子爵系令嬢、フレイヤ・ヴィリアーズは性悪な妹に婚約者を奪われた。
それなのに今度は妹に捨てられた元婚約者がしつこく復縁を迫ってくる。
元々暴力的で傲慢な元婚約者が大嫌いだったフレイヤは拒絶し続けるが、あまりのしつこさに怖くなってきた。
追い詰められたフレイヤは、吸血鬼と噂され恐れられている伯爵のいる領地を目指して家を飛び出した。
目的は吸血鬼を味方につけて、彼を恐れる婚約者の防波堤になってもらうこと。
ダメ元どころか命を失う覚悟で恋人のフリをしてほしいという嘆願を、意外にもブラッドベリ伯爵は聞き入れてくれた。
かくしてフレイヤは、吸血伯爵のお気に入りとして元婚約者や家族に見せつけるために社交界デビューを果たすこととなった。
誰にも優しくされたことがなく自分を無価値と思い込んでいたフレイヤは、伯爵家で時間をかけて綺麗に磨かれ大切にされて、少しずつ自信を取り戻していく。
※ホラー要素はありません。
※R15は念のためです。
※アルファポリス様にて連載していたものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 20:14:17
140246文字
会話率:35%
伯爵令嬢フィオナは義妹になる予定の有名モデル、アテナの水着姿を見て自分と比較してしまい意気消沈する。
その後フィオナは超絶美形婚約者ジュリアスに岩場に引っ張り込まれ、一緒に海水浴に来ていたブラッドレイ家の者たちの声が聞こえる中で愛される。
美形揃いの魔法使い一家の兄弟たちとその婚約者たちによるオムニバスラブ話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 20:09:18
28144文字
会話率:33%
獣人に殺された家族の敵を討つために、兄のフィリップであると偽り男装して銃騎士となった伯爵令嬢フィオナ・キャンベルは、銃騎士隊二番隊長代行ジュリアス・ブラッドレイの専属副官であり、彼の恋人でもある。
恋人ジュリアスは輝かしい美しさをもつ国一
番のモテ男であるが結婚願望がなかった。令嬢としてのフィオナと婚約関係ではあるものの、元々は女除けをしたかったジュリアスと、銃騎士になるためにジュリアスの協力を得たかったフィオナの利害が一致した果ての偽装婚約だった。
協力の条件の一つとして「俺を好きにならないこと」と提案されたが、フィオナが成人を迎えた時に二人は付き合い出す。
フィオナはジュリアスを愛していたので、一生そばにいられれば結婚できなくとも構わないと思っていたが、ある出来事をきっかけにジュリアスの結婚観が変わる。
美貌の完璧超人からいつの間にか執着されていた話。
※別作品「獣人姫は逃げまくる」の幕間として書いていた話(サブタイトル「男装の令嬢」と「前夜」)をまとめて独立させたものです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 16:00:00
6537文字
会話率:3%
アイシャスはアサシン、メイジ、レンジャー、ナイト、戦士の 5 つの職業が支配する世界です。主人公が住むフレッド王国はこの世界で大きな国です。伝説によると、各職業には独自のアーティファクトと精霊が存在します。五神器、五霊輪とも呼ばれる指輪は、
一つ手に入れれば想像を超える強力な力を得ることができる…。
幼い頃に父親を亡くし、グレア同胞団のもとで育った男性主人公のブラッド・トスタニアは、15歳にして暗殺者のみが持つ強大な力を受け継いだ…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-02 04:17:29
165102文字
会話率:40%
とある街の冒険者ギルド。そこに勤めるプリム・スクェアの仕事は四角四面、まさにお役所仕事。規則と原則を破る事なく、淡々と仕事をこなしていく。
そんなある日、新たに冒険者資格を得た少女、フェボラ・バンブラッドが窓口にやって来る。
一日も早く一人
前の冒険者になりたい彼女は、規則で定められた新人向けの研修が気に入らないようで……?
若き冒険者の情熱に、プリムは何を示すのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-01 23:43:43
3070文字
会話率:55%
1を大幅書き直し。話の骨は同じだが、肉が違う、そんな感じの書き直し。
旧は手探りで書いたもの、新は設定が完全に出来た状態で書いた物。
新旧比べて楽しむもよし。何やってんだろう自分、ハッハッハ
BANBAN撃ち合い、敵の出方の探り合い、早馬
郵便配達人バトルアクション!
主人公サトミが、日本刀で地雷強盗と戦う物語。
時代は第4次世界大戦の戦後。
ガソリンが枯渇して移動の主流が馬に、インフラ破壊されて電話は政府が運営する衛星通信しかない高級品になり果てた、文明が少し戻った感じの、近未来アクション。
特殊部隊の少年兵だったサトミ・ブラッドリーは、銃社会でなぜか日本刀使い。
戦後、除隊して両親が居るはずの実家を目指したが、彼の家族は行き先を告げず引っ越したあと。
探すすべを失い、とりあえず旅の途中で出会った、なぜか喋る馬?のビッグベンと家で暮らすことに。
平和〜な日々が漫然と続く……かと思ったら。
15才なのにヒマでボケそうな彼を郵便局がスカウト。
それは速達業務のポストアタッカー、早馬で盗賊を蹴散らし、荒野を越えて荷物を届ける仕事。
しかしそんな彼らはその時、地雷強盗で重大な危機を迎えていたのでした。
*最初は大人しく、ただ余計な部分をカットしようと思った。
それだけなのに、どんどん話が変わっていって、元の姿が木っ端微塵。
そんな感じなので、6話くらいまではほぼにたような感じ。
お付き合いいただけるかた、よろしくです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-26 13:17:23
149326文字
会話率:32%
新作短編連載開始しました。
デッドエンド……デッドはサトミがいた殲滅部隊タナトスの現副隊長。
隊長のジンに従順に従い、いつも微笑みを絶やさない笑い男。そんな彼に、初めて飲み友達が出来た。
しかしある日、その普通の友人が突然タナトスにスカウト
される。
自分は盾にされるのかな?苦笑する友人に戸惑うデッドは、サトミに相談する。
自分のせいで、彼が命の危機に遭うのは耐えられない。
悩む彼に、サトミはデッドにプランを実行しろと告げた。彼は除隊する前、ボス対策のプランを残していた。
15才主人公サトミが、日本刀振り回しポストアタッカーとして活躍する、速達配達人 ポストアタッカー。
その人物紹介と、ついでに短編を掲載していく予定。
時代は第4次世界大戦の戦後。
ガソリンが枯渇して移動の主流が馬に、インフラ破壊されて電話は政府が運営する衛星通信しかない高級品になり果てた、文明が少し戻った感じの、近未来アクション。
特殊部隊の少年兵だったサトミ・ブラッドリーは、銃社会でなぜか日本刀使い。
戦後、除隊して実家で一人暮らしをはじめると、ヒマでボケそうな彼を郵便局がスカウト。
それは速達業務のポストアタッカー、早馬で盗賊を蹴散らし、荒野を越えて荷物を届ける仕事。
血で血を洗う特殊な部隊にいた彼が、一般の普通〜の人々に囲まれ、普通を目指すポストマンのあまり普通じゃないお話。
危機って聞くと腕が鳴る、困った元少年兵の、荒廃したどこかの国の未来の物語。
そんな話の人物紹介 & 短編集〜
何だこれ、ちょっと読んでみたいな方は、「速達配達人 ポストアタッカー 〜ポストアタッカー狩り〜」へGO!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-30 16:33:20
56115文字
会話率:26%
バトルアクション。
ポストアタッカーのサトミ・ブラッドリー15才は、メレテ共和国の殲滅部隊タナトスの元隊長。
現在はロンド郵便局の速達業務を行うポストエクスプレスのポストアタッカー。
ある日、彼は夢で行方知れずだった妹と、ようやく再会する
。
やっと家族と再会出来るかと思ったが、しかしなかなか家族は家に帰ってこない。
なぜだ?!それはお母ちゃんがダメダメだから。
つか、『サトミちゃんなら大丈夫!』超超放任主義の親であった。
一方その頃、隣国アルケーに潜伏していたメレテ情報部員エアーは、ある情報を掴んだ時に潜伏先に踏み込まれ、その後追っ手に逮捕されてしまう。
命ギリギリのラインで彼がもたらした情報、それは核輸送の情報だった。
軍上層部はエアーを救うため、戦時中捕虜にしていたアルケーの国防大臣の息子ガレットと交換にエアーを救おうと画策する。
しかしガレットは交換場所に向かう途中、かつての部下たちに救われ、脱走してしまう。
しかし彼はアルケーに帰らず、メレテ国内に潜伏し、復讐のためにある人物を探し始めた。
それは、自分を捕らえた上に部隊を殲滅寸前まで追い込んだ、背中に棒を背負った少年兵、サトミのことだった。
そんな事などつゆ知らず、サトミは通常業務。
しかし配達中に出会ったギルティが、彼に重大な秘密を暴露する。
果たして彼は愛する家族や可愛い妹に会えるのか?
殺し屋集団タナトスに出された命令、『生け捕り』は果たして成功するのか?
息を呑むような呑まないような、タナトスに「殺すな」の命令。
戸惑う彼らを、久しぶりにまとめ上げる事になってしまったサトミ。
ちょっと長めの今回ですが、出来れば最後までお楽しんで頂けたら、そして気にいったら星をポチッと頂けたら小躍りします。
それではお楽しみ下さいませ。
中身はもちろんフィクションです。
アルケーは某アニメの某赤いMSとは無関係な国の名前ですのでよろしく〜。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 14:33:40
169767文字
会話率:31%
毎日低クエストの薬草採取クエストばかり受けているE級冒険者のユグラシド。彼は協調性のなさから「荷物持ちのユグラシド」「宿り木のユグラシド」と馬鹿にされているが、それは仮の姿。陰では凄腕の暗殺者『シルバー・ブラッド』として密かに活動していた。
そんなある日、勇者パーティー<栄光の光>の一員で同じ屋根の下で暮らしたことがある聖女アリシアと再会。
彼女は勇者パーティーを抜けてユグラシドと組む、と宣言したからもう大変。
表では目立たないようにしていたはずが、アリシアの言動で注目され振り回される日々。
二人の止まっていた時間が今、再び動き始める。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 16:13:54
116595文字
会話率:42%
侯爵令嬢アレクシア・ブラッドフォードは、婚約者である第一王子クリストファーから婚約を解消したいと告げられる。身勝手な王子にはその場で反撃したものの、社交界では「捨てられた女」扱い。さらには王子の浮気相手ミレーヌをやり込めたことで、高慢な悪
女とまで呼ばれるようになる。そんな社交界にうんざりしていたアレクシアは、父侯爵が持ってきた奇妙な縁談を受けることにする。相手は辺境伯子息レニー・ガードナー。だが彼は唯一の息子であるにもかかわらず辺境伯の後継者として正式に指名されておらず、さらには父親である辺境伯に“ヘタレ”と呼ばれており…?
悪女ではないが気が強いアレクシアと、実力はあるもののあることを恐れて剣を握れなくなったレニー。二人は本当の婚約者になれるのか。(R15は保険)
※ざまぁが主題のお話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-02 20:41:46
115199文字
会話率:42%
クールなうさみみ少年カナタと、フリーダムなねこみみ少年イツカの規格外最強バディが、VR学園闘技場のすべてを制し、仲間とともに成り上がる(※ただしアイドルバトラーとして)!
バトってモフってざまあして、お茶もケンカも恋もする。だいたいユルくて
ときどき熱い、わりと愉快な世直し奮闘記。
納税からサボり(※合法)まで、あらゆる場面に顔をのぞかせる純国産フルダイブ型VRMMO『Tear and Blood Online (ティア・アンド・ブラッド・オンライン)』。条件を満たせばリアルのトッププレイヤー養成校で学び、特権階級たる国民的プレイヤーとなることができる。けれど、その実態は……。
やがてカナタたちのチームは、学園を、国を、世界を変えることになる。
※使用上のご注意※
・どっちをみてもけもみみしっぽ学園です(先生も)。羽根とかヒレもときどきいます。
・正統派の激闘、爽快無双のショーバトルはもちろん、悪意のむちゃぶりバトル、意地や願いをかけての決闘。チームバトルにバトルロワイヤル、なぜかアイドル完コピのパフォーマンスもある予定です!
・意外と日常も多いです。ちょくちょくギャグあり。
・Bonus Trackはおもに掲示板回です。読まなくても話は進みますが、読むと見方が変わるかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-01 11:33:37
2921669文字
会話率:24%
青年、出花遭人(でばなあうと)には、生まれつき心臓が6つあった。
そのため、常人離れしたし心肺能力を持ち、幼少期より努力せずともあらゆるスポーツで無双できてしまった。
それがもとで孤立し、社会から落伍。フリーターとして、自分の能力の使
い道を見つけられないまま、夢も無く、燻って生きていた。
ある時、彼の前にランドセルを背負ったどう見ても小学生なお笑い芸人・蘭堂(らんどう)セルが現れる。
常人離れした怪力を持つ彼女は【ランドセルガール】のコードネームを名乗り、遭人を強引に連れて行く。
セルは、遭人をAAS(アンチアンチシンギュラリティ)にスカウトに来たのだった。
AASとは、AIがシンギュラリティに到達した際、人類側に超能力者であるAS(アンチシンギュラリティ)能力者が生まれたが、彼らの起こす犯罪に対し、秘密裏に対処している組織だった。
そのスカウトに、遭人は自分の使い道を見つけた思いがし、快諾。
彼には心臓一つにつき、一発ぶんの破壊力に変換するブラッドスーツが渡されるのだった。
コードネーム【リボルバーハート】が誕生した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 19:03:06
81148文字
会話率:35%
アドルフ・ブラッドフォードは、異世界に輪廻転生した。
前世の最期の記憶は、六十過ぎの老人のものだった。
死に際の記憶は「おいて逝くな」という妻の言葉で。
心残りとなったその言葉は、時折見る夢となってアドルフを苦しめた。
そんなアドルフが前
世の妻に出逢い、恋と気づかず、知らず溺れていくお話です。
どうぞ、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-31 15:08:19
73219文字
会話率:41%
主人公レイン・アークは白銀騎士団と言う騎士団に所属し、
呪われた血ーキル・ブラッドーを背負い、吸血鬼と戦う。
彼は幼い頃にした約束と生きる道を知るために今日も戦場を歩き続ける。
残酷な戦いの中それぞれの騎士たちの戦いにも注目。
この作品
は「カクヨム」にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 01:02:21
116162文字
会話率:31%
魔法によって発展したとある世界で、魔法使いを目指している天才の少女が最低ランクの使い魔を召喚してしまった話。
順風満帆だった学園生活とは打って変わって、向かい風にさらされた彼女は諦めずに夢へと進む。
最終更新:2023-05-18 18:11:34
86048文字
会話率:51%
たった一人の家族だった祖母を亡くしたルーシャ。一人暮らしになった途端にストーカーらしき視線を感じたルーシャは番犬を飼おうと思い立つ。しかし、ルーシャの雇い主であるレーンが用意してくれた番犬は――茶色の短い毛並みの俊敏なオス。ただし、人間の。
ルーシャとその護衛に抜擢されたブラッドは、人々の思惑に巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 17:00:00
108509文字
会話率:33%
――ヒューマノイド。
獣の耳と尾をもつ、ヒト科ケモノヒト族の俗称。
淡い黄褐色の猫の尻尾をくねらせる、探偵のシャーロット・アントシアム。
そしてその相棒で忠犬な助手、ブラッドリー・ルピナス。
とある事件をきっかけに、オベロン通
りの事務所兼住宅に二人で腰を落ち着けている。
探偵と助手の短編連作集。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-16 18:46:30
58124文字
会話率:47%
――ヒューマノイド。
獣の耳と尾をもつ、ヒト科ケモノヒト族の俗称。
淡い黄褐色の猫の尻尾をくねらせる、探偵のシャーロット・アントシアム。
そしてその相棒で忠犬な助手、ブラッドリー・ルピナス。
とある事件をきっかけに、オベロン通
りの事務所兼住宅に二人で腰を落ち着けている。
探偵と助手の短編連作集のさらに一話完結短編。
※この作品はPixivにも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-28 18:00:00
19974文字
会話率:50%
この世界には魔素というエネルギーを使って魔法を放つ。主人公ブラッド・ケネディは全身が魔素で出来ている特異体質であり、記憶喪失でもある。ブラッドはこの世界を冒険して自分の失われた記憶を探し出す物語。
最終更新:2023-05-07 13:14:54
1094文字
会話率:69%
ヤギ獣人の少女ウルリカは、幼なじみで一学年上のアイベックス獣人、アイベルンのことが小さいころからずっと好き。親同士も仲良しで、婚約はほぼ内定、と思っていたけれど、このごろ彼の様子がおかしい……。こそこそ隠れて、王立学園の七不思議に入れ上げて
るなんて、卒業間近にどうしちゃったの?! 失恋の予感に怯えつつ、大好きな人の心からの願いを応援したくて、ウルリカは、寮の同室で親友のシカ獣人スフィリア、生徒会の後輩でキラキラ貴公子のライオン獣人ブラッドフォードとともに、アイベルンの隠し事が何なのかをつきとめようとするが――――。
全15話構成、完結時には4万字程度の作品となる見込みです。初稿は書き上げ済み。
定期更新、完結までノンストップ予定ですので、お付き合いいただければうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 09:21:19
46602文字
会話率:48%
血に紛れし麗しの姫君が生まれ変わる物語
最終更新:2023-04-29 23:00:00
408文字
会話率:0%
女子高生と迷宮の主の、非日常系まったりお茶会!
現代日本の女子高生、萩野瑠璃。
彼女の部屋に置かれたドア型のミラーは、どういうわけか異世界の迷宮の主、ブラッドガルドの部屋(?)につながっていた。
瑠璃は自室の鏡を直してもらうために。ブラッ
ドガルドは失われた魔力の回復のために。
奇しくも利害が一致した二人は、一緒にお菓子を食べることに?
甘くておいしい、ちょっと不穏な非日常系お茶会、ここに開宴!
ちょっとだけお菓子の由来に詳しくなれたりします。
カクヨム・ノベルアップ+等にも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-22 01:33:35
1380713文字
会話率:46%
リンドス伯爵家長女として生まれたセシリア
伯爵とはなばかりの貧乏な家で
ある程度裕福な商家より貧乏だった。
清貧を良しとしている訳ではないが
領地の民衆からの信頼は厚い
しかし元々平民の祖母が叙勲されて得た地位で
領地経営手腕もなく低迷
の一途を辿っていた。
それでも何とかやりくりして領地を経営していたが
去年の不作と疫病の流行で遂に財政が破綻した。
元々貧乏な暮らしをしていたので
爵位を返上するのに抵抗は無かったが。
国に領地を返上した場合に隣接する領主が
ことごとく横暴で領民が苦しむのが目に見えていた。
一応年頃で見た目もそこそこ良い(当家比)は
自分の結婚を対価に莫大(等家比)な支度金を要求した。
その要求を了承して私との結婚を望んだのは
ブラッド伯爵家のヴァレンタイン伯爵当主で
噂ではかなり年配で見目も酷く人前には一切顔を見せないそうだ。
私は、若い身空で中々素敵な人生を歩む事を覚悟した。
覚悟はしていたつもりだった。
まさか自分の旦那になる人が我が一族の宿敵とは思いもよらなかったのだから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 07:01:48
10836文字
会話率:28%
世界には血獣と言う名の恐怖が跋扈している。
そんな死が常に隣にある世界で、香月アラヤはただの高校生を謳歌していた。何気ない日常を好み、自身の本当の願いから目を背けながら毎日を生きるアラヤに、血獣の影が忍び寄る。
それは必然か、偶然か。
血獣と香月アラヤが数奇な縁を交わすとき、世界の運命は大きく動き始める・・・!
さあ、少年よ、望みをつかめ・・・!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 22:56:35
130735文字
会話率:34%