目覚めるとそこは五十年後の世界であった。
二度にわたる戦争が終わった平和な世の中、
だが戦いのまだ終わらぬものがここに、
魔戦士となっていた英雄の封印が解除された。
彼は何故、魔と契約し闇に堕ちたのか? 何故、師であり友であった少女を
殺そうとしたのか? 何故、愛した女を殺してしまったのか?
三つの謎を巡る再訪と回想の後日譚。
全64話
2025年1月12日の日曜日7時30分から投下
水曜日と土曜日は休み。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 07:30:00
40992文字
会話率:38%
【第一章】 異世界で生きるミツル
異世界バルファに転生した少女ミツル・グロンダイルは、十一歳で父の死を目撃したショックから、前世の二十一歳の人格と記憶を覚醒させる。十一歳の怒りと悲しみの感情に支配された彼女は、前世で得た異能を用いて、父を
殺した魔獣を討つ。それ以来、彼女は北方の魔獣多発地域エレダンで、魔獣狩りとして生計を立てるようになる。しかし、彼女は一人ではなく、剣の中に転写されたかつての「かけがえのない大切な人」と共に生きていた。その胸にある願いを秘めて……。
【第二章】 前世回想ダイジェスト【深淵の黒鶴】編
ミツル・グロンダイルは、この世界で生まれた十一歳の「私」と、転生前の二十一歳の「私」の間で揺れ動き、自身の転生が招いた家族の悲劇に思いを馳せる。生きることを諦めていた彼女が、なぜ再び生きる道を選んだのか、その覚悟が問われる。そして、ミツルは前世の記憶を辿り、そこで異能の正体や、この異世界との密接な関係が次第に明らかになっていく。さらに、剣の中に宿るかつての大切な人との深い絆も描かれる。
無限に湧き続ける魔獣の謎や、魔獣から採取される魔石に依存した文明。ミツルの力とマウザーグレイルの存在意義、両親の過去や行方不明の母の所在。そしてミツル自身の意外な素性と過去。これらすべてが繋がるとき、バルファ世界の根幹を揺るがす真の脅威が姿を現す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 02:36:29
2263456文字
会話率:33%
どんな事でも脳内に囁かれたら必ず実行してしまう『悪魔の囁き』という呪いのせいで、マルガレーテ女王は人を傷つけないように周りに冷たく接していた。そのせいで距離を置かれて妹のマリナーヌ以外は仲の良い人はいなかった。
女王就任初の仮面舞踏会
の日。マルガレーテは果敢に人と接しようとするが、いつもの癖が出てしまい、空回りしてしまう。耐えかねた女王はパーティー会場を抜け出して庭園に向かう。
すると、そこには流浪の男バトラーが月を見ていた。ミステリアスな雰囲気の彼に女王は唯一『囁き』が起きない人物である事に気づき、自分の右腕として働いて欲しいと頼む――。
※10万字越えたら完結するつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 23:00:00
1677文字
会話率:41%
『蝙蝠の歌』の続編。これはサイドストーリーでも、スピンオフでもありません。間違いなく本編です。
ある女の半生の回想。特に起伏のない、誰にでも起こり得る、単調な人生を。「こんなに生き方もあるんだ」と思って人生を歩いてもらえれば。
※こちら
の作品は、『蝙蝠の歌』、『蝙蝠のうた(R-18)』をお読み頂くとより楽しめる作品になっております。こちらだけでも楽しんで頂けるとは思いますが、もし良ければそちらの作品もご覧下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 16:37:41
33579文字
会話率:43%
金糸のような髪に琥珀の瞳。
私の人生に影響した出来事は数多いけれど、彼との出会いは最悪だったと胸を張って言える。
そう。あれはまだ私がいたいけな少女だった頃――去った戦争で母国を失った私は、七年弱という長いサバイバル生活を経て家族ともど
も悪徳宗教にまんまと騙された挙句、なんの因果か人売りに攫われて競売にかけられる一歩手前まで追い詰められていたのだった――! (1章回想)
奴隷!? 好きでなりたい訳ないでしょうが! 何が何でもこの会場をぶっつぶ……いえ、抜け出して自由になってやる! ……って、意気込んだ矢先に私を窮地に追い込んだのが、例の彼だったっていう訳なのよ。
え? そんな事どうでもいいとして、どうして母国を滅ぼした国に素知らぬ顔で住み着いているのかって?
……どうしてでしょうねぇ? (にやり)
強欲なる勇者の書。
紫目の少女と強欲な針鼠が辿った後悔と希望の記録。
これは、勇者がいなくなった世界のお話だ。
素直じゃない少年少女が真っ直ぐ前を向く為の旅路だ。
失くした記憶と、過去の贖罪と、未来の因縁と。全てをない交ぜにしてページは進む。
そして、私を知っている彼の事を――私は、知らない。
1章:彼と私の最悪な馴れ初め
2章:浮島での就職活動
3章:浮島生活と白魔術士
4章:(いま、書いてるよ。)
※1 4章の公開について、詳しくは活動報告にて。評価・感想・誤字報告なども歓迎していますので、よければ「ぽちっ★」とお願いします。
※2 「カクヨム」「ノベルアップ+」でも投稿中。
※3 1章と2章の話数調整を行いましたが、内容に大きな変更はありません(2020.9.17.)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-02 07:10:00
1580399文字
会話率:39%
勇名を馳せる前の壬生浪士組(新撰組)の時代から、土方歳三と沖田総司に出会いについて回想するお話です。
新選組を題材にしたオリジナル小説となります。
最終更新:2025-02-02 01:14:32
23551文字
会話率:47%
「マリエーヌ! マリエーヌ! どこにいるんだ!?」
三日前から原因不明の高熱で寝込んでいた公爵様が、必死になって私を探している。
でもなんで?
昨日まで、公爵様に名前を呼ばれた事なんて一度も無かったのに――
この公爵家に嫁いできてから
、私は公爵様に無視され、使用人達からも冷遇されてきた。
それなのに、この日を境に、公爵様からとめどなく溺愛される日々が始まった。
公爵様。
一体あなたに何があったのでしょうか?
※設定は緩めですm(__)m
※第一章は毎日更新予定です。
※短編で公開したお話の長編版となっています。3話以降から、短編に掲載していない内容になります(一部設定を変更している点もありますm(__)m)
※短編も公開中ですが、ネタバレを大きく含みますので、そちらを読む際にはご了承下さい。感想欄についても、ネタバレ防止の為、二章が終わるまでは閉じさせて頂きますm(__)m
※第一章がヒロインパート(コメディ要素が多めです)第二章がヒーロー回想(雰囲気が変わってシリアスとなります)二章までが短編で公開した内容の拡張版となります。
特にヒーロー回想シーンは辛い描写も含まれますが、救いもあります。
第三章から短編後のお話になります。二人が本当の意味で結ばれるハッピーエンドまで見守って頂けると嬉しいです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 21:02:26
476644文字
会話率:26%
とあるエルフの集落に生まれた少女〝ルーコ〟はある出来事をきっかけにエルフという種族のおぞましさを知り、外の世界に旅立つ事を決意する。
それがその先の未来を後悔だらけのものに変える選択だとは気付かずに……。
━━私は勇者でもなければ英
雄でもない……才能の乏しいただのエルフだ。
けれどそれは諦める理由にはならない━━絶対に助けてみせる。
これは平凡な一人のエルフが醜く足掻き、分不相応な願いへと手を伸ばしていく過程の話。
大切な人達との出会いと別れ、そして自らの非力さを呪った彼女の間違いだらけの回想だ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 16:01:03
648450文字
会話率:43%
主人公優里亜の音大時代に起きた話し。
ある夜、「しょた」を名乗る男と同居生活をすることになり、最初は彼を煩わしく思っていたが、段々彼に心を開いて行くと共に、他には変えられない妙な程の(友情とも恋とも違う)安心感を感じるようになる。
彼は何故
優里亜の前に現れたのか。
何の目的で優里亜と共に暮らし始めたのか。
そもそも彼は一体誰なのか。
作風は、未来の優里亜が当時を回想する形を取った一人称小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-30 16:03:12
43088文字
会話率:54%
6つのかけらを集めると願いが叶うという、名まえを失くした〈伝説の宝石〉をめぐり、亡沙漠の国の王子アルバートたちが、盗賊〈鹿の角団〉と繰りひろげる剣と魔法の王道ファンタジー。
盛夏、王都では建国記念100年祭が執りおこなわれようとしてい
た。
内海をわたり到着したアルバートたち、〈魔導院〉の若い魔法使いたち、〈鹿の角団〉の刺客たちが一同に介する城下街は、類をみない祝祭に興奮のつるぼと化していた。
首魁ハーマンシュタインのあやしい影が、難攻不落の宝物庫に眠る宝石のかけら〈光芒〉に忍び寄る――。
そして、時をおなじくして、謎のベールにつつまれた国王陛下に招聘されたアルバートは、ただ一人王宮にみちびかれ、謁見に臨む。熱狂と幻惑の夜、過ぎ去りし日の回想、自己との対話を経て、アルバートは胸のうちになにを悟るのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-29 22:43:23
653097文字
会話率:28%
『私の、いた場所。』
『それは、××の…で××られた、世…』
2018年に占いツクールで初めて(まともに)完結させた作品です。高校生の頃の感性を大事にしております(柔らかい言い方)。
最終更新:2025-01-29 08:00:00
6541文字
会話率:30%
内向的で人付き合いが苦手な女性の想いを載せた回想録。
同じ性質の方にもそうでない方にも人間関係を築いていく上でこのような人間がいると幸いです。
キーワード:
最終更新:2025-01-22 00:57:15
2723文字
会話率:0%
信長が無双している時代ならそろそろお迎え、人生100年時代などと言うなら人生折り返し地点。
そんなお年頃に妻子に逃げられて強制ぼっちに追いやられた男がとりあえず人生を振り返ってみようとする。
キーワード:
最終更新:2025-01-18 03:56:40
3397文字
会話率:0%
2020年について思い出したくない方も多いのではないでしょうか。下書きを眺めているとあの年を終えた直後の書き殴りエッセイが見つかったので供養します。これはタイミング悪く挫折してしまった若者がかなり勢いで書いた回想です。
最終更新:2025-01-15 23:00:29
8764文字
会話率:5%
別れ、出会い、成長を描いた小説……の予定です。
僕(=赤井一郎)、真、明里、貴子の4人はついに卒業の日を迎えた。様々なことがあったが、うまく乗り越えてきた4人にも、ついに別れの時が来た。
4人の過去、行事、いじめ、因縁、事件などな
ど……。様々なことが少しずつ明らかになっていく。その先に、待っているもの。それは、広大な社会。少しずつ大人になっていく四人に、是非、注目してみてください。
回想シーンがたくさん入る予定です。
感想等をいただけると幸いです。
初投稿です。おかしな点があれば、あたたかく指摘してください。
ダジャレもあたたかく受け止めて下さい(独り言)。
また、随時更新予定です。
改訂、開始しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-21 01:07:42
24616文字
会話率:28%
私はサキ、今死にかけている。
死にそうなサキの回想から始まる恋愛短編小説!
キーワード:
最終更新:2025-01-14 20:51:35
656文字
会話率:41%
日だまりで寝ている想い人との回想と葛藤プラス猫
最終更新:2025-01-13 00:42:44
943文字
会話率:16%
ボクと一緒に暮らすおばさんの奮闘を回想した備忘録。
最終更新:2025-01-12 22:37:34
9974文字
会話率:7%
僕が僕の人生を回想する為だけの自己満小説です。言うまでもなく僕が死ぬまで完結しません。良ければコメントください。その分僕の今後の物語が面白くなって小説も面白くなると思います。
最終更新:2025-01-12 08:52:37
3304文字
会話率:15%
1939年12月31日UTC1500、第二次世界大戦中の世界。突如として世界各地に謎の穴が出現。ダンジョンと名付けられたその穴の中には未知の世界と尽きぬ資源が眠っていた!それと同時に様々な異形の怪物たちも、、、
時は流れ西暦2048年、
皇紀2698年の大日本帝国。紀伊型戦艦の後継艦が海に浮かび、空はレシプロ戦闘機が舞う。但し内燃機関では無く魔力によって。そんな中で主人公はまだ見ぬ世界を求めて配信用カメラを片手にダンジョン探索!
第二次世界大戦がダンジョンの出現によって100年以上だらだらと続いているこの世界で果たして主人公は何を成すのか。
架空戦記よりはダンジョン探索がメインです。そしてダイスによって行き先を決めたりするので唐突に主人公が死ぬ可能性もあります。
【P】は過去、或いは回想です。
今日(1月1日)から365日連続で話を投稿します!(唐突)
自分でもやり切れると思っていないし、何なら今年に大学受験を控えていて、更に(このお話の構想自体は前々からあったとはいえ)プロットもストックも何にも無い、完全見切り発車の状況なので正直言ってあほな試みではあるけどそれでもいいよっていう方は応援お願いします。
そして今回書くにあたって1つ縛りを設けます(⁉) 完成した話はその日にすでに投稿していようとその場で投稿しなければならない。つまりストックを作れません。
なので絶対に毎日書かなければならなくなるので一話一話が1000文字も切る場合があると思いますがご了承ください。
さすがに体調不良やその他の事情があった場合にのみ投稿されなくなりますので投稿されなかった場合には魚に何かあったものだと思ってください。
この話はカクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 20:46:11
7343文字
会話率:39%
これは2018.4.16~2019.7.9まで、LINEで書いていた個人趣味の小説を少々リメイクした作品です。
他の『ナッセの奇想天外な大冒険!』とは設定も話の流れも全く繋がりはなく、この作品自体独立しています。
※ヤマミやアクトのコ
ラボ出演あり。
※追憶編みたいな長ったらしい回想シーンはありません。
サンライト王国で少数精鋭隊サンライトセブンとともに、ハッピーエンドを目指し続けるナッセの物語……。
帝国の四天王が勝手に独自で侵略を目論んで、サンライト王国へ忍び寄る。
いずれも恐るべき実力者。
イワシロー、二メア、竜さん、ニカ大将軍……。
無駄に叫ぶ自称熱血漢オウガ!
タルパ使いゴリラ男のドラゴリラ!
頼れるドンイ闘将フクダリウス!
だんだん戦闘民族になっていくモリッカ!
頭脳明晰のメガネ紳士ノーヴェン!
体を象に自由自在に変態できるコンドリオン!
そして白銀の大爆裂魔法使いナッセ!
いずれも曲者ぞろいだが確かな実力者だ。面構えが違う。必ずハッピーエンドまでたどり着けるに違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-05 04:00:00
223296文字
会話率:43%