「帝国との友好条約締結のため明日から向こうに留学してもらいます」
「え、それって人質ってことですよね!? てか明日!?」
倭国の姫として、シスコンの兄をちぎっては投げちぎっては投げを繰り返しながらも平和に生きてきたチトセはある日、西の大国
エバライヤ帝国にて留学という名目で人質となる。
数日の航海を超えてたどり着いた帝国でチトセを待っていたのは、想像とはまるで違った生活だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-22 20:51:23
51843文字
会話率:29%
私は芹沢 杏奈、二十八歳。
……改め、マリアンナ・アルストロメリア、二十歳。
そう、私は異世界転生をした。
前世では多忙な薬剤師だった私だが、それなりにやりがいを持って仕事に打ち込んできた。
けれど、彼氏は気が強くて仕事に明け暮れる私に嫌気
が差したらしく、つい先日別れを告げられてしまった。
くそ、あんな奴……と思いながらとりあえず帰って疲れた体を休めようと歩いていた時にトラックにドーン!
そんな記憶を取り戻した私ことマリアンナは、王宮薬剤室で薬師として働いている。
しかしこれが見事なブラック企業。
陰険眼鏡な上司から解雇を告げられ、こんなところこっちから願い下げよ!と辞職。
これからは私のやりたいことをして、薬の大切さを広めていこうと辺境の地、ダイアンサス辺境伯領に移り住む。
優しい人達に囲まれて新しい仕事も順調、と思っていたら、イケメンだけと口の悪いムカつく男が現れた。
もちろん馬が合うわけがなく、最初は反発していたのだけれど――――?
チート薬師として活躍するマリアンナの、お仕事と恋愛を描いた物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 09:06:06
141871文字
会話率:30%
人型二足歩行兵器デヴァイン・アーム、そう呼ばれる兵器が搭乗して五十年、人類は戦争を続けていた。
戦歴2100年のベルム帝国、主人公レオ・ミュラーは幼年学校卒業後に士官学校に進みデヴァイン・アームのパイロットになるべく訓練をしていた。
そう
して士官学校を卒業するものの、戦闘能力があまり高くなかった彼は最弱の部隊と呼ばれている辺境の地に飛ばされてしまう。
そして退屈な日々を過ごしながら哨戒任務に就いていた。
ただ辺境の基地では従来のデヴァイン・アームの性能を凌駕する新型機が開発されていた。
ある戦闘を境に乗れるものが限られている新型のデヴァイン・アームに乗って彼は世界を変えていく。
************************************************************
現在連載中の魔術師のロボットに登場するドミニア帝国建国時のお話になりますがこちらのお話単品でも楽しんでいただけます。
現在連載中の魔術師のロボットのURLは下記になります。
https://ncode.syosetu.com/n5058hz/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-08 00:08:03
16412文字
会話率:50%
「あなたは、よくやっている」たったそれだけの言葉がどれほど嬉しいものなのか。
あちこちの領地経営が傾いているシャーロ王国。その田舎にあるレーグラッド男爵領も例外ではない。「女性は領地経営に首を突っ込むな」と言われる中「お父様だけに任せてお
けないわ!」と立ち上がる男爵令嬢フィーナ。やがて、彼女は国内領地を回る「立て直し公」こと若きハルミット公爵の手腕に心酔し、心の中で彼を師と仰ぐようになる。そこから2年、ついにレーグラッド男爵領に「立て直し公」が来ることになったが「わたしが領地経営に首を突っ込んでいるとバレたら、更に行き遅れになっちゃう」と隠すため四苦八苦する。そんなフィーナの思いをよそに、彼女が領地経営に何かしら関わっていることに気付いてしまう立て直し公。行く先々でー多くの令嬢からアプローチを受けてうんざりしている彼は、徐々にちょっと変わり者(?)の彼女に興味を持つようになり……。
たまに斜め上のことを言い出すものの、気丈で明るく頑張り屋の令嬢と、淡々と仕事に打ち込む若き公爵が領地経営やらなにやらでドタバタしながら(ドタバタしているのはフィーナだけだが)心を寄せ合っていく様子をお楽しみください。全30話予定。
投稿予定:月・火・木・金・土(日曜日と水曜日以外)19時。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 19:00:00
132873文字
会話率:58%
母親に虐げられて果てには売りに出された少女は、一人の魔女に買われ育てられる。
魔女の死後、山奥の小屋に訪れた王子に王国を救って欲しいと頼まれる。
魔女から教え受け継いだ知識は王国すらも凌駕するほど、最強の魔法(知恵)だった。
腐敗した王国を
知識無双で改革する、恋愛短編小説です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-11 19:29:29
11975文字
会話率:32%
なぁなぁ!? さっき空から全裸の女が降ってきたんだけど、これって絶対夢だよな?
そうだよな! なぁ!? 誰かそうだと言ってくれえええ!!!
そうこうしている内に向こうから俺のファンが近づいてきた。
……まずい! 実を言うと俺は記憶
喪失だ。このことは絶対に知られてはならない極秘事項! 慌てふためく姿を見せるわけにはいかない。
いつも通りのキザなナルシストを演じなければ……
「俺に恋する乙女たち(シュヴァルツ・ガールズ)よ。この俺にだけ見惚れて生きていろ……!」
ああああああッ! くっそ、恥ずかしいぃぃぃ!!!
……そんな感じの物語です。
※この小説は以前投稿していた小説を大幅に改変したものとなります。
カクヨムにも投稿しております。あちらのサイトとは、試験的にタイトル、あらすじ等を変更しておりますが、ほぼ同じ内容となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 17:02:19
45667文字
会話率:19%
貧乏子爵令嬢ヴィヴィアンは、エンターテイメント化した婚約破棄騒動の鎮静化を学長から言い渡されている。
対策のパートナーとして、学長に紹介されたのは、もっさり頭のアレクサンドル殿下。
「チヤホヤされたくて入学した王子なんかお荷物!」
国王のご落胤として、腫れ物扱いの第三王子アレクサンドルは、瓶底眼鏡の優等生ヴィヴィアンと学長の使いパシリをすることに。
「挨拶ぐらい目を合わせてしてくれ、引きこもりガリ勉令嬢…」
「これは、心の絆を確かめるために必要なだけ。たった一人の友人なのだから…」
二人は、胸の中で言い訳しながら、口付けを交わす。
二人は、学院の風紀を取締るはずが、事件に巻き込まれていく。
--「婚約破棄学概論」アレクサンドルの講義メモ--
アルファ型
真実の愛、格差恋愛、嫌がらせの冤罪、廃嫡すると第三の女は逃げる(爵位又は資産目当て)
アルファ2型
真実の愛、平民聖女、異世界転生の虚言、薬物使用の疑い
ベータ型
両片思い、コミュニケーション不足、周囲はぐったり
ガンマ型
女が婚約破棄を希望。男の破棄宣言を快諾する場合を、破棄返し(はきがえし)と呼ぶ
※ 試験に出る
関連する社会問題
・貴族の政略結婚の形骸化
・聖女信仰の跋扈、異端取締
・女性の社会進出と政略結婚
・男女間の処罰格差
下級貴族女性が婚約できる条件
・同格(子爵同士、子爵×男爵、男爵×騎士爵など)
・爵位狙いの商家
・資産、事業狙い
・容姿
※ 残念ながら、ヴィヴィアンは該当なし
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 10:21:20
115748文字
会話率:45%
毒魔法とか言う弱そうで実は強い能力を与えられた俺が、魔王城に魔王軍参謀として迎え入れられるも、参謀らしいことは滅多にしないし、使う毒魔法があまりにも異質過ぎるせいでマッドサイエンティストと勘違いされたりするけどそれも勘違いで、魔王城で可愛ら
しい魔王様やのじゃロリ黒竜、銀髪魔法使い等の四天王と毎日ほのぼの過ごしたり、偶に人間の国に潜入したり、他の魔王を倒したり等、魔王様の為にちょっとだけ頑張ったりするお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-28 23:22:33
28197文字
会話率:42%
ガラナテス王国の第一王子であるユリウスは容姿端麗で魔法と剣技も優れていると評判であった。そして勤勉であったため、次期国王として期待されていた。しかし彼には秘密があった。そのせいで彼はまだ恋人も婚約者もいない。
その秘密とは彼が女の子である
ということだ。彼女の名前はレティシア。彼女は魔法で眠ったままの双子の兄、ユリウスの代わりをしている。彼女は王子としての役割をこなしながら双子の兄を目覚めさせる方法を探していた。そんな中、同盟国集まって行う会議の為に来ていた外も中身も完璧に見える王子さま、アルトに出会う。
そしてユリウスはこの会議を機に、ユリウスを助けるための手がかりを見つけることとなる。
残酷な描写は保険です。ハッピーエンドを目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-14 20:48:00
39345文字
会話率:34%
若くしてメギドア帝国の皇帝となったアーティスは変わった皇帝であった。
とにかく思いつきで行動し――
「帝国といったら世界征服だ!」と言って町内を征服すべくチンピラと戦う。
「市民を弾圧してやる!」と思い立って少年たちとサッカーをする。
「
教会と結びついてやる!」と宣言し、教会ツアーを満喫する……といった有様。
しかし、不思議といい結果をもたらしてしまう。
そんなアーティスは苦労人の宰相ボルツ、元気一杯な聖女レイラと共に、思いつきで帝国内を駆け回る。
異民族の集落に向かったり、冒険者や剣闘士になったり、奴隷の少女を助けたり、不老不死を求めたり……。
数々の冒険を経て、アーティスも成長を遂げていく。
やがてアーティスは海外の強国と対峙し、さらには世界の危機に立ち向かうこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 19:40:10
141646文字
会話率:56%
ゲームの悪役令嬢に転生した私。なんと手には血のついたナイフと目の前には男の死体があった!このフレンダの処刑を阻止できるのは私しかいない!これは何千何万と繰り返されてきた悪役令嬢フレンダの処刑を回避する物語。
最終更新:2023-03-04 01:36:45
5449文字
会話率:51%
幼い頃修道院へいれられ、尼僧になっていたクライセ王女は、王位を継げる人間が死に絶えたことで宮廷へ呼び戻される。修道院から都までの旅の途中、悪漢達に襲われた彼女は、貴族の城で知り合った道化師に救われる。
王女と道化師は、襲撃されながらも都
を目指して旅を続けた。クライセは段々と道化師に惹かれていくのだが……。
©2023 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 13:42:49
11966文字
会話率:14%
ある夏の夜。都会は大震災に見舞われた。その中で大女優を母にもつモデルの立花朱鳥(たちばなあすか)は異世界へと迷い込む。
そこで出会ったしゃべる黒猫は自らを「導くもの」と名乗り、「巫女」を導き神々の恩恵を手に入れるための手伝いをするという。
目的はこの地に活力と均衡を取り戻すこと。
そうして赴くことになった東の大国は長年巫女を得られず荒廃の道をたどり、飢えに苦しんでいた。国の発展のためなんとか巫女を自国に据え置きたい国と、元の世界に帰るため神を探し始める朱鳥。双方の思惑は交錯し始める。
大国の思想を叩き直し、なおかつ目当ての神様を探し出すためにお金が必要だと考えた朱鳥は様々な商売に転じ始める。
現実世界に取り残された幼馴染の涼太は朱鳥が消えたことにより、何かを悟る。元の世界と異世界。二つの世界の繋がりや謎が解き明かされた時、それぞれの運命は大きく変わる。
彼女が受ける様々な「恩恵」。その恩恵をどのように行使し、活用するかは朱鳥次第。
これは自分のために頑張る朱鳥が笑ったり泣いたりしながら様々な功績をこの世界に残し、知らず知らずのうちにこの世界を救うお話。
伏線多めのハートフル奇行記です。*おかげさまでブクマ150件、PV6万超えました。いつも応援ありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-12 09:59:58
464705文字
会話率:30%
前世での何かの小説やゲームの世界でないにしろ、女の勘でいつか婚約破棄されるだろうという予感があったウェルリンテ。どうせなら「ざまぁ」をしてみようと、計画を着々と進めていた。
「ウェルリンテ、貴様との婚約を破棄する」
案の定婚約破棄をされ
て、さあ今からざまぁだと思ったその時だった。ある違和感が自分の身を襲う。そして、すぐにその正体が分かった。
(お前が連れてきたのは、お前の真実の愛の相手の妹だろうが)
そう、浮気相手のファリシスを連れてくる筈なのに、何故か妹のリシスを連れてきやがったのだ。
事情を知らないリシスに、ファリシスと思い込んでいる婚約者の第一王子カイルス。群衆の中でも様々な思惑が飛び交い、婚約破棄どころではないほど混沌に満ちる。そして、当のファリシスは何処へ行ったのか?
5〜10話程で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 10:46:36
53140文字
会話率:42%
――その帝国にはかつて、うつけと呼ばれる皇子がいた。
最終更新:2023-01-24 01:35:20
4817文字
会話率:52%
過労死寸前のアラサー女が退職直後にトラック転生。剣と魔法のファンタジー……というにはきちゃない世界で第二王子に。神様らしき存在に適当に文明を進めるよう言われ、働きすぎないよう気を付けながらもかなりやりたい放題する話。一話短め、全百六十二話。
恋愛および学院パートは申し訳程度。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-23 20:00:00
141247文字
会話率:7%
アラフォー喪女、早川雲母(きらら)。いわゆるお局様。人違いで背中を押されて、駅のホームから転落。中世ヨーロッパ風異世界に、第二王女キララとして転生したけど。国の将来、明るくないし、どうせ利用されるなら隣国に行きたい。だって向こうには水洗ト
イレがある! (※召喚された勇者はうわさだけで当分のあいだ出てきません) 好きになったし、立場を確定させるためにも、隣国の辺境伯をふりむかせたい。がんばるキララ七歳。ケモ耳の旦那様(予定)はアラフォー? 魔法もあるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-26 10:30:25
267716文字
会話率:19%
茶狂いと呼ばれるほどお茶が大好きな采夏(さいか)。
自分の作ったお茶が皇帝献上茶に選ばれることを夢見て、はるばる都にやってきたはいいが、試験会場を誤り、うっかり後宮へ入ってしまう。
そこで目にしたのは、意地悪な妃に茶も出てこない質素な後
宮の食事、そして、宦官に扮した――皇帝!?
なんでも、皇帝・黒瑛は、兄の仇である宦官に復讐を誓っているらしく、正体を隠して後宮にこっそり通っているそうだが、皇帝としての訪れがない後宮の雰囲気は殺伐とするばかり。
「あの……私、お茶を飲みたいだけなんですけど……!」
ただただお茶を飲みたい采夏なのだが、お茶の力で心を解し、謎を解き、やがて国をも救うことになってしまい――?
中華風ファンタジー×後宮×ミステリー(ライト)
※お茶の名前が出てきますが、全部フィクションでそういう名前のお茶はありませんのでご注意くださいませ。
ただ一応モデルになってる茶葉はあるので、これのことかな?などと考えるのも楽しいやも折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-19 17:00:00
321452文字
会話率:31%
頭脳明晰、スポーツ万能、何をやらせてもそつなくこなす絶世の美少女は、車の事故であっけなく命を散らしてしまう。
そして前世の記憶を持ちながら、転生した先は剣と魔法のファンタジーな異世界!
魔法使いによって全ての生活が支えられていたが、年々減少
する魔法使い、世界中に散らばる魔力(マナ)がなくなっていくなどの問題が起きており、魔法頼りの生活では立ち行かなくなってきていた。
前世の知識を頼りに、魔法が無くても生きていけることを提案しながら、魔法とは何なのかを模索し、少女がより豊な生活を目指して人々を導いていく物語です。
※ヒーロー文庫さんで書籍化することになりました。
それに伴いタイトルを変更しました(旧:ハイスペック女子高生の異世界転生)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 10:30:42
1178802文字
会話率:25%
【1について】
エールデ・クロニクル――エールデ大陸年代記。
作者不詳のその本は、手に取った人間が、次の時代の主役となる本。
日本で女子高生「八剣 深青(やつるぎ みお)」として生活をしていた筈が、私立聖樹学院の図書室でその本を手に取った
――末に、キャロル・ローレンスとして、カーヴィアル帝国で生を受けて、約20年。
ルフトヴェーク公国次期皇位継承者エーレ・アルバート・ルーファスと出会い、皇妃となる事を請われたキャロルは、紆余曲折の末に、その手をとった。
【今シリーズ】
皇帝崩御により、エーレ・アルバート・ルフトヴェークとして、践祚した彼を支えるべく、現・公国宰相エイダル公爵から実務の手ほどきを受けつつも、キャロルは周囲の女性蔑視の風潮を、カーヴィアル帝国で、皇太子アデリシアに仕えていた時と同様に、自らの行動と言動で、蹴散らしていく。
語学力を見込まれて、送り込まれた内政室で、キャロルはリューゲ自治領に不穏な空気が生まれている事を知る。
絶対君主を持たない、一種の共和制に近い政治を行っている筈のリューゲで権力争いが起き、国の頭領として候補にあがった名前を知り、絶句する。
サウル・ジンド――カーヴィアル帝国近衛隊副長。キャロルの腹心の部下だった筈の名前に。
キャロルが抜け、さらにサウルまで抜けてしまえば、カーヴィアルの近衛隊は、骨抜きも同然。必然的に、彼女が直前まで剣を捧げて、仕えていた皇太子アデリシア・リファール・カーヴィアルの身も、危険にさらされる事になる。
既にカーヴィアルでは、死んだ事になっているキャロルではあったが、自分が、最も情報を持っている立場にいる事を理解してしまい、激しく苦悩する事になる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-12 19:00:00
229805文字
会話率:52%
「君は金にがめつすぎる。婚約を破棄させてくれ」
ずっと王妃教育を受けてきたベアトリーチェは王太子に婚約破棄を告げられた。毎晩開かれる無駄なパーティー。浮気相手に送る豪華なドレスの数々。ベアトリーチェは最後に臣下として浪費を抑えるように進言
するも、逆に『金の亡者』と虐げられ、王宮から追放されてしまう。
しかも、王太子は自分の借用書を実家に擦り付けて来た。
「お前のせいで領地が潰れるではないか! どうしてくれるんだ!」
領地を立て直そうと一生懸命だったのに、ベアトリーチェは父に『ブタ公爵』と名高い辺境のアベル・オルロー公爵に売られ、借金のカタにされてしまった。
しかし、オルロ―公爵領は荒れ地で有名。
城もボロボロ、収穫は見込めず、辺境に相応しい有様だった。
「この領地には無駄が多すぎます!」
ベアトリーチェは公爵領の改革を決意する。成金令嬢と呼ばれたトラウマから最初は尻込みしていたが、なりふり構っていられない。
改革が進むにつれて税収も上がり、順調に借金を返済していく。
そしてオルロ―公爵も『ブタ公爵』からだんだんと変わってきて……。
「俺の容姿を気にせず旦那と呼んでくれた君を、心から愛している」
「私は異性からの愛よりお金のほうが好きです」
これは、ちょっとズレた令嬢と距離感のおかしい公爵のじれったい恋愛譚。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-15 08:00:00
107303文字
会話率:44%
神の弟候補となる能力を持ち、桁外れの魔力を持ち、人並み外れた身体能力を持つ主人公ルーク。
もともと、一度目の人生ではこの世界で当時では最も不幸な住人の一人であった。
で二度目の人生では、ちょっと魂だけ日本で寄り道したりする。
99歳までの大
往生ののち、三度目の人生はまた一度目の人生に戻る。
二度目の人生を活かして頑張ってねと、神様に言われて。
自重を控えめに、持てる力をなるべくフルで発揮しつつ、幸せな未来を目指して頑張る主人公。
実家の領地を発展させつつ、好き勝手出来る役職を手に入れて、精一杯楽しむために彼は全力で日々を生きる。
家族との絆、強敵と書く親友との出会い。
青春あり、恋愛あり、涙あり……かもしれない物語。
とりあえず、第一章全22話は書き溜めてます。
第二章は、第一章を投稿中に書き溜めていきます。
以下あらすじ
規格外の魔力と、特殊な能力を持って男爵家に生まれたルーク。
しかし彼の人生は人に虐げられ、裏切られ続けるものであった。
その結果、人でありながら魔王となり、光の女神が遣わした勇者と巫女によって討伐された。
彼が討伐された直後、邪神が顕現し世界を滅ぼす。
人と光の女神に翻弄されたルークの人生を憐れと思った邪神が、時の女神に頼み時間を戻し彼に人生をやり直すチャンスを与えた。
なぜか、他の人生を一度与えるというワンクッションを置いて。
結果として、幸せな人生を一度体験したのち、本来の人生をやり直すことができたルーク。
その経験を生かし、前向きに生きる。
周囲の人たちを、過去の彼に対する悪しきものから良い方向に変えながら。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-08 04:39:49
456138文字
会話率:28%