる“自分が特異な存在”という事実、
不器用な手で施される治癒の魔法、
そして、去り際にぽつりと告げられた――彼の名前。
それは、彼女にとってはじまりの音だった。
運命の、その続きを告げるような。
……あの夜を越えて、ふたりの距離はほんの少し、近づいたのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-29 19:00:00
19841文字
会話率:28%
【ゲームのシナリオだけでなく、この世界にとっても私は「悪役」らしいわね────。】
ある日、乙女ゲー世界の悪役令嬢へと転生したことに気づいたシャーリーン。前世では派遣先の紛争地で、子供の代わりに残留地雷をふんで死んでしまったらしい。
無念の
死の後に思い出したのは、悪役令嬢である自分や家門の処刑、追放、魔獣の襲撃による国家滅亡、といった、このゲームが誇るバッドエンディングの数々!
そして破滅回避のために動いているうち、明らかになってゆくこの世界のおかしさ、塗り替えられた事実と思惑──────。
「生まれてはいけなかった悪しき魔女」が、悪役流儀に周囲を、大陸を巻き込んで、いずれ世界を変えるまで。
※カクヨム様でも投稿を予定しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:42:48
251519文字
会話率:44%
恐ろしいほど強い魔王を十数年もかけて滅ぼした俺達は、滅びたはずの魔王の魂核から衝撃の事実を知らされる事となる。なんと、それは魔王ではなくこの世界の根幹そのものだというのだ。俺達は正義の為に戦っていたはずが、なんと世界を滅ぼすために戦ってい
たのだ。
驚愕の事実を聞き、俺はその魂核に滅ぼさずに済む方法を聞いた。たった一つこの世界を滅びから救う方法とは、なんと俺自身を犠牲にする事…。だが俺は愛する仲間と世界を救うために決心する。
世界を救うために魂を捧げたと思った瞬間、俺は見知らぬ土地に立ち尽くしていた。さっきまで居たエリスやレインやエルヴィンの姿はどこにもない。そこは俺達がいた世界ではなく地獄でもなかった。どうやら、そこは日本と呼ばれる異世界だったのだ。この世界には魔獣もおらず、魔法の類も一切存在していなかった。ただ一つだけ前世で見た事のある存在であふれかえっていたのだ。
その存在とはゾンビ。前世の小さいダンジョンの一階層にいるような屑モンスターだ。事もあろうにこの世界は、その屑モンスターのゾンビに滅ぼされかけていたのである。
俺は決める。俺はこの日本と言う世界で、魔王討伐に使った失った青春を取り戻すと。
レベル1000超えの最強勇者は、終焉の世界で青春を取り戻す事が出来るのか?異色のゾンビストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:27:19
1767950文字
会話率:66%
主人公の小太刀宰、彼が出会ったのは平凡だがどこか美しい先輩、月ヶ瀬希夜香というJKだった。
出会った瞬間、彼女は小太刀にキスをする。そして月ヶ瀬希夜香はとんでもない事実を宰に告白する。
宰の周りで起こる様々な怪異現象、彼はそれら全てを解決し
、大切なものを守ることができるのか?
人間関係にフォーカスした学園ラブコメディー、ここに開幕!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:10:00
28480文字
会話率:30%
この作品は前作「人類は孤独ではなかった――タイタン探査が明らかにした新たな知性との邂逅、そして旅立ち」の続編です。
本作から読み始めても、まったく問題はありません。
むしろ、ここを起点にして、後から前作を読み直していただくことで、時間軸を遡
るように物語を再構成する読み方も可能です。
22世紀半ば。
人類は土星の衛星タイタンにおける探査活動中、メタンの海の底で静かな文明を築いていた種族――エリディアンと出会う。
彼らは人類とはまったく異なる認知体系を持ちながらも、共鳴というコミュニケーション方法により人類との意思疎通に成功した。
エリディアンは、土星の表層を覆うストームセル(雷嵐)に宿る微細な秩序と意識の兆候を読み取り、さらに巨大な惑星――木星においては、はるかに進化した知性が潜在している可能性を示唆した。
人類とエリディアンは共同で木星へと赴き、そこで半覚醒状態にあった超高度知生体「オメガ」を覚醒させる。
覚醒したオメガは、自らを含む銀河各地のストームセルが構築してきた超知性ネットワーク――ヴォクス・インフィニタの存在を明らかにする。
そしてその記憶の中から、恐るべき事実が浮かび上がる。
――銀河中で、数多の知的種族が忽然と「失踪」している。
それは数百万年から数億年というタイムスパンで幾度となく繰り返されており、理由も痕跡も残されていない。
これは、かつて人類が直面した「フェルミのパラドックス」、すなわち「なぜ人類は宇宙で知的種族に出会わないのか」という疑問に対する、現実的かつ深刻な答えかもしれないと人類は気づきはじめる。
オメガは語る。
この謎に迫るには、銀河に分布するヴォクス・インフィニタの「ノード」――すなわち、半覚醒状態にある超高度の知性とその無限の記録の保管庫を次々と目覚めさせ、情報を統合していくしか道はない。
そのためには、「扉」と呼ばれる時空構造の亀裂=ゲートウェイを通じて超光速でノードに到達する手段が必要だった。
オメガはこの技術の実現可能性を示し、人類とエリディアンは協力して、生きた宇宙船「コヒーレンス・アーク」を建造した。
3隻のアーク――ARC-1「アルファ」、ARC-2「リュクス」、ARC-3「ノヴァ」は、それぞれ異なるノードへと旅立っていった。
それは、知性という存在の存続そのものを賭けた、銀河規模の探索のはじまりだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:00:00
92682文字
会話率:24%
《妹とオタク兄の青春ラブコメ》
大学進学を機に離れて暮らしていた年の離れた兄妹。妹・碧純は高校進学を迎え、通学のために仕方なく、兄のアパートに引っ越すことに。久しぶりに再会した兄は、妹の記憶の中の元気いっぱいで遊び回る兄とはまるで別人だっ
た。
かつては野山を駆け回り、泥だらけになって遊んでいた兄が、今や一日中パソコンの前に座り続け、まるで別世界に生きているかのように二次元の世界に浸っていた。部屋には、美少女ヒロインたちのポスターやフィギュア、抱き枕が溢れ、まさにオタクの聖地。その兄は、実は人気のライトノベル作家、しかも「妹萌え」系の作風で大ヒットを飛ばしていたのだ。
妹は、そんな現実と二次元に没頭する兄を取り戻すべく、一大決心をする。兄に現実の妹萌えを思い出させるため、メイド服にコスプレしたり、アニメキャラのモノマネをしたりと、ありとあらゆる手段を尽くして戦いを挑む。果たして、オタク兄は妹の誘惑にどう反応するのか?
しかし、妹が知らぬうちに気づく事実があった。実は、兄は「妹萌え」を二次元に向けているのではなく、妹に対して抑えた想いを抱いているのだ。お互いに気持ちが通じ合っているのに、それを口にできないもどかしさ。オタクな兄と、その兄を思う妹の青春ラブコメは、ますますヒートアップしていく。
ちょっとエッチで、でも心が温かくなる、そんなほのぼの系の青春ラブコメ。兄妹の距離が縮まる瞬間を、どうぞお楽しみに!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 22:00:00
88309文字
会話率:52%
幼い頃に引っ越してしまった親友の幼なじみが、高校入学を機に再び戻ってきた。長い空白期間があったにもかかわらず、二人はまるで時が止まっていたかのように、すぐに昔の親友同士に戻る。しかし、ある日、引っ越しの片付けを終えた後に訪れた混浴温泉で、衝
撃の事実が明らかになる。
幼なじみはタオルで隠すことなく堂々と入ってきて、そこには胸があり、主人公が当然と思い込んでいた「チンコ」がない。驚愕する主人公。ずっと男の子だと信じていた親友は、実はイケメンに成長した女の子だったのだ。
その幼なじみヒロインは、ボーイッシュな笑みを浮かべながら「おい、何恥ずかしがってんだよ! 童貞ならさ、俺と済ませちまおうぜ」と迫ってくる。突然の襲撃に主人公は逆レイプされそうになり、慌ててその場を切り抜けるものの、それ以来、事あるごとに彼女から「身の危険」を感じる日々が続く。ヒロインは隙あらば主人公に襲いかかり、既成事実を作ろうと企んでいるようだ。
だが、彼女のその行動の裏には理由があった。ボーイッシュな外見ゆえに「女として見られていない」と感じている彼女は、主人公との関係を変えたくないがゆえに、無理やり距離を縮めようとしているのだ。
一方、主人公はそんな彼女を「気を使わず自然体でいられる親友」として大切に思い、いつまでも変わらない関係を続けたいと願っている。彼女の外見が少しだけ人と違う。それだけのことで、二人の間に芽生えたのは「普通」の恋愛だった。
物語のラストでは、周囲からボーイズラブカップルと勘違いされながらも、二人は自分たちだけの「愛」の形を見つけ、互いを認め合って結ばれる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 09:00:00
71472文字
会話率:37%
小さい頃に引っ越した親友の幼なじみが、高校を入学を機会に戻ってきた。
長い空白期間が嘘のようにまた親友に戻る。
引っ越しの後、混浴温泉に入ると幼なじみが隠さないで入ってきた。
胸があり、チンチンがないのに仰天する主人公。
男の子と思い込んで
いた親友はイケメンに成長した女の子だった。
幼なじみヒロインは『なに、恥ずかしがってんだよ!おっ童貞なら俺と済まそ
うぜ』と襲われる逆レイプされそうになる。
なんとか窮地を脱するが、それからという物ことあるごとに身の危険が幼なじ
みヒロインが逆レイプを狙ってくる。
しかし、その狙いは既成事実作り。女と見られていないと思い込んでいるヒロ
イン。
ボイッシュで気を使わなくて良い親友といつまでも変わらぬ関係を続けたい主
人公。
ちょっとだけ外見が違う。ただ、それだけの"普通"の恋愛物語。
ラスト、二人はボーイズラブカップルと間違えられながらも、自分たちの見つ
けた『愛』で結ばれる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-21 16:27:32
69384文字
会話率:47%
ルステリア王国は、王都とそれぞれ東西南北の大きな都に、聖女が居る大聖堂を構えている。
中でも王都の聖女は、聖女を目指す者たちにとって指標であり、憧れとされていた。
しかし、王都の聖女であるクラリス・セントクレアは、日々最低限の仕事しかせず、
王太子殿下や王都の司教・アストラ、護衛騎士であるレオンハルトとのんびりと過ごすばかりだった。
「どうして怠惰なあんたがアステル大聖堂で王都の聖女をやってるのよ!」
努力をして聖女となれた北の聖女、ルーシン・フィリスがある日、そんなクラリスに痺れを切らし、クラリスの中に眠る前世の記憶を呼び覚ます。
これでクラリスも王都の聖女らしく働くと思っていたのだが……クラリスの前世はなんと、「社畜」であった。
これは、美貌の聖女が社畜堕ちして正論を振りかざしながら、王太子殿下や護衛騎士、事態の原因であるルーシンと共に旅をして、人を救ったり、陰謀に巻き込まれたり、それぞれが過去を乗り越えたり、知らない事実と向き合ったりするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:53:00
58881文字
会話率:54%
2024年10月。辰年も終わりが近い頃。
ファンタジーの類は全て空想上のものと認識されている表社会。だがその裏側には異能エネルギー、異源素(ゼレメンタル)を体に宿した異人(ゼノ)と呼ばれる異能者たち。表向きは彼らも普通の人間として扱われるも
、表社会から遠回しに異能ごとありのままの存在を否定され、犯罪や抗争も辞さない裏社会を中心に君臨していた。
主人公、初月諒花(はつづき りょうか)は人狼(ヴェアヴォルフ)のチカラを宿した異人(ゼノ)であり、その中でも強力な稀異人(ラルム・ゼノ)と呼ばれるチカラを持った長い黒髪を持つ中学二年生の少女。空手の選手になりたかったが異能者であるがためにメディカルチェック制度で不合格にされ入部を取り消しにされた。
小四の時に転校してきた幼馴染であり親友の異人(ゼノ)の黒條零(こくじょう れい)とともにこれまで裏社会より襲い来る敵たちと戦い続け、それらを操る諸悪の根源であり、裏社会の帝王レーツァンの撃破に成功する。
しかしその先で突き付けられた事実は、零がレーツァンをも動かす更なる黒幕から送り込まれた手下であったことだった。確認すべく諒花は零のもとを訪れるが、問い詰めると彼女は自らを小四の時から諒花の監視役として送り込まれていたことを明かし、姿を消してしまう。
そんな中、総帥レーツァンを失った犯罪組織ダークメアの二次団体ワイルドコブラが諒花を狙って攻撃開始。かくして人狼少女の戦いが再び始まった──。
※この作品はノベプラでも掲載しております。
※本作は「 人狼少女は表社会では最強になれなかったので裏社会で無双する!!(http://ncode.syosetu.com/n5249ge/) 」の続編にあたりますが、前作を読んだことがなくても楽しめるように前作のことも語られながら執筆しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:46:38
256393文字
会話率:43%
2024年10月。
何気ない表社会の裏にある、裏社会では異人(ゼノ)と呼ばれる異能者が蔓延り、抗争も辞さない社会を築いている世界。
主人公、初月諒花(はつづき りょうか)は生まれつき人狼(ヴェアヴォルフ)のチカラを持った異人(ゼノ)。
男
勝りで容姿端麗、人狼の拳と体術で敵を蹴散らす、黒い長髪に長身の少女。
小4からの親友である異人(ゼノ)の黒條零(こくじょう れい)とともに、時には喧嘩することはあっても互いに支え合い裏社会の強者たちと戦い続ける。
諒花には自身が異人(ゼノ)である自覚がありながらも幼少の頃から夢があった。
空手の選手になってオリンピックで金メダルをとりたい。中学進学時に空手部への入部を希望した。
ところが、誰もが問題なく終えるはずのメディカルチェックで不合格となり、入部取り消しとなってしまった。その判定は公にも明らかになっていないもの。更にその中でも特に強いチカラを持つ稀異人(ラルム・ゼノ)である事実を知る。
夢を打ち砕かれ、初めて自分の素性と表社会の隠れたルールを知って悲しむ諒花。
だが零の言葉から「異人(ゼノ)の蔓延る裏社会を知れば、やがて真実と同時に生き方の答えが見つかるかもしれない」と考え、人知れぬ戦いの世界へと身を投じていく。
彼女のもとに現れた異人(ゼノ)たちはどれも裏社会を彩る曲者ばかり。
現代の切り裂きジャック、透明な武器を作り出す死神、災厄を招く裏社会の帝王と呼ばれし怪人、鋼鉄鎧に身を包んだ謎の女騎士、更には青山の裏社会を支配する女王と愉快な仲間たちまでが稀異人(ラルム・ゼノ)である諒花に襲いかかる。
一方で零には誰にも言えない、ここまで隠し通して5年になろうとしている、ある秘密を抱えていた。
『初月諒花を監視しろ。任務を果たせば最終的にお前の望みを叶えよう』
諒花を時に励まし手助けし、そしてその傍らに両剣を携え、彼女を守るために零はその任務につく。
罪悪感や友情による後ろめたさに締め付けられながら。
表社会と、親友の裏に隠された二つの秘密、諒花はやがてそれに気づくことになる。
戦いの果てに待っている二人の運命やいかに。
互いの思惑と秘密が交錯し相反するエブリデイ・マジック!
※残酷な描写あり、ガールズラブありの設定は保険です。
この作品はノベルアッププラスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-09 20:54:54
376821文字
会話率:43%
【若年性アルツハイマー病による軽度認知障害】
高校1年の秋。葵日向が告げられたのは、10代での症例が少ない病だった。
そんな事実を受け入れられず、動揺を隠せずにいる中で、1人の女の子出と出会う。初対面にも関わらず興味深そうに話し掛けて来る
姿に、どこか疑いと鬱陶しさを感じたものの、ある一言で印象はガラリと変わった。
『碧乃島高校1年。匙浜花。あなたと同じ……軽度認知障害を患っています』
最悪な日に最悪の出会いをした日向と花。ただ、同じ病を持つ2人が打ち解けるのに時間は掛からなかった。
『俺……花と出会えて良かった』
これは奇しくも同じ病がキッカケで出会った2人が、病と向き合いながらも共に成長していく……青春の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 21:43:33
90052文字
会話率:35%
幼い時から父と2人で暮らしていた、天女目空。そんな空の前に、美人で可愛い3人が現れた。
お淑やかで大和撫子な美耶。同い年だけど弟の様に優しく接する義姉の美由。本当の兄の様に慕ってくれる義妹の美世。
彼女らとの付き合いは、嬉しく楽しく、空にと
ってかけがえのないものだった。
そしてある日、空達は正式に家族となる。家族、姉妹が出来て心から喜ぶ空。ただ、美人義姉妹はそうではなかったようだ。
『私、空くんのお嫁さんになる』
『だめ。お兄ちゃんとは美世が結婚する』
その唐突な宣言に、戸惑う空。ただ、そんな空とは裏腹に積極的な行動を取る義姉妹。
一体、俺は……
「私だもんっ!」
「いいえ、私です!」
「「ねぇねぇ、どっちが好き?」」
どうしたらいいんだっ!
※この作品はカクヨムにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 21:10:38
143429文字
会話率:49%
「ごめん、別れよう。それじゃ」
高校生活初日。雨宮海は彼女に別れのメッセージを送った。
彼は知っている。
彼女が他の男と手を触れ合っていた事。
彼女が他の男と抱き締め合っていた事。
彼女が……他の男と唇を重ねていた事。
その事実を知
りながらも、何も出来ずに弱々しかった自分。
そんな自分を捨て去り、1歩前へと踏み出した彼の前に現れたのは……
「うぉ~い、元気ないなぁ。どしたのうみちゃん?」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 23:21:17
434258文字
会話率:55%