シンシアは王国で大商人としての天寿を全うした。そんな彼女が目を覚ますと、不遇な目に遭っていた孫娘のクラリスへと転生していた。
クラリスには婚約者のレオパルドがいた。貧乏公爵家の嫡子である彼は、金蔓として彼女を利用するために婚約するが、
その一方で「君を愛するつもりはない」と浮気を認めるように要求する。
だが転生したシンシアは、その要求をきっぱりと拒絶する。そしてもし浮気をした場合、破滅する旨を伝え、逆に婚約維持のために努力するようにと要求する。
それからも大人しいと評判だったクラリスが変貌し、周囲を驚かせながらも実力を認めさせていく。
そんな彼女に、次期国王を有力視されているアレン殿下が興味を持つ。彼は生前のシンシアに惚れていたが、二度目の恋だと、今度は現生の彼女に恋心を抱き、溺愛していくのだった。
本物語は、不幸な子爵令嬢が、転生した祖母の力で逆転劇を果たし、王子から溺愛されながらハッピーエンドを迎えるまでの物語である。
※短編版とはストーリーを変更して進める予定です。連載版も楽しんでいただければ嬉しいです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 20:39:33
43905文字
会話率:61%
シンシアは王国で大商人として天寿を全うした。そんな彼女が目を覚ますと、不遇な目に遭っていた孫娘のクラリスへと転生を果たしていた。
クラリスには婚約者のレオパルドがいた。貧乏公爵家の嫡子である彼は、金蔓とするために彼女と婚約するが、その
一方で「君を愛するつもりはない」と浮気を認めるように要求する。
だが転生を果たしたシンシアは、その要求をきっぱりと拒絶する。そしてもし浮気をした場合、破滅する旨を伝え、逆に婚約維持のために努力するようにと要求する。
それからも大人しいと評判だったクラリスが変貌し、周囲をざわめかせながらも実力を認めさせていく。
そんな彼女に、金髪青目のアレン殿下が興味を持つ。彼は生前のシンシアに惚れていたが、二度目の恋だと、今度は現生の彼女に恋心を抱き、溺愛していくのだった。
本物語は、不幸な子爵令嬢が、転生した祖母の力で逆転劇を果たし、王子から溺愛されながらハッピーエンドを迎えるまでの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 18:03:31
19531文字
会話率:65%
わたしはずっと不思議だった。これまでの人生の中で、どうしようもなく惹かれてしまう人たち。それは女性にかぎらない。ひとめ見ただけで、狂おしいほどに惹きつけられる相手がいる。そして、彼女ら、彼らはことごとくわたしを拒絶する。なぜだ。なぜわたし
は彼女らにひきつけられる。そして拒絶される。
とうとう、その謎が解けるときがやってきた——。
ホラーです。
カモガワ奇想短編グランプリ一次審査通過作品です。
カクヨムでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 09:00:00
5585文字
会話率:7%
高校一年生の不二樹英莉(ふじきえり)は、電車の中でうたた寝をしてしまい…目を覚ました時には怪奇の世界へと巻き込まれてしまう。
そこは不思議の国のアリスとは全く違ったストーリーだったのだ…。
アリスは何故か第三のエリーと呼ばれ、リアルな熊人形
を被った子供の声をした大男に愛され、エメラルドグリーンの瞳を持った黒兎はコンチクショーと口癖が多くて早送り再生したような声など……夢現の国の住民達はヘンテコだった。
しかし第一のアリスと第二のエルシーは夢現の国のエリーを拒絶していた。
拒絶する理由はなんだろうか?何故、二人のアリスに嫌われるぐらい殺されかけるのか…真実は夢の国の中だ
グロデスク、暴力表現などが多めです。読む場合は自己責任でお願いします。
中学に書いた小説なので修正しながら更新します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 00:29:04
1248文字
会話率:25%
とある世界で大規模な魔術が行使された、その魔術の名前は『英霊召喚』という。
異世界で亡くなった者達の魂を『女神』の力を用い、こちらの世界へと召喚するというもの。
その際、この世界で活動するのに必要な身体へ受肉するという……所謂死者を蘇生する
という、もはや秘術や奇跡とでも言えそうなその魔術。
しかもその身体には、女神の恩恵とでも言える強力なスキルを携えて。
これに成功すれば、人類は強力な戦士を複数手に入れる事が出来る。
魔物との永い抗争の末、疲弊しきった人類はこの魔術に一縷の望みをかけた。
そして、それは成功する。
……たった一人のイレギュラーを除いて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 15:58:27
18089文字
会話率:30%
「追い出したことは謝る! お願いだから戻ってきてくれ!」
「お断りします」
かつての仲間が頭を下げる。拒絶するのはこれで何度目だろう。
俺を役立たずと罵ってパーティから追放した男ヴィンセントは、一体どんな用があるのか、しつこく俺を見つけ出し
ては謝罪を繰り返す。意味なんてないのに。
「俺にはお前の力が必要なんだ!」
必要ないから追い出したんだろうに。
「頼む!」
「お断りします」
俺は今の人生で満足しているし、過去は過去だ。もう怒ってないし、気にしてない。でも、それはそれだ。謝罪するには遅すぎる。無理だ。今更『戻って来い』と言われても、もう遅い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-07 23:47:21
118312文字
会話率:44%
「世界を救うVtuberになってやる!!」 人生は不公平だと酒を飲みながら愚痴っていた
主人公は現実逃避するように人気配信者の生配信を視聴していた。
意識が朦朧としていた主人公がふと気付いたら‥‥名古屋駅の前に立っていた。
現実ではありえな
い存在と現象に遭遇し戸惑う主人公はテラーと名乗る存在と出会い真実を知らされる。
ここは現実世界でも夢でも異世界でもない。仮想世界だった。
人類を仮想世界に移行させる? 地球上から人類が消える!? 関わりたくないと
拒絶するが逃げられないことを知った主人公は怒りと恐怖と理想を胸に決意する。
だったらなってやる。誰でもない自分の為に。人気と金と世界のために
俺は‥‥世界を救う英雄になる!
これは世界を守るために戦い続ける男がVtuberとなり自分の活動を人々に知らしめるための自叙伝である。
主人公は創作人物ではなく現実に存在するVtuberです。
このお話は主人公が実際に体験したお話にアレンジを施した実話を元にした創作小説になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-06 22:41:30
55706文字
会話率:43%
中学三年生の主人公、乃亜は小学生の頃に母を亡くし、それ以来父と二人での生活になるが、父の彼女だと言う女性がある日突然家に転がり込んできて、三人暮らしが始まった。
それは乃亜にとって驚きの出来事ではなく、母の生前から浮気癖があった父のいつもの
事。振り回される事には慣れていた。
乃亜の幼馴染である陸は、家も近所でいつも一緒。乃亜に想いを寄せる陸は、何度もその気持ちを彼女に伝えているが、返事は決まってノーだった。
夏休み。とあるきっかけから乃亜に恋人ができる。そこから動く、物語。
追いかける陸に、逃げる乃亜。だけども時々受け入れて。
乃亜が陸を恋人として拒絶するには、ある理由があった。
甘酸っぱくて、もどかしくて切なくて。愛に溢れた作品を目指します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 16:37:37
121761文字
会話率:56%
元商人で金で貴族の地位を買った父親を持つシャローラは、商才に溢れる少女。
貴族学校で知り合ったウイリアム公爵と恋仲になり、婚約する。
彼の商売を手伝い、一緒に成功する彼女。
そんな時、幼馴染のルーベルト王子から、熱烈なアピールを受ける。
当然それを拒絶する彼女。
王子は、身を引いて去っていく。
しかし、貴族学校の後輩である公爵令嬢のダニエラと彼女の父親が、王子とシャローラの仲をでっちあげて婚約破棄を迫る。
ウイリアム公爵は、すでにダニエラに気持ちが移っていたのだ。
シャローラは、濡れ衣を着せられ婚約破棄される。
彼は、ダニエラと婚約する事になった。
逃げる様に修道院に入るシャローラ。
しかし、そこで病に伏せってしまう。
何者かに修道院から連れ去られた彼女は、後宮でルーベルト王子の元乳母に保護される事になる。
シャローラは、別人の様に成長したルーベルト王子と後宮で再び出会う事になる。
彼女は幸せになれるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 15:24:08
72387文字
会話率:29%
アンバーは、硝子職人になりそこねた嫁き遅れ。結婚する予定だった兄弟子は王都に行ったまま帰ってこず、手紙一枚で婚約破棄された。
仕方なく彼女はもうひとつの特技をいかして、神殿で神子さまの寝かしつけ係として雇われることに。
訳ありの神子さま
のお世話をしていると、見知らぬ美形神官に求婚されるが、恋愛に対して臆病になっていた彼女は拒絶する。ところが神子さまと仲良くなればなるほど、なぜか美形神官との仲も深まっていく。
夏至祭で兄弟子に再会し復縁を求められたアンバーだったが、それを拒絶すると無理矢理連れ去られそうになる。そこへ例の神官が現れて……。
手酷く捨てられたせいで恋愛に臆病になってしまった頑張り屋のヒロインと、人間不信に陥っていたヒーローの恋物語。ハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-08 22:15:08
24846文字
会話率:62%
子どもも勇者も政治家も、あの子も何かを拒絶する。
あなたは何を拒絶する?
最終更新:2023-06-25 21:07:39
355文字
会話率:0%
男は死の病(自称)のために床に伏せ、そこに死神のお迎えがやって来る。
だが、男は抗う。
生にしがみ付き、魂を刈り取る者を拒絶する。
《短編・7500字》
最終更新:2023-06-19 12:00:00
7572文字
会話率:54%
――ある日、地球は宇宙よりも広くなった。
魔導核。その兵器により汚され、空間が歪んだその結果、出来上がった魔力汚染区域。
強化外骨格を纏わないと生きることすら出来ないその区域のせいで街と街は星と星程の距離を持つことになってしまった。
そんな人を拒絶する汚染区域を今日も一隻の商船が商品を運ぶ。
賊狩りにより捕らえられた元界賊のジュウゾウもそんな商品の一つだった。
奴隷。宇宙よりも広い世界で使い潰される労働力。ソレがジュウゾウだった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 22:38:23
37627文字
会話率:52%
様々な世界の線が交わる場所、『異世界境界地』。何でもある混沌としたここは、全てを受け入れ、全てを拒絶する場所。五つの区域に分かれた街があるこの世界は非凡で、何が当たり前かなんて分かったもんじゃないけれど、泥のような闇と縋った光で無制限な色が
あるこの世界が、少なくとも私はここが良い。
この小説設定はTwitterの自企画にも使用されています。この小説から設定を使う場合はありますが、企画の設定を使うことはありません。また、この小説からの設定の抜き出しはご遠慮下さい。世界観が気になる、使用する場合はTwitterの『# ここから先は異世界境界地により』の方をご確認下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 14:00:17
89320文字
会話率:53%
フィオは魔法学校の1年生。
運動が嫌いでゲームが好きなインドア少女。
進級に苦しみながら、周りの協力で体力勝負の魔法学園生活を送る。
そんな中、幼馴染のクラウスが自分を好きだと束縛し始める。
クラウスには彼女が居るのに、どういうつもりなの
?
約束って何のこと?
浮気相手になるものかと拒絶するフィオに、クラウスは段々壊れていき…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 07:39:35
28218文字
会話率:37%
第一部
「たとえ明日が来なくても」
深水汐は21歳の大学3年生。父を亡くし、散骨のために海に行く。その浜で知り合った少年、高遠昌は父と同じ心臓病だった。目の前で発作を起こした昌の面倒を見るために汐は昌の別荘を訪れる。昌は使用人仁科大樹に
身の回りの世話をされていた。そこで昌に内密に大樹に聞かされた話は、昌の実の父は大樹だということだった。大樹と昌の母綾子の不倫で昌は生まれた。その出産で母は死亡。綾子の夫高遠氏は心臓病の昌の面倒を見る代わりに大樹に使用人になれと復讐心から命じた。
昌は手術を受け成功するが、大樹は高遠に自分たち父子を解放してくれるよう願う。高遠が出した条件は、これまでの養育費として3千万を返済すること。昌は大樹と共に汐と同居することになった。
第二部 「深水家の Three Men」
汐の家に同居することになった大樹と昌。大樹は汐に背中を押されて昌に父であることを打ち明ける。ショックを受けて大樹を拒絶する昌だったが、大樹の誠実な姿を見て心を開く。
隣家霧島家に居候している汐の一つ年上のイタリア人、ダンテという青年は汐を熱愛していた。高校時代から落第してまで汐に尽くすダンテは、大樹の借金返済の窮状を聞き、ホストクラブを紹介する。いったんは断ったが、大樹はホストクラブにファンクラブを持つことになった。大樹は負債を返すためにホストとなって働いた。そんな父の実態を知った昌はホストを嫌悪しつつも息子として受け入れていく。
高校の編入試験のために勉強に打ち込む昌に、汐もダンテも力を貸した。その中で繰り広げられる汐とダンテの愛の攻防戦は激しいものだった。ダンテを拒む汐と、いじけることなく愛を叫び続けるダンテ。ダンテの人の好さに、思わず大樹も昌も肩入れをしたくなる。
ホストを続けたお蔭で返済を完了した大樹は、昌のためにもホストを辞める決意をした。新しい就職先は書店。大樹は生まれて初めて人生の自由を味わう。
母国から父が倒れたという知らせを受けたダンテは、イタリアに帰国し事業を手伝う決意をする。突然の別れに言葉を失う汐。だが数か月後、心にぽっかりと穴が開いた汐の前に現れる。変わらないダンテは汐に愛を囁いた。ダンテとの愛の攻防の日常に返った汐は、平和に包まれるのであった。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-09 16:25:35
181916文字
会話率:64%
わたくしの婚約者たる王子様はお優しく、汚らしい猫であっても甲斐甲斐しく世話を焼く。今更放り出すこともできないだろうと、だから代わりに猫を排除しようとした。
「エルザ。もう君とはやっていけない」
王子様はついには庶民の女と愛を育ませ、わた
くしを拒絶する。
王子様の親友の見届けがある中での婚約破棄は、突きつけられることはなかった。
誰もが想定しない不幸な事故が起こり、狂いに狂って、それぞれの愛を筆頭にした想いが変貌する。
「エルザ。愛しているよ」
「そうですか。わたくしは嫌悪していますよ」
笑顔の花を咲かせながら毒を吐き、手段を問わず報復する。
それが悪役令嬢と言われた、わたくしのやり方よ。
※短編「悪役令嬢は嗤う」、「王子は追い求める」の連載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 00:18:00
97246文字
会話率:44%
『残銀の魔女』(ぎんのこしのまじょ)
〝Silver Retention〟
冷たい雨が降る宵闇のボストンで、イタリアンマフィアの一人娘のラウラ・フィボナッチがロシアの銃で自殺した。ラウラは胸を撃ったが、そこにはあるべき心臓がなかった。十
三分署のナホミ・コウザイ警部補に呼び出された日系の私立探偵アッシュ・ガウロンがアリバイを聞かれるが、いっしょにいたナホミが証言を拒絶する。アッシュはイタリアンマフィアにつきだされる予定だったが、アッシュの昔の女でロシアンマフィアのソフィア・ヴァシーリエヴナが助け船をだして、アッシュがラウラの心臓を探すことになった。ソフィアの兄で実業家のヴァシーリにアタッシェケースを渡されるアッシュだが、その中身は知る必要がないらしい。理解できないまま現場に戻るが、ラウラが遺体安置所(モルグ)に運ばれた形跡がなかった。ナホミがアーシュラ・ワシントン検視官の所在を確かめたが連絡はつかず、サ=イズミ記念病院にあったのは、心臓のないアーシュラの遺体だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 00:39:07
61041文字
会話率:43%
魔王の指示による魔族の侵撃は止まることを知らずに進んでいって魔王支配による混沌の世界から人々を救うべく勇者パーティーの一員として最年少メンバーとして魔王城に向けて私は、高い魔法スキルを持ちながら強大すぎる彗星魔法が故に使いこなせないでいた。
そんなとき、ギルドマスターからわたしの魔法スキルを魔王討伐の為に役立てて欲しいと一三歳という最年少で勇者パーティーに選抜されて魔王城に向けて仲間と共に旅立った。付いた二つ名は流星魔導師。それからは戦闘の援護と生活魔法を徹底して使い、紆余曲折を経て、たどり着いた魔王城。遅いくる四天王をバッサバッサと薙ぎ倒す勇者の影に隠れて援護魔法で前線には参加できないけど勇者パーティーの為に自分の役割をこなしていく。自分もパーティーの役に立ってるんだと思っていたけど玉座の間の前で勇者ユウトからい言い渡されたのは言い渡されたのは『追放』の二文字だった。「お前は無能で戦闘の役に立たない、攻撃魔法を放てば被害を出す。どうしてお前なんかが勇者パーティーに居る!お前はクビだ。」そう言われ、理不尽に勇者パーティーを追放された。
パーティーを追放されて故郷へ向けて転移したはずが、魔法の暴走で、迷宮都市セブンスウォールへと降り立ってしまう。七大迷宮都市の七番目の都市へと。そこは冒険者が闊歩する多種族が共存する街冒険者と商人の迷宮都市だった。
日も暮れ道に迷って公共の広場に腰を下ろしてこれから先、どうしよう故郷まで転移する魔力なんてもう、残ってないしと考えをいると魔女帽子に黒い魔女服を身に包んだ2つか3つくらい年上の魔女が「大丈夫?こんな時間に一人で」とが話しかけてきて、帰るところが無いと言うとあれよと言う間にわたしは魔女の屋敷に招待される。こんな怪しい人について行くか!などと拒絶すると、ここは夜な夜な人攫いが出ると言ってくる。
初めは怖かった魔女もそれよりも夜にやってくるあぶない輩の方が怖くなり魔女のお姉さんの家でお世話になることにしたのだった。マシロは旅の疲れを存分に癒し念願の平穏を手にする話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-05 17:48:26
8710文字
会話率:55%
【平凡で格好悪い人間の異世界冒険譚】
自らの生まれ育った世界とは異なる世界へと辿り着いてしまった少年少女たち。その世界では戦争が始まろうとしていた。
異世界の人間に頼まれて、戦争を止めることを決意した彼ら。しかし、一人の少年だけはそれを拒絶
する――。
『今にも戦争が起きそうな異世界に来たので、戦争を止めるために行動する』。
……そんなことが出来るのは物語の中の主人公たちだけだと思う。自分勝手だけど、俺は死にたくないし、早く元の世界に帰りたい。だから俺は、一人で逃げ出したんだ。
――生き残るため。そして、元の世界へと戻るため。平凡で格好悪い彼の異世界冒険譚が始まる。
※同シリーズの小説「久喜輝の回想録(https://ncode.syosetu.com/n3973fa/)」もよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-04 00:08:10
631161文字
会話率:40%
ダーシーは王都の邸から追放された子爵令嬢だ。継母が彼女を嫌い、領地に追いやった。
荒れた土地を懸命に切り盛りして九年。
結婚も恋も彼女の前を通り過ぎて行き、すっかり田舎暮らしが板につく領主代理となっていた。
あるとき、幼い捨て子を見つけ
た。ダーシーは領主館に連れ帰る。コレットと名づけ、自分の子のように接した。
一緒に眠るほど可愛がったコレットが、ある朝成人した男性に姿を変えていた。
驚愕するダーシーに、
「僕だ。コレットだ」
と男は笑う。
さらに彼を探し求める近衛兵団がやって来て、彼をアリヴェル殿下と敬って————?!
後日、ドレスを贈られ、王宮に招かれる。
華やかな出来事をダーシーはアリヴェル王子の詫びと受け取った。
しかし、彼は彼女を婚約者だと主張してくるのだ。求婚された記憶もない。一方的な断定が彼女は納得できなかった。
婚期を逃した自覚が強く、結婚に夢もない。
さらに彼には残虐だとの噂もある。
自分を拒絶する王子は一旦引くが、再び彼女の前に現れる。
領地へ帰る彼女を自分が送ろうと申し出た。
近衛隊を率いた安全な旅が保証される。ダーシーはそれをありがたく受けた。
旅を通して王子との距離が近くなっていく。イメージの王子と実際が異なり、自分の頑なな考えも次第に変化していくことになるが———。
不遇な追放令嬢と残忍冷酷な噂のある第二王子。二人の恋のお話です。
ざまあ要素もしっかりあります。
※こちらは短編の長編化したものです。短編の続きは4話からになります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 22:19:08
69541文字
会話率:41%