戦場荒らしを生業とするカトーとスキピオは、へんぴな旧道で小規模な戦闘に遭遇し、そこでヤゴナ王国の王族ミトラを保護する。兵士に乱暴されかかっていたミトラは、どう見ても十代の少女なのだが……なぜミトラは女児として育てられたのか? 彼女(?)を殺
そうとしたのは誰か? 何のために? 次期国王の座をめぐって二つの勢力が暗躍する王国を舞台に、男の娘と二人のおっさんが紡ぐ、だれひとりとして格好よくない人情ファンタジー。
<登場人物>
ミトラ ……………姫として養育された男の娘
カトー ……………戦場荒らしのこそ泥①ヒゲ
スキピオ …………戦場荒らしのこそ泥②デブ
イフススメス ……ヤゴナ王国の国王
ナセルス …………元老院主席の名門貴族
ヤゴチエヌス ……後宮を仕切る宦官長
タケチウス ………オラスマ首長国の第8王子
アルカデウス ……第二王妃の子で王太子候補
ホノリス …………第三王妃の子で王太子候補
タビア ……………古タカハ朝出身の第三王妃
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 00:53:06
83037文字
会話率:52%
ある日気がつくと私は親指サイズになって、見知らぬ世界の、貴族の子弟が暮らす学院の寄宿舎にいた。どうやら〈召喚〉されてしまったらしい。しかも召喚されたこと自体が事故で、戻し方がわからないとか。途方に暮れる私を保護してくれたのはそれぞれ趣の違う
四人の少年たち。だがちょっと待て。服が珍しいからといってスカートをひっぱるな。私は小さくても人の言葉はわかるのだ。それに何、この鳥籠は。まさかここに入って暮らせというの?? 親指姫サイズになった女の子と四人の騎士のほのぼの同居生活物語。**折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-01 21:56:56
112546文字
会話率:36%
「複雑に絡んだ物語は、歪(いびつ)だからこそ終焉を迎えねば」
外を知らない紫色の娘。唯一の兄妹は魔女に立ち向う。橙色の灯火はまやかしの希望しか見せなくて、呪いを掛けられた猫と蛙は魔の者と関わる。孤独な白の姫君は黒に染まり、悲しみの蒼のドレス
を身にまとった淑女は自責の念に駆られた。運命の中心にいるのは二人の魔女。
いくつもの物語をつなげた先に見えるのは幸せな結末か、それとも……?
※以前サイトにて公開していた童話モチーフのお話です。加筆修正を加えて、現在はこちらだけで順に掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-10 21:00:00
249283文字
会話率:38%
持ち前の高い魔力を使って街で何でも屋を営み
平凡な暮らしをしていたティア。
しかし、亡くなってしまった母が、実は王妃様だった!?
いやいや平民街娘だったのに急にお姫様って言われても!
無駄にイケメンな騎士、王子、貴族に囲まれ
お姫様として
七転八倒!
魔力や平民感覚を駆使して立ち向かいます。
※ストーリー上攫われたりしますが基本主人公最強で、ベッタベタ展開でもいいよ!という方はどうぞ!
初小説なうえに見切り発車なのであしからず・・・【※2016/5/14に本編完結、後日談など更新予定です】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-26 14:16:27
207540文字
会話率:33%
『クアルト』と呼ばれるファンタジー世界の様な街。そこは『魔法で発展した』という『設定』の街だ。『設定』とはつまり、街の世界観を壊さない為の方便であり、科学の代わりに魔法、警察の代わりに騎士、車の代わりに馬車などを使用している。
その一風
変わった街の学園に通う、二人の学生が主役となる。
一人は、見た目は超絶美少女で、周りから姫の様に慕われているが、中身はゲス野郎の二神悠。
もう一人は、見た目は王子様のような美少年だが、中身は天然の葵=フォン=アインスブルグ。
ある日、悠は事故に遭い命の危機に陥るが、颯爽と現れた葵により救出され、その時に悠と葵は互いに一目惚れしてしまう。
これは、ベタな『運命の出会い』をした二人が、秘密を抱えたまま、互いに一目惚れした事を認めようとせず、勘違いの上に勘違いを重ね、迷走する。
そんなラブコメディ。
注意
この作品はラブコメです。ラブコメなのです!
読んでいると「あれ?」と感じる人がいるかもしれませんが、この題名が全てです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 20:27:51
150478文字
会話率:34%
2016年12月23日現在 更新目標値に達さなかった為、更新を停止。
第一話を除き、全話を削除しました。
一応リメイク作を検討していますが、ここで発表するかは未定です。評価してくださった僅か5人の評価者の皆様には心から感謝します。
「
最強の魔女」は事務員!?魔法を使いたいなら予算を寄越せ!
舞台は人類が宇宙を志向し、神のみが有した宇宙からの視点を手に入れても、国家や民族が消えて無くなる程ではない近未来。
ファンタジー世界ではお馴染みの君主のために命を捧げる騎士もいなければ、自分を救ってくれる王子の到着も待つ姫も存在しない。ドラゴンも魔王ももはや存在しない。
だが、女王と魔女は存在した。
これは存在する世界を間違えた哀れな魔女マリーと、存在する時代を間違えた哀れな女王アデレード。
彼ら二人が織り成すポリティカル・マジカルアクションである。
さぁ万年筆とスタンプで魔法を唱えよう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-16 21:13:25
9185文字
会話率:25%
なまけ癖の強い訓練兵の少年マーカスは、ある日隣国の姫クライネとの出会いで己の進むべき道を見い出す。
忠誠心とはなにか、今自分にできることは何か。
少年の成長物語。
最終更新:2016-11-09 16:04:10
78041文字
会話率:39%
夏休み? なにそれ、おいしいの?? って感じの仔猫(一応、伯爵令嬢)が、お友達の小鳥(巫女姫)と、竜(竜人の王子)が彼らなりに夏休みを満喫するお話しです。
子供たちだけで夏休み。それはもう、やりたい放題・・・なんでしょうねぇ。
夏休みのな
い大人たちも楽しんでいただければ何よりっ!
「ミルクティ色の仔猫」の登場人物の夏休み話です。短めにする予定です。(たぶん)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-24 00:00:00
17120文字
会話率:30%
――乙女ゲーシナリオの作者ですけど、自作乙女ゲー世界のチート愛されヒロインに転生した模様です――
川で溺れて意識を失ったあたし、影の薄いOL由理香が目覚めると、理想のイケメン騎士がベッドの傍で「ユーリッカ姫! ご無事で!」と目を潤ませていま
した。いやいやいや、騎士の知り合いはいないんですけど、と思っているうちに、どうやらあたしは、自分の作った乙女ゲーのシナリオ世界に転生したらしい事が判ってきました。しかもあたしの好みを詰め込みまくったイケメン達からモテまくりの美少女チートヒロインに。こうなったら、幸薄かった前世とはあっさりおさらばして、イケメン達とキャッキャウフフな毎日を楽しみたいと思います。美形、マッチョ、美少年、賢人、変人と取り揃えています。だけど、何故かシナリオになかった出来事が起こるようになってきて、予定外の大ピンチ。あたしの作った世界で、まさかのバッドエンド?! それだけは勘弁して下さい!
愛を知らなかったヒロインが、愛され転生で変わってゆくシンデレラストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-13 22:12:14
76881文字
会話率:50%
孤島の姫君アクア・モオは女騎士を目指しながらも、幼い日に約束を交わした王太子との再会を夢みていた。だが、王太子ドーファンはアクアの存在に気付かず、彼女の義理の妹マリー・ベルに惹かれていく。黒騎士アル・タヌイーンも加わり、4人はドラッヘン王国
を目指し長い旅路へと出発した。
モンゴル軍の脅威に晒されながらも砂漠の国ペルシアを旅したアクアはドラッヘン王国へ到達した。周りの状況が目まぐるしく変化するなか、アクアを取り巻く人間関係も大きく変わっていく。
婚姻が決まり、自身の出生の秘密を知ったアクアの心に変化が訪れる。謀反により国を追われたアクアたちは帝都へ逃げ込む。そこには衝撃の事実が待ち構えていた。
女騎士として闘いに明け暮れるアクアはローマへ旅立つ。自身のルーツと愛する人を求めて。
ドラッヘン王国へ戻ったアクアたちは、地獄の大蛇との最終決戦に臨む!
この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-08 00:00:00
286645文字
会話率:44%
優しかった父の死をきっかけに親戚である伯爵を頼って王都にやって来た僕、ベルリッツ・リーンガングは。
ひょんな事情により稀色を宿す姫の専属の騎士となった。
昔から憧れていた騎士になれはしたが、僕の仕える姫はとんでもない能力の持ち主で…
最終更新:2016-09-28 14:22:34
32325文字
会話率:46%
厳格な父の言い付けで「完璧な令嬢」であらねばいけなかったヴァイオレット。
彼女は王太子殿下に父の隠された行いを暴かれ屋敷と地位を失う。
それらを暴き裁いた殿下に「後宮へ来ないか」と誘われ、色を失っていた彼女の生活は殿下を通した様々な人との出
会いで色付いて行った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-10 09:30:03
23026文字
会話率:41%
これはヴィルヘルム王国の第1王女と、龍人族の少年との出会いと旅立ちの物語。
「今日から私がお前の主人だ!」
檻の外から言い放つ紅蓮の髪と瞳を持つ王女と、明らかに警戒心を放ちながら見上げる黄金の瞳の剣闘士。
様々な常識がぶっとんだ最強執事の爺
やや、メイド兼暗殺部隊所属の猫耳少女、妹溺愛なシスコン王子に、忠誠心の塊な騎士団長が織り成すドタバタほのぼのラブ(?)コメディー。
「姫様、女子力(物理)という言葉を知っておりますか?」
「・・・そうか!惚れされたければ戦って勝てということだな!」
「にゃははは、姫様ファイトですにゃ!」
「・・・・・(妹よ、それは違う気がするのだが?)」
はたして薔薇姫は龍の騎士の心を射止めることができるのだろうか!?(*物理的にではなく)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 14:14:56
46508文字
会話率:38%
見た目は王女、性欲は王子、その実態は、キスをすれば、どんな女の子もメスも魅了され、服従するチート異能を持つ王族の、王女として隠されて育てられた王子。
彼はかつて人類に倒された魔王の娘、魔姫率いる男を魅了する女型魔族たちに、女騎士団を率いて
戦いを挑む!
女騎士団長で王女のエメフィーは部下とのコミュニケーションと称して、同性のよしみで胸を揉む、スカートをめくる、パンツを下ろしてお尻を叩く、撫でる、そして、風呂場で全裸同士で押し倒す──。
だが、そんなエメフィー王女は、実は王子だった、と本人も十六歳の誕生日に初めて知らされた。
この国の男性王族は、十六歳になると異性にキスをするとその相手が魅了され、絶対服従するという能力が顕現する。
それを恐れたかつて倒いされた魔王の娘、魔姫(まき)は、王族に王子が生まれると、その子供を全てさらっていた。
魔姫の軍団は女型魔物で固められており、特に男を魅了する部隊も数多いため、王子の能力は脅威なのだ。
そのためエメフィーは王子として生まれたにもかかわらず、王女として育てられた。
そして、十六歳、その能力が顕現する事になった──。
自身、ずっと自分を王女だと思っていたエメフィーは「女の子だけで騎士団を作って魔姫の部下たちに魅了されない部隊を作って魔姫を倒そう!」と思っていたので創設した女騎士団の団長である。
彼は、彼以外女の子だけの騎士団を率いて、魔姫退治に向かうことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-24 07:21:25
107871文字
会話率:33%
勇敢な騎士が竜を退治し囚われの姫君を助けた、という似たような話はどこにでもある。
そして、第四王子・ミカイルは、そんなお伽話の『お姫様』になりたくて(騎士ではなく)、お伽話の『騎士』を具現化したような、騎士・アンジェリカのことが好きだった。
……当の本人は気づいていないが。
ところが、ミカイルの成人の日に、アンジェリカが彼の騎士をやめて大国・ルイセシア王国へ留学する話が持ち上がる。
"お姫様になりたい"王子様の、"憧れの騎士様"の如き女騎士への恋の行方は………
※更新はゆっくり。
※ベタな展開です。最後は甘々(な予定)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 09:58:51
1117文字
会話率:6%
膨大な魔力を、自身が創った規格外な魔剣に使って戦うことから、「魔剣姫」と呼ばれる少女。そして、叶わない愛の果てに狂ってしまった魔女。彼女達には、深い因縁があった。
二人が血を流しあう時、全ての謎が明かされる。
・・・なーんて、かっこよく
言ってみただけ☆
ある日目が覚めると、全く見覚えのない部屋にいた。しかも、目の前にはキラキラスマイルの王子様じゃなくて、熊みたいなごつい鍛冶屋の男がいて・・・。
うっかり異世界に転生してしまった少女が、チートな付与魔法で作った、『魔剣』を使って異世界を満喫する・・・はずだったお話。
※休載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 13:11:39
43121文字
会話率:22%
この国には国民に慣れ親しまれた有名な話がある。
【神獣の巫女姫】
それは本、絵本であったり、劇や吟遊詩人の話であったりとどこかで聞いたことがあるだろう。
しかし、その話には隠された真実があった。
これはその真実に翻弄されながらもいろいろなも
のと戦い、君と再会し、あなたと出逢ったあの子の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-17 19:34:44
52620文字
会話率:30%
7/5記:幕間が思った以上にコメディ色の強いものとなっております。サフィルイアのキャラを少しでも崩したくない方は、閲覧を控えた方が宜しいかと…】*主人公の女の子がはじめに病死します。生々しい描写はありませんが、そう言った記述がほんの少しでも
苦手な方は、閲覧しない事をお勧めします。◆佐和は生まれつき体が弱く、病院のベッドの上で過ごすことが日常と化していた。そしてそんな彼女が16歳の誕生日を迎えた夜、とうとうこの世を去ることになってしまった。再び佐和が目を覚ますと、そこは見たこともない世界。剣と魔法を操る騎士。空を駆けるペガサス。さらには万物の長として君臨するドラゴンがいる世界だった。そんな世界に、佐和は『鍵』として呼ばれたのだと説明される。異界を渡る姫と称される佐和に与えられた『鍵』としての役割とは何なのか?
◆沢山の方が既に書いていますが、今更ながらに異世界トリップ物ですみません。しかも王道鉄板の異界の王子様と現世の一般女子。ホント、捻りがなくてすみません。初めはシリアスですが、みやこマニアの方なら最終的に溺愛に辿り着くのは予想済みでしょうねぇ。いえ、合い間合い間にちょいちょい溺愛シーンが入ってきますがね。◆第一章はお話に入りやすいように、あまりゴチャゴチャと書かないように気を付けますので、割と読みやすいかと。異世界の設定を細かく掘り下げるのは、二章以降を予定……していると言えなくもない(汗)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-16 20:16:55
138647文字
会話率:28%
グリム童話の『かえるの王さま、あるいは鉄のハインリヒ』と言うお話をご存知でしょうか。
ある日池のほとりでボール遊びをしていたお姫様は、ボールを池に落としてしまいます。悲しむお姫様。そこに一匹のかえるが現れ「友達になる代わりに、そのボールを拾
ってあげよう」と言います。
お姫様はかえるのことを気味悪がりながらも承諾します。しかし、かえるがボールを拾ってあげた途端に、お姫様は城へと逃げ帰ってしまいます。
その後、諸々あり、お姫様はかえるが実はかっこいい王子さまだったことを知ります。かえるは王子の姿に戻り、めでたくお姫様と結婚するのでした。
そんな感じのお話です。
お話の中には、人間に戻った王子を迎えにやってきたハインリヒという騎士が登場します。
この作品はその騎士に注目して書いたものです。
※以前投稿したものですが、修正を加えたので再度投稿させていただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-07 14:08:40
1861文字
会話率:21%
未練を残したまま、若くして病によりこの世を去ろうとしていたサーヤは、その日、不思議な存在に拾い上げられた。
残される家族に幸福を与える代わりに、自分の世界を救ってくれと持ち掛けてくる。
承諾し、いざその世界に降り立ってみると……あら不思議。
サーヤは筋骨隆々とした、逞しい偉丈夫に変身していたのです。
――本来の身体を持ってくる訳にはいかぬ。生半な危難や病なぞ跳ね返すよう、ありったけの祝福を込めた、丈夫で健康な身体を貸し与えるからな!
ありがたいけど迷惑です『わらわ様』。違うんです、私本当は女なんです。
世界を救う為には、『わらわ様』から与えられた力を発揮しないといけない。でも、当代様と同じように祈っても何も起こらない。
――勇者殿! 力を合わせて共に戦ってくれ!
いやあの、そのこっぱずかしい称号はなんとかならないんですか駄目ですかそうですか。当代様の姫呼びが羨ましいです。オカマにも姫呼びをしてくれたって良いじゃないですか。
小市民なオカマ勇者様と天然熱血系王子様による、割としんどい魔物討伐記。
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※このお話には性転換要素が含まれます。苦手な方は回避をお願いします。
コメディだったりシリアスだったり忙しいです。後書きは完全にノリで書いたものなので、物語の雰囲気や余韻を著しく損なう恐れがあります。
本編九話+番外二話+オマケのエピローグ、夜と昼の十二時に更新します。
真麻一花様主催、『大団円ハッピーエンド企画』参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-19 12:00:00
83960文字
会話率:41%
別作品、「俺は竜と生きていく! 第一幕 マグナ・サレンティーナ動乱」の約1年後の世界。
13支族の一角、ブラックドラゴン、クリカラ首長国連邦のお話。時期筆頭首長第一候補のタイガとその表の婚約者ヒナ、そして裏の婚約者クーニャと「第一幕」の
主人公一行が織り成す政治が絡む恋物語。
種族が違うことで生まれる寿命の違いや政治的立場の違いに悩みながら、愛した人と共に生きる方法を模索するタイガの元に、人の身でありながら1000年を超える寿命を持つ竜に寄り添っていくと決めたレーゲンハルトとその仲間たちが訪れる。彼らによると歴代最強の竜、レッドドラゴンの先代筆頭であるヴァルチェスカが秘密裏に連邦内に潜入しているとの事。これが公になれば戦争のきっかけになりかねない。他国に知られる前に連れ帰りたい、という彼らの監視も兼ねて同行する形で連邦内を旅するタイガ、ヒナ、クーニャの3人。
城にこもっているだけでは得られなかった「竜騎士」や「永年の騎士団-エクイッチ・ミラ・メモリアス-」といった情報が3人の未来を切り拓く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-31 03:00:00
68812文字
会話率:45%