とある帝国に、同じ日に生まれた皇子さまと皇女さまの兄妹がおりました。皇子さまは皇女さまにそばにいてほしくて、彼女をどこにも行けないようにすることにしました。不自由な異母兄妹が自由になるまでの話。
魔法のiらんどにも公開しています。
最終更新:2022-01-23 08:00:00
10833文字
会話率:47%
縁・赤い糸は結ぶことができる。また切ることもできる。
それは誰によって? 神様、仏様、あるいは天使?
これはそんなお話の一つ。
高校生・瓜生由亀は特異な家系の影響か、縁・赤い糸を結び、切ることができるようになった。縁を結ぶ、切る、そ
の実行部隊は群類と呼ばれ、前者はテンシ、後者はアクマと呼ばれるなど、両陣営を知っていく中で、恣意的な活動を気に入らず邪魔するようになり、結切自在ミディウムと呼ばれるようになった。
年明け。同級生の燦空未果がとある神社に参拝の際、テンシのカツ、アクマのタテから赤い糸を狙われる。が、由亀が駆け付け事なきを得る。
恋にあこがれる未果は、由亀とかかわる中で赤い糸が結ばれ、切られる現場を目撃。さらには、友人の川岸めぐみの赤い糸が蔦に変わる現象にも直面する。そんな異常事態にも対処する由亀の前に、あふろでぃ~てを名乗る群類関係者が現れ、由亀につきまとうようになる。未果はあふろでぃ~てに不快感を催すが、その理由には無頓着だった。
由亀の知人で、神社近くにテナントを開く繭澄緑子からの助力もあって距離感が近づく由亀と未果。だが、関係性に進展のない未果を、焦れた川岸は占いに誘う。
占い後、未果はあの神社で、占い師・蕪木久仁雄と再会するが、どこか不気味さを感じて……。さらには由亀もカツもタテも駆け付ける事態が起こり、しかもあふでぃ~てまで現れて……。そのうえ、そこに……
蕪木とはいったい・・・・・・・
あふろでぃ~ての正体は?
赤い糸が蔦に変わってしまう現象の原因は……
由亀が事態収束のためにできることは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 14:00:00
101343文字
会話率:49%
「この小さな胃袋すら満たしてくれない狭量な輩なんて、食べさせる価値、なくない?」
金色の蔦の文様で彩られた剣を持つ黒髪で金色の瞳の少女が、幻想に生きる世界の獣を狩って食べるグルメファンタジー。恨まれたり殺されかけたり逆恨みされたり虐殺し
たりの限りを尽くしていますが、今日も元気に獣を狩っていきます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-09 18:10:56
103514文字
会話率:36%
午前3時過ぎ、あの喫茶店が始まる。
名前がない店主とうっかり巻き込まれてしまった「僕」の名前をめぐる物語。
最終更新:2021-09-06 12:05:45
5090文字
会話率:39%
リアナは聖女だが、世界樹の塔の最上階で暮らす引きこもり。必ず18歳で破滅する悪役令嬢に転生してしまったので引きこもってフラグ回避に賭けている。
「呪いの蔦がからまってる……」
ある日、塔から外を眺めていると、騎士団が遠征から帰ってきた。
しかし聖騎士ディオ様は、今まで見たことのない呪いに蝕まれていた。遠征では、いつも助けてくれるディオ様。
リアナは無理を承知で呪いの解除に挑戦するが、逆に呪いに蝕まれてしまう。
「必ず君を助けて見せる」
「たぶんこれも私の破滅フラグだと思うので、責任取ろうとしなくても?」
聖女と呼ばれる悪役令嬢が聖騎士からなぜか愛を囁かれ、溺愛されるところから物語が動き出す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 13:19:54
210328文字
会話率:44%
国一番の学術機関『叡智の塔』には、梟と蔦の紋章を持つ王子がいる。
魔道具修繕士の娘イシスは、魔道具の製作者になることが夢だった。製作者になるには魔導を学び、学士にならなければならない。だが女のイシスが学士になるには、身分や性別を問わない叡
智の塔が行う国内最難関の審査しか残されていなかった。イシスは五年に一度の審査を通過し史上初の平民出身として叡智の塔の学士見習いになることを許された。しかし辺境伯の後見とはいえ、平民の常識しか持たぬイシスは審査を通過した証である通知書を盗んだのではないかと疑われてしまう。慌てて逃げるイシスが駆け込んだ部屋には、ある学士がいた。
イシスは無事立派な魔道具士になれるのか。夢を追う少女と塔に篭る王子の恋愛ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-07 15:41:43
4255文字
会話率:41%
梨香ちゃんの通学路には蔦のお屋敷があり、そこで怖い目に遭いました。
(この作品は「カクヨム」でも掲載しています)
最終更新:2021-02-27 10:45:12
4887文字
会話率:33%
復讐者 石川蔦巳。
彼が人間を憎む魔王となる物語
最終更新:2021-01-17 18:56:46
2448文字
会話率:0%
生まれながらにして人の感情が読める目をもった成弥 數逸(なるや かずいち)は幼馴染の楠田 遥
(くすだ はる)、そして同じクラスの蔦川 帆乃花(つたがわ ほのか)の三人の悲しく、残酷な恋を繰り広げる。―
最終更新:2020-10-24 20:20:13
1342文字
会話率:26%
海に落ち、北の帝国の海岸に打ち上げられた少女は、一人生き残った亡国の王女であった。
帝国の皇族でありながら自由気ままに生きる皇子の胸には、旅先で見かけた、南の大国に捕われ寂しげに佇む少女の姿が焼き付いていた。
帰る場所もなく明るい未来を
描けない元王女と、どこまでも強気で前向きな皇子の物語。
*****
ご覧頂きありがとうございます。
架空の国を舞台としているため異世界としていますが、魔法などのファンタジー要素はありません。
全十三話。完結しました。m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
45627文字
会話率:47%
【 ゲームの農場スローライフで花から女子高生女神が咲く! 猫鶏は咆哮する! 】
◆あらすじ
ニートだった大神直人(おおがみ・なおと)は、VRMMOゲームの世界に没入していた。
だが、山へ行き、意識を失う。
すると、女神の代わりにニャートリ
ーという猫鶏(ねこにわとり)に出会う。
今まで、食事も自分で作らなかった大神だ。
過酷な状況で滅入った挙句、不遜な態度を取る。
水は古代遺跡の近くで井戸が得られた。
仕方なく開墾して畑を耕したら、女子高生女神が産まれて驚く。
櫻女(さくらめ)、菜七(なな)、紫陽花(あじさい)、百合愛(ゆりあ)、菊子(きくこ)、秋桜(しゅうおう)、水仙(すいせん)と四季折々に続く。
大神は、彼女らを蔬菜や小麦大臣等とし、農作業を手伝って貰おうと思った。
指示だけしていればいいと思ったら、大間違いで、ニャートリーにも働けと啼かれる。
ブンモモモさんのお乳など、幾つかのクエストを乗り越えた。
そこで、総括的なクエストとして、大神の誕生日を祝わなければならなくなった。
大神の好きなモンブランができてパーティーの時間になる。
所が、女神の中に魔女がいると言う。
混乱の中、大神は古代遺跡へと行く。
蔦の歌に電気でビリビリとなる入り口を恐れていると、ニャートリーが井戸に落ちる。
死んではだめだと思い、必死になる。
そこで、死について学び、大神は古代遺跡へと入って行く。
その先は、霊峰富士の上空であった。
神の命で、きざはしを伝って降りるプルヌスと言う天使がいた。
いずれは梅から産まれる予定だった。
大神と天使が話し合っているうちに、他の女子高生女神達も来る。
大神自身が死んでいるのかと思い、辛い別れをする。
その後、自宅へ帰ると家族の様子がおかしい。
妹を追って家を出ると、知った顔があった。
それは誰だろうか……。
☆
◆挿絵は、小説を書いたいすみ 静江が描いております。
◆この作品は、『カクヨム』様で『JKファーム花咲け☆でも恋は、だめだっ』のタイトルで連載されています。
特にラストがカクヨム版と異なっております。
◆続きをアップしております。
一日二回、8時、19時更新です。
◆よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-11 19:00:00
88490文字
会話率:32%
看板短編企画参加作品。
「今日も頑張らなくちゃね、お兄ちゃんが元に戻るようにね」
私は台所から出る。ここはおとぎの国。そして外に出る。振り向けば誰も来ない廃れてしまった、私の大切なの家。エメラルドの木漏れ日がきらきら、側に立つレバノ
ン杉にはウネウネと太い蔦が絡まり、甘い香りの薄紫色の房が、幾つも下がっているの。
「天地満ちる精霊達。あちらとこちらを繋ぎなさい」
呪文を唱える。幹に浮かび上がる入り口。異世界に繋がる扉をギイィと開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-08 21:21:14
2999文字
会話率:33%
エリスの物語。
愛する者は、別の女性に心を奪われていた。
どうしても愛しい人を手に入れる為、彼女は手段を選んでいられない。
※この作品は2020年の新作になります。
風月佳人シリーズの別視点で構成されています。
最終更新:2020-08-07 08:00:00
70782文字
会話率:60%
クラスではヤンキーっぽいことで通っているボッチの私――白粉京香は、ある日、一年先輩で生徒会長の木蔦菫に呪いをかけられた。美少女で成績が良くて、だけどオカルト研究会に所属している彼女はにっこりと笑って告げる。
「貴方のことを呪いました。女
の子とキスをしないと百日後に死にます。だから、私とキスをしましょう」
目を閉じて、いきなりキスを迫る彼女を避けながら、私は考えた。
――つまり、これって告白では?
美少女だし、言動が可愛いし、だんだんと悪い気がしなくなってきた私は、彼女にちゃんとした告白をさせたいと思い始める。だから、告白するように会話やシチュエーションをもっていくことにした。
だけど、肝心の先輩は照れてしまい、ちゃんとした告白をしてくれないのだ。
この物語は、呪いをかけられた私が先輩とキスをするまでの百日間の話。そして、告白させるまでの恋の攻防戦の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-15 09:42:27
26949文字
会話率:41%
挑戦中壁にぶつかったら、それを2本の道の造物主だと考えてみるのも良いかもね。
最終更新:2020-06-19 00:34:49
4170文字
会話率:9%
俺の住む町には奇妙な家がある。陽の光が入らないだろう程の全体が蔦植物で覆われたコンクリートの建物。表札には「Hedera」という文字があるが、住人を誰も見たことが無いという。気味が悪く誰も近づかないこの建物の前に、俺は立っている。聞いたのだ
、運命を解いてくれると。扉を開けると、一人の男が見えた。俺はとっさに合言葉を発する。男は部屋の奥の椅子を指差した。座った途端、抗えないような眠気に襲われたのだ。「目を開けた時、蔦はきっと解けてますよ。」最後に見えた男の瞳は、酷く優しいものだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 23:48:30
230文字
会話率:0%
大学を卒業する蔦川樹には就職先が決まっていなかった。面接で失敗を繰り返し焦る樹だったが卒業式当日の夜小包が届く。その中には市郊外を示す地図と殴り書きで書かれた「ここに来い。仕事がある。」の文字。差出人を知り樹は激しく動揺する。樹が高校を卒業
して数週間後に姿を消して行方不明となった父の名がそこには書かれていた。
過去に戻って社会の崩壊を防ぐタイムマシンサスペンス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-20 02:34:29
15008文字
会話率:18%
優秀な兄弟の中で卑屈になってしまった人魚のフィオ。
陸に行くなんて、全く考えもしなかったのに。
頬に蔦のような紋様がある魔法使いに、
無理矢理、緑の国リルへ送還される。
気がつけば
王子エミーオとその従者ヴィルクに拾われて、
お城で過ごす事
に。
自分の国へ無事に帰る方法が見付かるのか。
それとも緑の国にいることになるのか。
フィオの奮闘が始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-14 23:00:00
49300文字
会話率:29%
毎日がつまらないと感じていた川崎サキは、学校帰りに不思議な渦巻きを見つける。
気がつくと彼女は地球外生命体に拉致されていた。研究棟と言われる場所から逃亡を企てたディビに、ほとんど巻き込まれ状態で脱出することになったが、脱出した世界はサキの知
っている世界とどこかが違っている。
脱走先で出逢ったバングという青年と一緒に都市部に向かう、サキとディビはやがて不穏な影に監視されていると気がつく。
一方、研究棟でヒューマンの研究をしている人型の研究員はディビの逃亡を意図的に操っているのではないかと同僚に指摘された。サキとディブの身体に存在するDNAの変化に研究員は興味を持っていた。それはバングのいる世界には存在しないDNAであり、ディビとサキの存在でバングのいる世界が破滅してしまう恐れのあることが判ってしまう。しかし、二人と共にしていた時間が長いバングに、バングが持っていない感情が芽生え始めていた。それを危機と捉えた研究員はサキとディビを地球に戻そうとする。
日常に嫌気を差していたサキは、地球に帰りたくなかった。ディビは揺れ動く自分の「性」に困惑する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-16 15:00:00
77154文字
会話率:33%
物の記憶を読む事ができる磐田琥珀の相棒である道旗靖彦。彼には珍しく酔いつぶれたその夕方に、旧友が「例のもの」を持参で訪問してきた。
一方琥珀は一度は諦めた運転免許取得の為に四苦八苦している最中、旧友が持ち込んだ「例のもの」の記憶を読む依頼を
引き受ける。
その最中、道旗に好意を抱いている莉子と道旗が交通事故にあった。そんなことから、初めて琥珀は相棒不在のまま物の記憶読みをする。
そこで旧友の意外な生い立ちと道旗との関係を知ることになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-02 15:00:00
77012文字
会話率:35%
四年前仕事を辞めて、一人暮らしをしていた鹿島。幼なじみの山本議員の勧めで入居することになったシェアハウスは、黒百合館という豪邸だった。その黒百合館には不思議な入居人がいる。
主といえるべき、雄々しい直行83歳。その側近、井上。
若き頃の女優
。色恋の痴呆老人。その他もろもろ。
とりわけ、黒百合館には大きな庭があった。当館の主でもある直行はこの庭に尋常でない想いを抱いている。
庭師をしていた鹿島の依頼で、弟子の豊がこの庭の専属管理をまかされた。
モミジの深きこの庭には、不思議な思い出が眠っていて、豊と鹿島はその解かれていく秘密を知る事になる。
※じいさんばあさんばかりが出てくるお話ですが真面目なお話ではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-26 15:00:00
59372文字
会話率:38%
彼女はふわりと笑った。 「ねぇ、あたしがいなくなったらどうする?」 僕は少し黙ってから答えた。 「どこに行ったって見つけ出すさ、約束するよ。」 目の前に当たり前にいる君が居なくなるなんて、考えた事も無かった。 高校2年の夏、
彼女は 僕の前から突然いなくなった。 神社の森で行われてるという 山の神様の宴の話しを 僕に残して アリスに憧れる大きな黒猫。 キセルをふかす悪酔い舞妓。 能面つけたキチガイ花札師 蔦の絡まった樹木人間 唐笠被ったロン毛の骨董商 背の低い薬売りの毒舌少女 湿気が大好き霧人間 ―見つけ出すよ、約束を守る為に― ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ 痛くて美しい高校生活と 怪しくも温かい妖たちの不思議な話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-29 14:13:38
1478文字
会話率:23%