バケモノ、失敗作と実父から蔑まれてきた貴族令嬢ラーベ・クレエアは、高慢な妹の代わりに辺境伯家へと嫁ぐことになる。
両家の関係を憂う君主からの取りなしであったが、事実上の政略結婚だった。
初夜を控えた夜、寝室に突然現れた辺境伯にして夫エドガ
ー・ハイネマンは、ラーベに「お前を愛することはない」と告げる。
だが、ラーベは夫の身形や言動から推理を展開、彼がこれから大きな事件へ挑もうとしていることを看破する。
そう、ラーベは〝謎〟を前にすると我慢が利かなくなる名探偵令嬢だったのだ!
かくして辺境伯の妻としての地位に収まった彼女は、行く先々で出遭う殺人事件を解決し、実家が企てる策謀や〝結社〟と呼ばれる秘密組織の暗躍を暴いていく。
ときに可憐に、ときに目映く躍動する彼女の叡智に惹かれていく辺境伯。
これは頭がいいくせに天然な夫婦が国を揺るがす謀略へ挑む物語。
不憫な令嬢が、ただ思うがままに謎を解く。
そんなありふれた人生と幸福の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:06:03
39862文字
会話率:30%
人間不信、被害妄想、疑心暗鬼のネガティヴ役満で、自分に向けられた憧れの眼差しすら軽蔑のそれであると勘違いしてしまう主人公は、ある日、ゲームの世界へと転生してしまう。
悪役貴族として。
このままではゲーム主人公や【聖女】によって処刑
されてしまうと知った彼は、目立たず隅の方で生きようと決意。ゲームで低レアキャラだった子を仲間にすれば目立たず細々と暮らせると考えたが……。
持ち前の被害妄想で受けてもいない攻撃にまで過剰に対処しはじめ、明らかに余計な他人の罪をあぶりだして、死ぬはずだったキャラクターを救い、ストーリーをめちゃくちゃにする。
そんなことをしていたら、なぜか低レアキャラだったはずの子が最強に育ってしまって……。
「僕、何もしてないのに!」(いろいろした)
「目立つな!」(お前のせいだが)
今日も彼は被害妄想を爆発させながら、あらゆる人に勘違いをもたらす。
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:04:55
34011文字
会話率:32%
エルフや獣人たちと違い人間は魔法を使えない。そのくせ体内には魔力があって、大きすぎると魔力中毒症という病気になる。
幼い頃からその魔力に苦しめられていた俺は体が弱く運動なんてろくにできなかった。うちは代々騎士であるレズリー伯爵家だ。家族
たちは俺を冷ややかな目で見ていた。
そしてそれは俺と契約した剣、カタリナもそうだった。
彼女は『サーバント』と呼ばれる人格を持った道具で、契約すると人間でも魔法を使えるようになる。魔力中毒症の俺は彼女と契約し魔法を使うことで体内の魔力を放出してなんとか生きていた。それほどまでに俺の魔力は莫大だった。
ある日突然、俺の部屋のドアが開いてカタリナと父が入ってきた。
彼らは俺がカタリナに暴力を振い、使い潰そうとしていると、ありもしない理由をつけた。
「ニコラ。お前を廃嫡する。道義に反するお前にレズリー伯爵を継がせるわけにはいかない」
父はそういった
「私は貴方との契約を破棄します。もう、耐えられません」
カタリナはそういった。
契約を破棄され廃嫡され家を追い出された俺は遠く離れた場所で目を覚ます。
気づくと、俺の体からは魔力中毒症の症状が消えて健康になっていた。体が軽い。
なぜかは、わかっていた。そして同じ理由からあることができるようになっていて……。
辛く苦しい毎日だった。
次こそは幸せな人生を歩こう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-27 12:10:00
412033文字
会話率:39%
薬剤師や仕立屋などの霊を体に憑依させることで技能を使うことができるアリスは伯爵家の養子として育った。
家族、特に姉のシエナや従兄弟のサイモンとの関係は悪く、川に落とされたり、大切なものを隠されたりと散々な目に遭いながら過ごしていた。そのうえ
、父親には「養子のお前は社交界に出さない」と行動を制限されてしまう。
だが、ひどい人ばかりではなかった。その一人がシエナの友人、公爵家の長男ルークだった。
ある日、アリスは自分がルークに恋心をいだいていると気づいてしまう。
なんとかしてルークにふさわしい女性になるべく、霊たちの力を借りて準備を進め、ついに、家族にばれないようにアンジェラという偽名を使って舞踏会に参加するのだが……、
「誰も相手にしてくれない」
アリスは自分が令嬢としてふさわしくないのではないかと不安になる。
しかし、それは『勘違い』だった。
アリスは美しすぎた。上流階級の人間たちはそのオーラに、神秘性に誰も彼女に近づけなかった。
勘違いは成長して久しぶりに会ったルークにも起きてしまう。
その上厄介なことに彼はアリスだと気づかず、アリスは偽名だと訂正することができない状況に陥る。
「ど、どどど、どうしよう」
果たしてアリスはルークと結ばれることができるのか?
※「カクヨム」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 17:05:12
137129文字
会話率:27%
わたし、スカーレットは燃費が悪い神殿暮らしの聖女である。
ご飯は人の何倍も食べるし、なんなら食後二時間もすれば空腹で我慢できなくなって、おやつももりもり食べる。というか、食べないと倒れるので食べざるを得ない。
この調子で人の何倍ももり
もり食べ続けたわたしはついに、神殿から「お前がいたら神殿の食糧庫が空になるから出て行け」と追い出されてしまった。
もともと孤児であるわたしは、神殿を追い出されると行くところがない。
聖女仲間が選別に暮れたお菓子を食べながら、何とか近くの町を目指して歩いていたわたしはついに行き倒れてしまったのだが、捨てる神あれば拾う神あり。わたしを拾ってご飯を与えてくださった神様のような公爵様がいた!
神殿暮らしで常識知らずの、しかも超燃費の悪いわたしを見捨てられなかった、二十一歳の若き公爵様リヒャルト・ヴァイアーライヒ様(しかも王弟殿下)は、当面の間わたしの面倒を見てくださるという。
三食もりもりのご飯におやつに…とすっかり胃袋を掴まれてしまったわたしは、なんとかしてリヒャルト様のお家の子にしてもらおうと画策する。
しかもリヒャルト様の考察では、わたしのこの燃費の悪さには理由がありそうだとのこと。
ふむふむふむ、もぐもぐもぐ……まあ理由はどうでもいいや。
とにかくわたしは、この素敵な(ごはん的に!)環境を手放したくないから、なにが何でもリヒャルト様に使える子認定してもらって、養女にしてもらいたい。願いはただそれだけなのだから!
そんなある日、リヒャルト様の元に王太子殿下の婚約者だという女性がやってくる。
え? わたしが王太子殿下の新しい婚約候補⁉
ないないない!あり得ませんから――!
どうやらわたしの、「リヒャルト様のおうちの子にしてほしい」と言う願望が、おかしな方向へ転がっていますよ⁉
わたしはただ、リヒャルト様の側で、美味しいご飯をお腹いっぱい食べたいだけなんですからねー!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 21:00:00
72242文字
会話率:32%
十七歳の誕生日――
誰からも愛されずに生きてきた沙良の目の前に、シヴァと名乗る男があらわれる。
お前は生贄だと告げられ、異界に連れてこられた沙良は、シヴァの正体が魔王だと教えられて……。
じれったい二人と、二人を引っ掻き回す周囲との、どたば
たラブコメディです。
※第二話開始しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 22:00:00
260624文字
会話率:36%
「よくきた異世界の者よ! 我らを救え!」
ここは皆が『職業』を持つ世界。
何十年も何百年も人間は『魔人』の侵攻を受けている。
異世界から召喚された人間は強い『職業』を持っている。私たち人間を救って!ということらしい。
同時
に召喚されたクラスメイトは強力な『職業』を持っていた。『英雄』から『聖女』までなんでもいる。だがそんな中、僕の『職業』は『屍ニ生キル人』。
「聞いたことのない『職業』。それに『屍』なんて不吉な! 『英雄』を持つお前! こいつを殺せ! 私たちに従えば莫大な報酬をやる!」
「いいぜ、殺してやる! こいつ気に入らなかったんだよな!」
国王にそんなことを言われ、僕は殺された。ふざけるな!………そんなことを思いながら人生が終わった。
と思いきや、僕はまだ生きていた。『屍ニ生キル人』、は無能なんかじゃない。『転生できる』という『職業』だった。
そして僕は人間の敵、『魔人』に生まれ変わった。『魔人』としての新たな『職業』もある。
「国王! 『英雄』! 絶対に復讐してやる!」
(異世界系のテンプレが多く含まれます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:42:27
142589文字
会話率:41%
【魔法と科学でネオンが光ってバイクが走る近未来風異世界ブロマンス、再燃!】
永遠の夜に包まれた超恒久的共生盟約都市、通称シティ――。
常時百種以上の種族が暮らす街では、大小様々な事件があちこちで巻き起こる。
民間治安維持組織『シティガード
』の末端企業である『SCS』に所属するヒューマのマホロとウルフ系獣人族のガルガ。固い絆で結ばれた二人は今日も真っ赤なチートバイクに跨り、ネオンライトが照らす街を駆け回る。
「俺はお前が何より大切なんだよ、それくらいわかれよ!」
「ありがとう、そう思ってもらえて嬉しいな」
命知らずなカワイイご主人様に振り回される優しくてカッコイイオオカミ。正反対なのに相思相愛な二人が事件をダイナミックに解決!
魔法と科学が融合した近未来風都市を舞台に描く、ブロマンス以上BL未満の尊いメンズ、ちょっと残念なエルフ族、街を守る最恐の悪魔、忍び寄る巨悪、etc……とにかく色んな要素がごちゃ混ぜになったカオスを楽しむ新感覚ファンタジーアクションエンタメが、パワーアップして再始動です!
※本作は作者が以前公開していた「Beast in the City」を原案にしたセルフリメイク作品です。
※『Case file 1:ファースト・スターミッション』以降は不定期更新となります。『Case file 1』読了後はどこからでも読める短編連作になる予定です。
※カクヨム先行で公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:21:08
69629文字
会話率:49%
ネオンライトの花が咲くダイバーシティに、獣の遠吠えが轟く。
人食いヴァンピール、酔っぱらいドラゴン、迷子の小妖精――。
多種族が集まって暮らす街にはトラブルが絶えない。
民間警察会社ノスタルジアの社員であるヒューマンのマホロと獣人族のガ
ルガは、今日も街の問題事を解決するべく隅から隅へ駆け巡る。
そんなある日、保安局からノスタルジアへ直々に捜査協力依頼が届いた。
連続行方不明事件の裏に隠された巨大な陰謀に、マホロとガルガの絆が試される――。
「ガルディアガロン。僕の心を食べてしまったいけない子。お前に祝福をあげよう」
魔法と科学が融合した近未来風都市を舞台に描く異種族ブロマンス作品、爆誕!
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カクヨムで開催されていた【最強に尊い! 「推しメン」原案小説コンテスト】にて、受賞候補作に選出していただきました!
カワカッコイイ×カッコカワイイバディをお楽しみいただけると嬉しいです。
全15話、約30,000字。
毎日20時頃更新予定。
カクヨム先行で全話公開中です。
エブリスタにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 21:01:46
30000文字
会話率:38%
「お前の縁談が決まった」
突然決められた婚約。
破天荒な顔を持つ孤高の侯爵令嬢とシリアスで色気漂う無敵の辺境伯。互いを知るにつれ少しずつ距離が縮まる……婚約からはじまる二人の恋を軸に広がる、辺境の地を舞台にしたドラマ。
最終更新:2024-05-12 20:00:00
327139文字
会話率:31%
ここは広大な宇宙の中にいくつかある惑星の中の一つ地球
その地球に住む人類が初めて宇宙へと飛び立ってから数百年後の話
地球では他の星から来た人間の様な生命体との交流が行われていた、地球人と異星人の違いは殆ど無く、ハッキリ違う所は瞳の色くら
いだ、この瞳の色は星毎に特徴があり、水星は青、金星は金、火星は赤、木星は緑、といった感じだ、因みに地球人の瞳は国や土地柄に関係無く、全員黒である
数は非常に少ないが異星の者同士の結婚もある、その場合は、母親の瞳の色になる、しかし両親のどちらかが地球人ならば必ず黒以外になる
異星から来た彼らは地球の環境などに興味があった、また地球人も他の星の環境などに興味があった事から互いに情報を交換し、資源のやり取りなども行われていた、
交流が始まるキッカケは人類が金星や火星などに飛んだ時、不測の事態が起き、現地の者に助けられたからだと言う、最初はお互いに言葉も通じなかったが、現地の者達の驚異的な学習能力のお陰で、今では地球に訪れる異星人は、地球の共通語を話せるまでに至っていた
その交流の過程で彼らがいたそれぞれの星は未知の生命体、ドラーベ(彼ら命名)に度々侵略行動を受けている事を知らされた、彼らいわく対話が通じず初めて襲来してからの数年はやられる一方だった、彼らはそのドラーベに対抗する為、対ドラーベ人型兵器、通称【アハッド】を造り戦っていた事を伝えた
その交流から数十年、彼らの協力によって宇宙へのより高度な飛行技術、医療や科学、アハッドや対ドラーベ戦艦、【カッド】の開発、すでに存在していた軍を解体し、カッドやアハッドを操れる優秀な人材を各地から集めて作られた地球連合軍、【フォースデルタ】の発足など、あらゆる面で地球の技術は飛躍的に発展していった
交流を始めた一方で異星から来た彼らをよく思わない者達は一定数存在し、地球から排除しようとする者達もいる
それが反異種族連合軍、通称【アフィア】
主に多くの地球人が集まった者達で結成されたそれは、ここ数十年で規模を広げ今ではフォースデルタに次いで地球を二分に分ける程力を持った存在に、あくまで自分達は地球の為に行っていると正当化し、異星から来た彼らの技術を盗みアハッドまで造り出していた
そして…物語は現在へ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:00:00
150691文字
会話率:62%
ロックウッド子爵家の長男、シビルが十五の時に与えられたスキル『神解(メーティス)』は質問の答えが「イエス」か「ノー」か分かるという非戦闘系のものだった。
だが、ロックウッド子爵家は、代々腕っぷしだけでここまで成り上がってきた脳筋家系
。
「次男であるハイルが『剣聖』のスキルを取った事は知っておろう。当主の座はハイルに譲ってもらう。お前のようなハズレスキルの長男など恥でしかない。今日中に我が領を、そしてこの国を出て行け!」
遂に当主である父から追放を言い渡される。戦闘に向かない分、ロックウッド家の跡取りとして領地経営に尽力していたにも関わらずだ。そのうえ自分を邪魔と考える弟に命まで狙われてしまい、命からがら隣のローデル帝国に亡命することとなった。
シビルは亡命先で商売から魔物退治までなんでも行い必死で生きていく。「神解」で得た知識を駆使し、どんどん無双して名を上げていった。
一方で、シビルを追放したロックウッド領は領地運営の全てを担っていたシビルが居ないせいで、徐々に崩壊していく。
名を上げたことでローデル帝国軍にスカウトされたシビルはそのスキルを使い、勝利を積み重ねていく。そしていつしか彼の名は帝国最強の大将軍として列国に知られていくのであった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 20:00:00
498761文字
会話率:49%
バーネット公爵家の長女セレリアは、ジャレット王太子の婚約者だった。しかしセレリアの妹フランシスとジャレット王太子が、恋仲になってしまう。
王太子の強い希望により、セレリアとの婚約は白紙となり、フランシスが王太子の婚約者となる。
泣いて
詫びる妹を、大丈夫だと宥めるセレリア。
だが結婚式を目前に、フランシスは何者かによって毒殺されてしまう。
美しく愛らしい、誰をも魅了するフランシス。対して平凡な容姿で、両親からの期待も薄かったセレリア。確たる証拠もない中、皆がセレリアを疑いはじめる。その後、セレリアにフランシスの殺害は不可能だったと証明されるが、フランシスを失った苦しみから半狂乱になったジャレット王太子は、婚約破棄された腹いせに妹を殺したのだと思い込みセレリアを責め立てる。
「お前のせいでフランシスは死んだのだ!お前は呪われた公爵令嬢だ!」
王太子のこの言葉を皮切りに、皆がセレリアを呪われた公爵令嬢と噂するようになり──────
※この作品はアルファポリスにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:58:44
54569文字
会話率:41%
空が割れた日、真っ赤なヒーローは決意を込めて叫んだ!
「正義の心で悪を斬る!赤い正義!ガキセイギ!!これがお前を倒す男の名前だッ!!」
――
6年前、五人の少年少女達は知った。「6年後の2月15日、空が割れ、世界に破滅をもたらす王が現れ
る」と。
そして、未来を知った彼らは一つの約束をした。
世界を守る約束を。
でも……彼らは6年の内にバラバラになってしまっていた。でも、大丈夫。誰一人としてその約束を忘れてはいないのだから。
6年前に未来を知った"少年"は、自転車を走らせる。約束の場所《輝ヶ丘》に向かって。
タイムリミットは17時。しかし、一つの事件が彼に襲い掛かる。果たして"少年"は約束の時間に間に合うのか……
6年前に未来を知った少女、桃井愛は空を見詰める。故郷、輝ヶ丘の空を。彼女は想う。『本当に今日なの?』と『いつもと変わらなく見える今日が本当に"空が割れる日"なの?』と、そして『五人は本当に揃うの?』と……
敵は強大、五人でなければ立ち向かえない。
そう……6年前に未来を知った少年少女たちは選ばれていたのだ、世界を守る英雄に。
彼らは与えられていたのだ、世界を守る力を。
これは《正義の心》《勇気の心》《愛の心》《夢見る心》《優しさの心》を持つ五人の少年少女たちが伝説になるまでの物語。
ガキ英雄譚ッッッッッ!!!!!
……はじまり、はじまり
※本作品はカクヨムにて先行連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:53:15
461957文字
会話率:46%
「令嬢であるお前は、身の周りのことは従者なしに何もできまい」
氷薔薇姫の異名で知られるネーヴェは、王子に婚約破棄され、辺境の地モンタルチーノに追放された。
「私が何も出来ない箱入り娘だと、勘違いしているのね。私から見れば、聖女様の方がよっぽ
ど箱入りだけど」
ネーヴェは自分で屋敷を掃除したり美味しい料理を作ったり、自由な生活を満喫する。
成り行きで、葡萄畑作りで泥だらけになっている男と仲良くなるが、実は彼の正体は伝説の……だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:51:31
54297文字
会話率:38%
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。身動きできない状態に悲嘆に暮れるが、開き直ってレベルアップしていく。百年経ち、二百年経ち……千年が経って、いつの間にか一国の守護神として崇められる立場に。
すっかり異世界の石になりきっ
ていた枢だが、国を襲う怪物を迎撃している最中に気を失い……目覚めるとそこは、現実世界だった!
「どうしたの、枢たん?」「変な夢を見てたみたいだ」
本当に夢だったのか。その時を境に現実世界は劇的に変化し、異世界と融合し始めた。混乱する世界で、枢は千年で限界まで上げたレベルと経験を駆使し、恋人と仲間を守り抜く。
「お前は聖晶神」「人違いです!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-05 17:13:27
376455文字
会話率:40%
【失礼ですが、どちら様でしたっけ?】
スーパームーンの美しい夜。仕事帰り、トラックに撥ねらてしまった私。気づけば草の生えた地面の上に倒れていた。目の前に見える城に入れば、盛大なパーティーの真っ最中。目の前にある豪華な食事を口にしていると見
知らぬ男性にいきなり名前を呼ばれて、次期王妃候補の資格を失ったことを聞かされた。理由も分からないまま、家に帰宅すると「お前のような恥さらしは今日限り、出ていけ」と追い出されてしまう。途方に暮れる私についてきてくれたのは、私の専属メイドと御者の青年。そこで私は2人を連れて新天地目指して旅立つことにした。無一文だけど大丈夫。私は前世の特技を活かしてお金を稼ぐことが出来るのだから――
※ 他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:47:00
47998文字
会話率:50%
【勝手にしろ、と仰ったのは貴方のほうでしたよね?】
子爵家の私は自分よりも身分の高い婚約者に、いつもいいように顎でこき使われていた。ある日、突然婚約者に呼び出されて一方的に婚約破棄を告げられてしまう。二人の婚約は家同士が決めたこと。当然受
け入れられるはずもないので拒絶すると「婚約破棄は絶対する。後のことなどしるものか。お前の方で勝手にしろ」と言い切られてしまう。
いいでしょう……そこまで言うのなら、勝手にさせていただきます。
ただし、後のことはどうなっても知りませんよ?
* 他サイトでも投稿
* あっさり終わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 22:09:55
9349文字
会話率:57%
【今日も私はあの人に脅迫されて婚約破棄を受け入れる事が出来ません】
今日は私と婚約者の婚約式。けれど肝心の彼は見当たらない。探し当てると彼は別の女性と浮気の真っ最中。そしてあろう事か私と婚約破棄する事を約束していた。そんなに私の事が嫌いなら
彼の望み通り婚約破棄を受け入れよう…。そう思っていたのに、一緒に浮気を目撃していた男性と鉢合わせをしてしまう。
「お前の婚約者は俺の好きな女と浮気している。婚約破棄を受けいれたらただではすまさないからな!」
そして、私は今日もその男性に脅迫される―。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 12:33:29
48505文字
会話率:55%
「なんだこのスキルは! 【現状維持】だと? 貴様には兄や姉みたいに向上心がないのか、この恥さらしが! スティクォン! お前を我がアバラス家から追放する!!」
突然の追放を言い渡されて途方に暮れる『スティクォン』。
この国にいても明るい未来は
ないと悟った『スティクォン』は国を離れる。
行先は魔族の国、放浪していると襲われていた魔族の伯爵令嬢『メルーア』と老執事『ウィルアム』を助ける。
『メルーア』たちと出会うことで『スティクォン』が授かった【現状維持】の真の力を知ることに。
そして、安住の地を求めて『スティクォン』たちは今旅立つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:13:59
178270文字
会話率:49%
幼馴染と共にSランク冒険者まで上り詰めた『レイル』。
ある日、依頼完了をギルドに報告しようとするが、その前にリーダーである『ロカ』が話を切り出した。
「おい! レイル! お前は今をもって『黒の蛇』を追放する!!」
突然の追放宣言に驚く『レイ
ル』。
何をいっても無駄だと悟った『レイル』は追放を受け入れるが・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 07:01:58
8258文字
会話率:46%
魔王『サディエル』を倒すため女勇者『ミリーナ』は仲間を引き連れて魔王の城へと攻め込むが、圧倒的な力の前に為す術もなく敗北する。
「覚悟しろ。 これからお前を悶え殺してやる」
仲間を失い聖剣も破壊された『ミリーナ』に待っていたのは『サディエル
』からの女の子扱いであった。
「くっ、殺せ! サディエルっ! こんな恥辱を与えるくらいなら一思いに殺せっ!!」
「ふっ、この程度で参っていては先が持たないぞ? ミリーナ」
『サディエル』に翻弄される『ミリーナ』。
果たしてその結末は・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 07:01:59
28079文字
会話率:43%
「おい、お荷物野郎。今日限りでお前をパーティから追放する!」
「えーーー!!!!??」
勇者パーティに所属していた男は、ある日突然追放宣言を受けた。これは、パーティから追放されたくない男がプライドも捨てて醜く縋りつく話である。
※R15は保
険
※主人公が勇者に対してキモいですが、BL表現はありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:06:31
2924文字
会話率:54%
命を失った姫は騎士に会った。
家族を失った騎士は姫に会った。
「あなたは私を幸せにしてくれますか?」
「自分の幸せも知らない者にそんなことを要求されるのですか? 悪趣味ですね」
姫は騎士の凍りついた心を溶かし、騎士は姫の傷ついた記憶を慰
める。
何の感情もなく始まった関係は、やがて世界の何よりもお互いを思う気持ちに進む。
何が邪魔をしても、仲を塞ごうとしても。この心と関係を止めないと誓って。
「約束するわ。貴方が胸を張って笑えるようにしてあげる」
「お前の幸せが俺の幸せだ。だから俺がやるべきことは一つだけ」
これは大切なものを失った二人がお互いに大切な人になっていく物語。
※カクヨムでも連載しています!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:01:48
217840文字
会話率:47%
ある日突然、≪New Truth Rebel≫通称≪NTR≫の主人公覚醒要員である悪役貴族“ユーリ・クラリスタ”に転生した8歳の少年―“早乙女優理”。
少年はこのゲームでのユーリは主人公を覚醒させた後、すぐに死ぬことを知っていた。
しか
し死亡フラグを折る中で…彼にはある声が聞こえてくるのだ。
『お前を性奴隷にしてやる!』
『お前は俺の家畜だ!』
『雑魚は黙って死んでろ!』
など最低すぎる悪役セリフは少年の脳内に響き渡るが―――。
「セイドレイって何?」
「人って家畜なの?」
「雑魚でも生きる権利はあるよ」
彼は悪役セリフの意味が分からないこともあれば、時々分かることがある。
そんな天然で純粋無垢な少年は己の運命を変えることができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:00:00
80563文字
会話率:38%
主人公シスイは、姉であるセティスから、あること言い付けをられていた。
それは『如何なる理由があろうとも素顔ををさらしてはいけない』、『如何なる理由があろうとも女性を助けてはいけない』というものだった。
しかしシスイは、その言い付けを破っ
てしまうことになる。
特に後者の言い付けを。
なぜなら―――シスイは人一倍、罪悪感を抱きやすい性格だからだ。
そのためシスイは、助けを求める美少女の声を聞き、何度も窮地を渋々助けることになる。
まぁ時々……別の理由があったりして、不本意に助けるんだけどね……。
だが、結果的には王女から女勇者などなどの美少女たちから恋心を抱かれる。
でも……彼女たちは勘違いをしているのだ。
シスイが自分を助けたのは―――自分に好意を寄せているからだと。
違う、それは違うぞ……女ども。
シスイがお前たち女どもを助けるのは――己の罪悪感から逃れるためだ。
そこのところ、勘違いをしないで頂きたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
106225文字
会話率:34%
ロウニール・ハーベスト5歳の誕生日
普段は決して見る事のない夜の村を見ていた
握られていた手をスルリと抜け出しちょっとした冒険を味わう少年
行き着いた先で見つけた光る石が
少年の、村の、世界の運命を変える──────
集う一癖も
二癖もある冒険者達
それを迎え撃つ数多の魔物
辿り着く先には一体何が──────
「お前に止める事が出来るのか?」
「出来る・・・やってみせる!」
「なら行って来い・・・止めてみせろロウニール!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:00:00
3251853文字
会話率:76%
公爵令嬢レイラは、幼い頃から第五王子オズワルドとの結婚を決められていた。
真に彼を支えられるのは婚約者である自分のみ。
だからレイラは、必要以上にオズワルドを甘やかさず、ときには厳しい言葉をぶつけていた。
それが彼女なりの愛だったからだ。
――しかし、当のオズワルドにそんなレイラの思いは届いていなかった。
「小言ばかり言うお前なんかとの婚約は破棄だ! 代わりにお前の妹を妻として迎え入れる!」
「えぇ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 19:00:00
331023文字
会話率:34%
禿(とく)王朝は滅んだ。
四百年以上も続いていた膨大な國は、一夜にして滅んでしまう。皇帝が暗殺され、政が行われなくなったからだ。
誰が何のために、どうやって殺したのか。それすら謎のまま、月日は流れていった。
國の主がいなくなって
から数ヶ月後、仙人になるための試験が行われることとなった。それに参加したのはふたりの青年で、どちらもが含みを持っている。
明るくて気さく、誰とでもすぐに仲良くなれる黒髪の青年爛 梓豪《バク ズーハオ》。
美しいけれど儚げな銀髪の青年、全 紫釉《チュアン シユ》。
ふたりは互いに相棒となり、昇格試験へと挑むことになった。
出された数々の課題をクリアしていくと同時に、ふたりの過去や謎も明かされていく。
そして徐々に惹かれ合っていって……
架空の古代中国を舞台にした、美しい青年ふたりの恋、そして國に潜む皇帝暗殺の謎を描く中華BLミステリーです。
焦れったくてキュンキュンするかもしれない、ふたりの初々しい初恋物語。そして昇格のために深めていく絆は、彼らの過去と心を結びつけていく。
「お前ら、もう付き合っちゃえよ!」がモットーな、ふたりの無自覚いちゃコラ中華BLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:07:40
95823文字
会話率:39%
マリス・レオンハートの住む世界は魔法が存在する。
魔力には色があり、その色の数が多ければ多いほど複数の属性を扱え優秀な魔導師と言われるそんな世界だ。
魔法が使えると言っても大抵のものは一色。割と優秀と呼ばれる者でも二色といったところだ。
皇帝に仕える宮廷魔導師ともなれば三色、四色魔導師と呼ばれ3つ、4つの属性を扱えるエリート中のエリート。
現在世界最強と呼ばれる魔導師クレイ・グレモリーですら五色なのだ。
そんな世界で伝説と呼ばれる存在、魔導師の最高峰七色。
この国の初代国王が七色であったとかなんとか。
しかしそんな中マリスは七色の魔力を持って生まれてしまった。
マリスは極力静かに生きていきたいと常日頃から願っている。
マリスは目立つことが嫌いだ。
その存在が明るみになれば、国を挙げてどころか世界がお祭り騒ぎだ。
今の所知っているのは極一部の関係者のみ。
両親に言われた言葉がある。
目立ちたくなければ必ず隠し通せと。
バレればお前が望む平穏は得られないだろうと。
やってやろうじゃないか、なんとしても隠し通して墓まで持って行ってやる。
七色の魔力を持つ者を人は虹色魔導師と呼ぶ。
これは虹色魔導師マリスの正体隠匿人生ゲームである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 18:00:00
727675文字
会話率:35%