絢爛豪華な謁見室で冷酷非道と噂の悪魔皇帝に迫られ、三年前のあの日のことを思い出した。
もう誰も愛さない。
すべてを失ったあの日、私はそう決心した。
「セシル・マックイーン! お前のような陰湿な女とはこの場で婚約破棄をする!」
セシルはディカルト帝国の侯爵令嬢だがデビュタントの夜会で義妹に婚約者を奪われ、帰る家も家族も失い失意のどん底で市井に放り出される。
そこで運良く魔女に拾われて修行を積み、悠々自適の毎日を送っていた。
だがある日、帝国の騎士に連行され皇帝に謁見することに。何故か修行時代にヤケで作った呪いの仮面をつけた皇帝から「仮面のせいで結婚できないから、お前が責任を取って後継者になる子を産め」と命令される。
なんとか一年の猶予をもらい、解呪できたら自由の身になると約束を取り付けた。しかし逃げないよう問答無用で婚姻させられる。
こうして愛のない結婚生活がはじまった————はずなのになんだか皇帝の態度が甘すぎるんだけど!?
一方、皇后になったセシルを引きずり落とすため義妹が画策するも、すべて失敗に終わる。そして破滅の道へと進むのだった。
すべてを失い誰も愛さないと誓った魔女が、すべてを取り戻して幸せになるお話。
※この作品はカクヨム、アルファポリス(9/2投稿開始)でも投稿してます。
※完結保証です。明るめの内容で、ヘタレカップルですがいちゃいちゃ溺愛です。お好きな方は是非どうぞ★折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-04 21:15:35
103898文字
会話率:48%
セシル10歳。大好きなニキとうさまと世界を旅するハンター。
物心ついた頃から旅をしているから、年にのわりにしっかりしていると思う。
特技は、魔物使い。うん?特技って言わないかな。とにかく、動物や魔物と仲良くなるのが得意。苦手なのは子供。
一見するとのどかなア・ムリス国のメリス島。そこからはじまる新たな冒険!!
楽しんでくれるといいな。
のんびりやります。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 00:00:00
578556文字
会話率:45%
「わたくし、悪役令嬢になりたいんですの」
双子の妹のセシルはいつも身近なものに影響されやすい。そんな妹が心配でありつつ、可愛くて仕方ない、シスコンから見た妹のほのぼの?恋愛小説。
。
悪役令嬢ものが書きたくて書き始めましたが、完全になにか
違うものが出来上がりました。
短いので、さらっと読めます。どうぞご査収ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-17 18:00:00
3423文字
会話率:12%
占い師に「三人の運命の男がいる」と言われてしまった男爵令嬢クララ。愛する人との恋愛を夢見ているが、あまりに鈍感すぎて、三人の素敵男子たちのアプローチにも全く気が付かない始末。
運命の男たちの思いに翻弄されながらも、ようやく彼が好きだと認識し
始めた!それなのに、運命の矯正力か、どうしても他の二人から離れられない。もしかして、運命の人は他の二人だったの?
そして、愛する彼との恋愛にも、様々な障害が付きまとう。クララは本当に、占い通り愛する人と幸せになれるのか?
『鈍感男爵令嬢と三人の運命の恋人たち(アレクシス・ルート)』の改稿再編成版。
【第一章】【第二章】【最終章】を一つにまとめました。
毎日1話投稿で全71話完結。読みやすく1話を2500字程度に減らしましたが、内容はオリジナルと大きな変更はありません。
第30話から連載中『王女セシルの宿命と恋の行方 ~ 無償の愛が世界を救う礎となるまで~』の裏/表ストーリーとして、同時に物語が進行していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 06:16:26
194775文字
会話率:42%
王女セシルは身分の低い側妃腹。父王の血の証である強い魔力で、かろうじて王女の身分を保証されているだけ。
魔法では誰にも負けなかったのに、孤児院出身の平民レイには敵わない。
良きライバルとしてレイを従者に任命したものの、次第に主従関係以上の
感情を抱いていくセシル。
そして、成長したレイは敬愛する主君のために、その人生と命を賭けて戦う騎士となる。
そんな二人の恋は、やがて過酷な運命の渦に巻き込まれ、思わぬ方向へと押し流されていく。
第一部(全60話)完結まで毎日投稿予定。2022年6月9日まで毎朝6時台に更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 06:07:30
242870文字
会話率:47%
最近、リシャールにまとわりついてくる女性がいる。彼女の名はファニー。どこかの男爵令嬢だったはず。だが、リシャールにはセシルという婚約者がいる。それにも関わらず、ファニーがリシャールにまとわりつくのは何故なのか――。
※この作品は『すなもり
共通プロット企画』参加作品であり、提供されたプロットで創作した作品です※の5作目。
※1~4作目はここではないどこかに掲載されております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 19:23:40
7879文字
会話率:53%
【完結、全50話予約投稿済】
※シリアスで、重い内容を含む小説です。好まれない方はご注意ください。
婚約者の不貞現場を押えた子爵令嬢のセシルは、二度と家には帰らない決意で飛び出した。
不貞の事実は前々から掴んでおり、計画通りに家を出たセシ
ルは、安宿に泊まる。宿泊の交渉をしていると、背後から眼帯をつけた男に声をかけられる。男も宿を探していた。
宿には二人部屋しか空きがないという。仕方なく、二人は同室で泊まることにした。
眼帯の男は、セシルを男だと勘違いしており、旅人に扮したフード付きのコートを脱ぐと女が出てきて大いに驚く。
気にせず寝た翌朝、セシルは早々に宿をたつ。
王太子殿下が住まう御所は一年前から呪詛の霧に狙われていた。セシルはその霧を払う魔眼を持つ。太子が住まう御所を包む霧を一掃し、朝一番の仕事を終えた。
その日は前線で活躍した猛者が新任の近衛騎士副団長がやってくる予定であり、急いで近衛騎士団長の執務室へと向かう途中で、偶然、昨夜、宿を共にした男とぶつかってしまう。
彼こそが、新任の近衛騎士副団長。近衛騎士団長の弟であった。
名をデュレクという。
※暗い系統の小説がネット小説大賞の一次を通っており、たまにシリアスな小説を書きます。前回のような明るいタイプの小説は次に書く予定です。
※設定など諸々大雑把です。
(執筆期間:2022年5月8日~2022年6月9日:(C)柚祈)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-27 07:00:00
95632文字
会話率:39%
かつて、オレは勇者の友だった――
巨大な柱に支えられた『空大陸』が点在する世界。
遥か雲海の底を信奉し世界に災厄をもたらす魔人達『ザンクトフランジール』。
魔人達に敢然と立ち向かう勇者の団に、様々な古代遺産の道具を駆使する薬技士(
テクノケミスト)のクライドがいた。
しかしある時、クライドは信じてきた仲間達に冷たく突き放され、最初の仲間であり親友であると信じて疑わなかった勇者アーヴィンにまで団から追放すると宣言されてしまう。
失意に暮れながら過酷な旅路を引き返すクライドは、彼らにとって大きな転機となった空大陸『ミドロンド』へと戻ってくる。
そして、ミドロンドで出会った勇者に憧れる少女セシルとの出会いから、彼の運命は再び動き出したのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-15 03:54:56
41874文字
会話率:36%
転生したセシルは聖女で、とある国の専属聖女として生活していた。けれどある時、国王が異世界より少女を喚び出すことに成功。そしてその少女を真の聖女とした。
真の聖女がいるということで、セシルは国から出ていくことを指示される。
これは追
い出された聖女セシルが幸せになるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 20:00:00
18060文字
会話率:62%
冒険者のセシルは、一人が好きだ。誰かと一緒にいるのも悪くないけれど、やっぱり一人が楽なのだ。
単独で行動するセシルは、怪我をしても死にそうになっても、仲間から回復してもらえることはない。
それはつまり、死んでしまったら最初のポイント、冒険の
始まりの場所に戻るということである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-05 01:27:29
2412文字
会話率:25%
リンゼは婚約相手であるチャールズから突然婚約破棄を伝えられた。チャールズはリンゼが地味で華がないからという無茶苦茶な理由で婚約破棄を一方的に行い、新しい婚約者のセシルと共にゴブリンイカ女と酷い言葉でリンゼを罵るのだった。リンゼは泣く泣く実家
へと戻ったのだが、次の日ドルチェス王子をはじめとしたたくさんの人々がリンゼを心配してリンゼの屋敷に駆けつけたのだった。そしてドルチェス王子をはじめとする駆けつけた人々から次々にリンゼへの愛の告白を行われ、ドルチェス王子が会長を務めるリンゼ熱烈ファンクラブが結成されたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 21:05:05
60902文字
会話率:51%
第4王子トーマスは公爵令嬢セシルに婚約破棄をいいわたす。
これで何回目ですの?
誰か王子を止めてください。
最終更新:2022-06-12 13:20:54
4481文字
会話率:47%
「子爵令嬢アイネ!! トワーズ伯爵が息アンベセシルとの婚約、この場で破棄させてもらう!!」
王都の代官を務める子爵家の令嬢であるアイネは、衛星都市トワーズを収める伯爵子息から夜会の席で突然婚約破棄を宣言される。婚約破棄はともかく、汚さ
れた名誉は回復しなければならない。アイネは、神の前で是非を問う『決闘裁判』で白黒つけることにしたのである。
このお話は『妖精騎士の物語』の主人公の実姉アイネのお話であり、第一部における姉の婚約者が登場する際のプレストーリーとなっております。全三話・一万六千字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 21:00:00
16168文字
会話率:38%
フォルトゥーナ国の王女セレーネフィアは、家族や側近たちとともに幸せに過ごす少女であった。あの日までは...「悪夢の一夜」と呼ばれるその日、幸せは崩れ去った。生き残ったセレーネフィアは、存在を悟られないようにするために『セシル』と名前を変え、
男装をする。真相を知るため、敵国アガートラム王国へ行く。そこで出会った少年エーリオスに誘われ、騎士となる。復讐心を持ちながらも、敵国の人々と親密な関係を築くうちに、さまざまな心情が渦巻く。セレーネフィアの運命はー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 18:00:00
121831文字
会話率:34%
運命の番を探すセシルが精霊の湖で見つけた少女は
自分の記憶をなくしていた。
お互いが番である事を自覚した2人は
共にいるために歩き出す。
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初めての掲載作品です。
かなり拙いで
す。
大まかな流れは決まっていますが、
文才無さすぎて流れが遅いかも知れません・・・。
暇つぶし程度に読んで頂ければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-05 23:31:49
854015文字
会話率:44%
アルス・マクスウェルはある時、目覚めると見知らぬ一室にいた。状況が呑み込めない青年のもとに現れたのは、セシルという一人の少女。
彼女の話を聞いて、アルスは自分が五千年もの眠りから目覚めたと知るのだった。
どうして自分は、そのような状
況になっていたのか。
理由は分からないが、アルスは現代の魔法が古代のそれと大きく違うことに感動する。
そしてその理論を学びたいと考えた彼は、セシルの紹介を経て魔法学園に入学するのだった。
だが、彼は知らない。
眠り続ける彼について書かれた文献には、このような一節があったことを……。
「封印されし者、あらゆる魔法理論を破壊する」――と。
しかしアルスは、そのようなことを知らないまま。
無自覚に、現代の魔法理論を根本から覆して無双していくのであった。
最弱と呼ばれ迫害を受けた魔法使いが、無自覚な最強のとしなる物語、ここに始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-24 15:31:17
10241文字
会話率:34%
命は誰のものか?
人や自然の命を操作すことのできる魔法『奇跡』
しかしその『奇跡』の使用にはリスクも発生する。
『奇跡』は誰のために使われるべきなのか?
そして、リスクが発生してでも使われるべきなのか?
・・・リスクの発生しない奇跡はな
いのか?
そんな、リスクの発生しない奇跡を探して旅をする一人の青年と少年の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-13 16:33:45
8872文字
会話率:37%
剣士のセシルには秘密がある。
男として生を受けた彼だか、死ぬと美少女になって生き返るのだ。
時間が経つと、元の姿に、ちゃんと戻れるのだが、彼の故郷の人たちは、それを受け入れようとしない。美少女のままでいて欲しいと願っている様子。
それで、セ
シルは故郷を抜け出し、護衛の職に就く。
そこで、運命の出会いを果たし、物語は動き出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-21 23:10:02
39598文字
会話率:32%
ラピス王国の第二王女であるニコル・ラピスラズリは、人脈の厚い第一王子カイル、武人として名高く男装の麗人と言われているセシルに比べてぱっとしないと言われていた。そんな彼女の片思い相手は、自身の近侍でもある麗しの騎士、カミーユ・レナード。ところ
がオネエである彼は、ニコルの兄のカイルのことが好きなようで……。
注意
この作品にはBLではありませんが、それっぽい話題がほんの少し飛び出します。苦手な方は注意してください。
残虐な描写は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-16 00:00:00
22002文字
会話率:65%
生と死を司ると云われる世界「ソラミス」。
ある理由からその世界に向かわなければならなかったセシルとその帰りを待ち望んでいた恋人グレア。
男は待ち続け、女は「ソラミス」に行くことで浄化され何もかも忘れ性別すら変わってしまっていた。
待ちきれなくなったグレアはセシルを迎えに行くが、変わり果てたセシルに帰る意思はなかった。
グレアは元のセシルの望みを叶えることを優先し、彼女の望みが叶った後は「ソラミス」へ彼女を戻すことを約束する。
四〇年の愛は成就するのだろうか?
「ソラミスの青い星」だけが知っているのかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 22:00:00
5850文字
会話率:36%
胸に“魔法陣を瞬時に描く魔法陣”が刻印されているリア・セシルは、テオステッド王国“王家直属非公表組織-ナハト・ステラ-に所属している。
表向きは、代々騎士業を生業とした由緒あるセシル家の娘であるが、仕事に明け暮れる日々で、社交界から遠ざかっ
ていた。
そんな、仕事ばかりで特定の人物以外との関わりがほぼ断絶しているリアを見かねた兄によって、リアは王立学園に入学することになる。
同じ年頃の人々と関わって友達を作って欲しいという兄の想いとは裏腹に、必要最低限の関わり合いで学園生活を終えようとしていたリア。
しかし、そんなリアを待ち受けていたのは、思い描いていたものとは正反対の学園生活だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-14 21:00:00
5182文字
会話率:37%