スマートフォンを用いたアプリゲームが、ゲーム業界を塗り替えようとしてた昨今、手軽にできることが売りのソーシャルゲームと対極に位置するゲームが発売された。
『Another(アナザー) reality(リアリティ)』。完全没入型VRMMO
RPGという新たなゲームジャンルを生み出したこの作品は、今までの常識を覆す画期的なものだった。
ゲームのプレイ中、肉体を全く動かせなくなる点から安全性を問われたものの、そのあまりにもリアルな世界を前に、多くのユーザーから高い評価を得て、爆発的な人気を誇った。
それから、3年の月日が経とうとしている頃、バレットはメインのジョブレベルが、いよいよカンストするのも見えてきたことで、さらに強くなる為の手段を考えていた。
そんな時、一番プレイヤーが行き交うロポッサの街で、初期装備の新米プレイヤーと思しき少女、プラナシカに声を掛けられる。
彼女との話し合いと交渉の末、隠しジョブの調教師(テイマー)が取れるという曰く付きのクエストを手伝うことになった。
そのクエストと調教師の噂についても詳しく聞くために、バレットが度々利用している情報屋へ赴き、女店主のディオラからクエストの発生条件と、調教師に一番近い人物についての情報を得る。
彼女の情報を元に、一人のプレイヤーに会ってみると、既に調教師を持っていたが、それは最初から与えられたものだった。
しかし、調教師の存在自体が確認できたことで、俄然やる気になった二人は、クエストを発生させる為の条件を満たす為に奮闘する。
数日後、無事にクエストが発生したところで、バレットは助っ人として魔法使いの少女、エレノアを呼び出して、クエストに挑む。
助力の甲斐もあり、捻りのあるクエストをクリアすると、噂通り調教師のジョブを手に入れることに成功する。
おめでたいことは続き、気づけばゲーム発売から3周年を迎える節目の日である翌日に、バレットを含めた個人ランキングの最上位に位置する10名が集められた。
そして、ミウヒ姫から今までのお礼と共に、他言無用と固く注意された上で、これまで秘密にしていた重大な話を聞かされる。
それは、今バレットたちがいる場所は、地球から何兆光年も離れた大陽(だいよう)系第三惑星の『自球(じきゅう)』であり、この世界は仮想現実ではなく、もう一つの現実だということだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 20:00:45
71841文字
会話率:54%
臼野(うすの) 孔師(こうし)は、からだがでかい。よく食べる。気は優しい。力持ち。
……しかし、のんびり屋で動きが遅い。
そのため、ウスノロ仔牛(こうし)と呼ばれいじめられていた過去があった。
牛は、我慢強い。
……しかし
、
この作品は、家紋 武範 さん主催、「牛の首企画」参加作品です。
当企画はホラー作品のみとなっています。
閲覧には注意を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-18 20:00:00
1625文字
会話率:20%
昔、あるところに、身体は大きく力持ちだが、頭が悪く仕事が上手くできない愚鈍な男がいた。
愚鈍な男のことをよく思わない嫌みな男は、いつも愚鈍な男のことを悪しざまに罵っていた。
それを知っていて、見て見ぬふりする村の衆。
ある日のこと
、愚鈍な男が……。
この作品は、家紋 武範 さん主催、「牛の首企画」参加作品です。
当企画はホラー作品のみとなっています。
閲覧には注意を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-17 20:00:00
1582文字
会話率:7%
藤奏調(ふじそうしらべ)は、音楽が好きな高校二年生の男子。
ヴィオラというマイナー楽器が趣味だけれど、ネット上では、大人気VTuber集団『ファントムナイツ』の楽曲制作を一手に引き受ける超有名クリエイター、『メロ』として活躍中だ。
幼馴
染との失恋の傷みを音楽で忘れようとする中、調は同い年の美少女ヴァイオリニスト、月島美音(つきしまみおん)と出会う。
共に音楽を愛する二人。
弦楽四重奏(カルテット)活動で一緒に曲を練習する中、二人の仲はだんだんと近付いていって……。
音楽が流れる青春恋愛劇、開幕。
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(作者注)
この作品は、拙作「『ざまぁ』される俺たちにも救済を!」のスピンオフとなります。
本編を未読でも全く問題ありませんが、同作の第4章に当たる部分の、いわばIFストーリーとなります。
全24話、8万字程度の中編です。
>本編既読の方へ
表現や文章にかなりの重複があること、ご了承ください。本編との違いをお楽しみいただければ幸いです。
>本編未読の方へ
本編はメタファンタジーのような作品で、本作品とは毛色が全く異なりますが、興味があれば是非、本編の方にも足をお運びください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-11 21:00:00
81237文字
会話率:47%
――「真夜中に聴く音楽は、人間を無敵にしてくれるよ」
記憶喪失の大学生・零一は、〝常夜〟と呼ばれる朝が来ない世界に流れ着き、音楽を愛する少女・エリカに助けられる。
その日から〝常夜〟には謎の隕石が降り注ぐようになり、ある音楽が〝現実〟の記憶
と結びついていることに気づく。
しかし、エリカとともに隕石の謎を追う零一の日々を、〝常夜〟を頻繁に襲撃するモンスターが脅かそうとしていた……。
〝現実〟と接点を持つ終末世界で、スローライフや食事を楽しみながら、失われた記憶を少しずつ取り戻していく、ボーイミーツガール長編。
※タイトルの漢字は「せいか」と読みます。
※この作品は、カクヨムにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 16:49:16
250912文字
会話率:58%
記憶喪失の主人公"名無し"は、ノット伯爵家の門前で倒れていた。
薄汚い乞食だと相手にしないヴァージル・ノット伯爵に息子であるサリエル・ノットは彼女を屋敷に迎えるよう伝える。
渋るヴァージルであったが、白髪の女だと見た彼は
なにかを企み屋敷に招くことにした。
生き永らえることができ安堵したのも束の間。
ーーそこは、紛うことなき地獄であった。
地獄の様な日々でもがく彼女に、光は差し伸べられるのか。
…否。続く絶望を察し、必死に逃げて転がり落ちた先は、なんと魔界。
赤黒い空の下、自分を見下ろしていたのは魔界を統べる魔王アズラエル・ガルガインだった。
彼に委ねられた"名無し"の運命。そして、記憶を無くした彼女の正体とは?
※この作品は、アルファポリスにも掲載しております。
※最初は胸糞展開もあります。ご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 20:17:14
10156文字
会話率:33%
同性を好きになってしまった女子高校生の叶わぬ恋を描くガールズラブ作品です。
バッドエンドですので、苦手な方はご注意ください。
この作品は、カクヨムでも掲載している作品です。
最終更新:2022-05-26 21:00:00
2360文字
会話率:14%
俺は幼稚園の頃、幼なじみの男に恋していた。
その男は、海外出張に行く両親に着いていき俺は失恋した。
その幼なじみの男(初恋の相手)が明日日本に帰ってくるらしい⁉︎
ていう物語です。
この作品は、BLよりのNLなので注意してください!
小説家になろうでは、初投稿になります。
題名は、違いますがpixivでもこの作品は投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 20:11:14
3990文字
会話率:8%
生きることの意味を探して旅する女剣士スカルは、追われる身の果て、とある寒村で行き倒れた。
空腹と疲労。持ち金も尽き、剣しか知らないスカルの命を繋ぐ手立てはなくなった。
この地が終焉かと廃屋の教会堂でうずくまっていたスカルの前、小さな女の子が
現れ、食べものを分け与えてくれる。
少女の施しに報いるため、スカルはこの領国で圧政を強いる領主の討伐を心に決める。
【登場人物】
スカル:放浪の女剣士。
アリヤ:孤児教会堂の女の子。みなしご。
堂師長:孤児教会堂の堂師長。
領主:アリヤが住む村を含む地域一帯を治める領主。宗主国の目をぬけたあくどい方法で領民から搾取し、私腹を肥やして贅沢を極めている。
【ご注意】
この作品は、連載中の拙作「真名神代伝」に登場する作中劇の翻案版になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 19:51:10
9314文字
会話率:42%
【注意】この作品は、空原海様の「ダフネはアポロンに恋をした」の主人公たちが好きでたまらない私が、作者様の承諾を頂いて書いたものです。
(時系列では、彼が髪の毛を黒く染める前あたりを想定しています。
おそらくその当時、二人は名前で呼び合って
ない可能性が高いと思ったのですが、作品内で一度はそれぞれの名前を出したかったので、強引に出してしまいました)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-03 10:07:41
4451文字
会話率:30%
事故の影響で仮死状態になってしまった主人公、神城結城。
事故から一年間眠り続け、医療の発達により、意識を取り戻す。
そして、事故に遭ったその日に叶えることの出来なかったVRゲームを遊ぶという夢を、一年越しに叶える、そんな物語。
注 この作
品は、作者が『こんな話が読みてえ!けどねえ!なら作ればいいじゃない!』という考えから産まれたものであり、完全に自己満である。過度な期待はしないで読んで下さい。
注 しつこいですが、本当に期待せずに読んでください。(作者自身はあまり面白いと思っていません)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 07:00:00
277665文字
会話率:66%
このお話は、香月よう子さま主催【春にはじまる恋物語企画】参加作品です。
私、鈴谷結海(すずやゆうみ)は、ある春の日、一年に一回年賀状だけやり取りしている唯一の男の人である奥寺(おくでら)さんと五年ぶりに会う約束をした。それはふたりである
ことをするため。
この作品は、友人の死に関する描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 09:44:04
10882文字
会話率:38%
“存在しない”未解決事件やミステリーをネット記事風に綴ったもの。謎を楽しむも、推理するも、恐怖するも、嫌悪するも貴方次第。
投稿頻度は完全に作者の気分や容量次第です。
※下記注意事項、及び、利用規約↓↓↓絶対に目を通して下さい
!!
1.まず、ここに書かれている事は全て、”存在しない事件”です。似た様な事件があったとしても、私が創作したものなので、100%一致する事はない筈です。それを理解した上でこの事件を読んで下さい。
2.この作品はフィクションであり、実在する人物や団体等とは、一切関係ありません。及び、似た様な人物や団体名が出てきても、実際の企業や人物への迷惑行為は絶対にやめて下さい。
3.都道府県など、実際に存在するものの名称を使う場合もありますが、大抵の市町村や場所の名は、存在しない名称です。仮に似た様な名称、及び、実際の都道府県名などが出てきたとしても、実際にあるそれらへの誹謗中傷や虚偽情報の拡散等は絶対にやめて下さい。
4.この作品は、殺人や傷害を助長するものではありません。この作品を、犯罪行為を行う上での参考等にしないで下さい。遊び半分で実行しないで下さい。罪を犯さない事を約束して下さい。
5.ここに書かれた”存在しない事件”をフィクションと理解した上で、フィクションとして扱い、フィクションと明記するのであれば、どこに転載しても構いません。事件を考察するも、事件に尾ひれを付けるも、事件を進展させるも、事件を解決させるも、好きにしていただいて結構です。ただし、出来るだけ書いてある内容の名称などの改竄はおやめ下さい。及び、一部だけ利用して、特定の企業や人物を陥れる様な悪用や偽記事の作成もやめて下さい。転載等々や内容の改竄、その後に損害が生じても私は一切の責任を負いません。全て自己責任でお願い致します。
6.存在しないとは言え、人が死んだ記事などを扱っております。少しでも気分を害される可能性がある方は、閲覧をお控え下さい。この作品を読んだ後、皆様に”どのような事”が起きようとも、私は一切の責任を負いません。
7.ここに書かれている事は全てフィクションです。それを頭に叩き込んで下さい。理解出来ない方はブラウザバックして下さい。「これはフィクション」と、五回以上復唱した上、閲覧して下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-18 03:14:30
2309文字
会話率:0%
街の中心からやや外れたところにある、「ル・リーデル宝石工房」
この工房には、新進気鋭の若い師匠とその弟子の二人が暮らしていた。
南の国で修行してきたという師匠の腕は決して悪くないのだが、街の人からの評価は、「地味。センスがない」。
仕事の依頼もなく、注文を受けることもない工房は常に貧乏で、薄い塩味豆だけスープしか食べられない。
「決めた!! この石を使って、一世一代の宝石を作り上げる!!」
貧乏に耐えかねた師匠が取り出したのは、先代が遺したエメラルドの原石。
「これ、使うのか?」
期待と不安の混じった目で石と師匠を見る弟子のグリュウ。
この石には無限の可能性が秘められてる。
興奮気味に話す師匠に戸惑うグリュウ。
石は本当に素晴らしいのか? クズ石じゃないのか? 大丈夫なのか?
――でも、完成するのがすっげえ楽しみ。
石に没頭すれば、周囲が全く見えなくなる職人バカな師匠と、それをフォローする弟子の小さな物語。
※ この作品は、PIXIVさまにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-04 19:13:04
18154文字
会話率:22%
一白怪談 - 三十五
この作品は、カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2022-02-19 01:12:19
2709文字
会話率:55%
アニメキャラの等身大フィギュアには、原作のストーリーから派生したイメージが固定されている。そこには魂が宿り、それぞれがファンのイメージを掻き立てて自由にストーリーを作り出すことができる。そんな業界に注目した作品です。
この作品は、not
e、エブリスタ、pixiv、アルファポリス、ツギクル、小説家になろう、ノベマ、ノベルアップ+、カクヨム、魔法のiランド、ハーメルン、ブログ、に掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 14:05:42
6668文字
会話率:52%
【連日21時投稿・全5話】
高校2年生の夏。
一学期が終わり、夏期講習が終わるまでの間。胡茅(ごぼう)雪は自らの左手首に、軌跡を刻んだ。
いじめられている、これがいじめだという自覚はある。
平穏という強大な言い訳に、誰もが縛られている”
日々”。
そんな”日々”は、変わるのか、変わらないのか。
【お知らせ1】
この作品は、語り手が入れ替わります。
【お知らせ2】
この作品は、いじめが物語進行の中心となっています。残酷な表現や、過度に鮮明な描写は避けましたが、苦手な方はご注意ください。
【お知らせ3】
この作品は、「小説家になろう」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-11 21:00:00
9868文字
会話率:11%
これは、注意喚起により制作した作品です。
【※二重投稿。重複掲載アリ】
※有事下による人間性。又、その際における『人間』としての在り方。これから起こりうるかも知れないそれらに対して備えて頂けます様に、私なりに制作致しました。あく
まで、"フィクション"なので、状況や、状態。環境。出てくる人物や物語の方向。政治的な表現等。に対して一部相応しくない表現があるかもしれませんが、空想の有事下の物語として受け取って下さい。"あくまで"起きた場合を創造した創作物です。本当にそうなる訳では無く、可能性です。少し大袈裟に書いてあるかもしれませんが、人間と呼ばれる、精神的に全くと言って成長していない、見た目だけ大きくなった子供達が、どう対応するのか。。そして、そうなった場合に今から出来る事とは何か?それを少しでも良いので頭の隅にでも置いて頂きたく、私なりに形にしました。私が出来る抵抗はこの程度です。後は皆様が各々調べ、理解し、行動し、備えて下さる事を願います。この作品は、他者や他国。人間を含めた者に対して、差別的、偏見を含めた誹謗中傷等と言った行為を表したモノではなく、フィクションの物語として、有事下の内容を記した物語です。尚、不安を煽るようなものとして制作した意図等も無い為、上記を含め御理解の程宜しくお願い申し上げます。誰も傷つける意思等が無い事を前提にお読み下さい。伝える言葉、表現力やアピールが至らず、申し訳ありませんが、皆様の落ち着いた、人間的行動を期待致します。互いに手を取り、憎しみ合い、争わない様に、、そして、ほんの少しだけの隠されたモノを、、
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 20:00:00
7614文字
会話率:29%
あなたが最初に目にする映像は、いじめの現場だ。
おとなしい小学生の女子は、三人の女子グループに日頃からいじめられていた。彼女に好意を寄せる男子はいじめを目撃し、この理不尽ないじめをなくそうと、非難されるような悪者になる決意をする。
【注意!】
※この作品は、いじめの描写、誹謗中傷の言葉など、閲覧注意の過激で胸糞悪い内容が含まれています。そういうのが苦手な方は読まないで下さい。よろしくお願いします。
※ここからは、個人的な見解となります。
いじめられるほうにも理由がある。よくそう言われますが、これは嘘です。小説の新人賞で、日本語になっていれば一次通過は当たり前。これと同じくらい、正しくありません。もし万が一、いじめられるほうにもなんらかの原因があったとしても、いじめるほうが悪いに決まってるじゃないですか。いじめる側には、いじめが悪であることに気づいてほしいです。
最後に、平気で何かを傷つけられる低俗な人間が減ることを、願っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-14 00:40:37
6153文字
会話率:29%
――【累計28万PV感謝(なろう様・カクヨム様累計)】――
※この作品は、主人公がヒロインを異世界に召喚する“側”です。
主人公が召喚や転生していないので、従来の【異世界召喚もの】【異世界転生もの】では無いかもしれません。
が、ヒロイン達が
召喚されてくる【逆異世界もの】と考えています。
主人公が異世界召喚、または転生ではないので、ご注意を。
――――――――――――――――――――――――――――
第1部【出逢い】篇・キャッチコピー。異世界の少女達との出逢いは、少年を成長させる……
第2部【動乱】篇・キャッチコピー。少年は動乱に向かい、国は混迷に惑う……
主人公・エドガーは、国に見放された不遇職業【召喚師】である。
【召喚術】と言う特異な能力を持ちながら、誰にも認められることなく日々を送っていた。
【召喚】を出来るとはいっても、自分の魔力を大幅に使って、召喚したい物の《部品》を呼び出すと言う何とも燃費の悪い力だ。
エドガーはこの力で、壊れた物やアクセサリーなどを直して生計を立てていたのだが。
そんなある日、数少ない知人であり幼馴染の少女に、《宝石》をプレゼントされる。
赤い宝石。
本来ならば、物凄い金額で取引されるはずの宝石。
しかし、この高価なはずの宝石は、路傍の石ころと同じ価値しかない。
つまり、無価値だ。
金属《鉱石》であろうと、大昔の《化石》であろうと、宇宙から降ってきた《隕石》であろうと。
全ての《石》は、無価値なのだ。
だが、この宝石を含む数多くの《石》が、エドガーの人生を変える事になる。
この《宝石》をきっかけに、エドガーは、異世界の人間を召喚をすると言う力、【異世界召喚】を手に入れるのだが。
しかし、召喚された人物たちは一癖も二癖もある人物ばかりで、エドガーは振り回されてばかり。
【異世界召喚】を習得したエドガーの人生は、どう転がっていくのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 13:42:21
1458929文字
会話率:38%
タイトル変更しました。
旧題 ネノカタス戦記 平凡な▢▢▢ではない勇者が召喚されました~これより戦争に参加します
注意!
この作品は、異世界で俺TUEE! が好きな人が読むと不快になる可能性があります。
その手の作品に、違和感を感じる人
や、飽きた人向けです。
ネノカタス大陸にある各国は、魔王軍の侵攻に対するため、1000年前の勇者が来た世界から、新たな勇者を召喚する。
これまで召喚されたのは、自称平凡な高校生、大学生、社会人。
だが、平凡と自称しつつ、脳内はゲームや異世界転移の物語に常識を毒されていた。
弱い魔物を倒せば強くなれる。戦っていれば自然に魔法を覚える。その内、特殊な力に目覚める。
そんな、非常識な現象を信じていた。
この世界に、レベルアップや、戦い方も知らない人間に力を与えてくれる都合の良い神はいない。
それに気付かず、彼らは、自信満々に魔王を倒すと意気込み、ゲームの定番の行動を始める。
全く役に立たない勇者に疑問が浮かぶ中、最後の勇者が召喚される。
彼は、農家であり、猟師であり、武術家であり、戦国時代に憧れる戦闘狂であった。
そして、サブカルチャーに無知であったため、この世界の人々と一緒に軍人として戦争に参加することを決意する。
追記ノベルアップ+にも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-10 00:08:17
622060文字
会話率:29%