21世紀中期、世界人口は30億を切っていた。その理由は様々で、異常気象、食糧難、時空間解離、等々、どれも人類に容赦なく牙を剝く問題であった。そんな中、人類に新たな脅威が現れた。複数のAIが世界の主権を握るために争いを始めたのだ。
後に、
月戦という名で語り継がれるこの戦争は、マテラス、クロノス、アレス、ミネルヴァという名のAI達が、世界を四分割し支配するという結果で終わった。
しかし、終戦から数年後に事件は起きた。事件の現場はアラビア半島南部。原因不明の核爆発が、クロノスとアレスの軍を直撃し、両者が戦闘を開始してしまったのだ。この事件に対してミネルヴァは、原因究明のために、一人の男を現場に送り込んだ。
『極東音-グリッド・ノーツマン』
放射線飛び交う現場に送られたこの男は、月戦の際、日本北部において、自軍敵軍含め総勢二千名もの兵士を無差別に殺害した、いわゆる戦犯兵と呼ばれる人間だ。そして、そんな彼の物語は、独房内の回想から始まる...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 13:00:00
9759文字
会話率:60%
種族の違い、民族の違い、宗教の違い。
戦争、差別、裏切り。
人類の醜い部分、美しい部分。
世界とは何か。人類とは何か。
主人公であるルドルフは、奇異される種族、能力を持ちながらも、正解を探す、人生の旅へと出る。
最終更新:2021-07-01 23:03:43
30593文字
会話率:27%
神や多種多様な種族が存在し、魔法や超能力が存在する世界のおはなし。
神歴986年世界は終わりの時を迎えようとしていた。
ある時、神は試練を言い渡した。
「この世界に生きる者たちよ。我は戦争、紛争の尽きないこの世界に終わり告げる。滅びを
止めたければ7つの試練を越え我の元に来るがよい。」
神はそう告げ、世界の人々に聖痕病を流行らせた。
聖痕病に感染すると感染者の潜在能力や魔力が大きく成長し身体に聖痕が現れる。始めは神に選ばれた人だと持て囃された。
しかし、約3年で致死率100%でしかも、その死体は塵となって死体は残らず、その塵で感染するという病である。
その為、聖痕病患者の差別の対処になっている。
サリア・サフィは平和な小さな村で生まれた平凡な少女である。
ある時、サリアは聖痕病に感染し、村を追放されてしまう。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-06-21 00:37:44
1122文字
会話率:49%
警告/NSFW{Not safe for work}
グロテスク、差別的、性的な表現が含まれます。職場や公共の場では閲覧に適さない可能性があります。苦手な方はブラウザバックをお願いします。
戦争は終わった。人々の終わらない闘争はよりマク
ロな物へと姿を変えた。その終わりは国家ではない組織、個人間の“小さな戦争”が始まるに過ぎなかった。社会と快楽の為に殺し続けるたった一人の人間。彼女の世界は愛しい程に溶けていた——。
この作品は以前別サイトに掲載していた物を転載、執筆を続けています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 10:26:32
152839文字
会話率:81%
これは死後、異世界に転生した私の日記である。
エルフ族、ドラゴン使い、魔法などきらびやかな世界観とは対照的に、この世界の種族たちの暮らしは厳しいものだった。
差別、戦争、憎しみの連鎖。
私はこの世界で殺されると別種族に転生するらしく、様々な
種族の立場からこの残酷に向き合うことができた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-07 14:31:35
936文字
会話率:10%
「私、絶対死ねないんです」
かつて不発弾の爆発事故で従兄を亡くした女子学生、冴島一希。悲壮な覚悟を胸に、一流技術者への弟子入りを志願する。目指すは、不発弾の処理を担う民間業者。命がけの職業であり、女性の前例はない。
「お前をただ働きの
使いっ走りに任命する。感謝しろ」
門前払いをくつがえし、無愛想な男のもとで住み込み修業を始める一希。十一年前に従兄の命を奪った「サラナ」の解体にも挑むが……。
「お前が言う『罪』ってのは何のことだ?」
師匠に動揺を見抜かれた一希は、涙ながらに爆発事故の経験を告白。自分のせいで従兄が死んだという罪の意識と、体に負った傷痕は今も消えていない。師匠は一希に責任はないと明言し、厳しくも親身に指導を続ける。
周囲の人々に支えられながら、自分のコンプレックスや偏見とも向き合う一希。徐々に弱みを克服し、人の手を借りる柔軟性も身に付けていく。
二年の修業を経て、師弟の関係はより親密なものへと育っていたが、二人には別れの時が訪れる。
ついに処理士となった一希は、絶体絶命のピンチのさなか、思いがけず師匠と再会。重傷で意識が遠のく中、師匠の出生の秘密と本心を知り……。
二つの血をめぐる硬派な人間ドラマ。師弟の絆と淡い恋。そして、苦い嘘。
【第9回ネット小説大賞応募作】
【希望的エンドです】
【リアリティ、心理描写、没入感に定評あり】
【この改稿版はカクヨムにも掲載しています】
【改稿前の旧バージョンはこちら:https://ncode.syosetu.com/n4247fy/】
旧バージョンとの共通点・相違点:
●世界観は同じ
●登場人物の性格は(ほぼ)同じ
●ご好評いただいている濃厚な人間ドラマやリアリティ、没入感は健在
●過去の重大なエピソードを追加
●過去エピソードに伴い、主人公、冴島一希の死生観と行動原理が変化
●いくつかのエピソードを追加・削除
●各エピソードを加筆・修正
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-30 18:00:00
178504文字
会話率:48%
駆動鎧と呼ばれるロボットのような物が実在する異世界にある王国で、その鎧の操縦者を育成する王立学校に入学した主人公、カシム。
しかし彼は嘗て王国に戦争を仕掛け、大敗した民族の人間であり、更に人には言えないある秘密があった
その出生故、周りの人
間達から差別や虐めを受ける中、更に王国の王子からも因縁を付けられてしまう。
これはそんな辛く苦しい中、騎士を目指す青年の話。
※異世界転生とありますが、転生するのは主人公ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-19 23:53:36
127376文字
会話率:46%
PV動画
https://www.youtube.com/watch?v=aM6Gb1Wp8SM
プチのサンサーラ
https://www.youtube.com/watch?v=g0hoI7HoNLA
西暦2265年
世界政府は15歳
の少年少女を戦士とする『サンサーラ法』を施行する。
全ての人間が15歳の春、クラスの中から一人を多数決で決める。
選ばれた一人は『クシャトリア』と呼ばれ、天罰機に乗りアスラと戦う。
一人の犠牲者を選んだ方は『ヴァイシャ』と呼ばれ、
自分たちが選んだクシャトリアの戦闘、生活、死の瞬間をダイジェストで見せられる。
これにより、責任感ある人間が生まれると…大人達は信じている。
レトリバー小隊に配属された『空』は明弘と咲夜そして『ドゥルガー』のセラと出会う。
西暦3276年
のどかな小さな島『粟島(あわしま)』
この島には昔から何故かミサイルが降って来ます。
無差別に降り注ぐミサイルで犠牲が出る事もあり、島の人は大変困っていました。
そんな不思議な島の水上に建立された神社『天空神社』
不思議な事にミサイルが唯一当たらない神社です。
天空神社のたった一人の巫女『灯火』とバイト巫女の『桜』は天空神社の地下で、
女性の形をした不思議なロボ『ドゥルガー』を発見します。
セラと名乗るそのロボ子を使い、天から降るミサイルの元を絶ち
『空を祓う(はらう)』事を灯火は誓う。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-23 19:08:57
74087文字
会話率:67%
50年前に人族の勇者が全ての種族のトップを打ち負かし、「全ての種族は他種族と手を取り合い、協力しあうこと」という確約を取り付けた。だが、この確約に異を唱えた国があった。異を唱えるだけなら問題はなかったのだが、その国はあろうことか、戦争を起こ
したのである。だが、被害が出る前にその国は滅んでしまった。勇者は神に選ばれし愛し子であり、神に直接話かけられる存在でもあった。そして確約を破ったその国は神からの恩恵を受けられなくなり、その国の土地は死んだ。作物が育たなくなり、毎日のように嵐が起き、大地が割れマグマが溢れてきた。それを恐れた各国のトップは勇者の確約を受け入れ、戦争が無くなり、他種族が各国でいり乱れるようになったのだが、ここで一部の人族が「人間絶対主義」を掲げる奴等がいた。もちろん公にこの事を言えば、処罰の対象であるが、人は簡単に差別意識を変えることは出来ない。そして、人族ではない、亜人立ちもまた人族に嫌悪を抱いているのも仕方がないこと。そんな中、人族の主人公は亜人の女の子に恋をしてしまう。果たして、主人公の恋は実るのであろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 10:05:24
3355文字
会話率:41%
しがない会社員だった男は事故で命を落とし、記憶を持ったまま性別を変えて、人類と魔族が戦争をしている異世界に転生した。――悪魔の相と呼ばれる白髪赤眼を持つ忌子として。
望まぬ第二の生と差別による過酷な環境に心を閉ざした彼もとい彼女は、最愛の人
を失った事で皮肉にも凍らせていた感情を取り戻す。それは悲しみであり、怒りだった。
非力な体に憎悪の炎を燻らせ、復讐を望む彼女に魔族の手が差し伸べられ、彼女は選択する。
――――本当の悪魔と為り生きることを。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-13 00:06:10
751777文字
会話率:31%
医師の風川は不老不死の生物ベニクラゲを調査した結果(分化転換等)、人間を不老不死とする事が可能との結論に至った。
典型的な海外流出組-150万人以上の日本人海外移住者。有能である確率が高い-である風川は、金儲けのために独自に研究を続けて不老
不死技術を開発し、超大国中国に売り込んだ。
アメリカにはリスクを恐れる傾向があるのに対して中国にはリスクを恐れない傾向がある、中国は「中国マネー」と言われる程の圧倒的金持ち状態、人種差別によって売却金額が低下する危険がない、という風川の考え三点が、風川がアメリカではなく中国に不老不死技術を売り込んだ主な理由である。
売買契約が成立する確率がアメリカよりも高く、売値もアメリカより高くなると風川は計算したのだ。
無論、風川は全人類が不老不死になれば人口爆発がすぐに発生して食料不足に陥り、食料を奪い合って暴動、内乱、戦争が起こる事を警戒して、中国と言っても中国政府にのみ不老不死技術を売り込んだのだ。
中国政府要人多数が不老不死となり、風川も不老不死となった。
当然、人類のほぼほぼ全てがこの事実を知らない。
風川は自分が不老不死になるつもりはなかったが、例えば500年後に不老不死技術に問題が生じた場合、その問題を解決できる確率が最も高いのは不老不死技術開発者の風川であり、風川も不老不死となる事が不老不死技術買取の条件とされたために自分も不老不死となったのである。
760年程経過した頃、死神が金持ちライフを堪能していた風川の元に現れた。
「お前が不老不死技術を開発したせいで、人間の魂の回収数が減った事が死神界で問題となった。減った分、お前が埋め合わせしろ」との事だった。
断ると風川がかわいがっている鼠を殺すと死神に脅されて、風川はしぶしぶ死神の能力を与えられ、社会のゴミを抹殺する殺し屋となった。
目指せPV700万、ユニーク60万!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-01 07:26:50
1108文字
会話率:21%
600年前、七罪魔女が地球に現れ、「エデン」という偽の地球を作った。 エデンでは「濁り」というモンスターがいました。 濁りは人間と非常によく似ていて、濁りはエデンから地球にやってきて、無差別に人間を攻撃することが多かった。 全人類が恐怖に陥
った時、濁りと戦う人々が現れた。 彼らは全人類から「デーモンキラー」と呼ばれ、リーダーの枝吉秀树がデーモンキラーと七罪魔女たちを率いて600年に及ぶ戦争を繰り広げた。
しかし、600年後、聖なる炎の中から「ターミネーター」と呼ばれる名前が浮かび上がり、ターミネーターは大との600年に及ぶ戦争を終わらせるためのものだった。
それが人類最後の希望です、この男が主人公の桐谷達也です、彼はデーモンキラーが嫌いなんだ。混乱していた達也を、黒髪ロングの少女が変えてしまう。
予想外だったのは、強欲魔女の後継者だったこと。 ターミネーターであり、魔女の後継者でもある。
達也はうっかり「人間」の陰謀を知ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 19:47:36
128279文字
会話率:32%
2021年10月、日中軍事衝突――! 2019年末に流行が始まり、2020年に猛威を振るった新型インフルエンザは世界経済を完膚なきまでに叩きのめした。さらにこの新型病疫への対応を巡り、世界各国は対立。国際機関は信頼を失い、人心は人種間・地
域間差別と人々の利己的な行動の連続に疲弊し、全世界的に国際協調の精神は薄れた。
そんな中、新型インフルエンザ封じ込め失敗の責任をとり、比較的穏健であった中華人民共和国国家主席の朱得華は2021年3月の全国人民代表大会を以て退任。2020年度の内に実権を握っていた新たな国家主席、金洪文は覇権主義的な政策を打ち出していく。
他方、米国は新型インフルエンザによる疲弊と、日本国内の反米運動に業を煮やし、事実上の在日米軍縮小を始めていた。これをチャンスとみた金洪文国家主席は、台湾併合と西部太平洋における海上優勢の実現のため、尖閣諸島・与那国島・石垣島・宮古島をはじめとする南西諸島の奪取を画策する。
南西諸島近海へ進出する中国人民解放軍海軍の航母戦闘群、大陸沿岸に新造される航空基地と殲撃16型等最新鋭戦闘攻撃機の展開、中国人民解放軍ロケット軍・東風16号弾道ミサイルの移動――中華民国国防部参謀本部軍事情報局から、中国人民解放軍の動向に関する情報提供を受けていた日本国防衛省は、石垣島駐屯地の開庁や各種誘導弾の配備を急ぎ、弾道ミサイル等に対する破壊措置命令を利用してこれを迎え撃つ態勢を整える。
こうして新型ウイルスに対する戦争に勝利した世界で、“次なる戦争”が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 16:47:28
169690文字
会話率:23%
異世界召喚チート!
主人公「海野陸(うんのりく)」は、異世界の王国に召喚された直後こそ喜んだが、情勢を聞き唖然呆然。魔族相手に敗北を重ねた人類は、滅亡寸前――ひとつの都市に篭城している有様だった!
重包囲下にある城塞都市。白昼は翼竜
騎兵の爆撃が、夜間は砲兵師団の砲撃が街を襲う。苛烈な無差別虐殺。海野陸は義憤を覚え、勇者として魔族陣営軍集団100万の殲滅を決意する! が――。
(2015年12月30日に完結いたしました。荒唐無稽な物語でしたが、お付き合いいただいた皆様、ありがとうございました! また本作が『第5回ネット小説大賞』1次選考を通過いたしました。これも最後まで読んでくださった読者の皆様、ブクマや評価、感想やレビューをしてくださった皆様のおかげです。本当にありがとうございました!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-30 17:00:32
170250文字
会話率:26%
およそ150年前、現代と異世界が複数の次元の狭間で繋がったため各地で紛争が起こり、やがて国との戦争に発展していった。現代人は地球防衛軍として国同士が結束し現代兵器を駆使し異世界人の魔法と対抗していた。だが戦争が始まってから2年、お互いの人口
が戦争を始める前の約4割を失った頃、魔王と呼ばれる魔族を従えた勢力が無差別に街を襲ったため一時休戦し同盟を結ぶこととなった。そして現代人と異世界人の中から先鋭を募り多くの志願者が集まった。その中から魔王を倒すべく遊撃隊を選定された5人。現代人からはコマンダー、陰陽師も2人、異世界人からは勇者と魔術師、それにヒーラーの3人が選出された。この5名の人物こそが魔王軍との5年という長い戦いを終結させた功労者であり後の5英雄である。魔王に従ってた魔族は身を潜め各地に放たれていた魔獣も冒険者や討伐隊によってその数を徐々に減らしていった。死闘の末、勇者のパーティーが魔王を倒してから140年余りの月日が経ち世界は平穏な日々を送っていた。だが魔王は死んだわけではなく一時的な眠りについていただけであった。古来より魔王が復活する兆しのある数年前に勇者の魂を受け継いだ者が再び復活するという。勇者の魂を受け継いだ少年、成神光輝が世界を旅して世界の救世主となる物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 19:00:00
99908文字
会話率:64%
前世である罪を背負って転生してしまったアサディー。自分は罪を償うために転生したのだと考え、懸命に生きる努力をする。
しかし、この世は無情。アサディーはそんな世で名を変え、姿を変え、性別を変え、性格を変えながらも生き抜こうとする。時に挫けそう
になりながらも周りに助けられながらこの世を生きる。その助けは救いか罰か・・・
▶基本的に彼女の成長を描く、かなりの長編にするつもりですが、更新は亀並みの早さだと思います。
▶逆ハーレム設定にしましたが、主人公が誰かを好きになるかどうかはまだ分かりません。主人公には幸せになって欲しいのですが、笑いがあまりなく、少しシリアス多めになってしまうかもしれません。主人公は聖人君子でもなく、万能なわけでもなく、決して強いわけでもない。そんな人間臭い主人公を目指しています。多くの登場人物を登場させて関係を複雑に絡めたり、過去を細かく設定できたらいいなと思っています。
▶様々な場所を冒険させることで、この世界の事がだんだんと分かってくるような感じを目指しています。なるべく現代ではなく異世界という雰囲気を出すために様々なところで現代との違いを出そうと思っているので、なるべく控えようとは思っているのですが、説明ばかりのところもあるかと思います。
▶つけているタグはこんな物語にしたいという願望なので申し訳ありませんがその通りに物語が進むかは分かりませんし、少しそんな部分が登場するだけであまり主題とはしないタグもあります。
▶まだまだ未熟者で、詰めが甘かったり、表現が幼稚であったり、言葉の使い方が間違っていたり、ひねくれた文章が多々出てきてしまい、分かりにくい文章になることもあるかと思います。
お時間があればどんなことでも教えて頂けると有り難いです。
▶題名の意味は分かりにくいかと思いますが、一体どういう意味なのか想像しながら読んでいただけたらと思います。
本作に出てくる名前も大体が意味がある物になっています。例えばアサディーは麻の花言葉からきています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-20 09:57:39
89652文字
会話率:25%
故郷を失くし、ただ海を臨む。
その先にきっと希望の丘があるはずだと、わたしは思っていた。
長い戦争も、人々の差別意識も、結局は何も変わらないままの時代だったのだろう。
愛を語らうこともできず、ただ、地の獄に閉じ込められたと感じる。
この世はまどろみの中に作られたあれらが見る夢に過ぎないのだろう。
ただ、ただあの娘に、ひとときの幸でも生まれてくれれば。
あの魔女に指輪を渡した時、わたしの心は決まっている。
彼女の夢を覚ます、その深緋色した朝焼けの如き指輪をわたしは思い出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-13 17:47:44
12224文字
会話率:3%
ある幸せな家庭に1匹の飼い猫がいた。
ある時、自身の命を犠牲に子供を救うことになる。
天国へ・・・のはずが、そこは何もない白の世界。
神という名の光は、こういうのだった。
十分、徳を積んだようだ。次は人として生きてみないかと・・・。
獣人と
して異世界転生した飼い猫。
はてさて、
愛、希望、裏切り、差別、戦争が渦巻く人間の社会。
どう成長し生きていくのか。
モフモフ最強伝説はここに始まるのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-08 19:40:19
16474文字
会話率:54%
隣国と百年間続いた戦争をその凄腕の剣技で収めた騎士アトスは叙勲の際、好きなことを何でも一つ叶えると王から告げられた。
その問いに、人々は今後の彼の活躍を期待した。しかし、彼が望んだのは。
「俺、魔法が学びたい」
という、誰もが予期せぬ
ことだった。
そして隣国の魔法学園に入学することになったアトスは、その酷な現実を直視することになる。
学園は純血至上主義であり、混血であるアトスは蔑まれ、更には戦争を繰り広げていた隣国出身であることがバレると完全に孤立してしまう。魔法を練習しようにも魔法の才すらあまりなく、アトスは最弱、の称号をつけられてしまう。
そこで、アトスは煮えたぎる激情の元、何としてでも学園から混血への差別をなくすことを決意する。
これは最強の騎士が、魔法学園で最弱と言われ成り上がっていく物語である。
【幽焼けさんの企画したデスゲームに参加させていただいてました】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-06 22:14:26
122305文字
会話率:49%
全身真っ黒の不気味な男、影の男によって記憶を消され、異世界転生させられた主人公ヒロタミツキ。
彼が転生した先の世界の人々は、ミツキが転生者であることをすぐに見抜き、熱烈に歓迎した。
なぜ転生者であると分かったのか、なぜ歓迎されるの
か。
その答えはミツキが転生する十年前、同じように転生した一人の男の存在にあった。
ミツキが転生してきた世界。
そこで人類は、魔力を持つものと持たないものとに分かれていた。
魔力を持たない人間に対して完全な上位互換であった魔力を持つものたち。
彼らは自身を魔族と呼び、魔力を持たない人間を蔑み差別してきた。
長く続いたその差別の歴史を終わらせたのが、十年前の転生者だった。
彼は魔力を持たない人間たちにも、それに変わる力があることを発見した。
原油、火薬、電気が生成できるその力を気力と名付けた転生者は、その力と自身の知識を生かして急速な発展を目指した。
そんな彼を指導者とした国家の下、人間たちは小銃の開発、戦車の誕生、航空機の運用を成功させたのだった。
そしてついに。
人間と魔族が。
差別をされてきた側と、差別をしてきた側が。
第二次大戦に相当する科学力と、剣と魔法が。
二つに分かれた人類による、総力をかけた戦いが幕を開けようとしていた今。
そんなさなかに転生したミツキもまた、大きな戦争へと巻き込まれることとなる。
民族をかけた戦いに挟まれ、多くのものを失ったミツキ。
だがそんな中で発現した、あらゆるものを切断する右腕から伸びる魔法の刃を武器に。
この戦争に身を投じることを、ミツキは決意した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 22:23:07
154945文字
会話率:44%
――私があの方について語れるのは、これだけで御座います。
非命に斃《たお》れた「男装の麗人」の真相。
*monogatary.comのお題「『信頼できない語り手』で書いてみた」からの創作です。
*他サイトとの重複投稿です。
*一部、現在で
は差別用語になっている言葉を使用しておりますが、戦前の物語ということでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-18 02:40:28
2780文字
会話率:0%