圧倒的演技力で名声を誇っていたがとある理由から俳優を引退した宮原ハジメ。
そんなハジメが次に行ったのは新しい劇団を立ち上げること。
ハジメの元には生まれも境遇もバラバラのメンバーが集まり、彼らは演劇・舞台という摩訶不思議な世界へと飛び込んで
いく。
舞台に立てる人間はごくわずかかもしれない。でも、僕は夢を見ることは自由だと思うんだ。だから、僕は彼らに夢を託して夢を見ることにしたんです。
これはかつて活気にあふれた星川町を舞台に繰り広げられる、ある劇団のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-07 20:10:24
544980文字
会話率:44%
2022年12月13日。新型コロナウイルス感染症罹患発覚。
それと同時に始まった謎の#(ハッシュタグ)。
「#藤波のコロナ療養日記」
これはコロナに罹患した私が経験したコロナ療養の記録。
全ては…小さな違和感から始まった…。
「こんな
はずじゃなかった…」
私はただただ…それだけをつぶやくしかなかった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-25 20:39:04
10451文字
会話率:5%
平和とは程遠い戦乱の世。
大人たちの様々な思惑が交差し、戦いは激しさを増していく。
戦乱で乱れた町の中を彷徨う二人の子供。
一人は松丸。将軍家の血を引く御曹司。
一人は日多季。松丸の幼馴染。
二人は逃げていた。将軍家から--
-。
「二人で逃げよう」
手をしっかり握り締めて、大人たちから逃げる真夏の逃避行が始まる。
これは、大きな歴史の荒波の中に飲み込まれて、名も知れぬ者たちの記憶。
子供達は理不尽に抗いながら、必死に逃げ続ける。どんな結末であっても…。
真夏の決死の逃避行。幼い彼らがどうして夜叉と呼ばれたのか?
芦屋智加氏とお届けする、葵夜叉共同短編集。
目を背けるな。しかと見ろ。
夜叉に身を堕としても、互いを求めるその姿を…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-25 16:54:55
11227文字
会話率:32%