王侯貴族達による、優美で華やかな文化が咲き誇る18世紀。各地を転々とする吸血鬼のラウルとベアトリスは、旅の支援者を新たに得るためパリへと向かったのだが、ラウルはある出来事のせいで悲観にくれて道端で泣いていた。
すると、偶然にもかつて彼を
助けてくれたファビアンと出会い声を掛けられる。ラウルは彼の現況を尋ねるとなぜか「人を殺したくなった事はないか?」と心優しいはずの彼からそう問われてしまう。
実はファビアンは兄弟と継母に虐げられており、彼らによって財産も恋人も何もかも奪われてしまっていたのだ。そのためラウルは彼に向かってこう言った「僕が代わりに彼らを殺してあげる」と。だが、それには別の目的があるようで……
※全十五話
※話の一部にR18を含みます
※登場人物と設定が異なる話(ifストーリー兼プロトタイプ)
「僕をいじめていた君達への復讐-謝罪の言葉はもう遅い-」
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n0690jq/
※本作は「血族奇譚ー月下の夜に交わした約束ー」のサブストーリーです
https://ncode.syosetu.com/n9093ez/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:13:30
100976文字
会話率:22%
18世紀、革命が始まるよりも少し前のフランス。
暖かな春の日に、男の双子が産まれるが、母の見た不吉な予知夢をきっかけに二人は離れ離れにされてしまう。
しかし、それから十数年後、ひょんなことから貴族の少女クリスティーヌと双子の片割れである
少年エルが巡り会う。
彼女のちょっとしたいたずら心から、エルは自分の弟であるラウルと偶然再会を果たすのだが、自身の抱える「秘密」によって母の予知夢が現実となってしまう。
再び離れ離れになった二人。
だが、ラウルが恋の痛みを知ったことで、二人とその周囲の運命は数奇な道を辿り始めた……
※三部作を予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 16:12:39
227941文字
会話率:29%
年齢=童貞歴である28歳細町悠馬は、ある日子供を助けようとして川に流され死んでしまう。
しかし〈運のいい人間である〉と別世界の神に選ばれ、異世界転生をする事で第二の人生を歩む事になった。
その時神から〈容姿を自由に決め、スキルも何か一つ好き
なものを取得できる〉と言われ、彼は元の世界では得る事の出来なかった"長身イケメン"となり、スキルも好感度が上がる【対人好感】を取得、彼は異世界でモテまくり、童貞を卒業する為の異世界ライフをスタートさせた。
しかし異世界二日目にして何故か"長身イケメン"からかけ離れた《悪役令嬢》に再転生してしまう。
モテまくりになるはずだった第二の人生から一転、ペナルティスキルのせいで嫌でも《悪役令嬢》を演じなければならない彼…いや彼女は、無事に女にモテる事が出来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 20:08:12
13914文字
会話率:14%
人とヴァンピール、両方の血を持つミアは、ある夜、深い森の中で命を失いかけていた少年リヒトと出逢った。彼は貴族の嫡子であったが、病弱ゆえに親から見放され、療養という名目のもと、人里離れたその地に放逐されていた。
命を救ったミアを、幼いリヒト
は一心に慕ってくる。
その屈託のない笑顔にほだされ、再会の約束を交わし続けるミア。
――月日が流れ、いつしか成熟した大人の男となっていたリヒトの中で、彼女への想いが形を変えていたことにも気づかずに。
人格破綻者の男が唯一無二の存在に出逢ってしまい、彼女を恋い慕い求めるお話。
※R18作品を全年齢版に編集したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:48:22
83731文字
会話率:23%
貴族でありながらウィリスサイド警邏隊副長の任に就くルーカス・アシュクロフトは、任務のさ中一人の少女を救った。可憐な彼女に一目で心を奪われたルーカス。だが、少女は一切の記憶を失っていた。彼女は身元が判らぬままフィオナという名を与えられ、警邏隊
詰所に身を寄せることになった。失われたフィオナの過去故に、すぐ傍にいながらも最後の一歩を縮めることができずにいたルーカスだったが、ある事件をきっかけに事態は大きく動き始める。
※他サイトにも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 20:05:05
195616文字
会話率:29%
【第一部】『地上に舞い降りた天使は護り手など必要としない。』;ブライアン・ラザフォードは自他ともに認める放蕩者だ。伯爵家の跡継ぎであるという自覚は持ちつつも、女性という名の美しい花々を愉しみ、ちょっとしたスリルを賭け事で楽しむ自堕落で気楽な
日々を過ごしていた。そんな彼が、下町の路地裏で衝撃的かつ運命的な出会いを果たす。以来、彼のそれまでの人生はガラガラと音を立てて崩れ始めた。――天使に心を奪われた三十路(ダメ)男の明日はどっちだ。
【第二部】『天上を舞う天使は雲の中を惑いそして墜ちる。』;自らの過去に欠落があることに気が付いたアンジェリカは、兄ガブリエルと共に記憶を辿る旅に出た。もちろん、当然のようについてくるブライアン。彼の存在に何故か妙に落ち着かない気持ちになりつつも、アンジェリカは自分の過去、自分の想いを受け入れていく。
※のべぷろ!にも投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-11 14:24:28
323937文字
会話率:31%
貴族の子として生まれたヴァンは2歳になった時、不意に自分が転生者であることを思い出した。
様々な部分で幼児とは思えない行動を見せ、一時期は神童と噂されるヴァン。
しかし、8歳で行う魔術適性鑑定の儀にて、役立たずと揶揄される生産系魔術の適性が
あるという結果が出てしまい、ヴァンは侯爵家を追い出されることになってしまった。
追いやられた先の村では様々な苦難が訪れるが、ヴァンはそれでも村の発展と防衛を続け、やがて名も無き村は巨大都市へと変化していく。
でも、ドラゴンの襲来はもう嫌です。
ギャグ多めで進行したいと思います。
タイトル、変更しました!
戦わない最強の生産職 〜辺境の村要塞化計画〜
↓
お気楽領主の楽しい領地防衛 〜生産系魔術で名もなき村を最強の城塞都市に〜
よろしくお願いします!
異世界転移転生での日間ランキング1位!
異世界転移転生での週間ランキング1位!
異世界転移転生での月間ランキング1位!
異世界転移転生での四半期ランキング1位!
異世界転移転生での年間ランキング3位!
総合日間ランキング2位!
総合週間ランキング3位!
総合月間ランキング2位!
総合四半期ランキング1位!
総合年間ランキング4位!
総合累計ランキング54位!
本当にありがとうございます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:00:00
837752文字
会話率:43%
激しい戦乱の世で、一つの国が並み居る列強を退けて世界最大の国となった。
その名はアペラシオン王国。大陸の中央北側に位置する大国の一つであり、軍事大国であるディノミナ帝国や、南部に位置する豊かなオリヘン王国。また、東の湖の周囲を囲うガランティ
ーナ聖公国やティピカ連合国、タヴォラ王国の三国同盟とも隣接しており、これまでは領土を広げることが出来ずにいた国だった。
だが、ある時期を境に、アペラシオンは次々と隣国の領土を削り取り、一大大国へと変貌していく。
その立役者として名が上がるのが悲劇の第三王子で知られるルーセット・デュ・クレリー・アペラシオン。
そして、戦場の悪魔や狂戦士、断罪の王剣、鉄血の鬼神、アペラシオンの死神など、様々な異名で呼ばれて恐れられた騎士、クロウ・エ・ローヌ・エルミタージュ。
この二名の名は必ず上がるだろう。
これは、アペラシオン王国にとっての稀代の英雄、クロウ・エ・ローヌ・エルミタージュの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-14 21:33:25
47835文字
会話率:35%
異世界のとある王国に、人知れず一人の地球人が転移した。彼の名前は神明春馬。地球にある日本という国で死を迎えた彼は、ある理由でこの世界へ連れてこられた。
彼にあるのは無尽蔵と思われる異常な魔力と初級魔術の知識。後は異世界の言語スキルのみ。
不
十分に過ぎる説明しかされず放り出されたが、彼は異世界に自分の足で立ち、笑みを抑えられなかった。
これからは、好きなように生きることが出来る。行きたい場所に行ける。
その事実だけで、彼は誰よりも幸せだった。
これは、不幸な人生を終えたはずだった男の、死後の幸福な物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-08 20:46:59
73053文字
会話率:46%
義理人情に厚くガサツな女ロサと、社会性の欠けた元貴族令嬢のライラック。盗賊として街を転々としていた二人はある日こんな依頼を受ける「ある宗教をぶっ潰して欲しいんすよ」。どうやらその宗教には少女の姿をした現人神もいるようで……。ちぐはぐ女盗賊と
神様の珍道中が幕を開ける。
5月5日に開催されるコミティア144で1章と、新刊として前日譚「女盗賊たちの出会いの話」を頒布予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 19:00:00
140314文字
会話率:33%
聞けばなんでも答えてくれる、不思議な書物、転生の書。
落ちぶれ貴族の次女ナーガ、とある理由で嫌われもの。
家で見つけた不思議な書物、英知や勇気を授ける味方。
知恵と力を身につけて、気になるアレコレ挑戦だ。
がんばれナーガ! 負けるなナー
ガ!
舞台はある国セントネシア、そこではじまるファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 16:40:00
141444文字
会話率:23%
田舎街の外れ、丘の上には立派な屋敷が立っている。
所有者は大貴族か、はたまた王族かと勘違いされるが、屋敷の主は平民の娘だ。だが娘は何十年も見た目が変わらない。
そして娘に使える五人の使用人達は、皆恐ろしく美形で、屋敷の主である娘を大層慕
っている。
屋敷の主は大貴族の愛人か、はたまた恐ろしい魔女なのか?
…………いいや違う、この世で一番哀れな主。五人の悪魔に喰われない為に、必死になっている娘なのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 14:25:08
338014文字
会話率:42%
硬派な番長を目指していた男の中の男・桜井正義が最も立場の弱い奴隷女に異世界転生しながらも、男の生き様を貫き通して戦い抜く物語。
R15なのは、主人公の立場上周囲ではそういうことがまかり通っている時代設定ではあるものの、直接的な表現を極
力避けるからです(ギリ行けるはず)
もちろん男・桜井正義は純潔も貫き通しますので、安心して読んでください(笑)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 12:30:16
795797文字
会話率:56%
魔法の名門・アスター侯爵家に生まれながら魔力が弱く、その美しい容姿を見初められて王家の婚約者に選ばれたローレシア。だがライバルの公爵令嬢の企みにより婚約者の王子を奪われて、貴族社会からも追放されたローレシアは、遠く修道院で暗殺されてしまう
。
埋葬のため地下に安置されていたローレシアの遺体に、ちょうど日本で死んだ男子高校生・ナツの魂が憑依したのだが、それとほぼ同時に死者召喚魔法で復活したローレシア本人の魂も同じ身体に定着してしまった。
一つの身体に二つの魂。
奇妙な共同生活を余儀なくされた二人だが、その代償として膨大な魔力と全属性の魔法適性を得たことを知る。
「わたくしたち、最強を目指しましょう」
ローレシアの侍女で忠実なる護衛騎士アンリエットに、王都から追いかけてきたアルフレッド王子も仲間に加えた4人の冒険が、今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-21 15:16:50
797870文字
会話率:52%
騎士爵家の分家の長男に転生してきた俺(アゾート・フェルーム)は、高速詠唱と日本の現代知識を武器に、戦乱の貴族社会をのし上がっていく(予定)
まずは立派な魔導騎士になるために入学した騎士学園。
そこでは、なぜか男装で入学してきた本家次
女のネオンや、俺の婚約者のセレーネ、それに仲のいい仲間たちとともにダンジョン部に入部。
みんなで楽しくレベル上げや古代アーティファクトの探索を楽しもうとしていたら、領内の派閥問題やらなにやらで、学園生活に波乱が。
前世よりちょっぴりシビアな学園生活と魔力中心の恋愛事情。
俺は卒業まで生き延びられるのだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 12:23:07
2102463文字
会話率:55%
子爵の娘に生まれた『彼女』は、裕福な下位貴族か商人の家に嫁いで姉を支えることが求められていた。
そんな中、家の書庫で調べ物をしていた彼女は不思議な短剣を手にする。短剣は古の魔術師の魂の依代であり、対価を支払えば魔術を教えてくれるという
。彼女は美しい黒髪を対価に魔術を習い、両親姉に知られることなく薬師ではなく錬金術師となるのであった。
――― 彼女は世界を変えたいと願っていた ―――
これは、『彼女』の始まりの物語―――
◆第三部 騎士学校
□第一幕『フルール分隊』
□第二幕『初心者講習』
□第三幕『ワスティンの森』
□第四幕『ロマンデ遠征』
□第五幕『鉄腕』
□第六幕『地下墳墓』:王都の集団墓地跡、中等孤児院建設予定地に未だ残る地下墳墓。その周辺では不審な存在が確認されていた。
□第七幕『ミアン』:帝国・連合王国領と接する東北の要衝『ミアン』。騎士学校の生徒は、再び遠征をおこなう。その最中、巨大な敵が彼女たちを襲う。
□第八幕『防衛戦』:『ミアン』に迫るアンデッドの軍勢に気が付いた彼女と伯姪は、包囲を突破し『ミアン』に入城。市民軍と騎士学校の騎士見習を指揮し、援軍の到来まで戦う事を決意する。
□第九幕『オリヴィ』: ふらりと現れた美男美女の冒険者二人組。帝国の冒険者として最上級のヴァンパイアハンターのパーティーが入城するも、防衛戦は厳しさを増していく。
□第十幕『レンヌの醜鬼: レンヌ公国へ向かう王女の護衛という遠征演習。彼女たちはその昔起こった一連の事件の黒幕を思い出す。
◆第一部 十三歳 『代官の娘』『アリー』『辺境伯』『レンヌ』『公都訪問』『孤児院』『ブルグント』『従僕セバス』『猪狩』『ヒル・フォート』『レヴナント』の全十一幕
◆第二部 十五歳 『ルーン』『ガイア城』『兎馬車』『ノーブル』『サボア公国』『メリッサ』『タラスクス』『副元帥』『聖都』『デビュタント』の全十幕
200824「この作品はカクヨムでも掲載しています」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 12:00:00
4599655文字
会話率:56%
初めましての方は初めまして、そうでない方はご機嫌よう。
私の名前は『アイネ』。家名を名乗るほどのものではありませんが、とある王国の子爵家の長女で年齢は十六歳です。次期当主となる為に、女性としての社交は勿論、当主の仕事も父に従い学んでい
る最中で超多忙です。尚且つ、伯爵以上、できれば侯爵家くらいの次男三男を婿に向かえて跡継ぎも産まなければなりません。そう、貴族の娘は大変なんだよ。
そんな私には三歳年下の妹がいる。仲は良いか悪いかは微妙だね。
それは、私は妹ちゃんが生まれてくる前から大好きで、未だその愛は積み重なり続けているのだけれど、妹ちゃんは最近とてもそっけない。冷たいまである。
そもそもだよ、私は最初は『姉』ではなく、妹ちゃんが生まれてきて初めて『姉』となったわけで、言うなれば、妹ちゃんに姉にされたわけじゃない? 責任とってもっと私のことを好きになっても良いと思う。
――― ざまぁ、もう遅い、婚約破棄は登場しません。しないよね?
このお話は大好きな妹の為に陰で頑張るお姉ちゃんが主人公です。愛情成分は『妹9:婚約者1』くらいかな?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 10:11:33
113882文字
会話率:35%
このお話は、とある修道院に集う元貴族令嬢たちが繰り広げる物語。
――― 修道女に何ができる? 修道女だからできる成り上がり!!
元伯爵令嬢のアレッサンドラ。実家は貧乏で、より良い相手を見つけた婚約者は二人の関係を白紙撤回。父親には良
縁に恵まれるまで修道院でしばらく生活するように命じられましたが……これってこのまま縁が見つからなければずっと修道女なのではないかと気が付きます。
同じ思いを共有するアンドレイーナ、アンナリーザ、ベネデッタの四人はある日、とある王国の商会夫人から「自分の力で貴族令嬢の生活を取り戻せ」と提案を受けます。
その提案とは……
この作品は、『妖精騎士の物語』に登場する『彼女』の姉と、その姉に振り回されつつも自立しようと頑張る、元貴族令嬢である修道女の物語です。
□第一幕 『没落令嬢は王都へ向かう』:トレノ郊外修道院に集まる四人の元貴族令嬢の下に、王国の商会頭夫人が現れる。自分の力で貴族令嬢の立場を取り戻さないかという提案を携え。
□第二幕 『没落令嬢はリリアルで学ぶ』:幾度かの魔力の練習ののち、半ば強引に王都に連れてこられた四人は『魔装侍女』となる訓練を受ける。
□第三幕 『魔装修道女は男爵家に向かう』:四人はアイネと共にリリアルを出てサボアに帰国する途中事件に巻き込まれる。
□第四幕 『魔装修道女はトレノに降り立つ』:女子修道騎士団の創設に関わる四人。これを奇貨としてイーナの男爵家、ベネの子爵家を巻込んでいく。
□第五幕 『魔装修道女は城塞に住まう』:修道騎士団の本拠地を獲得した四人だが、そこはミラン領に向かう街道とオスタ地方に向かう街道の交差する要衝に放棄された廃要塞であった。何もない本拠地をどうするか、四人は頭を悩ませる。
□第六幕 『魔装修道女は「ビオラ」を訪れる』:自ら武器の調達を試みる聖エゼルの修道女たちは、鉱山街である「ビオラ」に土夫の鍛冶師を訪ねる。魔銀鉱山に魔物が現れ、魔銀の武具が作れないと聞き、四人は鉱山へと向かう。
□第七幕 『魔装修道女は漫遊の旅に出る』:大公殿下から依頼を受けた聖エゼルのメンバーはトレノ近郊で大公の使い走りをこなすが、新興勢力である彼女たちを疎ましく思うものが現れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 12:00:00
365514文字
会話率:55%
シルヴァーナ王国の直系王女は女神シルヴァーナの血を受け継ぎ、邪悪なるものを寄せ付けない破邪の力を持つため、世界中から尊敬と憧憬を集める存在である。
ある日大陸最大の勢力を誇るソベリオン帝国皇帝アンドレアスから、シルヴァーナの王女を側室に
もらい受けたいと申し出があった。病弱で瘴気を集めやすく、明日の命も知れない息子のヴォルフラム皇子を救うための、形式上の妃としてである。
アンドレアスにはすでに相思相愛の皇后がいるため、側室になっても夫から愛されることはなく、一生をヴォルフラムのため皇宮で飼い殺しにされる運命だ。無礼極まりない申し出だが、国力の差を考えれば断ることもできず、女王は四人いる妹王女から十五歳の第四王女、フローラを側室に差し出すと決めた。
しかしフローラは側室入りを拒みたい一心で取り巻きの貴族子弟と密通、まんまと妊娠し、側室入りは不可能な身体になってしまった。
頭を抱える女王に、幼すぎるため候補から外されていた末の第五王女、六歳のガートルードが申し出る。
「わたしが帝国に参ります」
誰もがガートルードのけなげな決意を哀れみ、称えたが、ガートルードは己の運命を悲観などしていなかった。むしろ思うつぼだったのだ。
(これでやっと帝国に行ける。三食昼寝付き、食っちゃ寝のダラダラ生活が待っているんだわ!)
なぜならガートルードには日本と呼ばれる国で、毒親のもと、十二人もの弟妹の子育てをさせられた長女、櫻井佳那の記憶が刻まれていたのだから。
そんなガートルードにはお世話欲をこじらせた異形レシェフモートが侍り、俗世とは関わらずのんびり過ごしたい心とは裏腹の波乱だらけの生活が始まる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 12:00:00
175895文字
会話率:30%
神出鬼没の謎の美少女エリーゼ。彼女の正体は王国騎士団情報部所属・『姫騎士』エリオット・ハミルトンが女装した姿だ。
彼は貴族の家に生まれ、また現国王の乳兄弟という恵まれた環境で育つ。しかし特異体質のせいで少年時代に身体の成長が止まってしま
うという不幸に見舞われた。
エリオットは騎士には不向きなその小さな身体を逆に利用し、女に姿を変えてスパイ活動を行うことを決意する。
仲間たちと大小さまざまな事件を解決していくうち、エリオットは世界をひっくり返そうとする巨大な陰謀を知り、その巨悪と戦うこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 11:45:32
339275文字
会話率:26%
国随一の魔力がある為に独自の法で縛られ公爵家に産まれながらも貴族としての資格は無く公爵家に産まれたが故に平民にもなれない姉が大事で大切な弟を可愛がり愛で癒されながら日々、前世で憧れ夢見た魔法を開発し時に道具も作り実験したりと振り回し笑顔で日
々過ごして行くお話です。のち学園生活が始まり悪役令嬢や光の魔法使いに殿下と側近達が登場して話が進んで行きます。先に載せた短編『公爵家に産まれましたが令嬢でも平民でも無いけど可愛い弟と魔法があるので今日も楽しいです』で寝ていた姉が主人公の連載になります。
話の中にあった疑問もこちらで書いていきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 11:00:00
1260734文字
会話率:34%
魔法の力を込めた装飾品を作る者、魔技師ことムスはアステラティーア王国で家族と一緒に商売をしていた。表立っては街の装飾品店として、貴族等、身分の高い人には魔技師として商売をしていた。ある時、王都近くでゴブリンの群に襲われた少女を発見し、救助し
た。そこまではよかったのだが、どうやら少女は訳ありで妹を探しに王都まで一人できたらしい。一人旅にはむかない完全に後方攻撃型で魔法師の女性、そもそもまた怪我しそうな少女を一人で放り出すことはできないムスは、なし崩し的に一緒に旅にでることにする。お店は暫くは父のみで営業、自分は魔技師の仕事を減らして配達に専念することにした。この決断が自分の運命と未来に向き合うことになるとはしらずに。
※この作品は別作品の【生贄聖女とお人好し魔技師】と話が完全に繋がっています。こちらは、お人好し魔技師ことムス視点で話が進みます。こちらのみでも充分に楽しめますので大丈夫です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 09:44:32
181684文字
会話率:51%
十年前、不幸な事故により婚約者フレーシアがサシュティス王太子の前から姿を消した。
それを機に、優秀な貴族が次々に城から立ち去ってしまう。
ゴロッシュ国の王族、ただ一人の世継ぎとして何をしても許される立場にあったサシュティスは、周囲を不幸にし
ながらも改心することなく、己の現状に不満を抱きながら過ごしていた。
そんな彼の前に、いなくなったはずの婚約者にそっくりな令嬢が現れて、事態は動き出す。
それぞれの視点で、過去に思いを馳せながら進むお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 09:00:00
110194文字
会話率:16%
一人の男が人としての幸福を得て、良い人生の終わりを迎えたと思ったら
昔、追放した悪徳貴族として目を覚ます。
どうして悪徳貴族の体に意識が乗り移っているのか、
原因を探しつつ、怪しまれないように悪徳貴族として生活をしなくてはいけない日々が始
まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 08:00:00
110502文字
会話率:54%
あの、人形のような、
心を、持った、毒の少女の、
連載版が、公開!!
戦争中と、戦争後の、物語の…、
毒の少女と、貴族の、服装した、
青年の、愛の、大人、童話物語…。
【毎週、土曜日、公開!!】
最終更新:2024-12-14 08:00:00
71623文字
会話率:17%
【人不振の少女の奇跡の物語】
の、続編。
今度の主人公は、
花音七皇后陛下と、ユウキ側王殿下の、
娘_!?
旧主人公の、花音七皇后陛下も…、
登場し…、
そして…、
人と人との、大切さを、知り、
受け継いでいく…、
ヒューマンドラマ小
説物語…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 14:00:00
140871文字
会話率:17%
ずっと、病院で、入院していて、
一度も、外に、出れなかった少女、
風香が、転生し、
そして…、この異世界で、
風香=メイリースに、興味を、抱く、
貴族男子たち…。
それは、恋愛へと、発展する、
異世界恋愛物語。
【毎週金曜日→人不振が
、終われば、
水曜日予定!!】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-17 08:00:00
156238文字
会話率:15%
貧乏貴族の長男に転生した夏目鳴海がチートなしで貧乏領地を豊かにしようと足掻く話。
最終更新:2024-12-14 07:54:03
70684文字
会話率:37%
前世の記憶を持っている、異世界のそこそこの出の貴族の少年。アルフォンソ・テレグリズリー。
生まれた時から年相応以上の知識と感性を持っていることを武器に、人生を、かつて失敗した学校生活を、うまくやる 。
幸せな人生を送ることを目標に日々
を生きてきた。
そんな中、中等部2年生に上がった初日、突然一人の女の子が編入してきて,,,
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 06:57:44
41124文字
会話率:25%
ゲッツはある男爵が領主を務める領地にある、ごく普通の小さな町で妻と二人で暮らしていた平民だ。ところが仕事を終えてゲッツが家に帰ると、妻はこの家にはもう帰ってこないと言う。わけの分からぬゲッツに、妻エッダは自分が領主である男爵に見初められた事
を告げる。妻はゲッツがいない間に、浮気をしていたのだ。去り行く妻を追うゲッツだったが、妻は出て行ってしまった。悲しむゲッツは、妻の兄である義兄から、ゲッツの方が先に浮気をしたと疑いをかけられる。周りは義兄たちを信じ、ゲッツはもはや故郷にはいられないと、町を去るしか出来なかった……。 / 作者が気分転換に頭空っぽにして書いてる物語です。一話あたりの長さはバラバラ。激しいざまぁはありませんが、因果応報だな、ぐらいはある予定。予定。気分転換執筆なので不定期更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 06:00:00
206815文字
会話率:31%
娼婦のエラは、意図せず子を孕んでしまう。堕胎は怖そうなので息子のビルを産み落としたエラは、ビルと共に暮らしていたが、ビルの血縁上の父親である伯爵家が正当な跡取りが軒並み死んだことで、ビルを跡継ぎに据えようと追手に追われる事となった。エラはビ
ルを抱え、国境までたどり着くも、逃げ場がない事を悟り、ビルと共に運河に身を投げた――筈だったのだが。気が付いたら隣国ジュラエル王国にいて、なぜか貴族に面倒を見られていた。奇跡的に川で死ななかったものの、貴族が理由もなく見るからに貧民であるエラたちの世話をしている理由が分からず、エラは警戒する。ビルを連れて逃げ出そうとしたエラだったが、屋敷の塀を越えられず、数メートルの高さから落下して――「え、は? なにこれ!」 / 親をまともに知らない自他ともに認めるクズなエラが、幸せな最期を迎えるまでの話。 / もともと頭空っぽで勢いで書くシリーズだった妻が愛人になった男が、だんだん頭空っぽで書けなくなってきたので、別枠で頭空っぽで書いていた話です。劇的な事は特に起こらず、淡々と進みます。恋愛パートがだいぶ後半にしかありませんが、そこに至るための前半と思ってください。書きたい話にたどり着くまでが長くなってしまうしヒーローがなかなか出てこない作風です……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 22:23:34
39925文字
会話率:25%
カリスタはブラックムーンストーン子爵家の跡取り娘。貴族の子供が通う学院を卒業し、完全政略で婚約を交わしたニール・ツァボライト男爵令息との結婚の準備が本格化しようとしていた。そんな時、カリスタを訪ねてきたニールはカリスタとの婚約の解消を望む
。「はあ、そうですか」カリスタは別に傷つかない。何せ十割完全に政略でしかない婚約だった。異性としてニールの事を愛していた訳でもない。だがしかし、続けてニールが吐いた言葉は、カリスタとしては許しがたいものだった。「僕は君の妹のヘレンと結婚して、君の代わりに子爵家を継ぐ」とか。意味が分からないんですか。私にヘレンなんて妹いませんが???
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タイトル出オチ。二番煎じのネタです! 自分でも書いてみたかった! 短編のつもりでしたが、無駄に長くなってしまったパートが出てきたので、読みやすく区切ろうと思って投稿します。長引いても10話ぐらいで完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 06:00:00
91636文字
会話率:27%
竜樹は32歳のサラリーマン。異世界に転移してギフトの御方という地位を得て、いわゆる王宮住みの自由業となった。
異世界でもスマホが使えるのは便利だが、便利すぎて欲しいと言われても困る。なんか作れないかなーと思ってたら、それっぽい物を作れる人が
いました。
放置された平民側妃の子、ニリヤ王子(5歳)と出会い、貴族側妃からのイジメをやめさせたく、しかし敵にまわすことなく、灰色の解決をするぞーと心に決める。
よし、スマホの機能を真似た魔道具で、TVを作ろう。そしてニリヤ王子を放送して、国民のアイドルにしちゃおう。
敵もいるかもしれないが、味方もいっぱいいるぞ!
とさせたい竜樹が送る、放送事業と日常のごちゃごちゃしたふれあい。出会い。旅もするよ。
最初なかなか王子と出会いません。ふわっとした話で、正確性より更新を重んじるので、柔らかい気持ちで見てやってください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-14 05:00:00
2054166文字
会話率:38%