ともやんとは、かれこれ二十五年の付き合いになる。
進学や就職で離れはしたが、しょっちゅう地元の神戸に帰って来ては、俺の部屋に泊まる仲だ。
親は早くに死んで、兄弟も家を出た。独りで暮らすこの家には、ともやんがいる間だけ、動く時計がある気がする
。
そんな家の屋根裏から、子供の頃に死ぬほど遊んだゲームカセットが発掘された……。
少し厭世的で、懐古主義。格好も付けないだらしない二人が、ようやく新しい関係に踏み出そうとする。
〇現代の神戸に暮らすゲーム好きな三十代独身男性と、気心知れすぎな幼馴染のお話
〇11月3日(日)から2日おきに、夕方5時更新
※女性との交際表現、ゲーム用語あり折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 17:00:00
16855文字
会話率:33%
TSして女になった天晴 晴人は女体化後の初登校で疎外感を感じる。
帰宅中にナンパから助けてくれたクラスメイトに今度は襲われたんだけど、彼の目的は?
だけど彼のおかげで新しい関係が増えていって、楽しい学校生活を送り始める。
そして彼は春人に
会いたくて一人で近くにまで引っ越してきた、中学の時の親友だった。
すっかり変わってしまった彼に春人は気付く事が出来るのか、そして2人はどうなるのか?
※ハーメルン、カクヨムにも投稿しています。
そんなTS恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 18:22:56
139786文字
会話率:27%
「愛する番への気持ちも思い出も、全て記憶から消すことの出来る魔法の薬」
そんな薬があるという。
ただしその薬を飲んだとしても、番への執着が強すぎる者は、再び出会えばまた相手に惹かれてしまうらしい。
だけど例え再び惹かれても、それは次の日に
はキレイに消えてしまう想いのようだ。
どれだけ番に執着を見せる者でも、1日だけではそれほど強い想いが育たつことは無いからという。
そんな薬を求める者は、よほど追い詰められた者だろう。
クレアの場合もそうだった。
クレアには、愛する番のブライアンがいる。
だけど、クレアの重すぎる愛故の執着を見せる行動に、ブライアンの気持ちが離れていっている。クレア自身もこのままではダメだと分かっていても、その行動が止められない。
「最近は夢にうなされることもあるんだ。もう顔も見たくない、ってのが本音だよ」
ある日偶然聞いてしまったブライアンのその辛辣な言葉に、クレアは残酷な現実を突きつけられる。
そうして魔法の薬を手に入れることを決意したのだ。
極限状態の中で手に入れた薬をキッカケに、そこから2人の新しい関係が始まっていく。
想いの重さの相違がもたらす結果は、幸せに繋がるだろうか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 22:36:02
12698文字
会話率:19%
こんなこともあるから、曇りがちな空の下
最終更新:2024-02-18 14:51:32
534文字
会話率:8%
『いいかい。嘘は人を駄目にするんだ。人間関係を破綻させちまう。だから決して、嘘をついてはいけないよ』
祖母の教えを胸に、柊コトハは嘘をつけない人間として育った。
そんな少女が、天邪鬼な佐竹樹には気に食わなかった。
樹はコトハに自分という存在
を誇張するように嘘を重ねた。
そんなある日、コトハを嘘つきだと告げる教員の言葉に、樹は激しい怒りを覚えた。
気づけば樹はコトハをかばうようなふるまいをしていて、そこから二人の新しい関係が始まった。
嘘をつかないというのは美徳であり、けれどひどく息苦しい生き方だ。
嘘つきと、嘘をつかない清廉潔白な在り方。どちらを選ぶかはコトハ次第。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 16:00:00
10502文字
会話率:30%
すでに同じ人生を3回繰り返しているアマリリア・オーレアンは、3回目の断罪イベントの最中に前世を思い出し、ここが自分の知らない乙女ゲームの世界だと気付く。
過去3回国外追放されたアマリリアは、最後の人生はどうにかして国外追放を免れたいが、シ
ナリオ中はゲームの強制力が働いてどうしても悪役令嬢ムーブを止められない。
そんなとき、アマリリアの目の前に現れたのは、2回目の人生で自分を救ってくれた隣国の王子、イオルウェルスだった。
一方、アマリリアの前世である莉里と時を同じくして死んでしまった茉麻は、自分の好きな人である伊織が莉里と仲良くしているところを見て莉里を恨んでいた。
莉里と同じ世界に生まれ変わった茉麻は、この世界で伊織を手に入れるためにヒロインであるマーサとして莉里を追い詰めていく。
これは莉里ことアマリリアと、莉里の好きな人である伊織が、同じ世界に生まれ変わって新しい関係を築いていく物語。
◆◆◆
※しばらくは2日に1回更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-01 16:55:10
28641文字
会話率:30%
このお話は、香月よう子さま主催【春にはじまる恋物語企画】参加作品です。
私、鈴谷結海(すずやゆうみ)は、ある春の日、一年に一回年賀状だけやり取りしている唯一の男の人である奥寺(おくでら)さんと五年ぶりに会う約束をした。それはふたりである
ことをするため。
この作品は、友人の死に関する描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 09:44:04
10882文字
会話率:38%
ある、新しい関係になった二人の話
最終更新:2020-05-27 20:52:26
3028文字
会話率:53%
主人公、赤井海斗は生まれながらにして赤い糸が見える超能力を持つ。
彼は小学生の頃、嫉妬からその能力を使って幼なじみ二人の間に結ばれていた運命の赤い糸を断ち切った。
それからあっという間に不運が続き、三人は離れ離れになってしまう。
一度切れ
てしまった関係は元に戻らない。
高校生になって、偶然にも同じクラスになった三人に再び友情が芽生えることはなかった。
ただのクラスメイトでしかなくなった関係はきっと変わらないのだろう。
海斗は己の行いを悔いながら、そう考える。
──その関係を良しとしない者がいた。
幼なじみの一人・逢坂なのかだ。
かつての仲に戻りたいという彼女の説得に心を動かされた海斗は、迷いながらも贖罪のために動き始める。
だが、離れていた五年という月日は彼らを変えてしまっていた。
もう一人の幼なじみである少年・斎藤千尋も加わり、止まっていた運命は転がり始める。
時に過ぎた過去を懐かしみ、時に変わった今に戸惑いながらも、海斗たち三人は新しい関係を紡いでいく。
それは海斗となのかの間も例外ではなく……。
運命と関係を再び紡ぐ青春恋愛ストーリー、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 19:00:00
23175文字
会話率:37%
夫を病死させてしまった若い母親。その母娘の引き取った壮年の男。彼らの間で模索される家族の新しい関係。
最終更新:2019-08-26 08:30:34
1678文字
会話率:82%
僕はご主人様の帰りを意味もなく待ち続けている。
『どこにでも好きなとこに行くといい。お前は自由だ。』
その言葉を残して、僕の前から消えた。
僕は行く当てが無いので、建物と建物の間にある路地裏に僕はいる。裏路地から見える景色はとても温かな光
景だった。
目の前にはクリスマスツリーが飾られてある。
クリスマスツリーの周りにはたくさんの人がいる。
両親の間に挟まれ手を繋いでいる子供。
手をつなぎあっているカップル。
中には待ち合わせをしている男女がいた。
兎に角、家族連れやカップルが多いことが現状だ。
いいな、と羨ましくなる。
そこにやって来て声をかけたのは、40歳くらいの女の人だった。
僕は女の人にだいたいの事を話し、その人は頷きながら真剣に聞いてくれた。ときには涙を流しそうになりなりがらも必死に堪えているようだった。
こうして、僕と女の人は新しい関係を築きあげることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-10 12:00:00
3781文字
会話率:20%
二十歳の引きこもりと、十歳の『異質な』少女、そして救済の手を差し伸べる女、その顛末。
そこに目に見える幸福は無く、夢も希望も叶わない。
あるものはただ、主人公旗本竜子の信心であり、敬愛であり、嘆きであり、葛藤であり、絶望であり、僅かな生きる
道である。
外の世界を恐れ引きこもった旗本竜子がベランダで出会ったのは、隣に移り住んできた十歳の少女であった。とても児童とは思えない知性を持つ彼女との会話こそが社会であり、ベランダこそが自分の世界であり、自分を認めてくれる少女こそが神であり女王であると、信じて疑わなくなるまで時間はかからなかった。
敬愛する彼女の為に奮起する竜子だったが、外界との接触は因果を生む。凍結したかのように微動だにしなかった人生はしかし、新しい関係によって春の雪解けよりも早く、あらゆるものが芽吹いて行く。
ベランダだけが世界であった竜子の、醜く滑稽な、しかし切実な明日への物語。
この作品は「shinsyo-rakudo.blogspot.jp/」こちらにも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-06 21:30:29
161199文字
会話率:49%
全年齢対象短編「月が優しく見ていた夜」の10年後ストーリーです。
神崎歩は、横濱のジャズバーで昔憧れた先輩の友達「メガネ君」と再会。
高校生の時とは違うステップで、新しい関係に踏み出そうとします。
メガネ君こと「真那」と「歩」が、思いの
ほか良いコンビの予感。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-13 15:49:46
9625文字
会話率:32%
幼馴染としての関係から『卒業』して、新しい関係へ。
バレンタインデーコラボ企画。
(女性視点は詩野紫苑様の所にあります)
最終更新:2017-01-21 09:02:07
3225文字
会話率:12%
中学三年生の滝流留は、河川神「利宇摩神」の神子。利宇摩神は古くから邪神と恐れられている。利宇摩神は滝家の成熟した女にしか力を降ろさないため、十五歳の流留はまだその力を扱えないが――。
邪神・悪神・祟り神と畏れられつつも、長く権力とともにあっ
た利宇摩神は、初代の神子呼江(こうみ)に異様な執着を持っている。流留はその執着を引き継ぐのか、それとも仲間と共に邪神との新しい関係を築くのか。
2011年度コバルトロマン大賞二次予選通過作品(一部改稿)。
実際の国名を使用していますが、政治的意図は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-29 06:00:00
118361文字
会話率:39%
とある男子高校生赤丸勇樹(あかまるゆうき)のとある学園生活を振り返り、育まれてきた仲間との絆と思い出。
そこで生まれる新しい関係。
その時彼は、人生をどう選択するのか・・・
主に主人公が一人称で語り部を行う感じです。
「人生とは早いものだ
・・・」
登場人物:赤丸勇樹(あかまるゆうき)
白井大輝(しらいだいき)
雪風桜花(ゆきかぜおうか)
中島零子(なかじまれいこ)
基本的に章ごとに話の内容は違うつもりです。
所謂、『短編集』のようなものです。そのはずです。
ので、もし章の途中で面白くないとともったら、どんどん次の章に移ってもらって構わないと思います
どうぞより長くこの作品のかかわって頂けることを私は祈るばかりです。
質問等ありましたら感想メール等々でどしどしお願いいたします
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-28 17:44:53
103578文字
会話率:38%
誰かと誰かの願いが叶い、誰かが江戸の町にやって来る。
春の訪れと共に、新しい関係を築こうとしていた普一(無口、無表情)と十和(平成育ち)も巻き込まれ、またまた一波乱の予感が。の、タイムスリップ譚。
完結済みの「きららさくさく」の番外編
です。完結後の話になっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-11 10:21:44
93410文字
会話率:35%
少年と少女は通学路を歩く。
とても寒い日。
二人は幼馴染。
少年はふと心の中に妙な感情が存在することに気がつく。
少年は学校に着く。
友達と他愛無い話をする。
他のクラスの生徒が少女を呼び出す。
少年は複雑な感情を抱く。
少年と少女はい
つものように通学路を帰宅する。
二人は幼馴染だった。
そしてその関係は崩れる。
新しい関係を結ぶ。
※自身のブログに掲載したものと同じ作品になります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-22 22:55:20
4089文字
会話率:42%
ベリーズカフェにもあります。
花撫(かなで)にとって、良幸(よしゆき)は幼馴染でもあり、後輩でもある。
大切な関係を壊さないように、花撫は良幸に接してきた。
最終更新:2013-05-18 14:11:57
2008文字
会話率:63%
20代の社会人、橘沙由流(サユル)と高校生の渡良瀬浬(カイリ)の緩やかな日常をお届けします。
きっかけは、多分、駅前のカフェ。本来なら交わることのなかった軌道が重なって。生み出されたのは、新しい関係……それに名前を付けることはしたくなかった
。
少しずつ変化を見せる自分の気持ちに、戸惑いを隠せない主人公の心を動きを、変化する視点を交えながら、描いています。
基本的に糖度の高い恋愛もの。ほのぼの。ハッピーエンドです。年の差がお嫌いでなく、甘い妄想に癒されたい方、どうぞ。
オムニバス形式の短編連作になります。最初の内は、完成された関係性を前提にしています。時間軸が前後しますが、ご容赦ください。時間軸通り、出会い編からお読みになりたい方は、第20話からどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-18 12:00:27
131289文字
会話率:37%