王女セシルは身分の低い側妃腹。父王の血の証である強い魔力で、かろうじて王女の身分を保証されているだけ。
魔法では誰にも負けなかったのに、孤児院出身の平民レイには敵わない。
良きライバルとしてレイを従者に任命したものの、次第に主従関係以上の
感情を抱いていくセシル。
そして、成長したレイは敬愛する主君のために、その人生と命を賭けて戦う騎士となる。
そんな二人の恋は、やがて過酷な運命の渦に巻き込まれ、思わぬ方向へと押し流されていく。
第一部(全60話)完結まで毎日投稿予定。2022年6月9日まで毎朝6時台に更新します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 06:07:30
242870文字
会話率:47%
乙女ゲームの異世界に転生してしまった主人公の二人。けれどもその二人は違う環境、出来事、人生、価値観を持っており何度も激突し、自分の持つ知識、選択それぞれが膨大な影響を持つことを知る。ファウスト王国の学院から始まる二人の物語、そしてそれに引き
込まれる乙女ゲームの主人公や悪役令嬢。転生者がもたらす選択の罪、そしてそれに伴った罰。
ま~ぶっちゃけ重いところはありますけど一応明るい部分はありますよ!
大学院生なので投稿は稀ですすいませんごめんなさい。面白かったらどうぞよろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-31 14:07:34
365350文字
会話率:54%
平和な王国に突如恐ろしき竜が現れ、禍々しい口を広げてその竜は言った。
「王女をよこせ、さもなくばこの国の全てを喰らってやる」
おふれを聞きつけ多くの勇敢な騎士達が馳せ参じ、人々は歓喜しそして華々しきヒロイックサーガは始まるかに見えた。
けれどその興奮の中で王女は従者のフェルナンドと共に静かな決意を胸に抱く。
「――なにをすればいい? 私の手で竜を倒すために。」
創作童話。短編。10年前に書いた話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-01 09:00:00
8134文字
会話率:38%
「空が見たい」
一人の青年がいた。誰にも群れることなく、『孤高の王様』と言われる青年が。
「私は強くなりたい」
一人の少女がいた。『弱虫王女』と呼ばれ、周りから拒絶された少女が。
だからこそ、似た者同士は言う。
「お前を強くしてやる」
「あ
なたに空を見せたい」
その日、古くから続く儀式において、後に『最強』と呼ばれる王女と従者が生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-16 00:09:21
2566文字
会話率:21%
【騎士は私につめたい】続
次期女王のキャヴェーナは、幼馴染みで妹の従者であるシャルムに想いを寄せていた。
身分だけでなく、様々な重圧は彼女を苛んだ。
自分よりも周りに好かれる妹は女王に相応しい。
心のどこかに強く迷いが生まれた。
最終更新:2016-05-30 19:43:54
2849文字
会話率:21%
オッス、オラ王女。今、でっけえ国にお妃選びのために来たんだけれど……正直めんどくさ(略)というわけで、従者(男)にお願い(という名の脅迫)をして入れ替わってもらっちゃった★ ばれたらきっと絞首台。オラ、なんだかワクワク……してこないけども!
ヘタレもゲスもツンデレも笑顔も懐柔して、祖国の評判を上げてやんよ! そんな感じで、お妃選びそっちのけで騒動を巻き起こす王女と従者のアホコメディーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-07 16:46:16
78538文字
会話率:55%