これは金さえ払えば誰でも見つけて捕まえる摘発屋の話。
人を簡単に殺すことができる違法魔法薬の製造が摘発された。
たった一人のクソガキによって。
最終更新:2023-07-25 18:34:31
1275文字
会話率:39%
まだ剣と魔法が世界を支配し、銃が少しずつ発展し始めた頃のこと。
魔物と呼ばれる凶悪な動物達が跋扈する世の中で、戦えない人々を守っているのは、冒険者と呼ばれる人達だった。
その冒険者が頼り、荒事慣れしている彼らに仕事を斡旋する組織こ
そ、冒険者ギルド。
そして私の就職先でもある。
私の名前は、マナリ・マナリ。誇り高きノーム族のテイマーにして、冒険者登録してから10年の大ベテラン。
「マナリ・マナリ!てめーはクビだ、この無能テイマーが!!」
そしてたった今、パーティーから無能の烙印を押された、ベテランの役立たずである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 22:54:52
7973文字
会話率:70%
冒険者ギルドにおける仕事は、最低でも三名の人間によって成り立っている。依頼をする人、依頼をこなす人、そしてそれを証明する人だ。ギルドはそれらを調整して、依頼の確実な発行と、依頼達成の報酬を保証する役割を担っている。
そして私は、その中で
は証明する人に当たる。通称セーブ係と呼ばれる極めて一般的な職員だ。ただ一点、種族がエルフであるという点を除けば。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-13 21:34:27
23459文字
会話率:63%
ボーイズラブ、ガールズラブをテーマにしております。
不快な方はご遠慮下さい。
主人公達は、高校生なので、少々過激なシーンもあります。なるべく18歳未満の方はご遠慮下さい。
一日をそのまま書くので、何も無いつまらない日や、恋愛などに関係の
全く無いシーンも出てきます。
また、登場人物によっては、いじめなども出てきます。
ご了承ください。
そして私は変人の変態です。
時々キモイかもしれませんがご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 21:53:35
281文字
会話率:0%
自分を物語のヒロイン、そして私を悪役令嬢だと思い込んでいる夢見がちな妹、アンジェラの社交界デビューの日。
私、伯爵令嬢エレオノーラはなぜか婚約者のギースに婚約破棄を宣言されていた。
場所は舞踏会場、周囲が困惑する中芝居がかった喋りでギースと
アンジェラは自分たちが恋仲であることを発表する。
ギースは氷の女である私より花の妖精のようなアンジェラと永遠の愛を誓いたいらしい。
そして妹のアンジェラはうっとりと得意げな顔をしていた。まるで王子に愛を誓われる姫君のように。
私が冷たいのではなく二人の脳みそが茹っているだけでは?そんな訴えは主演気取りの二人には届かない。
いいわ、婚約破棄は承ります。
但し、今夜の主役の座は私のものよアンジェラ。
※カクヨムなどにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-09 12:14:06
6421文字
会話率:22%
母親が死んで2日。父親が愛人と腹違いの義妹を連れてきた。私は妹が羨ましくてイジメをしてしまったのだ。私には無い父親母親、そして私の愛する婚約者を手にしている。だが義妹はそんな私を見捨てずにいた。半分血が繋がっているからという理由だけで。国外
追放されてしまったけれどもう一度義妹に会って謝罪をしたい。償いたい。だが戻った母国は炎に包まれており、気がついたら義妹に会うその日までも戻ってしまっていた折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-05 18:27:22
8532文字
会話率:49%
この世界には、幸せがない。
不幸ばかり……というわけではなく、いくら生活に困っていなかろうが注目を浴びる有名人になっていようが、満ち足りて過ぎていて幸せというものを感じられないのだ。
全てAIに管理され不足のない世界の中、心の渇きを常
に感じている者は多い。
そして私もその一人。恋人に人気のビーチで、愛する人とキスをしていても、やはり幸せは感じられなかった。
※武 頼庵(藤谷 K介) 様主催の『if物語企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-25 18:00:00
4300文字
会話率:18%
雪の降る中、除夜の鐘が鳴り響く神社。
その境内を手を繋ぎながら歩く私と先輩は、二人で新年を迎える。
※こちら(https://ncode.syosetu.com/n4075hz/)の続編となりますが、前作を読まなくてもお楽しみいただけます
。
※武 頼庵(藤谷 K介) 様主催の『正月はこれでしょ』企画、そして私主催の『雪のアオハル企画』参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-30 08:00:00
700文字
会話率:32%
「ねえ、人は死んだらお星様になるって本当?」
公園のベンチに腰掛け、ぼぅっと夜空を眺めていた私は、背後から声をかけられてドキリとした。
慌振り返ればそこには、小学校一年生ほどの男の子が立っている。そして私を見つめていた――。
最終更新:2022-12-09 09:02:44
1000文字
会話率:43%
イブの逆境超克、第一弾、【シャンドラーの遺書】。
私、ルドルフ・シャンドラーは、ここに遺言を綴る。
私の全財産、つまり、屋敷、宝石、車、美術品、その他の物体たちは、全て子供達に、均等に分けることとする。そして、長男には、私の立ち上げた
会社の経営権を譲る。もし異論がある様なら、社内できちんと話し合ってくれ。詳しい事を書いた紙は、私の机の引き出しに入っている。
さて、本題に入ろう。
もし私が死に、この遺書が家族の手に渡ったのなら、それは私が他殺されたということだ。必ず、誰が私を殺したのか、見つけ出してくれ。
世界一の探偵と名高い日暮隆司探偵、そして私の大学時代の恩師、ジョンソン教授を、私の死の真相を探すため、屋敷に招いてくれ。
健やかなれ。シャンドラーの幸運を、願っている。
三日前、IT企業のCEO、ルドルフ・シャンドラーが死んだ。彼の遺書には、自分は他殺で殺されたと綴られているが、真相は…?
一体、彼の言葉の意味は?彼は本当に殺されたのか?
主人公のアメリカ人女性探偵、イブ・ジョンソンが、若い女性という逆境を乗り越え、事件を追ってゆく!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-19 10:04:34
51996文字
会話率:56%
《ビーズログ文庫様から1&2巻、FLOSコミック様からコミックス1巻発売中です!》
《FLOSコミックサイトでコミカライズ連載中です!》
27歳彼氏無し乙女ゲーム大好きアラサーOLの私、神崎 真里子はある事故でこの世を去ることにな
った。
しかし私は別の世界で前世の記憶を持ったまま新たに転生したのである。
だけどこの世界は私が死ぬ前に丁度全イベントコンプしたばかりの乙女ゲームの世界であった。
そして私はその世界でセシリアと言う名の公爵令嬢に生まれ変わっていたのだけれど・・・なんとそのセシリアはその乙女ゲームの中でヒロインを邪魔する悪役令嬢(美少女)と言うポジションキャラだったのだ!
さらにそのセシリアはヒロインがハッピーエンドを迎えると、その相手役の男性に殺される結末が待っているキャラでもあった。
(・・・何でせっかく生まれ変わったのにすぐ死ぬ運命が待ってるのよ!!!)
その事実に気が付いた私はその死亡フラグをなんとか回避しようと奮闘する事に決めたのだけれど・・・何故か思うようにいかず攻略対象者と望んでもいないのに関わっていくことになったのである。
(お願い!私は死亡フラグの待っている悪役令嬢なんてお断りなのよ!だけど・・・何で貴方達私に絡んでくるの!!!)
※基本的に私の作品は矛盾が多々あると思いますが、お気になさらず気軽に読んで頂けると助かります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 12:00:00
496463文字
会話率:54%
「愛のキューピット」
それは下界に住む人と人との恋愛を手助けし、成就させることで人類の繁栄をもたらす大切な存在。
そして、天界では天使学校で優秀な成績を収めた、ほんのひと握りの天使にしか就けない古から続く大変人気な職業である。
私こと天使
の天知(てんち)も多分に漏れず、幼い頃から愛のキューピットになることが夢であった。
努力の末、天界天使学校で優秀な成績を収め、愛のキューピット採用試験もクリアし、学校を無事卒業した私は今、“受付”をしている。
「なんの受付かって?ようこそ、ここは天界管理局。通称“ヘブンズターミナル”。最上階には愛のキューピットの部署がございます。そして私が今いるのが 2階 転生部“異世界転生課”です!(泣)」
――転生が許された魂は、ここ転生部に集まり転生先を探す。
かつて神々や天界の者達は、『現世』いわゆる“下界“のみで魂の転生を繰り返させ、その様子を見て楽しんでいた。
故に、天界管理局では転生課しか存在しなかったの“だが”現世での人々の様子を観察する事に飽きた神々は、新たなる世界『異世界』を創りだした。
すると異世界は、天界はおろか地獄など様々な界隈で反響を呼び、異世界からの魂の需要が伸び、“異世界転生課”が設立される運びとなった。
多種多様な異世界を作り出す創造神も増えていく中で、異世界への転生を希望する魂も増えており、異世界転生課は設立して間もなく毎年激務と人材不足に喘ぎ悩まされていた…。
そんなこんなで何故か希望とそぐわぬ形で多忙な異世界転生課で働くこととなった私、天知にロックな災難(できごと)が襲い掛かるドタバタ天界コメディ「たーみなる・へぶんず・ろっく」をよろしくお願い致します。アウィエー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 18:00:00
2701文字
会話率:47%
この世界には四つの国がある。
そして、四つの国には色と|形《スート》がある。
スペードは青の剣。
ハートは赤の聖杯。
クラブは緑の棍棒。
ダイヤは黄の貨幣。
それぞれの国には13人の守護者がいる。
|13番の王《キング》、|12番の女
王《クイーン》、|11番の兵士《ジャック》この三人をトップに1から10の|数字持ち《ナンバー》がいる。
この順番通りに権力を持っている。
でも強さは違う。
|2番《デュース》が一番強くて、|3番《トレイ》が一番弱い。
そして私はスペードの|3番《トレイ》。
スペードの国に生まれて、スペードの国宝の時計に選ばれた最弱の|数字持ち《ナンバー》。
そう私、スカーレット・キングストンは最弱なのだ。
前作では大変お世話になりました!
誤字脱字の常習犯でございますので、ありましたらお知らせください!!(´;ω;`)ウゥゥ
読み直ししても気が付けないのです……。
これは異世界の恋愛なのか、ファンタジーなのか、自分で判断できないので、とりあえず、恋愛要素は少ないかな?と思いましたのでハイファンタジーにしましたが、違うと思ったら教えてください!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 19:15:26
30230文字
会話率:48%
我が主・双木涼平は、死者の魂が流れつく冥界への入り口を守りし番人である。本来ならば女にしか務まらないお役目であるが、今は訳あって我が主が務めている。
そして私は、我が主にお仕えする三つ頭の番犬。人は私をケルベロスと呼ぶ。
今は我が主、
そして我が主の父君からの命を受け、人に化け、我が主とともに男子高校生として生活しながら、本来の役目である番犬としても働いている。
冥界とは、死者の魂がゆっくりと浄化され、心安らかに過ごしながら生まれ変わりの時を待つ場所である。
脱走は御法度。私に与えられた使命は、我が主の許可なく冥界から脱走した者をとらえ、食い殺すこと。
……であるはずなのだが。
なにかとトロく、けれど頭脳は常に冴え、さらには超がつくほどのお人好しである我が主は、冥界からの脱走者がかかえる怒りや心の歪みを解消しようと奔走する。
私はそれに付き合いながら、我が主とともに脱走者の死の真相を追いかける。
すなわちこの物語は、不本意な死と理不尽な人の心をめぐる、あの世とこの世の間を駆ける我が主による推理譚である。
※エブリスタにて同時連載中です。
※執筆中の作品であるため不定期更新となります。気長に応援していただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-26 06:36:24
13353文字
会話率:40%
昔々、正確にいえば231年前。
世界は未曾有の出来事によって滅んだ。
いや、滅びかけた。
文明は破壊され、国や文化も消え去り。
それど人の営みは続く。
そして私は今を生きている。
頬に吹き付ける砂塵混じりの風が今日も強い。
あぁ、この世界は
どんな世界なのだろう……。
これは世界を知らない少女が世界を旅する物語。
けれど、世界は不条理で残酷だ。
硝煙が煙る道を彼女はどう進むのか。
それは今は誰も(筆者も)知らない。
見切り発車号、発進!!
「届け『1コマ』へ!!!」が目標です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 01:49:19
55221文字
会話率:43%
中学生になった辺りから、息子が顔を合わさなくなった。
「私」はそんな息子を見守りつつ、その日の朝もキッチンに立った。
そして私が目にしたものは、二つの弁当箱と――――
母の日に送る、ささやかな日常をつづった短編です。
最終更新:2023-05-14 21:00:00
950文字
会話率:7%
忍便--その名の通り便意を耐え忍ぶ競技--はその年の豊作を祈る神聖な儀式として、毎年欠かさず行われる。
便意を耐え忍ぶという、人として生を受けたのならば一度は経験した事のあるであろう状況。
競技としての忍便は、食物を鱈腹食べて起きた健
全且つ猛烈な便意を神様の前で耐え忍ぶ事を求められる。
豊作への祈り、艱難辛苦を乗り越えるという姿勢。そうした意義の元で紀元前より忍便が行われてきた事は、日本人であるのならばDNAに刻み込まれている程の常識である。
また、忍便をする競技者は毎年の春を迎える時期に、そのような苦難を耐え忍ぶ事により矜持を伴うような位の高い人間の中から無作為に選出される。
そして私の父はその競技に参加する事となり、公衆の面前で早々に脱糞して憤死した。
失敗した父は国恥として、弔われる事もなく。私は親族を含めて、名前を変え、隠れて生きる事を強要されたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-14 19:23:12
3820文字
会話率:3%
えぇ,昔々。いや、最近か,?んん???
ま、過去であることには変わりないんですけど、一人の社畜がいたんですわ、んでそいつ無様にも車に撥ねられ死んじゃったわけですよミットもなさすぎて笑っちゃいますよね。アハハハハハ!、、、、ハァ自虐て、、
んでそんな社畜の私,女神様の気まぐれのような感じ、異世界はゴーしちゃったんですよ。しかもそこで待ち受けていたのは《永遠生きる》という誰もが発狂しそうな人生だったんですーーーー!!!詳細についてはまぁ簡単に言えば老いもせず,死にもせず、と言う感じの中々壊れパワーだったんだわこれが,
ま、他にもチートも貰えたんですけど。正直おまけ程度の代物だって300年くらい経ってわかったんですよ。
いや、未来形だったんだけどねその時は。
そして私は考えた、、、、うん,楽しく生きよう!この世の全てを網羅しよう!核の冬だって!隕石落としだって!宇宙世紀だって!アナザー世界だって!文明崩壊だって!絶対乗り切ってやルゥーーーー!!!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 00:00:00
123314文字
会話率:37%
転生したら生前読んでいた小説のキャラになっていた。
私が転生したオリヴィアはノルウィーク帝国第四皇子であるオズワルドの婚約者。
非の打ち所のない完璧な令嬢のオリヴィアは半年後にオズワルドから婚約破棄される。
彼が別の女性を愛するように
なるからだ。
その女性の名はシャルロット。ナフィタリアという小さな国の王女だ。彼女は一年間ノルウィークに留学する。
そしてオズワルドに見初められ、秘密裏に付き合い、私を婚約破棄してゴールインするのだ。
それがこの世界の運命で宿命で変えてはならぬ未来なのに。
オズワルドは留学してきたシャルロットに興味を示さなかった。
それはとっても困る。
なぜなら第四皇子のオズワルドは剣の腕は確かだけれど行き過ぎた脳筋皇子だからだ。
小説だと精悍で頼りになる皇子だったのに!
ああもう!
こうなったら意地でも二人をくっつけて婚約破棄してもらうんだから!
そして私は誠実で私だけを愛してくれるイケメンと結婚するの!!
そう誓ったはずなのに。
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アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-04 18:17:24
9631文字
会話率:24%
屋根裏にあったペン立て、昔彩る植物はもうなき一人の人へ、そして私にも今死へ向かう道なりが自分の母にによって照らされた。
時を超えた思いは果たして届いたものなのだろうか、見知らぬ人から見知らぬ人に渡り、最後をまた見知らぬ人によって見知らぬ人に
渡った、だがそれでもみな家族。
すべての現実は人の妄想の外で行われてる。
ペン立てなんて、一瞬役立てばいいものよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-13 00:00:00
3700文字
会話率:30%
君はなぜ生きているのか、自分自身に問いかけたことは有るだろうか?
無論、俺は毎日のように考えている。
そこで俺の行き着いた答えはそう、
親の一瞬の快感によって非常に低い確率の上で「たまたま」俺が生まれ落ち、「たまたま」生き続けてい
るだけであるという事だ。
生きている理由なんて大層なもの、考えるだけ無駄なのだ。
この物語は、一言でまとめてしまうのなら、現実世界で様々な事象を経験し、それに飽き飽きしてきた俺が、テンプレートな展開をきっかけに転生をしてしまうが、それを逆手に取り大嫌いであった異世界転生物の主人公気取りでいる奴らをしばき倒していく物語である。
え?結局チート能力を使って異世界転生をすることに変わりは無いじゃないかって?
残念ながら、俺には物語の主人公になりたいという欲がないから、チート能力なんて貰う必要無いのだよ。
俺は俺のやり方で、このありふれた薄い内容である「異世界転生」の流行りを止めてやりたい、それだけなんだよ。だから読者であるラノベオタク諸君には、「自分ならどうするか」を俺と一緒に考えていってほしい。
さて、あらすじで書くことでは無いとは思うのだが、作者の私にとって、これが初めて公に投稿する作品である。そして私はただの人生お先真っ暗になりかけの就活中の大学生である。読者の諸君は、慣れない活字をつらつらと並べていく上で違和感を覚える点はあるとは思うが、どうかそこには目を瞑り、私の想像力豊かな世界観に浸って行って欲しい。そしてどうか、この作品の行く末を見守ってくれるなら私は嬉しい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 12:17:10
1987文字
会話率:36%
私はリーテリア。とある理由で家族から教会に売られた聖女です。私の教会での呼び名は『能無し聖女』。司教や神官から日々、暴力や暴言などをされる蔑まれた聖女なのです。そして私と同じ聖女であるクローディアさまは私に仕事を押し付けてくるだけでろくに
仕事をしません。なのにその手柄は我がもののように皆に示します。故に私は『能無し聖女』。けれど本当の私は『能無し聖女』なんかではありませんが、別にいいのです。教会から出て行けるようになるときを私は待っているだけなのだから。*****そして私が待ち望んだ日がやって来ました。なのになぜ私は皇太子殿下に求愛されているのですか!? 「悪いな、リーテリア。俺はお前を気に入ってしまった。だからお前を離すつもりはない」「!?」
***一応、前編後編で終わりです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-02 18:00:00
15199文字
会話率:76%
「クリストフ様、突然ですが婚約を解消していただけませんか? そして私と決闘をしていただきたいのです!」
「ちょっと待って。いったん話し合おうか」
春の花が咲き乱れる庭園で、俺は婚約者から婚約破棄と決闘を同時に突きつけられた。
幼い頃
の『騎士になりたい』という夢を叶えるため、武芸の鍛錬を欠かさない完璧令嬢の婚約者アドリエンヌ。彼女の夢を壊したくない。けれど俺だって彼女との結婚を諦めたくない。
婚約者の心を繋ぎ止めるために騎士として試合に出るよう提案してみたら、なんだか周囲の様子がおかしくなっていくような……?
婚約破棄をして騎士になりたい令嬢と、どんな策を使ってでも阻止したい王子の攻防から始まる話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-25 20:27:42
85969文字
会話率:39%