新作VR型MMO『エレフセリア・アルカディア』の配達を心待ちにしていた、自称プロゲーマーの氷室政宗は届いた段ボールを早速開封する。
だが、その中には公式サイトで見たパッケージとは違う見た目のものが入っていた。
調べてみると、なんと、
抽選で10名にしか配られない特別版だった!
日頃上司にこき使われているから運が回ってきたかと思い、少しだけプレイしてみることに。
キャラ設定を済ませ、チュートリアルの区切りが良いところで、ひとまずログアウトを押そうとしたが反応しない。さらに、予約殺到なゲームのはずなのにログインしているプレイヤーが見当たらない。
...もしかして、これってゲームの世界に閉じ込められた??
キタコレ!!と喜んで早速チュートリアルを続けていくと、ユニークスキル『図鑑』を持っていることを知る。
その能力は、遭遇したモンスターの情報を見れるだけ!?
しかし、『図鑑』には隠された機能がある...それは、倒したモンスターを召喚できるということだ。
ん?てことは、魔王とかユニークモンスターとかも召喚できるってこと?そんなのプロゲーマーからしたらやるしかないじゃん!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 12:59:37
4156文字
会話率:42%
リンローズは聖女の力を持っている。シュナウト王子の婚約者として彼の魔力制御も行っている。
だがある時父のくれたワインをシュナウト殿下に飲ませると殿下は死んだ。リンローズは王子殺しの罪びととして毒を飲んで処刑された。
だがなぜか半年前に死
に戻った。今度こそ無実での断罪を避けようと決心する。
そもそもシュナウト王子は平民との間に出来た子供で孤児院育ちだが他に王の次期国王になれるものがいないので王子になったのだった。そのシュナウトの婚約者がリンローズだ。
リンローズの母は現在の国王代理のロンドスキーの娘で父は前国王の弟。リンローズの父は無理やり王命で母と結婚した。それなのでリンローズは生れた時から父は冷たかった。それに愛人と子供もいた。
ロンドスキーは国王が亡くなった後王子の後継人となりそのまま王子の病弱を理由に国王代理になった。せっかく国王になれると喜んでいるとシュナウトの存在がわかったのだ。そのため何としてもリンローズと結婚させてその子供を王にしたいと思っている。
そして死に戻ったリンローズには前世の記憶がありここが前世で読んだ持ち込まれた小説の世界だと知る。なので知らなかった新たな事実が次々と分かる。
そして毒を飲んで死んだシュナウトも死に戻っていた。ふたりの運命は前世とは少しずつ変わって行くことになる。
すべて妄想の世界です。異世界風。誤字脱字はするりと流していただけると助かります。拙い話ですがどうかよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 06:16:34
172846文字
会話率:36%
王太子妃の侍女をしているリドリアは、21歳。両親を亡くして以降、将来伯爵位を継ぐ弟を育てるためにいまだ未婚で、婚約相手もいない。
リドリア的には未婚でもなんら問題ないが、世間の目は冷たい。
肩身の狭い日々を暮らしていたリドリアのところに
ある日恋文が。
つい喜んで約束の場所に行ったものの、それはリドリアに敵意を持つ王女の侍女たちのいたずらだった。
公衆の面前で恥をかかされるところを救ったのは、アレックスという侯爵の息子。
彼も結婚について悩んでおり、リドリアに「偽装結婚」をもちかけたのだけど……。
※全部で12万字ほどの長編です。カクヨムでも同タイトルで公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-02 04:28:27
138353文字
会話率:42%
トリップしたけれど、手元にあるのは数字だけで、お金が無さすぎてまずはお金が必要だった。
ステータスを編集して改変することが可能なことが分かったので、奴隷を購入して奴隷のスタータスを操れば自ら動かなくてもいいと考えた。
奴隷達も自分たちが強く
なったと喜んでいる。
悠々自適に暮らせると思ったが、いまさら彼らが強いと知り始めた強欲な他人や関係者が寄越せ寄越せと煩く言うようになってきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-01 05:40:00
5081文字
会話率:18%
猫姫ことキャトラ。
鼠王子マウスティン。
キャトラはマウスティンの婚約者。
だが王子は恋人を横に連れて婚約をなしにしたいとパーティ内で声高に叫ばれた。
喜んでと姫は了承。
護衛と全てを終わらせる。
王子の恋人にあることを伝える。
鼠の因子、
遺伝子が強い先祖返りをしている王子にはある問題があった。
お礼を言いたいわと二人して話し合う。
そうして無関係になった彼女達はその後に起こる出来事を面白おかしく眺める。
羊の護衛と破滅を見届ける。
猫姫が婚約者であることは鼠王子にとっては命綱だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 06:00:00
5140文字
会話率:30%
「おはようございます。先日勇者から助けて頂いた聖剣です」
そう言って我が家にやって来たのは剣だった。
美少女の姿もしていない本当に剣。自称聖剣。
「お礼に採れたてホヤホヤの魔王を狩ってきました」
「狩ってくるな!」
未熟な勇者に引き抜
かれずに済んだという聖剣が俺への恩返しと言ってトンデモナイ物ばかり持ち込んでくる。
「新鮮なカイザードラゴンのステーキですよ」
「だから扱いに困るもん持ってくんな!」
「しょうがありませんねぇ。裏の畑に埋めておきます」
「人の畑を危険物処理場にするなーっ!」
気が付けば魔王とドラゴンを埋めらえた畑はこれまたトンデモナイ魔境と化し、更に聖剣の引き起こした騒動は新たな騒動を引き起こす。
「なかなか貴方に喜んでもらえるお礼が出来ませんねぇ」
「お礼なんて良いから帰ってくれー!」
これはどこにでもいる一般人が、反抗期真っ盛りの聖剣に恩返しの名目で居つかれてしまう物語。
果たして彼の平穏な生活は帰ってくるのだろうか。
こちらの作品はカクヨムでも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 07:00:00
50442文字
会話率:61%
伯爵の庶子であるルイーズは、弟とのんびり田舎で暮らしていた。ある時、伯爵と跡取りが立て続けに急逝し、亡き母をかつて田舎へ遠ざけた伯爵夫人も実家に帰ってしまった。
焦った伯爵家の人々はルイーズの弟を次期当主にしようと、二人を王都に呼び寄せる。
凛々しい若者を見て人々が喜んでいると、「弟は貴方がたの道具ではありませんよ」と冷然と言い放たれた。男にしか見えない若者こそが姉のルイーズだと知った全員の頭は、真っ白になった。
そんな規格外の令嬢にたびたび頭を抱えることになった親戚たちよりも、はるかに被害をこうむったのは、稀にみる美貌で知られる王太子である。
風変わりな伯爵令嬢と、彼女にうっかり惚れてしまって大苦戦する王太子の恋のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 07:00:00
46013文字
会話率:47%
錬金術師を目指す主人公キャルは、卒業試験の魔剣探しに成功した。
キャルは、戦闘力皆無。おまけに錬金術師は非戦闘職なため、素材採取は人頼み。
ポンコツな上に極度のコミュ障で人と話せないキャルは、途方に暮れていた。
意思疎通できる魔剣
【レーヴァテイン】も、「実験用・訓練用」のサンプル品だった。
しかしレーヴァテインには、どれだけの実験や創意工夫にも対応できる頑丈さがあった。
キャルは魔剣から身体強化をしてもらい、戦闘技術も学ぶ。
魔剣の方も自身のタフさを活かして、最強の魔剣へと進化していく。
キャルは剣にレベッカ(レーヴァテイン・レプリカ)と名付け、大切に育成することにした。
クラスの代表生徒で姫君であるクレアも、主人公に一目置く。
彼女は伝説の聖剣を
「人の作ったもので喜んでいては、一人前になれない」
と、へし折った。
自分だけの聖剣を自力で作ることこそ、クレアの目的だったのである。
その過程で、着実に自身の持つ夢に無自覚で一歩ずつ近づいているキャルに興味を持つ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 22:10:00
214903文字
会話率:45%
私、ソフィア・アンブレラはこの世界が乙女ゲームの世界である事、自分がその作品の悪役令嬢に転生した高校生であった事を、花瓶に活けられた花を見て思い出した。
沢山の乙女達を萌えと涙で悶えさせた実績のあるシナリオライター、豪華声優陣、有名イラ
ストレーター、ゲーマーならだれもが知ってる作曲家にボーカリスト。それら全てを終結させて日本中の乙女をトキメキの嵐に放り込む! と企画の段階で大々的に宣伝されていた「ソルファンタジア」。
数々の実力派スタッフによって作り上げられ、発売後は乙女ゲーマーから賞賛の嵐となるはずだった。途中で制作会社が倒産しなければ。
そんな世界の空気悪役令嬢になって、推しの攻略不可魔王様と幸せになるお話。
毎日お昼12時更新、完結保証。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 12:00:00
50445文字
会話率:52%
オカルト研究同好会に所属する『黒我好(くろが このみ)』は怪しい儀式を執り行っている最中に事故により命を落とす。
次に目が覚めると白い空間におり、そこには一柱の神がいた。
「君、面白いね。 僕が管理する世界に来ないか?」
「魔女になれるなら
喜んで♪」
好は魔法のない異世界に転生することになった。
魔女になるべく奮闘する好だが、傷を負った王子を助けたことで聖女と間違われてしまう。
はたして好は立派な魔女になれるのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-24 07:30:00
9418文字
会話率:46%
「セアル! お前との婚約を破棄する!!」
卒業パーティーの席で『龍』の末裔であるドラグガード公爵令嬢『セアル』はゴバッド王国王太子『カシューヤッツ』から突然の婚約破棄並びに国外追放を言い渡された。
承諾した『セアル』は会場を出たところで遠国
セラフィークス皇国皇太子『セリュウ』に呼び止められる。
「セアル、君を愛しています。 僕と結婚してください」
「わたくしでよければ喜んで」
『セアル』は『セリュウ』の手を取ると遠国セラフィークス皇国へと旅立ちました。
一方、思い通りに事が進んだことを喜ぶ『カシューヤッツ』。
だが、彼は知らなかった。
『セアル』がゴバッド王国を見限ったことでこれから起きる悲劇を・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 17:50:00
9482文字
会話率:47%
……まじ?この人、善意で注意してたってこと?あの言い方で!?いやいやいや、踏まれたことを責め立てたようにしか聞こえなかったよ!?叱り方下手すぎでしょ!
「でもこんなだから、よく煙たがられますの。あまり私の近くにいない方がよろしいですわ。
周りからどう観られてるか、分かったものじゃありませんから」
それはこっちの台詞なんですが……。
ん?まてよ?…………これだ!
「あのー……」
「何かしら?そろそろ初日説明が始まりますわよ」
「もしよろしければ、アレクサンドリーヌ様の今後のご指導について、私にマネージメントさせて頂いてもよろしいですか?」
「……え?」
「私、感動しました。他人のためにそこまで叱れる人がいるだなんて」
「え、ちょ……ご指導だなんてーー」
「是非、協力させてください。なんなら子分や手下、いやいやいっそ取り巻きの一人にしてもらっても構いませんので」
「子分……!?て、手下って、何言ってるか分かってますの……!?」
ここに、あったじゃないか。ストレス発散になって、親も納得出来て、かつ卒業後も不利にならないような趣味が。
ずばり……悪役令嬢のマネージメントだ!この人と協力して、不良貴族を正し、怠けた連中を公然と叩きのめす!先生からの評価も上がるし、卒業後のアピールポイントにもなるし、何より溜め込んだストレスの発散になる!
しかし、私はまだ知らなかった。この素晴らしい考えが、後の悲劇と鳥肌を生むことを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 07:00:00
16159文字
会話率:56%
病弱な妹は昔から私のモノを欲しがった。それが物でも、人でも、形ないものでも。だから、この結末は予想できていたのだ。私のお見合い相手の腕に抱かれた妹。彼は私ではなく、妹を選んだのだという。
妹は「お姉様。こんな結果になってしまって……本当にご
めんなさい」と言った。優越感を滲ませながら。
この場にいる皆は二人の婚姻を喜んでいる。ただ一人を除いて。
※設定はふわふわ。
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※誤字脱字報告歓迎。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 18:17:33
10545文字
会話率:51%
鬼やら、悪魔やら、魔王やらの2つ名を持つ宰相。そんな彼にも1人だけ苦手な人物がいた。
現国王アドニスの娘ロベリア。
直属の部下でさえヴィクターと距離をとろうとする中、何故かロベリアは幼少期からヴィクターに懐いていた。
ヴィクターがどんなに無
表情で接しようとも、泣くことも怯えることも無く、むしろ笑顔で抱っこを迫ってくる強者。
そんな彼女がとうとう公爵家の男と結婚する。少々センチメンタルになっていたヴィクターの元を訪れたロベリアは開口1番で衝撃の一言を告げた。
「私、婚約破棄しましたの!」
何故かその後からロベリアはヴィクターに結婚を迫ってくる。
ロベリアがどういうつもりかは分からないが、その申し出に答えるつもりはない……はずだったのだが。
短編の筈が少々長くなってしまったので5話程度に分けて投稿予定。
注意事項
・あまり深く考えずさらっと読んでいただければ幸いです
・感想・レビューは閉じています。読んでいただけるだけで感謝です。
ブクマ・評価……作者はこっそり泣いて喜んでます。
・尚、カクヨムで同様の内容を掲載中。(同時連載予定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 21:00:00
20136文字
会話率:40%
ジュンメウキ王国の公爵令嬢シシラ・アリゲイタは毎日が忙しかった。来る日も来る日も聖女の妹アビス・アリゲイタの尻拭いを強いられてきたのだ。勉強も魔術も課題の提出は全て代わりに片付けて、聖女の仕事をサボったときのフォローもこなすなど、面倒事は全
てシシラに回ってくる。公爵家の両親に訴えても、「お前は公爵家のために妹を支える立場だ」と聞き入れて貰えない。シシラの心は疲弊していくばかり。
だからこそ、浮気性な婚約者の王子が学園で「聖女こそ婚約者にふさわしい!」として婚約破棄を宣言したとき、シシラは喜んで受け入れた。無論、冤罪を着せて国外追放されることすらも。
※初の聖女系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 00:00:00
11906文字
会話率:66%
伯爵令嬢アスーナ・ブラアランは、自己中心的で精神年齢が低くて底意地の悪いカリブラ・ゲムデス侯爵令息と婚約していた。婚約してからアスーナは、カリブラに振り回され続けて心労が絶えない。
しかし、とあるパーティーの最中でカリブラが婚約破棄を突き
つけた。その理由はアスーナの妹ソルティアと仲良くなったという理由らしい。
そこでアスーナは自由になったと思い喜んで婚約破棄を受け入れた。その後すぐにハラド・グラファイト公爵令息に求婚されて、婚約を受け入れることとなる。
だが、二人のもとにカリブラとソルティアがやってきて「婚約破棄はドッキリ」だと口にするのであった。
無神経なカリブラとソルティアにアスーナは本気で心を鬼にした。
「私の方から貴方に婚約破棄をさせていただきます」
結局、アスーナはカリブラと婚約破棄して新たにハラドと婚約することになった。
新たな婚約者と共に歩むことになったアスーナ。その一方でカリブラは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 19:00:00
86897文字
会話率:63%
夜会で婚約破棄されたノエル・ララシーヌは涙でなく笑顔をこぼして…
最終更新:2025-04-16 16:48:27
2440文字
会話率:42%
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをし
ようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 22:14:12
80828文字
会話率:48%
【忘れるな、憎い君と結婚するのは亡き妻の遺言だということを】
男爵家令嬢、ジェニファーは薄幸な少女だった。両親を早くに亡くし、意地悪な叔母と叔父に育てられた彼女には忘れられない初恋があった。それは少女時代、病弱な従姉妹の話し相手として滞
在した避暑地で偶然出会った少年。年が近かった2人は頻繁に会っては楽しい日々を過ごしているうちに、ジェニファーは少年に好意を抱くようになっていった。
少年に恋したジェニファーは今の生活が長く続くことを祈った。
けれど従姉妹の体調が悪化し、遠くの病院に入院することになり、ジェニファーの役目は終わった。
少年に別れを告げる事もできずに、元の生活に戻ることになってしまったのだ。
それから十数年の時が流れ、音信不通になっていた従姉妹が自分のの初恋の男性と結婚したことを知る。その事実にショックを受けたものの、ジェニファーは2人の結婚を心から祝うことにした。
その2年後、従姉妹は病で亡くなってしまう。それから1年の歳月が流れ、突然彼から求婚状が届けられた。ずっと彼のことが忘れられなかったジェニファーは、喜んで後妻に入ることにしたのだが……。
そこには残酷な現実が待っていた――
※ 他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-07 19:18:25
359009文字
会話率:54%
【もう私は必要ありませんよね?】
私には2人の幼なじみがいる。一人は美しくて親切な伯爵令嬢。もう一人は笑顔が素敵で穏やかな伯爵令息。
その一方、私は貴族とは名ばかりのしがない男爵家出身だった。けれど2人は身分差に関係なく私に優しく接してく
れるとても大切な存在であり、私は密かに彼に恋していた。
ある日のこと。病弱だった父が亡くなり、家を手放さなければならない自体に陥る。幼い弟は親族に引き取られることになったが、私は住む場所を失ってしまう。
そんな矢先、幼なじみの彼に「一生、面倒をみてあげるから家においで」と声をかけられた。まるで夢のような誘いに、私は喜んで彼の元へ身を寄せることになったのだが――
※ 他サイトでも投稿中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 17:44:50
153091文字
会話率:49%
「ヘレンティーヌ。喜んでくれ。子が出来たんだ。愛しいアリーネに。これで跡継ぎは安泰だ」
ヘレンティーヌは驚いた。
そう言ってきた男は夫のハリストだ。
ハリストはヘレンティーナの家に来た婿である。
元々、頭が残念だとは思っていたが、さすがに
ヘレンティーヌはあいそがつきてハリストに離縁を言い渡すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 12:51:39
3050文字
会話率:44%
ドルク王太子はフィレイリア・アルドス公爵令嬢に婚約破棄を宣言する。
「私はお前のような女を愛するつもりはない。したがってここに婚約破棄を宣言させてもらう」
「まぁ、王太子殿下。婚約破棄でございますか?わたくしと致しましては、喜んで承らせて頂
きますわ」
その途端、ドルク王太子の隣にいたメラニーという女性が喉をかきむしり苦しみだした。
魔法が発動したのだ。
フィレイリアは恐ろしい魔法を持つ令嬢だった。
そんなフィレイリアとドルク王太子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-14 14:35:48
5271文字
会話率:31%
メリリアはガディス・アルド公爵令息である騎士団長に惚れているが、彼は姉、ユリーヌの婚約者だ。
ユリーヌはガディスを気に入らないのか、彼に対する態度はそっけない。
何で次女に生まれたのか…自分が長女なら愛しいガディスと婚約できたのに。そう思っ
ていたら、疎ましく思われた姉に叔母の家に行くように言われた。
叔母の家で悶々と過ごしていたら、姉が浮気したという。これはチャンスっ。急ぎ家に戻るメリリア。メリリアは、想いを叶える事が出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 16:03:04
5876文字
会話率:39%
女装男子が自宅前の元・女子高に通うけど男ひとりでいろいろ大変!
玄関開けたら5秒で女子校。
道路を挟んで家の前にある元・女子高。
今年から共学になったと喜んで受験して合格できたはよかったが。
受かった男子はオレひとり。
しかも男
子用の制服は用意されてないからスカートで通え、と。
さらに校則が女子校時代のままで下着も女性用。
おまけに男子に慣れない女子先輩三人とロリ先生から、女らしくなるための指導を受ける?
母ちゃんまでノリノリでオレを女らしくしようと画策してくるし。
オレ、どうなっちゃうの?
【カクヨムからの転載です】
【各話、比較的短め(1000~2000弱程度)です】
【スマホ読み推奨】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-09 17:00:00
477681文字
会話率:30%
「猫耳美少女爆誕ニャン!! とか言ったりして!!!」
……酒瓶に映っている自分と目が合ってしまった。そこには片足を上げ、両手で猫ポーズをキメている中身アラサーの猫人がいたんだ。
恐竜を変身させるスキルを与えられた、アラサー呑兵衛猫耳美
少女の八白亜紀(やしろあき)。戦闘力ミジンコだけど、度胸とハッタリは超一流!
闘う相手は、異世界から転移してくる魔王軍。転生勇者が強いから、人類が産まれる前に行って地球を占領しようというセコイ作戦だ。
パワハラからヒッキーになってしまった主人公が、新天地(?)の地球で、天真爛漫な恐竜少女達を通して成長してゆく。
ジュラシックカーストNo.1のティラノや、もふもふ可愛いサーベルタイガーの子。様々な能力を持った恐竜娘達と、人類存亡をかけた戦いに挑む物語。
©猫鰯2022-2023 All rights reserved 企画立案:TEAM鰯
ジュラシック・テイル表紙→https://syosetu.com/userblogmanage/view/blogkey/3163370/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-08 20:11:45
398027文字
会話率:42%
乙女ゲームの主人公に転生したと喜んでいる男爵令嬢に仕えるメイドが振り回されるお話
最終更新:2025-04-01 00:00:00
17738文字
会話率:48%
*Pixivで重複投稿をしています*
魔王倒したら世界がなくなってしまう??? 異世界に転生した二人、斎藤ひなたと林健一はとある事実を知ってしまう。魔王を倒すと世界がなくなってしまうのである。だがそうとなれば取る行動はただ一つ ― 全力で魔
王討伐を回避する!
斎藤ひなた ― 今までの世界が嫌いだった男子高校生。転生するときに同級生、林健一のイタズラ?で美少女に転生させられてしまう。
林健一 ― ひなたの同級生。明るい性格で、異世界に転生できたことを喜んでいる。頭脳派では無い。
この物語はフィクションです。実際の団体、人物などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 23:38:46
82091文字
会話率:43%
遊馬鏡花は、遊馬家は長女の鏡花と堂上家の三男・慶の婿入りを数日後に控えていた。華族・三國家の分家である遊馬家と、貴族院でも大きな発言権を持つ堂上家と結びつきが強くなることを遊馬家の人間は喜んでいた。堂上慶は華族の間でも有名な色男で鏡花と
の顔合わせも順調だった。
両親は姉の鏡花には厳しく、美しい妹には甘い教育をしておりその格差に鏡花は感情を失っていたが結婚して離れに住むことで少しは待遇がマシになるのではないかと希望を抱いていた。
ある日、妹である遊馬すみれに「お姉さまと一緒に思い出の景色を見たい」と誘い出された鏡花は山の中に置き去りにされてしまう。すみれと堂上慶は恋仲になっており、邪魔者だった鏡花を消そうとしていたのだった。狼や熊も住む山の中に置き去りにされた鏡花は絶望の中、山中を彷徨っているととある人物に声をかけられ救出される。
鏡花を助け出したのは大きな黒い耳と尻尾を持つ不可思議な男で、彼は山中の大きくて豪勢な屋敷に住んでいた。冷たい見たい目とは裏腹に人懐っこく犬のような性格の彼は「虎尾伊吹」と名乗り、彼が五大華族で妖の血を引く「虎尾家」の当主であることを鏡花は知る。伊吹は山で拾った鏡花を気に入り、連れ出すようになる。
虎尾家で花嫁修行をしながら幸せに過ごしていた鏡花の噂を聞きつけた遊馬家の人間が鏡花を取り戻そうとやってきて……。
捨てられ令嬢が、妖公爵と幸せへとひたむきに走っていく、大正ロマン恋愛ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-30 12:10:00
66941文字
会話率:64%