伯爵令嬢のユフィリアは、我儘な妹を溺愛する家族と浮気性でいい加減な婚約者を持ち憂鬱な日々を送っていた。学園を卒業後はそんなダメ婚約者との結婚が控えているので、自立できるよう資格を取得しつつ将来に備えていた。
そんなある日、隣国ゼイングロウか
ら貴人が人探しをしているらしい。なんでも『番探し』ではないかと聞くが、婚約者のいるユフィリアには関係ないはず――そう思っていたらある夜、怪我をした小さな梟を保護して治療したが一夜にして姿を消してしまう。
それから唐突に王宮に呼び出され、見覚えのない絶世の美丈夫ヨルハがユフィリアの前に現れる。
蔓の恩返しならぬ、梟の恩返し? それとも行き過ぎた恋煩い? 番を溺愛が止まらない梟の王とちょっと不器用な心を持つ完璧淑女のラブストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 21:30:00
272845文字
会話率:21%
子爵令嬢、シェリー・アルカスは、これまで2つ年下の我儘な妹、レベッカに何でも譲ってきた。物は勿論、メイド、友人すらも。
けれど、婚約者の伯爵令息、リアム・ミリオンだけは絶対に譲れない。彼を強引に奪おうとする妹。そして、レベッカとリアムが彼の
邸で抱き合っているところを目撃してしまう。結局、リアムも妹に奪われてしまうのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 23:24:44
3215文字
会話率:41%
気が付くと物語の世界に転生していました。
ただし、「姉の物を何でも欲しがり奪って行く我儘な妹」としてです。
悪役な妹として悲惨な末路を避けるため、我儘を止めることにしたのですが……
最終更新:2024-08-05 12:00:00
4067文字
会話率:12%
伯爵令嬢アスーナ・ブラアランは、自己中心的で精神年齢が低くて底意地の悪いカリブラ・ゲムデス侯爵令息と婚約していた。婚約してからアスーナは、カリブラに振り回され続けて心労が絶えない。
しかし、とあるパーティーの最中でカリブラが婚約破棄を突き
つけた。その理由はアスーナの妹ソルティアと仲良くなったという理由らしい。
そこでアスーナは自由になったと思い喜んで婚約破棄を受け入れた。その後すぐにハラド・グラファイト公爵令息に求婚されて、婚約を受け入れることとなる。
だが、二人のもとにカリブラとソルティアがやってきて「婚約破棄はドッキリ」だと口にするのであった。
無神経なカリブラとソルティアにアスーナは本気で心を鬼にした。
「私の方から貴方に婚約破棄をさせていただきます」
結局、アスーナはカリブラと婚約破棄して新たにハラドと婚約することになった。
新たな婚約者と共に歩むことになったアスーナ。その一方でカリブラは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 19:00:00
86897文字
会話率:63%
エメルダは、毎日クタクタだった。公爵令嬢として恵まれた日々を送っていたはずが、王宮で姉アリスティーヌを貶めた罪により、平民として生きる事になったのだ。婚約者であり結婚した夫は働かず、お金の無心をするばかり。どうしてこうなった?なんでこんな不
幸な目に…そんなエメルダが姉の結婚を素直に祝えるようになり、仕事に生きがいを感じて立ち直るまで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 13:39:26
6488文字
会話率:31%
妹に奪われっぱなしのスカーレットが幸せになれない話
最終更新:2021-05-01 23:06:53
793文字
会話率:39%
「ねえ、お姉様。カルロス様を私に譲ってくださらない?」
我儘な妹は、いつだってそうだった。
私のものは何でも欲しがり、そして病弱ゆえに両親から甘やかされ、私は我慢を強いられる。
それがいつものお決まりだった。
そして今回妹が欲しがったのは
、公爵家嫡男でもあるカルロスの婚約者としての立場。
しかも、既に内々で話を通してあったのか、両親は言わずもがな、婚約者であるカルロスも私の生家と縁を結べるなら元々どちらでも構わなかったからと言って庇護欲誘われる妹の婚約者にあっさり鞍替え。
そんな出来事を、一年前に卒業した王立学院で出来た親友に手紙で愚痴として打ち明けると、
「なら、お前は俺が貰ってもいいよな」
なんて奇想天外過ぎる返事が戻ってきたというお話。
実は私の親友が身分を隠して学院に通っていた隣国の王子だったとか知らないから……!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 08:00:00
35805文字
会話率:30%
姉のものを欲しがる妹と婚約者まで渡す姉の話
舞台はなろう風中世? ヨーロッパです
最終更新:2021-03-02 20:00:00
2830文字
会話率:50%
親の勧めでお見合い結婚した相手は、爽やかなイケメン青年。そんな彼と幸せな家庭を築くはずが……。美人で我儘な妹と夫はいつの間にか愛し合っていた。二人の裏切りに耐えきれず、ひとり自宅でアルコールに溺れる。妹を溺愛する両親。家族と絶縁し、場末の酒
場で生活のために働く私は人生を諦め自暴自棄となっていた。そんなある日、忘れ去ったはずの初恋の人とばったり再会し私の中の悪魔が目覚める。残された人生をかけ、私の復讐が始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-05 20:00:00
1701文字
会話率:42%