サラには過去の記憶がなかった。
三ヶ月前に森の中で一人で目覚めた時、それ以前の記憶が全て失われていた。
小柄で可憐な少女の見た目に反して、驚異的な身体能力を持っていたサラは、やがて、剣士として生きていく事を決める。
内戦の続くナザール王国
の傭兵に志願しに行った王都で、サラは、ティオと名乗る奇妙な外見の一人の青年と出会った。
ティオと二人、傭兵団の試験に受かったサラは、その剣の腕で傭兵団の団長となり、一癖も二癖もある荒くれ者の団員達を率いていく事になった。
そして、次第に、サラは、ティオと共に、ナザール王国の内戦の渦中へと踏み込む事となり、秘められた大いなる陰謀に巻き込まれていく。
※あらすじ詐欺っぽくてすみません。
本当はかなりノリが軽いです。
気軽に読んでいたたければと思います。
※書きあがっている所まではなる早で更新しますが、その後は週二回程の更新になると思います。
※「カクヨム」「pixiv」においても同じ小説を同じペンネームで掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 23:28:31
1554040文字
会話率:37%
目を覚ますとそこは異世界だった。
「この国を救ってください!」
召喚士の女の子に懇願されたわけだけど、オレには何の能力も無い。
どうやら手違いで、本来召喚されるべきヤツの代わりに、オレが召喚されたらしい。
「すみません、間違えました!
」
「そういうことなら、元の世界に帰してくれるよね?」
「無理です。わたし見習いなので、えへ。あと、これがバレたら、わたしたち処刑されます」
可憐な少女の切なる願いに応えて召喚されたオレは、彼女の国を救うべく、自分の命を守るべく、何の能力も無い状態で、口八丁だけで何とか問題をやりすごす。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 11:00:00
16870文字
会話率:62%
遥か北にある、雪で覆われたフェルネ王国。
王国には天蓋都市と呼ばれるドーム状の街、ウィンターベルが存在する。
どこにでもいる少女のエールは天蓋都市を守る銃士隊の一員だ。
エールの姉であるカノンは有名な冒険者だった。
しかし姉は『最果ての楽
園』へ行くという手紙を最後に行方不明となってしまう。
失踪した姉を探すため、エールは楽園を目指す旅を始める。
頼れる味方は魔法を発射する武器、魔導砲。
魔物が跋扈する世界を渡り歩いて消えた姉を見つけ出せ!
可憐な少女が織りなすマジカルガンアクション、ここに開幕!
(※この小説は5ちゃんねるに投稿していた作品のリメイクです)
(※この小説は不定期更新です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 19:53:42
275968文字
会話率:40%
一人の少女が、王都の外れにある監獄へ収監された。三ヶ月経ったころ、その薄暗い独房の中で、彼女が事件の全貌を滔々と話し出した。淡い紫色が良く似合う可憐な少女が、なぜ悪女と謗られるようになったのか。看守は、静かに耳を傾けた。
最終更新:2024-04-09 00:00:00
20102文字
会話率:31%
公爵令嬢ルシルは、婚約者である第二王子の生誕パーティーで、公衆の面前で婚約破棄を言い渡されてしまう。
彼の隣には、深海のような青の瞳に、美しい銀の髪を持つ、可憐な少女がいた。
彼は言う。彼女が新しい婚約者なのだと。
ですが、ご存知
ですか? 元婚約者様。
貴方が溺愛されているその方、男性ですよ。
――これは、元婚約者の浮気相手である美しい少女(実は男)に、何故か執着・溺愛されてしまう令嬢のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 21:25:16
112160文字
会話率:29%
見た目はメイド服の可憐な少女のロボ子は感情の無い元戦場の殺戮兵器。
そんなロボ子が普通の女の子みたいな恋を、、、
最終更新:2024-03-25 21:10:13
715文字
会話率:42%
領主は日々、夢を見る。自身が変じた蛇の夢だ。
屋敷の寝台の中から這い出て、窓をすり抜け、領地を離れた山へ向かう。辿り着くのは決まって一本の木に作られた鳥の巣で、蛇は中の卵を親鳥代わりに温めていた。
婚姻を前に令嬢が輿入れをする日の朝
もその夢を見た。蛇が抜け出る窓の向こう、南の山嶺の彼方から従者たちを引き連れ訪れる。可憐な少女から美姫へと成長した令嬢を迎えて、ようやくその由来を知れた。幼かった令嬢とはじめてまみえた、南の国の庭園だった。
前祝いを兼ねた晩餐の後寝室を訪れる。2人きりになった部屋で10年ぶりの対話を楽しむが、ふと令嬢の雰囲気が変わったことに気づいた。かつての幼さの片鱗を脱ぎ捨て寝台の上で待ちわびる姿はまさしく妻としてもので、その視線は夢に見ていた蛇が卵へ向けていた視線と同じであった。
領主は誘われるままに褥へ入り、一昼夜をかけて肢体を絡めあった。
婚礼後まもなく、領主夫妻は第一子を授かった。さらに5人、6人と子宝に恵まれると、成長した子どもたちの助力で執政を盤石のものとした。
領主の名はやがて巻き起こった戦乱を平定し一国を築いた初代国王として伝わっている。
晩年まで国へ献身を捧げた王妃の葬儀には数多くの領民が嘆き悲しみ、長子へ地位を譲った領主は妻君の眠る生家で余生を過ごしたという。
---
本作はGitHubで管理し、note及びカクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 18:00:00
2867文字
会話率:0%
「こんにちは。ようこそ、ここは旧世界。神に見放された世界だよ」
目の前には可憐な少女が一人。自分はさっきまでベットで寝ていたはずだ。なのになぜこんな砂漠にいる?神に見放された旧世界『エデン』。神を新世界から連れ戻すために宝玉を仲間と共に集
めることになった。つまらない日々から解放されたんだ。そのくらいはやってやるよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 23:36:36
6360文字
会話率:26%
受験を翌年に控えた男子高校生の樫野璃玖には、大切な後輩かつ親友と呼べる存在がいる。同じアウトドア部に所属する高校一年生の男の子、橋戸ソラである。ソラの姉の紹介で知り合った二人はアウトドア趣味で意気投合し、今では時折互いの家でお泊りをするほど
に仲が良いのだ。
一方で、璃玖はソラの姉に好意を寄せていた。
彼女が心に抱える“闇”を知ってなお好きであり続けようとする一途な璃玖だったが、ソラと一緒に出掛けた先で、彼女が別の男性とラブホテルへ消えていく様を目撃してしまう。
ショックのあまりに嘔吐する璃玖。彼を介抱するソラは、その日、璃玖の家に宿泊することになった。
翌日。璃玖が朝目覚めると、右手にやわらかな感触を捉える。来客用の布団に寝かせていたはずのソラが、いつの間にか自分のベッドにもぐりこんでいたのだ。やれやれと肩を竦める璃玖だったが、瞬間、強烈な違和感に襲われた。
────ソラって、こんなに可愛かったっけ。
よく見てみれば、それはソラではなかった。栗色の髪をした、可憐な少女だったのだ。
慌てふためく璃玖の前で、彼女は、目を擦りながらゆっくりと体を起こす。
「お、お前は誰だ!?」
「誰って、ソラですけど……あれ、声が変だな」
ソラを名乗る美少女の姿は、璃玖の想い人であるソラの姉にそっくりなのだった────。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-26 11:04:07
380474文字
会話率:39%
反社会性人格、いわゆるサイコパス。《彼》は無自覚であったが間違いなく異常者であった。
夢の中で出会った《黒の魔女》に触発され、男は自らのサイコパス性を確かめたくなる。そこでこう考えた。
“大きな事件を起こして、世間の反応を見れば自分が
異常者なのかどうかが分かる”、と。
その行動の結果、自分の命を失うことになるとも知らずに、男は計画を遂行する────。
***
科学の世界に折り重なるように存在する、《魔法世界》。
魔法国ハドロス領に居を構える辺境貴族の家に一人の少女が生まれた。
彼女の名は、《カンナ・ノイド》。
銀色の髪、黄金の瞳。整った鼻筋にやわらかな唇、滑らかな顎のライン。その額に輝くのは、紅く輝く第三の瞳。
彼女はバスジャックを引き起こした、あの男の成れの果てである。転生者。魂を受け継ぎし者。
──だが彼女は知らない。前世で自分が何をしでかしたのかを。そして自分の中に確かに受け継がれている危険な思想の事を。
彼女はただ、おぼろげに、前世の知識を有するのみ。
「うん! 今日も美しいぞ、私!」
姿見の前でくるくると回り、はしゃぐ可憐な少女。
仲間達との平和な人生を謳歌しようとするカンナだったが、彼女は転生前に《黒の魔女》により与えられた予言があった。
【カンナは魔女の家族を皆殺しにし、《黒の魔女》を覚醒させる】
予言された未来に向かって、運命という坂を転がり落ちていくカンナ。
やがて彼女の中の異常性は開花する。
待ち受けていたのは────“復讐”に塗れた人生だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-28 01:17:37
800229文字
会話率:27%
これは可憐な少女2人による涙の物語・・・
_________________ではない。
最近になってやっと白馬の王子様がいないことを知り焦って彼氏を探し始めたクールレディにいざきと、道行くイケメンを見逃さない肉食獣乙
女こいずみ。理想の彼氏を見つけるべく男を追い求めるちょっと情けないオトナ2人の偏見日常会話録・・・?!
※この作品は「pixiv」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-18 00:00:00
2545文字
会話率:49%
これは可憐な少女2人による涙の物語・・・
_________________ではない。
最近になってやっと白馬の王子様がいないことを知り焦って彼氏を探し始めたクールレディにいざきと、道行くイケメンを見逃さない肉食獣乙
女こいずみ。理想の彼氏を見つけるべく男を追い求めるちょっと情けないオトナ2人の偏見日常会話録・・・?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-11 00:00:00
2778文字
会話率:69%
これは可憐な少女2人による涙の物語・・・
_________________ではない。
最近になってやっと白馬の王子様がいないことを知り焦って彼氏を探し始めたクールレディにいざきと、道行くイケメンを見逃さない肉食獣乙
女こいずみ。理想の彼氏を見つけるべく男を追い求めるちょっと情けないオトナ2人の偏見日常会話録・・・?!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-05 02:07:39
2079文字
会話率:69%
『クレイドル』
それは、魔力と金属で作られた塊。人を模して作られた魔導人形の名前。
クレイドルの『コア』として転生した神木 樹は、人としての尊厳は与えられず、ただ戦うためだけに13年を生きてきた。
転生して初めて、樹が大地を踏みしめた時。
それは、この世界で唯一心を許せる相手を亡くした時だった。
それから3年。退廃した街に一人の赤髪の少女が降り立った。
彼女は探していた、自らの望みを叶えてくれる最強の剣を。
「生きる意味がないなら私が与えてあげる!今日からあなたは私と共に生きなさい!!」
可憐な少女の手を掴んだ時、おさまっていたはずの戦いの火種は、再び灯されようとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 23:27:02
3683文字
会話率:36%
ある日、天皇の御物として宝物殿にいた付喪神の『雪花』と『花天月地』が異世界に召喚される。
刀の付喪神『雪花』と掛け軸の付喪神『花天月地』に聖女として国を救ってほしいと願われたが、そもそも付喪神が聖女になれるのか。
そして更なる問題は可憐な少
女のような美しさをもつ『雪花』は実は男性体だった。
幼女体の『花天月地』を守るため、『雪花』の出した条件は――。
付喪神聖女?の冒険譚。
まずは聖女として高嶺の花を目指します――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 18:18:49
32185文字
会話率:50%
王子は激怒した。かの邪智暴虐の公爵令嬢を除かなければならぬと決意した
浅はかでアホな王子が、王国の繁栄を祝う舞踏会で、公爵令嬢に婚約破棄を言い渡した。
腕の中には震える可憐な少女。
冷たい容貌の、悪役にしか見えぬ公爵令嬢。
睨み付ける王
子を公爵令嬢は冷たい眼差しを向けた。
他の女と結婚するから、お前はいらぬと宣言する王子に、それでも公爵令嬢は尽くそうとする。
コメディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-26 11:37:01
2370文字
会話率:36%
後藤圭はある日、人形を拾う。
その人形を放り、眠りにつくと、
可憐な少女に夢の中で出会う。
その日から夢の中でしか会えない奇妙な関係が始まる。
好奇心はいつしか恋心へと変わって、、、、?
最終更新:2023-11-25 01:40:56
1924文字
会話率:36%
目を覚ますと、そこは森の中じゃった。
気が付けば主殿もおらず、森の中に独り放置されていた儂。
(見た目だけなら)可憐な少女に対する何とも非道な仕打ち!
腹も減るし、何処に行ったら良いかも分からんし!
どっちじゃ、儂の明日はどっちにあるん
じゃ!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 18:54:03
143855文字
会話率:38%
銀色の髪をなびかせる可憐な少女が七色のオーラを纏い、神々しい光を放つ剣を片手に巨大な魔人を圧倒しながら戦っている。
そんな中、この場に似合わない一人のおっさんが一人戦闘についていけずに地面に突っ伏していた。
彼の名前はウードという。
こんな戦火の中で、そんな状態で無事なのが不思議なくらいだが、それは彼の傍にいる大型の魔獣が護っているのが答えになるだろう。
「お父さん!大丈夫?!」
「クレス、お父さんは、もうダメだ…」
「もう~!だからついてきちゃダメって言ったのに!リーヴァ、お父さんを頼んだよっ!」
少女はそう言うと、颯爽と戦場に戻っていく。
「フェーン、一緒に来て!あの魔人を倒すよ!」
少女は月の色をした毛を持つ大きな狼のような魔獣の背中に飛び乗る。
フェーンと呼ばれた魔獣は、少女を乗せたまま魔人に飛び掛かり、少女と一緒にこの魔人を斃すのだった。
──この物語は、この可憐に戦場を駆け巡る少女の話───ではなく
この少女と一緒にいた”おっさんテイマー”のウードと、拾われて娘となった二人の物語です。
ウードは、剣も魔法も才能が無く唯一使えるのは弓矢くらい。
若い時に冒険者目指すも無理だと言われて門前払いされるほど、才能が無い。
唯一の特技である、”動物と仲良くなれる”事を活かして馬や家畜を捕まえては商人に卸す事をして生計を立てていた青年であった。
妻は若くして亡くなり、子供もおらず、天涯孤独と諦めていた時に偶然にも迷子の女の子を拾ってしまう。
育てた娘がとある事がきっかけに冒険者になったので、心配になったウードは戦えないのに、一緒に冒険者になる事を決める。
そんな父親となったウードは、”動物と仲良くなれる”能力を活かしておっさん”テイマー”にジョブチェンジ!
本人は大して強くないのに、優秀な娘のお陰で冒険者始めた途端ランクがどんどん上がってしまう事に…
果たして、ウードは冒険者として成功することが出来るのか?
そして娘クレスに隠された秘密とは?
世話好きな最強娘と、動物を育てる能力しか秀でた才能が無かったおっさんの凸凹冒険ストーリー。
是非、応援よろしくお願いします!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 00:07:19
278916文字
会話率:32%
王都より遥か離れた森にて、番人をするセレネは慎ましくも穏やかな日々を送っていた。
しかし、森の奥にて可憐な少女を助けたことでその日々は少しずつ変わっていく。
よくある悪役令嬢の断罪済みヒロイン×訳あり番人です。悪役令嬢がちょっと可哀想なの
でご注意ください。
R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-26 18:35:47
40658文字
会話率:38%
不運で冴えない織原久遠(ラック)は転生者として召喚された。
転生者であるからには、魔王を倒さねばならない。
さあ冒険のはじまりだ、と意気揚々と歩き出したラックだった。
けれども始まりの町ホクキオに足を踏み入れる前に山賊被害にあった挙句、濡
れ衣で逮捕されたラックは、村から出ることも禁止されてしまった。これでは魔王を倒しようがない。そもそも出鼻をくじかれ心折られて、旅立つ気もなくしてしまった。
どんより引きこもり生活のなかで、習慣のモブ狩り生活を続けていたラックだったが、十年後に転機が訪れる。ラストエリクサーを手に入れたのだ。
ラストエリクサーは高値で取引されており、これを売ることで一気に金持ちになったラックは、味をしめてラストエリクサー転売業者を目指すことにした。ところが、『偽装スキル』を使った別の売り手にだまされてしまう。
このままにはしておけない。悔しがるラックは『鑑定スキル』と『検査スキル』という偽装に対抗するスキルを身に着けて問題を解決。信用を取り戻し、駆け出し商人としての生活に希望を抱いた。
ほどなくして、ラストエリクサーの価格が大暴落。追い打ちをかけるように税金を払わされ、借金生活に転落。しかも国家転覆容疑までかけられて、指名手配を受けながら、追われるように旅立つことになった。
散々な目に遭うラックだったが、この不運に満ちた慌ただしい旅立ちは、ラックにとって悪い事ばかりでもなかった。
レヴィアという可憐な少女に出会えたのだ。
そして、いつしか彼は、大いなる旅の目的を得た。
――何としても、レヴィアを俺の世界に連れて帰る!
ラックはこの願いを形にするべく、『鑑定』と『検査』のスキルを磨き抜きながら、逆境の異世界マリーノーツを、仲間とともに生き抜いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 19:00:00
1193829文字
会話率:42%
超絶美女魔王の自慢料理って? 少女勇者のグルメなハルマゲドン❤
「美味しい」はそれだけで正義!
舞台はどこかの異世界や遠い宇宙の彼方、ではなくて地球。
科学によって現人類が「魔族」となり果て、魔導戦争によって文明が滅びた後、300
0年近くもの時を経た未来。
可憐な少女アスラは、神(?)によって新たに創造された、味覚を持たない「新しいヒト族」の一員であるはずが、なぜか美味しいものが大好き!
生まれながらに心に謎の声を宿す彼女は、自由を求め小国の公爵家を出奔。
はるか昔に失われた禁じられたレシピを探して世界各地の旧文明の遺跡を巡り、その「ついで」に、多くの凶悪な魔物を倒して、いつしか心ならずも皆に勇者と呼ばれるようになっていた。
このまま悠々とユル~い冒険を満喫するつもりだったのが、連れの戦士と賢者に押し切られて「しぶしぶ」と、ヒト族全体の宿敵である美しく強力な魔王を討伐に魔族の住む城塞都市に向かったところ、思いもよらず魔王から食事に招待され、あまりの不味さに彼女と戦い、その結果なんと真の最終戦争に巻き込まれるハメに……
取扱注意いろいろ:
・主人公は美少女です。でも、彼女自身の人格とは別に、心の中に別人格(オッサン?)が住み着いています。
・グルメ中心なのかバトル中心なのか? SFなのかファンタジーなのか? たぶん両方です。
美食や料理に関係するエピソードは、各話のタイトル後に ☆ が付いています。特に美食に関係が深かったり、実際に料理や食材が登場するエピソードは ☆☆ となっています。また、☆☆☆ となっている回は、ほとんど最初から最後まで調理や食事の描写、飯テロ(または飯マズテロ!)です。
って、ミシュラン年鑑かよ⁉
・シリアスなのかコメディなのか? たぶん両方です。
・遠い未来のお話です。でも、現代の料理・文化一般を再現、または「再現に失敗した」エピソードが頻出します。
・実在の宗教・団体・個人とは一切関係ありません。それっぽい名称が出て来ても、「ふーん、まあ、よくある名前だからね」でお願いします。特定の組織や誰かを批判したり揶揄とか、いえいえ決してそんなことは…… おや、誰か来たようだ!
* 本編に掲載されたイラスト、写真などは、全てロイヤリティーフリー素材、または使用に関して作成者の同意を得たものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-15 12:38:18
109869文字
会話率:26%
※本作は主人公側登場人物の四肢欠損等、一部ショッキングな内容を含みます。
文明が滅び去り、世界が人間の物ではなくなった時代。
人類は空間の亀裂から湧いて出るカイブツから隠れながら時に逃げ、時に戦い、時に斃れつつも絶滅をどうにか免れてい
た。
そんな中、一つの小さな集落で可愛がられて育てられていた少女ミーナはある日、空間の亀裂から零れて落ちた奇妙な刀を拾った。
刀はミーナと意思を疎通し、そして集落の危険を彼女に伝える。
全滅した集落から独り危険な世界に飛び出すことを余儀なくされた彼女は、老翁を彷彿とさせる語調で「妖刀」を名乗る刀に導かれるままに、崩壊した文明の跡地に安息を求めて旅立った。
カイブツと戦いながら懸命に足搔き生きる人間達との出会い。
遺跡と呼ばれる地に遺された文明崩壊の謎。
そして彼女は世界の真実へと辿り着き、人類の存亡を賭けて戦うことになる。
この世界では可憐な少女ですら、戦わなければ生き残れないのだ……。
他サイトにも投稿しています。
カクヨム:
ノベルアッププラス:折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 11:11:50
409242文字
会話率:36%