「ヴァネッサ・ユータカリア! お前をこの学園から追放する! そして数々の罪を償うため、牢に入ってもらう!」
わたくしが通うヒンスリー王国の王立学園の創立パーティにて、第一王子のオーマン様が高らかに宣言されました。
ヴァネッサとは、ど
うやらわたくしのことのようです。
なんということでしょう。
このおバカな王子様はわたくしが誰なのかご存知ないのですね。
せっかくなので何の証拠も確証もない彼のお話を聞いてみようと思います。
◇8000字程度の短編です
◇アルファポリスでも公開中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 08:08:21
7912文字
会話率:35%
地区最強のヤンキー、北条慎吾は不思議な力で死後転生する。
だが転生先は底辺魔力の下級貴族だった!?
気合と根性で魔力差をひっくり返し、火の国の王を目指す物語。
最終更新:2023-08-31 12:19:49
536675文字
会話率:37%
特別な能力や地位もない下級貴族の娘であったライリー・ブレイバーは、様々な事情が絡んで王女の「お友達係」として任命された。しかし、王女との政略結婚を狙う貴族によって仕事を振られ、王女の情報を集めることになってしまう。
対して、セイランス
王国の第一王女であるエレット・セイランスは、あまりの美貌に嫉妬され、使用人たちからの迫害を受けていた。しかも、王女という立場ゆえになかなか相談できず、苦しみもがいていた。
その様子を見たライリーは、エレットのあまりの悲痛さに心をうたれ、彼女のために行動をしようとするが、依頼をしてきた貴族によって過度な干渉を制限されてしまう。
「友達ごっこ」をする二人は、互いに苦しみを抱える。板挟みになるライリーと、追い込まれていくエレット。痛み続ける二人に、決断の時が近づく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-22 00:46:03
56857文字
会話率:40%
幼少時に血塗られた凄惨な事件に巻き込まれ、その後も不運が続き、爵位や財産、家族も失った境遇ながらも、ひとりたくましく生きてきた没落令嬢のセーラは、王侯貴族の娘たちが主に働く聖堂の下働きの仕事に採用され住み込みで働き始める。そこで働くことは多
くの令嬢達にとっては、良い伴侶探しのための手段のひとつでしかなく、外から見えるおごそかで優美な雰囲気と裏腹に、何かと問題の多い場所だった。けれどセーラは周りに流されず、持ち前の機転と勇気と知恵と器用さで、次第に一目置かれる存在になっていく。そんな日々の中で、幼少期に自分を救ってくれた恩人を探し続けてきたセーラは夜の聖堂で、突然そこを訪れた国王リオンとひそかに出会う。爵位を失くした下級貴族出身の娘と、幼き日の彼女を命がけで守りながらもそのことを打ち明けられずに切なく思いを募らせる若き国王との恋。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 18:00:00
142461文字
会話率:37%
「エルフィス、すまねぇが……今日でクビだ」
前世で5回、今世では3回目の解雇宣告に、転生者である少女エルフィスは嘆いた。
家なし、仕事なし、魔力なし。
役に立てるように頑張り、必要とされたいだけだった。
ここにいていいと思えるようにな
りたかった。
なのに、たったそれだけのことが自分にはできない。
途方に暮れて実家に帰り、畜産農業の手伝いを始める。苦手意識のあった動物の世話をして、苦手が好きに変わり、今までにないやり甲斐を感じた。
その仕事の成果が貴族の少年ノクスレインの目に留まり、エルフィスは本当の自分の力を知る。
できることを精一杯成し遂げたいだけの少女エルフィスと、成り上がりを目論む下級貴族のノクスレインが出会い、仕事に励み、恋をする?物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-07 05:44:50
130401文字
会話率:35%
天真爛漫で超活発なおてんぱ少女、クレア。彼女には夢がある。それは『お姫様』になること、そして理想の王子様と出会うことだ。しかしタダの田舎娘である彼女は姫になることはできないと父ブライから無慈悲に告げられる。「なるもん!! クレア、絶対姫にな
るもん!!」だが頑固なクレアは諦めない。そんな彼女を見てブライはふと思いつく。普段全く自分の言うことを聞かず、店の手伝いや戦闘訓練をやらない彼女に色々と仕込めるのではないかと。「分かったよクレア。お前の姫になりたいって気持ち、しっかり伝わったぜ。だからお前が最高で最強の姫になれるよう、この俺が全力で手伝ってやる!!」「ホント!?」いとも簡単に騙されたクレアは、かつて【最強の騎士】と呼ばれた父譲りの肉体と、父から課せられた過酷な修行に身を投じ、意図せず最強への道を歩み始める。
そして十年後、そんななれるはずがなかった彼女が本物の姫になるための、運命の歯車が回り出した……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 23:32:04
25616文字
会話率:45%
1838年、イギリス。下級貴族の令嬢であったキョーコ・アンディアサンは当主である父の没落によりメイドとして他の上級貴族のバレースカインデルク家でメイドとして仕えていた。
その家の令嬢、ソシラティア・バレースカインデルクは貴族の中でもとり
わけ評判が悪い令嬢。キョーコはそんな令嬢の元で日々の暴挙に耐えて仕えていた。
しかし、そんなバレースカインデルク家も他の貴族家の策略により家に火が放たれてしまい、その火災に巻き込まれてキョーコと令嬢のソシラティアは死んだ。
死んだキョーコが辿り着いたのは天国ではなく、遠い極東の小さな島国の死後の世界であるという地。そこでキョーコは閻魔という謎の仕事をさせられることとなってしまう。
さらにそこには一緒に火災で死んだはずの悪役令嬢のソシラティアまでいて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-13 18:27:14
1249文字
会話率:52%
ここは魔法が使える世界。公爵家令嬢マルティナは眉目秀麗の完璧な王太子ハビエルと婚約していた。魔力の少ないマルティナがハビエルの婚約者になったのは、他に家格の合う同年代の御令嬢がいなかったから。周囲からは『王太子の婚約者として相応しくない』と
悪口を言われていた。
ハビエルは常に優しかった。だけど、本音はマルティナが好みではないようで……
ついに素直で可愛い留学生の下級貴族ビビアナに心惹かれ、浮気をしてしまうハビエル。
「殿下、私はもうあなた様の顔も見たくありません」
マルティナとハビエルの運命は⁉︎
※どんな形であれ最後はハッピーエンドにします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 22:25:33
11219文字
会話率:54%
下級貴族令嬢であるエミリア・ゴッドフレイは、前世の記憶を思い出した。
今から百年前、西の国の姫ジェシカは敵国である東の国の王子アーサーと恋に落ちるが、侵略戦争の中で二人は永遠の愛を誓い合って命を落とす。
今もなお「王子と姫の悲恋物語」として
語り継げられるそのジェシカ姫が、エミリアの前世だった。
魔術の研究と開発に明け暮れることに、生き甲斐を見出していた天才魔術士エミリアの元にある日、前世で恋人だったアーサーの生まれ変わりである、自国の王子エルヴィンから結婚を申し込まれる。
「前世での約束を果たしに来たよ! さぁ、今度こそ永遠に愛し合おうじゃないか!」
色恋より魔術優先のエミリアに、イケメン王子の婚約話に乗るはずなく。
相手がアーサー王子の転生後の姿とはいえ、百年も前の約束を果たすなんてどうかしている、時効よ時効と考えるエミリア。
そして幼馴染のように一緒に育った義弟マルクと共に、なんとか前世での約束事を白紙にする為、国王に直談判しようと考えるエミリア。
そこでエミリアの師匠である宮廷魔術士クリフトから、恐ろしい真実を聞かされる。
*カクヨム様にも投稿してます。
*こちらの作品は、まだ書籍化やコミカライズのご依頼は来ておりません。ご縁があれば是非ともよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 17:09:42
16902文字
会話率:25%
下級貴族の召喚術師・シルヴィアに命じられたのは救国の勇者を召喚すること。そして誤って地元の祭りの最中に異世界に召喚された男子高校生久我英雄。彼は元の世界に帰ろうとするが、突然軍に召喚術師共々襲撃されてしまう。しかし、英雄が祭りで着ていた鎧は
魔力を完全に遮断できるものだった。それにより軍から逃げ切った二人だが、王都に止まることはできなくなり二人は迷宮都市に逃亡する。
英雄は元の世界に帰るため。シルヴィアは一族の名誉を回復するための冒険が始まる。
彼らは無事生き残り平穏な日常を手に入れられるのか。
https://ncode.syosetu.com/n9580hz/ 最新話はこっちで読めます。
連載版と内容は同じですが読みやすくしてあります。お好きな方をどうぞ。
カクヨムにも載せてます。反応してくれた場合作者が喜びます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 23:47:27
22743文字
会話率:34%
貧乏子爵令嬢ヴィヴィアンは、エンターテイメント化した婚約破棄騒動の鎮静化を学長から言い渡されている。
対策のパートナーとして、学長に紹介されたのは、もっさり頭のアレクサンドル殿下。
「チヤホヤされたくて入学した王子なんかお荷物!」
国王のご落胤として、腫れ物扱いの第三王子アレクサンドルは、瓶底眼鏡の優等生ヴィヴィアンと学長の使いパシリをすることに。
「挨拶ぐらい目を合わせてしてくれ、引きこもりガリ勉令嬢…」
「これは、心の絆を確かめるために必要なだけ。たった一人の友人なのだから…」
二人は、胸の中で言い訳しながら、口付けを交わす。
二人は、学院の風紀を取締るはずが、事件に巻き込まれていく。
--「婚約破棄学概論」アレクサンドルの講義メモ--
アルファ型
真実の愛、格差恋愛、嫌がらせの冤罪、廃嫡すると第三の女は逃げる(爵位又は資産目当て)
アルファ2型
真実の愛、平民聖女、異世界転生の虚言、薬物使用の疑い
ベータ型
両片思い、コミュニケーション不足、周囲はぐったり
ガンマ型
女が婚約破棄を希望。男の破棄宣言を快諾する場合を、破棄返し(はきがえし)と呼ぶ
※ 試験に出る
関連する社会問題
・貴族の政略結婚の形骸化
・聖女信仰の跋扈、異端取締
・女性の社会進出と政略結婚
・男女間の処罰格差
下級貴族女性が婚約できる条件
・同格(子爵同士、子爵×男爵、男爵×騎士爵など)
・爵位狙いの商家
・資産、事業狙い
・容姿
※ 残念ながら、ヴィヴィアンは該当なし
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 10:21:20
115748文字
会話率:45%
魔王から世界を救うため、才色兼備の美女達と共に闘う勇者アルフレッド! ……は、神経をすり減らす毎日に疲れていた。
見た目だけは豪華な勇者パーティでは見下され、世間は嫉妬で溢れている。
逆玉狙いだと軽蔑してくる聖女の王女、
王女だけに忠誠を
誓う剣士の女騎士、
いつも馬鹿にしてくる魔術師の幼馴染み、
からかうだけの弓使いのダークエルフ。
国からは無茶ぶり、貴族からはやっかみ、下級貴族のアルフレッドには逃げる選択肢さえ残ってない。
だからアルフレッドは神様にお願いしたのだ。
神様、週に一日自由を下さい!
これは勇者アルフレッドが魔王討伐……の合間に、たまの休みをひとり異世界「ニッポン」で満喫する物語。
この作品は「カクヨム」様でも公開しています。
全30話で確定しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-27 06:00:00
289488文字
会話率:36%
王立学園に通うぽやぽや下級貴族のイルザは、ある日実家が借金で破産寸前、破産回避のために年齢差四倍の富豪に身売り同然で後妻に入らないといけない危機に直面する。
「年齢差四倍はない。そうだ、惚れ薬を適当にお金持ちな人にかけて借金肩代わりしても
らおう」
唯一の特技の魔法薬調合で惚れ薬をつくったイルザは、早速金持ちを見繕おうとしたら、それをうっかりとクールなことで有名な第二王子のクリストハルトにかけてしまった。
「私なんかが第二王子のお嫁さんなんて無理ぃー!!」
「そんなこと言わないでおくれ、私のバラ、私の小鳥」
「あなた普段のクールをどこで落としてきたんですかぁー!?」
惚れ薬の効力が切れるまでなんとか逃げ切ろうとするイルザと、クールキャラがすっかりとぶっ壊れてしまったクリストハルトが、必死で追いかけっこをする。
*カクヨム・サイトにて先行公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-10 07:00:00
101721文字
会話率:45%
凡人の下級貴族に転生した。
なんのチートもないので、持続可能な無理のないぼちぼちの領主を目指していたのだが、うっかり出会った相手がどうやら乙女ゲームのヒロインかなにかの役どころの女の子らしい。
わかった。みなまで言うな。そういう世界だったの
ね。うん。勝手にしてくれ。関わりたくない。
全然興味がないから、事情は聞かずに、自分の仕事に専念していたら、バットエンドを迎えそう……?
あれ?それ、世界ごとバットエンドなの?やめて〜っ!!
全15話投稿済み。10/30完結予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:00:00
42076文字
会話率:39%
「シャルロッテ、俺が君を愛することはない。そのつもりでいてくれ」
「……はい。承知いたしました」
数え切れないほどの使用人たちに囲まれる中、今日から夫となるラインハルト様に、氷のように冷たい眼でそう言われた。
半ば予想していたこととは
いえ、面と向かって言われると心に鉛を付けられたような感覚になる。
やはりラインハルト様は、お飾り妻を欲していただけだったのだわ。
『氷の貴公子』と名高い、美貌と名声を兼ね備えたラインハルト・アイヒベルガー侯爵閣下が、私みたいな下級貴族の娘を妻に娶ろうだなんて、おかしいと思った。
女として、一人の男から愛されたいというささやかな夢も、今日で終わったのね……。
『というのは嘘で、俺は君のことを心の底から愛している』
「――!?」
その時だった。
私の頭の中に、ラインハルト様の声が直接響いてきた。
これは――!?
『くれぐれも表情は変えないでくれ。周りの人間に俺たちがテレパスだということがバレたら、お互いの命が危ないんだ』
『っ! は、はい』
必死に平静を装いながら、テレパシーで返事をする。
まさかラインハルト様もテレパスだったなんて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 21:03:00
8026文字
会話率:49%
貴族学園一の有名人、公爵令息のクリストフ様は、男女問わず誰しも魅了するほどの美貌を持つうえ、魔法学の成績も常に学園トップ。
その割には何故か未だに婚約者がいらっしゃらないので、学園の令嬢たちは毎日自己アピールに必死になっている。
ただ、それ
は身分が見合う上級貴族の令嬢に限った話。
私のような下級貴族の令嬢は、そんなクリストフ様のことを、遠巻きに眺めるくらいしかできないのが現実だ。
そんなある日の放課後、唐突にクリストフ様から呼び止められる私。
折り入って大事な話があるというので事情を聞くと、何でもクリストフ様はニャッポリート症候群という名の、とても珍しい病気に罹っているという――。
そしてその病気の症状を抑えるためには、一日一回私とキスしなければいけないと言い出し……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 21:07:13
4836文字
会話率:51%
下級貴族のもとに生まれ、魔女の養女として引き取られたアルジエル・プリエ。魔法の適正から魔術女学院に入学し、そのまま卒業して悠々自適に暮らすつもりだった。でも時代がそうはさせてくれなかった。
時代と戦争に流されて、恋を紡ぐ魔女の物語。
・大
河みたいな感じのを目指してます。
・創作歴史ですが、現実の世界史を参考にしている場合が多いです。
・多分下手です。
・投稿頻度はかなり遅いです。ごめんなさい。
・最後にきちんと書いておきますが、この作品はフィクションです。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 22:00:00
5530文字
会話率:39%
~草薙丈編~
「神様の通り道」から異世界に転移してしまった草薙丈(タケル)17才。
宮廷内でローゼンヌ王女を拉致した黒いプレートメイルの一団に遭遇し敵指揮官と一騎討ちとなる。
異世界剣術VS剣道!危機的状況でタケルの潜在能力が暴発する。
~南方優剛編~
元陸上自衛官のユーゴは養父の勧めで義妹と共に騎士学校に入学する。
1年間共に戦うのは農民一人を含む女性3人の最下級貴族のチームだった。
卒業時行われる王国伝統の御前試合でそれぞれの目標を胸に最下級から優勝を目指す。
ジャイアントキリングは起きるのか!?
~日河麗花編~
9歳の息子と共に転移してしまった麗花はニネ共和国の孤児院で保護されるが、土地家屋を巡るトラブルに巻き込まれ、息子を人質に取られてしまう。剣術最強の薙刀は窮地を脱することはできるのか?!
~百花繚乱編~
近衛隊長と共に国境視察に出たローゼンヌ王国のタケルはブリュセイユのユーゴと遭遇してしまう。異世界で剣道VS銃剣格闘。
タケルとの遭遇戦後、ユーゴはゴズワール王国に息子を人質に取られたレイカと激突する。
銃剣格闘VS薙刀。
西洋風剣と魔法の世界に剣道少年、弓道少女、銃剣格闘の自衛官、薙刀のシングルマザー等が続々と転移する。
ファンタジーの世界で各々が生き残る為に死力を尽くして戦う冒険異世界異種剣技バトルロイヤル。
気持ちが弱く不器用な少年が実戦で成長していきます。
頂点を目指す最弱の仲間との友情、恋愛、親子愛、子の奮闘書きたいもの全部入れます。是非読んでください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 09:09:09
466953文字
会話率:56%
メルク王国の王立魔法学園で学ぶ下級貴族、ストーンパイン家四男のロミオは兄たちと比べて魔法の才能がない。このままでは中等学年に上がれず退学の可能性もある。幼馴染みの上級貴族令嬢シズカ・ロングフィールドの協力を得て、何とか学園に留まろうと努力す
るが、シズカ・ロングフィールドに横恋慕するクラスメートに陥れられ闇に墜ちる。絶望の果てに彼が見たものは?
生まれ変わった彼は、その姿と名前を変えて再びシズカ・ロングフィールドの前に現れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 21:00:00
63592文字
会話率:44%
見た目も地位も普通で、ちょっとおっちょこちょい。そんな下級貴族令嬢のイレーナ。
たまたま観覧しに行った王国騎士団の演習で事件に巻き込まれ、牢屋に入れられたり尋問をされたりと、恐ろしい目に遇ってしまう。
その過程で、優しいけれどツンデレな騎士
様や魔女様と出逢い――――。
何故か騎士様が魔女様に呪いを掛けられ、何故かイレーナがツンデレ騎士様に溺愛され……怒涛の展開にイレーナはタジタジ。
「勘違いするなよ。これは魔女の呪いのせいだからな!」
バックハグで柔らかく抱きしめながら、そんなことを言うツンデレ騎士様。
――――魔女様の呪いでこうなったと言われましてもぉぉぉ!
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閲覧数ありがとうございます。
いいね、評価等いただけますと、作者の励みになりますです!(・∀・)ノ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 21:06:26
34638文字
会話率:44%
「盟約の花嫁Ⅱ」外伝
下級貴族の娘ジョゼットと公爵夫人リリアーヌは身分を越えた大親友だ。
ある日、ジョゼットがまた仕事が首になったと聞いた。リリアーヌはジョゼットの性格は良く分かっていた。正直者で曲がった事は大嫌いで、気が早くて間が抜けた
失敗をする。でもそれが彼女の魅力になっていて憎めないのだ。そんなジョゼットに世間は厳しいみたいだった。
彼女の仕事ぐらい幾らでも手助け出来るリリアーヌだったが、それをジョゼットが嫌がるのも分かっていた。公爵家で雇えば解決する事だったが彼女は受けないだろう。でも此処じゃなかったらいいのでは?とリリアーヌは思いついた。
「ジョゼ、あのね。気を悪くしたらごめんなさい。実はお仕事の心当たりがあるのよ。受けて頂くと嬉しいのだけれど…」
その仕事は王宮の資料室だった。しかし話を進めるとそこに必要だったのは偏見だらけの理由で女性は却下で男性のみ必要だというのだ。それに腹を立てたジョゼットは少年のふりをして乗り込む事に!早々に気が付いたジェラール王子は面白がってこの話に加担しだした。ジョゼットの職場は
〝魔の資料室〟大の大人が帰りたいと泣く場所―――
そこの監督指揮をしているのがジェラール王子の従弟のシャブリエ公爵家の嫡男マティアス。彼は次代の宰相と言われる王国一の頭脳を持つ切れ者という事だ。しかし王子が言うには真面目で融通の利かない完璧主義者の鉄仮面。だから今回の仕事は彼についていけず逃げ出す者が多いということだった―――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 23:45:25
48361文字
会話率:52%