アマチュアムエタイ選手のチャンは賭博試合のトラブルに巻き込まれ、不運にも川に落下してしまう。
彼が水の底から浮き上がった時、そこには一つの政権が支配する壮大な「帝国」が広がっていた。
強大な軍事力の圧力と権力集中により腐敗した帝国は、反
対派と常に睨み合い混乱真っ只中だった。
ひょんな事からチャンはある反帝国ゲリラの戦闘に巻き込まれ、二方の争いに立ち向かう事を余儀なくされる。
殴れ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 23:58:22
2603文字
会話率:2%
前世からの契約により王宮に仕える魔導師アクト。
しかし平和ボケした貴族達は王女を操って彼を異世界へと追放してしまう。
彼はせっかく契約も満了したからと異世界旅行を楽しもうとするが、そんな中異世界の魔王達の覇権争いへと巻き込まれてしまう。
前世は大賢者と呼ばれた彼の実力に惹かれて、こぞって弟子入りしてくる魔王達。
「……俺はバカンスに来ただけだってのに」
世界の覇権なんて気にもせず、最強賢者の異世界スローライフが始まる。
一方その頃、最大の軍事力を失った王国には戦乱の魔の手が忍び寄っていた――。
※友人と二人で行った企画で出来た作品です。詳細はあとがきに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-25 12:01:19
8800文字
会話率:40%
龍と人が共存するジョテーヌ大陸では第五龍暦時代の創始から永らく、強大な力を持つ龍の介入により人々の間で大きな戦争が起こることは無く、安定した繁栄の時代が続いていた。
しかし第五龍暦二千年を越え、科学力が発達し人が機械兵器を持ち始めると、
龍を排除し人による大陸の支配を主張する『地球人至上主義(アーシアン)』と呼ばれる勢力が大陸各地で台頭し、軍事力を増大させその勢力圏を広げつつあった。
そして第五龍暦二千二十八年。ついに大陸西方の覇権国家の『レイヴン王国』を下した西方のアーシアン勢力『革命同盟』は、人の解放と称して龍が統治する大陸南方の大国『龍王議会』との国境に大軍を進駐させ、それに対抗して龍王議会側も西方国境の要塞線に主力軍を配備した。その一触即発の状況は一年以上続き、開戦は時間の問題だった。
拡張人体兵器『リム』を始めとした最新鋭の機械化兵器を揃えた革命同盟軍に対し龍に軍事力を頼ってきた龍王議会軍は有効な対抗策を持たず、開戦前から龍王議会の敗北は世界中の国々の予想するところだった。
しかしその戦況の最中、大陸中央部を取り囲む大霊峰とそこに住む黒龍に守られた不可侵の領域である『聖地』から、龍王議会との国境である南の大霊峰を越えて一機のリムがその山肌を駆け下りていた。
それを操縦する人の名はユーリア。彼女はこの時、これからの自らの出会いが大陸中に巨大な波紋を起こす一石となることを知らずにいた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-20 20:00:00
287635文字
会話率:42%
この世界では魔法を使える者を「ウィッチ」と呼んでいる。
誰しもが魔法を使えると言うわけではない。ウィッチは国として貴重な存在である。しかし、貴重な存在というのは軍事力として貴重な存在というわけである。
この世界ではウィッチを軍事兵器と
してしか見ていない。ウィッチが死んだとしてもなんとも思わない。そうただの武器としてしか見ていないからだ。
こんな世界に大切な人を奪われた人は少なくない。
そう主人公である氷渡湊もその1人である。
大切な人を奪われた湊の復讐劇が今始まる。
「この世界を終わらせる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-16 12:00:47
1427文字
会話率:40%
「もううんざりだ。俺は軍を抜ける。王国なぞ知ったことか!」
「ふん、無駄飯食らいの給料泥棒なぞこっちから願い下げだ! さっさと出て行け!」
ブラックすぎる王国軍の対応に嫌気が差した俺は軍部トップや、貴族のお歴々の面々に中指を立てて自主脱
退を申し出た。
ラスト家は親子三代にわたり召喚士としてテイル王国軍を支えてきた一家であり、クロード・ラストは三代目である。
テイル王国はモンスターを軍に導入する事で、世界でも比類なき軍事力を手に入れていた。
軍部で使役されているモンスターはラスト家が召喚してきたモンスター。
その事実は長い年月の中で隠匿され、真実を知るものはごく少数であり、お偉方はそれを知らない。
「本当にいいんですね? 俺がいなくなったら、王国は終わりですが」
「虚勢はそれだけかね召喚士君。今やテイル王国は大陸一、軍を抜けるとなればむろん爵位も剥奪させてもらう」
最後通告を無視されたクロードは全ての仕事をほっぽり出し、魔界との境界近くにある田舎で暮らす事に決めた。
しかし軍部の機密保持のため、暗殺者に狙われて瀕死の重症を負ってしまう。
その時、一命を取り留めたクロードに前世の記憶が蘇り、前世もまたブラック企業に在籍し過労で命を落とした経緯を思い出す。
「貴様、ウチで働かんか」
「はい?」
魔界の境界で魔王軍にスカウトされたクロードは、ホワイトな環境に驚きながらも着々と地位を築き上げていく。
一方、クロードが抜けた穴は大きく、軍部にいたモンスター達が全て消失、兵士達が相次いで脱退するという事態になったテイル王国はクロードを探し、帰ってきてくれと懇願するが--。
「俺もう魔王軍と契約してるんで無理」
クロードは自業自得な王国を身限り、自分を正しく評価してくれる魔王軍を選び、魔王の覇道に手を貸すのだった。
これは虐げられ続けた影の大黒柱の転職活動記録と、世界を巻き込んだ騒乱の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-08 12:00:00
7451文字
会話率:47%
革命によりマドリード女王となったアリア。
革命から一年後。
アリアは16歳となった。
そして、彼女が統治するマドリードを含めた南の大陸、クリト・エ大陸は激動の時代に突入していた。
西の大軍事帝国ザムスジルが、本格的に諸国に対し侵略戦争を開
始……次々に諸国を攻め落としていく。
そんな中で、アリアのマドリードだけが唯一交戦を免れていた。そしてマドリードはアリアの施政によって急速に国力を回復させ、東地方で最大の経済力と軍事力を持つに至る。
だがザムスジル帝国の魔の手は、ついにマドリードにも迫る。
平和とマドリードの安寧を考えていたアリアは、各国の救援を受け、ついに立ち上がる。
そして彼女の中で目覚める<覇王>の才覚。
そう、後に<史上最高の女帝>と呼ばれ、巨大なマドリード帝国を気付き上げるに至る第一歩を、彼女は歩み始める。
……自らの意図とは別に……時代が彼女を覇者の道に進ませる……。
史上もっとも偉大な栄光の天才は、同時に悲劇の女王でもある……。
アリアは、栄光と悲劇の道に、ついにその足をかけた……!
***
前作、王女編が「マドリード戦記・王女革命編」です。
長編です。こちらを読まれると、世界観がより楽しめます。
「マドリード戦記・王女革命編」
https://ncode.syosetu.com/n8070eh/ 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-26 16:45:43
36539文字
会話率:24%
30年程前だろうか.
魔法使いが絶滅し,王都が滅び研究都市が世界の支配者になったのは.
研究都市では,経済力及び軍事力などの面で大きすぎる力を保持していたため,A地区,B地区,C地区,D地区の4つの都市に権力が分散化された.
研究都市は
100人に1という確率で生まれてくる超能力者の研究を行い,超能力者に対して正しく教育していこうという名目でピーススクールがC地区に創設された.
しかし,裏では,超能力者に対する非人道的実験が行われていた.
数年後とある事件によりピーススクールは突如解体される.
その混乱に乗して脱走した超能力者の数は3000人に及んだ.
人間という生き物は欲深く,恨み,憎しみ,復讐を好む.
そう簡単には平和な世の中など来るはずもない.
探究心の消えない研究員らは今も実験を行う.
各地では脱走した超能力者による反乱も度々起き復讐の連鎖は止まらない.
超能力者達は一時も研究都市を忘れたことはない.
大切な家族,親友,愛人を失い,度重なる非人道的な実験を忘れてはならない.
彼らの目的はただ1つ 研究都市の崩壊だ.それ以上は何も望まない.
世界に散らばった研究都市に革命を起こすであろう種達.
種が芽吹き花が開花するとき,この研究都市の最期であることをまだ誰も知らない.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-06 22:07:09
137724文字
会話率:87%
第一次世界大戦。
それは、人類が初めて経験した総力戦であった。
軍事力だけでなく人的資源、経済力、工業力、科学力、政治力、思想など国家の持つ力のすべてが戦争に動員された。
そして、そこには科学技術の発展によって衰退したはずの魔術も含
まれていた。
それは近代以降、初めて魔術が「技術」として肯定された瞬間でもあった。
それから時は経ち、二十一世紀の大日本帝国。
その帝都・東京では、数多の祓魔官たちと妖たちが交錯していた。
これは、神話になりそこねたものたちの物語。
※注意
一、本作品は、大日本帝国が現代まで続いているという設定の下に展開します。そのため、筆者独自の歴史観や歴史解釈が反映されております。あくまで、フィクションであることを前提としてお読み下さい。
二、作中において、登場人物たちが政治的発言をなすことがありますが、これはあくまで作品の展開上の必要性から生まれた発言であり、筆者自身の政治的信条を表すものではないことをお断りしておきます。
三、作中に人種差別を始めとする差別に関する描写が存在しますが、筆者に差別を助長する意図は一切ないことをここに明記します。現実世界において、不当な差別が一日も早く根絶されることを願います。
四、作中で「支那」、「満洲」など今日の地理的表現として不適切な名称が登場しますが、これはあくまで大日本帝国を舞台としているという作品の都合上の表現であることをここにお断りしておきます。
五、作中において天皇や皇室に関する描写がありますが、筆者には天皇や皇室を侮辱する意図は一切ありません。これもやはり、大日本帝国を舞台としている作品の都合上の演出であるとご理解下さいますようお願い申し上げます。
六、作中、各種神話や伝承に対する筆者独自の解釈があります。意図的に改変、拡大解釈している面もありますので、ご容赦下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 16:16:30
270839文字
会話率:35%
舞台は超能力という力が発見され、それが普通になりつつある世界。
一般に超能力者たちは専用の学校に通い、警察や消防又は民間企業に就職する者もいるが、大多数の者が軍事力としての道を辿る。
しかし、それは軍事としてだけでは収まらない。その
ような力は悪用され、、一瞬にして災害に匹敵する事件が起こりうる。そうでなくとも、超能力を悪用した犯罪は急増した。
これには超能力者の在籍数が少ない警察では対応できず、超能力者として優秀な人材を吸収している軍が対応する必要がある。
そこで、主に国内への戦力として編成されたのが「スキルα」という小隊である。だが、目的や人選には別に様々な理由と思惑がある様子。
これは、凶悪犯罪や社会に蔓延る闇、軍上層部の思惑に振り回されながらも日々を懸命に生きる彼女たちの戦記――
ではなく、彼女たちの緩やかな日常にスポットを置いた、笑いあり涙あり?の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-14 07:00:00
7383文字
会話率:44%
今から50年以上前、世界中で非現実的な力を持つ人々が現れた。
彼らの力は絶大なもので、各国のパワーバランスは崩壊し、世界中で戦争や紛争が起こり多大な犠牲者が出たと言われ、その数は世界人口の4分の1程だったらしい。
そこで各国はその力<ア
ルカナ>と呼ばれた力を持つ者<能力者>を管理し、軍事力を高めるために学校を設立。世界は、アルカナによる武力での実力主義へと変貌していった。
主人公である神室かむろ 裕也ゆうやは、春から日本にある日本能力者育成高等学校に通う生徒である。
数ある能力者の学校とは比べられないほど能力者の実力が高く、中学までに特に優秀だった者やアルカナの能力が卓越した者たちが全国から集められている。これは、そんな学校での彼の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 21:42:40
1795文字
会話率:26%
ハイム連邦国。人口約8億6千人で、島国でありながら世界でもトップクラスの経済力と軍事力を持っている大国である。そんなハイムの特徴は「魔法国家」「魔法大国」であることで、他国とは比べ物にならないほど、魔法に関して力を注いでいる国だということで
ある。そんな魔法大国ハイムでは、一律で三歳の子供に対して「魔法適正試験」が実施される。つまり、魔法能力の有無は三歳で判断することができるのである。適正試験の結果、魔法能力のあるものについては、中学校卒業後、魔法科高等学校への進学が強制される。
この物語は魔法大国ハイムにおいて、魔法科高等学校の学生が魔法について研究・鍛錬していく中での学校生活、人間関係・・・様々な出来事の先に何が待っているのか。
学生たちの軌跡がここに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-29 22:46:58
29188文字
会話率:39%
治安維持のため、敵対勢力への容赦ない虐殺を繰り返す。
イスタニア大陸に位置する、キルジス帝国の旅団長リオン・タリルは、悪名を轟かせていた。
そこに大義はなく、ただ軍としての職務があるのみだった。
山岳地帯には妖術を操る山賊が巣くい、教
主国は己の信仰のため帝国の転覆を目論む。大陸では終わりの見えない戦いが続き、旅団はまた剣を執る。
帝国は圧倒的な威力を誇る魔道武具の軍事力を背景に、大陸で猛威を振るう。帝国の兵士は、それが祖国の民のためだと信じていた。
忠実に職務をこなす日々の中、事件に巻き込まれたリオンは、戦いの裏に隠された陰謀に迫っていく。
冷血な旅団長は、人々の真の姿に触れ、どう変わっていくのか。
彼の信じるものが根本から崩れる時、背信の戦記が紡がれる。
--------------------
著者コメント:
世界観描写が多めです。
魔法少々、架空生物なし、ギャク要素なし、恋愛要素薄め、でイメージ伝わるでしょうか。
タイトルの通り、戦記ファンタジーが苦手でない方にオススメです。
批判や感想、気軽にお寄せください。悪い点でも指摘もらえると嬉しいです。
暴力的な言葉を使われると著者が怖がって泣くのでお気をつけください。
--------------------
この作品はカクヨムでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 13:55:01
71768文字
会話率:41%
【不定期更新です】
現在、執筆中の小説の息抜きに書きました。
ってか、行き詰まってヤバいです!
多分、そんなに長くならずサクッと終わらせる予定です。
(ってかこれも長編になったら死ぬ!)
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
魔境の森に隣接して
いる辺境伯に産まれたシオン・オリオン令嬢は、王家からその強大な軍事力を恐れられ、王国の第一王子のライク・レイクードの婚約者とさせられた。
しかし、シリウスは誘いに乗らないシオンに愛想を尽かし、後釜を狙う別の令嬢に入り込んでしまうのだった。
シオンが辺境にて家族と一緒に魔物と必死に戦っているとも知らずに…………
「ねぇ?お父様、婚約破棄されましたわ」
「なんだと!?それはめでたい!ちょっと王家を滅ぼして魔境の森の防衛予算を増やすか?」
「「「賛成です!!!」」」
家族が一致団結した瞬間であった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-19 21:52:16
16136文字
会話率:49%
全世界のプレイヤーが集まるVRMMO、ショット・シェル・オンライン。
日々銃声が響くこの世界では様々なプレイヤーがいた、戦争を知らない歳の子供から戦争の残酷さを知るもの。
そして、現実世界での処刑、終身刑の決まった極悪人までもが参加してい
た。
大都市ゴーズ・タウンを舞台に繰り広げられる銃撃戦は現実世界では起こらない戦争の代わりであった。
関係のない人間の巻き込まれない、現実と同じ作りのゲームで行われたいわば代理戦争のようなものだった。
そして、軍事力をあまり持たない日本はたとえ極悪人であっても力を借りるほかなかった。国家資金、軍事兵装、保有兵士数そのすべてが現実にリンクしているため、圧倒的に不利な条件下で迎えた戦争は敗退の繰り返しだった。
そう、その日大罪人たちが送り込まれるまでは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 23:31:21
11263文字
会話率:74%
帝国ギルダー。首都ギルムを中心として圧倒的な軍事力を誇り、周りの国を侵略。国土は増えていく一方で、魔法教育にもかなりの力を入れていた。
そんな中、地方のメリーラ地区に住んでいた貧相なヴァルとミーナは、魔法に触れる事のない、ごく普通の生活を
送っていく。はずだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-16 01:30:21
17745文字
会話率:35%
今は最強の軍事力を誇るバルデロ国が世界を席巻する時代。彼女はその国の後宮に勤める淡白な女奴隷。彼は誰もが憧れ、同時に恐れられる鋭利で冷酷無慈悲な王。そんな二人と様々な思惑をもつ者達が繰り広げるそんなお話。
最終更新:2020-05-31 17:57:38
686331文字
会話率:47%
皆様のおかげで50万PVを突破しました!!
また小説家になろう全掲載作品中総合評価上位2.2%に入りました!
読んでいただき本当にありがとうございます!
オリジナルスキル:Military base(軍事基地)を取得したんだが俺はどうすれ
ばいいっ!
ミリオタでありラノベ好きでもあるごく平凡な大学生が異世界転移!?
転移先ではギルドに加入してみたり戦争に巻き込まれたり国連を作ってみたり!?
圧倒的軍事力を持ち最強の付き人を手に入れた元大学生が送る最強異世界生活!
主人公の佐藤守(さとうまもる)は女神さまの気まぐれで魔法があったり魔物が生息する異世界へ転移させられてしまう。女神さまは転移する佐藤守に「なんか申し訳ない気がせんこともない」というとオリジナルスキルを佐藤守につけた。
そのスキルは中世ヨーロッパほどの技術力しかない世界で現代兵器を召喚できるというスキルだった!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-27 20:31:11
168514文字
会話率:39%
もし、戦後日本で自衛隊の前身である警察予備隊の設立が叶わなかったら?―――そんなifの結果、日本の国防を担う事になったのは郵便屋!?日本全国の郵便ポストの防衛を名目に日本の国防を担い、国際郵便や海外への郵便インフラ援助では、世界有数の軍事
力を誇る日本郵便防衛庁がとんでもない騒動を引き起こす!―――この物語はたぶんフィクションです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-09 17:02:40
159293文字
会話率:14%
生き物以外のあらゆるモノに力を宿すことができる能力“魔法”によって発展した世界。
全ての人間は生まれた時から微力ながら魔力を有している。
圧倒的軍事力を有する《大東域軍事同盟(帝皇王条約)》と10の王国や公国の集合体《フィヨルナ条約連合
》は戦争状態にあった。
同盟国の覇権国ザルキア帝国で軍人として訓練を受けた主人公、雉風 秀(きじかぜ しゅう)はある作戦のため連合国の中枢国ローゼラント王国に潜入していた。
任務達成後、ある組織の強襲を受け、深傷を負うこととなる。
そんな彼を救ったのは、連合国の中でも小国であるエルラント王国の少女であった。
軍人としての世界しか知らない少年と戦いのある世界を変えたいと願う少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 00:57:05
45297文字
会話率:27%
強い軍事力を誇ると共に、自然豊かなロージャ王国の王女、アリックス。
庶子である彼女は、王妃に忌み嫌われ、城から離れた森の中の小さな屋敷で育っていた。そんなある日、自分を気にかけてくれる兄、レオニード王子が怪我を負った少女、パティを連れてや
って来る。
『彼女を、この屋敷で働かせてやってほしい』
『丁重に、大切に扱ってやってほしい』
兄のたっての願いであるが故に、そして同年代の少女と関わる機会がなかったが故に、怪我が治り次第、パティを自身の専属のメイドとして働かせつつ、親友のように親しくなるアリックス。
ところがある日、アリックスは突然前世のとある記憶を思い出し、そして気づく。ここは、自分が前世で読んでいたファンタジー小説『追憶のパトリシア』の世界であること。ロージャ王は五年前、小説どおり、同盟国であった隣国、べネシア皇国を突如侵攻し、滅ぼしたこと。そして、小説どおりであれば、パティはそのべネシア皇国の皇女・パトリシアであり、秘密の恋人であったレオニード王子に国を滅ぼされ、ショックのあまり記憶を失っていること。
アリックスは動揺する。何故ならば、本来の小説では、アリックスは最後までパティがパトリシア王女であるとは気付かない。そして何よりも、『追憶のパトリシア』は、記憶を思い出したパトリシアが愛と復讐に苦しみ、最後はレオニードと共に心中してしまう悲恋小説だった。
記憶を持って、アリックス王女に転生したことに意味はあるのかもしれない。大好きな兄と、大好きな親友を失いたくないアリックスの奮闘が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-03 15:25:23
15572文字
会話率:34%