文明が滅んだ後も幾久しく年は経り……数千年か数万年後の未来。わずかに地表に顔を出した古代遺跡を研究する老人が電力の復旧に成功する。その数日後、突然現れた少女は20年前に亡くした娘にそっくりで……
最終更新:2021-10-17 20:17:20
12108文字
会話率:51%
冒険者ギルドの受付嬢だったプランタニエは、不正を見つけギルマスに報告した。
だが、黒髪のため周囲から浮いていた彼女は、逆に、横領の罪を着せられ、ギルドをクビになってしまう。
そのうえ、横領した金の弁済として借金奴隷に落とされることになってし
まった。
檻に入れられ、王都に売り飛ばされる彼女だったが、途中で護送馬車が魔獣に襲われ、彼女は一人檻の中に取り残されてしまった。
檻から出られず困っていると、彼女の前に黒髪の青年が現れる。
その青年は、彼女が子供の頃よく見ていた夢の中の「学園」に登場する人物とそっくりな、日本から転移して来た久千勝(クゼンマサル)だった。
彼女は青年の助けで逃亡し、ミハルと名前を変え、青年をマーサルと呼び、共に冒険者生活を送ることになる。
そして、彼女はまた、久しく見ることがなかった「学園」の夢を見るようになっていく。
一方、舞台裏では、彼女とは関係なしに、様々な人の思いが交錯していた。
カクヨムにて、第一部完結済み。
見直し、訂正を行いつつ、小説家になろう、ノベルアップ+、Novelism、ノベルバ、に連載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 19:18:06
112431文字
会話率:56%
202X年度、P大学は星間開発学部を月へと移転させ、加えて地下キャンパス群の再編成を行う計画であります。
大気圏外活動に参加する学生は数多く、今回、月面キャンパスへと移転する星間開発学部生も例外ではありません。
<主な登場人物&g
t;
「僕」・・・名前はツヨシ。太陽を盗もうと原付で家出の計画を立てたが・・・?
親父・・・「僕」の父親。異様な暖色の海に流されていたが五年ぶりに息子と再会する。
おふくろ・・・「僕」の母親で病院勤務。ミャンマー人と蒸発した極左で重度のアニオタ。
ドキドキパパ・・・珈琲を楽しむ謎の男性。息子がいるが久しく会っていない
タカオカレン・・・夜な夜な意識なく殺人を繰り返す夢遊病患者。手口は肘での撲殺。
大森満・・・杉山モノと名乗るタカオカの共犯者。人事担当のミャンマー人。
「私」・・・洞窟に詰まり動けないこと以外、場所も時代も、生物かどうかすら不明。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 21:40:01
5711文字
会話率:18%
「退屈だ」
週末の午後四時、六畳一間のワンルームの真ん中で仰向けになりながら男は呟いた。
彼には何もやることが無い、いや、正確には何もできなかった。一年と数ヶ月前に仕事をクビになり、それ以降は定職につかないでいたうえ、蓄えをほとんどパチ
ンコに溶かしてしまった。アパートの家賃は久しく払っていない。親や友人を頼れず、彼はもう呼吸を繰り返すことしかできなかったのであった。金が無い人間にできることは限られている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 05:13:01
3775文字
会話率:7%
ここは昔に異世界へと旅立った日本がある世界。平和が保たれた世界で万国の人々は精神も物質も豊かに暮らしている。しかしこの世界で久しく争いの種が育まれ始めている。果たしてこの先日本は生き残ることができるのか?
そして北方にて唐突に観測された
謎の家のある存在のありえないサンゴ礁の孤島。発信源不明の多くの電波。その交わりは一体何を生むのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-22 15:41:22
16001文字
会話率:44%
古の愛の女神が自らの祭司に定めたのは、
故郷を追放された漂流の神。
異郷の神の名は遠い昔に忘れられて久しくもうそれを知る者は無い。
やがて彼は位無きひとりの巫女と心を通わすことになる。
黒の森の奥深く伝承の彼方に消えた儚い物語。
隠し要素と
しては別シリーズの「夢読姫綺譚」との関連性も少しあるので興味があれば合わせてお読みください。本作は夢読姫綺譚番外編エピソードゼロに当たる位置付けでもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-25 04:39:49
5002文字
会話率:11%
さる名家の美少女編入生を前にしてレンは気づいた。突然異世界からやってきてイケメン逆ハーレム(ふたりしかいないが)を築いている平凡な自分ってざまぁされる人間の特徴に当てはまっているのでは――と。
なんらかの因果によって突如異世界へ迷い込んでし
まったオタク大学生のレン。三時間でクビになったバイトくらいしか社会経験もスキルもないレンは、心優しい保護者の経営するハイスクールでこの世界について学べばいいという勧めに異論はなかった。
しかしこの世界では男女比が崩壊して久しく、女性は複数の男性を侍らせるのが当たり前。数少ない女子生徒たちももれなく逆ハーレムを築いている。当初は逆ハーレムなんて自分とは関係ないと思っていたレンだが、貴重な女というだけで男に迫られる迫られる! 貞操の危機に晒されたレンは、気心知れた男友達の提案で彼を逆ハーレムの成員ということにして、なりゆきで助けた先輩も表向きはレンの恋人のひとりというフリをしてもらうことに……。これで万事解決! と思いきや、なぜか男友達や先輩が本気になってしまって――?!
※舞台設定と展開の都合上、同性愛の話題がほんの少しだけ登場します。ざまぁの予兆までが遠い上、ざまぁ(というか成敗)されるのは編入生の親です。
※他投稿サイトと重複掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 00:00:00
116196文字
会話率:52%
フルダイブ型VRMMO。
それは全身の感覚を人工的に作られた夢の中に落とし込む技術。
21XX年はその、正真正銘ゲームの中の主人公となりきって架空の世界を自由に冒険出来るようになった技術革新によって、ゲーム業界は久しく見なかった苛烈な競争の
世界に舞い戻り、かつてない賑わいを見せていた。
そんな時代にリリースされた「隔世の夢路~遥かなる頂~」と言うタイトルがあった。それは知る人ぞ知る隠れた名作RPGの初代リメイクであり、原作をプレイしていたファンからは強く期待されていたタイトルでもあった。
これはそのゲームに携わった人々の、努力と涙と汗と、度重なる仕様変更と、仮初めの成果物と遅れるばかりのスケジュールと、睡眠不足と過労と休職と失踪と、怨嗟と憎悪と諦めと乾いた笑いと、明らかに間に合わないデバッグとそして殺意と、そうして迎えた末路と言う名のリリースと、そこから始まる悪夢の記録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-18 12:00:00
19049文字
会話率:29%
「無骨なドラゴンとちょっと残念なヒロインの終始ほのぼの、時にコメディなおはなし」
箱庭系スローライフが売りのゲームを起動させたら、見知らぬ大草原に!
ゲームの能力で小屋を建て畑に種を撒いたりしていたら……巨大なドラゴンが現れた。
「ドラ
ゴンさん、私とお友達になってください!」
『まあよい。こうして言葉を交わすこと、久しく忘れておった。我は邪黒竜。それでも良いのだな?』
「もちろんです! よ、よろしくお願いします!」
怖かったけど、ドラゴンとお友達になった私は、訪れる動物や魔物とお友達になりながら牧場を作ったり、池で釣りをしたりとほのぼのとした毎日を過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-06 18:02:11
94192文字
会話率:36%
日本一の高校生投手として全国に名を轟かせていた二三(いちなし)桜樹(おうき)は高校二年生の夏の甲子園を目前として怪我によって選手生命を絶たれた。
人生を賭けていた野球を失い、ぽっかりと空いた虚無感にやる気の起きない日々。
そんな時、か
つてのチームメイトから甲子園優勝の報告メッセージに紛れて一年以上連絡を取っていなかった妹の桜華(おうか)から久しくメッセージが入る。
『さく兄、ゲームしよ!(^o^)/』
ゲームを始めれば野球を忘れられるかもしれない。そんな気持ちから桜華に勧められるまま、数ヶ月前にリリースしたばかりのVRMMOSーRPG《 Infinity Pioneer Online 》を始めた桜樹。
そこで待っていたのはキャラの濃ゆい仲間達と、刺激的な日々、ネットの沼、萌えとアニメの巣窟だった。
つまりこの物語は元超一流野球青年がオタク化してネットに染まる話である。
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※ゲーム名はInfinity(インフィニティ)Pioneer(パイオニア)Online(オンライン)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 23:24:32
291699文字
会話率:50%
ウサギ山の公務兎であるウサタンは先日キツネ山で起こった山火事の被害状況を調査するために山の外周へ向かう。火事はウサギ山へ延焼する前、大雨により鎮火したことは分かっており、今回の仕事は言うなればウサギ山の民へ向けたパフォーマンスに外ならず、公
務兎が災害への意識関心を持っている証明としての意義を持つ。ウサタンはこの『意味のない』仕事に半ば不貞腐れながらも取り組むが、彼のもっとも好きなウサギ山の秋を堪能することでなんとか気持ちを納得させる。山の麓までやってきたウサタンが川の水で喉の渇きを潤していた時、流れの向こうから呼ぶ者がいた。それは古くからの友であるクマタンであった。クマタンとは就職以来久しく会うことはなかったため、予期せぬ再開にウサタンは驚きつつも変わらぬ旧友の姿に頬を緩めるのであった。
※遥彼方 様主催「イラストから物語企画」参加作品であり、作中のイラストも企画内容に則り使用させて頂いております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-02 20:48:35
5948文字
会話率:29%
先月投稿した短編「サイコパスの見分け方」が私にとって嫌な読後感を残すお話しでしたので、自分の中でのバランス上、良い読後感を残すお話しを書きたく本作を書き始めました。上手くいくかどうかは判りませんが。
大学受験に失敗した次の日
、主人公は幼い頃会ったきりで久しく会っていなかった祖母に会いに行きます。そこで主人公は、自分の祖母が実は人間ではなくとんでもない存在であったことを知ります。……えっと、まあ、そんなお話しです。全5節の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-09 12:05:10
17421文字
会話率:49%
散歩先でスカンボの花を見つけました。
「こんなに可愛らしい花だったかしら」と見惚れてしまい、久しく持っていなかった筆を手にとりました。
最終更新:2020-10-02 21:19:05
205文字
会話率:0%
彼女の名前はミコ様。
本当はもう少し長くて威厳に溢れる名前をしているんだけど、ミコ様って呼ぶ方が可愛いし、彼女にとっても似合うから僕はそう呼んでいる。
誰にも知られずにひっそりと廃れていく山奥の社で、存外に俗に塗れて暮らしている彼
女だけれど………こう見えても歴とした狐の神様。
つまりはお稲荷様だ。
小さな僕を見つけ、保護し護ってくれた彼女に僕は当然の結果として惚れ込んでいて──つい最近お互いの想いを打ち明けて、身も心も重ね合ったばかり。
それはもう、ケモノのごとく交わりあい、愛し愛されイチャイチャと過ごして来たのだけれど。
やっぱりと言うべきか、当たり前だと言うべきか。
ミコ様は僕の子を孕んでしまった。
いや、『しまった』と言う言葉は不適切だろう。
愛しい愛しい僕のミコ様のお腹の中に、僕らの愛が実ったのだ。
当然僕は喜んでいる。あんまり感情表現が得意じゃないから勘違いされるけど、こう見えてとても興奮しているし喜んでいるんだ。本当だ。
そんな僕らは、人間と神様と言う関係である以上様々な障害を抱えている。
それは生きていく時間であったり、俗世との繋がりだったりと、考えるだけでも面倒なモノがどっさりだ。
だけど僕はくじけない。
愛する妻と生まれくる子供のために、僕は全力で責任を全うするだけだ。
これはそんな僕らの慌ただしくも退屈しない、幸せな毎日の物語。
僕が人間から…………『神様』へと至る、数年間の物語。
もしアナタがお暇ならば、どうか僕らの惚気話に付き合って欲しい。
え、ただの自慢だけど?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 16:00:41
23576文字
会話率:39%
久しく会っていなかった友人を会うことになった。
最終更新:2020-04-07 00:00:00
289文字
会話率:39%
深夜の電車で居眠りをしてしまった社畜OL、橙子が目覚めると、見知らぬ駅に迷い込んでいた。途方に暮れていた彼女が出会ったのは、久しく会っていなかった旧友。そしてやたら目つきの悪い青年久次と、顔は良いのに愛想がない青年静真のコンビだった。彼らに
遭遇した結果、やたらとおばけに遭遇するようになってしまった橙子さんと、怪異専門の調査会社に勤める2人の都市伝説から始まるライトホラー。
※カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-05 00:00:00
148989文字
会話率:40%
翆峯高校二年、羽川には子供のころから自分にしか触れないし見えない「羽」があった。
高校二年に至るまで自分以外に羽のある人間と言うものを見たことがなかった彼は久しく存在を忘れていたが、転校生・天江侑子によって期せずしてその羽と向き合う事となっ
た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-29 17:33:32
2388文字
会話率:34%
「旦那様、僭越ながら申し上げますが」
「何かね」
「私めに欲情していただけないでしょうか」
「なんて?」
久しく書いていなかったのでリハビリに書きました。宜しくお願いします
最終更新:2020-01-19 00:31:44
3161文字
会話率:100%
友達の友達である彼女は、小学校の中学年ごろに、引っ越しを経験した。
その引っ越し先でも仲の良い子が増えたけど、ある日、そのうちの一人からお誘いがかかる。
「今日は上原屋敷で遊ぼうぜ!」と。
学区の端にあるその屋敷は、久しく人が住んでいな
いというのだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-02 21:25:57
3825文字
会話率:4%
久しく顔を合わせていなかった友人が、夜中、唐突に俺の家を訪ねてきた。
いかにも憔悴した表情を浮かべる彼を介抱しかけた俺だが、彼は俺の部屋のゴミ屋敷ぶりを見るや、元気を回復。
掃除の許可を申し出ると、嬉々として取り組み始めた。
この恩着せが
ましい行動、意味があるようでして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-22 21:01:56
3135文字
会話率:20%
小さい頃に楽しみだった、アスレチックのある運動公園。
山の上にある公園は、私にとって異世界を感じる不思議な場所だった。
十数年後。その公園に食人植物がいるといううわさが流れた。
久しくご無沙汰なうえ、大学生になって時間を持て余していた私は
、車に乗って例の公園へと向かう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-16 17:12:51
3970文字
会話率:4%
「なろう王道作品」とでも命名出来る、異世界転生やチート能力、ハーレム等のテンプレ的要素を盛り込んだ人気作品群。
娯楽作品として地位を確立して久しく、立派に存在価値が認められるべき作品群のたったひとつの疑問点は、主人公を貶める動機が弱すぎて
不愉快になる人物が多くいる事。
果たしてその人物が本当に全員必要なのだろうか?
そんな考察です。
★12月17日、誤字・脱字等を修正しました。文章が読みやすくなっていれば幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-16 20:10:09
2477文字
会話率:0%