僕はニザ。魔法玩具師の弟子だ。いまは木工細工職人のフリをしている。僕と親方とおかみさんは境海を越える際に海賊に襲われた。攫われた僕はなんとか逃げ出せたけど、異郷の地でひとりぼっちに。でもぬいぐるみ妖精のシャーキスがずっと一緒にいてくれたん
だ。僕は親方の手掛かりをもとめ、親方が昔住んでいたかも知れない〈職人がたくさんいる国〉へたどり着く。そして魔法玩具師の古い言い伝えをたよりに〈月と太陽の砂時計がある街〉を訪れようと考えるが、そこは、魔法玩具師がけっして訪れてはいけない理由があったのだ……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 05:00:00
39693文字
会話率:29%
とある八王子にある、とある江戸時代から続く、とある老舗の銭湯に嫁入りした湯本(旧姓本郷)かなめ。
かろうじて三十路前にお嫁さんになったけど嫁いだ先は老舗の銭湯。
そして実はここの経営者は人では無かった!
物の怪と人の血が混ざった湯本家の人
々はこの地で物の怪をまとめ上げながら銭湯を運営していたのだ。
毎日毎日驚きの事が起こり、かなめの毎日はてんてこ舞い。
それでも愛する守(まもる)と一緒にこの伝統ある銭湯を守って行かなきゃならない。
「それでも守さんは番頭に立っちゃだめです!」
彼女はそう言って今日もまた顔を赤らめて銭湯の番頭に立つのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 06:00:00
40866文字
会話率:42%
速記力を欲しがる人は、必ずしも強欲とは言えないと思います。
最終更新:2023-10-08 08:30:21
1254文字
会話率:66%
山岳信仰の強い地で、行方不明になった叔父の消息がわかったのは、春雪の季節だった。沢に転落したらしい遺体は、頭部のみで、叔父とわかるのは、携帯とカメラと車の鍵のみ。母親に急かされ、駆けつけた15歳の桂華にとって、寂れた山々は、懐かしい思い出ば
かりで。亡くなる前、叔父さんは、山岳信仰について、話をしていた。山で、遭難したらおおかみさんが助けてくれる。狼=大神。叔父さんが、山岳ガイドとして務める以外は、寂れた高校の共闘をしていて。訪れた高校の図書館には、不思議な絵があり、桂華は、狼達の世界へと足を踏み入れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-17 21:30:06
11863文字
会話率:60%
私、スーザン・アボット男爵令嬢は、目の前の事態に頭を抱えていた。
私の目の前には一通の手紙。そして私と同じように頭を抱えるお父様の姿。
「スーザン、お前は一体どこで見初められてしまったんだ…。」
いろいろと噂が絶えない第二王子との婚約話
がなぜか片田舎の貧乏男爵家へと舞い込んだ!
しかもなぜか第二王子は私に夢中!?一体なにがどうなっているの!?
連載小説『人族なのに気がついたら魔王になっていました!?』も執筆中です!
→https://ncode.syosetu.com/n8526hn/
良ければご覧いただけると嬉しいです☆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 08:00:00
12710文字
会話率:31%
女将さんがだしてくれた、おにぎり。。
この作品はショートショートガーデンに投稿済みです。
https://short-short.garden/S-uCTrfX
最終更新:2021-11-24 22:10:53
383文字
会話率:24%
ーーお母さん今日も仕事で帰りが遅くなるから。夕飯作っておいたから温めて食べて。
いつからか普通の家族としての温かい生活を送っていない12歳の男の子は、楽しげな他の家族との違いに耐えきれなく、ふと町の近くにある小さな丘に向かう。そこには自分と
同い年と思われる少女がいた。何度か合うたびに、自分と似た境遇の少女に心惹かれていくが…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-04 13:34:17
2196文字
会話率:0%
ーーー僕が知った、はじめての『しあわせ』
地平線しか見えないような辺境の地にぽつんと立つ塔に住むひとりぼっちの人狼の少年。
彼は狼に姿が変わるという特殊な体質のせいで、育ての親に『呪いの存在』罵倒され、叩かれながら育ったために自己肯定
感の低すぎた。
そんな少年が心優しい少女と出会い、彼女の暖かい手に包まれて、自分を認められるようになるまでのお話。
※ざまぁ、テンプレの要素を含みません。柔らかく優しい物語に心癒されてください!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-25 19:04:24
14708文字
会話率:15%
おおかみは、おおかみとして。
最終更新:2020-11-18 22:50:57
1546文字
会話率:28%
街のはずれの川べりにある鍛冶屋の『ヴァルカンの焔亭』の飄々とした見習い少年タロー。まだ店番がほとんどだが、祖父の代に異国から移り住んできたタローは、工房の主でタローの師匠である親方とおかみさんにいろいろ教わりながら暮らしている。
その店を訪
れる数々の来客と依頼を通じて成長していく少年の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 18:00:00
59676文字
会話率:53%
夏の頃、高遠深空は海沿いの小さな町、海来町へやって来た。世話焼きなおかみさん、ざっくばらんな漁師たち、おしゃべりなウェイトレス、陰気で胡乱な土産物店の青年、腹に一物抱えていそうな警官、お寺の住職と孫娘、夜の砂浜の少年。様々な人々と出会い交流
し、様々な場所に行き、そして祭りを迎える。
──これは、何処かにあるかもしれない夏の物語
空と海、夏への望郷。どこにも存在しないものへの強い憧れ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-09 18:27:42
63457文字
会話率:49%
馬飼いはたった一匹の馬「漆闇(うるしやみ)」をたいそう大事にしていました。ところがその馬が突然、えさを食べなくなり、どんどん弱っていってしまいます。困った馬飼いはおかみさんの知恵を借りて、神様にお願いをします。
最終更新:2020-06-20 09:15:35
8395文字
会話率:21%
ある日、間暮博士は行きつけの焼き肉店でおかみさんに頼み事をされるのだが。
この作品はわたしのブログ(https://ameblo.jp/zanjitsu)にも掲載しています。
最終更新:2020-04-04 19:03:38
4038文字
会話率:48%
喫茶店、Cafe Shelly。
ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。
このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。
このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。
今日のお客様は
酒屋の店番ばかりさせられているおかみさん。
ストレスが溜まって、熟年離婚を考えていた時にお客として現れたのがコーチの羽賀。
羽賀の誘いでカフェ・シェリーへと足を運び、自分が求めていたものに気づく。
果たしておかみさんは熟年離婚へと進むのか、それとも…?
この作品はAmeba Blog(https://ameblo.jp/cafe-shelly/)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-27 14:01:20
14945文字
会話率:49%
旦那ハーンが嫁サーンにぐちってます。嫁さーんは、イラッときてました
最終更新:2019-09-29 07:45:16
616文字
会話率:0%
それはとても日常的に見えて、残酷な世界のお話。
守られるべきモノが守られず。
止めるべきものが、止められず。
いつ大事なものが失われてしまうか。
とてもリアルな世界のお話。
コレ以上のリアルさは、シリアスはないでしょう――
あなたがこの
物語の主人公です。
(語り部)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-20 04:00:10
1668文字
会話率:0%
それはとても日常的に見えて、残酷な世界のお話。
守られるべきモノが守られず。
止めるべきものが、止められず。
いつ大事なものが失われてしまうか。
とてもリアルな世界のお話。
――コレ以上のリアルさは、シリアスはないでしょう(語り部x)
最終更新:2019-07-20 03:55:25
5294文字
会話率:4%
複雑な感情をうまく表現できなかったのですが、憧れに対して、憧れのまま終わらせたいっていう感情あったりするじゃないですか。それを書きたくて。最初は、悠々自適に天性に溢れた、自らの世界観にまったくのブレがない女性の美しさとか、かっこよさとか、も
うとにかくそう、てぇてぇ。つまりは尊さを書きたかったんですけど!途中で、文才と語彙力のなさに絶望しまして、結局粗削りなさくひんになってしまいました・・・私の文才はともかくとして、登場したゴゴもすごくいい喫茶店です。アットホームで地元の客が多く、店内はテレビと話声、煙の臭いが少ししますが、目の前で入れてくれるコーヒーと割烹着のおかみさんの笑顔が特徴的ですね!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-19 18:22:08
4191文字
会話率:24%
いわゆるニートで、やさしいおばあさんに怒鳴ってばっかりの赤ずきんちゃんが主人公です。
この赤ずきんちゃんに、愛着を感じることが出来た方は、愛情深い方なのだと思います。
最終更新:2018-12-30 19:07:00
17497文字
会話率:40%
「ここを真っ直ぐ行けば、お祖母ちゃんの家に着くからね」
魔の森と呼ばれる恐ろしい森に一人の幼い少女が捨てられた。彼女は捨てられたことに気づかず、祖母の家を探し続ける。――そして、赤い頭巾をかぶった少女は“おおかみさん”に出会った。
※
本編完結しました。これからはたまに後日談や番外編を投稿する予定です。
※短編を連載化したものです。第一章にあたる『“おおかみさん”と森の中』は短編と同じ内容になりますが、少し話を付け加えています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-06 00:00:00
259348文字
会話率:39%
ちいさな むらでの よくある おはなし。
この おはなしは さいこぱすの きょうきを みるくで まろやかにした おはなし。
さいこぱすは ぼくです。
ぼくは にんげんです。おんなのこです。いきてます。でも ころします。ねたばれしました。ころ
してください。しにます。
ひつじさん ちーたーさん うさぎさん おおかみさん おさるさん わんころ ついでに らいおんさん の ごめいふくを おいなりさん なのです。
ほんぺんは かんじを がんばって つかいます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-11 22:05:49
2994文字
会話率:15%