「ジュルヴェーヌよ! 喜ぶがよい! そ、そなたを、今このときより、わたしの婚約者にしてやる!」
王子様ったら、突然何を言い出すのかしら? おまけに名前を間違えているし――。これが、誕生日の贈り物だと言うのなら、受け取るわけにはまいりません
わ!
超名門貴族にして大陸一の資産家であるダンドロ公爵家の娘、ジェルヴェーズ・ニコレット・ダンドロ。普通なら、登場早々悪役ポジション確定の生意気な公爵令嬢が、身分と財力と天然気質(?)を武器に、不遇の王子を助けて世界に平和をもたらす(?)お話です。
※おとぎ話風のゆるふわ異世界物語です。ホッコリしたい方におすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 21:30:05
110938文字
会話率:27%
宮廷庭師の私は、騎士団副団長のオリバー様に見初められ、結婚をする。
最初の半年は幸せな結婚生活を送れたものの、戦争が始まってしまった。
オリバー様とは離れ離れになり、戦争は何か月も続いていく。
結婚して一年後の記念日にも、まだ彼は帰っ
てこなかった。
そして、当日、彼から一通の手紙を私は受け取るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 10:29:25
4594文字
会話率:0%
「pixiv」に投稿済みです。
石神葵は、辺鄙な田舎へと越してきた。人生そういうものだと悟り、新しい生活のため道でも覚えようと寄り道をしていたところ、森に囲まれた神社を見つける。お参りでもしようかと近寄ると「修行だ」と絶叫する女の声が聞こ
えてきた。恐る恐る近付けば、何やら短距離走の練習をしている女の子と出会うが怖くて逃げる。それが有賀美月との出会いだった。
翌日体育の時間で再会し、勝負しろと言われる。葵は都会では強豪校の陸上部だったが、もう引退していた。けれど衆目を集められた腹いせから、全力で走って美月に完勝。その放課後、美月に陸上部に入るようお願いされるがもうその気が無いと拒否。それなら走り方を教えて欲しいと言われる。熱心で、ただただ純粋なその眼に葵は了承する。
熱心に吸収する美月に、次第に熱くなる葵。やがてベストタイムを更新し、地区大会で三位に入賞。しかし美月は壁にぶつかり、弱音を吐きながらも熱心に練習を続ける。葵はそんな美月を見るのが好きになっていた。寝る間も惜しんで練習に没頭する美月。しかしそれが仇となり、美月は疲労骨折を起こす。運悪く神経を傷付けてしまい、美月は再起不能となってしまう。
自分のせいだと謝る葵。美月はそれに怒り、葵と一緒に練習していた期間は楽しかったと涙する。葵自身、他人に対して熱くなっていたのは初めてだったため、互いに抱き締め合いながら泣き合う。一頻り泣いた後、もう一度一緒に楽しみたいから自分の代わりに走って欲しいと美月はお願いする。葵は美月からのバトンを受け取ると陸上部に入部し、猛練習を重ねる。
弱音を吐くまいと誓っていても、心折れそうな時は美月と思い出の神社で語り合った。そうして日々の苦しい練習を乗り越えていった。
インターハイ前日、葵は美月を呼び出して思い出の神社に行く。そうしてずっと抱えていた思いを吐露する。それは美月のためにと練習をしてきたけど、ここまできたら自分のために走りたくなったと。それを聞いた美月は当たり前の事を言うな、余計な事を考えないでコンマ一秒でも早く走りなさい。そして見えた景色を教えて欲しいと伝える。互いに抱き締め合いながら、涙を流す。そうして、葵はやっと走る事に全て納得させることができた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-08 23:20:38
29878文字
会話率:49%
時は大正、舞台は神々の住まう「異界」。
呪われた火の神【鬼灯】と、鬼灯の屋敷に「掃除人」兼「契約花嫁」として仕えることになった少女【小夜】は、とある満月の夜、月の涙を受け取るために外に出る。
虐げられていた小夜を引き取り、思う存分溺愛する
鬼灯と、その愛を少しずつ受け入れてゆく小夜の、一夜の物語です。
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11/4に小学館キャラブン!さんより発売予定の「火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています」の登場人物が出てくる短編です。
このお話単体でも読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 12:05:08
6668文字
会話率:37%
時は戦国、血の嵐が吹き荒ぶ無法の時代の中で、燦然と輝く二つの巨星が並び立つことはなかった。
織田信長と武田信玄。
彼らの道は寸前の所で交わることはなく、やがて大きな戦乱の嵐の中へ巻き込まれていく。
元亀二年、織田信長は居城で武田信玄から
の親書を受け取る。
否、それは親書と呼べる内容のものでなく、信玄から信長への挑戦状に等しいものであった。
織田と武田の戦はこうして静かに始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 18:36:56
13447文字
会話率:33%
弓使いのユライは、「勘だけで実力が伴っていない」と追放されてしまう。
だが、仲間たちが攻撃や回避のタイミングが分かっていたのは、ユライのお陰だと誰も気づいていなかった。
ユライの勘。
それは、相手が何枚の魔法(カード)を持っているか
見える能力だった。
未来では魔法はカードバトルと称されていることを、一匹の獣から聞いたユライ。
魔法の手に入れ方も知り、デッキを組み上げ人々を助け、お礼の品を受け取るが魔物を討伐した金銭は寄付することから「真のヒーロー」と崇められていく。
一方、魔物を倒せていたのは全て自分達のお陰だと信じてやまないパーティーは、お偉方の前で失敗を繰り返し、次第に責任を擦り付け合っていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-24 17:09:03
141163文字
会話率:41%
見張り人。
それはかつての戦争で敵からの侵略を察知し、いち早く知らせていた重大な職業。
だが、戦争が落ち着いた現在では、その仕事は不要とされていた。
それでも、かつての文化として残った『見張り人』という職業は、生活に苦しむ人々の救済処置とし
て使用されていた。
役に立たないのに賃金を受け取る彼らを『不要な見張り人』と世間は疎んでいた。
そんな仕事に就く主人公 ハナギリ・ソウ
彼はとある少年と出会いトラブルバスターとしてその名を国中に轟かせていくのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 20:29:03
54913文字
会話率:36%
冒険者という職業を知っているだろうか?
ギルドから斡旋された依頼を引き受け仕事を熟し、報酬を受け取る事を生業にしている者達だ。彼らにはある程度の自由が約束されているが、当然守らなければならないルールが存在している。
その中の一つ。冒
険者同士で起きた問題を解決する為に設けられた制度があり、その名は『冒険者裁判』だ。
第三者を交えた裁判はある程度の効力を発揮したが、人数差の不利等を背負い不当な結果になる者達も居た。そういった者達が生まれない様にする為に、設立されたのが『冒険者弁護士』である!
今日も今日とて依頼者が彼の元を訪ねるのだった。
ハーメルンにて、『マスターBT』という名前で先行投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 19:33:05
55432文字
会話率:62%
もう、
終わらせなければならない。
私への想いなど、誰のものでも、
受け取るわけには、いかない。
今尚、死して残した獣の皮かぶり
闘わなければならない身には、
好きとかいう言葉が
健全たる言葉を侵す私には不要の
青天の霹靂だったりするから
、困る。
──────────────────────
どうけⅠ(憧憬)
満月の光を浴びて、
こころ洗われたい道化、
野獣を王と仰ぎ、
その妻たる「美女」に
子供の頃から憧れる純真無垢な瞳。
─────────────────────
せいじょⅠ(拒絶)
あなたの目は、雄弁すぎるわ。
私の心を脅やかすわ。
満月の光を浴びて、
鏡に映る顔は、疲れはてている。
─────────────────────
道化(あそび)をしようと生まれてきたけど
恋は人をバカにするし愛で人って光堕ちするよね折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 00:39:02
4451文字
会話率:3%
ある日、その武将は差出人不明の手紙を受け取る。
そこに書かれた内容に興味が引かれ読み進める。
最後に書かれた内容に驚愕するも彼が選んだ道は…
最終更新:2022-10-17 14:16:04
1887文字
会話率:20%
「エルド、お前はもう必要ない」
突然、モンスターの討伐パーティーから理不尽にも追放された主人公<エルド・ミラー>は、脳内に響き渡る謎の声の主から有益な情報を受け取る。
「角を曲がるな」
最初は幻聴と思って無視していたが、角を曲がると酷
い目に遭ったエルドは、声の主を「救世主」だと考え、様々な質問を問いかける。
しかし、声の主の正体は自分であった。
正確に言えば、ストレスで病んだ自分が無意識に生み出した別の人格<ネオル>の声だったのだ。
村や都市で起こる数々の事件に巻き込まれるエルドだったが、ネオルと共に協力して解決する。本作のヒロインであるルイと出会って楽しく生活している中、新たな人格が芽生えてしまった。
「エルド、体を寄越せ」
新たに生まれた暗殺者人格<ジャッカル>は、隣の小国のストーズの王を殺しにいこうと画策していた。それを阻止するべく、ネオルとエルドは協力してジャッカルに立ち向かう。
エルドの隠された壮絶な過去とは、暗殺者のジャッカルは何故生まれたのか、そもそも3人以外にも人格は存在するのか。
モンスターや討伐パーティーが存在する不思議な中世を舞台に、多重人格の青年の苦悩を描いた、アクロバティックなハイファンタジー作品。
(この小説は『カクヨム』にも掲載しております)(また、この作品が良ければ評価よろしくお願いします。ひとつの評価が作者の執筆意欲に繋がります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-17 00:12:47
251381文字
会話率:36%
ある日、全国民に「安楽死ボタン」というアプリがインストールされた。それを押すと次の3つが決まる。1.死に方 2.執行者 3.執行者が受け取る対価。そんなアプリ、無視すれば普段と変わらない。そう思っていたが執行者に選ばれた通知が届いてしまった
。24時間以内に執行しないと、俺の安楽死ボタンも起動してしまうらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-08 07:00:00
10307文字
会話率:58%
ある日わたしは、高校の陸上部の同窓会の知らせを受け取る。
桜の花びらが舞うなか、思い出すのは高校時代に好きだった彼のこと。
好きな気持ちって、どこから生まれてどこに消えていくんだろう。
ほろ苦い恋の記憶。
◇「ごめんね、もう少し」
の香奈と宗田の高校時代の一シーンです。◇
単独でも読めるように書いたつもりです。
こちらを読んでから本編を読んでいただいてもいいかなと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-21 23:00:00
4153文字
会話率:19%
星暦1928年、魔法と科学が共存する世界。ローマ連邦の港町、フェニーチェに暮らす孤児の少年、ダン・アマテは、魔獣攻撃隊JACの少女、シルフィ・オルレアンと出会う。彼女は、最新鋭の人型魔動機動兵器ハイペリオンを受け取るためにフェニーチェに来
ていたのだ。その矢先、フェニーチェの街は謎の敵が操る3機のRAに襲撃される。成り行きでハイペリオンのパイロットとなったダンは、大きな戦いへと巻き込まれていく。
※本作はカクヨムにて連載していた自創作を加筆修正したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-17 18:52:44
355205文字
会話率:59%
万能の話者、少年ウードはあらゆる言語を瞬時に理解・話せるようになる力を持っている。
この世界には『加護』と呼ばれる神様からの贈り物を受け取る人がいて、ウードもその一人だ。
ドラゴンの少女、ガウは街外れの森に住んでいる。
彼女は最
後のドラゴンだと言われている。仲間は、死に絶えてしまった。
ウードは、そんなガウに恋をしていた。
二人はやがて、言葉の力で世界を――変えてゆく。
※カクヨムにも掲載中。
※宜しければ感想・評価をお願い致します。
※不定期連載です。一章ぶん書き終えたら掲載していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-16 11:12:19
438851文字
会話率:32%
この神の存在の無条件性を否定する事は出来ない、鬱陶しい事にQED_(:3」∠)_20220527.0055
キーワード:
最終更新:2022-09-06 07:42:11
2113文字
会話率:0%
宇宙の運び屋・マイクことマイケル・J・マクノウィッチは、辺境惑星サンミゲルで、怪しい荷物を受け取る。荷物の中身を調べると、なんと一人の女の子が拘束された状態で詰め込まれていた!
銀河の犯罪組織「シンジケート」の標的となって誘拐されたというそ
の少女・リコリスを自分の宇宙機に「積載」したマイクは、追手と撃ち合いながら、彼女の故郷の星を目指すのだが……
宇宙を舞台にブラスターを持ってドンパチやる話、はじめました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 00:47:23
58567文字
会話率:33%
とある小宇宙に漂う名もなき星で、人類とエルフ族の連合軍が魔族と獣人族の連合軍とその住まう大地の覇権を賭けて長い間戦っていた。
人類軍の主力は魔法を駆使して戦う魔法術士とその手足、ときには自らの命を捧げて魔法術士を守り抜く肉壁ちゃんで構成され
ていた。
そんな軍人の鏡となるような立派な肉壁ちゃんを育てるための養成所である肉壁の穴に一人の少年が今春、入学して来た。
リュウは中学時代の検査で肉壁ちゃんとしての適性を見出された。
そのため、彼の暢気な両親が軍からの慰謝料を受け取る代わりに、リュウは聖戦士育成学校、通称、肉壁の穴に年季奉公に出されてしまったのだった。
まぁ、本人は3食大盛りどんぶり飯を3杯食べても叱られないというので、入学時の物悲しい扱いにも関わらず、学園生活をエンジョイしているのだけどね。
そんなあんぽんたんなリュウが素敵な、訳あり校友と修行を重ねて、りっぱな、堂々とした、ボンクラ肉壁ちゃんに成長していくというのがこの物語の前半になる予定です。
肉壁の穴を無事? 終了した後の後半はどのような展開になるかは内緒(意訳: まだ何も考えていない)です。
今後の展開に期待してください。
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本物語は先の作品"聖戦士のため息 トラブルだらけですが今日も人類が生きてく領域を広げます"のシュウの世界とは別のパラレルワールドでの出来事を記したものです。
主人公はシュウからリュウに変更しますが、他のメンバーはかぶってくることが多々あります。
序盤はリュウとジャンカ(ため息のタイさん)を中心に話を進めて行きます。
あのタイさんがこの世界ではこうなっちゃたの、エリナは、ソニアは、というようにキャラのギャップを楽しんでいただきたくて、パラレルワールドとして設定しています。
そんなわけで基本的な設定は両世界で出来るだけ共通にしたいと考えています。
"聖戦士のめまい"はもちろん、完結済みの"聖性戦士のため息"も再度、楽しんでいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-27 20:00:00
700292文字
会話率:15%
十一年前の出来事。人々は『究極龍ギデオネル』による甚大な家畜の被害や街の破壊に悩まされていた。
五年の時を経て冒険者『ヴィファール』が究極龍を討伐し、彼は勇者の称号を受け取る。
そして勇者ヴィファールのような英雄になるため、世界を股
に掛ける幾多もの冒険者が立ち上がったのだった。
そんな世界に、冒険者に憧れるあまり、冒険者を嫌う少年『アルト・クラバー』がいた。彼は辺境の名もなき村に住む村人で、世界各地を旅するような金も、外敵から身を守る力も持っていない。
それ故、彼が冒険者になろうものなら飢え死にするか、魔物や盗賊に殺されるかの二択だけしか用意されていなかった。
だが、冒険だけが危険とは限らない。
アルトは森にある果実を採りにいく道中、オークに遭遇し、絶体絶命の状況に陥ってしまう。
死を覚悟したその瞬間、冒険者『ナナツキ・カイム』が颯爽と現れ、オークを瞬殺して自分を救ってくれた上、彼と同行するなら冒険者になるための修行をつけてくれると言うではないか。
さらに旅費は全額彼が負担するとのことだ。
そんな上手い話には裏があるというものだが、裏があっても結果は同じ。冒険者になれずに死ぬだけだ。
アルトは上手い話に乗って、英雄への道を歩んでいくのであった…………。
これは夢を諦めた少年が、再び夢を追う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 19:00:00
45898文字
会話率:47%
2056年電子ペットブーム到来、主人公は16歳の誕生日にペットをガチャで受け取る、そのペットは世にも珍しい成長する〇〇!ある事件をきっかけに仲良くなった同級生と一緒ペット決闘部に入る、その目的は強くなればなるほど成長するこの子を育てる為!大
会優勝を目指す!SFモンスターバトル…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-12 01:35:24
3854文字
会話率:80%
婚約寸前だった恋人に、いきなり別れを告げられたディアーヌ。
突然の失恋の衝撃に茫然自失になっていると、氷の騎士という二つの名を持つランスロットが「誰よりも、貴女のことを愛している」と告白してきた。
それを、素直に受け取ることは出来ない。
ランスロットは振られたばかりの元彼と、常に火花を散らしているというライバル同士。
「彼の思惑が、わからない」
元彼への嫌がらせ? それとも……。
真意がわからずに疑いの眼差しを向けるディアーヌに、異性に興味がないはずの氷の騎士ランスロットが息もつかせず迫って来て?!
※ムーンライトノベルズにも掲載しています。
※こちらでは、朝チュン仕様です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 15:22:55
111338文字
会話率:37%