「唯一無二の力を手にした少年は、王の素質もつ少女と共に英雄への道を歩む」
報われない現実を生きていた少年シン。何の前触れもなく異世界へと導かれた彼は、いつの間にか手にしていた強大な力で世にも美しき孤独な王女ラスティアを救う。
今いる場所
が以前読んだ物語「エルダストリー」とよく似た世界であることを知り胸を高鳴らせるシンだったが、時代は混迷と戦乱の世へと突き進もうとしており、大いなる宿命を負うラスティアの前には過酷な試練が待ち受けていた。
どのような現実にも決然と立ち向かおうとするラスティアの姿に心惹かれていくシンは、自身のもつ唯一無二の力を駆使し彼女の力になろうとする。やがてシンは知ることになる。自分という存在がエルダストリーにおいて「絶対者」と呼ばれ畏怖される存在であることを。
果たして少年は、王の素質もつ少女と共に広大なエルダストリーの地で生きてゆくことができるのか。そしてエルダストリーとはいったい何か。なぜ少年は導かれたのか。謎が謎が呼ぶ、本格ヒロイックファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 21:39:44
482616文字
会話率:49%
不吉な見た目の所為で塔に囚われた王女。
ある日その王女をけむくじゃらの魔王が攫うのでした。
最終更新:2024-04-11 16:32:05
1404文字
会話率:68%
星術――、それは、星の位置やそれらが出ている場所などによって、未来が分かる術。そして、それは絶対に外れることがない。
その術によって守られた国、エトリセリア王国の末の王女であるエリカは、そんな星術を根本から覆すような力を持っていた。そのため
、エリカは国王に命じられ、王城の北に広がる森にある天文台に一人で暮らしていた。
しかし、エリカが天文台で暮らし始めた数年後、王国で反乱が起こる。その反乱は、王国の力でも抑えられず…。王城の騎士の少年、レオは、反乱軍が王城に到達する直前、エリカの姉で第二王女のジゼルから、エリカを王国の外へ逃がすよう頼まれ、王城の北の森へと向かう。二人は追手から逃れるため、隣国、フレイア国に向かうのだが…。
孤独な王女と、ある秘密を持つ騎士。そんな二人の、星術とその過去を巡る逃避行の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 17:40:45
152815文字
会話率:47%
とある国にとても優しく聡い王女が生まれました。
彼女は国に尽くし、誰よりも平和を願っていました。
けれど、生まれ持った才能は大きく、誰もが彼女に寄りかかり、期待し縛り付けてしまった。
彼女はそんな国が嫌いになりました。
誰も理解してくれな
い。
誰も自分のことを見れてくれない。
孤独を抱えて生きていきたくない。
だから孤独な王女は国を滅ぼすことにしたのです。
それはその顛末を記したものであり、
そして、とある国を悲劇に追いやった魔女の結末を描いたものである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-29 08:20:50
6325文字
会話率:38%
北方の大国・シールと刃を交える小国・ランドルの末子にして唯一の王女・リラン。戦火を逃れるために訪れた離宮で、孤独な王女はひとりの少年と出会う。
最終更新:2022-03-24 14:12:26
13250文字
会話率:35%
美しの狂王が殺された。
どこからかやって来て、狂気を振りまいて花のように散った、美しい女王の時代が終わった。
あの宰相の英断から、五年。
砂の国アル・ラベェを中心とした大陸南部が解放の余韻から覚めやらぬ中、遺された王女の成人が間
近に迫っていた。
旅芸人の一座に身をやつしたネスルは帰郷の途中、幼い「人魚」を拾う。
一方、孤独な王女ユマオは隻眼の「天使」と出会って……。
※完結まで執筆済み。第10回ネット小説大賞応募作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 00:00:00
132489文字
会話率:41%
「旦那さま、私が!私がきっと、お怨みお晴らし申し上げ……!!」
敬愛する主を失ったエデイラは、復讐を誓う。砂漠の真ん中の学園で、幽閉中の王女とともに──。
「これが普通だと思っていたんです。格闘訓練が日常的にあることも、薬品の知識があるこ
とも、麻薬の流通を管理し、闇で売りさばく者に制裁を与えるのも──だって、普通のメイドなんて、知らなかったから」
復讐を誓う奴隷出身のメイド、エデイラが、孤独な王女と結ぶ不器用な友情。男なのか女なのかさっぱりわからない学園長に見守られて、少女たちは少しだけ成長する。
「あの子は自分で気づけばいいんだよ。ひとりじゃ難しいことも、一緒ならできるって」
注意事項
・残酷描写・戦闘描写が一部あります。
・女の子同士がじれったいほどゆっくり結ぶ深い友情(百合描写はありません)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 08:00:00
103465文字
会話率:49%
『戦場の夜叉』
侵略戦争が泥沼化した時代、そう呼ばれる銀髪の青年がいた。人間離れした強さで、戦場を夜叉の如く駆け回る姿から、そう呼ばれるようになったのだ。
銀髪の青年は、愛する母国を守るために、平和を取り戻すために、戦い続けていた。
それなのにいま、青年の目の前には王に見捨てられ、戦場となった村が広がっている。
「俺は何のために――。」
銀髪から覗くエメラルドグリーンの瞳には絶望の色が滲んでいた。なぜ、見捨てられているのだろう。平和のために、見捨てても良い命などあるのだろうか。
銀髪の青年は剣を握りしめると、村へと駆け出した。自分の中で、見捨てても良い命は存在しない。だから、助けに行かねば。命令違反であろうと関係はない。罰せられる覚悟はできている。
でも、もう、疲れてしまった。
(もしも、無事にこの戦いを生き延びたら、国を出よう)
青年は百人を超える敵に一人で立ち向かいながら呟く。
数年後――…
国王を許せない。国を愛せない。
心に傷を負ってる青年はある女性と出会う。
「好きになりました!」
「…」
「私と結婚しましょう!!!」
「……」
世間知らずなお嬢様に振り回される銀髪の青年。
果たしてこれから二人はどうなっていくのか。
そしてお嬢様の正体とは?
※この小説は『カクヨム』でも掲載されています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-13 21:00:00
110419文字
会話率:38%
大学受験を間近に控えた春 光示(はる こうじ)は下校中、突然、謎の激痛に意識を失う。
目を覚ましてみると、そこは誰でも魔法が使える異世界であった。その世界の常識も、言葉すらもわからない光示は、何もわからぬまま奴隷に堕ちてしまう。
魔法
も、特別な能力もない光示は、元の世界に帰るために必死に努力するが、無情にも10年の月日が過ぎてしまい、最後には『死の国』にいる魔女を討て、という命令が与えられた。
討伐隊として編成された奴隷たちの中で、光示だけが『死の国』の中心にたどりつくことができた。
そこにいたのは、純真無垢で可憐な、そしてあまりにも孤独な王女であった。
これは、全てを殺してしまう王女と、誰よりも無能ゆえに唯一彼女の傍にいることができる奴隷の話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-12 20:44:20
32934文字
会話率:28%
海に落ち、北の帝国の海岸に打ち上げられた少女は、一人生き残った亡国の王女であった。
帝国の皇族でありながら自由気ままに生きる皇子の胸には、旅先で見かけた、南の大国に捕われ寂しげに佇む少女の姿が焼き付いていた。
帰る場所もなく明るい未来を
描けない元王女と、どこまでも強気で前向きな皇子の物語。
*****
ご覧頂きありがとうございます。
架空の国を舞台としているため異世界としていますが、魔法などのファンタジー要素はありません。
全十三話。完結しました。m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
45627文字
会話率:47%