目が覚めたら、そこは大好きだったゲームの世界。
……しかも俺は、よりによって“ポンコツ怪盗団の敵キャラ”モノクローム怪盗団のリーダーであった。
冷静沈着?なポンコツツッコミ役《アッシュ》として転生した俺は、
男だと思っていた美少女勇者や、
破天荒な怪盗仲間《シロ》と《クロ》に振り回されながらも、
「このままじゃ魔王に勝てんだろ」と、なぜか敵の立場から勇者を育成するハメになる。
魔王軍と王家の裏の繋がり、帝国と姫をめぐる物語、美少女勇者の悲しい運命、ゲームとは違い始めた未来――
これは、正義でも悪でもなく。
誰かのために“敵役”を演じ続ける。
ツッコミとギャグと時々トキメキ。
そして世界の裏側へもたまーに迫る、ちょっと不器用で、でも本気の冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 20:00:00
165316文字
会話率:29%
大好きな乙女ゲーム『ホリエンシリーズ』の世界に転生した主人公だったが、転生した相手は続編である『ホリエンⅡ』の主人公・リタだった。
彼女の推しは『ホリエンⅠ』の主人公・アイリなのだが、ゲーム内でのリタはアイリを不幸にしてしまう存在だった。
推しを不幸にしないため彼女と会わない事を決意するも、それは叶わず——もしかしてこの世界は、どう抗おうともゲーム通りの展開を迎えてしまうのかもしれない。
「それならせめて、私がそばにいてアイリを守らないと!」
そう決意したリタは、ゲームの舞台となる魔法学校に入学する事になったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 12:06:25
493137文字
会話率:51%
目が覚めたら──大好きな乙女ゲームの敵役の王女になっていた。
彼女の名前はアミレス・ヘル・フォーロイト。父と兄を心から愛していたが、その愛が返ってくる事はなくただ利用されて殺された悲運の王女。
父の手で殺されるその瞬間まで愛されたかったと願
う憐れな少女。
前世でアミレスの幸せを願っていた『私』は、転生してアミレスになった事でとある事を決意する。
──絶対に生き延びて、幸せになってみせると。
この世界は乙女ゲーム『UnbalanceDesire』の世界で、ゲーム通りならば向こう十年近くは殺される事もないだろう。
ならばその間に父や兄でさえも簡単に殺せないぐらいの地位や名誉を手に入れよう。
絶対に死にたくないし、幸せになる為にもめいいっぱい努力しよう。
攻略対象達との恋愛は最初からヒロインに任せる。だってそもそもアミレスはヒロインじゃないからね。攻略対象達を救う事も、彼等と恋愛をするのもヒロインの特権だ。
でも…攻略対象達を救う事は出来なくても彼等の未来を守るぐらいならきっと私にも出来る。
だから私は彼等の未来を守る。彼等の未来が少しでも明るく幸せなものになるように。彼等の幸せが、私の幸せに繋がると信じて。
目指すはハッピーエンド……父や兄に殺されるバットエンドを回避して、少しでも多くの幸せな未来を掴み取ってみせる!
初っ端から精霊に愛されたり努力のあまり過剰に強くなったり周りにも愛されたりしつつ、ただ目的の為に突っ走るチート気味暴走王女のお話です。
※当作はアルファポリス様で掲載していた作品を大幅に加筆修正したものになります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 20:05:01
2900428文字
会話率:37%
目が覚めたら──大好きな乙女ゲームの敵役の王女に生まれ変わっていた。
彼女の名前はアミレス・ヘル・フォーロイト。なんとも人騒がせな異常者の家族に愛されまくっている少女。
このままだとまともな幸せとか自由なんて無理ゲーじゃない?
と、異常な愛
情を押し付けてくる家族から逃げ出す事を決意するまでの話。
※こちらはエイプリルフール用のifストーリーになります。本家の家族とは真逆の性格をしていますので、ご注意の程を。
↓本家はこちらになります、もし良ければ……。
https://ncode.syosetu.com/n0485hg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-01 04:26:25
11960文字
会話率:29%
悪役とは、物語に登場する主人公と対立する敵役や悪役のことをさす。
〝悪役令嬢〟それは令嬢系の物語に登場する悪役の令嬢である。
巷で流行する〝悪役令嬢もの〟こういった物語に、1つの意見を持っていた。
最終更新:2025-07-13 15:48:30
32005文字
会話率:40%
※入社三年目、ダメ社員の土屋(二十三歳)は、上司達にいびられる毎日に嫌気が差していた。ある日、復讐がてらに彼等をモデルとしたファンタジー小説を執筆開始。異世界では全く役に立たない課長代理や、敵役として立ちはだかるセクハーラ・トウゴウ、ヒステ
リック・ヤマモトなどのハラスメント四天王を登場させ、同僚女子達と協力して次々と打ち倒す。その内容はネット上で評判となり、多くの感想が届くようになった。そしてその読者の中に、偶然にも今務めている会社の社長や同僚女子がいて、現実の仕事や私生活にも思わぬ影響が出始める――。
※★印付きの話はイメージイラスト付きです。
※評価やブクマ登録、感想などを頂けますと、ヒロインや同僚社員一同、大喜びいたしますm(_ _)m。
※この作品は「カクヨム」「マグネット!」「ノベルアップ+」「レジェンドノベルス」にも連載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 17:09:12
235607文字
会話率:37%
俺はかつて世界を脅かした悪の組織の幹部、ザーク閣下。
だがある日、魔法少女との戦いに敗れ浄化されてしまった。
そして気が付けば、いつの間にか異世界に転移していた。
異世界なんぞに興味はないが、元の世界に戻っても魔法少女に勝てない。
それなら
この世界で悪の魔法少女を育てて、戦わせればいいのでは?
そして魔法少女と言えば、歌だ。
歌って踊って戦える。それが現代魔法少女の常識。
よかろう。ならばこの世界で最強の闇堕ちアイドル魔法少女ユニットを創り上げてやる。
この俺の、悪のプロデュース力で。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-10 21:01:55
14028文字
会話率:50%
公爵家に生まれたヴィルマーは、一〇歳の時に受けたスキル適性鑑定の儀式で邪悪とされる闇魔法と出たために虐待の末、生死の境を彷徨う。
だがその際に彼は、自分が前世で難病の末に死んだ日本人だった事を思い出し、今いる世界が前世でプレイしていたゲー
ムの世界だと気付く。
そして、自分が未来で主人公である勇者の敵役、人間への憎しみを抱いて闇墜ちし、世界中で破壊と殺戮を繰り広げる魔王になる事も。
苦悩の末にヴィルマーはこう考えつく。
「そうだ、魔王になる前に死ねばいいんだ!」
そしてヴィルマーは城の尖塔から自殺を図るが失敗。しかも何故か精霊の加護まで付いてしまう。
その後も挫けず自殺を図るも毎回失敗し、精霊の加護やチートスキルが増えるばかり。
果たしてヴィルマーはいつ自殺に成功できるのか?
そして世界の運命は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-07 00:00:00
100735文字
会話率:50%
不慮の死を遂げた少年は、とある別世界の神の要請で異世界へ転生する事になった。
ところが、異世界の神曰く生前の姿のまま転生するはずが、転生してみると何故か同年代の少女へと転性していた。
その上、転生先の世界は酷く危険に満ちていて……!?
その様な逆境に置かれながらも、転性少女――フミナは平和に生きる術を模索する。
不幸中の幸いかTS転生した代償なのか、容姿や能力は最高のものが与えられたので、何とかなるかもしれない。
やがて、フミナは勇者を始めとした少女達と出会い、様々な苦難に巻き込まれつつも、彼女達と共に手を携えて乗り越えていく。
※転生先の世界の少女とのバディものという感じです。
※主人公サイドにおいてはバッドエンドはありません。
※主に敵役に対してですが、残酷な描写があります。
※R18を想起させる敵役が次々と出てきますが、R18な描写はありません。
※この作品はカクヨム様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-06 19:00:00
250339文字
会話率:40%
クレオード殿下、契約しましょう。
救世主の座を奪い、聖女に一泡吹かせるために。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
サファイア国の宮殿で開かれた親交パーティー。
そこで行われるのは、王太子ユリウスの婚約者である公爵令嬢マリーゼの断罪。
罪状
は聖女セシルを虐げたというもので、その罰は王宮追放、身分剥奪、婚約破棄である。
マリーゼは、断罪の直前に前世を思い出す。
この世界は、前世でプレイしていた乙女ゲーム『聖女の薔薇恋』の世界。人々は誰しもが魔法能力を所持し、エルフや魔物も存在する。
主人公(ヒロイン)は聖女セシル、攻略対象は王太子ユリウス。
そして、敵役は公爵令嬢マリーゼ。
前世のマリーゼ──真璃は、催眠魔法で男たちを攻略していくセシルを好きになれず、悪役令嬢であるマリーゼを推していた。
推しに転生したことに気がついたマリーゼは、冤罪であるが自身の罪を受け入れ、大人しく王宮から追放されることにする。
それは、敗北を認めたのではない。
マリーゼとしての人生を謳歌するため。悪役令嬢が幸せになるためである。
マリーゼは、セシルとユリウスに復讐したいと考えるうちに、"救世主計画"を思いつく。
その夜、マリーゼは計画を実行すべく、薔薇恋の攻略対象であったエメラルド国の王太子クレオードと契約し、彼の婚約者となる。
前世を思い出したことにより規定の断罪ルートから脱線するマリーゼは、騎士団長やエルフなど他の攻略対象たちも魅了しながら異世界を渡り歩いていく。
原作には存在しない悪役令嬢の逆転劇が今、幕を開ける──。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
*地の文の一人称「私」は主に莉亜の人格。一人称「わたくし」はほとんど会話。(今までのマリーゼとしての人格を演じている)
*救世主への道のりがメイン。ざまぁ展開は終盤の予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-23 08:10:00
80779文字
会話率:37%
モヒカンで下品な薄ら笑いを浮かべて嫌がる婦女子に襲い掛かる気分の悪い典型的なザコ敵役。そんなヤツは当然演出のように颯爽と現れた勇者に脳天から股にかけて真っ二つにされ、情けなくかつコミカルに呆気なく殺されてしまう。
見てしまったアニメのワンシ
ーンが『自分の未来』だと知ってしまった少年は食い入るように全24話のアニメを『神様』から見せてもらい、そして誓うのだった。
『勇者に穢れを、伝説をなきものに!!』偶然更生してしまった『ザコ敵』の世界に対する逆襲が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:57:39
1642574文字
会話率:40%
何かの枠を微妙に外れた者達の日々を、淡々と主観を交えて綴る、ファンタジーを装った旅路の記録。
概ね地球的な造りをした異なる日常を歩む、僅かな哀楽のレポート。
――――
感情らしい感情の動く部分は少なく、全体的に平坦かもしれません。
物語的な盛り上がりは無く、悪役や敵役もこれといって居らず、恋愛も活躍もあるのか無いのか。
ストーリーというより、主観を文字に起こして、多少読みやすいように整理して、編集して……。
とてもゆっくりと、色々と、漠然と進みます。
背後関係や思惑など、こうであろうと分かる描写も少ないかと思います。
描写しているのは一人称で、それを第三者が必要に応じて改変している形です。
ソースを提供しているのは、何かとコネて語るのが好きな、ただの変わり者です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 19:46:01
690028文字
会話率:47%
私、セレスティア・ノイエンドルフ。本来は“乙女ゲーム”の悪役令嬢に転生し、婚約破棄からの断罪や国外追放といった破滅エンドを避けようと必死なのだけれど——なぜか周囲が変に協力的(?)で、ちっとも破滅フラグが立たないんですの!
王太子リヒトは
「断罪イベント」を大々的に盛り上げようとウキウキしているし、取り巻き令嬢ズは前世が乙女ゲーオタクで「もっと悪役っぽく高笑いして!」と煽ってくる。義弟レオナルトは“前世腐女子”ゆえに「お姉さまが破滅なんて絶対に見たくない!」と暴走し、敵役になりそうなクール公爵子息や脳筋騎士見習いまで、みんなが好き勝手に“転生知識”を振りかざすから、シナリオはぐちゃぐちゃ。
おまけに肝心のヒロインは腰が低すぎる優等生で、これじゃ嫌がらせしようにも罪悪感が……。さらに乙女ゲーには存在しないはずの“闇魔法”や“魔王的なラスボス”まで現れて、破滅どころか世界の危機に発展する始末?
——悪役令嬢のはずが、いつの間にかみんなに守られ、ついには国中の英雄扱いに!? 果たして本当に“断罪”される日は来るのか、それともとんでもないハッピーエンドへ突き進んでしまうのか……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-25 00:10:00
249573文字
会話率:22%
有名な敵役に「お前を殺すのはこの俺だ!」というものがある。
最終更新:2025-05-16 06:43:30
674文字
会話率:25%
彼は罵声を浴びるだけの毎日に嫌気がさしていた。体型にも乏しく筋力ゼロ。正直、男に生まれてイイことなんて一つも無いと思っていた。そんな彼の希望はカワイイ系美少女に転性すること。その願いは異世界の堕天使の手によって叶えられた。ただし、その異世界
を一旦破滅へと導くことが条件だった。
彼は一つ目の異世界に最強の魔法美少女としてTS転移し、ラヤと名乗ることになった。ところが、無敵のはずのラヤがまさかの戦死。ラヤは地獄に落ちることを覚悟した。
しかし、ラヤは女神の手によって、第二の異世界にカワイイ系美少女の姿のまま転生することになった。ただし、戦争で殺した三倍の人数を治癒魔法で救うことが条件だった。
ラヤは持ち前のチートな治癒魔法で沢山の患者達を救って行く。そして、聖女とまで呼ばれるようになって行く。
それから、いきなりイケメン王子様に気に入られて喜ぶ一方で、この異世界では地球とは味覚が違うのか、美味しいモノに中々ありつけなかったりもする。まさか、カレー味が否定される世界だったとは……。
転生前は、特に医学部を狙うとか理系男子(理系女子志望)だったとか言う設定はありません。それが、転生したら診断も治療も出来るようになっています。多分、本人が一番驚いているのではなかろうかと思います。
お手数ですが、評価、感想をよろしくお願い申し上げます。
本作は、『大人のための動く等身大美少女フィギュアとして異世界転生したけど意外とマジメに生きています!』の14話に登場した敵役、ラヤを主人公にした物語です。戦死後に特例で転生してからがメインになります。
また、本作はHAMELNにも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 00:00:00
934961文字
会話率:35%
若くして死んでしまった男子大学生。
彼は現代とは違った世界で女として生を受け、レイナと名付けられる。
性別が変わったこと。
貧乏だったこと。
親が母しかいないこと。
辛いことは沢山あったが、それでも母のおかげで、レイナは幸せ
に生きていた。
契機は、十五を迎えた年のはじめ。
職業神託の儀によって『聖女』を賜ったレイナは、気づいてしまう。
この世界は、前世でやった乙女ゲーム、『悪役令嬢だって幸せになりたい〜ぽっとでのヒロインなんかに負けてたまるもんですか〜』だということに。
レイナの転生した世界は、普通の乙女ゲームとは逆で、悪役令嬢が主人公。
レイナは敵役の正ヒロイン。
ゲームでの正ヒロインの末路は、数々の悪役令嬢と同じモノ。唯一の救いは各令嬢のBADEND扱いである友情ENDだけ。
しかし、レイナを危機に陥らせる悪役令嬢は五人いる。
更にゲームの知識はうろ覚え。
普通にやっていては、五ルートの死亡フラグを全て回避するのは不可能。
そこでレイナが思いついたのは、悪役令嬢たちを堕とし、百合ハレームを作ることだった。
果たしてレイナは、五ルート全てのヒロインを堕とし、生き延びることができるのか。
一味違った悪役令嬢モノ、ここに開幕。
(一瞬だけ男に傾きかける描写があるので保険としてボーイズラブを入れてます。本筋は百合です)
※初日以外はしばらく一日一話投稿。
カクヨム、ハーメルンにも掲載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-05 07:10:00
204104文字
会話率:29%
【モブ】とは、その他大勢の名無しであり、どこにでもいそうな特徴のないキャラクターである。
物語でいえば主人公でも敵役でも、ましてや脇役ですらない。背景に溶け込んでいるような、顔も名も無く目立たない存在だ。
だけど僕――佐藤太一は、敢えて
モブとして生きることに徹している。
何故、わざわざ自分からモブになろうとしているかって?
恐らく誰だって、己の物語の主役になりたいと思うだろう。だけど僕は違う。主役なんて一切合切興味がない。
人生に荒波を立てず、可もなく不可もなく、平凡平穏な生活を過ごしたいのだ。
ならばどうやって平穏平凡な生活を送ることができるか。その答えにたどり着いたのが「モブ」だった。
モブとして生きることこそが、平凡平穏に過ごす為の最大の近道なのだ。
けれど、モブに徹して生きるのも意外と難しいところがある。
人生とは社会で、誰かと関わり合ったり柵《しがらみ》も多いものだから、否が応でもあちらから物語に引きずり込もうとしてくるんだ。
例えばそう…放課後の帰り道にナンパから“助けてさせられてしまった女の子”が、アメリカから僕の学校に転校してきた帰国子女であり、カリスマモデルの蘇芳アカネだったこととかね。
そんな蘇芳アカネに目を付けられてしまい、モブ生活が脅かされてしまう。
そんな事は許さない。
僕は必ず、モブとして生き抜いていやる。
僕が編み出した、【モブの流儀】を使って。
登校日2025/2/1折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-27 19:00:00
121510文字
会話率:42%
一部に根強い人気を誇る高難易度ダンジョン攻略型RPG〈ダンジョンブレイバー〉。
その魔族の男は、最悪のタイミングで気がついた。
自分が前世で最も愛し熱中してプレイした〈ダンジョンブレイバー〉の世界に、それも敵役で四天王最弱の器用貧乏、『闇
の貴公子ジュド』に転生していたことに。
最悪なことに、時はまさに少女勇者パーティーの魔王城襲撃の真っ只中。
「こ、このままでは、確実に死ぬ!?」
死への絶望の中、前世の記憶に目覚めたジュドは、最大最後の希望に気づく。
「そうだ……! スキルリセット……! 少女魔王が魔族の禁忌と定めたあの場所にさえ行けば、器用貧乏を返上し……!」
そしてジュドは禁忌を破り、奇しくも最強の力を手に入れる。裏ステージの邪神たちのみが使用する敵専用チート級最強最悪スキル。
さらにスキルリセットを繰り返すことで、ジュドはその全てが使用可能となった。
「ふはははは!」
最強となったジュドは高笑いと共に野望を抱く。
「前世から愛してやまなかったこの世界の全てを手に入れ、そしてゲーム以上の俺の理想世界を創り上げる……!」
そしてジュドは、覇道を征く。
全ての障害を蹂躙し屈服させ。下した少女勇者や少女魔王、主人と慕う戦闘メイドたちに懐かれ絆され。
その覇道を共に歩む臣下と仲間を次々と増やしながら。
これは、最弱と呼ばれた男が自らの力で最強となり、全てを手に入れるまでの物語。
※毎日更新。
※他の投稿サイトでも掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 06:06:20
153756文字
会話率:31%
何でもないはずの1日は、人類社会という舞台の最終日だった。
ごく普通の少年は、世界の終わりの一端を目撃する。空に広がる謎のオーロラ。それこそが、舞台に下ろされる幕だった。
降り立つ怪獣。空を飛ぶ人食いサメ。動き出す死体。
B級映画の怪物の
大行進。彼らこそが、この世界の新しい主役たち。
そんな中、人々の中には不思議な力に目覚める者もあらわれて……?
はたしてそれは、物語を彩る『敵役』なのか。はたまた主演の引き立て役である『端役』なのか。
あるいは……主役の座を人類に戻す鍵なのか。
何にせよ、この世界の主役は怪物達。しかし、このお話の主人公は……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-31 22:07:03
4173文字
会話率:28%
平凡な学生、笹原瑞希は毎日つまらない日々を過ごしていた。そんなある日、ハマっているゲームを起動すると意識が曖昧になる。目を開けた彼女が見たものは、さっきまさに開こうとしていたゲームのままの世界だった。
「大丈夫?危ないよ?」
そんな世界で彼
女を待ち受けていたのは心優しい旅人一行であった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 08:30:00
15984文字
会話率:83%
読者人気が高い好かれる敵キャラ、すなわち“おいしい敵役”になりたい魔王軍所属のカイン・ヴェルウェザー。カインはおいしいシーンをかっさらっていくため、好かれるため、全ては読者人気のため、勇者サイドに寝返る最高のタイミングを日々見計らっている。
しかし当の勇者軍があまりにもクズ過ぎる、クズ過ぎて肩入れできない!!
どうするカイン。はたしてカインはおいしい敵役になれるのか_____折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 12:20:00
4647文字
会話率:23%