“王道”外れた異世界転生物語。
異世界転生者として、チートがあるわけでもない。ありきたりな、魔法も魔術も魔物もいない。これまたありきたりな公爵令嬢でも悪役令嬢でもない。ヒロインでもモブでもない。
ついでに言うが、これまた、あまりにあ
りきたりな設定の喪女でもない。
それなのに、なぜ私が異世界転生者……?!
もうこの世界で生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
(本編概要)セシル・ヘルバートはノーウッド王国ヘルバート伯爵家の長女である。長く――無駄で――それでも必要だった7年をやーっと経て、嫌悪している侯爵家嫡男、ジョーランからの婚約破棄宣言で、待ちに待った婚約解消を勝ちとった。
17歳の最後の年である。
だが、セシルは、その婚約解消の事件となる一大事を――もう、全て、知っていたのだった。
予想していたのではなく、ずっと―――記憶に残る、その事実を知っていたのだ。
なぜなら、セシルは10歳の時、全く理由もなく、現代にいた現世の自分の記憶を突然思い出し――そして、自分が、おぼろげにしか覚えていない以前に読んだ異世界ファンタジーの小説に出てくる――異世界に転生してしまっていた事実を自覚してしまったのだから。
“異世界転生者”の“王道”外れて、さっぱり理由が当てはまらない謎の状況。
なのに、なぜ、現世の私が異世界転生?!
なにがどう転んで異世界転生者になってしまったのかは知らないが、それでも、セシル・ヘルバートとして生きていかなければならない現実に、もう、立ち止まらない、後ろを振り向かない、前を進んで行くだけ!
それを指針に、セシルの異世界生活が始まる。第2の人生など――なぜ……?! としかいいようのない現状で、それでも、セシルの生きざまを懸けた人生の始まりである。
伯爵家領主に、政治に、戦に、隣国王国覇権争いに、そして、予想もしていなかった第2の人生に、怒涛のようなセシルの生がここに始まっていく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 12:00:00
1351831文字
会話率:41%
かつてリーファは第一王子エイドリアンと恋仲だった。
夜会で行われた婚約破棄。エイドリアンから婚約破棄を突きつけられたのは、もちろん男爵令嬢のリーファではなく公爵令嬢アンジェリカ。しかし幼い頃から教育を受けてきたアンジェリカは、リーファの自作
自演──アンジェリカがリーファに嫌がらせをしているというものだ──をあっさりと見抜き、返り討ちにされてしまった。
その結果、王子を誑かした罪としてリーファは幽閉される。すっかりと忘れ去られた存在となったリーファは、高い塔の上にある独房から逃げ出すことにした。
が、逃げ出した矢先、騎士に見つかってしまう。その騎士はなんと、夜会で自分を捕まえた騎士で……?
返り討ちにあった男爵令嬢が幸せになる話。ハッピーエンド。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 11:35:56
10454文字
会話率:40%
「何よ! 顔だけの男のくせに!」
「なんだと! そういうお前は家柄だけの女だろうが!」
顔を合わせれば喧嘩腰。公爵令嬢ジュリエッタとその婚約者テオの仲は悪い。
しかし婚約破棄はしない。
テオの美貌はジュリエッタの好みそのものであり、テオは公
爵家の後ろ盾がなんとしても欲しかったから。
あまりの美貌につっけんどんな態度になってしまうジュリエッタといつも不機嫌そうなジュリエッタに苛々するテオ。
いがみ合う婚約中の二人が結婚するまで。
誤解が解けてハッピーエンド。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-28 12:49:52
11031文字
会話率:36%
「リーゼ嬢、あなたとの婚約は無かったことにしてもらおう!」
パーティーの中央で繰り広げられた婚約破棄。真実の愛ではなかったから、と一方的かつ理不尽に別れを告げる王子アレンに、破棄を言い渡された公爵家令嬢リーゼ。アレンの背後には「真実の愛」の
相手だという令嬢フレイがいて。
固唾を飲んで周囲が見守る中、さっそうと現れたのは隣国の王子ジール。ジールはリーゼに愛の告白をし、二人手を取り合って隣国へ向かう約束を取り交わす──。
計画が大成功し、喜んだのはジールとフレイ。実はこの婚約破棄騒動は、ジールがフレイに依頼したものだった。お金好きなフレイが真実の愛を利用してお金を稼ごうとする話。
※文章ゆるめ。設定もゆるめ。
※カクヨムでも公開してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-03 07:02:48
102774文字
会話率:36%
国の西側の防衛を任されているのが、ガトレアール辺境伯爵、その人である。今日も何事もなく過ごしていると一通の手紙が妹から届いた。
「王都に来いと?」
妹のわがままの手紙に姉である辺境伯爵は渋るが、重い腰を上げて王都に向かう。
その裏では
、既に事は動いていた。
王太子の誕生パーティーで起こった婚約破棄。王弟の画策による下準備。隣国の思惑。
何も知らずに王都に向かう辺境伯爵は、婚約破棄から起こる事柄に巻き込まれていくのだった。
「いや、私は結婚する気はないのだが?」
*不快に思われることがありましたら、そのまま閉じられることをお勧めします。
*作者の目は節穴のため、誤字脱字は存在します。
*早々に息絶えて週二回投稿になるかも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 11:00:00
291333文字
会話率:45%
今日はとある公爵令嬢の結婚式だ。幸せいっぱいの令嬢の前に婚約者のレイモンドが現れる。
「今日の結婚式は俺と番であるナタリーの結婚式に変更だ!そのドレスをナタリーに渡せ!」
突然のことに令嬢は何を言われたのか理解できなかった。いや、
したくなかった。
そして、真っ白な花嫁衣装を脱がされ、そのドレスは番だという女性に着させられる。周りの者達はめでたいと大喜びだ。
その場所に居ることが出来ず令嬢は外に飛び出し……
生まれ変わった令嬢は復讐を誓ったのだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 06:00:00
13857文字
会話率:32%
華やかなパーティー会場が悲鳴とざわめきに満たされた。
突然王太子が婚約者の公爵令嬢に向かって婚約破棄を宣言したのだ。
そして、隣にいるこれ見よがしに体のラインを強調しているドレスを身にまとっている女性を紹介する。
「私の婚約者はブ
ランシェ……」
王太子は最後まで言えなかった。
壇上から転げ落ちる王太子。
広い会場にいるもの達が目にしたのは、その新たな婚約者という女性が手を突き出していたところだった。
王太子が突き落とされた!
パーティー会場は更に大きな悲鳴とどよめきに包まれるのだった。
そして突き落とした女性は近くに居た護衛に取り押さえられる。
その取り押さえられた自称モブ令嬢の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 20:10:00
6913文字
会話率:46%
グラス森討伐隊で働く聖女シーナは、婚約者に侯爵令嬢を害した罪で婚約破棄と追放を言い渡された瞬間、前世の記憶を思い出した。自分が搾取されていた事に気付いたシーナは、喜んで婚約破棄を受け入れ、可愛い侍女キリのみを供に、魔物が蔓延るグラス森に一
歩踏み出した。
これは、虐げられていた追放聖女がその気もないのに何となく勝ち上がっていく、多分サクセスストーリーである。
※長編となっています。ゆっくり進める予定です。
※残酷な描写があります。
※恋愛要素もあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 08:00:00
555095文字
会話率:41%
僕の可愛い妹が、ボロボロな姿で帰ってきた。
シーファ。どうして泣いてるの?兄ちゃんに話してごらん。
聖女の妹と、妹バカの兄が巻き起こす、逆転劇です。
前段と後段で時系列が違います。◇◇◇の上と下で、それぞれお話が続いているはず。
読みづ
らかったらごめんなさい。
どうしてこんな書き方をしたんだろうと、出来上がってから後悔しました。
全10話。完結済。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-30 20:02:48
44429文字
会話率:46%
マリーナ・ユール侯爵令嬢は、婚約者のオスカー第三王子から婚約破棄をされる。
マリーナに番が現れたという理由で。
※ゆるゆる設定の獣人です。温かい目でご覧ください。
最終更新:2021-12-03 12:12:11
13270文字
会話率:45%
王国を守護してきた平民上がりの聖女モニカは王太子との婚約直後、陰険な騎士により『聖女の異能』の副作用ー癒した対象(対象がいない場合は聖女自身)ーが肉体活性化によって性的に催すことを王太子にバラされてしまう。王太子は発情聖女と罵り即刻婚約破棄
。平民聖女に戻ったモニカは再び魔物討伐の前線基地に帰還したが、基地の仲間たちは聖女なしの戦闘に疲れて解散すると言う。居場所をうしなったモニカに声をかけてきたのは、帝国出身の傭兵、リチャードだった。「よかったら帝国に一緒に来ない?兄貴夫婦の不妊をなんとかしてほしいんだ」リチャードは軽く提案し、モニカもそれに乗ったが、彼女は気づいていない。リチャードが皇弟リチャード殿下であることを。そして兄貴夫婦というのはもちろんーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:53:28
56579文字
会話率:50%
婚約破棄され、悪役令嬢の汚名を着せられた公爵令嬢マリアヴェラ・クレメンティア。辺境の修道院送りとなったが、そこで出会ったシスターベガにより初めて不幸を慰められ、人の温かさを知る。その後自給自足生活の中、少しずつ自分らしい生き方を取り戻してい
くマリアヴェラだが、ある日王宮から、マリアヴェラへ迎えの馬車がやってくる。
それは己を婚約破棄した王太子の失墜の一報と、第二王子直々の結婚の申し込みだった。シスターベガは笑顔で彼女を送り出そうとするが、マリアヴェラはあろうことか、シスターベガを振り返り――
※GLではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:41:54
9452文字
会話率:54%
生まれは歓楽街、誘拐されて育ちは教会。 筆頭聖女シャーレーンは次席聖女ルルミヤによって出自が暴露され、地位を失い王太子に婚約破棄され、しまいには襲撃に遭い瀕死になってしまう。地位も婚約も要らないが、命は惜しい。
「助けて、神様……あた
しはあんたの妻なんだろ!?」
呼び声に答えるように、黒髪の男がシャーレーンの危機を救い、彼女の傷を癒した。
彼は聖女とつがい国を守る大いなる土地神で、教会を出るシャーレーンについていくと言い出した。
「神様なのに、聖堂から出て大丈夫なのか?」
「あなたを利用し捨てるような国を、守る必要はない。俺にとって大切なのはあなたの傍にいることだから」
「いいのか……?」
シャーレーンは治療の影響で8歳の姿になっていた。聖女としての姿と身分を捨て、幼女の姿で初めての自由を謳歌するシャーレーンは、神に溺愛されながらようやく自身の生きる道を見つけていく。
その一方で、神の加護を失った教会も国は窮地に立たされていくことに……
溺愛重めの神様と、ガラは悪いけどまっすぐな聖女が幸せになる物語です。
※冒頭でヒロインが死にかけます。幼女化は2話より。
※ざまぁはしっかりやります。
※ヒロインの口調がとても悪いですが、理由は2話にあります。TPOは守る子なので許してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-15 20:00:00
263768文字
会話率:44%
「もうお前にはうんざりだ! シュゼット・ランドール公爵令嬢、貴方との婚約を破棄する!」
この一言をきっかけに歯車は狂い出す。
幸せなのに自分を可哀相だと思う者は、自分で自分の首をしめる。
可哀相だという境遇にいるのに自分は幸せだと思う者は、
壊れてしまう。
婚約破棄されたシュゼット・ランドール公爵令嬢と略奪愛に成功したジゼル・ミューラー伯爵令嬢。
二人は自分の欲望を満たすためだけに、動き出す。
一人は復讐のため。
一人は富や権力のため。
壊れゆく幸せの中、本当にお可哀相なのはいったい誰?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:00:00
42470文字
会話率:28%
『イケメン王子と恋をしよう』という乙女ゲームに転生した記憶持ちの令嬢のベタな婚約破棄から始まった。
転生してくる者転移してくる者みんな信州人。
悪役令嬢の中身は大正生まれのお婆ちゃんや
転移して冒険者やって貴族と結婚したマダム、精霊使いとい
うチートを授かった中学生の意地や前世の常識に記憶が国や王家や神様世間様を振り回して
シナリオを微妙になぞりながら異世界で長野県が誤解されてゆく…無自覚なまま進む、信州SUGEEE!な話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 07:00:00
253799文字
会話率:24%
パッケージの美女アナスタシアに釣られて買った恋愛シミュレーションゲーム【キュリオシティラブ】。しかし、その美女は性格最悪の、俗に言う悪役令嬢であったため、婚約破棄された後国外への追放を言い渡され、国外へ行く道中、事故で死亡してしまう運命にあ
った……。
アナスタシアの突然の死に涙する男子高校生は、美女アナスタシアの弟に転生してしまう。しかし、美女は男だった!
悪役令嬢♂の死の運命を回避し、嘘つきのヒロインと裏切り者の攻略対象に復讐する!
この作品はアルファポリスにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 06:30:00
191994文字
会話率:46%
今、断罪劇が行われようとしている――。
アレグリア侯爵家に生まれたロズリーヌ・ジョゼット・ミオット。優秀で、家柄も良い彼女だったが、ここ数年は、自身の婚約者である第一王子エミール・イェルド・クリスティアン・オベールとの不仲が囁かれて
いた。
妃教育も大詰めに差し掛かっていたが、エミールが貴族学院を卒業するその日、事件は起きた。
ここ最近の「お気に入り」らしい男爵令嬢を伴って、エミールが突然ロズリーヌを糾弾し始めたのだ。
ロズリーヌは複雑な心境で、けれども強くあらんと、そんな二人に対峙する――。
n番煎じから始まる、やっぱりn番煎じかもしれないし、そうでないかもしれない物語。
※ざまぁ要素あり。
※一部ド・シリアスなので苦手な人は要注意。
※一部、人の死に関する表現が含まれています。
※なんかいろいろ可哀想。
※週に一回~更新予定(不定期)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 06:30:00
13677文字
会話率:43%
リッツ伯爵家に長女として誕生したアリシア・ウォーグレン。
彼女は、生まれ落ちたその瞬間から誰にも望まれない存在だった。
自分にもどうやら親というものがいるらしいと知り、期待を胸に会いに行くアリシアだが、父親にその手を振り払われてしまう。
その後、なんとか貴族学園に入学するも、そこで待ち受けていたのは――。
※シリアス注意。
※ざまぁ/ざまあの度合いは個人の感覚による。
※ヒロインの精神が不安定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 21:06:44
32227文字
会話率:29%
オルコット辺境伯の後妻として嫁いできたルシャーナが告げられたのは、「君を愛するつもりはない」という言葉。――愛するつもりはない? なぜ自分ばかりが被害者だと思うのかしら?
「つまり、あなたはわたくしを『傷付けてもいい人間』だと判断したとい
うことですわね」
愛されることは望まない。
むしろ本望だと、ルシャーナは早々に気分を切り替えた。
『相容れない者たちと無理に付き合う必要はない』とばかりに、マイペースに自分の道を進んでいくルシャーナ。
そこで出会ったのは、愛らしすぎる天使だった。
(あら、まあ! ここは天国かしら?)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 19:12:31
58539文字
会話率:45%
RTAとは…
リアルタイムアタックの略。ゲームをスタートしてから、クリアするまでの時間を指す。
かつてレイチェル・ルビリィは、グロウモンド帝国の公爵令嬢だった。将来の伴侶たる皇太子を愛し、皇妃として努力をする日々であった。
し
かし、現実は厳しかった。
学園の卒業式のパーティーにて、レイチェルは皇太子に婚約破棄を言い渡された。彼の隣には、つい最近まで村娘だった愛らしい少女。
既に次期皇帝として確定していた皇太子の人望は厚く、レイチェルはそんな皇太子を失望させた、恋路を邪魔する悪女として日夜報道された。結果、ルビリィ公爵家は責任としてレイチェルを修道院へ追放し、破門とした。罪を犯したわけでもないのに、罪人に等しい扱いだった。
辺境の修道院にて、レイチェルは村娘と皇太子、挙句の果てには帝国へ殺意に近い憎悪を煮えたぎらせていた。
そんなレイチェルは、最後のチャンスともいえる運命の出会いを果たす。
「私と一緒に復讐しませんか?」
レイチェルが手を差し伸べたのは『帝国一の放蕩息子』と悪名高い伯爵令息ブラッド・タンザだった。
彼もまた、皇太子とその婚約者サマたる村娘の暴走で流罪に処された被害者だった。
「いいですよ。お嬢様に協力します」
かくして、二人は熱い握手を交わしたのだった。
悪役令嬢と悪役令息。
最低で最悪のコンビによる、チキチキ☆帝国ぶっ潰しRTAが始まる。
「皇太子の愛する婚約者サマには地獄と名高い修道院で生涯を閉じてもらいましょう」
「採用ですわ。では、皇太子は鉱山夫として働かせましょうか」
「鉱山夫って!それはもう奴隷の仕事じゃないですか〜。アイツにピッタリですね」
…実は悪役を羽織らせられたんじゃなくて、マジモンの悪なのかもしれないが。
それは言ってはいけないお約束なのである。
・全七話
・ダブル主人公(レイチェルの存在感強め)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 00:00:00
35121文字
会話率:41%
ルーカス殿下の幼少期の頃に一目惚れされ、『将来僕の王妃になれ』と言われて10年もの歳月を妃教育に費やしてきた公爵令嬢のアリス・ヴィリア。
そんな彼女は今日、突然婚約者であるルーカス殿下から突然の婚約破棄を告げられる。
その理由は―親友である
はずの、マリアナ・リーディアスに毒を飲ませて殺そうとした、というものだった。
全く身に覚えのない罪状に、呆然とするアリス。
弁明しようとするもなぜか口が動かず、事態は刻一刻と過ぎてきく。
そして最終的に告げられた言葉は、『死神』と呼ばれる辺境伯に嫁げというものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 23:51:03
343929文字
会話率:46%
突然、婚約破棄を告げられたベレスティナ。呆然としていると彼女の元に一人の女性が現れた。マハルダと名乗る不思議な女性と同席することになったベレスティナ。婚約破棄されたベレスティナは、夢を追いかけることを告げた。そんな彼女をマハルダは気に入り、
ベレスティナの腕を掴むと婚約破棄を告げた男の元へ殴り込みに行くと言う。戸惑うベレスティナとは対称的にマハルダの深紅の唇は不気味なほどに弧を描いていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 21:55:55
7659文字
会話率:36%
伯爵家であるリナベル家の後継者、フラット。二十五歳の誕生日を迎えた翌日、父から次期当主になるため試練を与えられた。それは、妹であるカトラの婚約者を見つけるというもの。だが、フラットはその試練を拒否する。フラットは別に妹が嫌いで婚約者探しを拒
否しているわけではない。妹に婚約者を見つけるのは不可能に近い要因があるのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-24 22:14:41
8157文字
会話率:37%
お茶会の準備中、第一王子から放たれた言葉。「我が婚約者の侍女から除籍する!」というもの。聞いたことのない宣言に、彼の婚約者の侍女であるマレット・マガヨは、時が止まったように感じた。婚約破棄が今の貴族界隈の流行りだと聞いたが、この二人に限って
婚約解消などあり得ない。原因はマレットの予想もしないことだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 21:59:33
7153文字
会話率:45%
公爵令嬢レイテア・ミーオ・ルスタフが頭の中にいる『おじさま』と二人三脚で作り上げたゴーレム『アテナ』。
人と変わらぬシルエットのアテナはそれまでの戦の概念を大きく変えることになる。
最終更新:2024-10-31 21:26:20
43912文字
会話率:44%
「改めて告げる。君との婚約は今日限りで解消となる。リリルカ・デオトラング」
私を見つめる哀しげな灰色の瞳。
第三王子ダカート様。愛しい人。
「承知致しました。殿下」
おっとどっこい。
リリカルには秘密があったのです。
最終更新:2024-07-28 12:07:11
4521文字
会話率:35%
偽聖女の汚名を着せられ、ベルナレク王国王太子ヘリックから婚約破棄されたフォリア。
ベルナレク王国北方には『魔窟』という魔物の溢れる源があり、絶えずその対処に追われてきたのだった。
平民の出である彼女には、その能力を酷使され、魔窟への対
処に生命をすり減らされる運命が待つかに思えたのだが。
追放された当日のうちに隣国のブレイダー帝国皇太子レックスから求愛を受けて、隣国へと旅立つこととなる。
隣国へと流れたフォリアは『魔窟』のことも後に残してきたベルナレク王国の民のことも忘れて平穏に生きようとする。
反面、聖女フォリアを失ったベルナレク王国は『魔窟』から溢れ出る魔物への対処に頭を悩ませることとなるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 18:23:07
201500文字
会話率:28%
恋い焦がれていた少女リアラ・クンリーが王子に婚約破棄された。地属性の精霊術師ケイズ・マッグ・ロールは、リアラを連れ出し、辺境の都市で冒険者となって新たな生活をスタートさせる。が、盗賊に魔獣、果ては他国の密偵、勢力争いに邪魔されて、思い描いて
いた甘い生活が出来ない。
変態と罵られようとも揺らぐことはない。自分の思ったとおりに、何年も我慢した分、幸せを掴んで見せる。自分の理想へと一途に邁進するケイズの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 22:14:45
580933文字
会話率:30%
先祖代々、千年以上続く軽装歩兵の家系に生まれたシェルダン・ビーズリーは、生国アスロック王国の皇太子が、皇太子自身の婚約者である聖騎士のセニアを断罪するのを見て、国に絶望してしまう。
国と心中することよりも、家系を途絶えさせないことを優先
したシェルダンは、父母とともに隣国のドルレア帝国へと亡命する。
シェルダンはそこで新たな軍人としての生活を手に入れた。
確固とした命令を受けて、何も考えず、悩まず、軍人らしい軍人でありたいシェルダンであったが、同じくドルレア帝国へ亡命していたセニアに存在を知られる。
帝国では魔塔という魔獣を生み出す建造物が出現してしまう。そしてシェルダンは次第次第に魔塔を巡る大きな戦いへと巻き込まれていく。
シェルダンは、父祖と同じく軽装歩兵という数ある存在として生きていきたい、と願いながらも聖騎士、剣聖、賢者といった英雄たちに見出され、実力を発揮する。
得意の鎖鎌を振り回して、魔獣を薙ぎ倒すシェルダン・ビーズリーのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 12:10:38
1167745文字
会話率:30%
太陽の沈まぬ帝国とまで謳われた、かつての世界最強国も零落して久しく、落日が万民の目にはっきりとしていた時代――
啓蒙派の開明君侯を父に、自由闊達に育った公女セシーリアは、姉シャルロッテの随員として、姉の婚約者である皇帝エルディナントが滞在中
の避暑地へおもむく。
ところがそこで告げられたのは、皇帝からシャルロッテへの婚約破棄宣告。帝妃となるべく徹底的に躾けを受けた、完璧な淑女シャルロッテを若き皇帝は敬遠し、奔放に振る舞う妹のセシーリアへ惹かれたのだ。
落ちたりとはいえ王の中の王、皇帝の求婚を断れるものではない。セシーリアはにわか仕込みのお妃教育を受け、礼儀作法もままならぬまま皇宮へ放り込まれる。
そこでセシーリアを待っていたのは、黄昏の帝室の旧弊さであり、落ち目の帝国をどうにか支えようと、冷たい糸を紡ぐ女郎蜘蛛のごとき太后ゾラとの確執だった……
※落日の帝国の花嫁として、政治への関与を禁止されているヒロインの視点で、異世界の19世紀風中欧・東欧っぽい地域の国際情勢の激動を描きます。ラヴ要素もあるけど、歴史と政治の話がかなり大盛りですのでご注意ください。めんどくさい部分を、ほどよく飛ばしながら読むのがオススメ(めんどくさいパート自体を書くの自重する、という選択肢はないのがこの作者)です。
※残酷な描写はありませんが、高校生以上を推奨する内容です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 18:00:26
231178文字
会話率:25%
常に浄化の秘蹟の使い手を必要としている国、スワンプランド。豊富な水資源に恵まれているが、濁って淀んだ沼ばかりなのだ。
そんなスワンプランドで浄水を担当してきたボイラは、ここ5年ほど国でただひとりの聖女だったが、正式な浄化の秘蹟の使い手ではな
かった。
真の浄化の聖女フローラが見出されて、ボイラは代理聖女の地位を降ろされた上、王太子アンジェロからは婚約破棄を言い渡されてしまう。そればかりか、フローラは聖女と将来の王妃としての地位を確固たるものとするため、ボイラを亡きものにしようと画策するのだった。
スワンプランドから逃げ出して、古巣へ帰るか、と街道を歩いていたボイラの前に現れたのは、「発明王」のリハルト。ボイラの力こそが、彼の発明を実用化させるための最後の1ピースだというのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 06:00:40
9999文字
会話率:42%
ノワール家のマルヴァジア(通称マルー)は、婚約者であるロレンツォから公衆の面前で婚約破棄を通告される。
しかしマルーは動じないどころか喜び出す始末。マルーの父ジローラモは感涙にむせび泣くほどであった。
困惑するロレンツォだったが、累代に渡る
実家フェディニ一族の業を知らないのは、育ちのよいお坊ちゃんであるロレンツォだけだった…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-25 20:17:39
2550文字
会話率:40%
仕事に疲れて気絶するように眠っている令嬢に、婚約者の王子が婚約破棄を言い渡し、それに返答する忠実な侍女のお話。
最終更新:2024-10-31 17:11:56
2846文字
会話率:30%
誰もかわいそうな事にはならない婚約破棄の話。
王子は婚約破棄できる。想いあっている人との関係が認められる。
ヒロインも王子と婚約破棄ができる。
悪役令嬢も納得して二人を認める。そんな話です。
最終更新:2024-05-19 22:36:03
1059文字
会話率:29%
ヘルシュタイン侯爵令嬢は、浮気相手を連れた婚約者に、公衆の面前で「恋愛が分からない馬鹿野郎」と罵られる。それなので、浮気相手の不貞行為で婚約破棄だと諦めた。
そんな所にタイミングよく自分に告白してきたアナナッサ子爵令息に婚約を申し込む。
ア
ナナッサ子爵令息の自分とは違う繊細な所に、ヘルシュタイン侯爵令嬢は興味を持ち、今度こそ、恋愛を知り、人の心を知りたいと思うのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 22:50:07
6487文字
会話率:24%
公爵令嬢のメイリー・ミュークレイは、興味本位で受けた勇者のテストで、伝説の剣をただ一人引っこ抜いてしまう。国の安寧のため、王太子の婚約者である癒しの加護を持つ聖女・ラピを無事に城まで送り届けることとなる。
とんでもなくわがままな聖女・ラピは
傷ついたパーティメンバーを癒すこともしない。少しでも怪我をすれば激昂し、メイリーに対して「勇者な女なんてつまんない!男が良かったのに!」と言い放ち、嫌がらせの数々を繰り返す。
パーティメンバーで魔法使いのフリックとの息のあったコンビネーションを感じるうち、徐々にフリックに惹かれていく。
たくさんの傷を負いながらも、無事、聖女・ラピを城へ送り届けた先に待っていたものは、目を疑う光景と強めのどんでん返しだった。
「…どうしてあなたがそこにいるの?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 13:09:24
101319文字
会話率:51%
顔の半分に火傷の痕が残るティファニー・クラウディア伯爵令嬢は、腹違いの妹、マリアンヌと楽しい毎日を過ごしていた、はずだった。
ウィルデルト・スカイシルヴァ第二王子と出会い求婚される。
「自分を愛してくれる人がいる」と一度は承諾したティファニ
ーだったが、マリアンヌから「ウィルデルトの目的はこの国の王になること、そしてティファニーとの結婚はその足がかり」と諭される。
「クラウディア家を勢力争いの只中に立たせる訳にはいかない」という思いと「自分を心から愛するわけがない」という絶望から婚約破棄を申し出る。
本性を現したウィルデルトは、ティファニーを今までにないほど溺愛するようになってしまい!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 12:40:44
46053文字
会話率:46%
アイリスの婚約者・カインは女癖の悪さでその名を知らぬ者はいない。
いつも新しいご令嬢を連れて肩を抱き、愛を囁いている。
ちょっと野暮ったいアイリスが、カインの試験勉強を手伝っても感謝すらされないというのに。
偶然、小説家サン・ルシェロを知
って作品の虜になっていく。憂さ晴らしに読書は大変有意義だった。
小説にはある秘密が隠されていることを知り、アイリスは小説家と会うことになる。
現れたサン・ルシェロは意外な人物で!?
アイリスの野暮ったさには訳があった。
そして、遂にカインに婚約破棄を叩きつけた!
真の美しい姿で、求婚されるアイリスに、カインは動揺を隠せない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 16:35:20
89458文字
会話率:49%
事故で両親を亡くしたサラは、平民として育てられていたが実は子爵家に血筋があり、叔父に養女として迎えられる。
子爵家で新たな家族と過ごすサラはデビュタントを経て、王立学院へ入学する。そこで彼女は攻略対象達と出会うことになる。
『攻略対象
』ーーー
つまりここは乙女ゲームの世界だ。サラの前世は更紗という日本人であり、生前の更紗が好きだった乙女ゲーム『愛の導き』の世界にヒロインとして転生したサラ。しかしサラに前世の記憶はまだない。
前世の記憶がないヒロインがゲームの舞台である王立学院に入学したとき、シナリオは始まる。その先に待ち受けるのはゲーム通りの未来なのか。
サラが前世の記憶を思い出し、乙女ゲームの世界に転生した事実に気づいた時、彼女の進む先はゲーム通りのエンディングなのか。
乙女ゲームのシナリオの裏に隠れた謀略のカケラ。更紗が見ていたゲームのシナリオは、中から見たときにその意味を変える。
第一章「長いプロローグ ーbefore the game beginsー」◀︎ writing now
アルノー子爵家の養女となり、そして子爵家でデビュタントを迎えるまで。ゲームが始まる前の物語。
第二章 「王立学院 ーthe game has startedー」
第三章 「前世の記憶 ーinside the game scenarioー」
第四章 「エンディングのその先 ーthe game is overー」
※キーワードに関するアレコレの中心が第三章になるため、その辺りについてはしばしお待ちください。
◯game characters◯
・サラ=アルノー 子爵家の養女 ヒロイン
・アルフォンス=パジェス パジェス王国王太子 攻略対象
・レオナール=クーベルタン 侯爵家次男 攻略対象
・エクトル=ソニエール 伯爵家次男 攻略対象
・ロイク=ノヴェール 王立学院音楽教師 攻略対象
・セルジュ=デシャン 義弟の友達 子爵家嫡男 攻略対象
・フォスティーヌ=アセルマン 侯爵家令嬢 悪役令嬢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:13:10
162729文字
会話率:23%
パトリシア=クロムウェル伯爵令嬢に一目惚れした、ルーシャス=ハーディング侯爵令息は、彼女と婚約するために、彼女の兄達の出す課題をこなし、苦労の末に彼女との婚約を果たす。
しかし幸福は彼女の言葉で崩れ去る。
「ルーシャス様、私との婚約を解消し
てください」
パトリシアどうして?君が好きなんだ。私を捨てないでくれ!
勢いだけで書きました。婚約者なのに、まるで両片想いなラブコメです。【全16話で完結予定】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 12:13:13
19877文字
会話率:11%
「お前との婚約を破棄する!」ヘンドリック第一王子の宣言に、婚約相手である侯爵令嬢は微笑んだ。
「承知しました。だって夢の中の話ですもの。痛くも痒くもありませんわ」
夢? 彼女は何を言っているんだ? ショックのあまりエルフィナ嬢は気がふれたの
か? 周囲はそう解釈したが──。
ハロウィン短編です。フィクションをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:01:37
3771文字
会話率:48%
南国の海を見て癒されるはずが、荒れる波と分厚い泡。
緑と白の取り合わせが、まるでクリームソーダだ。
そんな呟きを聞かれた傷心の男性の前に、古風な異国美女が現れる──。
南国の伝説×婚約破棄された男性。
※辻堂安古市様と幻邏様の共同企画「ク
リームソーダ後遺症祭り」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 19:02:22
2640文字
会話率:23%
シンシアは数週間後の成人をもって、女公爵就任を控えていた。ところが共に領地を支えていくはずの婚約者ダリルに裏切られ、卒業パーティーで"婚約破棄"を宣言されてしまう。
「婚約破棄は認めません」そう対抗していたシンシアだけど
……。
(この方、要らないんじゃない?)
気づいた彼女は淑女をやめ、悪役として浮気な婚約者を追い詰めていくことに。
短編『君に求婚したい!』のシンシア視点です。安心安全なテンプレ展開をお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 18:05:17
9114文字
会話率:33%
「これは……お義母様たちからの“ご褒美”ですね!?」
「違うと思うよ、ジネット」
社交界で『成金令嬢』と呼ばれるジネットは、父が事故で行方不明になった途端、義母と義妹に家を追い出された。
喜んで家から出たジネットは、まず自分のせいで「身
売りした」と笑われ続けた婚約者を解放するため、伯爵家に乗り込んでいく。
だが、
「私を婚約破棄してください!」
と持ちかけると、なんだか彼の様子がおかしい。
「――悪いけれど、何が何でも君のことを逃すつもりはない。これからは全力で愛を囁いていこう」
「えっ」
一方、義母と義妹は知らなかった。
ジネットが実は「逆境」を「ご褒美」に変換してしまう、超前向きメンタルを持っていることを。
そのせいで実家のみならず、この国の商人たちからアイドルのごとく崇められていることを。
これは超鈍感&全然めげない成金令嬢が、紳士の仮面を脱ぎ捨て激しく溺愛してくるようになった腹黒婚約者と、ふたりで明るくたくましく商売しながら幸せになっていくラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 12:00:00
246503文字
会話率:42%
幼なじみのひなに巻き込まれて事故死した加奈は、乙女アプリゲームの悪役令嬢“コーデリア”に生まれ変わっていた。コーデリアの婚約者は最愛の推し・アイザック王子。だが彼はいずれ聖女に心奪われ、婚約破棄される運命。
コーデリアは自分の運命に悲しみ
、そして決めた。
「どうせ婚約破棄されるなら、それまで思いっきり彼との薔薇色生活を楽しみますわ!」と。
抜群の美貌を備え、女神から「努力した分だけ報われる」というお墨付きももらったコーデリアは、婚約破棄に備えてせっせと魔力を磨き始める。さらに前世(広報部)の豆知識を使いながらまめまめしくつくしているうちに、何やらアイザックの様子がおかしくなり始め……? しまいには「婚約破棄したくない」と言い出した!
「一体何が起こっていますの……!?」
*カクヨムで先行公開しています
*1話の続きをすぐに読みたい場合は、6話に飛んでもなんとなく話は繋がります。
*少しでも面白いと思った方は、フォローや☆☆☆☆☆から評価して頂けると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 18:00:00
145148文字
会話率:41%
男なら誰かれ構わずたぶらかす“氷の悪女“、ことエマは、その実男性恐怖症のすっとぼけなんちゃって悪女。
雪の女王の一人娘であることを隠して奔走していたはずが、正体がバレた挙句身に覚えのない罪で断罪されそうに。
それなら魔法で問題解決……と
思ったら、エマの魔法が思わぬ注目を集めてしまう。
「えっ? 他の方はこの魔法、使えないのですか?」
困り果てたところに現れたのは、正妃に疎まれている妾腹の第二王子アルヴィン。
彼は「断罪阻止に協力する代わりに、俺と結婚して欲しい」と言い出し、その上腹黒く外堀も埋めてしまっていた。
しぶしぶアルヴィンやお供のシマエナガたちとともに黒幕探しを始めたエマだったが、気が付けば令嬢たちの物語にどんどん首をつっこんでしまい……?
「――わたくし、悪女でございますので」
これは雪の女王(予定)が、世界と恋を知るまでの、ドタバタ断罪回避ラブコメディ。
*口の悪い王子が主人公のことを途中から「お前」呼びしますので苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-19 20:07:11
124187文字
会話率:42%