サクレティアは、貴族の養女として虐げられて育ちながらも、ひそかに自由な生活を夢見ていました。ある日、冷酷な公爵クレノースにカモフラージュの妻として選ばれ、彼と契約結婚をすることになります。結婚後、彼女は公爵家で自由を手に入れ、自分の才能を発
揮し始めます。彼女は作物の栽培や発明に没頭し、公爵家を支える存在となりますが、次第に公爵クレノースの心にも影響を与えるようになります。
しかし、クレノースの母親が彼に強く執着しており、その狂気によって、二人にはまだ乗り越えなければならない試練が待っている…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-02 09:07:41
167129文字
会話率:32%
ホワイトホスト王国の王妃であったメイシールは、突然夫であり王でもあるアジャールから離婚を告げられる。離婚に同意しようがしまいが、メイシールは亡き者にされてしまう。死んだと思っていると、目を開けるとそこは10歳の頃に戻っていた。
新たな人生
を受け入れたメイシールは、今度は自分の為に生きる決意を固める。彼女はレッドナイト公爵家の次期当主であるユリドレに目を付ける。メイシールは驚くべき作戦に出ることになり、冷たい目をした人を愛さないようなどす黒いオーラを漂わせるユリドレとの結婚を取り付けることになる。
彼女は自らの運命を切り開き、再び幸せを手に入れることができるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-14 01:08:45
367198文字
会話率:45%
殺戮の天使のような金髪碧眼聖女様が自分が滅ぼした国の王と紡ぐ愛のストーリーです!!!
そう、これは聖女様の推し活大奮闘物語です。
『イケメンショタに興味があるそこのアナタ!!一緒に愛でませんか!?』
物語は、魔法と冒険が織り成すファンタジ
ーの世界!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 09:52:13
140342文字
会話率:29%
目が覚めるとリュシル・ナミュールは記憶喪失になっていた。
それどころかこの国、ルーベルージュ皇国という国のことも文化にも聞き覚えがなく、その代わりに現代日本での記憶だけがぼんやりと残っていたことから、単なる記憶喪失ではなく別人に成り代わ
ってしまったのではとリュシルは密かに推察する。
リュシル・ナミュールにはアレクシという婚約者がいるが、記憶喪失になってしまったからと婚約破棄を申し出るも断固として拒否される。
アレクシは記憶を無くしたあとのリュシルにも優しく接してくれるが、明らかに記憶を無くす前のリュシルのことを想っていて――。
ラブコメほど明るくはないかもですが、すれ違いの末のハッピーエンドの予定です。ご安心ください。
2日に一回20時更新で頑張ります。本編はだいたい20話くらいの予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 19:00:00
30022文字
会話率:39%
ラグランドの第二王子であるジェームズは、父に愛されなかったことで王女としての矜持を傷つけられた母に愛されず、孤独な少年時代を過ごしていた。
第一王子が王位継承権第一位を得るラグランド王国では、メイドの子である第一王子のアーロンが次期国王と定
まっている。
だが、愚かな兄と違って優れた血筋を持ち優秀な彼を次期国王として推す貴族も多く、次第に彼の立場は危ういものとなっていく。
粛清か、静観か。己の人生をかけた選択すら、他人事のように感じるジェームズ。
だが、幼くして人生に諦観し、生きる気力のない彼はひとりの少女と出会い、変わっていく。
「わたくし悪役令嬢の器ではございませんので、俺様王子殿下の婚約者の座は、わがまま公爵令嬢様に喜んでお譲りいたしますわ」のジェームズの独白です。
短編ですがそれぞれの視点から描いた三部作になっているので、
「わたくし悪役令嬢の器ではございませんので、俺様王子殿下の婚約者の座は、わがまま公爵令嬢様に喜んでお譲りいたしますわ」と「悪役令嬢の裏事情」と合わせてお読みいただくことをおすすめします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-01 13:45:49
3052文字
会話率:17%
侯爵令嬢メロディアーナの婚約者である四代公爵家嫡男のジークは、魔法の天才であり、魔神の愛し子として人々に恐れられる存在。
彼を心から愛するメロディアーナは、ジークの強すぎる魔力を抑える方法を日々模索していた。
一応あるにはあるのだが、それは
メロディアーナにとって耐え難い恥ずかしい行為で。
そんなこととは露知らず、研究に奔走するメロディアーナの行動に疑問を持ち、他に好きな男ができたのではと詰め寄るジーク。
メロディアーナとジーク、二人の恋の行方は?
なろうラジオ大賞参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 09:51:18
985文字
会話率:38%
公爵令嬢であるユーリの悩みの種は、浮気の絶えない婚約者。今日も婚約者の浮気現場を目撃してしまう。毎回今度こそ婚約破棄しようとするのにできない。その理由とは?
ヤンデレ王子に執着されてることに気が付かない、ピュアな公爵令嬢のお話です。
最終更新:2022-04-22 19:08:52
2068文字
会話率:38%
熱に浮かされて目を開けば、幼児になっていた。現代世界への転生かと思えば、異世界転生で、吸血鬼まで所属する組長の娘だった。しかもなんか、冷遇されているっぽい。まったくもって、自分の立場も、世界もわからない現状。喉を痛めて声が出せないことをい
いことに、大人しく黙り込んで現状を把握してみるが、黙り込んでいても気にされない冷遇っぷり。
やべーな、過酷な人生歩んでいるな、この子。いや、この冷遇お嬢、私自身だった。
とりあえず、現実問題、お腹空いた。マジお腹空いた。
と、いうことで、夜な夜なキッチンに忍び込むが、あいにく吸血鬼は夜行性なので、遭遇してしまった!
なんか陽気な吸血鬼は、とりあえず、仲良くしてくれるので、情報を引き出しつつ、夜食を作ってもらう冷遇をされるヤクザのお嬢様。黙々と情報収集するお嬢様、舞蝶(あげは)。
冷遇されるお嬢は、陽気なんだけど執着系ヤンデレ属性の吸血鬼族の青年達を惹き付けて、やがてとんでもない才能を発揮していく――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 06:22:12
592654文字
会話率:31%
続編。懲りないヒロイン(笑)が、儚げ美丈夫のモノに手を出す。
「僕のベルナ」
儚げな美貌のルシェントに所有物認定されているベルナ。
彼女を敵視する乙女ゲームヒロイン達は、再び!
儚げ美貌の外見詐欺の執着暴君ルシェントとは、実は婚約が保留にな
っているのだが……!?
(アルファポリスサイトにも掲載)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 05:30:12
10144文字
会話率:38%
儚げな美貌の少年ににっこりと笑いかけられて手招きされたから、てくてく歩み寄れば、手首にリボンを結び付けられた。
「これで君は僕のモノだね」と、少年は言った。
それから、儚げ美貌の彼に執着される日々。外見詐欺の執着暴君である。
しかし、ある日
。乙女ゲームのヒロインが登場する。この世界、乙女ゲームだったのか、と全然知らなかったし、自分は関係ないと思っていたが、儚げ美貌の彼のお気に入りだからと敵認定されてしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 16:30:14
10849文字
会話率:30%
今回のお相手は、
今をときめく人気配信者!?無名の頃から彼を推していた貴女だけど今は、別のゲーム実況者に夢中になっていて…
*ポケちゃん(あなた)
配信者Akiraのおやすみ配信が大好きで毎日聞いてたし、何なら投げ銭もしてた。
彼が無名の
頃からの古参ファン。けれど最近布教されたゲーム実況者、シンの配信にハマってしまった。
*Akira
最近、イイ声の配信者だと人気が出て来た配信者。一人称俺だけど年下可愛い系のお耳の恋人。最初から配信に来てくれて尚且つ優しくコメントしてくれていたポケちゃん(あなた)が来てくれない事を不満に思っている激重イケメン男。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 20:25:30
2272文字
会話率:19%
「その頭脳は神からのギフトだ。きっと君には成すべきことがあるのかもしれない」
クロエはそう言われて戸惑った。
14歳のクロエ・ランデットは伯爵令嬢にして、天才魔術科学者と呼ばれている。
5歳の時には既に初等教育をクリアする彼女は独学で医療
魔術を学び、12歳の時には医療魔術分野で論文を発表し、特例で国家魔術研究所で働いている
そんなクロエの幼馴染はフレッド・アルドリッジ伯爵といい、クロエはお兄様と呼んで慕っていた。
何かにつけてクロエを優遇するフレッドだったが、突然恋人がいることが判明し…
兄離れしようとするクロエに何故かフレッドは激怒し、そしてある提案をしてくる。
だが、その返事をしようとした矢先、フレッドと音信不通になってしまう。
ようやく会えたフレッドは、無残な姿へと変わっていた。
※色々ゆるゆる設定です
※アルファポリス、ノベプラ掲載の「14歳年上の幼馴染のお兄様がひとつ年下になっちゃいました 〜天才令嬢は愛しい人を救うためタイムリープを繰り返す〜」の改訂版です
エブリスタでは「天才令嬢は死に戻って幼馴染のお兄様と明るい未来を迎えたい」として掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 11:51:59
29929文字
会話率:34%
(絶対に好きになってもらう!)
ルシアンはボルドーの瞳を持つ女性―リディ・ラングレンを見てそう決意した。
8歳の時に自分が乙女ゲーム「セレントキス」の攻略対象であることに気づいたルシアンだったが、
ヒロインであるシャルロッテとは結婚した
くなかった。
そこで昔、片想いをしたボルドーの瞳の少女と結婚したいと考えるようになる。
だがボルドーの瞳の少女とは公園で数回会っただけで、ルシアンは彼女の素性も居場所も分からなかった。
そこでルシアンは少女の居場所を占ってもらうために凄腕の占い師―リディ・ラングレンの元を訪れるが、
リディもまた転生者であった。
そしてシャルロッテルートを回避するためゲーム内ではモブ令嬢であるリディの協力を得ることにしたのだが、その流れで偽装婚約することに…
本作品は「転生モブ令嬢は転生侯爵様(攻略対象)と偽装婚約することになりましたーなのにあれ?溺愛されてます?ー」(https://ncode.syosetu.com/n1695ij/)のルシアン視点の物語です。
リディ視点の本編を読んでいただいた方が物語の内容がより分かりやすいと思います。
※ファンタジーでゆるゆる設定ですのでご都合主義は大目に見てください
※アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 14:10:00
77803文字
会話率:25%
「「もしかして転生者?!」」
リディと男性の声がハモり、目の前の男性ルシアン・バークレーが驚きの表情を浮かべた。
リディは乙女ゲーム「セレントキス」の世界に転生した…モブキャラとして。
ヒロインは義妹で義母と共にリディを虐待してくるの
だが、中身21世紀女子高生のリディはそれにめげず、自立して家を出ようと密かに仕事をして金を稼いでいた。
転生者であるリディは前世で得意だったタロット占いを仕事にしていたのだが、そこに客として攻略対象のルシアンが現れる。だが、ルシアンも転生者であった!
ルシアンの依頼はヒロインのシャルロッテから逃げてルシアンルートを回避する事だった。そこでリディは占いと前世でのゲームプレイ経験を駆使してルシアンルート回避の協力をするのだが、何故か偽装婚約をする展開になってしまい…?
「私はモブキャラですよ?!攻略対象の貴方とは住む世界が違うんです!」
※ファンタジーでゆるゆる設定ですのでご都合主義は大目に見てください
※ノベルバ・エブリスタ・アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 15:00:00
192541文字
会話率:42%
侯爵令嬢のオリビアには、善良で泣き虫なうえに気弱で、だけどとても可愛い婚約者がいる。
政略的に選ばれた関係だったけれど、円満な関係を築いていたはずだった。――その日までは。
「にゃっにゃにゃ!?」
(何よこれ!?)
ある日、目が覚め
るとオリビアは猫になってしまっていた。恐怖と不安でいっぱいなオリビアの前に現れたのは婚約者であるカシアンだったけれど……
「どうやら命が惜しくないようだな」
なんだか婚約者の様子がおかしいんですけど!?
猫になったことで婚約者の裏の顔を知ってしまい、愛ゆえ(?)に命を狙われる話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 22:34:50
34277文字
会話率:46%
屈強独身サラリーマン(45歳:独身)がSNSで知り合った怪しすぎる詐欺DMを気まぐれでからかっていたが、気が付いたらとんでもない事に……?!
(屈強髭おじさん受けですが、性描写はありません。Xに流したネタを元にしております)
最終更新:2024-10-24 18:00:00
5702文字
会話率:36%
私が選ばれるはずはない。
だって両親の期待を裏切った出来損ないなのだから。
ずっとそうやって生きてきた。
それなのに、今更...。
今更、その方は私の前に現れた。
期待してはダメ。
縋ってはいけない。
私はもう諦めたのだから。
ある国の片田舎に、異能者の番となる特別な印を持った少女がいた。
しかし、その少女にはいつまで経っても迎えは来なかった。
両親に虐げられ、奴隷にまで落ちた少女は、全てを諦めながら残された人生を生きる。
自分を助けてくれた優しい人達に感謝しながら。
そんなある日、彼女は出会ってしまった。
彼女を切り捨てた美しい番と。
他視点あり
アルファポリスでも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 17:00:00
205472文字
会話率:32%
婚約者となった王太子が愛したのは妖精のように可憐で愛らしい妹だった。
何時死んだのか覚えていないが、何故か王太子と婚約した日に前回の記憶を取り戻したファウスティーナは、今回こそは失敗しない為に我慢を止めた。
今回、王太子は諦めて妹に譲り、
自分は好きなことをする。
婚約破棄の為の行動が全部空回ったり、前回と違う事が起きたりと……中々一筋縄ではいかない様子です。
※よくある?お話です。
※以前削除しました話とは内容が若干違います
※作者が数話コピーを失敗したので初めから書き直しています
【アリアンローズ様より書籍化します。3月12日発売です】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-24 11:01:49
1319506文字
会話率:51%
前世、実の兄に川に突き飛ばされ亡くなった樹里亜。
次に目を覚ました時、フローラリア公爵家という、女性にのみ受け継がれる癒しの能力を持つ家の長女ジューリアとして転生していた。今度こそ、家族に愛されたいと願った。
成長したジューリアは膨大な魔力
を持ちながら、魔法も癒しの能力も使えない『無能』と判断されてしまい家族や使用人達から冷遇される日々を送る。
いつか必ず家を出ると決めているジューリアの前に、銀髪銀瞳の美貌の男性ヴィルが現れ、下心を隠そうともしないジューリアを気に入り協力してくれることに。
更にジューリアの魔力量に目を付けた皇帝により、第二皇子ジューリオと婚約が結ばれるも初対面の時から『無能』のジューリアは嫌われていた。上辺だけでも仲良くする気のないジューリオの事も家族同様諦め、ヴィルと共に家を出ると決めた。
※短編「まあ、いいか」の連載版
※短編とかなり内容が異なります
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-21 17:33:25
322910文字
会話率:61%
「ああ……! 我が愛しの魔王よ! 漸く、あなたに私の愛を捧げられる!」
北の大陸を支配する魔王、シルヴァ=ヒストリア。
悠久の時を生きるが故にある、生きることへの渇き。
それを満たすものは何もない。
神が力を授けた勇者一行が自分を討伐し
に来ること千年。今回も圧倒的実力差で勇者一行を屠ったシルヴァだが、殺した聖女の腹に生命を感じた。聖女が宿していた赤子がいずれ、自分を殺してくれるという期待を込めて赤子を連れて魔王城を去った。
――七年後。
大きくなった聖女の子にリュミエールと名付け、田舎の地で暮らしていた。
成長していくにつれ、リュミエールの容姿が千年前初めて自分を討伐しに現れた最初の勇者と似てきて……。
※琴子先生・まきぶろ先生主催『ヤンデレ推進委員会0531』参加作品になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 22:01:10
31778文字
会話率:46%
大富豪の伯爵家に婿入り予定のイケメンの第三王子エドワード。学園ではモテまくり、いまいち幼い婚約者に関心がない。婚約解消について婚約者マリゴールド嬢の意向を確認しようと伯爵家を訪れた王子は、そこで意外なモノを発見して連れ帰ってしまう。そこから
王子の逆回転な溺愛が始まった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 18:20:00
16814文字
会話率:41%
もう七年間も付き合っているのに、結婚に後ろ向きな周平。でも、周りも結婚してるし、そろそろ三十も近いしな。焦る瑠衣に、ハッパをかける職場の牧村先輩。だけど、瑠衣はおずおず切り出すしかなくて、なんとなく流されてしまう……そんな時に、熱烈結婚願望
の男が出現。いや、結婚願望なの?コレ?実は執着溺愛男なのでは?
アルファポリスからの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 12:14:10
17075文字
会話率:39%
昔から、何か突出して優れた才能がある訳ではなかった俺。
だがそれでも、幼馴染に誘われ冒険の旅に出た時には実力のある仲間に囲まれていた。
目立った活躍も無い俺だったが、苦楽を共にし、喜びを分かち合える信頼出来る仲間達を支える事に専念。
そん
な俺に対して仲間達も頼ってくれていた。
きっと、こういう優秀な人達を支えて信頼関係を築くのが俺の天命なのだと悟り、信じてくれる仲間達の為に俺は必死に過酷な旅についていった。
そのうち仲間の一人とも恋人になり、まさしく人生の充実を感じていた。
そんな、幸せを噛み締めながら旅をしていた時だった――。
――俺は決して、お前達を許しなどしない……!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 14:40:00
25040文字
会話率:27%
「きみからのプロポーズ? あれほとんど人質使った脅迫だったから、今思い返せばちょっと面白いよね」
「だろう。おれは陽気で面白い男だからな」
「その表情筋死んだままなドヤ顔は面白いけど、たぶん私以外の人は陽気どころか凍りつくだろうなあ」
【無自覚溺愛な片想いグリフォン×恋に疎い人誑し戦姫による、致命的な殺し愛婚姻譚、開幕!】
王女アルヴィアは生まれながらにして、人間離れした天賦の戦いの才があった。
そのうえ、齢十歳にして国滅ぼしの秘宝「天鎚ミョルニル」の適合者として覚醒する。
しかし、アルヴィアが十三歳の時に母国へと「人類の天敵」とされ全人類の殲滅を目論むグリフォン、鷲獅子王シヴが侵攻してきた。
アルヴィアは母国を守るため対鷲獅子王兵器としてたった一人、シヴへと戦いを挑み、鷲獅子王と戦姫の死闘は十年続く。
そして死闘が始まって十年目のとある日。とうとうアルヴィアはシヴに死の間際まで追い詰められ、刺し違える覚悟を決めるが、そこでなんと、シヴが「選べ。おれと婚約するか、このまま全人類諸共死ぬか」と脅迫に近いプロポーズをしてきた。
アルヴィアは「私が生きている限り、私以外の誰かを殺すことは断じて許さない。約束を破った場合は、婚約諸共きみを今度こそ殺す」という条件付きでシヴとの婚約を受け入れる。
だが、無表情が常であるはずのシヴは、殺し合い以外のアルヴィアへの態度や挙動が時たまおかしく……?
こうして二人は無自覚な両片想いにも気付かぬまま、互いの「求めて止まない目的」を果たすため、婚約者であろうと日々楽しく殺し合う!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-11 19:12:51
60012文字
会話率:45%
泉美澪(いずみみれい)は、真面目で優しく少し流されやすい高校2年生の女子高生。
ある日、夕方の図書室で、ボロボロの本を拾った。本の中身は記号のような文字で書かれていて、読めるはずのない文字が、頭の中で翻訳されてしまうことに驚愕する。
そして
、何かに取り憑かれたかのようにページをめくり続け、ある名称に目をとめる。
その名を口にした瞬間、美澪の足元に巨大な穴が出現し、その中に吸い込まれていく。
そうしてたどり着いたのは、ヴァートゥルナ神と名乗る少年ヴァルの神域だった。
ヴァルから、愛し子=エフィーリアであると告げられた美澪は、召喚の儀式によって水の国ヒュドゥーテルに降り立った。
そこで聞かされた使命は、エクリオの王太子と交わり、その魂を浄化し、エフィーリアの神力を継ぐ子どもを産むことだった。
現実を受け止められずにいた美澪は、メアリーという侍女に心を開き、持ち前のポジティブさを取り戻す。そして戸惑い悩みながらも、自らの使命を受け止めつつあった。
突如として現れたヴァルは、瞳と髪色を変えて、パラディン伯と名乗った。
神域での一件で、ヴァルを信用しきれない美澪は、ヴァルと過ごすうちに、警戒しながらもそこそこ良好な関係を築いていく。
「エクリオに輿入れしても、日本に帰る方法を探し続ける」
美澪は、日本に帰ることを諦めないと決めて、自らの使命を果たすために合わせ鏡の儀式を行い、エクリオに転移する。
「あなたの夫になる者です」
そうして転移先で出会った、エクリオの王太子イリオスは、褐色の肌に銀の髪。そして、琥珀色の瞳をもった精悍な顔をした美丈夫だった。
元の世界に帰りたいと思っていたはずの美澪だが、イリオスと過ごすうちに彼に惹かれはじめ、決意が揺らぎだす。しかしイリオスには、他に愛する女性がいた。
果たして美澪は元の世界に帰れるのか?
それとも異世界に残り、ヴァルもしくはイリオスのどちらかと添い遂げるのか?
真面目で優しくて、ちょっぴり流されやすい女子高生が、異世界に召喚され、前世の宿命に翻弄されながらイケメンに愛される話です。
*セルフレイティングは保険です。
※架空の時代、背景、登場人物のフィクション作品です。
※誹謗中傷はご遠慮下さい。
※転載、複製、及び自作発言を禁止します。
※誤字脱字報告は、随時対応致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 06:00:00
116041文字
会話率:41%
処刑台にて、聖剣が胸を貫く。侯爵令嬢、フェリシア・ド・オルゼリアンは18歳という若さでその短い生涯を終えた。元婚約者であり執行人の聖騎士、クラウス・ベルシュタインの手によって。度重なる大罪で死刑となった私。「どうして俺を選んでくれなかったん
だ」死に際に聞こえた愛する人の声。は?私を選ばなかったのは貴方でしょ!?貴方こそ聖女様の味方して私を裏切り、何の罪も動機もない私を悪女だと陥れたじゃない!なのに、どうしてそんな顔してるのよ…。死を受けいれ目を閉じて──あれ?目が開いちゃった。私死んだんじゃないの?どうして体が縮んで…ええ!?時間も巻き戻ってる!?死に戻った元悪役(を演じた)令嬢は、前回の記憶を元に人知れず第二の人生を歩んでいく。もちろん、今世でも貴方の幸せな未来を私なんかで縛ったりしないわ。──そうして第2人生序盤から前回と違う選択を選び過ごしているのだが……、おやおや?婚約者の様子がおかしいぞ…??折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 11:00:00
7506文字
会話率:12%
「俺と付き合ってほしい」
堅物侍女と揶揄されるハンナに告白してきたのは、今をときめく帝国騎士のリアム・ヘリバード。誰もが羨む男から告白されたハンナは知っている。この男の告白が全て偽りだということを。しかしハンナはその告白を受け入れることにし
た。なぜならハンナにはとある事情があったからだ。
そうして二人は偽りに塗れた恋人関係を結ぶことになるが──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 00:00:00
29778文字
会話率:46%
母国が滅亡し、一人の従者と暮らすことになった元姫カトレア。従者は文句の一つなくカトレアに尽くしてくれるが、このままでは彼が幸せになれないと悟り、彼の元を離れた。
数年後、なぜか母国を滅ぼした敵国の騎士となった元従者と再会しかつての恋心を思い
出すが、まもなく彼が婚約することを知る。恋心を隠し、今度こそ彼との離別を決意するが、なにやら彼の様子がおかしくて──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 18:00:00
73607文字
会話率:46%
皇族の伴侶の証である花紋がお腹に浮かび上がった。どうやら私は第二皇子の運命の伴侶らしい。
名乗り出ないといけないのは分かってるけどこんな太った体じゃ到底無理!だから私ダイエット頑張るわ!!それまで少し待っていてください、殿下!本編完結済。
最終更新:2021-08-22 00:00:00
282327文字
会話率:48%
地の加護を持って生まれた『空読み姫』のネイリッカは、突然の王命により国の外れの超貧乏な土地の領主へ嫁ぐことになった。
相手は四十一歳で妻子あり。この国には『表と奥の花嫁』制度というものがあって『空読み姫』はその能力と引き換えに領主の『表の
花嫁』となり衣食住を保障され、領主はもう一人『奥の花嫁』を娶ることができる。『空読み姫』はお飾りの妻になるのだ。そんな状況では愛されることはないと諦めていた彼女だったが、相手の領主がネイリッカの年齢を聞いて激しく尻込みをしたため結婚相手が変わることになる。
そうして領主一家の娘として大事にされ、領地の人々にも愛されて幸せのあまり加護が爆発してしまう少女のお話です。
全20話完結。数年掛けてちまちま描いたものですので、できる限り直したつもりですが文体等変わっていて読みにくいかもしれません。先にここでお詫びいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 13:10:00
73543文字
会話率:49%
甘やかされて育ってきたエリザベータは皇太子殿下を見た瞬間、前世の記憶を思い出す。無実の罪を着させられ、最期には断頭台で処刑されたことを。
前世の記憶に酷く混乱するも、優しい義弟に支えられ今世では自分のために生きようとするが…。
アルファポ
リス様で先行投稿中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 20:33:58
608412文字
会話率:37%
ふわふわしている甘党なシュガー君と、ぼっちな倉田さんの話し。
「お菓子くれなきゃイタズラしちゃうよ。」
ハロウィンで始まり、ハロウィンで終わります!
最終更新:2014-11-02 23:58:34
12818文字
会話率:36%
人間に嫌悪感を抱きながらも、真面目に働いて、坦々と生活していた天塚蒼子は、出勤の途中で突然迫りくる死に直面した。逃げられない死の影に、そっと呟く。
『 次に生まれ変わるなら、人間以外がいいな 』
その後の、天塚蒼子の記憶は無い。次に瞼を
開けて、目に入ってきたのは美しく大きな翼を持った天使であった。己も天使として生まれ変わっており、天使業務が次の彼女の仕事となった。
天使の仕事は主に2つ。1つめは、担当する人間を天使の囁きで善き心に育てること。2つめは、その人間を守護することだ。天使は戦闘職種なのである。敵はもちろん悪魔の囁きを繰り出す悪魔。
担当をすることになった人間も大変な問題児であり、奮闘する彼女の人生と天使生のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 23:17:00
28874文字
会話率:47%
ラナリアは王宮騎士団騎士の夫を持つ子爵夫人、十六歳。ちょっとしたスキルを持っただけの平々凡々な少女だった。
まだ年若い彼女は社交もさせてもらえず、一人鬱々と邸で過ごす。周りには夫に忠実な使用人たちのみ。
家族に手紙を書くも返事はな
く、切ない片便りをしたためながら涙する日々。
仲が良いというほどでもないが、それなりに暮らしていたつもりのラナリアは、自分が一人ぼっちなのだと思い知らされた気がして、どんどん暗く落ち込んでいく。
そんななか、たまに帰ってくる夫は、ラナリアに冷たくてすげない。
せっせとお世話をしようにも眉をひそめて動くなと言われてしまう。
『貴女は何もするな。そこに居るだけで良い』
そう仏頂面で呟き、侍女に着替えを命じる夫。食事でも同じだ。大人しく座っていろ、もっと食べろと命じられるだけ。
……私の居場所は、どこにもない。
ストレスが最骨頂にさしかかった瞬間、彼女のスキルが発動した。
そのスキルは《巣》と呼ばれているが、詳しくは分からなかったモノ。
それが、彼女の生活を一変させる。
☆アルファにも投稿してます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-18 12:00:00
76194文字
会話率:27%