25歳になっても尚、特に秀でた才能もなく社会の荒波に揉まれていった。
ある日、親の仕事の手伝いに行った訳だが…まさかだ。
まさか実家の倉にあんなのがあるなんて。
想像出来るやつが居たら教えてくれ。
しかも目の前に赤い髪の少女がい
るし、なんか強いし何がどうなっているんだ?
ーーこれは英雄譚とは決して言えない、ある魔術師のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 20:49:25
19549文字
会話率:33%
短編小説「荒波」
この荒波がお前は見えないのか?
ああ聞こえないね。この揺れが楽しいから。
こんなにも雷がなり、舟は沈んでいく。お前はそれに目をそらすのか?
目をそらすわけでない。しっかり見ている。ぷかぷかと駆け抜ける舟ともがき苦しみ
沈んでいく舟。
その差が、沈んでいく舟の違いさ。
人を脅しふるいにかけている番人こそ「牛」の正体さ。
心得ている者にとっては、取るに足らない。神でもなければなんでもない。
まるで迷子になった仔牛のようなものさ。
鼻はならせど、角はない。
取るに足らない存在さ。
牛の仕事もなかなか酷なものだね。
人様には、敬遠されがちだ。
とくに、死を恐怖としてる者たちとっては「牛」から逃れようとするあまりに存在に執着する。
恐怖の存在として記され、隠された存在それが「牛」。
恐怖に執着するのが「ヘビ」。ヘビに寄って、人間たちのなかでは牛は何処かへ行ってしまったようだね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-29 10:28:58
1100文字
会話率:0%
目が覚めるとそこには不審者が! そんな始まり方をした第二の人生は、私の想定を超える出来事の連続だった。貧乏一家の長女だった私は、何の因果か子爵家令嬢として生を受けた。右も左も分からない貴族令嬢としての生活は、持ち前のキャバ嬢スキルで乗り切ろ
うと決意。話を合わせる? 上役に気に入られる? 女性社会の処世術? 大得意です! と何とか令嬢として歩みだした。
けれど、待ち受けるのは予想を大きく外れる展開。この世界RPGじゃなかったの? もしかして乙女ゲーム? 疑似恋愛は仕事だけで十分と乙女ゲームには見向きもしなかった私に、一体何ができると!?
とりあえず、ヒロイン役は断固拒否! 疑似恋愛はもうお腹一杯です! 私が望むのは今世こそお金に苦労しないこと。清く正しく金稼ぎをモットーに、子爵令嬢シャーロットとして生き抜いてみせますとも! ……ところで、この世界何かバグってません?
――本音と建前を使い分け、シャーロットはひた走る。引いては押し寄せる厄介事の荒波を泳ぎ切り、シャーロットが辿り着いたのは理想の楽園か、それとも厳しい現実か。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 23:48:28
703109文字
会話率:32%
時は天正。織田の侵攻によって落城した高遠城にて、武田家家臣・飯島善十郎は蔦と名乗る透波の手によって九死に一生を得る。主家を失って流浪の身となったふたりは、流れ着くように訪れた富山の城下で、ひょんなことから長瀬小太郎という若侍、そして尾上備前
守氏綱という男と出会う。そして善十郎は氏綱の誘いにより、かの者の主家である飛州帰雲城主・内ヶ島兵庫頭氏理のもとに仕官することとする。
峻厳な山々に守られ、四代百二十年の歴史を築いてきた内ヶ島家。その元で善十郎は、若武者たちに槍を指南しながら、穏やかな日々を過ごす。しかしそんな辺境の小国にも、乱世の荒波はひたひたと忍び寄ってきていた……
(『アルファポリス』にて発表していた作品を、加筆修正したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 20:04:44
163101文字
会話率:52%
オーパーツと魔法で溢れた国、メディオクリス。そこに住む田舎貴族に仕える少女、ミルは主人であるブライ、シエラと共にメイドの身ながらソムニア学園に通うことになった。
主人を立てる為に極力目立たないように学園生活を送ろうとするミル。しかし、そ
こへ予測不可能な出来事が荒波の如くミルに襲い掛かる!
学園恋愛コメディー、始動!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 01:51:30
7294文字
会話率:52%
元パイロットの万網奔(28)は、今や乞食をやっている。
彼女は後に人型兵器「人肢戦闘車」のエース・パイロットとして「煙草の死神」とあだ名され、革命運動に奔走することになるが、その半生のうちに何を見て、何を目指し、何を恐れたのだろうか。
衛
星軌道の汚染によってインターネットが崩壊した未来、歪んだ封建社会を敷く『貴族連合』を舞台に、ミリタリーロボット大河が繰り広げられる。
カクヨム・なろう同時連載作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 19:43:34
12188文字
会話率:39%
普通の高校生、『前田 正義(まえだ せいぎ)』。彼は、人の『運』が形として見える特異体質の持ち主だった。
そんな彼が昔から好きな女性『鮎貝 歩夢(あゆがい あゆむ)』。ある日、彼女が乗るバイクに轢かれ、不本意ながら異世界に転生してしまう。そ
の異世界で、彼は偶然知り合った猫耳娘のネムと一緒に、『運』に支配された狂った世界の荒波に飲み込まれていく。
そして彼は、また出会う。最下層のゴミ町で。
『運』を全く持たない彼女にーーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 12:34:58
104073文字
会話率:46%
中国、後漢王朝末期──政治腐敗から各地で蜂起した黄巾党が民草を脅かしていた。漢王室の血を引く涿郡涿県の劉備は、志を共にする関羽・張飛とともに桃園に義を結び、救国の大望を胸に乱世の荒波に立ち向かう。
沛国の曹操、呉郡の孫堅、綺羅星の如くに出現
した英雄たちが、擾乱を契機として覇を競い、やがて天下は魏・呉・蜀の三国に分裂。184年の黄巾の乱から、280年の孫呉滅亡まで、丸々一世紀に渡る群雄達の興亡、鎬の削り合い、忠義と我欲、愛と憎しみ、峻烈なる人間模様を描く。
明代の通俗小説、三国志演義の抄訳。たまに挿絵つき!
※当作はエブリスタ様にも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 00:00:00
219045文字
会話率:34%
嫌いな両親と同級生から逃げて、アメリカ留学をした帰り道。帰国中の飛行機が事故を起こし、日本の女子高生だった私は墜落死した。特に未練もなかったが、強いて言えば、大好きなもふもふと一緒に暮らしたかった。しかし何故か、剣と魔法の異世界で、貴族の子
として転生していた。しかも男の子で。今世の両親はとてもやさしくいい人たちで、さらには前世にはいなかった兄弟がいた。せっかくだから思いっきり、もふもふと戯れたい!惰眠を貪りたい!のんびり自由に生きたい!そう思っていたが、5歳の時に行われる判定の儀という、魔法属性を調べた日を境に、幸せな日常が崩れ去っていった・・・。その後、名を変え別の人物として、相棒のもふもふと共に旅に出る。相棒のもふもふであるズィーリオスの為の旅が、次第に自分自身の未来に深く関わっていき、仲間と共に逃れられない運命の荒波に飲み込まれていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 19:00:00
1182428文字
会話率:43%
四十六歳。
無難でうだつの上がらない長友慎太郎は、社会の荒波に揉まれながらも、妻と一人娘を持つどこにでも居るサラリーマンであった。
彼には外見に特徴があった。頭頂部の毛がかなり薄くなっており、周りの毛をかき集めて何とか体裁を整えている惨めな
状況であった。
とある日のこと。仕事で疲れ帰って来た慎太郎はリビングのソファーでそのまま眠ってしまう。
目が覚めると、そこは見慣れぬ光景であり、馬車の荷台に乗せられ、黒き獣から必死に逃げている最中であった。
そんな危機一髪の状況で、慎太郎は一人の少女と出会う。
桜色の髪と翡翠色の瞳を持った、大巫女と呼ばれる彼女は、慎太郎をこう呼ぶ。
大神官様、と。
慎太郎は、世界を滅びへと向かわせる存在である黒き神を封印できる唯一の存在である「大神官」として、異世界へ召喚されたのだった。
大神官である彼のみが行使出来る、俳句とも川柳ともつかぬ不思議な十七音の句「ヤナギノク」で、慎太郎はこの世界を救うことが出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-23 09:00:00
44337文字
会話率:30%
異世界に転生するも前の世界以上に地獄だった。
学業優秀だった高校生・御手洗智樹は志半ばで自殺してしまったが、目覚めると日本では見慣れないような部屋にいた。
彼は異世界の四流貴族に転生を遂げていたのだ。
彼は社会の荒波に揉まれながらも、過去そ
して現在の自身に残った満たされない思いをこの世界を破壊し創造することへと昇華させていく。
彼はこの世界を彼にとって都合のいい世界へと創り変えていく、どんな手段を使ってでも。
*この作品はカクヨムでも連載していきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-19 13:37:27
31434文字
会話率:43%
平和とは程遠い戦乱の世。
大人たちの様々な思惑が交差し、戦いは激しさを増していく。
戦乱で乱れた町の中を彷徨う二人の子供。
一人は松丸。将軍家の血を引く御曹司。
一人は日多季。松丸の幼馴染。
二人は逃げていた。将軍家から--
-。
「二人で逃げよう」
手をしっかり握り締めて、大人たちから逃げる真夏の逃避行が始まる。
これは、大きな歴史の荒波の中に飲み込まれて、名も知れぬ者たちの記憶。
子供達は理不尽に抗いながら、必死に逃げ続ける。どんな結末であっても…。
真夏の決死の逃避行。幼い彼らがどうして夜叉と呼ばれたのか?
芦屋智加氏とお届けする、葵夜叉共同短編集。
目を背けるな。しかと見ろ。
夜叉に身を堕としても、互いを求めるその姿を…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 16:54:55
11227文字
会話率:32%
山と海を有する美しき国・香国。
その国で生まれた、蘭丸、雲雀、都羽、朔夜は性格・身分こそ違えど仲の良い幼馴染であった。
しかし、四人が成長していく中で香国を揺るがしかねない大きな荒波に次第に巻き込まれていくことになる。
花の如く美しく咲き
乱れ、鳥の如く天を自由に舞い、風の如く正義を吹き抜き、月の如く沈静と優しき光を注ぐ。
これこそが、花鳥風月---。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 09:14:44
98844文字
会話率:47%
佐倉沙耶の趣味は、愛車のロードスターで温泉に行くこと。
とある夏の夜、箱根で迷子になっていた大学生、茅野夏帆と出会う。
「あたしを温泉に連れてってください!」
社会の荒波に揉まれながら、温泉の癒しを求める沙耶。SNSと持ち前の行動力を武器に
、インフルエンサーを夢見る夏帆。そして新たな出会い────
温泉とロードスターが紡ぐ、女の子たちの週末旅行記。
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-24 08:11:21
85707文字
会話率:33%
あの「刀は要らぬ」が帰ってきた!
前作では、群を抜いた平和主義の持ち主・ヤスが戦乱の安土桃山時代にタイムスリップ!「誰の血も流さずして天下統一」という前代未聞の目標を掲げ、民主主義政治を武器に織田信長と対決した。
今作の舞台は江戸時
代末期。ヤスと仲間たちは再びタイムスリップし、明治維新の荒波に巻き込まれることになる。
ヤスは再び歴史を変えることができるのか。明治維新の、誰もが幸せになる終着点とは一体、何なのだろうか。
作者「しいらし ゆう」による、斬新で一切前例のない、タイムスリップ系ラブコメディー政治小説!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-06 17:03:09
34737文字
会話率:63%
木島透は春日井芽亜里に一世一代の告白をするけどあっさりフラれた。そして透が好きな荒波霧子は、透が芽亜里が好きなことに絶望し、さらに透は芽亜里が霧子のことを好きなことを知ってしまう。そんな三角関係の恋に、恋のキューピット(おっさん)が降り立つ
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 22:17:25
120944文字
会話率:23%
WEB小説雑魚な俺が自作小説を読者様に届けるためにRPGする日々雑感。
武器はこの2本の自作小説。それだけを頼りにWEB小説世界の荒波を乗り越えて、数々の魔物を狩り、評価やブックマークのお宝を手にし、いつか大魔王を倒して伝説の勇者にならん
と欲す。
腐れ縁のバーサーカー、いつまでたっても距離を置こうとする女僧侶とともに、いざ、魔物退治へ!
始まりの町のちょっとそこまで行ってきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-22 19:00:00
41951文字
会話率:33%
『天変地異』
空は暗雲と雷鳴、大地は震えて裂け、山は燃え砕け、海は暴風と荒波、7日7晩続いた。
人々は死よりも苦痛な長き七日間を生き抜くと、ようやく太陽の光に照らされると目の前にはありえない光景が拡がっていた。
大陸はいくつもの島
になり、新たな大地が開かれ、未知なる洞窟などが現れる。
結果、いくつもの国が崩壊して秩序が乱れた。
住む場所と食料を失った人々は、生きる為に必死に足掻いて約百年の月日が経とうとしていた。
『世界が変わる』
やがて人々は未知なる秘宝を求める者、国を作ろうとする者、今まで証される事がなかった過去を調べる者、犯罪に手を染める者、秩序が乱れた世界に新たなる秩序が生まれようとしていた。
『とある島』
「だあはははは〜、お前達には無理無理」
「何でだよ!」
「そうよ!」
「まぁあと3年だな。3年鍛えれば一人前だな。もちろん2人でだけどな!だあはははは〜」
こんな昔話を思い浮かべながら、気付けばもうあれから3年が経っていた。
「さあ行くぞ!」
そして今、2人の新たなる冒険が始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-20 08:08:35
76067文字
会話率:44%
ある日、一人の少年は村にある一つのオキテに興味が湧いてきてしまった。
━淡川には決して近づいてはならぬ━
何故淡川に近づいてはいけないのか。真相を確かめるべく、少年は一人雑木林へと向かった。
最終更新:2022-07-10 16:16:09
2569文字
会話率:25%
異世界に転生したら、世界一可愛い犬になっていた!
社会の荒波から離れ、目指せ優雅なペット生活。もらわれた先は、竜人が治める国の王家。のんびり過ごしたいのに、ぎくしゃくした家族の間を取り持ったり、実は私は水の精霊王だったり。
そんなことより、
異世界料理が食べたい!え、味が濃いからペットは食べちゃダメ?働かざる者食うべからず?……くっ、やはり働くしかないのか!?
これは、世界一可愛い犬(そのうち人化)が異世界で幸せになる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 23:00:00
9278文字
会話率:23%
社会人として荒波に自ら身を投じた私。
しかし、意外と穏やかな場所もあるようだ。
最終更新:2022-06-20 16:30:26
1370文字
会話率:0%