平均以下のルックスと呼ばれ、モテたいが故に剣の腕を磨いて冒険者、あるいは傭兵と呼ばれる稼業を選んでどうにか生き延びてきはしたが、やっぱりモテないフィンク・コークス。大陸から島国のヤマトの地、アザイ聖王国へと渡ったフィンク・コークスは、今日
も今日とて仲間と酒を飲み交わす。そんなある日、路地裏でボロボロの雑巾のように捨てられた若い女性を見つけ、関わるべきじゃないと思いながらも近付いて見ると・・・。それは、彼の思いもかけない出来事に巻き込まれる切っ掛けとなる。
時を同じくして通り魔的な非道な辻斬り事件が起こり、巻き込まれたフィンク・コークスは・・・。
ありふれているかも知れない、一つの和風ファンタジー。中堅冒険者は今日も惨めに命がけ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 13:10:57
87636文字
会話率:42%
呼びかけた声は音にならずに言葉になって届くものかも知れないと、ふと想いたった真夜中の時間。
キーワード:
最終更新:2024-11-08 00:20:16
476文字
会話率:0%
爆弾。君の心には、届くかも知れないし、届かないかも知れない。──諦める?いや、諦めない。
最終更新:2023-07-04 20:05:38
549文字
会話率:0%
俺と庵野。『ゲーム部』を無理矢理立ち上げた庵野のもとに、ノリで参加した副部長の穂高さんが、昭和呪いゲーの『ボードゲーム』を持ち込んできた。
オヤジからも聞かされたが、昭和には『コックリさん』と言う呪いゲーが流行っていたらしい。
それとは、関
係ないかも知れないが……。
ちょうど、図書室に行く途中の月山さんに声を掛けた穂高さん。
なぜか、承諾した月山さんも含めて俺たち四人で、ゲームをすることになった。
高校2年目の春。
俺は、早く家に帰りたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-09 14:34:53
10328文字
会話率:40%
格子女郎「唐橋」は苛立っていた。突き出しの面倒を見て貰った客が落ちぶれて、すがって来るのだ。
そして新造の「東雲」の存在。彼女に大輪の花をみると自分が惨めで仕方ないのだ。
今日も「唐橋」は自分を白粉のなかに塗り込めていくのだ。
「花魁
、支度をしておくんなし」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 13:44:24
4018文字
会話率:15%
『申し訳ございませんが、皆様には今からこちらへと来て頂きます。強制となってしまった事、改めて非礼申し上げます』
ある日、教室中に響いた声だ。
……この言い方には語弊があった。
正確には、頭の中に響いた声だ。何故なら、耳から聞こえ
て来た感覚は無く、直接頭を揺らされたという感覚に襲われたからだ。
テレパシーというものが実際にあったなら、確かにこういうものなのかも知れない。
問題はいくつかあるが、最大の問題は……俺はただその教室近くの廊下を歩いていただけという事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 21:20:00
84420文字
会話率:38%
それが失われたのはいつか、今かも知れないし、あの時かもしれない
キーワード:
最終更新:2024-11-01 19:00:25
1929文字
会話率:0%
時は大正時代。親の決めたお見合い結婚が当たり前なこの時代に、私は素敵な男性との恋愛結婚を夢見ていた。
「恋愛結婚だなんて、実にくだらない。」
ある日私が出会ったのは、異国情緒漂うとても美しい顔をした運命の人……などではなく、見た目とは違
って性格がかなりねじ曲がった最悪な男だった。
なぜ、愛し合う二人が一緒になることが許されないのか。
なぜ、出会ったこともない二人が一緒にならなければならないのか。
この時代だからこそ見えてくる愛のカタチがあるのかも知れない……
本作品はめちゃコミックさんにてコミカライズされております。
めちゃコミックさん↓
https://sp.comics.mecha.cc/books/149613
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 11:00:00
34582文字
会話率:31%
それは実体験かも知れないし
脚色かも知れず
はたまた妄想の世界の話やも知れない
キーワード:
最終更新:2024-10-26 00:55:04
1568文字
会話率:4%
夏休みを利用して近くの島々を巡ってみようと、カヌーで友人達と海に乗り出して3日目の事。夕食のおかずを取りに海に潜ったのだが、獲物を取って浮かんだ場所は、見たことも無い場所だった。
近くに島も見えるんだが俺の知っている海ではない事は植物を
見ただけで直ぐに分かる。思わず海中を見ると、さっきまでは岩礁に海草が付いてたんだが、今はサンゴが一面に繁茂している。
ひょっとして、友人が話していたワープとかいうやつなのか?
早くに人を探して、日本に帰る手立てを考えなくちゃな。結構きれいな風景だから、カヌーでうろついてれば、観光船が見つけてくれるかも知れない。
次の日の昼下がり、とうとう他の船を見付けた。何と外輪船だぞ。
だけど、観光船とはちょっと違うような気がする。それでもカヌーを近づけていくと……。こんな感じで始まる物語です。
海人がニライカナイで亡くなって20年ほど経った時、再び千の島の海域に2人の男女がやってきました。
海人の助けを借りて平和なネコ族の国を作っていたネコ族ですが、それなりに課題はあるようです。
それに、近頃海に色々と異変が起きているようです。
アオイ達が亡くなって数十年後、1人の少年がニライカナイに迷い込みました。
ネコ族の平和な暮らしが続く中での新たな来訪者の出現は、どのような変化をニライカナイにもたらすのでしょうか。
追伸
夏が来ると、書きたくなるんですよね。生温かな目で見守ってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 21:15:26
2687801文字
会話率:31%
路地裏が好きだ
街の路地、田舎の路地
小さな猫の小道
懐かしい面影を探して
季節を追いかけても
何もないかも知れない
何も残せないかも知れない
ただ自分の過去と向き合う
孤独に浸って永遠に前世の夢を見る
まるで彼岸の向こう側のやうな
懐かし
き終わらぬウロボロス
不思議な気持ちのメビウスの輪折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 19:37:13
4706文字
会話率:7%
ぼったくらない、ぼったくります、ぼったくる、ぼったくれば、ぼったくれ
大河内遙敏(おおごうちはるとし)は中学生時代からの同級生、関猛暁(せきたけあき)と高校の一つ後輩で物質転送装置を発明した霜鳥洋平(しもとりようへい)と共に会社を立ち
上げた。
物質転送装置はコの字型で、その中に転送対象を置くと指定した任意の座標に物質を転送する。また、逆に指定した座標から物を取り寄せることも可能だ。当然のことながら日本のみならず世界に大激震を起こしたのは言うまでもないだろう。
そんな彼らは新社屋の落成式を終えた二日後の早朝、社屋ごと異世界に転移してしまう。転移先はリムノ大陸にあるラビレイ王国の王都ファーガス。
地下一階地上五階のビルは王城の物見塔よりも高く、すぐさま騎士団が偵察にやってくる。騎士からは国王からの命令として首謀者の出頭を要請され、遙敏がそれに応じる。
王城まで徒歩で一時間弱と言われたが歩くのは疲れると、物質転送装置で取り寄せた自転車で乗りつけた。国王から社屋が転移した土地を使いたければその自転車を百台献上せよと言われるが、武器転用を懸念した遙敏は別の物の献上を打診する。
国王は興味を示し、騎士団を護衛に伴って社屋を訪問し、そこで度肝を抜かれることとなる。
――補足ですねん――
分かりにくいかも知れないので補足です。
主要キャラは一人称表記で分けてます。
俺→ 大河内遙敏(おおごうちはるとし)(主人公)
オレ→ 関猛暁(せきたけあき)(中学からの同級生)
ボク→ 霜鳥洋平(しもとりようへい)(高校の後輩)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 07:06:48
92216文字
会話率:77%
ウインドウォッシャー液とワイパーだけじゃ、フロントガラスを全部綺麗にする事は出来ない。
昔はそれが車の欠陥だと思っていたが、そうじゃないのかも知れない。
最終更新:2024-10-10 23:34:18
246文字
会話率:0%
何だか最近、どうでもいい事で荒れてない?
正論で軽くあしらえるかと思ったら、信じられない価値観をぶつけられて衝撃を受けたりさ。
何て言うか、そういう経験で、常識的な対応をしたと思っていた方が惡くなる時代になったのかな?
釈然としないけ
ど、暫く黙った方がいいのかも知れないよね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 15:46:41
2018文字
会話率:0%
誰でも一度は主役になれる。
その結果を恐れさえしなければ、二度目の主役のオファーが来るかも知れない。
望んだエンディングかどうかは、実は他人に判断されてしまうのだけれど。
最終更新:2022-09-01 18:05:09
295文字
会話率:0%
「もう……会えないかも知れないのに……」
とある出来事をキッカケに、互いに特別な存在である男の子と女の子はすれ違って拗れた。
男の子の女の子に対する想いと、女の子の男の子に対する想いが交差する恋愛群青劇です。
男女二人の人生15年分(本編
)と➕α(アフターストーリー)があります。
※タイトル通りリフォーム版です。原作との差異はあまりありません。
ーーー
とある島の小さな村に、ある日二人の男女が産まれた。その二人は同じ日に産まれたことで、運命共同体の様に育てられる。身体が弱く本ばかり読んでいる男の子を、毎日のように連れ出す女の子。しかし当時十二歳だった二人がいつもの様に二人で遊んでいると、船で島に商人がやって来た。男の子の知らない世界を教えてくれる商人に、その世界を直で見たいと……三年後成人したら商会に入れて欲しいと、頼み込んだ男の子。そして、その願いを受け入れた商人。そんな二人の目には、顔を曇らせている女の子の姿は映らなかった……。男の子の、女の子に対する気持ち。女の子の、男の子に対する気持ち。商人の、二人に対する思惑。そんな三人の感情が絡まり生まれた物語の末、十五歳の男の子と女の子の思いがぶつかり合う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 19:00:00
20430文字
会話率:8%
1600年6月18日夜(関ヶ原合戦が起こる2ヶ月前)、朝に伏見城を出発した徳川家康以下3,000の将兵は、大津で休息。
昼には大津を発ち、夕刻、石部宿に達した。
会津討伐の総大将として、一旦江戸へと向かい、各大名に出させた兵をまとめて
上杉領へと攻め入るためである。
……ただこの夜、家康襲撃を計画した者があった。
石田三成の軍師 島左近である。
史実では、三成が渋ったために起きなかった「石部宿襲撃事件」であるが、仮に実行されていたら歴史は変わっていたかも知れない……。
豊臣政権/徳川政権の分水嶺として、この幻の戦いを取り上げる。
なお、家康の政権奪取を阻止する創作ですから、家康ファン・徳川押しの方には胸糞な小説となっております。御不快に感じられましたら、どうぞブラウザバックをお願い申し上げます。
また、戦記物ですので戦闘における残酷表現を含みます以上、R-15とさせていただきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-19 11:50:45
27935文字
会話率:20%
小説家になろう名物「夏のホラー」の季節がやって参りました!
今年も背筋が寒くなる名作・力作が、ガンガン出そろうことでしょう。楽しみだね。
でも、怖いハナシばっかりだと、読んだ後にトイレに行けなくなるからね……。
そこで箸休めに、軽
めの噺を4編ほど。
題して『厄落とし怪談 2019 夏の病院』
ハイ、それでは宜しく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-17 11:47:54
8568文字
会話率:10%
身近な大物であるのに、何かにつけて不遇な扱いを受けている「ボラ」という魚。
「不味い」「臭い」「食えたもんじゃない」と、散々な言われ様です。
しかし実際にちゃんと料理して食べてみると、その偏見が一撃で吹き飛ぶ美味さを持っています。
思い込みに惑わされず、一度食べてみて下さい。
子供が釣り上げて喜んでいたら、頭ごなしに「食べられない。」なんて言わずに、ちゃんと料理してあげて下さい。
と、言う様な内容ですが、本当に言いたかったのは「ボラ」に仮託した他の何かだったりするかも知れないわけで……。
直球ど真ん中勝負の苦手なヘタレ筆者が、変化球をボールゾーンに投げてみるという趣向のエッセイです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-05 20:57:40
8655文字
会話率:1%
少年には夢があった。かけがえのない仲間達を見つけること。その仲間達と世界中を冒険すること。
しかし少年にはスキルが一つしかない。同郷の友達にも相手にされず、のけ者にされていた。
しかし16歳の誕生日を迎え、唯一のスキルが解放された時、
少年の冒険はやっと動き出す。そのスキルとは【空間魔法】。唯一無二の近接戦闘型の魔法スキルだった。その魔法の一つにより【召喚】した狐の少女シオンと共に世界中を旅していく。
加速度的に広がる世界の中で、少年は何のために、何を求めて戦うのか。その先に待つものを、彼はまだ知らない。
※主人公チート要素あります。微ハーレム要素もあるかも知れないです。時々残酷表現もあるかもです。
2019/8/27執筆開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-12 22:28:23
668567文字
会話率:37%
日々己を鍛える為に、親友とも機械装甲を纏っての訓練を日課にしていた少年。
そんな彼はある日突然、親友との訓練中に視界と聴覚を奪われ気を失ってしまう。
そして次に少年が目を覚ますとそこには……目を奪われるほどの美しい女神が居た!
女神は少年に
異世界を救って欲しいと頼み。少年は笑顔でそれに頷いた。
かくして少年は異世界で”ギャンブル好きの女神”と”紅茶狂いの聖騎士”と”人の苦痛に歪む顔が好物の賢者”と共に魔王を討伐できるのか!?
更に後半ではアイツが性別と世界を越えて現る……かも知れないです。
そんな愉快なメンバーが織り成す、異世界ファンタジーコメディ小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-03 19:00:00
255694文字
会話率:35%
普段の【まだ】は、もう来ないかも知れない。
最終更新:2024-08-31 21:10:34
1083文字
会話率:28%
主人公は平凡な毎日をおくっていた、しかしある少女達との出会いで主人公の平凡な日常はかなり変わっていく。
「 なんかよくありそうなあらすじですなー」←誰
とりあえず新たな要素も組み込んで見ました、(自分が思ってるだけですでにあるかも知れな
いが) 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 15:00:00
149192文字
会話率:94%
地球では無い、何処か不思議な世界。
そこには、『ゴミスキル』とけなされる、幾つかの役に立たないスキルがありました。
主人公は、一人暮らしの少女マロン(8歳)。
彼女は、不味くてどうしょうもない『ゴミスキルの実』の美味しい食べ方に気付
きます。
以来、巷の人々が見向きもしない『ゴミスキルの実』を食べ続けると…。
何の役にも立たないと思われていた『ゴミスキル』がなんと。
唯我独尊の妖精アルト、日本からの残念な転移者タロウに振り回されつつ。
マイペース少女マロンの冒険が始まります。
はて、さて、どうなる事やらww
この物語はアルファポリスに先行して投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-20 20:00:00
3001802文字
会話率:18%
とある国で婚約破棄が行われた。
第一王子と公爵令嬢の婚約破棄だった。
婚約破棄は【公爵令嬢】から突き付けられた。
ろくな理由も説明も無しの婚約破棄だったが、立場の弱い第一王子は嫌がらせとして、新しく辺境伯になった【女傑】と結婚せよと命令され
た。
辺境伯の元へ行くと、お互いに【一目惚れ】してしまった。
そして、この小説の主人公である幼女が現れた。初々しい二人を【ニヨニヨ】しながら見守るのが今のブームである。
妾に任せるのじゃ!
今からこの、のじゃロリスの快進撃が始まる!
………かも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 12:40:37
18280文字
会話率:45%
アーレスト大陸には数多の国々が存在する。その大陸の最北東に存在する小国レグルス王国は、北の山脈から良質の鉱石が取れ、東には港を構えて小国ながらも裕福な国であった。
その西側の隣国クレスト王国は同じ小国ながらも軍備に力を入れており、時々戦争
を仕掛けてくる敵国であった。
そして今、戦いの火蓋は切られようとしていた。
「さぁ!今こそ3千の兵で3万の敵を打ち破り、歴史に名を残すのじゃ!この戦いに参加した皆が英雄である!妾に続けーーーーーなのじゃ!!!!!!」
この、のじゃロリスである主人公、シオン・レグルス第一王女は御年5歳。
今!のじゃロリスの快進撃が始まる!
………かも知れない。
※御都合主義の俺TUE−−−−な、内容ですのでご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-11 07:00:00
9518文字
会話率:47%
今回の話はRPGゲームによくある『王道』を主軸にストーリーが進んでいきます!
※*※*※*※*※*※*※*※*※*※※*
約100年前、勇者が魔王を倒して世界に平和が訪れた。しかし、世間には広まっていない口伝があった。魔王は倒される前に必
ず甦ると言う呪怨を残していたのだ。
それを危惧した一部の有力者達は、次世代の勇者を守り育てるため、山奥に集落を作り隠れ住んだ。いつか復活する魔王を倒すために、勇者の血脈を絶やさぬように育成するために。
そしてちょうど100年が経ち、ついに魔王が復活しようとしていた!
魔物が活性化し世界が闇に飲まれようとした時─
勇者が立ち上がる!
………かも知れない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 07:00:00
97380文字
会話率:53%
表世界の五大陸全てを制覇し、統一したクロヴァイツ帝國が崩壊した。
地方の領主たちが次々と独立を果たし、刻(とき)は、英雄が群雄割拠する、戦国時代へと突入したのである。
そんな中、ごくごく普通のサラリーマン生活をそれなりに満喫していた日本人
、大河龍二は突然、何もない真っ白な空間に呼び出される。
そこには、色々な地域から集められたと思われる人々が何千人も存在していた。
いやそれ以上かも知れない。
そんな彼らの前に世界の守護者を名乗る人物が現れる。
世界の守護者はこう言った。
『表世界の理が崩壊した。このままでは裏であるこの世界に悪影響が出てしまうだろう。儂はこの腐った裏世界の事などどうでも良いが、雀の涙ほどの慈悲はある。貴様らに己の運命を切り開くチャンスを与えてやろう』と。
こうして、守護者は、龍二たちの前に、赤色、青色、黄色のクリスタルを出現させた。
これは、異世界での身分、能力、装備が記されたクリスタルであった。
守護者は、龍二たちにクリスタルを選ばせる。
次々と争うようにクリスタルを選んでゆく、転移候補たち。
醜く争う転移候補者たちを見ながら、歪な笑みを浮かべる世界の守護者。
こうして無理やり、表世界に飛ばされた龍二たちのサバイバル生活が幕を開いたのであった。
混乱する表世界を見て、龍二はそのレア能力を使って拠点を作り、いずれは巨大都市国家を作ろうと決心する。
――俺は全てを創る能力を使って誰にも負けない国家を建設する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-17 23:04:46
37910文字
会話率:28%