「儂を使えば、最強になれるぞ」
魔物と戦える退魔士が絶大な富と権力を持つ城塞国家、日輪。
その中でも名家と呼ばれる月城家に生まれながら、月城陰丸は虐げられる日々を送っていた。
理由は単純、陰丸は名家の生まれながら、退魔士としての才能が全くな
かったからだ。
そして、退魔士を目指すことすら禁じられそうになる陰丸が最後に縋ったのは、封印された誘魔剣。
しかし、その誘魔剣には古風の話し方をする少女の自我があって……。
奔放な誘魔剣に振り回され、しかも周囲に武器の出自をバレないように立ち回りながら、陰丸は退魔士を目指して奮闘していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-16 01:00:00
31691文字
会話率:42%
幼なじみざまぁを嫌がる彼女と主人公の甘いお話
最終更新:2021-05-10 18:00:00
2263文字
会話率:27%
「あんたの実績は誰もが知っている。何しろ聖塔から戻ってきた英雄だ。その経験にも期待してスカウトした。でも今のあんたは俺の望んでいたあんたじゃない。だから……クビだ」
世界を支えるという聖なる塔への挑戦をかけた決勝戦の直前にチームから追放さ
れるジニア。
仕方なくギルドで変更手続きをしていると、一人の少女に声をかけられる。
「もしよければ私たちのチームのキャプテンになってくださいませんか」
片やチームから追放されたかつての英雄。片やチームごと見捨てられた新人たち。
ジニアは新人とチームを結成し、ダンジョンで経験を積み、ギルドの依頼を順調にこなしていく。
すべては再び塔へ登るために。
一方、ジニアを追放したチームはジニアの後釜のせいで足並みが揃わないでいた。
だから「戻ってきて」と泣きつかれても、その、なんだ……困る。
これはセカンドチャンスを掴もうとする男と英雄に憧れる新人たちの物語です。
※日間ハイファンタジー部門80位ありがとうございます!
※第三部スタート時期は未定なので、ブックマークの際は【更新通知】にチェックを入れていただけると読み逃しがないかと思います。
※他サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-09 20:10:10
276211文字
会話率:48%
・簡単なあらすじ
最強傲慢毒舌主人公がなんやかんやで少年の姿に戻ってしまい、色んな変態お姉さんに体を狙われたり、ポンコツ女騎士を育成したりしながら、元に戻る為に奮闘するお話。
・真面目なあらすじ
SSランク冒険者であるヴェリスは、とある
依頼で赴いた先で、呪いか病気かも判別できない状態異常を受け、10歳前後の身体に戻ってしまう。
パーティからは追放されずに済んだものの、それが切っ掛けで隠されていた仲間達の本性が露わになっていく。
ショタコン、淫乱、同性愛者、戦闘狂、等々、一癖も二癖もある者ばかりだったのだ。
時にメンバーの離脱を防ぐ為に文字通り身体を張ったり、厄介事を持ち込まれては後始末を押し付けられたりと、多様な災難に見舞われるヴェリス。
自慢の戦闘力を失った彼は、冒険の片手間に学んでいた錬金術を本格的に習得する事を決め、今までの収集品をも駆使しながら元に戻る方法を模索する。
鍵となるのは、前人未踏の巨大な迷宮。
探索を進め、得た素材を調合し、研究の糧とするのだ。
果たして彼が、無事元の姿に戻れる日は来るのだろうか?
※カクヨム様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-08 10:00:00
175573文字
会話率:39%
最強の勇者はパーティの無能なおっさんを追放するも、そいつが最強の精霊使いだと判明。
その上そいつは貴族の息子だったらしく、めでたく地位も名声も失ってしまう勇者。
転落勇者は困難を乗り越え、夢の甘い汁生活にありつけるのか?
逆張り大好き作者に
よる、逆ざまぁ系英雄譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 16:55:06
8560文字
会話率:45%
勇者アレンはアジアハンの勇者である――勇者であった。
なぜ過去形かというとあまりにも魔物に負けるのである日とうとう王様から
「おまえ、クビ(意訳)」と言われてしまったからだ。
勇者クビ記念にパーリィーすることにしたアレンは、酒場で
なけなしの金を使い酒を飲む。
途中ツマミが欲しくなったが、財布の中身はほとんど無かった。
酒場の看板娘リンカの好意で冒険者のお守りとなっていたタネを食べ(在庫処分)させてもらい、ついでにちょっと励ましてもらったんで明日から無職でも頑張るかと思い直す。
そして翌日、アレンはめでたく最強になった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 19:27:39
21556文字
会話率:51%
人並み以下の能力しかないレンは、幼馴染のパーティーで雑用などをこなしてきた。しかし、ある日、幼馴染に「お前のような無能をパーティーに置いておくのは無駄だ」と言われ、パーティーから追い出されてしまう。
レンが路地で黄昏ていると、ネルという
魔女のような恰好をした少女に話しかけられる。レンにただならぬ才能があると感じたネルは、彼を鑑定屋へと連れていく。そこでレンは、自分のスキルを初めて知る。
アンリミテッド・バフ。
それは『仲間にバフを与え続ける』という、一見地味なようで、実はとんでもなく規格外のスキルだった――。
レンは癖のある仲間たちとともに、冒険者として活躍していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-04 12:27:37
101183文字
会話率:47%
未だ発現例のなかった『レア・スキル・素直』を神より賜りしリック。
レア・スキルといえば聞こえはいいが、特にこれといったスキルの恩恵もなければ、
元々騙されやすい性格が、このスキルの影響か、発現以来、輪をかけて騙されやすい性格になってしまう
。
ある時は幼馴染に騙され、全財産奪われた挙句、身ぐるみはがされたり……。
ある時はオンボロの剣を聖剣と騙され高値で売りつけられたり……。
といった具合に詐欺まがいな目に幾度となく合うも、当の本人は騙されたことにさえ気づかず、
それどころか感謝の念まで抱く始末……。
そんな中、ある事件を切っ掛けに、遂にレア・スキル・素直の真価が発揮されることに……。
その能力とは、実際問題ソレが本物であるなしを問わず、リックが信じれば信じるほどに……。すなわち騙されれば騙されるほどに限りなく本物に……。
否、それどころか現物を知らないこともあって、とにかく凄いモノ‼ リック本人がそう思い込んでいるせいで、完全な紛い物の使い古された錆びた剣が実在の聖剣をも遥かに凌駕する域まで到達させてしまう究極のチート・レアスキル・素直。
こうして彼は騙され続けた結果、最強への階段を駆け上がっていくことになる。
この物語は、正直者がバカを見ない成り上がり冒険譚である。
※この作品は、アルファポリス様、カクヨム様でも連載中です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 11:39:48
83297文字
会話率:47%
「オフィーリア、急ですまないが君との婚約をはきさせてもらいたい」――侯爵令嬢オフィーリア・ブルーベルは婚約者である王太子から突然そう告げられる。婚約破棄にひどくショックを受けるオフィーリア。だがそのショックの理由とは……。
タイトルの通り。
みんな幸せ大団円のためざまぁ展開なし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 17:40:06
26104文字
会話率:57%
記憶を持たない青年はとある日、ダンジョンの栄えた地へとやってきた。
スキル至上主義の時代にスキルもなければ魔法も使えない主人公は無能とさげすまれながらも、ダンジョンへ挑むための資格試験に挑む。
しかし、今回の資格試験はパーティー単位の
試験だった!
無能として蔑まれた主人公は同じように試験に挑むライバルたちに追い出されてしまう。
そんな主人公はいかにこの試験を乗り越えるのか!?
記憶をなくした無能の青年ノーンの、記憶を求めた旅が始まる。
※序盤主人公出てこんです
※視点はころころ変わります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 03:45:48
13499文字
会話率:29%
ルクスはいつまでたっても魔法が上達しない魔法士。遺跡探索中にとうとうギルドから追放されてしまう。
高難易度の遺跡でピンチになっていたところを四人の妖精たちに救われ、自分が魔法を使う魔法士ではなく、自然を意のままに操る風水士であることを教え
られる。
それを知らずルクスを追放したギルド一行。主力としていた後衛の精霊魔法士たちが、ルクスから風水士の恩恵を得られず本来の火力が露見、これまで楽勝だった戦術が組めず遺跡で窮地に陥っていく。
四人の妖精たちから(戦闘に関すること以外も)色々な事を教わり、ただの風水士としてではなく、極めて強力な戦士に覚醒していくルクス。
これはエルフやドワーフ、様々な妖精の乙女たちと共に、遺跡と世界の謎を解き明かしていく御伽話《フェアリーテイル》。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-29 15:05:46
105459文字
会話率:43%
コルトのジョブ【勇者】は全てのジョブの全てのスキルを使えるが、その性能は本職の半分になる。ついたあだ名は「器用貧乏」。しかし実際は豊富なコンボと本人の思考力が合わさり、「万能」な実力で仲間を支えてきた。
だが「器用貧乏の無能はクビだな」と
クビにされる。あまりにさりげなく支えてきたせいで、その功績が伝わらなかったらしい。
しかたなくコルトは、たまたま求人していた執事に転職する。
しかし就職先のフェテル伯爵家は、若い少女が領主を務める没落した貧乏貴族だった。
嫌がらせを続ける隣国の貴族たち、問題が山積みの領地……。コルトは鍛え上げたスキルと思考力で全ての問題を解決し、【執事】として再びフェテル家を王国一の名門に返り咲かせることにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 18:02:08
13948文字
会話率:58%
「底なし洞窟の大迷宮」。そこは膨大な資源が存在する大迷宮。人々は資源を求めてその迷宮に入っていた。そしてそんな迷宮に入る者たちを魔物から守る護衛として雇われていたクルムはある日、所属する迷宮組合の組合長であるアイク・トプによって解雇されてし
まう。新たな雇い主を探そうにも見つからず、途方に暮れていたクルムであったが、そこへ一人のロリが現れる。新たな雇い主――否、相棒と共にクルムは迷宮に入っていく。
一方その頃、有能な護衛であるクルムを腹いせに解雇にしてしまったトプの迷宮組合ではケガ人が増えていき……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-28 16:00:00
12289文字
会話率:39%
信用を失った有名ギルドのギルドマスター、サリエル・ボルザークが信用を取り戻し、失ったものを取り戻すおはなし
注意点
①ざまぁ返しはありません
②主人公は不殺思考
③対立はあります
④妻と復縁………可能性としてはあるかなぁ?
⑤妻以外のヒロ
イン・ハーレム展開あり、というよりこの世界では一夫多妻は当たり前折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-27 14:11:22
8755文字
会話率:73%
セーブ&ロードという唯一無二な魔法が使える冒険者の少年ラーク。
そんなラークは【デビルメイデン】というパーティーに所属していた。
ラークのお陰で【デビルメイデン】は僅か1年でSランクまで上り詰める。
パーティーメンバーの為日夜セーブ&ロー
ドという唯一無二の魔法でサポートしていた。
だがある日パーティーリーダーのバレッドから追放宣言を受ける。
その理由は何度やり直しても倒せないからという理不尽な理由だった。
「いくらやり直しても無駄なんだよ。お前よりもっと戦力になる魔導士見つけたから」
「え!? いやでも俺がいないと一回しか挑戦できないよ」
「同じ結果になるなら変わらねえんだよ。出ていけ無能が」
他のパーティーメンバーも全員納得してラークを追放する。
「俺のスキルなしでSランクは難しかったはずなのに」
そう呟きながらラークはパーティーから追放される。
そしてラークは同時に個性豊かな美少女達に勧誘を受け【ホワイトアリス】というパーティーに所属する。
そのパーティーは美少女しかいなく毎日冒険者としても男としても充実した生活だった。
一方バレッド率いる【デビルメイデン】はラークを失ったことで徐々に窮地に追い込まれていく。
そしてやがて最低Cランクへと落ちぶれていく。
慌てたバレッド達はラークに泣きながら土下座をして戻ってくるように嘆願するがもう時すでに遅し。
「いや俺今更戻る気ないから。知らん。頑張ってくれ」
ラークは【デビルメイデン】の懇願を無視して美少女達と楽しく冒険者ライフを送る。
これはラークが追放され【デビルメイデン】が落ちぶれていくのと同時にラークが無双し成り上がる冒険譚である。
※日間ランキングにランクインしました。
※週間ランキングにランクインしました
※月間ランキングにランクインしました
※タイトル変更しました。変更前はスキル『セーブ&ロード』でパーティーを最大限支援していた天才魔導士、何故か同じ場所からやり直しても無駄だと言われ追放処分を受ける~今更戻って来いと言われても困るんだが。だって俺今凄く楽しいし~
※カクヨム様、アルファポリス様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-21 20:41:13
260369文字
会話率:53%
A級クラン【黄金の槍】で雑用係として働く"エレン"は、日々の雑用をこなしながら、いつか伝説のS級冒険者になるという夢を見ていた。
そんなある日。エレンがいつものように雑用に汗を流していると、クランリーダーのバッカスから
「お前に払う給料が勿体ない」という理由でクランをクビになってしまう。
そんなエレンに追い討ちをかけるように、不幸は続く。
落ち込んで家に帰ると、幼馴染で魔法使いとして同じクランに入っていた恋人が、最近クランに入ったイケメン治癒士に寝取られていた。
更に更に、ショックで倒れたエレンは、ブラック企業で死ぬまで働かされ過労死したという前世の記憶を思い出してしまう。
三重苦で八方塞がりになったエレンは、最後の力を振り絞り、自らのクラン【ホワイトカンパニー】を立ち上げる。
しかし、募集に集まった者達は、【躁鬱】の清楚系と【無鉄砲】なギャル系美女コンビや、【嘘つき】後輩キャラなど、様々な理由で他のクランをクビになっていた追放者達だった。
それでもエレンは諦めず、前世の記憶で得た知識『PDCAサイクル』というものを使い【ホワイトカンパニー】を世界一のクランへと導いていく。
そして自身も、【雑用】ジョブを進化させていき、数々のスキルを獲得しながら、伝説のSランク冒険者の道を歩んでいくのだが――
※アルファ、カクヨムでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 23:55:03
97717文字
会話率:41%
それはちょっとした意趣返しのつもりだった
紫雲蓮司は長年幼馴染である鶴姫舞華に召使いのような扱いを受けていた。
社長令嬢である舞華と、その社員である親の格差をそのまま受け継ぎ、彼女の言葉に耐える日々
それに耐えられなくなった蓮司は絶縁を言
い渡すが、舞華は嫌だと縋りつき、挙句の果てに金で買収してくる始末
なけなしのプライドを刺激された蓮司は、そんな舞華にある言葉を返すのだった
―――幼馴染料金を払うなら今の関係を続けても構わない、と
そういえば、きっと愛想を尽かすと思っていた。離れていくと思っていた。
所詮金で繋がるだけの関係。これまでの年月とは相反する間柄になれば、彼女も変わると思ってた。
だけど、そうではなく
蓮司の意思に反して、舞華はその関係にのめりこんでいく。まるでホストならぬ『幼馴染狂い』のように―――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-15 18:30:29
27916文字
会話率:24%
自分の犯した罪を知る人が現れるも、決して救われない未来に絶望して、泣き続ける女の子のおはなし
最終更新:2020-09-05 19:25:07
12498文字
会話率:21%
好きだった幼馴染がもういないことに絶望して、ただ後悔し続ける女の子のおはなし
最終更新:2020-08-30 17:00:00
10777文字
会話率:18%
[なろう作品の読者を妄想してみた短編第6弾。] 半年前に婚約破棄された花音(27)は、あるウェブ短編小説を読み、白い猫を飼いたくて仕方ない。しかし、母親に即座に断られる。その母親もあるウェブ短編小説を読み、衝動を堪えていたが……?
*こちらの作品は、ξ˚⊿˚)ξ <ただのぎょー(Gyo¥0-)様作品の『悪役令嬢の異常な愛情 または私は如何にしてざまぁするのを止めてもふもふを愛するようになったか』と、間咲正樹様作品の『婚約破棄されそうになったけど「無理無理無理無理」って言い続けてたら押し切れた』のコラボ二次創作になります。二次創作ですが、ほぼ一次創作内容の短編です。原作のネタバレなし、単独でも読める短編になっておりますが、今回はすでにタイトルでわかる二次創作内容となっていますので、その点はご了承下さい。*この作品は「N2031GM」および「N8515GW」の二次創作です。両方の作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 20:22:54
6117文字
会話率:41%
「イマーク、お前を俺たちのSランク勇者パーティ、【神々の剣】から追放する。」
幼馴染からそんな言葉と僅かなお金を投げつけられて追い出された僕は酒場で酔いつぶれていた。
夢も希望も仲間も恋人も、人生の全てを失い、失意の中にいた。
そんな僕に
、怪しい背広姿の男が近づいてきて言う。
「失礼します、勇者パーティ追放系幼馴染寝取られタイプのイマーク様でお間違いないでしょうか?今の貴方にうってつけの商品があるのですが…」
困惑する僕を他所に、彼は懐から取り出した商品とやらを見せるのであった。
追放系主人公にしては珍しく特別な力を持っていない人のお話です。
終始周りの人間に振り回されていますが、死ぬほど(文字通り)修行します。
最近は追い出される人が多いようなので、こういう仕事の人が増えるような気がします。
仕事と言いつつ対価を受け取っていないような気もしますが気にしないでください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-11 15:45:19
8356文字
会話率:53%
勇者の持つ洗脳によって、強制的に勇者を好きになるように魅了状態にされた女性達。
彼女たちは大切な人たちや愛する人たちに対して、自分の意志関係なしに「取り返しのつかないこと」をしてしまい、故郷、恋人、そして絆を失ってしまう。
・
・・洗脳から解かれ、正気に戻ったとき。
彼女達は失ったものを取り戻そうとする。
「覆水盆に返らず」という言葉がある。
自分たちが洗脳されたと言っても「取り返しのつかないこと」をしてしまったという自覚はある。
それでも彼女達は、自分ではない自分が零してしまった水を「盆に戻そう」と行動する。
―その水は既に他のお盆に注がれている。
―その水を入れようとして、誤ってお盆に泥を入れてしまう。
―その水を入れるためのお盆に穴が開いている。
―その水は既に蒸発している。
勇者の洗脳によって壊れたものを取り戻し、傷ついた過去を乗り越える人達の物語。
※2020/12/17に本編完結しました。
お読みいただき本当にありがとうございます。
番外編をこれからゆっくりと投稿していこうと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 22:00:00
320181文字
会話率:35%